8月29日8月29日ロッテが快勝した。2−2の5回、猪本が9年目でプロ初打点となる2点適時打を放って勝ち越し、7回に角中の2ランで加点した。唐川が6回2失点で7月8日以来の5勝目。オリックスは山田が5回途中4失点と踏ん張れなかった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| オリックス | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 千葉ロッテ | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | x | 6 |
ロッテ猪本がプロ初打点となる決勝打を放った。
再昇格即スタメン。1回、3回と走者を置いて2打席凡退し、迎えた2−2の5回1死満塁で、中前に2点適時打を放った。「それまで力んでいたので、リラックスしようと。今日は監督の55歳の誕生日。試合前、みんなで55点取ろうと言ってました」と興奮気味。熊本の先輩でもある伊東監督に白星を贈った。
55歳の誕生日に勝利球をもらったロッテ伊東勤監督のコメント。
「スタンドに投げようかと思ったけど（退任のため）今年で最後だから、もらっておこう」。
ロッテ猪本健太郎内野手（26）がマリンでお立ち台デビューした。
7番一塁で、再昇格即スタメン出場。1回、3回と走者を置いた場面で凡退を重ねたが、2−2の5回1死満塁でオリックス山田から中前に決勝の2点適時打を放った。
お立ち台では「今日は何が何でも勝ちたかった」と、伊東監督の55歳の誕生日を念頭に喜んだ。最後は「もう、ご存じですね。一寸先は！？」とスタンドに呼び掛け、ファンと一緒に「パラダイス！」と、野太い声を張り上げた。
「一寸先はパラダイス」が座右の銘だ。「明るくなるように、と。プラス思考で『一寸先は闇』をもじりました」と説明した。昨季限りでソフトバンクを戦力外となったが、昨秋の入団テストをへてロッテ入り。まさに、一寸先はパラダイスの野球人生を送っている。
伊東監督も「明るいし、声もよく出る」と、キャラクターを褒めていた。
ロッテ角中勝也外野手（30）が、3安打1犠飛3打点と活躍した。
初回に先制犠飛。3回は二塁強襲の内野安打。5回は左前打で猪本の決勝打につなげた。最後は、4−2の7回1死一塁でヘルマンから5号2ランを放ち、駄目を押した。
「（本塁打は）走者がいたので、とりあえず引っ張ろうと。タイミングだけ合わせて打とうと思ったら、ドンピシャでした」と、149キロを捉えた2ランを振り返った。
ロッテ唐川侑己投手（28）が、7月8日以来の白星となる5勝目を挙げた。
風速10メートル前後の強風の中、我慢強く投げた。バックの好守にも助けられ、6回7安打2失点にまとめた。4回にT−岡田に打たれた一時同点の2ランだけで、しのいだ。
「僕が頑張ったというより、野手のみんなが頑張ってくれました。全然良くなくてフラフラしたけど、守りが良かったので」と感謝していた。
ロッテが伊東勤監督（55）の55歳の誕生日に快勝した。
先発の唐川が6回7安打2失点にまとめ、5勝目。7回からは、有吉、大谷、松永が0でつないだ。
打線は2−2の5回、移籍1年目の猪本がプロ初打点となる決勝の2点中前適時打を放った。7回には、角中の5号2ランで引き離した。
伊東監督は「猪本は、しっかり仕事をしてくれた。今日みたいな活躍をすれば、また使おうと思う。右打者が不足している。良いところで打ってくれた」と、再昇格即スタメン起用に応えた猪本の活躍を喜んだ。
ロッテ猪本健太郎（26）がプロ初打点となる勝ち越し打を放った。
2−2の5回1死満塁でオリックス山田から中前打を放ち、2点を挙げた。この日、再昇格したばかり。それまでの2打席は、いずれも走者を置いて凡退だった。3打席目で起用に応え、「打ったのはツーシームです。何とか早く勝ち越したいと思っていたので、チャンスで打てて良かった。自分の出来ることは常に全力でやります。今日はチャンスで回って来て、打ててなかったので、三度目の正直で打てました。今日は監督の誕生日。何とか恩返しをしたい気持ち。監督の誕生日にプロ初打点。何か縁を感じます。絶対に勝ちましょう」と話した。
ロッテ伊東勤監督（55）が29日、55歳の誕生日を迎えた。オリックス戦（ZOZOマリン）の試合前練習後、報道陣からケーキでお祝いされた。
今季で退任する指揮官は「こうやってお祝いされるのも今年で最後と思うと、すごく残念でもあり、またこの5年間、よくしてくれた感謝の気持ちで複雑です。今年は成績が悪く、心底喜べないが、残り30試合、全力をそそいで1つでも多く勝って、応援してくれるファンの皆さんのために頑張りたい」と決意を口にした。
さらに、似顔絵入りゴルフボールとバスローブも贈られた。ゴルフボールを手にすると、「ありがたい。でも、OB打ったら、すぐ分かるね。大事に使わせてもらいます」と喜んでいた。
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手（38）が29日、腰の張りのため、出場選手登録を抹消された。
数日前から張りを訴えていたが、前日に投球練習を行った際は「大丈夫。予定どおり、行ける」と話していた。ところが、この日、症状が悪化した。
先発を予定していた30日のオリックス戦は、急遽、本来は中継ぎのチェン・グァンユウ投手（26）が先発することになった。伊東監督は「短いイニングで、複数人でまかなわないといけない」と話した。
ロッテは29日から、井口資仁内野手（42）の引退企画の一環として、ZOZOマリン開場後、試合前と3回表終了後に球場内メインビジョンで井口のこれまでの名場面を振り返る特別映像を流す。
29日から、引退試合前日の9月23日までのホームゲーム全11試合で毎回、井口の業績を振り返る様々なシーンを映像で照会する。初日の29日のオリックス戦は、移籍1年目の09年4月16日の楽天戦で延長10回にサヨナラ満塁本塁打を打ったシーン。映像終了後には引退試合までのカウントダウンが表示される。
ロッテが本拠地開催試合で行っている「マリーンズYOGAタイム」は、8月29日からのオリックス3連戦で「脇腹を伸ばすポーズ」を行う。
マリーンズYOGAガールの北原絵里菜さんは「左手の甲を腰に添えて、右手を下ろします。息を吸いながら右手を横から上げて、吐きながら上体を左に倒します。息を吸いながら、目線は空を見上げていきましょう。ここで何呼吸か続けていきます。このポーズは、脇腹を伸ばすことでお腹のむくみ改善につながるポーズです。さあ、気持ちがスッキリとしたところで精一杯、好調マリーンズを応援しましょう。GO、マリーンズ！ナマステ！」とPRした。
今季で引退するロッテ井口資仁内野手（42）が29日、2軍のロッテ浦和球場で練習を開始した。
若手の出場機会増を願い、前日に1軍登録を外れた。2軍本隊は遠征中のため、この日は残留組数人と練習。主に室内で打ち込んだが、笑顔も多く見られた。
約2時間の練習を終えると「本隊が戻ってきたら、またグラウンドでも出来る。楽しく、でも、自分に厳しくやっていきたい。良い感じで打ち込めたらと思います」と話した。
ケガの功名で、目指すは両利き！？
右手親指と人さし指を骨折したロッテ三木亮内野手（25）が29日、ロッテ浦和球場でリハビリを行った。24日の楽天戦で死球を受け骨折。全治3〜4週間と診断された。遊撃のレギュラーをつかんでいただけに、痛すぎた。腫れはだいぶ引いたが、まだ利き腕の患部を固めた状態。日常生活にも苦労するという。
「ご飯は、なるべく左手でつかんで食べられるもの。パンとかですね。お風呂も、濡れないようにしないといけないし、お店でお金を渡す時が大変です」と、苦笑いで明かした。
それでも、持ち前の明るいキャラは健在だ。「せっかくだから、両利きになろうかな〜」と言って、左手で投げる格好を披露。「試合前のボクサーみたいでしょ」と、写真撮影にもノリノリで応じていた。
ウイニングボールが誕生日プレゼントだ。今日29日はロッテ伊東監督の55歳の誕生日。唐川が中11日でオリックス戦に先発する。
「この期間は練習量を落として、体調を整えました。明日は、できることをやりたい。勝ってプレゼントできたらいい」と、勝利球を贈ることを目標とした。
『崖っぷち男』猪本が恩返しの一打だ。5月以来となる1軍昇格で即「7番・一塁」で先発。5回1死満塁で中前へ勝ち越しの2点打を放ち、プロ初打点を記録した。ソフトバンク戦力外から入団テストを経て今季入団した、9年目の26歳。熊本の同郷でもある伊東監督の誕生日に初めてお立ち台に上がり「何が何でも勝ちたかったので良かった」と笑顔を見せた。
この日が55歳の誕生日の伊東監督は、ウイニングボールを手に「最後だから、もらっておこうかな」と頬を緩めた。試合前の円陣では選手達が「55点取ろうぜ！！」と声を掛け合ったという。今季限りでの辞任を発表している指揮官は、残る今季の戦いを見据え「全力を注いで1つでも多く勝ちたい。応援してくれるファンの方のためにも、最後まで頑張りたい」と誓っていた。
ロッテの唐川が7月8日以来の5勝目を手にした。1回、右翼手の清田、一塁手の猪本の好守に助けられて無失点で切り抜けると波に乗った。強風の中でも制球を乱さず6回を2失点。「守りがすごく良かったので」と野手に感謝の言葉を述べた。
伊東監督の55歳の誕生日だった。粘りの投球で白星をプレゼントし「負けられない理由があった。試合を壊さないように頑張った」と振り返った。
ロッテ・伊東勤監督が29日、55歳の誕生日を迎えた。練習後に報道陣からケーキで祝福され、似顔絵入りゴルフボールとバスローブを贈られた指揮官は「お祝いしてもらうのも今年で最後。残念な気持ちとこの5年間への感謝の気持ちで複雑」と素直な思いを明かした。
8月中旬に今季限りでの辞任を発表。ロッテは現在パ・リーグ最下位で、若手を起用しながらの戦いが続く。
来季以降も見据えた起用を続ける伊東監督は「今年は成績が思わしくないので喜べない現状ですが、残り30試合全力を注いで1つでも多く勝ちたい。応援してくれるファンの方のためにも最後まで頑張りたい」と誓っていた。
ロッテのスタンリッジが29日、腰の張りを訴えて出場選手登録を外れた。先発予定だった30日のオリックス戦はチェンが代役を務める。スタンリッジは今季14試合に登板して4勝6敗、防御率4.32の成績。
ロッテは29日から、井口資仁内野手（42）の引退企画の一環として、試合前と3回表終了後にZOZOマリンのビジョンでこれまでの名場面を振り返る特別映像を流す。29日の試合から引退試合前日の9月23日までのホームゲーム全11試合で毎回、井口の業績を振り返る様々なシーンを映像で流す。
29日は、移籍1年目の2009年4月16日の楽天戦で、サヨナラ満塁本塁打を放ったシーン。映像終了後には引退試合までのカウントダウンが表示される。
ロッテは、29日からのオリックス3連戦（ZOZOマリン）で、「マリーンズYOGAタイム」を実施する。今回は「脇腹を伸ばすポーズ」で。球場内ビジョンで5回表終了後にマリーンズYOGAガールの北原絵里菜さんが短いレッスンを行う。
北原絵里菜さんは「左手の甲を腰に添えて、右手を下ろします。息を吸いながら右手を横から上げて、吐きながら上体を左に倒します。息を吸いながら、目線は空を見上げていきましょう。ここで何呼吸か続けていきます。このポーズは、脇腹を伸ばすことでお腹のむくみ改善につながるポーズです。さあ、気持ちがスッキリとしたところで精一杯、好調マリーンズを応援しましょう。GO、マリーンズ！ナマステ！」とコメントした。
日本野球機構（NPB）と日本プロ野球選手会の事務折衝が29日、東京・港区のNPB事務局で行われ、選手会側が要望している若手選手らの契約更改時の金額の事前提示について継続審議することになった。
NPBの選手関係委員会は「書面での通知はできない。個人情報でもあり簡単ではない」とし、新人や初めて1軍登録された選手らに査定内容を説明することを提案。選手会側は「金額を考える時間を与えて欲しいので趣旨が違う」と難色を示し、「10月には契約更改が始まるので、それまでに形にしたい。全員が1度保留することを決議しているので、その可能性もある」と説明した。
同点の5回1死満塁。この日昇格して即スタメン起用されたロッテ・猪本が、中前に打ち返した。「必死にいきました！」。2人の走者を還し、プロ9年目の初打点、そして初の決勝打。前の2打席は好機で凡退していただけに、三度目の正直に安どした。
「何が何でも勝ちたかった」と意気込んだのは、この日が伊東監督の55歳の誕生日だったからだ。08年育成ドラフト4位でソフトバンクに入団も昨季限りで戦力外となり、テスト入団で同じ熊本出身の指揮官率いるロッテに拾われた。恩返しの思いは人一倍強い。試合前の円陣で声出し役を任されると「監督の55歳の誕生日。55点取りましょう！」と声を張り上げた。49点足りず「さすがに無理でした。でも勝ててよかったです。監督の誕生日にプロ初打点で縁を感じます」と笑った。
普段は記念球に興味を示さない伊東監督だが、この日は「最後だからもらっておくよ」。ウイニングボールを試合後の会見でも大事そうに握りしめていた。
ロッテ猪本健太郎内野手のプロ9年目で初打点をマークした。
2−2の5回1死満塁の好機で打席に入ると、山田から勝ち越しの2点適時打。「何とか早く勝ち越したいと思っていたので、チャンスで打てて良かった。自分のできることは常に全力でやります。今日は監督の誕生日で何とか恩返しをしたい気持ち。監督の誕生日にプロ初打点。何か縁を感じます」と喜んだ。
08年育成ドラフト4位でソフトバンクに入団。16年限りで戦力外となり、テスト入団で今季からロッテに加入した。5月5日に今季初昇格も、4試合の出場で15日に出場選手登録を外れていた。4ヶ月弱の2軍暮らしを経てようよくこの日、1軍に合流。この日55歳の誕生日を迎えた伊東監督は「できるだけ多くの人にチャンスを与えられるようになれば。若い人達も頑張っているので刺激になればいい」と話し、いきなり「7番・一塁」で先発起用。初回には守備でも好プレーを見せるなど、必死のプレーで応えた。
ロッテの伊東勤監督が29日、55歳の誕生日を迎えた。
練習後に報道陣から似顔絵入りのケーキで祝福されると「こうやってお祝いしていただくのは今年で最後だなと思うと、残念でもあります。今年は成績が思うようにいかず喜べない状況ですが、55歳になったんだなあと思います」と感想を口にした。
今季限りでの退任を表明しており、残りはちょうど30試合となった。「この30試合に全力を注いで、1つでも多く勝っていけるように最後まで頑張りたい」と最後は強い決意表明で締めくくった。
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手が腰の張りのため出場選手登録を外れた。30日のオリックス戦（ZOZOマリン）に先発予定だったが回避となる。
伊東監督は「さっきキャッチボールをやって、投げられる状態ではなかった」と説明。「あまりに急すぎたのでチェンに短い回でも投げてもらい、複数人でまかなわないと」と話し、代役はチェンが務めることになった。
ロッテは29日、井口資仁内野手の引退企画の一環として、開場後試合前と3回表終了後に球場内メインビジョンにて井口のこれまでの名場面を振り返る特別映像を流すことが決まったと発表した。
29日から引退試合前日の9月23日までのホームゲーム全11試合で毎回、井口の業績を振り返る様々なシーンを映像として流します。
今日29日のオリックス戦は、移籍1年目の09年4月16日楽天戦にて延長10回にサヨナラ満塁本塁打を打ったシーン。映像終了後には引退試合までのカウントダウンが表示される。
ロッテがZOZOマリンスタジアム球場内ビジョンにて5回表終了後に実施している「マリーンズYOGAタイム」。29日からのオリックス3連戦は「脇腹を伸ばすポーズ」を行う。
ホットヨガスタジオLAVAにてヨガのインストラクターを務め、マリーンズYOGAガールの北原絵里菜さんは「左手の甲を腰に添えて、右手を下ろします。息を吸いながら右手を横から上げて、吐きながら上体を左に倒します。息を吸いながら、目線は空を見上げていきましょう。ここで何呼吸か続けていきます。このポーズは、脇腹を伸ばすことでお腹のむくみ改善につながるポーズです。さあ、気持ちがスッキリとしたところで精一杯、好調マリーンズを応援しましょう。GO、マリーンズ！ナマステ！」とコメントした。
日本野球機構（NPB）と日本プロ野球選手会（嶋基宏会長＝楽天）の事務折衝が29日、都内で行われた。選手会が求めている契約更改交渉での提示内容の事前通知について、12球団は応じない姿勢を変えずに継続審議となった。
12球団側は新人、初めて1軍登録された選手に査定内容をしっかり説明すると提案した。しかし、選手会の森忠仁事務局長は「意図していたところと全然違う」と話した。今後は12球団の選手会長らと対応を協議するが、10月6日の次回折衝で満足のいく回答が得られなかった場合、今オフの交渉で全選手が最初は保留するなどの手段に出る可能性がある。
ロッテ・伊東勤監督は、55歳のバースデー勝利を喜んだ。昨年まで西武監督時代を含め、誕生日は8年間で1勝6敗。相性が良くない中、投打がかみ合っての勝利だ。メモリアルボールは自宅に1つもないと言うが、この日ばかりは「最後だからもらっておこう」と大事そうに持ち帰った。
今季限りで辞任。「応援してくれるたくさんのファンの人のために頑張りたい。最後まで捨てることはしない。全部勝つつもりで全うしたい」。試合後には右翼スタンドから「ハッピーバースデートゥーユー」の演奏が贈られたが、その時はコーチミーティング中で聞くことができず。後から関係者に知らされ、グラウンドに姿を見せて応援団に感謝を伝えられなかったことを悔やんでいた。
なお、この勝利で、ロッテの指揮官としては、山本功児氏に並ぶ324勝目を挙げた（西武監督としても287勝）。勝利数上位は次の通り。
ロッテ・猪本健太郎内野手（26）が、9年目で嬉しいプロ初打点をマークした。
この日は5月15日に出場選手登録を抹消されて以来の1軍昇格で、「7番・一塁」でスタメン出場。同点の5回1死満塁で中前安打を放ち、2点を勝ち越した。通算13試合目、24打席目での初打点。同郷の伊東監督の55歳の誕生日を祝う一打に「何とか早く勝ち越したいと思っていたので、チャンスで打てて良かった。何とか恩返しをしたい気持ち。監督の誕生日にプロ初打点。何か縁を感じます」と喜んだ。
猪本は、鎮西高から08年の育成選手ドラフト4位でソフトバンク入りし、13年オフに支配下契約。昨オフに戦力外通告を受け、ロッテにテスト入団した。
日本野球機構（NPB）と日本プロ野球選手会の事務折衝が29日に都内で行われた。
選手会が求めている契約更改時の年俸提示額の事前通知制度の導入について、NPB側は金額の通知には応じない姿勢を変えず、新人や1軍初出場の若手選手を対象に査定制度の説明会などを行う案を提示したが、選手会側は納得せず継続協議となった。
ロッテ・猪本は両肩の力を抜いた。同点で迎えた5回1死満塁。山田のチェンジアップを捉えると、打球はライナーで中前に弾んだ。勝ち越しの2点適時打は、プロ9年目での初打点となった。
前の2打席は好機で凡退し「リラックスしてセンター返しを心がけていた」。今季2度目の1軍昇格。「7番・一塁」で即スタメン、即結果を出した。
ソフトバンクを自由契約になり、昨秋テスト入団。5月4日に1軍に初昇格したが、4試合で8の1。再びファームに戻った。好きな言葉は「一寸先はパラダイス」。常に明るく、前向きにプレーしてきた。
この日は伊東監督の55歳の誕生日。同じ熊本県出身で「恩返ししたい気持ちでした」。来季に向け今後1試合1試合が勝負。パラダイスを信じる。
ロッテは29日、今季限りで引退する井口資仁内野手（42）の引退企画の一環として、開場後の試合前と3回表終了後に球場内メインビジョンで、名場面を振り返る特別映像を放映すると発表した。
29日から引退試合前日の23日までのホームゲーム全11試合で毎回、井口選手の業績を振り返る。
29日のオリックス戦は移籍1年目の09年4月16日の楽天戦で延長10回にサヨナラ満塁本塁打を放ったシーン。映像終了後に引退試合までのカウントダウンが表示される。
ロッテは29日、「マリーンズYOGAタイム」のオリックス3連戦のテーマを「脇腹を伸ばすポーズ」と発表した。
「マリーンズYOGAタイム」はZOZOマリン内ビジョンで、5回表終了後にホットヨガスタジオLAVAのインストラクターを務める北原絵里菜さんがファンに短いレッスンを行うもので、今ではZOZOマリン名物になっている。
北原さんは「左手の甲を腰に添えて、右手を下ろします。息を吸いながら右手を横から上げて、吐きながら上体を左に倒します。息を吸いながら、目線は空を見上げていきましょう。ここで何呼吸か続けていきます」とやり方を説明した。
さらに「このポーズは、脇腹を伸ばすことでお腹のむくみ改善につながるポーズです」と効能を強調。最後に「さあ、気持ちがスッキリとしたところで精一杯、好調マリーンズを応援しましょう。GO、マリーンズ！ナマステ！」と呼びかけた。