ロッテがエース引き留めを図る。
米メジャー挑戦を第一に海外FA権行使を決めた涌井について、山室球団社長は「欠かせない選手。うちとして、こう考えているというものを提示したい」と5勝の今季成績ではなく、実績に見合う金額、年数を提示する考えを示した。同時に、涌井の夢も理解。「本人の権利。個人的には快く送り出したい気持ちもある」と明かした。
ロッテは11日、英二(落合英二)投手コーチ(48)、田口昌徳バッテリーコーチ(47)、山下徳人野手総合兼打撃コーチ(52)、松山秀明内野守備・走塁コーチ(50)、清水雅治外野守備・走塁コーチ(53)、石貫宏臣戦略コーチ(48)、佐藤兼伊知2軍内野守備・走塁コーチ(58)と来季コーチ契約を行わないと発表した。
13年から、2軍、1軍の同職を歴任した松山コーチは「5年間ですけど、すごく感謝しています。良い経験をさせてもらいました。2軍から2年間始めて、その選手達も1軍で頑張ってくれている」と感謝した。今後は未定。教え子達へ「ユニホームを脱ぐまで向上心を忘れないでいて欲しい。プロ野球のトップクラスになるまで、満足することなくやって欲しい」とメッセージを残した。
田口コーチは「結果が伴わなかったのだから、当然の世界。僕も責任を感じています。負ける悔しさを味わいましたが、選手と勝つ喜びを分かち合いたかったです」と話した。今後は未定だという。
ロッテのジミー・パラデス内野手(28)が11日、成田空港発の航空機で帰国した。1年目の今季は、89試合、打率2割1分9厘、10本塁打、26打点。来季残留は未定。
帰国に際し「チームが苦しい中で自分自身も苦しんでしまいました。そんな日々の中で私を励ましてくれたのはファンの皆様の存在でした。私はこれまで色々なチームでプレーをしてきましたが、マリーンズファンは世界一だと思います。チームや自分が苦しんでいる時に皆様に、いつも変わりなく熱く応援をしていただき背中を押してもらいました。この場を借りて本当にありがとうございましたとお伝えしたいです。もし、来年また日本に戻ってこられたなら、今度はチームを引っ張るような成績をあげ、皆様の期待に応えたいと思います。パラデスデス、マリーンズファンは最高デス」と話した。
ロッテのウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が11日、成田空港発の航空機で帰国した。
今年6月にロッテ入りし、2年ぶりに日本球界に復帰。70試合で、打率2割4分2厘、15本塁打、38打点を残した。球団は来季残留を求める方針。
ペーニャは「まずは、常に応援してくれて私を後押ししてくれたファンの皆様に感謝をしたいと思う。自分が100%の力でプレーが出来たのはファンの皆様のおかげだ。今年、チームはいいシーズンではなかったが、マリーンズはこんなチームではない。来年は開幕から活躍をして、チームの勝利に貢献をしたいと思う。また来年、千葉に戻ってきたいね」と話した。
秋田商出身の2年目左腕、ロッテ成田翔(かける)投手(19)のプロ初勝利はならなかった。
今季最終戦に先発。楽天打線に5回6安打4失点(自責2)と打たれ、2敗目を喫した。「勝てなかったのは悔しい。課題がたくさん。今日は直球を簡単にはじき返された。直球を磨きたい」と結果を受け止めた。公式戦は終えたが、みやざきフェニックス・リーグで実戦を重ねていく。退任する伊東監督からは「今の感じでは1軍とはいかない。足りないところを、どれだけ補って来年につなげられるか。1軍の経験はこの先に生きる」とエールを送られた。
取材をしていると、印象的な言葉と出会うことがある。よく考えて発せられたものだけではない。ふと漏らした言葉だからこそ、その人の本音や心情が現れていることがある。ロッテの今季を振り返って、思い出すのが次の2つだ。
「アリさん、頑張ってるなぁ」。
「心が折れそう」。
どちらも、西野勇士投手(26)の言葉だ。取材メモには「6月9日、浦和」とあった。その頃、西野は2軍で、悶々としていた。先発に再転向して臨んだ今季だったが、昨季途中に患った右肘痛もあり、5月初めから再調整が続いていた。「投げて痛みが出ると思うと…。力を入れられない」と、6月に入るとキャッチボールも控えていた。
思い切って、靱帯再建手術を受けるべきなのか。悩みの真っただ中にいた頃、練習を終えてクラブハウスに引き揚げる西野の足元に、1匹のアリがいた。自分より何倍もある大きな虫を、せっせと運ぶ姿が目に留まった。思わず飛び出た「アリさん、頑張ってるなぁ」であり、そんなアリを見詰める自分は「心が折れそう」だったのだ。
幸い、その後の精密検査で、手術するまでの症状ではないことが分かった。同じ取材メモの「6月29日、浦和」の欄には、「良かった! 前より良くして戻らないと意味がない。復活したいですね。もう1年半…。ここ(2軍)じゃないだろって、思われるぐらい良くして。肘だけじゃない。ボール自体も良くなるきっかけにしたい」と記してあった。一転、生き生きした笑顔だったのを思い出す。
あの日のアリに励まされた訳ではないだろうが、9月30日の楽天戦で約4ヶ月ぶりに1軍復帰。6回5安打2失点に抑え、見事、2勝目を挙げた。かつて絶対的な安定感を誇った守護神が、今は困難にぶつかりながらも、先発という新たな道を進んでいる。そんな彼に贈りたい。
「西野君、頑張ってるなぁ」。
今季限りで現役を引退したロッテ・井口資仁内野手(42)の新監督就任が12日、正式に発表される。米大リーグの経験者として初めてプロ野球の監督を務める新指揮官が、来季はメジャー流の3大改革を実施することが判明。今季最下位に終わったチームの再建に取り組む。
12日に球団が正式に監督就任を発表し、14日には会見を開く井口は、就任後の改革プランをじっくりと温めていた。
「投手の中4日は挑戦してみたい。基本的にはエース級だけになるけど、トライしてみたい」。
ダイエー時代の王監督、ホワイトソックス時代のギーエン監督のように「選手に歩み寄り、距離を作らない」と対話も重視する。アマ時代、プロ野球、メジャーで優勝を経験した井口だからこそ、常勝が当たり前のチームを構築する。
ロッテは11日、英二(落合英二)投手コーチ(48)、田口昌徳バッテリーコーチ(47)、山下徳人・野手総合兼打撃コーチ(52)、松山秀明内野守備走塁コーチ(50)、清水雅治外野守備走塁コーチ(53)、石貫宏臣戦略コーチ(48)、佐藤兼伊知2軍内野守備・走塁コーチ(58)と、来季のコーチ契約を結ばないと発表した。
来季に向けては、ロッテOBの清水直行氏(41)の投手コーチ就任が確実。2軍監督には阪神の2軍打撃兼野手総合コーチを退任した今岡真訪氏(43)が就く見込み。ヘッドコーチにはソフトバンク・鳥越裕介内野守備走塁コーチ(46)、バッテリーコーチにはソフトバンク・清水将海バッテリーコーチ(42)の招聘を目指している。
ロッテ・涌井秀章投手(31)が米大リーグ移籍を視野に入れ、今オフにフリーエージェント(FA)権を行使する考えであることが11日、分かった。行使した場合、ロッテは条件を提示して再契約を求める方針。涌井は、国内他球団への移籍、宣言残留も選択肢に入れているという。
涌井は2013年オフに国内FA権を行使して西武からロッテへ移籍。9月4日に海外FA権を再取得した際には「1人では決められない。家族とより良い人生になるように考えていきたい」とコメントした。夫人でモデルの押切もえ(37)は来春に第1子を出産予定だが、夫の意思を尊重するという。
球団幹部は「(米移籍の)気持ちがあるのは知っている。チームに欠かせない選手だが、彼の夢でもある」と話した。
ロッテのウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が11日、成田発の航空機で帰国した。ペーニャは「まずは、常に応援してくれて私を後押ししてくれたファンの皆様に感謝をしたいと思う。自分が100%の力でプレーが出来たのはファンの皆様のおかげだ。今年、チームはいいシーズンではなかったが、マリーンズはこんなチームではない。来年は開幕から活躍をして、チームの勝利に貢献をしたいと思う。また来年、千葉に戻ってきたいね」とコメントした。
ロッテは、11月23日(木・祝)にZOZOマリンスタジアムで2017年千葉ロッテマリーンズファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2017」を開催する。
開始時間やイベント内容の詳細は後日、球団公式サイトで発表する。雨天決行。入場料無料。
ロッテの涌井秀章投手(31)が米大リーグ移籍も視野に入れ、今オフにフリーエージェント(FA)権の行使を検討していることが11日、分かった。ロッテの球団幹部が「(米移籍の)気持ちはずっとあるのは知っている。チームに欠かせない選手だが、彼の権利だし夢でもある」と話した。
FA権を行使した場合、ロッテも条件を提示して再契約を求める方針。13年目の今季は25試合に登板して5勝11敗、防御率3.99。
神奈川・横浜高から2005年にドラフト1巡目で西武に入団し、国内FA権を行使して14年にロッテ移籍。09年に沢村賞、07、09、15年に最多勝に輝き、今季に2度目のFA権の資格取得条件を満たした。通算377試合で123勝112敗37セーブ、防御率3.45。
ロッテは今季限りで辞任した伊東監督の退団と、7人のコーチと来季の契約を更新しないと発表。松山内野守備走塁コーチは「5年間いい経験をさせてもらい凄く感謝している」と振り返った。平沢、中村ら若手には「上には上がいる。向上心を忘れずやって欲しい」とメッセージ。
同じく退団する田口バッテリーコーチは「結果が伴わなければ当然の世界」と話した。
球団は12日に井口の来季監督就任を発表する。
ロッテは11日、今季限りで辞任した伊東勤監督(55)の退団と、英二投手コーチ(48)、田口昌徳バッテリーコーチ(47)、山下徳人野手総合兼打撃コーチ(52)、松山秀明内野守備・走塁コーチ(50)、清水雅治外野守備・走塁コーチ(53)、石貫宏臣戦略コーチ(48)、佐藤兼伊知2軍内野守備・走塁コーチ(58)の計7コーチと来季の契約を更新しないと発表した。
来季新監督に就任する井口資仁内野手(42)は、12日に球団から就任が発表され、14日に会見を行う。
新体制への準備も進んでおり、ダイエー時代の盟友であるソフトバンクの鳥越裕介1軍内野守備走塁コーチ(46)を招聘する。ソフトバンクのシーズン終了を待って本格的な交渉に入る。
ロッテのジミー・パラデス内野手(28)が11日、成田空港発の航空機で離日した。
今季チームに加入し、89試合に出場して打率.219、10本塁打、26打点。パラデスは「チームが苦しい中で自分自身も苦しんでしまいました。そんな日々の中で私を励ましてくれたのはファンの皆さまの存在でした。これまで色々なチームでプレーをしてきましたが、マリーンズファンは世界一だと思います。チームや自分が苦しんでいる時に皆さまに、いつも変わりなく熱く応援をしていただき背中を押してもらいました。この場を借りて本当にありがとうございましたとお伝えしたいです。もし、来年また日本に戻ってこれたなら、今度はチームを引っ張るような成績を上げ、皆様の期待に応えたいと思います。パラデスデス、マリーンズファンは最高デス」とコメントした。
ロッテのウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が11日、成田空港発の航空機で離日した。
今季はシーズン途中に加入して70試合に出場、打率.242。チームトップの15本塁打を放ち長打力を見せつけた。来季も残留する方向の助っ人は「常に応援してくれて私を後押ししてくれたファンの皆さまに感謝をしたい。自分が100%の力でプレーができたのは、ファンの皆さまのおかげだ。今年、チームはいいシーズンではなかったが、マリーンズはこんなチームではない。来年は開幕から活躍をして、チームの勝利に貢献をしたいと思う。また来年、千葉に戻ってきたい」と話した。
ロッテが、今季中に取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使するか熟考している涌井秀章投手(31)と近日中にも残留交渉に臨み、3つの誠意を示す。球団幹部は「(メジャー挑戦したい)彼の夢は尊重するけど、残ってもらいたいのはもちろん」とあらためて要望した。
シーズン終了から一夜明け、この日は公の場には姿を見せなかった。月末には渡米し、ワールドシリーズを観戦予定。チーム愛も強いエースを信じて、流出阻止へ全力を尽くす。
今オフ、再取得したFA権を行使してメジャーに挑戦する意向を固めているロッテ・涌井秀章投手(31)に関し11日、山室晋也球団社長(57)が初めて言及した。
山室社長は「残ってくれると思っている」としながらも、「彼の夢。気持ち良く送り出したい思いもある」と涌井の心境をおもんばかった。国内移籍については「それなら残留して欲しい」と話し、今後予想されるマネーゲームへの参戦には否定的だった。
ロッテのウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が11日、帰国した。
6月初旬に入団。70試合で打率.242、15本塁打、38打点。ファンに感謝し「来年は開幕から活躍をして、チームの勝利に貢献したい」と話した。山室球団社長は「ウチの打線の中では必要な存在だと思っている」と来季の残留を示唆している。また、パラデスも帰国。去就は流動的だ。
ロッテのジミー・パラデス内野手(28)が11日夕、成田発ニューヨーク行きのJAL便で帰国した。
パラデスは89試合に出場して打率.219、10本塁打、26打点の成績。ダフィーの不振も相まって、ロッテ低迷の大きな原因の1つとなった。
成田空港でパラデスは、「チームが苦しい中で自分自身も苦しんでしまいました。そんな日々の中で私を励ましてくれたのはファンの皆さまの存在でした。これまで色々なチームでプレーをしてきましたが、マリーンズファンは世界一だと思います。いつも変わりなく熱く応援をしていただき背中を押してもらいました」とファンの応援に感謝。さらにこう続けた。
「この場を借りて本当にありがとうございましたとお伝えしたいです。もし、来年また日本に戻ってこられたなら、今度はチームを引っ張るような成績を上げ、皆さまの期待に応えたいと思います」。
ロッテ・山室晋也球団社長(57)は、パラデスの去就に関し、「色々修正しなければならないが、もうちょっと見てみたい」と新外国人獲得の動向をにらみながら残留の是非を決める方針を明らかにしている。
ロッテのウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が11日、成田空港発ワシントン行きの航空機で帰国した。
ペーニャは6月初旬に緊急入団。70試合で打率.242、15本塁打、38打点の成績を残した。15本塁打はチームトップだ。
ペーニャは、「まずは、常に応援してくれて私を後押ししてくれたファンの皆さまに感謝をしたいと思う。自分が100%の力でプレーができたのはファンの皆さまのおかげだ」とファンに感謝して、こう続けた。
「今年、チームはいいシーズンではなかったが、マリーンズはこんなチームではない。来年は開幕から活躍をして、チームの勝利に貢献をしたいと思う。また来年、千葉に戻ってきたいね」。
ロッテ・山室晋也球団社長(57)はすでに、「ウチの打線の中では必要な存在だと思っている」と来季の残留を示唆しており、ペーニャが18年シーズン開幕からプレーする可能性が高い。
ロッテの涌井秀章投手(31)が米大リーグ移籍も視野に入れ、今オフにフリーエージェント(FA)権の行使を検討していることが11日、分かった。ロッテの球団幹部が「(米移籍の)気持ちはずっとあるのは知っている。チームに欠かせない選手だが、彼の権利だし夢でもある」と話した。
FA権を行使した場合、ロッテも条件を提示して再契約を求める方針。13年目の今季は25試合に登板して5勝11敗、防御率3.99。
神奈川・横浜高から2005年にドラフト1巡目で西武に入団し、国内FA権を行使して14年にロッテ移籍。今季に2度目のFA権の資格取得条件を満たした。
ロッテは11日、11月23日(木・祝)にZOZOマリンスタジアムで、2017年千葉ロッテマリーンズファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2017」を開催すると発表した。開始時間、イベント内容の詳細は後日、球団公式サイトにて発表する。入場料は無料。