オリックスが連敗を5で止めた。3−3の6回、小谷野の2点適時打で勝ち越し、8回にロメロの2点二塁打で突き放した。新人の山岡が6回3失点で5勝目を挙げた。ロッテは涌井が5回途中まで3失点と粘れなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 2 | x | 7 |
ロッテ涌井は2点先制直後の5回、先頭T−岡田にソロ。さらに1死から1四球を挟む3連打で2点を失い、逆転されて降板した。伊東勤監督のコメント。
「エースらしい仕事じゃない。今年は、ここぞで抑えられない」。
ロッテは連勝を逃し、今季71敗目。シーズンの勝率5割以下が決まった。
先発の涌井が5回、もたなかった。2点先制直後の5回裏、T−岡田のソロなどで3点を失い、イニングの途中で降板した。
打線が一時同点に追い付いたが、6回にチェン、益田の中継ぎ陣が踏ん張れず、逆転を許した。
伊東勤監督(54)は「連勝、いけそうだったが。(涌井は)球数が多かった。我慢して投げて、(味方が)点を取った次の回をピシッと投げて欲しかった。今日はやってくれると思ったけど。先頭を出すのも多かったし、テンポが悪かった」と、今季3勝にとどまる涌井の投球を残念がった。
ロッテ先発の涌井秀章投手(31)は、4回1/3、7安打3失点で、5回もたずに降板した。
味方が2点を先制した直後の5回、オリックス先頭のT−岡田にソロを打たれた。1死後、1四球を挟む3連打で、さらに2点を失い降板した。6回に味方打線が一時同点に追い付いたため、勝ち負けはつかなかった。
涌井は「点を取ってくれたあとの5回ですね。自分の投げミスで先頭ホームラン。その後も踏ん張れなかった。最少失点で切り抜けないと。ああいう形でマウンドを降り、チームに申し訳ないです」と話した。
ロッテのウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が同点の5号ソロを放った。
2−3の6回2死で、オリックス山岡のスライダーをライナーでバックスクリーンまで運んだ。初球から6球連続で真ん中から外寄りのスライダーが続いた。フルカウントから最後の1球を仕留めると、「前の打席まで打ち取られていたけど、スライダーがいい投手なのでスライダーを待っていたよ。この打席はいい打席にしたかったし、しっかり捉えて同点に追いつくことが出来て良かった。次もいい打席にしたいね」と話した。
ロッテ田村龍弘捕手(23)が先制打を放った。
5回1死一、三塁で、オリックス山岡のフルカウントからの7球目、外寄り144キロを右前に運び、二塁走者をかえした。
さらに、山岡の暴投で2点目が入った。しかし、直後に涌井が3点を失い、逆転されて降板した。
田村は「何とか粘って、そろそろストレートが来るかなと思って、しっかり打ち返せました。その後ですね。ワク(涌井)さんをしっかりリード出来なかった。これ以上、失点しないように守りでも粘り強くリードしていきたい」と話した。
ロッテのドラフト2位ルーキー酒居知史投手(24)が19日、プロ初勝利から一夜明けを迎えた。
前日のオリックス戦で4安打2失点の完投勝利。試合後、お祝いの連絡が、たくさん届いたという。「100通ぐらい、きました。まだ返信しきれてません」と、嬉しそうに明かした。
ロッテは逆転負けを喫した。5回に田村が3試合連続打点となる適時打を放つなど2点を先制。その裏に涌井が3点を失って逆転されても6回にペーニャの5号ソロで追い付く粘りは見せたが力尽きた。
7回以降は無安打に抑え込まれた。伊東監督は「(今季は)こういう展開が多い。最後まで頑張るしかない」と気持ちを切り替えていた。
ロッテの涌井は5回途中まで3失点で降板した。打線が2点を先制してくれた5回、先頭打者のT−岡田に本塁打を浴びると、さらに1死満塁のピンチを招き、中島に逆転の2点適時打を許した。「踏ん張れなかった。最少失点で切り抜けないと」と反省した。
6月23日に3勝目を挙げてから7試合連続で勝ち星なしとなった。英二投手コーチは先発陣の層の薄さを理由に「来週も涌井に頑張ってもらうしかない」と奮起を促した。
ロッテ・涌井が5回途中3失点と粘れず、今季の勝率5割以下が確定した。
2点の援護をもらった直後の5回、先頭のT−岡田に被弾。1死満塁から中島に逆転打を許し降板した。一時同点に追いつき10敗目は逃れたが「自分の投げミスでホームラン。その後も踏ん張れなかった」と反省した。6月23日以来勝ち星がない右腕に、伊東監督は「今年はエースらしい仕事ができなかった。いいイメージを持って終わらないといけない」と厳しかった。
ロッテは5回に2点を先制したが、逆転負け。今季71敗目を喫し、勝率5割以下が決まった。
先発の涌井が5回途中3失点。序盤は走者を出しながら粘っていたが、2点の援護をもらった直後の5回、先頭のT−岡田に被弾。さらに1死満塁から中島に中前へ2点適時打で逆転されたところでマウンドを降り「最少失点で切り抜けないと。ああいう形でマウンドを降り、チームに申し訳ないです」と反省した。
エースの期待を背負いながらまだ3勝で、6月23日以来白星がない。伊東監督は「まだ残り試合はあるが、今年は最後までエースらしい仕事ができなかった。ここというときにほとんどやられている」と指摘。次週も登板機会はあることから「あと何試合投げるか分からないが、いいイメージを持って終わらないといけない」と立ち直りを求めた。
ロッテ・涌井秀章投手(31)が、5回途中3失点でKO。黒星こそつかなかったが、序盤から球数がかさみ、逆転を許して今季最短タイで降板した。敗れたチームの3年ぶりの勝率5割以下も確定した。
エースが踏ん張れない。6月23日のオリックス戦(ほっと)で挙げた3勝目を最後に、自己ワーストタイの4連敗中。この日も5回に2点を先制した裏に3点を奪われ「点を取ってくれた後の5回ですね…。ああいう形でマウンドを降り、チームに申し訳ないです」と振り返った。
今季は得点直後の失点が7度目。リードを守れなかった試合が11度もある。西武で3年、ロッテで4年、同じユニホームに袖を通し、今季限りで辞任する伊東監督も「残り試合はあるけど、最後までエースらしい仕事ができなかったね。点を取った次の回を抑えないと。今まで抑えていたけど、今年はここっていう時に打たれている。もう一踏ん張り頑張って欲しい」と奮起を促した。
また、益田の2軍降格も決まった。
ロッテ・涌井は5回途中まで3失点で降板した。
5回、T−岡田に本塁打を浴びると、さらに1死満塁のピンチを招き、中島に逆転の2点適時打。「踏ん張れなかった。最少失点で切り抜けないと」。6月23日に3勝目を挙げてから7試合連続で勝ち星なし。英二投手コーチは「来週も涌井に頑張ってもらうしかない」と奮起を促した。