12月3日12月3日ロッテ井口資仁監督（43）が恩師から金言を授かった。3日、都内ホテルで自身の引退記念パーティーを開催した。97年にダイエーでプロ入りした時の監督であるソフトバンク王球団会長が来賓挨拶。同じパ・リーグの指揮官となった教え子にエールを送った。
監督歴代8位の1315勝を誇る王会長でさえ、監督時代を振り返り「もっと、やらせておけばよかった」と思うという。「良い監督と思われるということは、甘いということになる。厳しくやって、選手がボヤくようなね」と補足した。
井口監督は王会長の言葉に意を強くした。今秋キャンプでは、例年より1時間早く練習開始。徹底的に振り込ませた。「とにかく、やらせてますからね。でも、やらせるだけでなく、自らやる練習スタイルを秋に作りました」と、井口流のプラスアルファも強調。王監督の下、練習から120％で振ったことが土台にある。「基本があるから、ソフトバンク打線は破壊力がある」。王者に負けないチームを築く。
ロッテ井口資仁監督（42）が3日、都内ホテルで自らの引退記念パーティーを開いた。
ソフトバンク王球団会長、オリックス西村ヘッドコーチ、ロッテ今岡2軍監督、川越2軍投手コーチ、斉藤和巳氏、阪神鳥谷ら球界関係者だけでなく、少年野球時代や高校時代、出身の西東京市の関係者なども来場。約550人が21年間の現役生活をねぎらった。
壇上では「21年間、素晴らしい指導者、チームメート、多くのファンの声援を頂き、日本一、世界一、2000安打も打つことができました。ありがとうございました。来シーズンからマリーンズの監督として、しっかり選手とコミュニケーションを取って、チーム一丸となって日本一を目指していきます。21年間の野球人生を活かしていきたいです。この秋には、ドラフトで素晴らしい選手を取ることができました。マリーンズ、パ・リーグ、球界全体を盛り上げていきたいです」と、感謝ととともに、監督としての決意表明を行った。
2時間を超える会を終えると「幼なじみからお世話になった人達まで、ようやく全員に挨拶ができたなと。21年間、やらせてもらって、あっという間。もう、選手をやってたんだなと。もう監督の方に頭が動いています。頭は切り替わってるんだなと思いました」と話した。
ロッテ井口資仁監督（42）が2日、阪神鳥谷にエールを送った。
都内ホテルで自らの引退記念パーティーを開催。自主トレを一緒に行ってきた阪神鳥谷、ロッテ今岡2軍監督、斉藤和巳氏、阪神平野打撃コーチも駆け付けた。その4人と登壇し、トークショーを行った。鳥谷について聞かれ「今年は2000安打、おめでとうございます。自主トレを一緒にやってきましたが、30代半ばから体が動かなくなってきた。その分、鳥谷選手に動いてもらいました。だいぶ、年を取ったけど、まだまだ出来る。連続試合出場もある」と励ましの言葉を送った。
鳥谷は「同じ内野手として、井口さんの姿を見ていました。引退は寂しいですが、監督になってビシビシいくと思います。ロッテは強いチームになると思います」と話した。
ロッテの「謎の魚」が3日、都内ホテルで開かれた「井口資仁 引退記念パーティー」に勝手に参加した。
額に井口監督の背番号「6」を貼り付けて登場。出席者からの記念撮影の求めにも快く応じていた。
「今日は華やかな場ということで気合を入れて、おめかしをしてきた魚です。魚も監督も新鮮が1番！ということで来年は井口マリーンズに期待をしています。井口イズム全開で日本一になって欲しいものですね。マリンで胴上げの時は私も嬉しさのあまり最強の姿をお披露目しますよ。きっと。グフフフ…」と、日本一達成時の“進化”を予告していた。
ロッテ・井口資仁監督（43）の現役引退記念パーティーが3日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた。ダイエー（現ソフトバンク）時代の恩師、ソフトバンク・王貞治球団会長（77）は熱血指導の勧め。井口監督は“王イズム”を継承し、ロッテの再建を図る。
約550人を集めて盛大に開かれた井口監督の現役引退記念パーティー。冒頭に挨拶したソフトバンク・王球団会長が、まな弟子の井口監督に“金言”を授けた。
「いい監督になる必要はない。選手に『厳しい』と思われてもいい。（練習を）やらせることが大事。強引にチームを引っ張って欲しい」。
巨人で5年間（1984〜88年）、ダイエーとソフトバンクで14年間（95〜2008年）に渡って監督を務めた王会長が熱血指導の勧めだ。自身の経験から、選手に遠慮することなく、まずは自分の色を浸透させることが重要だと説いた。
王会長ですら苦労した。巨人で優勝したのは4年目の87年。ダイエーでは2年目の96年、成績低迷に怒ったファンが、王監督らが乗ったチームバスに生卵を投げつける“事件”も発生した。
その後は王イズムが浸透し、井口監督のほか小久保、松中、城島ら多くのスラッガーが誕生して黄金時代を築いたが、「いま振り返ると、もっとやらせておけばと思っている」と王会長。その思いを井口監督に託した。
井口監督も、そのつもりだ。11月の千葉・鴨川秋季キャンプは自主練習も含めて朝から晩まで練習漬けだった。「とにかく（練習を）やらせて、自分でやれる環境作りをしたい。そのスタイルをこの秋につくってきた」。ソフトバンクを常勝軍団に導いた王監督の手法を参考に、新指揮官はロッテ再建を目指す。
井口監督は打撃でも王会長の教えを継承する。「『常に120％の力で振れ。練習では本塁打を狙え』といわれてきた。ボールに負けないスイングが身についたから、破壊力のある打線ができたと思う」とダイエー時代を振り返った。D1位・安田（履正社高）の育成についても「極力触らず、のびのびやらせたい」と、ソフトバンクの主砲・柳田を育成した王会長の手法に習う。
パーティーには王会長のほか、阪神・鳥谷、平野打撃コーチ、来季からロッテの2軍監督を務める今岡真訪（まこと）氏、元ソフトバンク投手の斉藤和巳氏らも出席した。井口監督は「これで選手の肩書が完全に外れ、一区切りついた」と振り返った上で「頭の中は既に監督として動いている。気持ちは切り替わっていると改めて感じた」と前を見据えた。
ロッテ・井口資仁監督（43）の現役引退記念パーティーが3日、東京都内のホテルで550人を集めて開かれ、ロッテのキャラクター「謎の魚」も勝手に参加した。「今日は華やかな場ということで気合を入れて、おめかしをしてきた魚です。魚も監督も新鮮が1番！ということで来年は井口マリーンズに期待しています。井口イズム全開で日本一になって欲しいものですね。マリンで胴上げの時は私も嬉しさのあまり最強の姿をお披露目しますよ。きっと。グフフフ…」とコメントした。
今季限りで現役を引退したロッテ・井口資仁監督（42）が3日、都内のホテルで引退記念パーティーを行い、約550人が出席した。21年間の現役生活を終え「あっという間。これで選手という肩書が全て外れたかな」と感慨深げだった。
そんな「新監督」に、ソフトバンクの王貞治球団会長から球団の枠を超えた金言が授けられた。「いい監督にならなくていい。選手にとって“厳しいことを言うな”と思われていい。強烈な、少々強引な監督としてチームを引っ張って欲しい」。そのためにも、王会長はとにかく「やらせることが大事」と加えた。これには井口監督も「1年目なので思い切った采配ができたらいい」と応じた。
井口監督にとって、王会長はプロの第一歩を踏み出したダイエー入団時の指揮官だ。打撃練習では「とにかく120％で打て」と言われ続け、全力で振った。それが成長につながった。若き日を思い出しながら「常に的確なアドバイスを頂いた。自分も選手が迷っているときに的確なアドバイスを送りたい」と気持ちを新たにした。
日本一と世界一を経験し、9月24日の引退試合では9回に劇的な2ランも放った。王会長には「我々の世界は運を持っていないと駄目。彼は大変素晴らしい運を持っている」と絶賛され「これからはチームを導く立場になる。持っている運は新たな形で生かされると思う」と太鼓判を押された。恩師の言葉に、井口監督は思わず笑みをこぼした。
パーティーには、ロッテ・井口監督と親交のある漫画家でタレントの山咲トオルも駆けつけた。
20年近い付き合いだそうで「こんなオネエの山咲にも優しくしてくれる球界の人は井口資仁、ただ1人です」と話して会場を沸かせた。新監督となり新たなスタートを切る友人へ「これからも応援させてもらいます」とエールを送っていた。
日本プロ野球選手会は3日、秋田県大館市内で「ベースボールクリスマスin秋田」を開催。プロ初勝利を目指すロッテの2年目・成田は、交流戦で母校の先輩であるヤクルト・石川との「秋田商対決」を目標に掲げ、恩返しの勝利を誓った。
通算156勝を誇る37歳左腕から「交流戦で投げ合えたらいい」とエールをもらうと、18歳下の左腕は「胸を借りるつもりで思いっきり投げたい。勝てるように」と力を込めた。「秋田商に進んだ理由に石川さんの存在があった」という憧れの先輩に、前夜は寿司をごちそうになった。投球の際の手首の使い方や、「来年20歳になる。自覚を持つように」と社会人としての振る舞いも助言された。「3年目に生かしたい」。今後は巨人・田口との自主トレを予定しており、3年目の飛躍につなげていく。
ロッテのキャラクター「謎の魚」が3日、都内のホテルで開かれた「井口資仁 引退記念パーティー」に勝手に参加した。
参加者から写真撮影を求められるなど人気ぶりを見せつけ「今日は華やかな場ということで気合を入れて、おめかしをしてきた魚です。魚も監督も新鮮が1番！ということで来年は井口マリーンズに期待をしています。井口イズム全開で日本一になって欲しいものですね。マリンで胴上げの時は私も嬉しさのあまり最強の姿をお披露目しますよ。きっと。グフフフ…」と上機嫌だった。
今季限りで現役を引退したロッテ・井口資仁監督の「井口資仁引退記念パーティー」が3日、都内のホテルで行われ、王貞治ソフトバンク球団会長ら約550人が参加した。
来賓挨拶では、ダイエーホークス入団時の監督だった王会長から「大学出で21年やるのは大変なこと。体も頑丈、技術もしっかりしているし、精神面もしっかりしている。3拍子揃った中で向上心を持っていて、チャレンジ精神があったからこそ今日を迎えている」という言葉があり、頬を緩めた井口監督。最後には「選手とコミュニケーションを取り、チーム一丸となって日本一を目指して21年間の野球生活を生かしたい。パ・リーグ、球界全体を盛り上げていきたいと思うので、これからもご声援よろしくお願いします」と来季に向けての抱負を語った。
ロッテ・井口資仁監督（43）が3日、ソフトバンク・王貞治球団会長（77）から金言を授かった。都内のホテルで約550人を集めて自身の引退記念パーティーが行われた。王会長から日米通算21年の現役生活をねぎらわれ「いい指導者は強烈な指導者なんです。いい監督になることはない。厳しい、難しいと言われるかもしれないけど、やらせること。私ももっともっとやっておけばよかったと強く思う。強烈な、強引な監督になって欲しい」とエールを送られた。
井口新監督はダイエーにプロ入りした97年から8年間、指導を受け「打撃練習は120％で振れ。速く強い打球を飛ばせ」と言われ続けた。恩師の言葉に汗を拭い「ずっと的確なアドバイスを頂いている。僕も選手が迷ったときに的確なアドバイスを送りたい」と感謝。「指導していただいた全ての監督のいいところと、1年目なので思い切った采配ができれば」と思いを新たにした。
今季限りで現役を退いたロッテ・井口資仁監督（42）の「引退記念パーティー」が3日、都内のホテルで行われ、謎の魚が勝手に乱入。来場者の人気を集めた。
この日は背番号6を装着。ボディー？は普段より濃いブルーに映ったが「今日は華やかな場ということで、気合を入れておめかしをしてきた魚です。魚も監督も新鮮が1番！ということで、来年は井口マリーンズに期待をしています。井口イズム全開で日本一になって欲しいものですね。マリンで胴上げの時は私も嬉しさのあまり最強の姿をお披露目しますよ。きっと。グフフフ…」と不敵に予告した。
今季限りで日米21年の現役生活を終えたロッテ・井口資仁新監督（42）の「引退記念パーティー」が3日、都内のホテルで約550人を集めて行われた。
入団1年目の97年からダイエー監督として8年間指導した来賓のソフトバンク・王会長は「大学を出て21年やるのは大変なこと。体が元々頑丈で、技術がしっかりしていて、精神的にも強くて、なおかつアメリカにチャレンジして、向上心があるから今日を迎えられていると思います。これからは選手を指導し、勝利に導く立場になる。彼が持っている運が新たな形で生かされる」と新たな門出に言葉を送った。
恩師や幼なじみ、野球仲間らの祝福を受け、井口監督は「21年、素晴らしい指導者、チームメート、多くのファンの皆様に多くの声援を頂きまして、日本一、世界一、2000本安打打たせていただきました。来シーズンからマリーンズの監督になります。パ・リーグ、球界全体を盛り上げていきたいと思います」と宣言した。
会には王会長、オリックス・西村ヘッドコーチ、ロッテ・今岡2軍監督、斉藤和巳氏、阪神・平野打撃コーチ、鳥谷、タレントの山咲トオルらが出席。ロッテ・重光オーナー代行、とんねるずの石橋貴明、バルセロナ五輪柔道銀メダリストの小川直也氏、浅香山親方（元大関魁皇）らから花が届けられた。
今季限りで現役を引退したロッテ・井口資仁監督（42）の「引退記念パーティー」が3日、東京都内で行われた。プロ入り時の恩師・王貞治ソフトバンク球団会長（77）をはじめ約550人が出席した。
来賓挨拶に立った王会長は「いい監督でいることはない。厳しい、難しいと言われてもとにかく（練習を）やらせること」と監督業の極意を伝えた。
壇上で神妙に聞いていた井口監督だったが、内心ではしっかりとうなずいていた。
「もうやらせていますからね。やらせる環境作りをやって、今後は自分からやって欲しい」と早くも手応えをつかんでいた。
秋季練習初日から約6時間半というハードなもので、鴨川キャンプでは4時間半、ぶっ通しだった。井口イズムの原点は『練習はウソをつかない』だ。
引退記念パーティーも無事に終わった。これで1つの大きな区切りが付いた。井口選手から井口監督へと完全に衣替えをして、「選手とコミュニケーションを取り、一丸となって戦う」と最下位チームの立て直しに突き進む。
ロッテ・井口資仁監督の「引退記念パーティー」が3日、都内のホテルで開かれた。ソフトバンクの王貞治会長（77）ら約550人が出席した。
会場内をわが物顔で歩き回っていたのが、今年一気にブレークした「謎の魚」だった。
実は勝手に参加したのだが、全くめげる様子はない。それどころか、「今日は華やかな場ということで気合を入れて、おめかしをしてきた魚です」と大張り切りだった。
そして、「魚も監督も新鮮が1番！ということで来年は井口マリーンズに期待をしています。井口イズム全開で日本一になって欲しいものですね。マリンで胴上げの時は私も嬉しさのあまり最強の姿をお披露目しますよ。きっと。グフフフ…」と不敵な笑みを浮かべていた。