わたしはかもめ2017年鴎の便り(12月)

便

12月19日

契約更改

名前年俸前年比
角中1億3100▼1000

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ロッテ角中「アイスは1日1本」己に厳しく体重管理[ニッカン]

ロッテ角中が自ら1年契約を選んだ。19日、ZOZOマリンで契約更改。出来高を含めれば増額となる3年契約も提示されたが「もっとベースを上げた複数年を提示してもらえるように」と、1000万円減の推定1億3100万円で単年を選択した。

順調なら来季中に国内FA権を取得するが「今のところ(FA宣言)するつもりはないけど、まずは取得してから」。最低目標の打率3割へ、食事から見直す。年間500個は食べるアイス好きだが「アイスは1日1本まで」と、自分に厳しく少し減らして体重管理する。

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ロッテ角中”自ら”1000万減、複数年せず1年で[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(30)が19日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、1000万円ダウンの年俸1億3100万円でサインした。

順調なら、12年目の来季中に国内FA権を取得する。そのことを見越した球団からは3年契約を提示された。だが、「1年1年で勝負した方がいい。複数年だと、最後の1年だけ頑張ればいいとなってしまう。自分はメンタルが弱いので」と、あえて1年契約、しかも減俸を選択した。3年契約だと、出来高を含めれば増額だったという。

FA権行使については「するつもりは、今のところ、ありません。3年契約だと、FAする時は34歳になる。するなら来年かな、という気持ちは多少はあります。0ではない。でも、そもそも、(FA権を)取ってないし、欲しい球団があるかも分からない。まずは来年1年、やる。取得してから、もしくは、来シーズンが終わってから、権利は権利なので、しっかり考えたいと思います」と話した。

今季は右脇腹を痛め、4月中旬から1ヶ月あまり離脱した。打率も、首位打者だった昨季の3割3分9厘から2割6分9厘まで下がった。「低く見積もっていた自分の最低ラインよりも下だった」と、じくじたる思いがある。来季目標には「最低でも3割。もちろん、優勝を目指す」と力強く話した。

そのために、好きなモノを我慢することにした。「30歳。食事やトレーニングから気を使っていきたい。体重が増えないように」。年間500個は食べるというアイス好き。「1日1個ぐらいにします」とニヤリ。少し減らして、オフの間も、今の体重90キロほどをキープするつもりだ。(金額は推定)

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ロッテ・角中、1000万円減…FA「考えたい」[サンスポ]

ロッテ・角中は19日、1000万円減の年俸1億3100万円で契約を更改した。今季序盤に右脇腹を痛めるなど、110試合の出場にとどまり「最低限のラインを下回ったので」と納得の表情。来季は順調なら国内フリーエージェント(FA)権を取得。「今は(FAを)するつもりはないが、シーズンが終わってから権利は権利なので考えたい」と含みをもたせた。

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ロッテ・角中、納得のダウンも来年のFAに含み[サンスポ]

ロッテの角中勝也外野手(30)は19日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、1000万円ダウンの1億3100万円でサインした。

今季は序盤に右脇腹を痛めるなど、110試合の出場にとどまった。自身も「最低限のラインを下回ったので金額のことは何も言わなかった」と納得のダウン。出来高を含めればアップとなる複数年提示も受けたが「1年1年勝負したほうがいい」とあえて年俸ダウンの単年契約となった。

来季は順調なら国内フリーエージェント(FA)権を取得。「まだ取った訳ではないし、今は(FAを)するつもりはない」としたが、「シーズンが終わってから、権利は権利なので考えたい」と含みをもたせた。

井口新監督で臨むシーズンには「やるべき人がやらないとこのチームは駄目。僕は最低3割という目標を設定したい」と意気込んだ。

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ロッテ角中“アイス減”で安打増やす「1日1個くらいに…」[スポニチ]

ロッテ・角中がZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、1000万円減の年俸1億3100万円でサインした。今季は開幕直後に右脇腹を痛めて約1ヶ月間離脱。首位打者と最多安打の2冠に輝いた昨季から一転、打率.269に終わり「不甲斐ないシーズン。(金額を)言える成績ではない」と受け入れた。

順調なら来季中に国内FA権の資格取得条件を満たすだけに、球団からは3年契約も提示されたが固辞して単年を選択。「メンタルが弱いので断ち切って1年1年勝負したい。FAするつもりは今のところないが、するとしたら年齢的に来年しかない」と語った。30歳を迎え「食事やトレーニングから気を使っていきたい」と話す。年間500個食べるほど大好きなアイスを「1日1個くらいに減らします」と宣言、来季の巻き返しを誓った。

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ロッテ、角中、1000万円ダウン、単年契約を選択「1年1年勝負した方がいい」[スポニチ]

ロッテの角中勝也外野手(30)が19日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、1000万円ダウンの年俸1億3100万円(金額は推定)でサインした。

今季は右内腹斜筋損傷で4月に離脱。110試合の出場で打率.269、8本塁打、44打点だった。順調なら来シーズン中に国内FA権の取得条件を満たすこともあり、球団側は3年契約を提示。しかし「基本的に単年という自分の考え。1年1年勝負した方がいい」と単年契約を選択した。

首位打者と最多安打を獲得した16年の輝きを取り戻すためにも「優勝を目指して、個人でも最低ラインを打率3割に設定していきたい」と復権を誓った。

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角中、来オフFA権行使に含み、「3年」提示も単年契約選択[報知]

ロッテ・角中勝也外野手(30)が19日、来オフの国内FA権行使に含みを持たせた。11月に行った下交渉で、単年と3年契約両方の条件を提示されていたが、この日のZOZOでの交渉では1000万円減となる年俸1億3100万円の単年契約を選択した。

今季は打率2割6分9厘と不本意な成績に終わったが、12、16年の首位打者は、順調なら来季中に権利を取得。「今のところFAするつもりはない。1年1年勝負した方がいい」と否定しながらも「(3年契約でFA)するとしたら、34の年になるし、来年しかないという気持ちも多少あります。ゼロじゃない」と説明した。

角中節は止まらない。「(権利を)取ってもないですし、獲るところがあるか分からない。来年頑張れば、(ロッテが)ベースを上げて複数年を提示してくれるかなという思いもあります。個人商売なので、お金の計算をしない訳にいかない」と素直な気持ちを吐露した。

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角中、1000万円減「来年は優勝目指して、個人的にも最低ラインに打率3割」[報知]

ロッテ・角中勝也外野手(30)が19日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、1000万円減の年俸1億3100万円の単年契約を結んだ。

昨季は2度目の首位打者に輝いたが、今季は右脇腹の故障で開幕直後に離脱し、出場110試合で打率2割6分9厘、8本塁打、44打点。順調なら来季中に国内FA権を取得することから、11月に行われた下交渉で単年と3年契約を提示されていたが、退路を断って単年を選択した。「1年1年勝負した方がいい。複数年だと最後の年に頑張ればという気持ちになりそう。個人もチームも今年はものすごく不甲斐ない成績。来年は優勝目指して、個人的にも最低ラインに打率3割を設定していきたい」と宣言した。

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ロッテ・角中が1000万減で更改、3年と1年提示され、単年契約[デイリー]

ロッテ・角中が19日、1000万減の1億3100万円で更改した。(金額は推定)

「(成績の)数字が設定以下で金額には何も言えない」。3年の複数年と単年の2種類を提示され、単年を選択。「(複数年は)魅力的ではなかった。(来年は)ベースを上げて複数年を提示してくれないかなの思いもある」と来季の活躍を誓った。来季中にも取得する国内FA権には「シーズンが終わって考えたい」とした。

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ロッテ・角中 1000万減で更改、FA取得見込みの来季は「3割」ノルマに[デイリー]

ロッテ・角中勝也外野手(30)が19日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、1000万円減の1億3100万円でサインをした。(金額は推定)

角中はサバサバした表情だった。

「ダウンです。想定していた通りです。(成績の)数字が自分の設定以下だったので、金額に対しては何も言えない」。

昨季は143試合に出場。打率.339で自身2度目の首位打者、178安打で自身初の最多安打を獲得した。だが、今季は110試合で打率.269、8本塁打、44打点に終わった。

4月13日のオリックス戦で右脇腹を痛めて戦線離脱。復帰は約40日後の5月23日のソフトバンク戦だった。この離脱が響いた。

球団は3年の複数年契約と単年契約の2種類を提示した。角中は迷うことなく単年を選択した。

「(複数年契約は)自分にとっては魅力的ではなかった」と話したように、来季は順調にいけばFAの権利を取得する。

だが、角中は「今のところFAする気はない。年齢的にもFAするとしたら、来年しかないという気持も多少はある」と話す。来季は堂々たる成績を収めて、「ベースを上げて複数年を提示してくれないかなの思いもある」という。

来季の第1目標は最低3割。「やるべき人がやらないとこのチームはダメ。3割打たないと(チームに)影響してくると思う」。

誰もが認めるロッテの打者NO.1。FA権に関しては「しっかり来年やる。そこから実際に取得して権利をしっかり考えたいと思います」。

角中、チームのためにも自身のためにも来季の活躍を期す。

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ロッテ、角中外野手は1千万円減 故障の影響もあり低迷[デイリー]

ロッテの角中勝也外野手が19日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、1千万円減の年俸1億3100万円でサインした。今季は故障の影響もあり、打率2割6分9厘に終わった。来季の最低限の目標に打率3割を設定し「チームが上にいくためにやるべき人がやらないと駄目。打たないと全体に影響してくる」と主力としての自覚を口にした。

球団からは3年契約も提示されたが、単年を選んだ。順調に行けば来季中にフリーエージェント(FA)権を取得する。「FAをするつもりは今のところはないけれど、年齢的にするとしたら来年しかないという気持ちは多少ある」と話した。(金額は推定)

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[千葉魂]苦闘の1年を糧に、鈴木、新たなシーズンへ[千葉日報]

冬空の広がる都内の喫茶店に鈴木大地内野手はいた。テーブルには大事そうに授賞式で、もらった記念品が置かれていた。今年、初めて三井ゴールデングラブ賞を受賞した。それはプロ入りからずっと目標にしていた賞だった。ショートからセカンドへコンバートとなった今年。大きな転機をチャンスに変え、鈴木はガムシャラに日々を送った。苦しいシーズンだった。新しいポジションに悪戦苦闘しながらもキャプテンとしてチームを引っ張ることが求められた。開幕から苦境にあえぐマリーンズを立て直そうと必死に生きた。やることはやった。ただ、今、1年が終わり、振り返ると悔しさしか残っていない。自問自答の日々にも、見ている人は見てくれていた。背番号「7」が必死にプレーする姿を評価した。だからこの日、ゴールデングラブの授賞式に呼ばれた。最下位に沈んだチームにあって唯一の表彰選手だった。

「色々な人のおかげです。支えてくれたファン、裏方の皆さま、起用をしてくれた伊東前監督、仲間、家族。こんなヘタクソな自分がこのような賞をいただけた。今、改めて感謝の想いがこみ上げています。皆さま、1人1人の顔を思い浮かべています」。

華やかな表彰式で笑顔をつくり、喜びのコメントを口にした。一方、心の中ではもうすでに来季に向けた熱い決意がこみ上げている。今年の全てを「糧」にして挑む1年。そう決めた。だから多忙を極めるオフも時間を見つけては体を動かし続けてきた。年明けもすぐに始動。2月1日のキャンプインからフルスロットルで動ける状態にする。

「今年の全てを糧にしたいと思います。最下位に沈んだ苦しく悔しい日々を過ごした1年を。伊東前監督と出会い、別れることになった事。井口新監督の下で戦えることになった事。全ての事を糧に来年は結果を出さないといけないと思っています」。

新たな環境の変化もまた糧となる。この1年をかけてセカンドの定位置をつかんだ男は新チームが始動した秋季練習初日に井口資仁新監督からサードコンバートを打診された。ショートからセカンド。そして来季はサード。目まぐるしく変わる職場にも一切、弱音は吐かない。それはむしろ自分にとってチャンスなのだと前向きに考えることができている。

「セカンドにコンバートされた時も、後々、考えるとあれがいい転機だったなあと思えるようにしたいと考えていた。だから来年、サードにコンバートになることも同じように考えている。自分自身も刺激になるし、負けるものかという想いになっています」。

コンバートと同時に新指揮官からは「1人がチームを引っ張るのではなくて全員がチームを引っ張る。そんなチームにしたい」とキャプテン制度の撤廃を伝えられた。4年間、担ってきた重責から解放された瞬間だった。そして、それもまた若者の心を刺激した。

「キャプテンだからチームを引っ張るとか、キャプテンじゃないから自分の事だけをやればいいとか、そういうのはない。逆に自分が見られるのはこれから。キャプテンではなくてもそれ以上の存在感でチームを引っ張れる存在でありたいと思う。来年、自分がどのような立ち居振る舞いをするか。周りからはそういうところも見られていると思う」。

だから秋季練習、秋季キャンプ、台湾遠征と鈴木はとにかく声を出した。誰よりも声を張り上げ、チームを鼓舞した。時には若手選手に具体的なアドバイスを送り、背中を押した。これまで以上の存在感と確かなキャプテンシーが湧き上がっていた。

「目標は同じサードを守るホークスの松田宣浩選手。あの人のようなムードメーカーになりたい。サードはホットコーナーと言われますが、心もホットでありたい」。

熱男で知られ、常勝ホークスを様々な角度から引っ張り続ける男を具体的な目標に掲げた。打撃で、守備で、そしてムードメーカーとして1年間、チームを引っ張り続けることは並大抵のことではない。それでも鈴木は悔しさを糧に挑む来季、それをやり遂げ、大きな結果を生み出すことを自分に誓った。

師走の東京はどこかせわしく感じられる。喫茶店の窓の外で人々は忙しそうに歩く。54勝87敗2分け。苦しかったシーズンは終わり、新しい1年に向かって着々と時は刻んでいた。キャラメルで味付けされたホットミルクを静かにすすりながら、鈴木は苦しく悔しい1年を振り返り終えた。出会い、別れ、挑戦、新たな旅立ち。全てを胸に秘め、糧として鈴木大地の2018年が始まる。

「最高のシーズンにします。今年の色々な事をしっかりと糧にしてボクもチームも成長をしないといけない。そういう意味で真価が問われる1年になると思います」。

キャプテンマークがなくても、マリーンズを引っ張るのは背番号「7」だ。新生井口マリーンズの中心にこの男がいる。全てを糧に挑む新たな1年がまもなく幕を開ける。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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