ロッテ・井口資仁内野手(42)が引退試合となった24日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で放った同点本塁打の着弾地点の席を、球団が来季から「レジェンドシート」とする計画を進めていることが27日、分かった。
着弾点は外野ライトスタンド2列624番で、この席を青色から黄色などに変更し「井口資仁選手 2017年9月24日 引退試合本塁打着地点」などと記したプレートを設置する予定だ。
球場内に記念碑に類するものが設置されるのは初めてという。井口は来季、監督としてチームを率いる見通しだけに、より注目を集めそうだ。
ロッテのスタンリッジ投手(38)が来季も残留を希望していることが27日、分かった。「来年もプレーしたいと思っている。チームが自分に残って欲しいと思っているかは分からないが、自分は戻って来たい」と話した。球団も再契約に前向きな姿勢を示している。
スタンリッジは5月に出場選手登録が8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たしており、来季は外国人選手の枠から外れる。
2001年にデビルレイズ(現レイズ)で米大リーグに昇格。07年にソフトバンクに移籍し、阪神でも4年間、プレーした。昨季からロッテに移り、今季は14試合に登板して4勝6敗、防御率4.32だった。
「プロフェッショナル」とはこういうものかと、改めて思い知った。ロッテ・井口資仁内野手(42)の引退試合として行われた24日の日本ハム戦(ZOZOマリン)は「伝説」として語り継がれるであろう、すばらしい試合だった。
9回に劇的な同点本塁打を放った井口。「準備」が生んだ一撃だった。6月20日に現役引退を表明し、「若手にチャンスを」と8月末に出場選手登録を抹消されてからも、さいたま市内の2軍施設で引退試合に備えて練習を続けた。
日本ハム・増井の149キロをとらえ、自身が追い求めてきた「右中間への強い打球」を具現化したバックスクリーン右への本塁打。日本ハム投手陣がオール直球で勝負したとはいえ、第1打席でいきなり左前打を放つなど、実戦から約1ヶ月間遠ざかっていたとは思えぬ打撃だった。
引退試合といえば“花試合”の色合いが濃くなるもの。「打ってください」というようなボールに対して、「準備不足」を露呈してあえなく凡打に倒れることが多い。
しかし、井口は違った。この1カ月間、この日のために汗を流し、ファンの期待に応えた。
伊東勤監督(55)も、井口の思いに応えた。守備に就かせず、打順も上位ではなく、いつもの「6番・DH」での出場。「引退試合とはいえ、真剣勝負だから」と説明した。だからこそ、試合に緊張感がもたらされたのだろう。
試合は引き分け寸前の延長12回に鈴木がサヨナラ打を放ってロッテのサヨナラ勝ち。「あの展開で僕が守る訳にはいかない」と井口は振り返った。井口と伊東監督のプロ魂が、名勝負を生んだと思う。
ロッテ・井口が最後のアーチを届けた席が、レジェンドシートとなる。
24日の引退試合で9回に劇的な同点2ランを放ち、日米通算21年間の現役生活に別れを告げてユニホームを脱いだ42歳。その本塁打が着弾したZOZOマリンの外野席「2列624番」を、通常の青色から黄色などに変更し、さらに記念プレートを付けるプランが進行中だ。球団はメモリアル強化を推し進めており、その第1弾の企画となる。
「来季開幕に間に合う形で計画を進めています。あの感動を千葉ロッテマリーンズのレガシーとして語り継がれるように、特別な場所にしたいと思っています」と球場担当者。この席は一部試合を除いて自由席のため、争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。
ロッテ・スタンリッジが28日に米国へ帰国する。2軍調整中ですでに先発機会を終えたため。9月に出場選手登録が8年に達して国内FA権を取得しており、来季は外国人枠を外れる。
球団幹部は「今後は代理人との交渉になるが、いてくれたらいい」と見通しを語っており、スタンリッジ自身も来季の残留を希望している。
来日10年目のロッテ・スタンリッジが、来季残留を熱望した。
5月にフリーエージェント権を取得し、来季は外国人選手の枠から外れる。シーズン終了を待たず、近日中に米国に帰国する予定で「来年もプレーしたいと思っている。チームが自分に残って欲しいと思っているかは分からないが、戻ってきたい」とアピールした。球団も再契約に前向きな姿勢を示している。
ロッテ・井口が24日の引退試合(対日本ハム・ZOZO)で放った同点2ランが着地した席を“レジェンドシート”とするプランが浮上した。
着弾点は右翼席2列624番。来季開幕までに席の色を変えてプレートをつけるなど検討している。次期監督就任が確実な井口はこの日、古巣Wソックスの地元最終戦で始球式を務めるためシカゴに向け出発。「球場は(07年に)トレードになって以来。始球式は初めてですし、届くかな」と明るい表情だった。
ロッテは27日、来季からの次期監督に内定している井口資仁内野手(42)の「レジェンドシート」設立プランを発表した。
井口は24日の引退試合で、9回無死一塁から起死回生の同点本塁打を放った。今回のプランでは着弾点の青色のシートを黄色などに色替えすると同時に「井口資仁選手 2017年9月24日 引退試合本塁打着地点」などのプレートをつけてレジェンドシートとし、メモリアルな場所として語り継いでいこうというものだ。
担当者は「来シーズンの開幕に間に合う形で計画を進めています。あの感動をロッテのレガシーとして語り継がれるように、特別な場所にしたいと思っています」と設置に向けて意気込んでいる。
ロッテのスタンリッジ投手(38)が来季も残留を希望していることが27日、分かった。「来年もプレーしたいと思っている。チームが自分に残って欲しいと思っているかは分からないが、自分は戻って来たい」と話した。球団も再契約に前向きな姿勢を示している。
スタンリッジは5月に出場選手登録が8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たしており、来季は外国人選手の枠から外れる。
2001年にデビルレイズ(現レイズ)で米大リーグに昇格。07年にソフトバンクに移籍し、阪神でも4年間、プレーした。昨季からロッテに移り、今季は14試合に登板して4勝6敗。