ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手(38)が現役続行の意思を固めたことが15日、分かった。
来日通算10年目のチーム最年長右腕は「少なくとも、もう1年はプレーしたい」と話した。昨オフに米国に帰国する際は、現役を続けるか迷っていることを明かしていた。最終的に現役続行を選択したが、今季ここまで4勝にとどまり、現在は腰痛で2軍調整中。それでも「今は、気持ちはすごく前向き」と意欲的だった。
ロッテは、外国人選手の去就はシーズン終了後に決めるのが基本方針。スタンリッジに残留要請するかは未定だ。ただ、スタンリッジは5月に国内FA権を取得しており、来季は外国人選手枠を外れる。米球界復帰は考えておらず「来年は“日本人”になる。興味を持ってくれる球団があると嬉しい」と、日本でのプレー続行を希望している。
ロッテ二木康太投手(22)が台風18号の動きを気にした。
15日、投手陣の一部がKoboパーク宮城で練習。17日の楽天戦に先発予定の二木は、キャッチボールやダッシュなどを繰り返した。
予報では台風が東北にも近づいている。「雨にならないといいんですが…」。今季ここまで、120回1/3に登板。自身初のシーズン規定投球回まで、残り22回2/3だ。順調なら、あと3試合に先発するが、「8回、8回、7回と投げないと届かない。結構、きついとは思います」と、簡単でないことは自覚している。それだけに、1試合でも雨で流れるのは避けたい。「規定、行きたいです」と、17日の好天を願っていた。
セ、パ両リーグは15日、14日現在の入場者数を発表した。セ・リーグ全体では1282万1280人、1試合平均は3万2624人で前年同期比1.5%増。パは979万9493人、1試合平均2万5788人で同0.2%増となった。
球団別は、セは阪神が279万8449人でトップ、巨人が268万3263人で続いた。前年同期比の増加率ではヤクルトが4.2%増、中日は4.3%減。パはソフトバンクが231万6630人で最多で、2位は日本ハムの175万6976人。増加率では楽天が10.7%増、オリックスは10.9%減だった。
平均試合時間は、セの全体が3時間13分(9回で終了した試合は3時間7分)、パは3時間14分(同3時間10分)。
2年目のロッテ・成田が29日のオリックス戦(ZOZOマリン)でプロ初先発する。
6日にプロ初昇格。救援で2試合に登板し、先発調整を行うため12日に出場選手登録を外れた。伊東監督も「うちはなかなか高卒の生きのいい投手が出てこないが久々にそういう若者」と期待を寄せる19歳左腕が、本拠地のマウンドで初勝利を目指す。
ロッテの有吉優樹投手が15日、Koboパーク宮城で休日返上で汗を流した。
この日は札幌から仙台へ移動後に先発投手の練習が行われたが、有吉も「移動で体がかたまるので、少し動かしておこうと思った」とキャッチボールなどを行った。九州三菱自動車からドラフト5位で入団し、新人ながら開幕から1軍にフル帯同して、ここまで49試合に登板。節目の50試合まであと1に迫るが「今は意識していない。それよりずっと1軍にいるのが目標だった」とシーズン最後まで1軍で投げ続けることを改めて誓った。
プロ野球のセ・パ両リーグが9月14日現在の球団別入場者数と平均試合時間を発表した。
1試合平均入場者数では阪神が4万2401人で12球団トップ。前年比では楽天が10.7%増の2万4998人でトップだった。リーグ別ではセが前年比1.5%増。パが0.2%増。
オリックスは前年比10.9%減の2万2409人。他にはロッテ(6.3%)、中日(4.3%)、巨人(1.6%)が前年を下回った。
平均試合時間は9回試合でセ・リーグは3時間7分(前年3時間10分)。パ・リーグは3時間10分(前年3時間13分)で、ともに短縮傾向にあった。
球団別の1試合平均入場者数は次の通り。
セ、パ両リーグは15日、今季これまでの観客動員数(交流戦を含む)を発表し、セが前年同時期と比べ1.5%増の1試合平均3万2624人、パが0.2%増の2万5788人となった。
12球団最多は阪神の4万2401人で、巨人が4万1281人で続いた。楽天は2万4998人で、前年比で10.7%の大幅増となった。
平均試合時間はセが3時間13分、パが3時間14分で、昨年同時期と比べセが2分、パが5分短くなった。