わたしはかもめ2017年鴎の便り(10月)

便

10月10日

東北楽天5−0千葉ロッテ(Koboパーク宮城)

楽天は1回、藤田のスクイズで先制し、2回以降は茂木や内田の適時打などで小刻みに加点した。2番手の森が4回2/3を1安打無失点の好投で3年ぶりの白星を手にした。ロッテは打線が振るわず、今季初の5連勝はならなかった。

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千葉ロッテ0000000000
東北楽天11020010x5

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涌井メジャーへ海外FA行使…国内、宣言残留も視野[ニッカン]

ロッテ涌井秀章投手(31)が海外FA(フリーエージェント)権を行使する意思を固めたことが10日、分かった。13年オフに国内FA権を行使し、西武から移籍。今年9月4日に出場選手登録日数が通算4年に達し、海外移籍も可能なFA権を再取得した。今後は米球界移籍を第一に目指すが、国内他球団、さらにはロッテへの「宣言残留」も選択肢として残している。

夢の実現へ、涌井が決断した。昨季でロッテとの3年契約が終了。投手陣の柱と評価する球団からは、複数年契約を提示された。涌井は新たな契約年数を明かしていないが、球団関係者によれば単年を選択。今オフにFA宣言する可能性を考えての判断だった。かねて「メジャー挑戦」という高い目標を持つ。国内FA権しかなかった前回と異なり、今回は米球界移籍を軸としたFA宣言となる。

今季の登板試合を、たびたび複数の米球団スカウトが視察していた。パドレス、カージナルス、マリナーズなど、先発が手薄な球団が獲得に動く可能性がある。プロ入りから大きな故障がなく、先発を担ったシーズンは、ほぼ毎年、規定投球回をクリア。5勝と移籍後最少勝ち星に終わった今季でも規定には達しており、スタミナは球界屈指だ。

新たな挑戦は家族の後押しが力となっている。9月にFA権を再取得した際「今は独身ではないので1人では決められない。家族とよりよい人生になるように、しっかりと考えていきたいと思います」とコメント。昨年11月モデルの押切もえと結婚した。その夫人は第1子出産を控えるが、どういう決断でも涌井の意思を尊重するとみられる。

関係者によると、涌井はあらゆる可能性を模索しており、国内他球団も選択肢に入っている。環境の変化による刺激で、自らを成長させてきた。西武時代の最後は抑えだったが、ロッテで先発に再挑戦。15年に最多勝に輝き、先発として復活を遂げた。32歳を迎える来季、厳しい環境に身を置く意味でも国内他球団も視野に入れ、新たな環境での勝負を選択する可能性もある。同時にロッテへの愛着も強く、FA宣言後も交渉は続ける予定。ロッテ側も昨年までの方針を変え、宣言残留を容認している。

涌井秀章(わくい・ひであき)
1986年(昭61)6月21日生まれ、千葉・松戸市出身。横浜から04年ドラフト1巡目で西武入団。13年オフにFAでロッテ移籍。最多勝利3度(07、09、15年)沢村賞(09年)ゴールデングラブ賞4度(09、10、15、16年)。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。16年にモデルの押切もえと結婚。今季年俸2億5000万円(推定)。185センチ、85キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ、井口新監督の“師匠”金森氏を招聘へ[ニッカン]

ロッテが来季の1軍打撃コーチに、現在はノースアジア大(北東北大学野球)コーチの金森栄治氏(60)を招聘する方針であることが10日、分かった。10〜12年にロッテでコーチを務め、6年ぶり復帰となる。ダイエーのスコアラーだった03年に井口を指導。その年、井口は打率3割4分で、初の3割超えに導いた。ロッテは今季、5月末までチーム打率1割台という極度の貧打に陥り、最下位の要因となった。新監督の“師匠”を招き、攻撃力アップを図る。

井口監督の就任は12日に発表予定。新コーチ陣の人選も大詰めだ。2軍監督には、阪神を退団する今岡真訪氏(43)。福沢2軍監督は、コーチとして今岡監督をサポートする。退団する英二投手コーチの後任候補には、球団OBの清水直行氏(41)が挙がる。日本ハムを退団する的場直樹氏(40)もバッテリーコーチで招く。山下野手総合兼打撃コーチには、スカウトなど編成業務への転身を打診。清水外野守備・走塁コーチは退団する。

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ロッテ、1軍打撃コーチに金森栄治氏を招聘へ[ニッカン]

ロッテが来季の1軍打撃コーチに、現在はノースアジア大(北東北大学野球)コーチの金森栄治氏(60)を招聘する方針であることが10日、分かった。

10〜12年にロッテでコーチを務め、6年ぶり復帰となる。ダイエーのスコアラーだった03年に井口を指導。その年、井口は打率3割4分で、初の3割超えに導いた。

ロッテは今季、5月末までチーム打率1割台という極度の貧打に陥り、最下位の要因となった。新監督の“師匠”を招き、攻撃力アップを図る。

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ロッテ涌井が海外FA行使へ!米移籍第一も両にらみ[ニッカン]

ロッテ涌井秀章投手(31)が海外FA(フリーエージェント)権を行使する意思を固めたことが10日、分かった。

13年オフに国内FA権を行使し、西武から移籍。今年9月4日に出場選手登録日数が通算4年に達し、海外移籍も可能なFA権を再取得した。

今後は米球界移籍を第一に目指すが、国内他球団、さらにはロッテへの「宣言残留」も選択肢として残している。

涌井秀章(わくい・ひであき)
1986年(昭61)6月21日生まれ、千葉・松戸市出身。横浜から04年ドラフト1巡目で西武入団。13年オフにFAでロッテへ移籍。最多勝利3度(07、09、15年)沢村賞(09年)ゴールデングラブ賞4度(09、10、15、16年)。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。16年にモデルの押切もえと結婚。今季年俸2億5000万円(推定)。185センチ、85キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ伊東監督、若手の成長期待「支える選手に」[ニッカン]

今季で退任するロッテ伊東勤監督(55)が5年間の指揮を終えた。

今季最終戦には、若手中心で臨んだ。試合前「今日は1番から9番まで、全部ホームランを打て、と言った。好きにやらせます。サインは、あまり出しません。選手がどれだけ成長したか、見てみたい。相手は岸。良い投手に、どれだけ自分達の力を出せるか」と話した。

だが、楽天の継投の前に、4安打無得点で今季初の5連勝は逃した。先発には、2年目左腕の成田翔投手(19)を抜てき。味方のエラーもあり、5回6安打4失点(自責2)でプロ初勝利はならず、2敗目を喫した。

試合後、伊東監督はさっぱりした様子だった。「終わりましたね。全てが。試合は淡々と進んで。逆に良かったかな。5年間を振り返りながら、若い人を使ってやりました。将来的に今日出た人たちが、チームを支える選手になって欲しいと思って見てました」と話した。

成田については「慣れてきたとは思うけど、まだまだ勉強することがたくさんある」と、今後の成長を期待した。

2番手の二木が2イニングを投げ、自身初の規定投球回をクリアした。伊東監督は「年間通してローテを守った。大きな収穫。1年間、本当に頑張った。来年は、もっと信頼される投手になって欲しい」と、同じく期待した。

また、5年間を総括し、選手達には「勝負に対する執念を表に出さないと。クールにやるより、ファンも共感を持てる。表に出るタイプが少ない。少しでも前面に出して」と求めた。

グラウンドを離れる際には、楽天ファンからも声援が飛んだ。「良い思い出をたくさんしてきた。ファンの皆さんは、どういう状況でも応援してくれた。心が折れそうになっても、奇跡を信じて応援してくれた。感謝です。5年間、皆さんと一緒にやれた。最高の5年間でした」と、ファンへのメッセージを送った。

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ロッテの英二、清水雅治外野守備走塁コーチが退団へ[ニッカン]

ロッテの英二投手コーチ(48)、清水雅治外野守備走塁コーチ(53)が今季限りで退団することが10日、分かった。

投手コーチの後任には球団OBの清水直行氏(41)の名前が挙がっている。

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ロッテ佐々木、宮崎がフェニックス・リーグに参加[ニッカン]

ロッテは10日、佐々木千隼投手(23)と宮崎敦次投手(24)がみやざきフェニックス・リーグに参加すると発表した。この日、宮崎入りし、11日から2軍本隊に加わる。

佐々木は「今年1年間、ストレートが良くなかったのでフェニックス・リーグではもう1回、その点を意識して取り組んでいきたいと思います。今年1年の結果に自分は全く納得していないので、納得できるボールを1球でも多く投げられるように励みたいと思います」と話した。

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ロッテ・伊東監督、ラスト采配黒星も「最高でした。教え子の成長楽しみ」[サンスポ]

今季最終戦は零封負け。最後の采配を白星で飾れなかった伊東監督は「今日出場した若手が、チームを支える存在になって欲しいという思いで試合を見ていた。勝負への執念を体で表現できる選手になって欲しい」と感慨深げに話した。ロッテでの5年間の監督生活を改めて振り返り、「最高でした。教え子の成長を楽しみにしたい」と期待していた。

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ロッテ・堀打撃コーチの父、眞澄氏が死去[サンスポ]

堀眞澄氏(ほり・ますみ=ロッテ・堀幸一打撃コーチの父)が9日死去、76歳。通夜は11日午後6時、告別式は12日午前11時、長崎県長崎市大橋町14の16、大橋メモリードホールで。喪主は長男、幸一(こういち)氏。

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ロッテ、井口監督誕生へ、12日発表、14日に就任会見[サンスポ]

ロッテの次期監督に、今季限りで現役を引退した井口資仁内野手(42)の就任が決まったことが10日、分かった。就任要請を受け、受諾の意思を固めていたが、シーズンを戦っているチームに配慮して態度を明らかにしていなかった。12日に球団から就任が発表され、14日に就任記者会見が開かれる。米大リーグでプレーした日本選手が12球団の監督に就くのは初めてとなる。

ロッテは今季開幕から低迷し、8月に伊東勤監督が今季限りでの退任を表明。日本シリーズとワールドシリーズでともに優勝するなど経験豊富で知名度と人望のある井口に候補を絞り、9月24日に行われた引退試合前に監督就任を要請していた。

井口は東京・国学院久我山高から青学大を経て1997年にドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。2005年に米大リーグ、ホワイトソックスに移籍してワールドシリーズ制覇に貢献した。09年にロッテで日本球界に復帰し、13年に日米通算2千安打を達成。通算成績は日本では1915試合に出場して1760安打、打率2割7分、251本塁打、1017打点、大リーグでは493試合に出場して494安打、打率2割6分8厘、44本塁打、205打点。

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ロッテは英二投手コーチ、清水外野守備走塁コーチが退団へ[サンスポ]

ロッテの英二投手コーチ(48)、清水雅治外野守備走塁コーチ(53)が今季限りで退団することが10日、分かった。投手コーチの後任には球団OBの清水直行氏(41)の名前が挙がっている。

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ロッテ・成田、プロ初勝利ならず、課題は「たくさんある」[サンスポ]

ロッテの2年目左腕、成田がレギュラーシーズン最終戦に先発したが、プロ初勝利はならなかった。5回を投げ、持ち味のテンポの良い投球ができずに4失点。2敗目を喫し「勝てなかったので悔しい」と首をひねった。

課題は「たくさんある」と話し、1軍で簡単にはじき返された直球に磨きをかけるという。「来季はこれ以上の結果を残さないといけない」と飛躍を誓った。

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ロッテ・伊東監督、執念求め去る「体で表現するチームになって欲しい」[サンスポ]

ロッテの伊東監督は最後の采配を白星で飾れなかった。細かい指示を出さず「全員、本塁打を狙っていけ」と送り出したが、打線は不発。拙守が失点につながった。巻き返しには勝負に対する執念が必要だとし「1番大事。体で表現するチームになって欲しい」と話した。

試合後は敵地でロッテファンが陣取る右翼席にあいさつ。温かい声援を受け「こういう状況でも一生懸命に応援してもらえる。5年間やれたことは野球人生で最高だった」と感謝し、笑顔で球場を去った。

二木
「大崩れすることなくよくできた。収穫もあったし、悪いシーズンではなかった。」(2番手で2回を投げて初の規定投球回数に到達)

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ロッテ・ペーニャとパラデスが11日に帰国[サンスポ]

ロッテは10日、ペーニャとパラデスが11日に帰国すると発表した。球団は70試合で15本塁打を放ったペーニャの再契約には前向き。パラデスの去就は未定。

6月に加入したペーニャは打率2割4分2厘、38打点、パラデスは89試合で2割1分9厘、10本塁打、26打点。

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セ・リーグが史上初の1400万人突破!観客動員数、パは微減[サンスポ]

セ、パ両リーグはレギュラーシーズンが終了した10日、交流戦を含む今季の観客動員数を発表し、セの総観客数は1402万4019人で、史上初めて1400万人を突破した。2年連続の最多更新で1試合平均は昨季より1.3%増の3万2690人だった。パの総観客数は1111万5444人で1試合平均では2万5910人で昨季より0.2%減となった。

球団別の1試合平均では阪神が2.8%増の4万2148人で6年ぶりにトップに立った。パのトップは優勝したソフトバンクの3万5094人。セで2連覇した広島の総観客数は球団最多だった昨季を上回る217万7554人だった。

1試合平均の試合時間はセが3時間12分で昨季より3分短縮され、パは3時間14分で昨季より4分短縮された。

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ロッテ井口新体制、“盟友”ソフト鳥越コーチを招聘へ[スポニチ]

今季限りで現役を引退し、ロッテの来季新監督に就任する井口は、12日に球団から就任が発表され、14日に会見を行う。

新体制への準備も進んでおり、ダイエー時代の盟友であるソフトバンクの鳥越1軍内野守備走塁コーチを招聘する。ソフトバンクのシーズン終了を待って本格的な交渉に入る。また、松山内野守備走塁コーチは今季限りで退任する。

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ロッテ、海外FA取得の涌井と話し合いへ、残留希望も意思尊重の意向[スポニチ]

今季海外FA権を取得したロッテ・涌井は来週までをメドに球団と話し合いをもつことになりそうだ。球団幹部は「当然残ってもらいたい」と前置きした上で、「もしも本人にその(米挑戦の)意思があるのであれば、尊重せざるを得ない」と言及。涌井はこの日、取材対応しなかった。

また、根元は海外FA権を行使せず残留する方向で、国内FA権を取得した唐川は「球団と話をして、そこがスタート」とした。

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ロッテ伊東監督、ラスト零敗も笑顔締め「野球人生で最高の5年」[スポニチ]

ロッテ・伊東監督のラストゲームは4安打零敗に終わった。若手を積極起用も振るわず、指揮官は「この世界は勝負に対する執念が1番大事。それが表に出るタイプが少ないので体で表現するチームになって欲しい」と願った。

5年間の監督生活を振り返り「野球人生の中で最高の5年。選手の成長を、今後楽しみに見届けたい」と優しい笑顔で締めくくった。

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セパ全日程終了、観客動員数は史上初の2500万人突破[スポニチ]

セ、パ両リーグは10日、今季の全日程が終了。各タイトルが確定した。総観客動員数は両リーグで2513万9463人と、史上初めて2500万人を突破した。セは1402万4019人で史上最多、パは1111万5444人だった。

球団別では阪神が1試合平均で2.8%増の4万2148人で6年ぶりにトップ。12球団で唯一300万人を突破した。

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パ観客動員、前年比0.2%減、楽天は10.7%増で球団新記録[スポニチ]

セ、パ両リーグは10日、レギュラーシーズンの全日程が終了。パ・リーグは今季の観客動員数を発表した。

総観客数は1111万5444人。過去2年連続で最多を更新していたが、今季は前年比0.2%減だった。球団別の1試合平均は以下の通り。

総入場者数が200万人を突破したのはソフトバンク、日本ハムの2球団。3位の楽天は10.7%増で球団新記録、2位・西武も05年の実数発表以降では最多の観客数を記録した。

平均試合時間は3時間14分で、昨季より4分短縮された。最短試合は4月30日の西武−ロッテ戦(メットライフ)の2時間10分。最長は8月1日のオリックス―ソフトバンク戦(京セラドーム)で、延長12回で5時間11分だった。

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井口監督、背番号6継続へ、3年契約12日に発表[報知]

今季限りで現役を引退したロッテ・井口資仁内野手(42)の新監督就任が12日に発表される。

メジャー経験のある日本人監督が初めて誕生、就任会見は14日に行われる。背番号は現役時代と同じ「6」で、3年契約となる見通しだ。21日からは秋季練習に参加。13年ぶりV奪回が託される来季へ、球団とともに組閣も急ぐ。

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涌井が月末渡米しWS観戦、メジャー挑戦へ始動!?球団は慰留[報知]

ロッテ・涌井秀章投手(31)が、10月下旬に渡米し、ワールドシリーズの観戦を予定していることが10日、分かった。今季、海外挑戦も可能なフリーエージェント(FA)権の取得要件を再び満たした右腕。13年目のシーズンを終え、メジャー挑戦の夢に向かって動き始める。

チームへの愛着か、大きな憧れか。今季は5勝11敗、防御率3.99と不本意な成績に終わった。この日は報道陣の問いかけには応じなかったが、再取得要件に達した9月4日には「今は独身ではないので、1人で決められない。家族とより良い人生になるようにしっかり考えたいと思います」とコメント。妻でモデルの押切もえや生まれてくる第1子のため、熟考する姿勢を打ち出していた。

今後は新体制となる21日の秋季練習初日には参加する予定。直後の24日(日本時間25日)からワールドシリーズがスタート。米国内の開催地にかかわらず渡米予定で、観戦は現地の生の雰囲気を体感するためとみられる。これまで公の場でメジャー志向を口にしたことはないが、野球の本場の空気を感じる中で、心が大きく動く可能性もある。

球団もエースの夢には理解を示している。球団幹部は「もちろん、残ってもらいたい。だけど、(13年オフに)来た時からそういう意向があって、今年行きたいと言うか分からないけど、彼の意思は尊重しないといけない」と思いは受け止めている。とはいえ、宣言後の残留も認め、全力で慰留する方針。近日中にも引き留めの交渉に入る。

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ロッテ・伊東監督、本塁打指令も不発…16度目完封負け[デイリー]

ロッテの最終戦は今季16度目の完封負け。伊東監督の「1番から9番までホームランを狙え。フルスイングで行け」の大胆采配も空転。4安打で11三振を喫した。

指揮官は「全てが終わった。淡々と進んで逆によかった」と振り返り「勝負への執念をもっと表に出して欲しい」と最後のアドバイスを送った。

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ロッテ、井口監督誕生へ、12日発表、14日就任会見[デイリー]

ロッテの次期監督に、今季限りで現役を引退した井口資仁内野手(42)の就任が決まったことが10日、分かった。就任要請を受け、受諾の意思を固めていたが、シーズンを戦っているチームに配慮して態度を明らかにしていなかった。12日に球団から就任が発表され、14日に就任記者会見が開かれる。米大リーグでプレーした日本選手が12球団の監督に就くのは初めてとなる。

ロッテは今季開幕から低迷し、8月に伊東勤監督が今季限りでの退任を表明。経験豊富で知名度と人望のある井口に候補を絞り、9月24日に行われた引退試合前に監督就任を要請していた。

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ロッテ二木、規定投球回数に達する「悪いなりに試合を作れるようになった」[デイリー]

ロッテの4年目、二木康太(22)が2番手で登板。2回を被安打「2」で「1」失点だったが、1回2/3に迫っていた規定投球回数に達した。

今季は23試合で7勝9敗、昨季も22試合で7勝9敗。同じ成績に終わったが、「いいシーズンだったと思います。イニングを投げられたし、(試合)終盤でも悪いなりに試合を作れるようになった」と今季を振り返っての成長を強調して、前を向いた。

今季限りで退任する英二コーチから、「1年間、お疲れさまでした」とねぎらわれたそうで、「シーズン通してできる体力をつけたい。筋肉の強化もです」と意欲的だった。

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ロッテ、19歳成田は2敗目に唇かむ「課題がたくさんあります」[デイリー]

ロッテは今季2度目の先発となったプロ2年目左腕、成田翔投手(19)が2敗目を喫した。

「いただいたチャンスなのでしっかりとやりたい。走者を背負ってからの投球が課題です」。

こう話して上がったマウンドだったが、5回を87球、被安打「6」で「4」失点(自責は2)だった。

1回、先頭の茂木に2−0からの138キロストレートを左中間に運ばれた。三塁打。続く藤田に初球、スクイズを決められた。

2回、2死から村林にプロ初安打を許すと、やはり茂木だ。135キロのストレートを左に打ち返されて適時二塁打となった。

4回には2個の四球が絡んでピンチを招き、味方の失策も飛び出して2点を失った。

「正直、悔しいです。課題がたくさんあります」。19歳は唇をかみしめた。

チェンジアップやスライダーといった変化球を駆使したが、「今日は速球で空振りやファウルを取れなかった。球速は身体ができれば増す。まず切れや精度を上げたい」。

大きな課題の1つにストレートのレベルアップを上げた。

プロ2年目での黒星を糧に成田が飛躍を期す。

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ロッテ伊東監督、ラスト采配で最後のアドバイス[デイリー]

最後の采配。ロッテ・伊東監督は野手陣にこんなゲキを飛ばした。

「1番から9番までホームランを狙うように言った。バントはなし。フルスイングで、どれだけ選手が成長したか、どれだけ力が通用するか」。

2時間38分。終わってみれば、今季16度目の完封負けだ。

楽天にとっては本拠地での今季最終戦、さらに14日からの西武とのCSを見据えて負けられない戦いだ。

岸から森、宋家豪、福山への必勝リレーの前に4安打で11三振を喫した。

試合後、伊東監督は「全てが終わりましたね。(試合が)淡々と進んで行った。逆によかったかも…」と話し、さらに続けた。

「基本、若い人を使ったけど、将来的に今日出た人は(チームを)支えていく人になって欲しい」。

この日の屈辱を飛躍へのジャンプ台にして欲しい。願いを込めての談話だった。

球場に到着すると楽天から花束が届けられていた。一塁から右翼席に大勢のロッテファンが陣取った。

「伊東監督 5年間ありがとうございました」。こんな垂れ幕やプラカードが目にしみる。だが涙はない。

「勝負に対する執念を表に出す選手が少ない。この世界はそれが1番大事。クールさよりもガムシャラさがファンの共感を呼ぶ。身体で表現する選手になって欲しい」。

去って行く指揮官は最後にこう結んだ。

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ロッテ、ペーニャが帰国へ、70試合15本塁打、パラデスも[デイリー]

ロッテは10日、ペーニャとパラデスが11日に帰国すると発表した。球団は70試合で15本塁打を放ったペーニャの再契約には前向き。パラデスの去就は未定。

6月に加入したペーニャは打率2割4分2厘、38打点、パラデスは89試合で2割1分9厘、10本塁打、26打点。

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ロッテ佐々木がフェニックスリーグ参加へ「今年1年、全く納得していない」[デイリー]

ロッテは10日、佐々木千隼投手(23)、宮崎敦次投手(24)が宮崎でのフェニックス・リーグに参加すると発表した。2選手は11日から2軍本隊に合流する。

佐々木は「今年1年間、ストレートが良くなかったのでフェニックスリーグではもう1回、その点を意識して取り組んでいきたいと思います。今年1年の結果に自分は全く納得していないので、納得できるボールを1球でも多く投げられるように励みたいと思います」と意欲的にコメントした。

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伊東監督「最高の5年だった」[千葉日報]

9日のホーム最終戦セレモニー。「皆さんに背中を押してもらった。世界一のファンだと思います」。千葉ロッテ・伊東監督の表情は感極まっていた。今季、そして5年間の“伊東マリーンズ”の戦いが、終わりを迎えた。

この1年間は苦難の連続だった。オープン戦を首位で終え、「挑戦者の気持ちで戦う」と臨んだ開幕カード。だが3連敗すると、チームは奈落の底へ落ちるように負け続けた。涌井、石川ら先発陣は序盤から精彩を欠き、抑えの益田は不調でその座を1ヶ月で剥奪された。打線も5月末までチーム打率1割台。元々薄い選手層に個々の不調が重なれば、なす術がない。結局、球団最悪を54年ぶりに更新する87敗で屈辱のシーズンを終えた。

最終戦まで40試合以上を残す8月13日に辞任を表明した。2015、16年の31年ぶりの2年連続Aクラスにも「満足していない」と話す指揮官は、自ら責任を取らない方法は考えなかった。来季は教え子の井口が指揮を執る。10日の最終戦後、選手に対し「勝負への執念が1番大事」と力を込め、「5年間やれたことは野球人生で最高だった」とすがすがしい表情で球場を去った。

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