わたしはかもめ2017年鴎の便り(12月)

便

12月26日

ロッテ50周年、初黒字化へ新音響通信システム導入[ニッカン]

節目に黒字化を目指す。ロッテは26日、仕事納めを迎えた。来年18年は、69年に球団名が「ロッテ」となって50年目。山室球団社長は「50年目にして初の黒字化を必ずやるつもり」と、親会社の支援をのぞく球団単体での黒字化実現へ意気込んだ。14年に就任した当初の赤字は約25億円。今年は約6億円まで圧縮した。

来年は計15億円をかけ、人工芝、LED、放送機器を整備。さらに「起爆剤に」と目論むのが、「Another Track(R)」と呼ばれる音響通信システムだ。観客がスマホに球団アプリをダウンロードすると、場内のスピーカーから流れる人の耳には聞こえない高周波信号に反応し、スマホ画面が赤、青、白などに点灯、点滅する。勝利後など、ファン一体で光のイルミネーションを作る狙いだ。山室社長は「マリン名物の花火と映える。ディズニーランドのエレクトリカルパレードのような世界に」と青写真を描いた。

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ロッテ井口監督「応援に来て」トークイベで呼び掛け[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(43)が26日、埼玉・朝霞市内のスポーツ用品店でトークショーを行った。

小学生120人を含む200人が参加。じゃんけん大会も行い、盛り上がった。最後に、井口監督は「来シーズンからロッテの監督として、しっかり頑張ります。球場に応援に来てくれたら、声をかけて下さい。ぜひ、ロッテを応援に来て下さい」と呼び掛けていた。

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ロッテ、キューバ代表経験者ら若手2選手獲得を検討[ニッカン]

ロッテ林信平球団本部長(57)が26日、外国人選手の補強状況について説明した。

メジャー通算42本塁打のレッドソックス傘下3Aのドミンゲスと契約合意したと、米国で報じられた。それについて「まだ、そういうことではない」とした。ドミンゲスが獲得候補かについては、肯定も、否定もしなかった。いずれにせよ「年内に外国人選手の補強は終わりにしたかったが、年内は厳しい。お話できる状況ではないです。外国人選手を追っかけているのは事実。年が明け、また報告させていただきたい」と、引き続き補強を続ける方針を示した。

また、林本部長は20日に日本を出発し、キューバでトライアウトを実施。16〜23歳の選手10人(投手5人、野手5人)が受けた。現在、データなどを分析し、最大2人の獲得を検討している。

「将来性のある、若い選手を育成レベルでお預かりできないか、という話をキューバ政府と何年も前からしていた。今回の選手は、1軍の4人枠ですぐに、という訳ではなく、来年、再来年と、もっと先を目指して、将来、活躍できる選手を育てていければと思っている」と狙いを明かした。

トライアウトを受けた10人には、キューバ代表の経験者も含まれているという。ただし、兄ヨエニスがメッツでプレーしているヨエルキス・セスペデス外野手(20)は、テストを受けなかった。

キューバ政府との交渉が順調に進めば、来春2月1日のキャンプインに合わせたチーム合流を見込んでいる。

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ロッテ球団社長「期待感が出てきている」再起へ決意[ニッカン]

ロッテは26日、今年の球団業務の仕事納めを行った。

最下位になった今季を受け、山室晋也球団社長(57)は「ファンの皆さんに申し訳ない。屈辱的な記録もあり、つらい1年だった」と話した。

その上で「もっと観客動員が落ちると心配していたが、5%減にとどまった。後半は昨年以上に盛り上がり、井口新体制で来シーズンへの期待感が出てきているのが、大きな希望」と続けた。

親会社の支援を除き、球団単体では、今年の赤字は6億円程度だったという。ちなみに、昨年はQVCのネーミングライツ撤退による補償で特別利益があり、赤字は5億円ほどだった。山室社長は「業績的には、売り上げや利益が昨年よりも増えている。来年は球団50年目。初の黒字化を目指したい」と、決意を口にした。

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ロッテ黒沢の生き方、球団と選手の“懸け橋”になる[ニッカン]

スーツを2着、新調した。エクセルの勉強も始めた。

ロッテ黒沢翔太投手(29)は「育成から入って7年間。我ながら、よく頑張ったなと思います」と穏やかに振り返った。1月からは、球団スタジアム部に配属。ZOZOマリンの飲食にかかわる管理や企画などを受け持つ予定だ。

ロッテでは引退した選手が球団に残る場合、打撃投手や用具係などの裏方がメインだった。職場の活性化を目指し、今回から球団職員としての採用も始めた。営業職に就く古谷とともに入社する黒沢は「選手の経験を生かして、職員と選手の間に立てる。選手はこう思っているとか、選手はもっとこういうことがやれるとか、提案したい」と“懸け橋”になるつもりだ。

変化を恐れない生き方は、選手生活でもそうだった。10年育成ドラフト1位で入団。1年目の春季キャンプ初日。特長を見抜いた西本2軍投手コーチ(当時)から「サイドにしよう」と言われ、上手投げから転向した。すぐには結果が出ず、何度かクビを覚悟。3年目の7月30日、支配下を勝ち取った。期限まで残り1日だった。「サイドにしてなければ、もっと早くクビになったかも知れない。後押ししてくれた」と西本氏に感謝している。引退を報告し、同氏の「よく頑張った」の言葉が染みた。

思い出は、13年の1軍デビュー戦。そして、昨年8月の日本ハム戦で、大谷に特大の1発を打たれたこと。「内角スライダー。良いコースだったんですけどね」と笑った。思い出の詰まった球場で、新たな1歩を踏み出す。

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ロッテ、マリンの人工芝、足元における横ブレも軽減[ニッカン]

ロッテは26日、改修工事を進めているZOZOマリンの人工芝の詳細を発表した。

ミズノ株式会社が積水樹脂株式会社と共同開発した野球専用人工芝を採用。天然芝に近い感覚でプレーでき、選手の足元における横ブレを軽減できるという。同じ人工芝は、西武の本拠地であるメットライフドームでも使用されている。

完成は2018年2月28日で、3月のオープン戦から使用を開始する。

総工費は、3億2000万円。

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ロッテマリンLED照明、球場外壁のライトアップも[ニッカン]

ロッテは26日、ZOZOマリンで改修を進めているLED照明システムの詳細を発表した。

高演色LEDを採用し、照度(グラウンドの明るさ)を維持したまま、総消費電力を約50%削減する。ビジョンや音響と連動した演出も実現できるようになり、球場外壁のライトアップも行う。

完成は、2018年2月28日。3月のオープン戦より使用を開始する。

総工費は、8億3000万円。

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苦しみの象徴、伊東監督の結石…辞任発表11日後に[ニッカン]

◇今年のロッテ〜担当記者が振り返る

「今年のロッテ」は伊東勤監督(55)が辞任した。昨季は球団31年ぶりの2年連続Aクラスを果たすなど、就任5年間で3度CS進出。だが、今季は37試合目の5月16日に早々と自力優勝が消え、54勝87敗2分けで最下位。一時は球団ワーストを更新する借金40を重ねた。苦しみ抜いたシーズンだったが、8月のある日、その身に大変な事態が起きていた。

異変は、暑さも盛りを過ぎた8月24日の楽天戦(ZOZOマリン)で起きた。伊東監督が試合前練習に現れなかった。その11日前に辞任を表明。今季最後まで指揮は執るとしたが、やはり休養なのか。その時だ。「監督は病院です。理由はその…、尿管結石です」。球団の連絡に現場の緊張が解けた。伊東監督は試合までに到着。ちゃんと指揮し、勝利した。試合後は病状には触れなかったが、さすがにしんどそうだった。

翌日は、いつもの伊東監督に戻っていた。遠征のため、羽田空港に時間通り現れた。「今朝、出たよ。ほら」。財布から1ミリほどの黒色のかけらを取り出した。元凶を突き出し「大丈夫。ちゃんと洗ったから」と得意顔。さすがに誰も触ろうとしなかったが、ユーモア好きな普段の姿だった。

痛みは前日23日のナイター中からあったそうだ。試合後、定宿で横になったが寝付けない。明け方4時まで耐えるも限界だった。ホテルに頼み救急車で病院に担ぎ込まれたのが、午前5時。車椅子に乗せられ、看護師から「お仕事は?」と聞かれた。「ロ、ロッテの監督です」と生汗を流し答えた。相手の驚きようといったら、なかったという。

自ら「ストーンと出た」(※石だけに)と笑い話にしたが、あの結石は苦しみの象徴のように思える。23〜26日に、やっと今季初の4連勝。痛みが出て消えるまでと重なった。勝てないストレスが結石の原因かは分からないが、勝てない原因ははっきりしていた。

何より、デスパイネの穴が埋まらなかった。伊東監督は昨年から「1点もやらない野球しかない」と覚悟したが、打てなさ過ぎた。5月末までチーム打率2割未満では、投手も持たない。すぐに、打てない、守れないの二重苦に陥った。

記者の記憶に強く残る場面がある。30近い借金を抱えた7月上旬の練習日。

伊東監督
「こんな屈辱はない。せめて最下位だけは、と思っていたけど…。」

初夏の日差しにサングラスをかけ、表情は読めなかった。ただ、声は震えていた。目は赤かったかも知れない。西武黄金時代の柱が、31年目で自身初の最下位になろうとしていた。1ヶ月後、辞任を申し入れた。

無力感の背景には、フロントとのすれ違いもあった。5月18日にキューバのサントスの獲得が発表された。だが、念願の大砲ではなく1番タイプ。「絶対に必要という感じではない」と漏らした。一方、球団幹部は「監督が欲しいと言ったのに」とボヤいた。獲得に動き始めたオープン戦の頃はパラデス、ダフィーの新大砲が好調で、サントスが加われば盤石と思われた。開幕すると大砲2人はさっぱり。キューバ政府との交渉は時間がかかる。自力優勝消滅2日後の発表は、タイミングが悪過ぎた。

球団は自力優勝が消えても、すぐに続投の芽を消すことはしなかった。しかし「屈辱」を味わった伊東監督は自ら辞めるしかなかった。10月10日の今季最終戦後。「終わりました。全て」。解放され、実に穏やかな顔だった。

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いずれは夢の“ディズニーランド化”!ロッテ、ZOZOマリンを15億円大改修[サンスポ]

ロッテは26日、本拠地球場のZOZOマリンスタジアムを総額約15億円かけてリニューアルすると発表した。来年2月28日に完成し、3月のオープン戦から使用される。

総工費8億3000万円でグラウンド照明を全面LED化。従来と同じ明るさで消費電力を半減させるとともに、球場内の大型ビジョンや音響と連動させ、球場外壁のライトアップも行う。さらに約3億2000万円かけ、天然芝に近い感覚でプレーできる野球専用人工芝「MSクラフトベースボールターフ」を導入。放送機器も約3億3000万円で4K、スーパースロー再生に対応したものに刷新する。

最大の目玉は「光の演出」が可能になる新技術だ。日本のスタジアムでは初採用となる「音声透かし技術」を使い、球団公式アプリ「Mアプリ」をインストールしたスマートフォンに高周波の音を流して光らせることなどができるという。山室晋也球団社長(57)は「いずれ球場をディズニーランドのエレクトリカルパレードのような世界にしたい」と説明した。

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ロッテ、来季へ期待感、球団事務所で仕事納め[サンスポ]

ロッテは26日、球団事務所で年内の業務を終了した。山室球団社長は「最下位で5%ほど集客は落ちたが、後半は来年への期待感があった」と前向きにとらえた。観客数は減ったが入場料収入やグッズ、飲食などの売り上げは過去最高を記録。球団単体では約6億円の赤字だが「来年の球団50周年では初めての黒字化を目指したい」と意気込みを語った。

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ロッテ、キューバ選手発掘へ、現地でトライアウト実施[サンスポ]

ロッテ・林球団本部長は26日、将来性のあるキューバ選手を育成枠で獲得するため、現地でトライアウトを実施したと明かした。21日に16歳から23歳までの10選手を対象に行ったという。今後はビデオやデータなどを分析。「1人か2人くらい育成で獲得できたら。スムーズにいけば来年2月からのキャンプに参加させたい」と説明した。

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ZOZOマリンを全面LED化、電力半減、外壁のライトアップも実施[サンスポ]

千葉市とロッテは26日、ZOZOマリンスタジアムの改修概要を発表した。総工費8億3000万円でグラウンド照明を全面LED化。また3億2000万円をかけ、野球専用人工芝「MSクラフトベースボールターフ」(積水樹脂株式会社とミズノ共同開発)を敷設する。来年2月28日に完成し、3月のオープン戦から使用される予定。

照明をLED化することで温暖化対策の一環になり、総消費電力は約50%削減。制御システムと連携し、球場内のビジョンや音響と連動した躍動感あふれる演出が実現できるという。また、新たにフルカラーのLED照明による球場外壁のライトアップも行う。

一方、人工芝は天然芝に近い感覚でプレーできるもので、ボールの転がりやバウンドが安定し、選手の足元の横ブレを軽減。芝表面が光を分散させるため、照り返しを低減するという。

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ロッテ総工費15億円!光のZOZOマリン、日本初演出、観客スマホと連動[スポニチ]

来季のZOZOマリンは光のファンタジーが楽しめる。ロッテは26日、総工費約15億円をかけた本拠地の改修計画を発表。LED照明システム導入、人工芝の張り替え、放送機器のリニューアルを行い、来年3月6日予定の巨人とのオープン戦で使用を開始する。

最大の目玉は「音声透かし」技術による日本初の演出だ。ロッテのスマートフォンアプリ「Mアプリ」をインストールして起動すると、球場の既存のスピーカーから流れる高周波に反応。画面が約20パターンの色に光る。LED照明採用により、点灯と消灯を瞬時に行えることから実現し、3月30日の開幕・楽天戦では約3万人のファンが一斉にスマホを掲げ、光の演出で選手を送り出すことも可能となる。山室晋也球団社長は「お客さまが野球以外でも楽しめるように。音と光で幻想的でメルヘンチックな魅力を持つ球場になる」と説明した。

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ロッテ、キューバで10人テスト、育成枠で2人獲得も[スポニチ]

キューバを訪れていたロッテ・林信平球団本部長が現地で実施したトライアウトで10人の選手をテストしたことを明かした。

投手、野手を5人ずつで、年齢は16歳から23歳。「1軍補強対象選手はいない判断だったが、将来性を感じる選手を目にしていた。ようやくトライアウトで一歩進めることができた」と話した。育成選手として最大2人を獲得する可能性がある。

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ロッテ、キューバでのトライアウト報告、育成選手として最大2人獲得も[スポニチ]

ロッテの林信平球団本部長が26日、ZOZOマリンスタジアムで取材に応じ、キューバを訪れて実施したトライアウトの内容を明かした。

「将来性のある若い選手を育成レベルでお預かりできないか考え、それに向けたトライアウトを行った」と説明した林本部長。現地では投手、野手それぞれ5人ずつのテストを実施。年齢は16〜23歳で、代表経験者も含まれていたという。「ビデオやデータを取ってきたので、これから分析して検討していく」と話した。獲得しない可能性も残されているが、育成選手として最大2選手を獲得する可能性がある。

これまでキューバからデスパイネ、サントスを獲得したことでキューバ政府とのパイプがある。「前々から考えていたことで、ようやく具体的になりトライアウトまで進めることができた。来年や再来年、もっと先を目指して活躍する選手を育てていければ」と「原石」発掘への自信をのぞかせた。

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ロッテ、総工費11.5億円でZOZOマリン照明LED化&新人工芝に[スポニチ]

ロッテと千葉市は26日、ロッテの本拠地「ZOZOマリンスタジアム」にLED照明システムを導入してグラウンド照明を全面的にLED化、さらに新人工芝としてミズノ株式会社が積水樹脂株式会社と共同開発した野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」(エムエスクラフト ベースボールターフ)を採用すると発表した。

総工費8億3000万円で改修する照明は、現状のメタルハライドランプと高圧ナトリウムランプに替えて、高演色LEDを採用し、照度(グラウンドの明るさ)を維持したまま、総消費電力を約50%削減。また、統合制御システムとの連携により、ビジョンや音響と連動した躍動感あふれる演出を実現できるようになるほか、新たにフルカラーのLED照明による球場外壁のライトアップも行う。

また3億2000万円を費やす人工芝は、現在西武ライオンズの本拠地「メットライフドーム」などの球場で導入されている。天然芝に近い感覚でプレーできる野球専用の人工芝で、特殊加工により芝葉を捲縮(けんしゅく)させることで選手の足元における横ブレを軽減できることでプレーの安定性につながるなど、多くのメリットを生み出す。

いずれも来年2月28日に完成し、3月のオープン戦から使用を開始する予定となっている。

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井口監督がドラ1安田を絶賛「松井秀喜の高校の時とそっくり」[報知]

ロッテ・井口監督が、ドラフト1位の安田=履正社高=をゴジラ級と絶賛した。

この日は埼玉・朝霞市で野球教室とトークショーに参加。自身も獲得を熱望した高校通算65本塁打の金の卵の話題に触れ「松井秀喜の高校の時とそっくり。あれくらいの選手になるんじゃ」と高校時代から意識し、親交もある同級生スラッガーに例え太鼓判を押した。

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15億円かけ本拠地改修…LED照明、新人工芝、目玉は光のイルミネーション[報知]

ロッテの本拠地・ZOZOが、光のボールパークに生まれ変わる。山室球団社長が26日、総額15億円で球場のリニューアルを宣言。ファンサービスの目玉として、最大3万人による光のイルミネーションを作り上げる構想を明かし、球団単体初の黒字を目指す。

来場者はまず球団公式アプリをインストール。そのスマホに球場内から人間に聞こえない程度の小さな音を送ることで、スタンドが暗転している時に画面が点滅したり、光るという。大規模な球場に常設されるのは世界初。「幻想的。将来はディズニーランドのエレクトリカルパレードのような世界につなげていきたい」と説明した。また、LED照明や新人工芝も導入。球場外壁も様々な色にライトアップでき、新たな幕張の名物となりそうだ。

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キューバでトライアウト実施していた、育成目的で若手をテスト[報知]

ロッテ・林球団本部長が、キューバで21日(現地時間)に育成目的の選手のトライアウトを行ったことを明かした。

16歳から23歳までの投手5人、野手5人をテストし、今後は球団内で獲得を検討する。「趣旨に合いそうな選手はいた。外国人も数年後に1軍で活躍できる選手を育成していきたい」と説明。また、メジャー挑戦を目指す涌井の決断の期限について「今は考えていない」と話すにとどめた。

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ZOZOマリンに新人工芝&LED照明システム導入[報知]

ロッテと千葉市は26日、2018年シーズンより、本拠地「ZOZOマリンスタジアム」にLED照明システムを導入すると発表した。総工費は8億3000万円。

また、現在の人工芝も張り替えに着手し、ミズノと積水樹脂が共同開発した野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」(エムエスクラフト ベースボールターフ)を採用する。こちらは総工費3億2000万円。

天然芝に近い感覚でプレーできる野球専用の人工芝で、プレーの安定性につながるなど多くのメリットを生み出し、西武の本拠地のメットライフドームでも導入されている。ともに、すでに11月末から工事に入っており、来年3月6日のオープン戦から使用される。

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ZOZOマリン15億円超リニューアル、照明LED化、専用人工芝など[デイリー]

ロッテが井口新体制のバックアップに向け、15億円超の“3大リニューアル”を行うことが26日、明らかになった。

千葉市とともに現在、ZOZOマリンスタジアムの改修工事を進めているが、グラウンド照明の「全面的LED化」を実施。グラウンドの明るさを維持したまま、総消費電力が約50%削減可能となる。

また、天然芝の感覚に近い「野球専用人工芝」も導入する。費用はLEDが約8億3000万円、人工芝が約3億2000万円で、約11億5000万円にも上る。

さらに新たな演出にも取り組む。音響通信による公式アプリを通してのファンサービスの提供で、手元のスマホが音に反応して画面が点滅したり光るもので、光のイルミネーションを作り上げる。約3億5000万円の予算を見込んでいる。

3大リニューアルの予算は総額15億円に上る。LEDと人工芝は2月28日に完成予定で、3月のオープン戦から使用する。音響通信によるサービスは、開幕戦となる3月30日の楽天戦からスタートする。

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ロッテ、ソフトバンク戦力外の大隣をテスト、来年沖縄Cで合否判断[デイリー]

ロッテが今季限りでソフトバンクを戦力外となった大隣憲司投手(33)の獲得に乗り出すことが26日、分かった。来年の沖縄・石垣島キャンプにテスト生として招き、最終的な合否を判断する方針。チームは左投手が不足しており、通算52勝左腕の状態を見極める。

ロッテ球団幹部はこの日、「状態がどうか見てみようということになりました。監督とも話はしています」と来春キャンプ中のテスト実施を明言した。

大隣は2006年度大学生・社会人ドラフト希望枠でソフトバンクに入団し、08年に11勝。12年にも2度目の2桁勝利をマークしたが、13年に国指定の難病である「黄色靱帯(じんたい)骨化症」を発症し手術。翌14年に422日ぶりの勝利を飾ったが、若手の台頭もあって16年はわずか1勝、今季も1試合の登板に終わり、戦力外通告を受けていた。

大隣は「やれる自信はある。しっかり準備だけはする」と母校の近大グラウンドでトレーニングを継続。現役続行をかけたテストに挑む。

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ロッテ・山室社長、来季は本社の支援なしで黒字化だ[デイリー]

ロッテ・山室球団社長が仕事納めとなった26日、来季の“黒字化”を宣言した。

これまでは親会社の支援もあって黒字化を達成してきた。今季は最下位で昨年に比べて5%の観客減だったが、「(昨年に比べ)売り上げ、利益も増した。来年は過去最高を更新したい。勝算はある」と親会社の支援なしでの黒字化を誓った。

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ロッテ、育成枠でキューバ選手獲得へ、候補者の中に同国代表選手も[デイリー]

ロッテ・林信平球団本部長は26日、キューバから育成選手を獲得する意向を明らかにした。林本部長は20日にキューバ入りし、24日に帰国。滞在中に野手5人、投手5人の計10人によるトライアウトを行っており、「将来性のある若い選手を育成レベルで預かりたい」と話した。

キューバ・スポーツ省が仲介して、参加選手は16歳から23歳までだった。実戦形式でトライアウトを行い、「140キロ台後半のボールを投げる投手もいた」そうで、キューバ代表選手も参加した。年明けには社内でビデオによるデータ分析や検討を進める。

ロッテは過去にデスパイネ、サントスを獲得したように、キューバ政府とはパイプが太い。育成選手枠での獲得は数年前からの構想で、今回は一歩も二歩も踏み出した格好だ。

「日本で成功したい。みんなが口にしていた。日本の高校生、大学や社会人もそうだが、(キューバの選手は)志という点でまた1つ違った迫力を感じる」(林本部長)

「(獲得するのは)1人か2人」と語り、早ければ2月の石垣島キャンプに参加する。

球団には今後もキューバとのパイプを維持、さらに発展させていく狙いもある。

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ロッテ、野球専用人工芝に変更へ、本拠地球場の改修計画を発表[デイリー]

ロッテは26日、野球専用の人工芝に張り替えるなど総工費約15億円をかけた本拠地、ZOZOマリンスタジアムの改修計画を発表した。既に着工しており、来年3月6日に予定されている巨人とのオープン戦で使用を開始する。

照明をLEDに変更し、従来と同じ明るさで消費電力を半減させる。山室晋也球団社長は「点灯と消灯を瞬時に行えるため、名物の花火がより映える。音と光で幻想的な魅力を持つ球場になる」と話した。

2018年は球団名が東京オリオンズからロッテオリオンズになって50年目となる。

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ロッテ、本拠地の新人工芝は観戦者の目にも優しく、来季オープン戦から使用へ[デイリー]

ロッテと千葉市は26日、18年シーズンから「ZOZOマリンスタジアム」にミズノ株式会社が積水樹脂株式会社と共同開発した野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」(エムエスクラフト ベースボールターフ)を採用すると発表した。

天然芝に近い感覚でプレーできる野球専用の人工芝で、特殊加工により芝葉を捲縮(けんしゅく)させることで選手の足元における横ブレを軽減できることでプレーの安定性につながるなど、多くのメリットを生み出している。

また、芝表面が光を分散させ照り返しを低減するので、プレーヤーと観戦者の目にも優しい人工芝となっている。18年2月28日に完成し、3月のオープン戦より使用を開始する予定。

この人工芝は西武の本拠地「メットライフドーム」などの球場で導入されている。総工費は約3億2000万円。

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ロッテ、ZOZOマリン来季からLED照明導入、球場外壁のライトアップも[デイリー]

ロッテと千葉市は26日、18年シーズンから「ZOZOマリンスタジアム」にLED照明システムを導入し、グラウンド照明を全面的にLED化することになったと発表した。

現状のメタルハライドランプと高圧ナトリウムランプに替えて、高演色LEDを採用し、照度(グラウンドの明るさ)を維持したまま、総消費電力を約50%削減する。

また、統合制御システムとの連携により、ビジョンや音響と連動した躍動感あふれる演出を実現できるようになる他、新たにフルカラーのLED照明による球場外壁のライトアップも行う。

18年2月28日に完成し、3月のオープン戦から使用を開始する予定。総工費は約8億3000万円。

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[千葉魂]新たな船出の時、井口監督の下、巻き返しの年へ[千葉日報]

「みんな、しっかりと体を動かしているみたいだね」。そう言うと頬を緩めた。シーズンオフに入っても井口資仁監督は精力的に動き、選手達の活動をチェックした。マリーンズをどうすれば再浮上させることが出来るか。10月に新監督に就任をして3ヶ月の時が流れた。つかの間のオフも時間を惜しむように動き回った。補強や練習方法などについて球団フロントと話し合いを重ねた。選手達ともコミュニケーションを深めた。その一方で、子供達に野球の楽しさを伝えようと全国で少年野球教室を重ねた。そんな多忙な日々の合間、例年のオフよりも選手達が球場に姿を現しハードなトレーニングを重ねているという情報が耳に入ってきた。選手1人1人が自発的に考え、取り組んでいる。何よりも嬉しい事だった。その光景を想像すると、笑みをこぼした。

「最初は、なかなかそうはいかないけど、自主的にやれるチームを作りたい。時間は誰しも平等にあるけれど、それをどのように使うか。24時間という限られた時間をいかに有効活用するかだよね。選手達が自主的にどんな体を作ってきてくれるか。自分も楽しみ」。

時間を無駄にせず、選手達が活発な自主練習をしていることに強い手応えを感じる。新しい指揮官として打ち出した方針の中で、自主性と時間の有効活用はメインのテーマの1つ。11月の鴨川秋季キャンプでも「選手が次の練習を待っているような無駄な時間は作らせたくない」と次々とスムーズに練習を行える流れを作り上げた。フリー打撃での待ち時間は現役時代から効率が悪いと考えていた。だから、その間にも打てるようにゲージ近くにも数ヶ所、マシンやトス打撃をする空間を作った。練習時間を1時間ほど早めに始め、全体練習が早く終わるように設定した。その後の練習は自主練習。打撃を磨くも良し。走り込むも良し。ウエートで体を鍛えてもいい。それぞれが自分のウイークポイントと向き合い、レベルアップをすることを望んだ。

「キャンプインの2月1日より実戦を行うと選手達に伝えている。選手達が、その日にどんな体を作ってきてくれるかが楽しみ。競争はそこから始まる訳だからね。チャンスは与えるけど、結果を出さないと使うことはない。さあ、キャンプインで『今から体を作ります』というのは話にならない」。

直接的には命令はしていない。ただ、競争をあおる策を打ち、自主性が生まれた。来春のキャンプでは競争と刺激を生み出す大きな要素を作った。1、2軍枠を完全撤廃しての選手全員でのキャンプ。従来の2月1日キャンプスタート日の1、2軍振り分けはどこか非効率的に映った。参考材料は前年の成績がほとんど。それでは選手達の気持ちも高まらない。だから上と下の枠を作らず、同じ場所とメニューで争わせることこそがチームの活性化を生むと考えプログラムを考えた。それは監督就任が決まった時、最初に動いたことの1つでもあった。宿舎もこれまでは差別化していたが一本化する。「寝食を共にすることでコミュニケーションが生まれる。選手も首脳陣もね。色々とプラス」。球団に提案し実現した。狙い通りだった。選手達は年末が近づいても体をイジメ抜くことを止めない。2月1日から始まる競争に照準を合わせるように必死のオフを過ごしている。

「オレは今年まで現役だった。だから誰よりもこのチームの事を知っている。良い点も悪い点もね。ずっと見てきたから。誰よりもこのチームの事を知っている」。

世間には現役引退即監督就任は難しい作業ではないかと捉える風潮もある。だが、若き指揮官はそれを真っ向否定する。今年、1年間、マリーンズで戦った。ベンチのど真ん中に陣取り、つぶさに様々な現象を観察してきた。誰がどう悩み、何を望み、いかにありたいと思っているのかを肌で感じてきた。そして誇れるマリーンズがどうして、どん底に沈んでいったのかという過程と状況も詳細に知っている。それは絶対にプラスになると考えている。だからこそ1年目から勝負をかける。

「メジャーに行って日本に戻ってきた時、ちょっとした浦島太郎状態だった。わずか数年でこんなに野球は変わるのかと思った。選手も変わっていた。情報を入れて状況を把握するのに少しばかり時間がかかった。そういう意味で今回、すぐに監督という仕事を任されたことをとてもプラス。違和感なく入ることができる」。

捲土重来の巻き返しに燃える選手達。そして歴史的大敗を喫したチームを任され1年目からの再建に闘志をみなぎらせる若き指揮官。年の瀬の雑踏の中でマリーンズの色々な思いが交差する。新たな船出の時が近づいている。2018年。新たなシーズンは最後方から、一気にまくる。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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