オリックスが21安打14得点の猛攻で快勝した。2回に若月の適時打などで2点を先行し、3回は打者9人で4点を追加。その後も着実に加点した。新人の山本は5回2失点でプロ初勝利。ロッテは投手陣が総崩れだった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 | 2 | 5 | 1 | 0 | 14 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 |
ロッテ打線は相手先発山本に5回まで2得点。伊東勤監督のコメント。
「今日は打てそうだったけど。150キロを投げるし、先が楽しみだと思う」。
ロッテ先発関谷の乱調が痛かった。5回で4者連続を含む8三振を奪ったが、11安打に4四球で6失点。押し出し四球も2つあり「申し訳ありません。その言葉しか出てこないです。すいません」。
打線は相手先発山本に5回まで2得点。伊東監督は「今日は打てそうだったけど。150キロを投げるし、先が楽しみだと思う」と脱帽した。楽天藤平に続き、高卒新人にプロ初勝利を献上した。
ロッテが21安打を許して大敗した。先発の関谷亮太投手(26)が乱調。5回までに8三振を奪いながら、11安打4四球で6失点という謎めいた投球だった。クリーンアップを含めた4者連続三振がありながら、5連打と3連打を浴び、2つの押し出しもあった。
捕手出身の伊東監督は関谷の投球について「これだけ打ち込まれて、やっぱり力不足というか。最初からピンチの連続でいい流れをつくれなかった。初回は切り抜けたけど本来の投球じゃない。ボールの切れもないし、全部コースが甘い。追い込んだら投球できるけど、カウント球が入らない」と分析した。
ロッテ大嶺翔太内野手(25)が5回、適時打を放った。1死三塁から、高卒ルーキー山本のフォークを中前にはじき返した。
6月11日ヤクルト戦(ZOZOマリン)以来、2ヶ月以上ぶりとなる適時打に「打ったのはスライダー。なかなか結果が出せていなかったので打てて良かったです。まだ、試合は中盤なので逆転できるように頑張ります」とコメントした。
ロッテのジミー・パラデス内野手(28)が3回、8号ソロを放った。
高卒ルーキー山本の149キロの直球をバックスクリーンに運んだ。7月11日西武戦(メットライフドーム)以来の本塁打に「打ったのはストレート。前のイニングが長くなってしまったので、特に何を考えるのではなく、甘いボールだけ狙っていた。アグレッシブにいったことが、ホームランにつながってくれたと思う。久しぶりのマリンでのホームラン、気持ちが良かったデス」と話した。
5回の第2打席でも中堅フェンス上部に当たる二塁打を放った。133キロのスライダーを打ち返し、打線の中で目立っていた。
先発の関谷は5回までに11安打6失点。6回から登板した2番手の宮崎も2回7安打7失点と投手陣が崩壊した。前回8月24日の楽天戦(ZOZOマリン)で今季初勝利を挙げた関谷だったが「申し訳ありません…その言葉しか出てきません」と言葉少な。伊東監督は「見ての通り。力不足。修行が足りません」というしかなかった。
ロッテは投手陣が総崩れとなった。2年目の関谷が先発して5回を投げて11安打を浴びて6失点すると、2番手の宮崎も立て直せず、2回7失点。関谷は「申し訳ない。その言葉しか出ない」と力なく語った。
伊東監督は「力不足がそのまま出た。まだまだ修行が足りない」と厳しい口調で振り返った。相手先発の高校出新人の山本については「いい投手。前回の方が良かったが、150キロ台の球速が出るし、先が楽しみ」と話した。
ロッテは「ブラックブラック2017」として開催する9月2日+土)の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム、午後5時試合開始)でロッテブラックブラックガムを来場者先着2万人に配布する。当日、通常はビジターで着用するブラックユニフォームで戦うほか、来場者全員に現行デザインのビジターブラックユニフォームを配布する。
鈴木大地内野手は「当日はガムとビジターユニフォームが配られるという事で、ぜひ球場に足を運んでいただき、応援していただければと思います。また5回裏終了後には花火も上がります。一緒に黒のユニフォームを身にまとい、勝利の喜びを分かち合いましょう」とコメントした。
ロッテは今季ワーストの21被安打で連敗。伊東監督は「見ての通り。力不足がそのまま出ている。まだまだ修業が足りない」と嘆いた。
先発の関谷は5回11安打6失点と崩れて3敗目を喫し「申し訳ありません…。その言葉しか出てこないです」とうなだれた。打線は7月25日の日本ハム戦以来、1ヶ月ぶりに外国人野手3人をスタメン起用。3回にパラデスが中越え8号ソロを放ったが、山本を序盤で崩せずプロ初勝利を許した。
ロッテは31日、「ブラックブラック2017」として開催する9月2日の日本ハム戦(ZOZOマリン、17:00試合開始)で「ロッテブラックブラックガム」を来場者先着2万人に各ゲートにて配布すると発表した。当日は通常はビジターで着用するブラックユニフォームで戦うほか、来場者全員に現行デザインのビジターブラックユニフォームを配布する。
開催に向け、鈴木は「当日はガムとビジターユニフォームが配られるという事で、ぜひ球場に足を運んでいただき、応援していただければと思います。また5回裏終了後には花火も上がります。一緒に黒のユニフォームを身にまとい、勝利の喜びを分かち合いましょう」と来場を呼び掛けた。
あまりの惨敗劇にロッテ・伊東監督は「見ての通り。何も話すことはない。ないとは言えないが…。力不足、修行が足りないというか」と切り出した。
先発・関谷の乱調を宮崎、田中靖が受け継いだように打ち込まれた。「ねっ、3人で終わったのは最後だけでしょ」。確かにオリックスの9回の攻撃だけは3人だった。
ロッテ先発の関谷が今季2勝目を狙ってマウンドに上がったが、思いもよらぬ結果となった。
5回を被安打11で6失点。「申し訳ありません…」と話すと、「その言葉しか出てこないです。すいません」と肩を落とし、声を絞り出した。
1回、いきなり先頭のマレーロに二塁打を浴びて、さらに味方の失策も絡んで一、三塁とした。
このピンチに吉田正、ロメロ、小谷野を空振りの3者連続三振。2回に入ると先頭のT−岡田を空振り三振。4者連続三振だ。
これで乗るかと思われたが、2回に中島以下に5連続長短打を浴びて2点の先制を許した。
3回には先頭のロメロへの四球から小谷野以下の3連打と2個の押し出し四球などで4点を失った。
これで試合の試合の行方は決まった。
前回、初勝利を挙げた24日の楽天戦。1回の無死一、三塁、そして2回の2死満塁を乗り切ったが、この夜はそういかなかった。
伊東監督は「前回はよかった。序盤のピンチを切り抜けてテンポよく投げた」と評価する一方で、「ストライクを取り過ぎるところがある。テンポよく、低めに投げて欲しい」と不安を交えて話していた。
関谷、夏場には1回から帽子の庇から汗がしたたり落ちるほど汗をかく。この夜のZOZOマリンの気温は20度前後だった。
快適な環境で、被安打「11」ながら、奪三振は「8」だったのだが…。球数は「119」だった。
ロッテは「ブラックブラック2017」として開催する9月2日の日本ハム戦(ZOZOマリン、午後5時開始)で「ロッテブラックブラックガム」を来場者先着2万人に各ゲートで配布すると31日に発表した。
当日は通常、ビジターで着用するブラックユニホームで戦うほか、来場者全員に現行デザインのビジターブラックユニホームを配布する。
鈴木大地主将は「当日はガムとビジターユニホームが配られるということで、ぜひ球場に足を運んでいただき、応援していただければと思います。また5回裏終了後には花火も上がります。一緒に黒のユニホームを身にまとい、勝利の喜びを分かち合いましょう」と熱く呼びかけた。