わたしはかもめ2017年鴎の便り(10月)

便

10月23日

「感覚をつかんで欲しい」/井口監督[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督は、台風一過の晴天で秋季練習3日目を迎えた。井口監督のコメント。

「投手はキレのいい球を打者を見ながら投げて欲しいですし、打者は速い球をどう打ち返すか。春より体ができているうちに感覚をつかんで欲しい」と24日から打撃投手をおいての打撃練習を予告した。

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阪神高山ら多数輩出、マリーンズジュニア16人決定[ニッカン]

ロッテは23日、今年で13回目となる「NPB12球団ジュニアトーナメント2017 supported by 日能研」出場に向けたジュニアチームのメンバー選考が終了し、武藤一邦監督のもと本格的な活動を開始したと発表した。

メンバーはいずれも小学6年生の16人。昨年は予選リーグを突破し、決勝トーナメントで敗戦した。12月27日から札幌ドームで始まる大会では、10年以来2度目の優勝を目指す。

マリーンズジュニアは阪神高山、楽天藤平らプロ選手も多数輩出している。

メンバーは次の通り(数字は背番号)。

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ロッテ・ジュニアチーム、2010年大会以来2度目の優勝目指す[サンスポ]

ロッテのジュニアチームのメンバー16人(いずれも小学6年生、武藤一邦監督)の選考が終了し、今年で13回目となる「NPB12球団ジュニアトーナメント2017 supported by 日能研」に向けて本格的な活動を開始している。

昨年は予選リーグを突破し、決勝トーナメントで敗戦。12月27日から札幌ドームで始まる大会では2010年大会以来となる2度目の優勝を目指す。

参加チームは、各球団のOBが監督に就任し、小学5、6年生で編成され12チームで優勝を競う。メンバーは次の通り。

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ロッテ“井口流改革”実行、アップ時間30分短縮[スポニチ]

ロッテは秋季練習3日目で「井口流改革」だ。これまでアップを1時間かけて行っていたが、30分間に短縮。開始時間までに自主的に動ける体をつくっておくことを求めた。

また、24日からは投手陣が打撃投手を務める。井口監督は「春よりも体が仕上がっている状態で感覚をつかんで欲しい」と意図を説明した。11月には台湾遠征を行い3試合の交流試合が予定されており「色々なチャレンジをしながら、試合で対応できるようにして欲しい」と話した。

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ロッテ井口監督、初めて晴天での秋季練習に笑顔、居残り練習まで見守る[スポニチ]

ロッテの秋季練習は3日目を迎えた。

台風の影響により練習開始をこれまでの午前9時半から午後2時に変更したこともあり、初めて晴天のもとグラウンドでスタート。打撃練習は室内練習場となったが、視察に訪れたみやざきフェニックス・リーグから雨天続きだった井口監督も「晴れたので少し屋外でできてよかったね」と笑顔を見せた。

この日も野手陣は打撃練習後にはロングティーでバットを振り込んだ。さらに最後にランニングメニューをこなすと、あたりは真っ暗に。指揮官はその後行われた居残り練習まで見守った。

24日からは投手陣が打撃投手を務める予定。「切れのいい直球を取り戻して欲しい。直球と分かっての直球でどういう投球ができるか。また打者は速い球をどう打ち返せるか」と課題を口にした。

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ロッテ、ジュニアチームのメンバーを発表、OBに阪神・高山、ハム近藤ら[スポニチ]

ロッテは23日、千葉ロッテマリーンズのジュニアチームのメンバー16名を発表した。

今年で第13回目となる「NPB12球団ジュニアトーナメント2017 supported by 日能研」出場に向けて、9月から本格的な活動を開始。昨年は予選リーグ突破し、決勝トーナメントで敗戦。いずれも6年生で、武藤一邦監督のもと、12月27日から札幌ドームで始まる大会で2010年大会以来となる2度目の優勝を目指す。

マリーンズジュニア出身のプロ野球選手OBは、阪神タイガース・高山俊選手、北海道日本ハムファイターズ・近藤健介選手、中日ドラゴンズ・佐藤優選手、広島東洋カープ・船越涼太選手(以上4人は2005年、第1回大会出場)、横浜DeNAベイスターズ・網谷圭将選手(2009年、第5回大会出場)、東北楽天ゴールデンイーグルス・藤平尚真選手(2010年優勝メンバー、第6回大会出場)。

今大会のメンバーは次の通り。

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涌井の渡米をキャッチ、メジャーへの思いを初めて激白[報知]

ロッテ・涌井秀章投手(31)が23日、羽田空港発の航空機で渡米した。ロサンゼルスで24日(日本時間25日)から始まるドジャースとアストロズのワールドシリーズ(WS)観戦が目的。今季、海外挑戦も可能なFA権の取得要件を満たし、熟考している渦中の右腕が、今オフ初めて沈黙を破った。

「行きたくないと言ったら嘘になりますね」。

公の場でほとんどメジャーへの憧れを口にしたことがない涌井が、はっきりと夢を口にした。この日はグレーのパーカーにデニム姿。「行きたいと思うようになったのはWBCかな。国際大会が大きかった」。08年北京五輪を経験後、09、13年のWBCに2大会連続で出場。強打者相手の力勝負をきっかけに思いは膨らんだ。先に海を渡った同級生のダルビッシュらの活躍も刺激になっているのは間違いない。

LA、ヒューストンで本場の空気を体感することで、メジャーへの思いがさらに強くなる可能性は十分ある。ただ、FA権を行使するか、結論は出ていない。「まだ何も決まっていないですね。宣言するか分らない。家族と考えます」。昨年11月にモデルの押切もえと結婚し、第1子も誕生するため、家族の幸せが何よりの判断材料になる。チームへの愛着も強い。夢を尊重しながらも、全力で慰留する方針の球団と帰国後に初交渉に臨む見通しだ。

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ロッテ・井口監督、フリー打撃に1軍投手陣起用明言[デイリー]

グラウンドが雨の影響でぬかるんでいたため23日は室内での打撃練習となった。

ロッテ・井口監督は「(ナインは)体ができている。打者は切れのいい球を打って欲しい」と24日のフリー打撃では1軍投手陣を起用することを明言。有吉、二木らはブルペンで調整。「何か新しいことに挑戦して欲しい」と新監督は現状打破を呼びかけていた。

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[千葉魂]新生マリーンズ、始動、会話重ねる井口新監督[千葉日報]

すでに新しい風が吹いている。新たにマリーンズの指揮を任されることになった井口資仁新監督は活動的に動き回り、改革に向けた第一歩を踏み出している。歴史的な敗北を重ねた今季のマリーンズ。やらなければいけないことは山ほどある。青年監督は精力的に動き回り、チームを生まれ変わらせようとしている。

「今年の成績だと休める人なんていないんじゃないかな。やらなくてはいけないことはいっぱいある。チームとしても悔しいし、当然、個人的に悔しいこと、反省しないといけないことが山ほどある。それをこの秋からしっかりと見つめ直していきたい。選手には貪欲に取り組んでもらいたい」。

10月21日にロッテ浦和球場で全体練習が再開されると若き指揮官はキッパリと言い切った。今シーズンまで現役を務めていた井口監督だからこそ見えているものがたくさんある。ここ数年はベンチの中にいても自分ならこの状況でどうするかを自問自答しながら過ごしてきた。他の選手達が何を悩み、どう打開したいのかを観察してきた。1歳年下のベテラン・福浦和也内野手を見ていて感じたことがあった。それは自分とコーチの立場を考え、若手への指導を遠慮しているように見えたことだ。だから、監督就任が決まると兼任打撃コーチ就任を依頼した。兼任コーチの肩書きを持つことで、積極的に指導をしたり、声を掛けたりできるのではと考えた。それはマリーンズにとって間違いなくプラスになることだと想定し、踏み切った。秋季練習初日、積極的に手振り身振りを交えながら選手にアドバイスをする福浦兼任打撃コーチの姿に目を細めた。

対話。今の若い選手達が1番、求めているのはコミュニケーションだと肌で感じている。そして、それができるのが今年まで現役を務めていた自分の利点だと感じている。だから10月14日、千葉市内のホテルでの就任記者会見を終えると、そのまま空路、宮崎へと向かった。宮崎でのフェニックスリーグに参加をしている選手達を視察するのが目的であると同時に、なかなか1軍首脳と会話をする機会のない若手選手達と話をするのが目的だった。現地に到着をするとその夜に2軍首脳陣と会食。残念ながら3日連続雨天中止のため試合こそ見ることができなかったが、その分、若手選手に自ら積極的に話し掛けるなど対話を重ねる時間が増えた。打撃の悩み、来季に懸ける想い、現状打破に苦しむ心情。色々な事を聞けた。大きな収穫だった。

「会話は大事にしていきたい。選手達から壁を作ることはもしかするとあるかもしれないけど、自分は絶対に作らない。どんどん会話をしていきたい。全選手から話を聞いて、想いを確認したいと思うし、自分のやりたい野球などの野球観を伝えていきたい。それはシーズン中も同じ」。

監督という肩書の前に、選手達はどうしても一線を作ってしまう。そしてそれが結果的にいつからか大きな壁となり、お互いの想いを遮断してしまうことがある。新監督は就任会見で目指す監督像としてシカゴ・ホワイトソックス時代に出会ったオジー・ギーエン監督の名前を挙げた。選手との距離がないことにおいては衝撃的だった。世間話をすれば、冗談を言い合う人だった。一緒に笑い、共に泣いた。朝、選手ロッカーに到着するとソファーでくつろいでいる姿を当たり前のように見かけた。気取らず、ありのままに接してくれた。それが選手として嬉しく、やりやすかった。だからその姿を追い続けている。選手達に素直な自分の考えを伝え、動きやすい環境をつくろうとしている。

3泊4日の日程で宮崎視察を終えると翌日には福岡にいた。クライマックスシリーズ・ファイナルステージでの3日連続でテレビのゲスト解説を務めたがその眼は最高の舞台で激戦を演じる両チームの戦い方に向けられていた。厳しい目線で両ベンチの動きを細かく観察した。そしてポツリとつぶやいた。

「本当ならマリーンズがクライマックスシリーズに出ていないといけない。それが当たり前のチームにする。この期間に練習をしていなくてはいけないことの意味を選手はしっかりと感じて今年は取り組んで欲しい」 ナイターを終え、翌早朝便で帰京。空港からそのまま午前10時に始まったロッテ浦和球場での全体練習に合流した。「その時間を練習に使って欲しいから」と自ら積極的にボールを拾い、ネット設置を行った。全体練習が終わっても特打は3時間以上、続いた。それを見守る背番号「6」の背中はエネルギーにあふれていた。新しい風は颯爽と吹いている。それは力強く、今まで感じたことがないような風。新生マリーンズが動き出した。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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