日本一を知る男が、球団初の快挙を目指す。ロッテのドラフト2位、トヨタ自動車・藤岡裕大内野手(24)が27日、愛知・豊田市内のホテルで、契約金8000万円、年俸1430万円で契約(金額は推定)。目標を問われ「まずは開幕スタメンですが、1年通して、源田さんのように全試合フル出場をやってみたい」とトヨタ自動車の1期先輩で、今季の新人王に輝いた西武源田の名前を挙げた。
ロッテの新人では、50年河内と97年小坂が全試合出場したが、フルイニング出場はまだいない。50メートル5秒9、遠投120メートルで、社会人NO.1野手の呼び声も高い。亜大では神宮大会、社会人では都市対抗、日本選手権と、全国大会優勝を重ねてきた経験も強みだ。「勝てば、練習も、ミスした人も報われる。レギュラー争いも負けたくないし、試合に出るからには勝ちたい」と言い切った。狙うは、遊撃定位置。井口新体制の目玉となる。
ロッテのドラフト2位、トヨタ自動車・藤岡裕大内野手(24)が27日、愛知・豊田市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金8000万円、年俸1430万円(金額は推定)で契約した。
「来年からは千葉ロッテで頑張りたいです。これからは厳しい世界。競争に勝って、一流と呼ばれる選手になりたいです。ケガしない体が1番。長くユニホームを着ていくつもりなので、ケガしない体をつくっていきたい」と意気込みを語った。
亜大にいた2年前は、ドラフト指名を受けることが出来なかった。「悔しかったです。絶対に見返してやると思って、2年間、やってきました。そういう経験をして、野球面も、人間としても、大きくなれたと思います」と振り返った。待望のプロの世界で、名を上げるつもりだ。
ロッテは27日、NPB12球団ジュニアトーナメントに出場するマリーンズジュニアの予選グループ対戦チームが決まったことを発表した。
グループAに所属し、12月27日に広島戦、同28日に日本ハム戦を行う。
ジュニアチームを率いる武藤一邦監督は「挑戦を合言葉に練習や試合に取り組んでいます。選手達の記憶にしっかりと刻まれる大会にしたいと思っています。選手達が持つ可能性、諦めない気持ちを引き出し、2010年以来の優勝を目指して頑張ります」とコメント。
及川将吾主将は「全員野球で一戦、一戦、戦います。信頼できる投手陣と野手全員で守り、次につなげるバッティングを心がけ2010年以来の優勝を目指し、挑戦していきます」と意気込みを口にした。
ロッテは27日、D2位指名した藤岡裕(トヨタ自動車)と入団交渉を行い、契約金8000万円、年俸1430万円で合意した。「源田さんに負けないように頑張りたい。開幕スタメンを勝ち取って、源田さんのように全試合フル出場してみたい」。社会人ナンバーワン遊撃手は、会社の先輩で今季のパ・リーグ新人王に輝いた西武・源田の名を挙げ、
を目標に掲げた。
ロッテがドラフト2位で指名したトヨタ自動車の藤岡裕大内野手(24)=178センチ、77キロ、右投げ左打ち=の入団が27日、決まった。契約金8000万円、年俸1430万円で合意した。
強肩と俊足が売りで、遊撃手の定位置争いに加わることが期待される。球団を通じて「(内野の)深いところからでもアウトにしてアピールしたい」と意気込みを語った。(金額は推定)
ロッテは27日、NPB12球団ジュニアトーナメント(12月27〜29日、札幌ドーム)に出場するマリーンズジュニアの予選グループリーグの対戦チームを発表した。
マリーンズジュニアはグループAに属し、12月27日に広島ジュニア、28日に日本ハムジュニアと対戦する。
武藤一邦監督は「挑戦を合言葉に練習や試合に取り組んでいます。選手達の記憶にしっかりと刻まれる大会にしたいと思っています。選手達がもつ可能性、諦めない気持ちを引き出し、2010年以来の優勝を目指して頑張ります」とコメント。及川将吾主将は「全員野球で1戦1戦戦います。信頼できる投手陣と野手全員で守り、次に繋げるバッティングを心がけ2010年以来の優勝目指し、挑戦していきます」と力を込めた。
NPB12球団ジュニアトーナメントは今年で13回目。参加チームは、各球団のOBが監督に就任し、小学5、6年生で編成された16名1チームの12チームで優勝を競う。
井口資仁新監督(42)のもと最下位からの巻き返しを図るロッテが「キャプテン制度」を廃止することが27日、分かった。
今季まで4年連続で鈴木が担ってきたが、チーム全員に自覚を促すという意味を込めて来季は置かないことになった。
井口監督は就任時から、様々な新たな取り組みを明かしてきた。来年2月の石垣島キャンプでの1、2軍枠撤廃、2月1日から実戦形式の練習、練習開始時間の1時間繰り上げ…。主将廃止も大きな「井口改革」だ。
鈴木はプロ3年目の若さで主将に就任。4年間、先頭に立ってチームを引っ張ってきた。井口監督もそのリーダーシップには絶大な信頼を寄せており、今後もチームをまとめる役割を期待することは変わらない。しかし以前から「全員がキャプテンでいて欲しい。個人個人がそういう気持ちでいて欲しいと思っている」と話していたように、年齢や実績に関係なくチームを引っ張る強い気持ちや振る舞いを求めていく。
自主性の大切さを強調していた指揮官らしく、選手がどう行動するかに期待を寄せている。筒香主将が引っ張るDeNAや、中田新主将が誕生した日本ハムなどとは一線を画すアクション。「全員キャプテン」の姿勢で、今季低迷したチームの現状打破を図る。
大リーグを目指して昨年から米球界に挑戦している元ロッテの中後悠平投手(28)が、来季もダイヤモンドバックス傘下でプレーする意向を固めたことが27日、分かった。米球界関係者が明かした。日本球界復帰を含めてフラットな姿勢だった左腕。決断までの過程で複数のNPB球団も獲得を検討していた。
米2年目の今季はメジャーの春季キャンプに招待され、シーズンでは2Aと3Aで計50試合に登板し防御率2.53だった。長時間のバス移動など過酷な環境で日米通じプロ最多の試合数とイニング数(67回2/3)を記録。9月に帰国した際には「後半はほとんど納得のいく投球ができた。自信になる」と収穫を口にしていた。
ダ軍のマイク・ヘーゼンGMも「よく投げてくれていた。ユニークな投げ方の左腕。貴重な武器になってくれる」と評価。別の関係者によれば再びメジャーキャンプ招待の可能性もあるという。
中後は10月から自主トレを再開し、既に打者相手に投球している。変則サイド左腕が3年越しのアメリカンドリームをかなえる。
ロッテからドラフト2位で指名されたトヨタ自動車・藤岡裕が愛知県豊田市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金8000万円、年俸1430万円で契約を結んだ。
「全試合フルイニング出場をやってみたい。新人王も獲りたいと思う。後には侍ジャパンのユニホームを着て戦う選手になりたい」。これら全て、トヨタ自動車から昨年ドラフトで西武入りした源田が歩んだ道だ。正遊撃手不在のチームで、狙うは定位置奪取。「“藤岡が入って変わった”と言われるようになりたい」と頼もしかった。
ロッテは27日、ドラフト2位指名したトヨタ自動車・藤岡裕大内野手(24)と豊田市内で入団交渉に臨み、契約金8000万円、年俸1430万円(金額は推定)で契約した。
走攻守3拍子揃った社会人No.1内野手。「まずは開幕1軍を目指していきたい。そして1年間を通して、源田さんのように全試合フルイニング出場をやってみたい。試合に出てナンボの世界なので、必要だと思われる選手になりたい」と目標を掲げた。
同じトヨタ自動車の1学年先輩である源田(西武)は、1年目からフルイニング出場を達成して新人王に輝いた。史上4人しか成し遂げていない快挙を、藤岡もしっかりと見据えている。チームは遊撃のポジションが空いており、平沢や三木、大嶺翔らと争っていくことになる。「売りは肩。深いところからでもアウトにできる守備をアピールしていきたい」と意気込んだ。
千葉ロッテマリーンズジュニアがNPB12球団ジュニアトーナメントで戦う予選グループリーグの対戦相手が決定した。
昨年度はグループリーグでオリックスジュニア、中日ジュニアに勝利して決勝トーナメントに進み、準決勝でDeNAジュニアに敗れた。
武藤一邦監督は「挑戦を合言葉に練習や試合に取り組んでいます。選手達の記憶にしっかりと刻まれる大会にしたいと思っています。選手達がもつ可能性、諦めない気持ちを引き出し、2010年以来の優勝を目指して頑張ります」。及川将吾主将は「全員野球で1戦1戦戦います。信頼できる投手陣と野手全員で守り、次につなげるバッティングを心がけ、2010年以来の優勝目指して挑戦していきます」とコメントした。
NPB12球団ジュニアトーナメントは、一般社団法人日本野球機構とプロ野球12球団が連携し、「子供達が“プロ野球への夢”という目標をより身近に持てるように」という考えのもとに企画、創設され今年で13回目の開催。参加チームは各球団のOBが監督に就任し、小学5、6年生で編成された16人1チームの12チーム。札幌ドームで12月27日に開幕する。
西武・今井が来年1月、作新学院の先輩であるロッテ・岡田と合同自主トレを地元・栃木で行う。
ポジションは異なるが、通算137盗塁の岡田のプレーを観察して自らの投球に生かす。「投手のどういうところを見て、スタートを切っているのかなどを聞きたい」。1年目の今季は春季キャンプで1軍スタートも、右肩関節唇の炎症のため3日でリタイア。その後も右肩違和感に苦しみ、2軍で7試合の登板に終わった右腕は「ケガに強い丈夫な体をつくりたい」と話した。
ロッテは27日、小学5、6年生による12球団ジュニアチームNO.1決定戦「NPB12球団ジュニアトーナメント2017」(札幌D)に出場するマリーンズ・ジュニアが予選グループリーグで対戦するチームが決まったと発表した。
指揮を執る武藤一邦監督(58)は「挑戦を合言葉に練習や試合に取り組んでいます。選手達の記憶にしっかりと刻まれる大会にしたいと思っています」と宣言。及川将吾主将(エースライオンズ)は「信頼できる投手陣と野手全員で守り、次につなげるバッティングを心がけ、2010年以来の優勝目指し、挑戦していきます」と意気込んだ。
ロッテは27日、ドラフト2位の藤岡裕大内野手(24)=トヨタ自動車=と豊田市内で入団交渉に臨み、契約金8000万円、年俸1430万円で契約合意した。
打力が売りの即戦力遊撃手で、今年は社会人日本代表としてもプレーした。「一流と言われるような選手になれるように頑張ります。売りは肩だと思っています」と守備もアピールしていた。
ロッテからドラフト2位指名された藤岡裕大内野手(24)=トヨタ自動車=が27日、愛知県・豊田市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金8000万円、年俸1430万円で契約合意した。背番号は新入団会見で発表予定。(金額は推定)
打力が売りの即戦力遊撃手で、昨年は優勝した都市対抗で若獅子賞を受けた。
藤岡は「大学時代は(プロから)指名をされずに悔しい思いをしましたが、トヨタ自動車に入社をして色々な部分で成長が出来たと思っています」と大きく育ててくれたトヨタ自動車に感謝した。
今年は社会人日本代表としてもプレーしており、開幕即1軍の期待がかかる。
「プロではここまで支えてくれた人に恩返しが出来るように競争に打ち勝って一流と言われるような選手になれるように頑張ります。売りは肩だと思っています。深いところからでもアウトにしてアピールをしたいです」と打力だけではなく、守備もアピールして最後を締めた。
ロッテは27日、マリーンズジュニアの予選グループリーグ対戦チームが次の通りに決まったと発表した。
グループリーグ2勝0敗で決勝トーナメント進出し、決勝トーナメント準決勝・横浜DeNAJr戦で0−2で敗北した。
武藤一邦監督は「挑戦を合言葉に練習や試合に取り組んでいます。選手達の記憶にしっかりと刻まれる大会にしたいと思っています。選手達が持つ可能性、諦めない気持ちを引き出し、10年以来の優勝を目指して頑張ります」とコメントした。
また、及川将吾主将は「全員野球で1戦1戦戦います。信頼できる投手陣と野手全員で守り、次につなげるバッティングを心がけ、10年以来の優勝を目指して挑戦していきます」と気持ちを込めて話していた。
NPB12球団ジュニアトーナメントは一般社団法人日本野球機構とプロ野球12球団が連携し、「子供達が“プロ野球への夢”という目標をより身近に持てるように」という考えのもとに企画、創設された。今年で13回目の開催となる。
参加チームは各球団のOBが監督に就任。小学5、6年生で編成された16人・1チームの12チームにより、札幌ドームで12月27日から優勝を目指して戦う。
その表情は明るく未来を見据えていた。今季限りでマリーンズを退団し、現役を引退することを決めた田中英祐投手が11月21日、球団事務所にあいさつのため訪れた。
スーツ姿の若者は凛とした表情で球団首脳に、総合商社から内定をもらい来年4月1日より就職することを伝えた。入団から3年。京都大卒初のプロ野球選手として注目を集めてプロの門をたたいた男は残念ながら1軍登板2試合、プロ未勝利でユニフォームを脱ぐことを自ら判断し、次なる道を歩みだした。
「あっという間だったと周囲から言われますが、自分の中では濃い日々に感じます。1日1日、色々と試行錯誤して新しい事にも挑戦してやるべきことがたくさんあった。だから逆に途方もなく長く感じたこともあった。そんなに短いとは思いませんね」。
悔いなき言葉だった。ただ、やはり戦力外を通告されたときは心が乱れた。「今年ダメだったら危ないという覚悟はもちろんありました」とは言うものの、球団から呼び出しの連絡があった時は寮の中を徘徊するように歩き回った。頭の中を整理させるため歩くことしか思いつかなかった。そして最後に行き着いたのは同期入団で4つ年下の岩下大輝投手の部屋だった。入団以来、ずっと可愛がっていた後輩。1年目の11月に右肘を手術し、今年もオフに腰を手術するなど苦しむ後輩の姿をずっと見てきた。そして励ましてきた。お互い紆余曲折、苦しんできたからこそ分かることがあった。そういう仲だった。「早すぎますよ」。翌日、グラウンドで球団から正式に戦力構想から外れていることを通告されたと伝えると人目をはばからず、涙を流し悲しんでくれた。その流してくれた涙は今も鮮明に目に焼き付いているし、何か心が救われた気がした。
「アイツ優しいから。持っているものはすごい選手。いつも近くで見ていてその潜在能力の高さはずっと感じていた。せっかくこの世界にいるのだから、自分を信じてボクの分まで頑張って欲しいと思っています」。
10月下旬。田中はトライアウト受験での現役続行を視野にトレーニングを続けていたが、自らと冷静に向き合い断念することを決めた。「この感じだともう1回、1軍で投げるのは厳しいかなと判断しました」。引退を決意し次なる道を考え始めた。退団が決まった時に涙を流し悲しんでくれた後輩にプロでの活躍という夢を託し、まったく違う道を生きることを決めた。
それからだ。これから歩む自分の姿を色々と考えてみた。原点に戻るかのように大学時代の自分を思い返した。自然と京都大学のエースとして強豪の名門大学相手に真っ向勝負をしていた自分の姿が浮かんできた。
「プロでは結果は出なかったですけど、自分の中では毎日、チャレンジをしてきたつもりです。プロ入りもチャレンジだった。思い返せば自分はいつもどんな時も挑戦をし続けてきた。大学時代からずっと挑戦をしてきた。いつも挑戦をする道を選んできたつもり。これからは同じように挑戦をする人のためになる仕事がしたいと思った」。
そんな時、縁があって総合商社入社の話が持ち上がった。新たな挑戦と、挑戦を続ける人をバックアップする仕事という面でピタリとあてはまる感じがした。面談などを重ねて内定をもらうと、一般の内定者が集う懇談会にも顔を出した。そこには新しい世界が広がっていた。
「みんな希望にあふれていて、自信にも満ちあふれている感じがした。語学もしっかりと勉強をしておかないといけないし、見識も広げたほうがいい。やるべきことはたくさんあります」。
球団事務所を後にした田中はJR京葉線に揺られながら熱く語りだした。そして何度もスマートフォンの画面に目を向けた。寸暇を惜しまず、英語のアプリで勉強をしていた。12月にはヨーロッパを旅行し年明けには語学留学のため1ヶ月以上、米国に渡るつもりだ。入社は来年4月。それまでにやるべきことはたくさんある。田中は手を振りながら東京駅の雑踏の中に消えていった。メディアの注目を一身に集めながら球界入りをした若者は残念ながら志半ばで道を転換した。新たに挑むビジネスの世界はまた別の厳しさにあふれている。しかし、この広い世界で3万人の大観衆とテレビカメラの放列の前でボールを投げたことのある男はどれほどいるだろう。その貴重な経験は次なるステージできっと生かされるはずだ。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)