わたしはかもめ2017年鴎の便り(11月)

便

11月13日

「選手も実感していると思う」/井口監督[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督が台湾遠征を終え13日に帰国した。秋季キャンプで下半身主導の打撃と積極的な走塁を徹底した成果が出て打線がつながり、台湾代表に3連勝。「キャンプからやってきたことが出せた。安打数の割に点が入っているし、選手も実感していると思う」と手応えを口にした。

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ロッテ井口監督、台湾代表に全勝も「課題たくさん」[ニッカン]

井口資仁監督(42)らロッテの台湾遠征メンバーが13日、成田空港着の航空機で帰国した。

台湾代表との親善試合は3戦全勝で終えた。井口監督は、出発前の台湾桃園国際空港で「こちらはチームとして動いて、やるべきことが出来た。課題もたくさん出た。速い投手には振り遅れていた。どうやるか、打撃コーチと話し合っていく。キレのある球を、どう打つかが課題です」と振り返った。

3試合で計31安打21得点とつながったが、気を抜くことはなかった。

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NPBで来季からリプレー検証導入、名称リクエスト[ニッカン]

日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が13日、都内で開かれ、来季から判定に異議のある際に、監督が映像によるリプレー検証を求めることができる制度を導入することが正式決定した。MLBでは「チャレンジ」と呼ばれる制度で、NPBは制度の名称を「リクエスト」とすると発表した。今季も本塁打かどうかの判定や、本塁クロスプレーなどでリプレー検証が行われているが、あくまで審判団の判断からだった。判定の客観性を求めるために、監督の要求を認めることになった。

などが発表された。

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ロッテ・井口監督、早くも宿題、2・1から実戦へ[サンスポ]

ロッテは13日、台湾遠征を終え、空路で帰国した。3戦全勝の結果を残したが、井口新監督は早くも宿題を課した。来年2月1日の沖縄・石垣島キャンプ初日から実戦を行う方針で、「オフの自主トレが重要になる。遊んでも構わないが、遊べば調整は遅れる」と指摘。選手会長の角中と、清田は「例年より早く体を鍛える」と力を込めた。

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日本版「チャレンジ」の名称は『リクエスト』、1試合で“失敗”2度まで可能[サンスポ]

プロ野球12球団実行委員会が13日、東京・港区の日本野球機構(NPB)事務局で開かれ、判定に異議がある場合に監督が映像での検証を求めることができる「リクエスト」制度を、来季から導入することを決めた。すでに米大リーグ(MLB)が導入している「チャレンジ」の日本版で、外野フェンス際の飛球や全ての塁でのアウト、セーフの判定に対して使える。来季のオープン戦では12球団の本拠地球場でのみ実施される。

プロ野球がまた1つ、時代の変革期を迎えた。NPBでは5月に「リプレー検証検討委員会」(委員長=江幡秀則ヤクルト球団専務)を立ち上げ導入を審議。本塁打や本塁上のアウト、セーフの判定など審判員の判断でのみ行ってきた「リプレー検証」の範囲を拡大し、監督の要望にも応じる。「リクエスト」の名称は「(MLBの)チャレンジは挑発的な表現だが、あえて“やわらかい”表現にした」(江幡委員長)という。

最大の相違点は映像だ。MLBが各球場に専用のカメラを設置、審判員とは別の人員で判定するシステムなのに対し、日本版はテレビ映像をそのまま利用する。球場によっては、ファンもビジョンで同じ検証映像を見ることができる。

そのほか、主なルールの骨格はMLBに準じており、1試合で利用できるのは2度。判定が覆れば回数にはカウントされない。9回終了時点でリセットされ、延長戦では1度となる。また行使の際は、監督が速やかにモニターを意味する「四角」を手で表現して伝えるが、ベンチ内で別の者が映像を確認してからリクエストした場合や、検証に対する決定に異議を申し立てた場合、監督は退場処分となる。一方、ストライク、ボールの判定、ハーフスイング、ボーク、本塁上のコリジョン(衝突)などには適用しない。

NPBでは来年1月にも12球団の監督・コーチらに改めて説明するが、友寄正人審判長は「今後、想定外のところも出てくれば、その都度検討したい」と説明した。

◇指揮官の反応は…

ソフトバンク・工藤監督
「使うでしょうね。今まで本塁だけだったけど、二塁のタッチプレーなんかも。選手が確信したらアピールしてくれたらいいよね。」
ヤクルト・小川監督
「試合状況などを判断して、要求するところはしていく。より正確なジャッジがされるのはいいことだと思う。」
巨人・高橋監督
「決まったことなので、現場としてはルール通りにやります。」
阪神・金本監督
「2回まででしょ?多少の駆け引きはあるでしょうね。使いどころ、というのかな。あんまりパパーンと使いすぎて、覆らずに後から使えない、となったら困る。」

◇米大リーグのチャレンジ制度

判定に異議がある場合にリプレー検証を要求できる制度。2014年に導入された。要求できるのは監督だけで、該当するプレー後30秒以内に異議を申し立てないといけない。即座に正確なビデオ判定が下せるよう、30球場それぞれに7〜12台のカメラを設置。1日8人の分析担当審判が映像をチェックしている。回数は原則1試合に1度だが、判定が覆った場合は最高2度を上限に再要求できるなどの規定がある。ストライク、ボールの判定は対象とならない。

◇「リクエスト」の概要

1
地方球場を含む公式戦全試合を対象とする(本拠地開催のオープン戦を含む)。
2
用いる映像は、当該試合のテレビ中継映像とする。球団は、審判控室にあるリプレー検証用モニターに試合終了までテレビ中継映像が放映されることを確保する。
3
リプレー映像の検証時間は「5分以内」とし、確証のある映像がない場合は審判団の判断とする。
4
チーム(監督)は1試合において「2回」のリクエストを行使することができる。行使によるリプレー検証の結果、判定が覆った場合は回数は継続される。「2回」は9回終了をもってリセットされ、延長回に入った場合は新たに「1回」が付与される。延長回においても判定が覆った場合、回数は継続される。
5
行使する場合、判定後、監督は速やかにベンチ前に立ち、球審に向けて、モニターを意味する「四角」を手でかたどることがリクエストを行使するサインとする。サインを確認した球審は、何回目の行使かを監督に指で合図し、リプレー検証に入る。
6
行使できないプレーは以下の通り。
(ア)投球判定=ストライク、ボール
(イ)ハーフスイング
(ウ)自打球
(エ)走塁妨害
(オ)守備妨害
(カ)インフィールドフライ
(キ)審判員=塁審=より前方の打球
(ク)ボーク
7
「外野フェンス際の打球が外野フェンスを越えたかどうか、両翼ポール付近の打球がフェアかファウルか、観客に打球が触れたかどうか、フェンス際の打球がフェンスに当たったか野手が捕球したか」などの本塁打性およびフェンス際の打球や、「本塁での衝突プレーの判定、封殺における危険スライディングの判定」に審判員が自ら疑念を抱いた場合には、審判団はいつでも自らリプレー検証を行うことができる。
8
行使における注意事項は以下の通り。
(1)本塁上でのクロスプレーおよび、併殺を試みる塁へのスライディングのプレーについては判定のみを行使の対象とする
(2)行使の場合は、監督は速やかに球審にサインを伝達する
(3)監督以外にリクエストの権利はない
(4)ベンチ内のコーチ、スタッフまたは外部の者が、何らかの方法でリプレー映像を確認し、監督に行使を催促する行為は認めない
(5)前記の行為が確認された場合はリクエストに応じず、監督は試合から除かれる
(6)リプレー検証によって出た全ての決定に対して異議を唱えた場合、監督は試合から除かれる
9
リプレー検証中の球場ビジョンには、審判団が確認している映像と同じ映像を放映することができる。
10
リプレー検証後の審判員の場内放送は、ルール上の説明および責任審判員が必要と判断した場合のみ行う。

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ロッテ井口新監督「やるべきことはできた」台湾遠征から帰国[スポニチ]

ロッテは台湾遠征を終え、13日に成田空港着の航空機で帰国した。井口新監督が就任してから初の対外試合で、台湾代表を相手に3戦全勝。指揮官は「やるべきことはできたし、来春のキャンプでどうやっていこうかというのも見えた」と満足げ。

2月1日のキャンプ初日から実戦形式の練習を行うことを選手にも通達し「あとは自分達でどういう練習をしてくるか」と話していた。

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メジャー挑戦の涌井、ロッテファン感出る[スポニチ]

海外FA権を行使しての大リーグ挑戦を表明したロッテ・涌井が、23日にZOZOマリンで行われるファン感謝デーに出席することが決まった。

「(移籍か残留か)簡単に結果は出ないと思いますが、温かく見守っていただければ」と話していた右腕。西武から移籍して4年間過ごした千葉で見せる最後の姿となるかもしれない。

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日本版チャレンジ、名称は「リクエスト」、9回で最大2回権利[スポニチ]

日本野球機構(NPB)の理事会と実行委員会が13日、都内で行われ、来季から日本版のチャレンジ制度である「リクエスト」の導入が正式に決定した。これまでは審判員が必要と判断した場合にのみ行われていたリプレー検証を、異議がある際に監督が要求することが可能になる。対象プレーも大幅に広がり、来年2月のオープン戦から実施される。

来季から導入されるシステムは、大リーグなどの呼称「チャレンジ」ではなく「リクエスト」の通称を用いることになった。実行委後に会見したリプレー検証検討委員会の江幡秀則委員長(ヤクルト専務取締役連盟担当)は「審判に挑戦的な表現ではなく柔らかいものにした。審判とチームが協力し合って正しい判定を求める、ということ」と説明した。

判定に異議がある際に、監督は審判にリプレー検証をするよう「リクエスト」をする。検証の適用範囲はこれまでの「本塁打かどうか」「本塁でのクロスプレー」などに加え、全ての塁でのアウト、セーフの判定などに広がる。来年2月の本拠地開催でのオープン戦からスタートし、公式戦全試合で行う。

リクエストの権利があるのは監督だけ。行使する場合は速やかにベンチ前に出て、両手でモニターを意味する「四角」をつくって意思を伝える。1試合のリクエスト回数は9回までに最大2度で、判定が覆った場合は回数は減らない。延長戦では1度となる。検証で出た決定への異議は認められず、異議を唱えた場合は退場となる。

大リーグとの大きな違いは、モニタリングする専用スタジオなどの設備ではなく、既存のテレビ映像を用いる点。検証時間は5分以内で、球場の大型ビジョンには審判員が確認しているのと同じ映像が流される予定だ。

オリックス福良監督
「一塁のセーフ、アウトの判定なども加わるのはいいこと。ただ、映像を検証するためのカメラの数や位置が球場によって異なる。課題の1つだと思う。」
日本ハム栗山監督
「ルールにのっとってやるだけ。自分は勝利に生かせるように仕事をするだけ。」
巨人・高橋監督
「決まったことなので、ルール通りにやります。」
ヤクルト小川監督
「他のスポーツを見てもそうだし、時代の流れがある。より正確なジャッジを出せるという点ではいいと思う。」

◇リプレー検証制度・日米の違い

NPBMLB
リクエスト名称チャレンジ
1試合2回。延長回に入ると1回だけ可能権利
※いずれも判定が覆ると回数が減らない
1試合1回(ポストシーズンは2回)。7回以降は責任審判員が必要に応じて利用
なし。ただし速やかに。ベンチ外との通信は認められない。不正行為は退場処分制限時間30秒以内。監督はクラブハウスで映像を見ている球団スタッフと連絡を取って判断できる
監督がベンチ前でモニターを意味する「四角」を手でかたどるポーズ決まりはないが耳にヘッドホンをするポーズが定番
テレビ中継映像を使用。確証のある映像がない場合は審判員の判断検証方法ニューヨークの専用スタジオにいる分析担当審判員が映像を分析

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来季導入の「リクエスト」、ストライク、ボールは対象外[スポニチ]

来季から導入される「リクエスト」に関する規約は、両リーグのアグリーメント(申し合わせ事項)に記載される。行使できないのは「ストライク、ボール」「ハーフスイング」「自打球」「ボーク」など。本塁や二塁ベースでの接触プレーを危険とするか否かの判断も対象外となる。

またNPBでは来季、弾道計測器「トラックマン」を使ってストライク、ボールの判定を試合後などに確認し、審判の技術向上を図りたい考えでいる。

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チャレンジ導入へ障害も…30億円以上“メジャー級”設備投資は不可能[スポニチ]

◇記者の目

日本版チャレンジの導入には全面的に賛成したい。日本シリーズ前の監督会議。ソフトバンクの工藤監督は判定の難しい本塁上でのプレーへのリプレー検証を徹底して欲しいと訴えた。第2戦での今宮の「神の手生還」は記憶に新しい。

障害は山ほどある。大リーグはチャレンジ制度確立へ全本拠のテレビカメラやマンハッタンのスタジオなど、30億円以上の費用を投じた。日本で同程度の精度を再現することは現実的に不可能だ。年数回開催の地方球場の問題もある。

一方で可能な範囲で再現することはできないか。世界のスポーツを見れば、テニス、アメフット、バスケットボールなどでビデオ判定は主流だ。ファン目線では映像確認が安易に可能なプレーがスルーされただけで猜疑心を抱く。数分の後に映像が真実を語るならば、勝敗を分ける場面での誤審は全員を不幸にする。

やれる範囲が限られるとしても、その範囲内で歩みを進めるべきだ。徹底すべきは球団、審判団、機構間での運用規則の線引きであり、万能ではないことも承知することだろう。

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台湾の“大王”獲りへ本腰、MVP&3冠王、ラミゴ・王柏融[報知]

ロッテが、台湾・ラミゴの王柏融外野手(24)の獲得に関心を持っていることが13日、分かった。この日、帰国したチームは、“大王”の異名をとる王を台湾遠征で12打数で内野安打1本に抑え込んだが、球団幹部は「最近までシーズンだったから疲れているだけ。興味を持っている。パワーもスター性もある」と評価している。

今春、石垣島キャンプで行った練習試合では、2打席連発で周囲の度肝を抜き、今季のリーグ戦ではMVPと3冠王を獲得した。16日からのアジアプロ野球チャンピオンシップに出場し、来春も石垣島でラミゴと対戦予定。獲得に動けるのは海外移籍が可能となる2018年オフだが、台湾とのパイプを生かし、今後も動向を注視していく。

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来季から導入「リクエスト」制度はほとんどの判定に“拡大”…1試合2回まで[報知]

プロ野球の理事会、実行委員会が13日、都内で行われ、来季から審判の判定に異議がある場合に、監督が映像によるリプレー検証を求めることができる「リクエスト」制度の導入が決まった。

米大リーグが2014年に導入した「チャレンジ」制度をもとに、これまで外野フェンスやポール際の打球や本塁でのクロスプレー、併殺崩しの危険なスライディングを禁止するルールの適用などに限定して実施されてきたリプレー検証が、来季からは「チャレンジ」とほぼ同様に、アウト、セーフやフェア、ファウルなどの判定にまで拡大される。ストライク、ボールやハーフスイング、ボークなどの判定を除外するのも、「チャレンジ」とほぼ同じ。リクエストができるのは1試合2回までで、判定が覆った場合はカウントされない。リクエスト回数は9回終了時にリセットされ、延長では新たに1回可能となる。

抗議時間短縮を目指す側面もあり、大リーグで取り入れたリプレー検証。メジャーでは、映像を見たコーチやスタッフの進言を受けてから監督が「チャレンジ」を申し入れるケースもあるが、「リクエスト」制度では「速やかに球審に(リクエストの)サインを伝達する」としており、映像を確認してから行使したことが発覚した場合、監督は退場処分となるなど、時間短縮への配慮も。大リーグのように専用の映像やスタジオは使わず、球場の審判控室でテレビ中継用の映像で判定する。試合によってテレビカメラの台数が違うだけに、参考映像の数にも差は出てくるだろう。

5月からNPB内で導入への協議を進めてきた「リプレー検証検討委員会」の江幡秀則委員長(ヤクルト球団専務)は、「『チャレンジ』という挑戦的な表現ではなく、審判とチームが協力して正しい判定を求めるという意味を込めて『リクエスト』(依頼)とした」と、円満な運営に期待した。

「リクエスト」制度は来春のオープン戦で本拠地球場限定で試験運用し、公式戦開幕から地方球場を含む全試合で導入される。

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NPBでもチャレンジ導入へ…タッチプレーが激しくなりそう[報知]

プロ野球で来季から判定に異議がある際に監督が映像による検証を求めることができる制度が導入されることが12日、分かった。現在は審判員が必要と判断した場合のみリプレー映像での検証を行っている。米大リーグで実施されている「チャレンジ」と同様の制度で13日に日本野球機構(NPB)で開かれる実行委員会で正式決定し、発表される。

◇タッチプレーが激しく

メジャーの試合を見るにつけ、「チャレンジ」が頻繁に行われていることに気がつく。メジャーでは各球場に複数のカメラを設置。それをチェックするチャレンジ用スタジオをニューヨークに設けて各球場の審判員と連絡を取り合い、プレーを検証することで、より正確な判定を下している。日本のプロ野球は限られたテレビ中継用カメラの映像だけで審判団が判定することになる可能性が高く、どこまで信憑性があるのか疑問が残るのではないだろうか。

また、メジャーの例ではクラブハウスに映像チェックの担当者がおり、担当者からベンチの監督に伝えられてチャレンジを行う。もう1つ、チャレンジで多くなったのがタイミングがセーフでも一瞬、スライディングなどで足が浮いたケースが増え、タッチプレーが激しくなる。個人的には監督のチャレンジ申請に対し、審判団が疑義を感じたケースだけ取りあげ、4審判全員がそうではないとの自信があるのなら突っぱねる権限を持たせて欲しいものである。

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ロッテ井口新監督、収穫実感、台湾代表に3連勝し帰国[デイリー]

ロッテ・井口新監督らナインは13日、台湾代表との練習試合に3連勝して台湾遠征を終え、帰国。秋季キャンプで下半身主導の打撃と積極的な走塁を徹底した成果が出て打線がつながり、攻撃面で収穫の多い対外試合となった。

井口監督は「キャンプからやってきたことが出せた。安打数の割に点が入っているし、選手も実感していると思う」と手応えを口にした。

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プロ野球、有害行為の協約を改定 実行委員会[デイリー]

日本野球機構(NPB)の理事会とプロ野球12球団による実行委員会が13日、東京都内で行われ、野球賭博などの有害行為に関する野球協約を改定することを決めた。

これまで有害行為を行った場合、当初は1年か無期の失格処分だったが、これに加えて1年から5年の範囲内での処分も当初から定められることとなった。さらに、反社会的勢力が選手らに接触したことが判明すれば、コミッショナーから12球団に速やかに伝達する。

またストライク、ボールの判定について、投球の軌跡を精密に測れる機器「トラックマン」を使って事後的に検証し、審判員の技術向上を目指すことを確認した。

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日本球界がメジャー流「リクエスト」制度導入、オープン戦から実施[デイリー]

日本野球機構(NPB)は13日、都内で実行委員会を開き、来季からリプレー検証制度「リクエスト」の導入を正式決定した。本拠地開催のオープン戦から実施され、公式戦では地方試合を含めて全試合が対象となる。

大リーグの「チャレンジ」同様のシステムで、判定に異議がある際に監督からリプレー検証の要求が可能。1試合において9回まで「2回」の権利を行使でき、判定が覆った場合、回数は減らない。延長に入った場合は九回までの権利がリセットされ、新たに「1回」の権利が付与される。

「リクエスト」は本塁打かどうかの判断や全ての塁でのアウト、セーフの判定に対して使うことができ、権利行使の場合、監督はベンチ前でモニターを意味する「四角」を手で作り、合図を送る。審判団は当該試合のテレビ中継画像でプレーを検証し、5分以内で結論を下す。検証中は球場の大型ビジョンで同じリプレー映像を流すことができる。

一方、権利を行使できないプレーとしてストライク・ボールの投球判定やハーフスイング、自打球なども定められた。また今季までリプレー検証の対象になっていた外野フェンス際の判定や本塁でのクロスプレーなどは、これまで通り審判団自ら行うことも可能であることが確認された。

「リクエスト」の名称について、リプレー検証検討委員会の江幡委員長(ヤクルト)は映像設備が大リーグに比べて整っていない点を挙げ、「依頼するという意味で、リクエストという柔らかいものにした」と説明した。

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何故「リクエスト」?「チャレンジ制度」ではない理由、日本で導入のリプレー検証制度[デイリー]

日本野球機構(NPB)は13日、都内で実行委員会を開き、来季からリプレー検証制度「リクエスト」の導入を正式決定した。本拠地開催のオープン戦から実施され、公式戦では地方試合を含めて全試合が対象となる。

大リーグの「チャレンジ制度」同様のシステムで、判定に異議がある際に監督からリプレー検証の要求が可能となる。ストライク・ボールなどの判定以外、多くのプレーが対象になるが、名称はあえて「リクエスト」に決まった。

リプレー検証検討委員会の江幡委員長(ヤクルト)は「日本ではMLB(大リーグ)のようにリプレー検証用にカメラを特別に設置したり、審判とは別のスタッフが別の場所で検証するということはない。カメラ設置にMLBでは30数億円かけているという話もありますが、NPBでは難しい。日本では審判員の負担も増え、チャレンジという審判に対する表現より、審判とチームが協力し合って正しい判定を求めていくという意味を込め、依頼するという表現、いわゆる“リクエスト”という柔らかいものにしました」と説明した。

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