わたしはかもめ2019年鴎の便り(1月)

便

1月6日

ロッテ藤原車破壊弾、所有者後輩父へお詫びサイン球[ニッカン]

ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が6日、大阪・大東市の大阪桐蔭グラウンドで自主トレを公開。フリー打撃で推定120メートル弾を保護者の車に直撃させるなど、72スイング中14本が柵越え。母校での最後の練習で万全な仕上がりを見せた。

藤原に打球を車に直撃された父母会会長の宮本康治さん(50)は満面の笑みだった。「今年初めて練習を見に来て初めてボールが当たった。サインでも書いといてもらおうかな」。息子の涼太内野手(2年)は枚方ボーイズ時代から藤原とともにプレーしており「現役の時から何回も(ネットを)越えてたよ」と驚きはなかった。直撃した記念球に念願の? サインをもらい「頑張って下さい」とエールを送った。

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ロッテ藤原120m弾、西武森助言受け飛距離伸びた[ニッカン]

確かな“足跡”を残して、プロの舞台へ!ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が6日、大阪・大東市の大阪桐蔭グラウンドで自主トレを公開。フリー打撃で推定120メートル弾を保護者の車に直撃させるなど、72スイング中14本が柵越え。母校での最後の練習で万全な仕上がりを見せた。いよいよ明日8日入寮を迎え、プロの舞台へ飛び込む。

早くも藤原はエンジン全開だった。フリー打撃の53スイング目。弾丸ライナーで打球がぐんぐん伸びた。90メートルの右翼フェンスを越えるとさらに奥にある高さ10メートルの防護ネットの向こうへ。「ドーン」という音とともに練習が止まり、グラウンドはざわついた。打球は駐車場に止めてあった父母会会長の宮本康治さん(50)のホンダ・ジェイドの白い屋根に直撃した。「申し訳ない気持ちです。金属バットから木バットに替えたときは柵越えを打てない時期もあった。最近ようやく慣れてきて、ああいう打球も徐々に増えてきました」と苦笑いした。

昨年末、ロッテ香月と練習に訪れた西武森(ともに大阪桐蔭出身)からアドバイスを受けた。「下の使い方です。左足の股関節とケツを意識するようになった。1番大切なのはケツで、『バッティングしている時にケツに(負荷が)くるのが1番理想』と教えてもらった」。飛距離は15メートルほど伸びた。「コツがわかってきてリラックスして、あまり力を入れずに飛ぶようになった」と試合で使用するバットより70グラム重い、950グラムの赤いマスコットバットで柵越えを連発した。

「練習がしんどかった。それが1番覚えています。人生でこれよりしんどいことはないんじゃないかな」と言う、思い出のグラウンドでの最後の練習。「さみしいのはある。フリー打撃はあれが最後だったので1球1球かみしめてやりました」。11時公開予定の練習を30分前倒しして、バットを振った。

いよいよ明日、浦和寮に入寮し、10日からは新人合同自主トレーニングが始まる。「大きな目標として新人王というか、まずはそこに向かって全力でやりたい。まだまだ今のレベルじゃできないけど、大きな目標を立ててやっていきたい」。わだちを母校に刻み、プロの舞台へ駆け込んでいく。

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ロッテ藤原、木製バットの120m弾で車にドカン[ニッカン]

ロッテドラフト1位の藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が6日、大阪・大東市のグラウンドで自主トレを公開し、木製バットで柵越えを連発した。「金属から木製に替わって、だいぶ慣れてきた。金属と変わらず打てるようになってきた」と順調な仕上がりをアピールした。

度肝を抜いたのが、推定120メートル弾。90メートルの右翼フェンスを越えると観覧席を越え、高さ10メートルの防護ネットをも越え、駐車していた大阪桐蔭父母会長の宮本康治さん(50)の車に直撃した。「申し訳ない気持ちです」と困惑しながらも「良い思い出です」と笑顔。お詫びの印にと車に直撃したホームランボールにサインを入れ、宮本さんに手渡した。

この日が8日に控える入寮前最後の母校での練習で「寂しい気持ちはある。フリー打撃は最後だったので1球1球かみしめて打ちました」と汗を流した。

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プロ注目星稜・奥川詣でに西武、ロッテ、楽天3球団[ニッカン]

今秋のドラフト上位候補の星稜(石川)奥川恭伸投手(2年)が6日、新年初練習を行った。室内のブルペンでは西武、ロッテ、楽天のスカウト3人の前で力強く60球を投げた。

150キロ右腕は周囲の高い評価にも「今がそうであるだけで今年の成長次第でよくも悪くもなる。やるべきことをやって、来年のこの時期に(新聞などに)書かれるようになれれば」。来年のこの日は入寮記事のトップを飾るかもしれない。

ブルペン投球は「全然ダメでした」と苦笑いしたが、ロッテ小林スカウトは、広島苑田スカウト統括部長の昨秋のコメントをなぞって「苑田さんじゃないけど、星稜の前に家を借りてもいいくらい」と絶賛。楽天山田スカウトは「見る度に成長している。大学、社会人を含めても完成度が高い」とうなった。出場確実な3月のセンバツではさらにスケールアップした姿を見せそうだ。

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大阪桐蔭さよなら弾!ロッテD1位・藤原、父母会長の車の屋根破壊締め[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が6日、大阪・大東市の同校グラウンドで自主トレを公開。フリー打撃では、右越えに推定120メートルの“特大弾”が、防護ネットの後方に駐車していた野球部父母会会長、宮本康治さん(50)の乗用車を直撃した。甲子園で春夏連覇を達成した高校最後の練習で、集大成ともいえる豪快な打撃を披露した。

乾いた打球音とともに、藤原が放った“特大アーチ”は右翼90メートルのフェンス後方にある、高さ10メートルの防護ネットも軽々と超えた。打撃用マシンが相手だったが、「どうだ!」と言わんばかりの本人とは裏腹に、周囲はザワザワ…。

推定120メートルの打球は何と防護ネット裏に駐車していた同校野球部父母会会長、宮本さんのホンダのミニバン・ジェイド(290万円相当)の屋根を直撃していたのだ。 「申し訳ないことをしてしまいましたが、いい思い出になった」。

藤原にとって、思い出が詰まった同校で最後の練習。高校通算32本塁打のスラッガーの、ど派手な別れの一発に宮本さんはサイン入りの“記念球”を手に「嬉しいような、悲しいような…」と笑顔を見せた。

憧れの先輩が、特大弾を演出した。昨年末に同校を訪れたOBの西武・森から打撃のアドバイスを受けた。下半身主導の意識を植え付けてもらい、現在は打撃練習でも「下半身がパンパンになる。確率が上がり、飛距離も15メートルぐらい伸びた」と成長を実感する。夏の甲子園後から木製バットへの対応に苦しんできたが、「最初は柵越えも打てなかったけど、今は金属と同じように打てるようになった」とこの日は72スイングで14本の柵越えを放った。

道具にもこだわった。バッティングセンターで、イチローモデル、筒香モデル…と木製バットを試し、最後は岐阜県内のミズノ社養老工場にも足を運び、巨人・二岡モデルのグリップを細くした880グラムのオリジナルバットを製作してもらった。練習では、さらに70グラム重いマスコットバットを振り込んでいる。

さらなる成長を誓い、今年の漢字には「成」を選んだ。貪欲な大物ルーキーが、ど派手にプロ1年目をスタートした。

藤原恭大(ふじわら・きょうた)
2000(平成12)年5月6日生まれ、18歳。大阪府出身。小1から園和北フレンズで野球を始め、豊中市立第五中ではオール枚方ボーイズでプレー。大阪桐蔭高では1年夏からベンチ入り。甲子園は2年春から今夏まで4季連続で出場し、50メートル5秒7の俊足で1番、4番を打つ中堅手として計3度の優勝に貢献。2年から2年連続で高校日本代表。高校通算32本塁打。181センチ、78キロ。年俸1500万円。左投げ左打ち。背番号「2」

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ロッテD1位・藤原、大阪桐蔭ラグビー部「優勝して」、7日花園決勝[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が6日、大阪・大東市の同校グラウンドで自主トレを公開。フリー打撃では、右越えに推定120メートルの“特大弾”が、防護ネットの後方に駐車していた野球部父母会会長、宮本康治さん(50)の乗用車を直撃した。甲子園で春夏連覇を達成した高校最後の練習で、集大成ともいえる豪快な打撃を披露した。

藤原は7日に、全国高校ラグビーで決勝戦に臨む大阪桐蔭ラグビー部に向けて、「自分達は春夏連覇できたので、次はラグビー部の番。テレビで応援しているので、去年果たせなかった優勝をして欲しい」とエールを送った。主将のCTB松山とはクラスメートで「どっちも全国に出るので、(ラグビー部員に)負けられないと学内で競い合ってきた。腕相撲は勝ちますが、スクワットは普通に200キロとか上げるのですごい」と思い出を語った。

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ロッテD1位・藤原の推定120メートル特大弾が父母会長の車に直撃[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が6日、大阪・大東市の同校グラウンドで自主トレを公開した。

マシンを相手にしたフリー打撃では、木製バットで柵越えを連発。右翼90メートルのフェンス後方にある、高さ10メートルのネットを超える推定120メートルの特大弾は、何とネット後方に駐車してあった同校野球部の父母会長・宮本康治さん(50)の車の屋根を直撃した。

宮本さんは「ゴーンと音がして、角度的に僕のかなと…。今年初めて練習を見に来て当たった。嬉しいような悲しいような」と笑顔。打撃練習後に、藤原から日付とサインが刻まれた“記念球”が手渡された。

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ロッテドラ1藤原、大阪桐蔭ラスト練習で“さよなら弾”、父母会長の車にブチ当てた[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)は6日、大阪桐蔭グラウンドで行ってきた自主トレを打ち上げた。高校最後のフリー打撃は72スイングで14発の柵越え。うち1本は右翼後方にある駐車場まで飛び、自動車を直撃する衝撃の推定120メートル弾となった。昨年末には同校OBの西武・森友哉捕手(23)の指導を受けた新打法でプロの世界に飛び込む。8日に、さいたま市内の合宿所に入寮する。

快音の数秒後には鈍い音が響いた。藤原は高校3年間、汗を流した思い出の詰まったグラウンドに立った。最後のフリー打撃。力をこめた59スイング目だった。右翼の防護ネットを越えた打球は駐車場へと飛び込み、白い車の屋根をべっこりとへこませた。 「(木製を持って)あそこまで飛ばしたのは2本目。ようやく慣れてきた。(所有者には)申し訳ない気持ちです」。

右翼はフェンスまで約90メートルで、約10メートルの崖の上にある10メートルの防護ネットを越えた推定120メートル弾。被害に遭った車は新チームで副主将を務める宮本涼太(2年)の父で、父母会長の宮本康治さん(50)のホンダ・ジェイド。宮本さんは「嬉しいような、悲しいような…」と苦笑いだが、練習後に藤原が直撃したボールにサインを入れて謝罪した。

特大弾の陰には「師匠」の存在があった。昨年末に同校OBの西武・森が母校で自主トレを行い、その際に直接指導を受けた。高卒1年目から6本塁打をマークした同じ左打者の先輩。「股関節の入れ方、左の尻に(張りが)くるように打つことが大事と言われた。確率が一気に上がりました」。高校通算32本塁打を誇るが、トップが決まり、リラックスできたことで「10〜15メートルは距離が伸びた」と実感。72スイングで14本のアーチを描いた。

末恐ろしいのは両手に握っていたのが、マスコットバットだったことだ。試合では880グラムの二岡モデルを使うが、それよりも70グラム重い赤いバットで振り込む。「スイングのスピード、強さを強化したい。赤は昔から好きな色で道具は全部(赤で)そろえています」。プロでやっていく相棒もほぼ固まった。

「昨年までは甲子園を目指した。今度は甲子園以上の気持ちを持ってやりたい」。1年目の目標は漢字で「成」と表した。常に成長し続けたいとの決意を胸に、藤原は新たな世界に飛び込む。

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ロッテドラ1藤原、決勝のラグビー部応援「優勝して欲しい」[スポニチ]

ロッテ・藤原は7日に全国高校ラグビー決勝を戦う大阪桐蔭のクラスメートにエールを送った。

「主将の松山と高本はクラスも一緒。自分達野球部は春夏連覇を果たした。テレビの前で応援するので花園で優勝して欲しい」。体格はラグビー部に負けているが、得意の腕相撲では「全然、自分が勝ちます」と自信を見せていた。

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ドラ1藤原、120メートル弾が父母会会長の車直撃「申し訳ない」[報知]

ロッテ・藤原恭大外野手(18)は6日、大阪・大東市の大阪桐蔭高グラウンドで自主トレを公開した。フリー打撃では72スイングで推定120メートルの特大弾を含む14本のサク越えを披露し、「バットが木製に代わって慣れてきた。金属と変わらず打てるようになってきた。あれくらいの当たり?木製だと2本目くらいです」と充実した表情で振り返った。

最大限にギアを上げた。この日の53スイング目。“マン振り”から放たれた打球は右翼奥にある高さ約10メートルの防球ネットを軽々と越えた。駐車場に止めてあった同校野球部の父母会会長・宮本康治さん(50)の自家用車「ホンダ・ジェイド」の屋根を直撃。スイングの強さとスピードを強化するため、通常より70グラム重い、950グラムの練習用バットで衝撃のアーチを描いた。当の本人は「申し訳ない気持ちでいっぱいですが、いい思い出になった」と苦笑いだったが、持ち主の宮本さんは「今年初めて練習に来て、初めて当たりました!」と、嬉しい悲鳴?を上げた。

昨年末には同校の先輩、西武・森から打撃の際の下半身の使い方について助言をもらった。「左の股関節の入れ方です。『お尻が大事だぞ』と。教えてもらって嬉しかった。ボールを捉える確率が上がりました。10〜15メートルは飛ぶようになった」。先輩の言葉を実践し、確かな手応えも得た。

今年の漢字には「成長できるように」との思いを込めて「成」と記したドラ1。目標の「新人王」に向けてどんな成長曲線を描いていくのか。期待を抱かせる一発だった。

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ドラ1藤原、特大120メートル“車直撃弾”、持ち主は大喜び[報知]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が6日、大阪・大東市の同校グラウンドで自主トレを公開。フリー打撃では右翼越えに推定120メートルの特大弾を放つなど、今月10日から始まる新人合同自主トレに向けて順調な調整具合を披露した。慣れ親しんだグラウンドで高校最後の練習を終えたルーキーは「寂しいというのはある。1球、1球、かみしめて打ちました」と汗を拭った。

フリー打撃が終盤に差し掛かった頃。フルスイングした当たりは右翼の防護ネットを軽々越えた。駐車場に止めてあった父母会長・宮本康治さん(50)の白色の乗用車の屋根を直撃し、「申し訳ないです」と頭をかいた。持ち主の宮本さんは「今年初めて練習に来て、初めて当たりました。後でサインを書いてもらいたいと思います」と“大当たり”に大喜び。練習後に謝罪に来た藤原からはホームランボールにサインを入れてプレゼントされ、「これから頑張ってください」とエールを送った。

木製バットを使い始めた当初はサク越えの本数もまばらだった藤原だが、「慣れてきてネットを越えるようになった」と確かな手応えも感じた様子だった。

今年の漢字には「1年目なので、成長できるように」との思いを込めて「成」を選んだ。目標の「新人王」に向けて、文字通り大きな成長曲線を描いていくつもりだ。

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ロッテ・ドラ1藤原、感謝の一発放つ、最後のグラウンドに別れの120メートル弾[デイリー]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が6日、大阪・大東市の同校野球部グラウンドで自主トレを公開。フリー打撃では、打球が約10メートルの右翼防御ネットを越えて駐車場の車の屋根を直撃した。推定120メートル弾だ。

「あそこまで飛ばしたのは2本目くらいですかね。(車の持ち主に)申し訳ないことをしました…」。

8日には浦和寮に入寮する。鍛えてくれたグラウンドに別れを告げる感謝の一発となった。「レベルの高い世界に入る。甲子園を目指してやってきたが、これからはもっと上をの気持ちでやる」。

年末に高校の先輩、西武・森友哉捕手(23)からアドバイスを受けた。「下(半身)の使い方です。左の股関節の入れ方。お尻が大事で、打球を捉える確率が上がりました」。

使用した木製バットは通常より70グラム重い950グラムで、グリップは細めだ。「スイングスピードの強化です」と狙いを明かした。

今年の1文字には『成』を掲げた。「1年目からプロで成長できるように」。藤原が前を見据えて言い切った。

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ロッテのドラ1藤原、練習を公開、「新人王へ全力で」[デイリー]

ロッテのドラフト1位新人、藤原恭大外野手(大阪桐蔭高)が6日、大阪府大東市の同校グラウンドで練習を公開し「新人王という目標に向かって、全力でやっていきたい」と決意を口にした。

高校2年の春から甲子園大会に4度出場し、3度の優勝を果たした。思い出が詰まったグラウンドで練習するのはこの日が最後。フリー打撃では特大の本塁打を披露し「最初は柵越えが出なかったが、だいぶ慣れてきた」と木製バットの扱いに手応えをにじませた。

昨年末に練習に訪れた、高校OBの森友哉捕手(西武)から下半身の使い方をアドバイスされ、飛距離が伸びたという。

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ロッテ・ドラ1藤原、最後の自主トレで120メートル弾、車の屋根を直撃「申し訳ない」[デイリー]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)が6日、大阪・大東市の大阪桐蔭高校野球部グラウンドで自主トレを公開した。

バシッと振り抜いた打球は右翼方向へグングンと伸びた。

約10メートルの防御ネットを飛び越えて駐車場に停めていた車の屋根を直撃した。推定120メートル弾だ。

「あそこまで飛ばしたのは2本目くらいですかね。申し訳ないことをしました…」。

1年後輩の両親が所有する車だった。練習後には記念のボールにサインをして手渡す場面があった。

8日には浦和寮に入寮する。慣れ親しんだグラウンドとはこの日でお別れとなり、鍛えてくれたグラウンドに感謝の一打となった。

「レベルの高い世界に入る。(高校時代は)甲子園を目指してやってきたが、これからはもっと上を(狙う)気持ちでやる」。

年末は少し体を休めたが、年明けとともに始動。この日、後輩達と汗を流した。

年末に高校の先輩である西武・森友哉捕手(23)から打撃指導を受けた。「下(半身)の使い方です。左の股関節の入れ方です。お尻が大事で、打球を捉える確率が上がりました」と振り返った。

使用した木製バットは試合用の880グラムより70グラムほど重い950グラムだ。グリップは細めにしてある。「スイングスピードの強化です」と今後の課題を見据えてのことだった。

高校時代の思い出に「冬練習」を挙げた。朝7時から夜の10時まで野球漬け。「人生で1番しんどかった。これよりしんどいのはないと思います」。いまではいい思い出だ。

今年の1文字に『成』を掲げた。「1年目からプロで成長できるように」。藤原が表情を引き締めながら、キッパリと言った。

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