陸上部に負けるな!ロッテ井口監督は、母校の箱根駅伝の優勝を願いつつも「ちょっと複雑」と告白した。
「昔は青学と言えば野球だったんですけどね。最近は陸上の陰に隠れている。この前、野球部に行って『負けるな』とハッパを掛けてきました。野球にも期待してます」と、後輩達の奮起を願っていた。
ロッテ井口資仁監督が母校の箱根駅伝の優勝を願いつつも「ちょっと複雑ですね」と告白した。
「昔は青学と言えば野球だったんですけどね。最近は陸上の陰に隠れている。この前、野球部に行って『負けるな』とハッパをかけてきました。野球にも期待してます」。
ロッテ・井口監督が2月1日のキャンプイン前にノックの自主トレを敢行する決意を31日、明らかにした。昨秋キャンプでもノックバットを手にしたが「どこか室内練習場で自主トレをします。打ちやすいノックバットも作ってもらいます」と意欲十分。また正月に行われる箱根駅伝では母校の青学大を応援するつもりだが、ロッテの選手に向けては「正月から動くのは当たり前」とハッパをかけていた。
ロッテ・井口新監督は新年を迎え「すぐにキャンプが始まる。楽しみ」と胸を高鳴らせた。
石垣島での春季キャンプは1、2軍枠の撤廃や初日からの実戦など「井口流」を掲げ、最下位からの巻き返しに向けて本格的に動きだす。自身も体づくりに着手。「やめて太ったと言われたくないからね」と笑い、キャンプでのノックにも「自主トレしておきます」と意欲的だ。昨季限りで現役を引退し、即監督に就任。昨年11月の秋季キャンプ、台湾遠征など動き回り「やりたいことができた。選手も精力的に練習してくれている」と手応えを口にする。パ・リーグ最年少となる43歳の指揮官。「常勝マリーンズをつくり上げたい」と頂点を見据えた。
2月1日、石垣島。「伊東監督は30年でBクラス2度ですが、僕は球団担当6年で3位2度が最高です」と勝ち運が羨ましくて挨拶した。野球殿堂入り、オープン戦首位。華々しく幕を開けた栄光の男の2017年はやがて黒星に彩られ、長い野球人生でワーストの1年になる。
パラデス、ダフィーら新助っ人野手が極度のブレーキ。フロントとも息が合わず、白髪も増えた。それでも、下は向かない。場を明るくするため?会えば記者の乳首を触り、時には尿管結石に耐えて指揮を執った。ちなみに、石の色まで黒かった。また1日 新しい日にすればいい−。マイクを手にすると、来生たかおの「Goodbye Day」に思いを重ねた。
10月10日、仙台。最終戦の節目にスーツを着た私に、Aクラス3度を置き土産に去りゆく指揮官は言った。「バカ、まだ最後じゃねえよ!」。愉快で男前な55歳。伊東勤のユニホーム人生には必ず第3章がある。
ロッテ・井口資仁監督が母校・青学大にエールを送った。
同校は2日からの箱根駅伝で史上6校目の大会4連覇を目指す。「毎年見ています。以前は青学と言えば野球だったけど、今は駅伝ですね」と話し、最近も野球部を訪ねて「駅伝に負けるな」とハッパをかけたという。「頑張って欲しい」とテレビの前で声援を送る。