ロッテ涌井秀章投手(31)が2日、モデルで夫人の押切もえ(37)の第1子妊娠を喜んだ。球団を通じて「待ちわびていた新しい家族ができること、とても嬉しく思います。2人で大事に、大事に育てていきたいと思っています」とコメントした。
涌井は9月4日に海外移籍も可能なFA権を再取得。今オフに行使すれば夢だった米大リーグ挑戦が可能だが、ロッテへの愛着も深く、最終的な結論は明らかにしていない。何より家族を大事にしており、人生の転機となる権利行使について熟考を続けるとみられる。
ロッテの助っ人マット・ダフィー内野手(28)が2日、成田空港発の航空機で米国に帰国した。
今季は54試合に出場して打率2割1厘、6本塁打、18打点と振るわず。打撃不振のため、6月18日に出場登録を抹消されて以降は1軍復帰できなかった。
球団を通じて「もっと自分がチームに貢献することができればよかったのですが、このような結果に終わってしまったことはとても悔しいし、ファンの皆さまに申し訳ない気持ちでいっぱいです。今年1年、たくさんの経験をさせていただいたことはきっと、これからの自分を成長させてくれると信じています。最後にいつも応援をしてくれたファンの皆さま、今年1年、本当にありがとうございました。みんなトモダチ!」とコメントした。
今秋ドラフトの超目玉、早実(西東京)清宮幸太郎内野手(3年)が2日、東京・国分寺市の同校で、広島、日本ハムを除く10球団と面談した。
ロッテは清宮用の特別冊子を用意し、熱意を伝えた。同じ高卒野手で活躍する福浦、今江(現楽天)、西岡(現阪神)の活躍を例に構成したもの。永野チーフスカウトは「3、4年目までに足掛かりをつかんで、大ブレークした話をした」と説明した。10球団面談の大トリだったが「相当疲れていたと思いますが、リラックスした様子で聞いてくれた」と話していた。
早実(西東京)清宮幸太郎内野手(3年)とプロ球団の面談が2日、同校で行われた。
最後の10番手ロッテは、永野チーフスカウトと諸積スカウトが出席。清宮用に作った冊子を渡し、福浦、今江、西岡ら高卒野手の育成実績を話したという。
永野チーフスカウトは「うちとしては、長年ホームランバッターが出ていないので、必要性を強く訴えた」と語った。
ロッテは2日、サンライズレッドのCHIBAユニホームで試合を行う予定だった9月28日オリックス戦の雨天中止を受け、5日の楽天戦(ZOZOマリン、午後6時15分開始)をALL for CHIBAデーとして開催すると発表した。当日選手はサンライズレッドのユニホームを着用。ALL for CHIBA対象市である茂原市のロゴが右袖に掲出される。また5回裏終了後には花火を打ち上げることも決まった。
ロッテは、5日の楽天戦(ZOZOマリンスタジアム、午後6時15分試合開始)をALL for CHIBAデーとして開催する。選手は当日、サンライズレッドのCHIBAユニフォームを着用し、ALL for CHIBA対象市である「茂原市」のロゴを右袖に掲出して戦う。また、5回裏終了後にを花火を打ち上げる。
プロ野球の実行委員会が2日、東京都内の日本野球機構(NPB)事務局で開かれ、今月末に失効するポスティングシステムについて協議した。
熊崎勝彦コミッショナーは「最終的な詰めの段階にきているが、交渉中のことなので詳細は控えたい」と説明。これまで米大リーグ機構(MLB)側から、譲渡金について契約金や年俸などの総額の15%とする案と、総額が1億ドル以上の場合は2000万ドル(約22億円)で固定する2つの案が示されている。
また傷害などで書類送検された巨人・山口俊投手(30)について、プロ野球選手会から処分が重いとして再検討を要請された件については、処分に問題がないとした文書を送付することを決めた。
26日に開催されるプロ野球ドラフト会議の最大の目玉、早実高・清宮幸太郎内野手(18)が2日、東京・国分寺市の同校で、国内10球団との面談を行った。
ロッテは最後の10球団目となる面談に永野チーフスカウトらが出席。お土産にロッテのお菓子詰め合わせ2袋を持参し、喜ばれたという。清宮家がZOZOマリンで観戦した際の話で盛り上がり「(チームに)長年いないホームランバッターが必要」と熱意を伝えた。また高卒野手の育成例として福浦や今江、西岡を挙げた。
ロッテのマット・ダフィー内野手(28)が2日、成田空港発の航空機で離日した。
来日1年目の今季は54試合に出場して打率.201、18打点、6本塁打と苦しみ、6月18日の登録抹消後は2軍暮らしが続いていた。「もっと自分がチームに貢献することができればよかったのですが、このような結果に終わってしまったことはとても悔しいし、ファンの皆さまに申し訳ない気持ちで一杯です。今年1年、沢山の経験をさせていただいたことはきっと、これからの自分を成長させてくれると信じています。最後にいつも応援をしてくれたファンの皆さま、今年1年、本当にありがとうございました。みんなトモダチ!」とコメントした。
ロッテは2日、5日の楽天戦を「ALL for CHIBAデー」として開催すると発表した。
9月28日のオリックス戦が雨天中止になったためで、当日は選手がサンライズレッドのCHIBAユニホームを着用。ALL for CHIBA対象市「茂原市」のロゴを右袖に掲出して戦う。
また5回裏終了後には花火を打ち上げることも発表された。
日本野球機構(NPB)の理事会と実行委員会が2日、都内で行われ、大リーグ機構(MLB)とのポスティングシステムの改定交渉でMLB側の提案に対する回答をまとめた。NPBの井原敦事務局長は「NPBの考えを伝え、返事を待つ。交渉の詰めの大事なところなので具体的な内容の公表は待っていただきたい」と説明した。
MLBからは、日本球団に支払われる譲渡金について
の2案が提示。日本ハム・大谷ら大リーグの労使協定で契約金額が抑えられる25歳未満の選手に対しては、譲渡金が低くなり過ぎないように例外措置も検討されている。
ロッテのマット・ダフィー内野手(28)が2日、成田空港発の航空機で帰国の途に就いた。来日1年目の今季は54試合の出場で、打率2割1厘、6本塁打、18本塁打と不本意な成績に終わっていた。
「もっと自分がチームに貢献することができればよかったのですが、このような結果に終わってしまったことはとても悔しいし、ファンの皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。今年1年、たくさんの経験をさせていただいたことはきっと、これからの自分を成長させてくれると信じています。最後にいつも応援をしてくれたファンの皆様、今年1年、本当にありがとうございました。みんなトモダチ!」。
ロッテは、5日の楽天戦(ZOZOマリン)を新たに「ALL for CHIBAデー」として開催することを発表した。
9月28日のオリックス戦が雨天中止となったためで、当日は右袖に千葉・茂原市のロゴを掲出したサンライズレッドのCHIBAユニホームを着用して戦う。また、5回終了後には花火を打ち上げる。
ドラフト目玉の早実・清宮幸太郎内野手(3年)が2日、東京・国分寺市の同校でプロ10球団30人と面談を行った。
ロッテはパイの実、コアラのマーチ、トッポと自社のお菓子詰め合わせを手土産に、10球団の最後を締めた。同席した父・克幸氏は元ロッテ投手の小宮山氏と早大時代の同級生。父子で09年の引退試合を観戦した思い出話にも花が咲いたという。永野チーフスカウトは、今江(現楽天)らを例に挙げ「3、4年目までに足がかりをつかんで、4年目以降は大ブレークしてレギュラーになった」と力を込めた。
ロッテの助っ人、マット・ダフィー内野手(28)が2日、成田空港発のボストン行きの日航機で米国へ帰国した。
ダフィーは「もっと自分がチームに貢献することができればよかったのですが、このような結果に終わってしまったことはとても悔しいし、ファンの皆さまに申し訳ない気持ちで一杯です」とコメントした。
ダフィーはソフトバンクに移籍したデスパイネに替わる新外国人選手として期待されたが、54試合で打率.201、本塁打6、打点18と振るわなかった。
球団はダフィーと来季の契約延長はしない方針だ。
さらに「今年1年、たくさんの経験をさせていただいたことはきっと、これからの自分を成長させてくれると信じています。最後にいつも応援をしてくれたファンの皆さま、今年1年、本当にありがとうございました。みんなトモダチ!」と結んで機中の人となった。
ロッテは5日(木)の楽天戦(ZOZOマリン・18時15分試合開始)を「ALL for CHIBAデー」として開催すると2日に発表した。
これは当初、9月28日のオリックス戦を予定していたが、雨天中止になったことで同日に振り替えたもの。当日選手はサンライズレッドのCHIBAユニホームを着用する。
「ALL for CHIBA」の対象市「茂原市」のロゴを右袖に掲出する。
また、5回裏終了後には花火を打ち上げることも決まった。
26日に開催されるNPBドラフト会議の目玉、早実の清宮幸太郎内野手(18)が2日、東京都国分寺市の同校で、日程の都合が付かなかった日本ハムと、指名しないことを公表した広島を除く10球団と面談した。
ロッテは球団ポリシーや高卒野手のデータを掲載した15ページの冊子を、清宮用に作成。永野チーフスカウトが「ウチには長年ホームランバッターがいない」と熱く訴えた。父・克幸氏は、球団OBの小宮山悟氏とは早大の同級生。引退試合を観戦した思い出など話も弾んだそうで、永野チーフスカウトは「リラックスして話を聞いてくれた」と印象を口にした。
追い込まれても気持ちで負けなかった。インコースのストレートに必死に食らいつき、はじき返す。魂の打球はセンター前に抜けていった。大木貴将内野手は一塁ベース上で右手を上げファンの声援に応えた。9月29日のバファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム)。3回2死走者なしの場面でプロ入り初ヒットを放った。苦労して、ついにもぎとったプロ野球の世界での初ヒット。色々な人への感謝の想いが頭をよぎった。
「ここまで長かったなあと思いました。去年、育成から支配下に上がって9月に1軍に初めて呼んでいただいた。今年の1年は長く感じた。色々と理解をして協力をしてくれた嫁にまずは感謝をしたい」。
試合後、手元に戻ってきた初ヒットのボールを大事そうに触りながら、ここまでの日々をかみしめるように振り返った。2015年10月に育成ドラフト1位でマリーンズに入団。新人合同自主トレが始まる直前の1月7日に4年半、交際をしていた亜咲紀夫人と入籍をした。妻帯者となったため、希望をすれば寮に入らないという選択肢もあったが、あえて他の新人と同じく寮での生活を選んだ。
「ボクは育成。野球に打ち込んで、結果を出さないといけない立場ですから」。
荷物を寮に持ち込んだ大木は決死の表情で語った。妻は実家のある横浜に戻した。強い決意で臨むプロ入りだった。あえて、オフの日以外はほとんど連絡を取らずに野球漬けの日々を過ごした。毎日、2軍戦が終わり、居残り特打などを終えると寮で夕食。その後、入浴し、今度は寮の最上階にあるトレーニングルームに向かう。そこで体を動かし、午後10時頃にはベッドに入る日々。そこにはプライベートな時間が入り込む余地はほとんどなかった。
「妻と会うのは週に1回ぐらい。オフの日にお昼ぐらいから会って食事をして寮に帰る。そんな感じでしたね。2軍の試合に見に来てくれることもある。もちろん、寂しい部分はお互いあった。でも、僕は結果を出して、家族を養わないといけない。だから、ガムシャラに過ごすしかないと思っていた」。
独立リーグの香川オリーブガイナーズ出身。華やかなプロ野球とはかけ離れた厳しい環境で歯を食いしばってきた。独立リーグは限られた場所で限られた時間帯にしか野球ができない。試合前の食事も用意されていないことが多かった。コンビニでサンドイッチやおにぎりを買って、試合前にベンチ裏で急いで平らげた。金銭面も苦しい。オフに球団が斡旋する企業でアルバイトをすることもあった。大木はカタログ通販の企業の倉庫で仕事をした。服などの在庫数を確認したり、梱包したり。そんな環境の中で必死に野球をやってきたという自負があった。
「独立リーグでやってきたプライドはあります。社会人出や大卒の選手に負けたくない。僕が頑張らないと後輩も続くことができない。ああ、こんなものかと思われてしまう。逆に頑張れば後輩の希望にもなる」。
励みがあった。同時期に同じく四国ILリーグの高知に所属していたタイガースの藤川球児投手が一昨年10月に大木がマリーンズに育成ドラフトで指名をされたときに更新をした自身のブログで「間違いなく使える選手。僕のイチオシ。自信を持ってプレーをして欲しい」と絶賛をしてくれた。香川球団の関係者から伝え聞き、強い決意がみなぎった。「藤川さんにここまで言ってもらえたのだから、変なプレーはできない。しっかりやって、評価に応えないといけないと思った」。対藤川は四国ILリーグで8打数4安打。ベースランニングで一塁まで4秒を切る俊足や、首位打者を取ったシュアな打撃を見てくれていた。何より嬉しかったし、評価をしてくれたことが誇りに思えた。偉大なる投手の期待に応えたい。その想いもまた厳しい状況下の中でいつも大木を突き動かした。
「小学校3年生の時に野球を始めた時からプロ野球に入ることを夢見ていた。だから育成でプロに入った時は絶対に1軍に上がる選手になるのだという想いで妻には理解をしてもらって寮に入らせてもらった。一緒に暮らせない寂しい思いをさせてしまった。今は一緒に暮らして色々と食事面の勉強をして作ってくれたりサポートをしてくれている。今日の初スタメン、初ヒットは彼女のおかげ」。
スタンドには妻の姿があった。これまで寂しい思いをさせてきた妻を本拠地でのデビュー戦では招待するとずっと前から決めていた。妻の見守るプロ初スタメンの試合で初安打。そしてすかさず自慢の足で二盗も決めた。大事な人への想い、紆余曲折の中、ここまでの道を切り開いてきたハングリー精神。色々なものがこもったゲームだった。日本プロ野球通算10万号本塁打が飛び出した華やかな試合の中で、大木もまた一生忘れることのない記念の一歩を踏み出した。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)