ロッテ・ドラフト6位のホンダ・永野将司投手(24)が、埼玉・狭山市内で契約金3000万円、年俸770万円で契約した。
九州国際大4年時に左肘を手術し、1年間の浪人を経て社会人入りした最速154キロ左腕は、中学、高校とソフトボールの左腕投手だった紗央里夫人(21)と前日19日に結婚した。3月に出会い、9月にプロポーズ。来年4月には第1子が誕生する予定。「1年目から抑えで活躍できるように。力でねじ伏せるような投球をアピールしたい」と、理想像に球団OBのサウスポー河本育之氏を挙げた。(金額は推定)
ロッテ井口資仁監督がパ・リーグ連盟特別表彰の功労賞を受賞した。
「選手として最後の賞。嬉しい。(ロッテの選手表彰なしに)勝てば自然とここに選手を送り込める。来季はそういうチームに」。
ロッテのドラフト6位、ホンダ・永野将司投手(24)が20日、埼玉・狭山市内で入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸770万円(金額は推定)で契約を結んだ。
最速154キロ左腕は大安だった前日19日、紗央里夫人(21)と婚姻届を提出したばかり。来季開幕直後の4月には第1子が誕生予定と明かし「私事ですが、昨日入籍いたしました。家族のためにも野球だけに集中してね、一生懸命頑張ります」と1軍での活躍を誓った。
ロッテからドラフト6位指名された永野将司投手(24)=ホンダ=の入団が20日、決まった。埼玉・狭山市内で入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸770万円で合意した。最速154キロを誇る左腕は、前日19日に紗央里さん(21)と結婚し、来年4月に第1子が誕生することを明らかにした。
「私事ですが、昨日、入籍しました。明るい家庭を築きたいです」。
お相手の紗央里さんは准看護師で、働きながら看護師資格取得を目指している。今年3月に交際をはじめ、9月にプロポーズ。大安の前日19日に婚姻届を提出した。「優しくて思いやりがあることが好きです」と、永野はのろけた。
紗央里さんのお腹には新しい命が宿っている。来年4月に出産予定だけに「子供が生まれたときに1軍にいられるようにアピールしていきたい」。愛妻とまだ見ぬ子を支えに、開幕1軍を目指す。
今季のプロ野球のタイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズが20日、東京都内で開かれ、最優秀選手(MVP)にセ・リーグから広島の丸佳浩外野手、パ・リーグからソフトバンクのデニス・サファテ投手がともに初選出された。最優秀新人(新人王)にはセから中日の京田陽太内野手、パから西武の源田壮亮内野手が選ばれた。
今季限りで現役を退いたロッテの井口新監督はパ・リーグ特別表彰の功労賞を受賞した。日米で通算21年間プレーし「現役の最後にこういった賞をもらえてありがたい」と笑顔で話した。
最優秀監督賞を受賞したソフトバンクの工藤監督から、控室などで監督業についてアドバイスを受けたそうで「来季は(ロッテから)表彰式に多くの選手が出て欲しい」と意欲的だった。
ロッテがドラフト6位で指名したホンダの永野将司投手(24)=181センチ、82キロ、左投げ左打ち=の入団が20日、決まった。契約金3000万円、年俸770万円で合意した。永野は「持ち味は直球。1年目から抑えで活躍できるように頑張る」と球団を通じて抱負を述べた。(金額は推定)
今季限りで現役を引退したロッテ・井口新監督がパ・リーグ功労賞を受賞。スピーチで「現役生活でたくさんの経験をさせていただいた。来年からチームの指揮を執ることになり、この経験を生かしてチームを立て直したい」と宣言した。
壇上では最優秀監督賞の工藤監督から「宣戦布告」されたが「控室では“監督はこうだよ”とか色々話をしていただきました」と笑顔だった。
ロッテにドラフト6位指名されたHondaの永野が埼玉県狭山市内で入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸770万円で契約を結んだ。救援の一角として即戦力の期待が大きく「力でねじ伏せられる投球をしたい」と意気込んだ。
最速154キロ左腕の晴れ姿を見守っていたのが、19日に結婚したばかりの紗央里夫人(21)。中学、高校時代はソフトボール部に所属し、同じサウスポーだった。「優しくて思いやりのあるところが好きです」。お腹の中には新しい命も宿っており、来年4月に誕生予定だ。「家族のためにも頑張りたいし、活躍している姿を見せたい」と気を引き締めた。
今季限りで現役を引退したロッテ・井口資仁新監督が、パ・リーグ功労賞を受賞した。
壇上のスピーチでは「本日はこのような賞をいただき、ありがとうございます。21年間の現役生活でたくさんの経験をさせていただいた。来年からチームの指揮を執ることになり、この経験を生かしてチームを立て直していきたいと思います」と力強く巻き返しを宣言した。
この日はロッテからの受賞者は井口監督のみとあって「来年はここに多くの選手がいて欲しい。勝てば自然とここに選手を送り込めるし、そういうチームにしたい」と話した。
13日に台湾遠征から帰国してオフに入ったが、野球教室など精力的に活動しているという井口監督。「どういう練習をしているか、自主トレを見てみたい反面、自主制に任せているので行かない方がいいかなと心の中で葛藤している」と悩める胸中も吐露。それでもインスタグラムやフェイスブックといったSNSで選手の近況は自然と入ってくるそうで「どこで何をしているのか、見られるのはいいこと。“いいね”は押しません。“ダメ”があったら押したいけど、ないからね」と笑っていた。
ロッテは20日、ドラフト6位指名したHonda・永野将司投手と埼玉県狭山市内で入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸770万円(金額は推定)で入団が決まった。
最速154キロを誇る左腕には、救援の一角として即戦力の期待が懸かる。「直球が1番の持ち味。力でねじ伏せられるような、流れを変えられるような投球をしたい」と意気込みを語った。
さらに「私事ですが、昨日入籍しました」と報告すると「明るい家庭を築けるように頑張りたい」と笑顔が弾けた。大安だった19日に入籍。妻・紗央里さんのお腹には新しい命が宿っており、来年4月頃出産予定だ。開幕直後の時期ということもあり「活躍しておけるように頑張ります。家族のためにも頑張りたい」と1軍での奮闘を誓っていた。
ロッテからドラフト6位指名されたホンダの154キロ左腕、永野将司投手(24)が20日、埼玉・狭山市の同社で契約金3000万円、年俸770万円で契約。交際していた田中紗央里さん(21)と大安の19日に結婚し、来年4月に第1子が誕生することを明かした。
九州国際大4年時に左肘を手術し、15年は浪人。ケガとブランクを乗り越え、今夏の都市対抗、今秋の日本選手権で登板を果たした。おめでた続きの苦労人は「幼い頃からの夢がかなって嬉しいです。明るい家庭を築けるようにしたい」と意気込んだ。
今季限りで現役を退いたロッテ・井口監督が、パ・リーグ特別表彰の功労賞を受賞した。
チームからただ1人の受賞で「ありがたいことです」。選手として臨んだが、周囲からは新監督と呼ばれ、ソフトバンク工藤監督からはアドバイスをもらった。「来季はここにウチの多くの選手が出て欲しい。そういう年にしたい」と監督の顔になっていた。
ロッテからドラフト6位指名された永野将司投手(24)=ホンダ=が20日、埼玉県狭山市内で入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸770万円で契約合意した。
永野とともに契約交渉の席に着いたのは新婦・紗央里さん(21)だった。今年3月に知り合って意気投合。交際を発展させ、大安の前日19日に婚姻届を出した。そして妊娠5カ月。お腹には小さな命が宿っている。
永野が照れながら言った。「優しくて思いやりのあるところが好きです」。紗央里さんも「優しいところに引かれました」と声をそろえた。出産予定は来年4月だという。
左腕からの速球はMAX154キロで、スライダー、フォークにも威力がある。かつてロッテでストッパーとして活躍した河本育之氏がだぶる。
「信頼される投手になりたい。力でねじ伏せ流れを変えるような投球がしたい」。夫となり、そして父となる永野が「河本2世」を目指す。
ロッテからドラフト6位指名された永野将司投手(24)=本田技研工業株式会社=が20日、埼玉県狭山市内で入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸770万円で契約合意した。(金額はいずれも推定)
永野とともに契約交渉の席に同席したのは新婦・紗央里さん(21)だった。
今年3月に居酒屋で知り合った。高校時代にソフトボールの選手だった紗央里さんと野球の話題を通して意気投合。交際を発展させた。大安だった前日19日に婚姻届を出した。そして妊娠5ヶ月。お腹には小さな命が宿っている。
永野が照れながら新婦を「優しくて思いやりのあるところが好きです」と言えば、紗央里さんも「(永野の)優しいところに引かれました」と声をそろえた。
夢だったプロ入りをかなえた上に結婚と新婦の妊娠。この三重奏の喜びに記者会見場は祝福ムードに包まれた。出産予定は来年の4月だという。
担当の高橋薫スカウトが「1年目から即戦力として期待している」と話すように、早くもリリーフ候補だ。左腕から繰り出す速球はMAX154キロで、スライダー、フォークといった変化球にも威力がある。
快足サウスポーがピッタリくる。かつてロッテでストッパーとして活躍した河本育之氏がだぶってくる。
「信頼される投手になりたい。力でねじ伏せ流れを変えるような投球がしたい。中継ぎ、抑えとしてアピールしていきたい」。
夫となり、そして父となる永野が「河本2世」を目指す。
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||||||
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選手名 | 球団 | 1位 | 2位 | 3位 | 点数 | 選手名 | 球団 | 1位 | 2位 | 3位 | 点数 |
◎丸佳浩 | 広 | 196 | 46 | 16 | 1134 | ◎サファテ | ソ | 180 | 24 | 11 | 983 |
薮田和樹 | 広 | 19 | 75 | 61 | 381 | 柳田悠岐 | ソ | 35 | 66 | 48 | 421 |
菅野智之 | 巨 | 40 | 39 | 51 | 368 | 東浜巨 | ソ | 12 | 55 | 46 | 271 |
鈴木誠也 | 広 | 14 | 58 | 37 | 281 | 菊池雄星 | 西 | 22 | 29 | 45 | 242 |
田中広輔 | 広 | 8 | 25 | 43 | 158 | デスパイネ | ソ | 4 | 45 | 39 | 194 |
宮ア敏郎 | デ | 3 | 10 | 13 | 58 | 秋山翔吾 | 西 | 1 | 9 | 16 | 48 |
ロペス | デ | 1 | 10 | 15 | 50 | 則本昂大 | 楽 | 2 | 8 | 11 | 45 |
菊池涼介 | 広 | 3 | 7 | 7 | 43 | 岩嵜翔 | ソ | 1 | 4 | 10 | 27 |
安部友裕 | 広 | 1 | 3 | 1 | 15 | 千賀滉大 | ソ | 0 | 4 | 3 | 15 |
野村祐輔 | 広 | 1 | 1 | 1 | 9 | 山岡泰輔 | オ | 1 | 0 | 0 | 5 |
鳥谷敬 | 神 | 0 | 1 | 3 | 6 | 松井裕樹 | 楽 | 0 | 1 | 0 | 3 |
筒香嘉智 | デ | 0 | 1 | 2 | 5 | 黒木優太 | オ | 0 | 1 | 0 | 3 |
今村猛 | 広 | 0 | 1 | 1 | 4 | 今宮健太 | ソ | 0 | 0 | 1 | 1 |
松山竜平 | 広 | 0 | 1 | 1 | 4 | 浅村栄斗 | 西 | 0 | 0 | 1 | 1 |
大瀬良大地 | 広 | 0 | 0 | 1 | 1 | 源田壮亮 | 西 | 0 | 0 | 1 | 1 |
糸井嘉男 | 神 | 0 | 0 | 1 | 1 | 山川穂高 | 西 | 0 | 0 | 1 | 1 |
ゲレーロ | 中 | 0 | 0 | 1 | 1 | ペゲーロ | 楽 | 0 | 0 | 1 | 1 |
白票 | 0 | 8 | 31 | 55 | 近藤大亮 | オ | 0 | 0 | 1 | 1 | |
西川遥輝 | 日 | 0 | 0 | 1 | 1 | ||||||
白票 | 0 | 12 | 22 | 58 |
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||
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選手名 | 球団 | 投票数 | 選手名 | 球団 | 投票数 |
◎京田陽太 | 中 | 208 | ◎源田壮亮 | 西 | 252 |
大山悠輔 | 神 | 49 | 石川柊太 | ソ | 2 |
M口遥大 | デ | 27 | 山岡泰輔 | オ | 2 |
西川龍馬 | 広 | 1 | 甲斐拓也 | ソ | 1 |
該当者なし | 1 | 高梨雄平 | 楽 | 1 |
「3連勝をする」。そこには親善試合という空気はなかった。強い気持ちで試合に臨んだ。井口資仁監督が対外試合で始めて采配を振るうことになった11月10日からの台湾での台湾代表3連戦。若き指揮官は選手たちに来季、どのように戦うつもりかの形を示した。勝ちを狙って3戦3勝。随所に見せたい野球の片鱗もあった。
「アジャ(井上)もよく打ったけど1番荻野がしっかりと出塁して盗塁をしてチャンスを作るという形ができたのがよかった」。
3回を終えたタイミングで若き指揮官はそう口にして序盤にリードを作った選手達をたたえた。1番最初に褒めたのは初回に先制3ランを放った井上晴哉内野手。だが、その後は走塁面の話が口から続いた。1番として右前打で出塁して、すかさず二盗をして好機を広げた荻野貴司外野手。そして何よりも特筆すべきは三塁を狙ってアウトになった平沢大河内野手の走塁を評したことだ。
「大河(平沢)が三塁を狙ってアウトになったのは、僕たち首脳陣がずっと次の塁を果敢に狙っていけと言っている中でのもの。そういう意味では意図していた通りの攻撃的な走塁をしてくれた。結果はアウトだけど、攻めの姿勢を評価したい」。
鴨川秋季キャンプから言い続けてきた。どんな状況でも「2つ先の塁を狙う姿勢を持て」。たとえ明らかな右前打でも一塁で足を緩めて欲しくはない。外野手が打球をファンブルするかもしれない。油断をして、隙のあるプレーをするかもしれない。そんな時、果敢に二塁へ突き進んでほしい。そんなチームを目指している。だからこそ、二塁で止まることなく、強い気持ちでスピードを加速させ、三塁で惜しくも憤死した若者を評価した。その姿勢を今後も忘れずに持ち続けて欲しいと願った。
若き指揮官はアウトになってユニホームを泥まみれにしながら悔しそうにベンチに戻ってきた若者を拍手で迎え、アグレッシブな姿勢をたたえた。大事にしたいのは、失敗を恐れることなく攻める気持ち。これまで盗塁失敗をしてしまうと怒られるかもしれないというネガティブな発想が充満し消極的になっていた若手選手たちの発想を変えたかった。だから、指揮官としてしっかりと方針を伝え、結果としてアウトになってもその姿勢を誰よりも先にまず監督自身が拍手を送ることで選手を鼓舞した。積極的に攻めた結果が例え失敗に終わっても問いただすつもりは毛頭ない。その考えは今後もブレない。
「足の速い選手はどんどん走ればいい。走っていいと言っている。走塁面で相手にプレッシャーを与えることが出来る。色々とシチュエーションが変わる」。
3試合ともベンチではコーチ、そして選手とコミュニケーションを深めた。打席に向かう選手に声を掛け、戻ってくる選手と対話をした。チャンスで打席に向かう選手に「右中間にフライを打つつもりでいけばいい」と犠牲フライを促し、気持ちを楽にさせた。凡退をして戻ってきた選手に「ストレートを狙っていたの?」と問いかけ、自身の配球理論を伝えるなど様々な形で対話を重ねた。新しいマリーンズの形がそこにはあった。
対話と優しさを見せる一方で厳しさも秘めている。序盤に6得点を挙げ、勝利した11日の2試合目。中盤以降は残塁を重ねた打線に「もっと点がとれたはず」と苦言を呈した。この3戦を終え2月の春季キャンプまで解散となるチームには「休んでもいい。ただ2月1日にはヨーイドンでスタートをする。その時から競争が始まる。どれくらい体を作ってくるかは自分次第」と自己管理を促した。
帰国の飛行機の中。誰もが充実した表情をしていた。自信、手応え、希望、闘争心。色々なプラスの想いが交差し、機内にあふれていた。新生井口マリーンズ。何かが変わろうとしている。変わりつつある。この予感が確信に変わるのは年が変わったもう少し先の話。ただ、台湾で新たな一歩を踏み出したことだけは間違いない。最下位に沈んだ1年から、浮上の年へ。井口マリーンズの未来は希望に満ちあふれている。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)