わたしはかもめ2017年鴎の便り(10月)

便

10月1日

東北楽天2−5千葉ロッテ(Koboパーク宮城)

ロッテが逆転勝ちした。1−2の9回2死満塁から大嶺翔の3点二塁打と加藤の適時打で一挙4点を奪った。8回から9回途中まで抑えたチェンが3勝目。楽天は7回に1点を勝ち越したが、9回に抑えの松井裕が打たれた。

123456789R
千葉ロッテ0100000045
東北楽天1000001002

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「高浜の四球が効いた。いい粘り」/伊東監督[ニッカン]

ロッテは1点を追う9回に楽天松井裕を攻め、2死から4得点。負ければ6年ぶり最下位だった。伊東勤監督のコメント。

「9回2死から抑えのエースを攻略。(2死二、三塁で9球を投げさせた)高浜の四球が効いた。いい粘り。(逆転打の)大嶺もいいところで。若い人が、ああいう場面で仕事をすると自信になる」と目を細めた。

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ロッテ酒居7回2失点「これでは、まだまだ」[ニッカン]

ロッテ酒居知史投手(24)は、7回5安打2失点、自責1で勝ち負けはつかなかった。 初回に2安打1四球で1点を先制された。4四球といつもの安定を欠きながらも、7回まで粘って試合はつくった。

それでも、本人は満足しなかった。「直球のかかりもあまり良くなく、フォークも落ち切らなかった。それが全て。苦しい投球になってしまった。走者を置いた時にヒットを許さなかった。それだけです。もっともっと、楽に試合をつくれるようにしないと。(登板間隔を)10日いただいて、これでは、まだまだ」と反省していた。

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伊東監督「4月から粘っとけ」9回松井裕撃ち逆転[ニッカン]

ロッテが逆転勝ちで、2連勝とした。

1−2の9回に、楽天松井裕を攻略した。先頭の代打清田が二塁打。2死となったが、田村が四球。続く高浜も9球粘り、四球。塁が埋まってから、大嶺翔太内野手(26)が左中間に走者一掃の3点適時二塁打を放ち、逆転した。さらに、加藤も左前適時打で続き、この回4点を奪った。

大嶺翔は「良い投手なので、三振してもいいと思って初球からドンドン振りました。チェンジアップが来ると思って、狙って打ちました」と話した。

負ければ、6年ぶり最下位が確定するところだった。9回2死の土壇場でうっちゃり、伊東監督は「4月から、粘っとけ」と冗談めかした。「(大嶺翔は)昨日、今日と良い仕事をした。ビハインドからの逆転。言うことないでしょう」と喜んでいた。

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ロッテ・ペーニャ2戦連発15号「我慢して待てた」[ニッカン]

ロッテのウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が同点の15号ソロを放った。

0−1の2回先頭で、楽天辛島のチェンジアップを右中間席最前列まで運んだ。2試合連続の1発に「昨日もホームランを打っているし、厳しく攻められるかなと思って、四球も頭に入れてしっかりボールを選べるように打席に入ったよ。その中で自分が狙っているボールを我慢して待てたことがホームランにつながったね。すぐに追い付くことが出来て良かった」と話した。

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逆転3点二塁打のロッテ・大嶺翔、ベンチで「2日間でサイクル安打」[サンスポ]

ロッテの大嶺翔が土壇場で逆転の3点二塁打を放った。1−2の9回二死満塁で、松井裕のチェンジアップを力強く捉えて左中間へはじき返し「チェンジアップが来るかな、と思って狙って打った」とほっとしたような表情で話した。

前日9月30日は3安打の活躍で、サイクル安打に二塁打が足りなかった。ベンチでは「2日間でサイクル安打」と喜び「これからも来年に向けて頑張っていきたい」と話し、意気揚々と引き揚げた。

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[絆トーク]最下位ロッテに差し込む希望の光…19歳・成田が1軍デビュー[サンスポ]

パ・リーグの最下位に沈むロッテだが、来季へ向けて明るい兆しも見えている。2016年D3位・成田翔投手(19)=秋田商高卒=が9月29日のオリックス戦でプロ初先発。6回4失点で敗戦投手になったものの、4回までは1安打無失点と力投した。

1メートル70、70キロの小柄な体をフルに使った強気の投球が持ち味。140キロ台前半ながら切れのある直球を軸に、相手打者に向かっていく姿勢が印象的だった。

「球速は出なくても切れで勝負できることが分かった。もっと直球を磨いていきたいですね」。

プロ3年目の来季は、先発ローテ入りを狙う。

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ロッテ、粘って9回逆転勝ちに指揮官満足「いい試合できた」[スポニチ]

ロッテは楽天・守護神の松井裕を攻略して逆転勝ち。2戦連続で接戦をものにした伊東監督は「いい試合ができた」と目を細めた。

1点を追う9回に代打・清田が左翼フェンス直撃二塁打で出塁すると、2死から田村と高浜が粘って連続四球を選び、大嶺翔の逆転3点二塁打につなげた。「高浜の四球が効いたね。いい粘りがあった」と指揮官。負ければ6年ぶりの最下位が確定する土俵際で意地を見せた。

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ロッテ・大嶺翔が殊勲打、松井裕から逆転の3点二塁打[デイリー]

ロッテ・大嶺翔が連日の殊勲打だ。1点ビハインドの9回2死満塁。松井裕から中堅左へ走者一掃の逆転二塁打を放った。初球をファウルしたが「三振してもいいと思って、どんどん振った。みんながつないでくれたので乗った」と充実の表情。

前日9月30日は同点2ランを放っている。伊東監督は「うまいこと打った。(来季の)自信になる」と称賛した。

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ロッテ伊東監督、執念の逆転勝利に「4月から粘っておけっ!」[デイリー]

見事な逆転勝利だった。ロッテの伊東監督は開口一番、こう言った。「開幕から粘っておけっ!」。楽天の守護神・松井裕がマウンドに上がった9回。2死から逆転劇の幕が上がった。

この回、先頭の代打・清田が左翼フェンス直撃の二塁打で出塁。中村、鈴木は凡打に倒れて2死。しかし、田村が四球を選びチャンスを広げた。

続く高浜がじっくりといく。8球目にバッテリーミス(捕逸)が出て局面は二、三塁となった。カウントは3−2。高浜は四球で塁が埋まった。

9球で引き寄せた殊勲の四球だ。

ここで登場した大嶺翔が1−2と追い込まれたが、チェンジアップを中堅左へ走者一掃の逆転二塁打を運んだ。さらに加藤も替わった青山から初球を左に運んで一気に4点を奪った。

大嶺翔は、「三振しても思って、初球からどんどん振っていった」と話し、「みんながつないでくれたので乗った」と会心の一打を振り返った。

30日の試合では同点の5号3ランを放った。勝負の打席ではファウルになったものの、初球から積極的にバットを振った。

「(相手の)抑えのエースを攻略したのだから大きい。高浜の四球は粘りだったし、大嶺翔はうまく打った。(来季の)自信になるでしょう」。

伊東監督は改めてナインの諦めない姿勢をほめると、最後にまた言った。

「4月からやっておけっ!」。

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ロッテ・ルーキーの酒居、粘投で面目保つ、勝ち星逃すも、7回2失点[デイリー]

5勝目はならなかったが、ルーキーの酒居知史投手(24)が社会人出身らしい粘り腰の投球を披露した。

中10日の先発マウンドを「真っ直ぐがあまりかからなかったし、フォークが落ちなかった。苦しい投球でした」と振り返った。

しかし、7回を被安打5で2失点(自責は1)。伊東監督が「しっかりとゲームを作ってくれた。来年が楽しみ」と評したように託されたマウンドをきっちりと守った。

立ち上がりを狙われた。先頭・岡島の左前からウィーラーへの四球が絡んで2死一、三塁。銀次に右への先制適時打を許した。スライダーだった。

7回には失策も絡んだ1死三塁のピンチを招き、藤田の犠飛で2点目を失った。

それまでは走者を背負ってもストレートにフォークを交えて要所要所を締めた。

5回。2個の四球が絡んだ2死満塁のピンチを迎えた。先制打を浴びた銀次が打席に立った。

2−2から真ん中やや外寄りの140キロ台のストレートで空振りの三振を奪った。

「唯一攻め切れた。フォークが悪かったのでストレートを選んだ。それまで当てられていたが、ゾーンで空振りが取れた」と振り返り、こう言った。

「次につなげていかなければいけないボールだと思う」。

9月20日の西武戦では今季2度目の完投で4勝目を挙げた。

「中10日もいただいたのに…。次は最後だと思うので」。

酒居の視線は常に前を向いている。

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ロッテ・ペーニャが2試合連発で残留アピール[デイリー]

ロッテの残り試合はこの日を入れて「5」。来季残留に向けてペーニャのバットがうなった。 2回、先頭打者として打席に入ると、2−0から辛島の変化球を右翼席に運んだ。同点の15号ソロだ。

前夜は8回にダメ押しとなる14号ソロ弾をこれまた右翼席に放っている。

2試合連続のアーチに、「打ったのはチェンジアップです。昨日もホームランを打っているし、厳しく攻められるかなと思って、四球も頭に入れてしっかりボールを選べるように打席に入ったよ。その中で自分が狙っているボールを我慢して待てた事がホームランにつながったね」とじっくり構えての1発だったようだ。

来季の去就はまだ分らない。それでも、「すぐに追い付くことができて良かった」と話したように、常にチーム優先の姿勢がカギを握るかもしれない。

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