わたしはかもめ2017年鴎の便り(9月)

便

9月25日

ロッテ二木が調整、26日ソフトバンク戦先発[ニッカン]

ロッテは25日、先発投手の一部がZOZOマリンで練習した。

26日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)には、二木康太投手(22)が先発する。キャッチボールなどで調整すると「前回の西武戦(19日)は、あまり良くなかった。真っ直ぐで、しっかり押して、フォークで三振を取るのが理想。そうしたいですね」と意気込んだ。

ページトップ

ロッテ、10・5までマリーンズストアで感謝セール[ニッカン]

ロッテのマリーンズストア各店では、今季の感謝を込めて10月5日のホーム最終戦まで「マリーンズストア 2017ファイナル感謝セール」を開催する。

青色のマリンフェスタのレプリカユニホームのネーム無し6500円が3250円になるなど、大幅値下げする。さらに、期間中にマリーンズストアにて一会計につき税込み5000円以上を買った人には、先着でビジターユニホームをプレゼントする。

ページトップ

[プロ野球番記者コラム]ロッテ大谷寝る前に野球準備、にじみ出る実直な人柄[ニッカン]

ロッテ大谷智久投手(32)には、遠征先で夜寝る前に必ずやることがある。私服をたたみ、身の回りの物を片付ける。翌日に使う野球道具も準備する。全てきっちりやってから、眠りにつく。「もし打たれた時、『あれをしなかったから打たれたんだ』って思ってしまうので」。理由に、実直な中継ぎ右腕の人柄がにじみ出ていた。

その大谷が、先日、節目に達した。21日の西武25回戦(メットライフドーム)の8回に登板。3者凡退に抑え、通算100ホールドを記録した。球団では、薮田、益田に続く3人目。プロ8年目で到達したが、「失敗した試合の方が記憶に残っているし、つらいことの方が多かったですが、野球選手である以上、通過点として上を目指していきたい」と、これまた実直な人柄がにじみ出るコメントを残した。

翌日に試合がある時は、お酒を飲まないという。常に登板する可能性がある中継ぎだからかと思ったら、少し違った。「飲んでしまうと、次の日の準備をしないで寝てしまう」からだった。打たれてパッと飲みたくなった日もあっただろう。それでも、グッとこらえ、服をたたんで翌日に備えてきた。小さなことの積み重ねが実った100ホールドだった。

余談を−。大谷から、そんな話を聞いた日の夜、私は札幌のすし屋で酒をくらった。ホテルに戻り、当然のように寝落ち。気がついた時は、午前4時だった。

ページトップ

ロッテ・二木、井口がゲスト解説の26日ソフト戦で先発「緊張する」[サンスポ]

ロッテの監督就任要請を受諾する意思を固めた井口が、26日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)のテレビ中継(九州ローカル)でゲスト解説する。先発するロッテ・二木は25日、「緊張するが、何か変える訳ではない。自分の投球をしたい」と意気込んだ。24日の引退試合で井口が放った劇的な同点弾には「感動した。まさかという感じでした」と興奮冷めやらぬ様子だった。

ページトップ

ロッテ、「マリーンズストア2017ファイナル感謝セール」開催[サンスポ]

ロッテは、10月5日のホーム最終戦までマリーンズストア各店で「マリーンズストア2017ファイナル感謝セール」を開催する。

目玉商品として青色のマリンフェスタのレプリカユニフォーム(ネーム無し6500円→3250円。ネーム無しキッズ5000円→2500円。ネーム入り9000円→4500円)、キャップマリンフェスタレプリカキャップ(キッズ2700円→1350円。フリー、XL 3000円→1500円)、ネーム&ナンバーTシャツ(3500円→1750円)、フェイスタオル各種(1300円→650円)などが全品50%引き。マジェスティック社製のパーカーが全品40%引き(6500円→3900円)、マリーンズフリースが全品1000円(4200円→1000円)になるなど、大幅値下げをしている。

また、期間中にマリーンズストアで一会計につき5000円(税込)以上購入すると、先着でビジターユニフォームがプレゼントされる。

ページトップ

ロッテ井口、監督でも「6」、由伸、金本に続く現役背番号[スポニチ]

ロッテが井口資仁内野手(42)が監督に就任した場合、引き続き背番号「6」を準備することが25日、分かった。球団幹部は「本人が望むならそうなるでしょう。しばらくはつける人もいないでしょうしね」と語った。球団側とは条件面などの細部の詰めを残すが、来季のタクトを振ることは決定的だ。

70番台から90番台を背負う監督が多い中、最近では現役時代の番号のままの指揮官もいる。阪神・金本監督は「6」、巨人・高橋監督は「24」だ。井口はダイエー時代の「7」、ホワイトソックスでの「15」などを経て、09年のロッテ加入時に「6」をつけた。最も長い期間をともにした愛着のある番号だ。

井口は24日に引退試合に出場。試合後、今後について「いろいろな選択肢がある。明日以降考えたい」と明言は避けながらも「また明日から、次の夢に向かって精一杯、頑張ります。我がマリーンズですが、このような順位で終わるようなチームではありません」とチーム再建に意欲を見せていた。

この日は、26日のソフトバンク−ロッテ戦のテレビ解説に備えて福岡入りした。日米通算21年間に及んだ現役生活を終え、つかの間の休息を取りながら来季への準備を進めていく。

ページトップ

ロッテ・二木、規定投球回数クリアへ、第1関門のソフトバンク戦に挑む[デイリー]

ロッテ・二木康太投手(22)が25日、7勝目を狙って先発する26日・ソフトバンク戦に向けてZOZOマリンで調整した。今季は126回1/3を投げ、規定投球回到達まであと16回2/3。残りは8試合。伊東監督は二木の先発起用に関し「3回はいかせる」とし、26日がその第1関門となる。

前夜は井口の引退試合だったが、土壇場の一発に「すごい。感動しました」と二木。興奮の余韻は冷めていなかった。自身は前回19日の西武戦で6回を8安打2失点。「あまりよくなかった。真っ直ぐで押し、フォークで三振を取るのが理想です。そう持っていきたい」。

26日は井口がテレビ解説を務める予定。「緊張しますね」と言いながら、「自分のピッチングで勝ちたいです」と快投を誓った。

ページトップ

日立製作所・鈴木に10球団視察、ロッテ・スカウト「素材は間違いない」[デイリー]

今秋ドラフト1位候補の日立製作所・鈴木康平投手(23)が25日、関東選抜リーグ戦・新日鉄住金かずさマジック戦に先発し、10球団のスカウト陣が視察した。

最速151キロを誇る右腕は6回10安打3失点、3奪三振。この日は147キロを計測した直球の走りも悪く「今日はひどいですね。(スカウトの目も)意識してしまった」と苦笑した。あと1カ月余りに迫った日本選手権に向け「先発でも140キロ台後半を常時出せるようにしていきたい」と課題を口にした。

それでも、186センチの長身から投げ下ろすボールは魅力十分。ロッテ・永野チーフスカウトは「素材は間違いない。腕が振れるし、直球でファウルが取れるようになってくれば、1軍のローテで回れる」と評価した。

ページトップ

ロッテがマリーンズストアファイナルセール開催[デイリー]

ロッテは25日、マリーンズストア各店で2017年シーズンの感謝を込めて10月5日のホーム最終戦まで、「マリーンズストア2017ファイナル感謝セール」を開催すると発表した。

青色のマリンフェスタのレプリカユニフォーム(ネーム無し6500円→3250円。ネーム無しキッズ5000円→2500円。ネーム入り9000円→4500円)など多数の商品が大幅値下げとなっている。

さらに期間中にマリーンズストアで一会計につき5000円(税込み)以上を買えば、先着でビジターユニホームをプレゼントする。

ページトップ

ロッテ二木、引退・井口効果で規定投球回数突破目指す[デイリー]

ロッテ・二木康太投手(22)が7勝目を狙って26日のソフトバンク戦に先発する。

現在、今季の投球回数は126回1/3で規定投球回数まであと16回2/3となった。

残り試合は8。伊東監督は先発起用に関して「3回はいかせる」と話しており、26日のソフトバンク戦が第1関門となる。

25日はZOZOマリンスタジアムで軽い調整。前夜は井口の引退試合だったが、「すごい。感動しました。あそこでホームランが打てるなんて…」と振り返って、こう続けた。

「引退する人の打撃ではない。そう思いますね」。一夜明けても、興奮の余韻は冷めていなかった。

前回の西武戦(メットライフ)は6回を被安打8で2失点。打線の援護と3併殺で要所を締めた結果だった。

「(西武戦は)あまりよくなかった。真っ直ぐで押し、フォークで三振を取るのが理想のピッチングです。そういう風に持っていきたい」。

修正点はフォーム的な部分で、「色々考えるところはあった。真っ直ぐ…イメージと違っていた。意識してやってきた」と意気込んだ。

26日は井口がソフトバンク対ロッテ戦のテレビ中継で解説を行う予定。「緊張しますね」と言いながら、「自分のピッチングで勝ちたいですね」と自信をのぞかせた。

白星を手中にすれば、昨季と同じ7勝と並ぶ。そして規定投球回数クリアを目指して、第1関門をこじ開けるつもりだ。

ページトップ

[千葉魂]止まらなかった清田の涙、最後にこみ上げた井口への想い[千葉日報]

無我夢中で必死に食らいついた。初球152キロストレートを右前に運ぶと、清田育宏外野手の胸の奥からこみ上げるものがあった。一塁ベース上から打席を見る。そこにはこの日が引退試合となっていた井口資仁内野手が立っていた。9月24日のファイターズ戦(ZOZOマリンスタジアム)。2点ビハインドの9回無死。同点に追い付かないと試合は終わる。それは清田にとって1年目のオフから自主トレを共にするなど、公私ともにかわいがってもらった大先輩と一緒にプレーをする最後の時間となることを意味していた。だから代打を告げられると、次打者の井口につなげようと祈るような思いでバットを振り、打球は右前に抜けていった。泣いてはいけない。分かってはいても涙腺は緩んだ。一塁ベース上で目をくちゃくちゃに腫らしながらリードをとった。その直後、とんでもないドラマが起こった。

「ボクは悔いが残らないようにと必死に打って、とにかく必死に走った。だから打球がフェンスを越えたかどうかを見ていない。抜けると分かって、とにかくホームにかえらないといけないと思って走っていました」。

井口のバックスクリーン右に飛び込む起死回生の同点本塁打。1号本塁打は1997年のデビュー戦。そして引退試合で日本通算251号の試合を振り出しに戻す劇的一撃。スタンドは総立ちで異様な雰囲気に包まれた。清田はホームに到達すると感激で全身が震えるのを感じた。今、ダイヤモンドを走っていたのは自分と大先輩の2人だけ。そして今、その人をホームに迎え入れようとしている。そう考えると、もう涙は止まらなかった。とめどなくこぼれた。時間が止まって欲しいと真剣に思った。ホーム付近で待っているとダイヤモンドを一周した男は笑っていた。ハイタッチをする。しかし迎え入れる言葉を掛けられないほど泣く。それを見て井口はまた笑った。

「おいおい。打席で一塁を見ると、キヨ(清田)が泣いていたから困ったよ。こっちも感情的になってしまいそうだった。なるべく見ないようにしようと集中するのに大変だったぞ」。

そう言って大ベテランは自分のために必死につないで、同点弾のお膳立てをしてくれた後輩をねぎらった。

清田はこの回の前の9回表の守りの時に先頭打者の代打としての出番を言い渡された。もう、この試合で出番がないかもと思っていただけに燃えた。だから誰の代打で次の打者が誰かなども意識しないほど集中し準備を繰り返していた。守りが終わり、ネクストバッターズサークルでバットを振り回すと、次の打者も準備のため歩いてきた。「さあ、行くか」。優しく力強い大好きな声が聞こえた。井口だった。出番がないと思っていた尊敬する先輩の引退試合で、最終回にその人の直前の代打で出場をすることになったことをその時に気が付いた。瞬間、色々な想いが頭を駆け巡った。

「ああ、これで本当に終わりなんだなあって思うと、こみ上げるものがあった。もう一緒に打ったり、キャッチボールをすることもできない。ベースランニングをしている姿を見ることもない。そう思うと寂しくなった」。

2010年入団以降、ずっと可愛がってくれた。11年1月には自身からお願いをして沖縄での自主トレを行うようになった。朝6時には練習がスタートする濃厚な時間にプロとはどうあるべきかを教えてもらった。シーズン中も何かと気に掛けてくれた。結果が出ないと落ち込みがちになる清田をいつも励ましてくれた。「今はやれることをしっかりやることだ。やるしかない!」。力強いその言葉にクヨクヨと悩み、落ち込む自分の姿が恥ずかしくなった。早めに球場に来てバットを振った。映像で打席を研究した。結果が出ないときこそ体を動かし、悔しさをボールにぶつけるように心掛けてきた。いつもそばには大きな背中があった。背番号「6」がいた。しかし、それもこの日まで。そう思うと涙が止まらなかった。試合は延長12回にキャプテンの鈴木大地内野手が右前打を放ち、サヨナラ勝ちを収めた。歓喜の輪の中で大好きな大先輩に水を掛けた。感謝の気持ちを述べた。その後の引退セレモニーでも泣きっぱなしだった。最後の最後まで泣いた。「泣きすぎだよ」。チームメートから、冷やかされても涙は止まることはなかった。試合後、誰よりも遅くまで球場にいた。ウエート場で筋トレを繰り返した。今やるべきことをしっかりとやる。先輩の教えを思い出しながら、黙々とトレーニングを続けた。

「8年間、一緒に野球をやらせていただいて、7年間一緒に自主トレをやらせていただいた。まだまだ一緒にやりたかったけど、それはもうできない。ボクが結果を出して頑張ることで、あいつ頑張っているなあと思ってもらいたい。それが1番の恩返しになると思う」。

球場を後にするときはすっかり夜が更けていた。そして笑顔も戻っていた。これからは独り立ちが求められる。いつまでもクヨクヨしてはいられない。この日、目に焼き付けた大先輩の姿は力強く、カッコよく、勇ましかった。これからマリーンズを引っ張らないといけない立場として強くありたいと誓った。屈辱の一年となったマリーンズ。不本意な一年となっている清田。引退セレモニーで井口は言った。「我がマリーンズはこのような順位で終わるチームではありません!」。その言葉を何度も反芻した。涙が、燃える魂へと移りゆくのを感じた。秋の夜風が背中を後押ししてくれるかのように心地よく吹いていた。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

ページトップ