ロッテが20日、インフルエンザA型に感染し、17日から寮の自室療養を続けていたドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が21日午後から復帰すると発表した。
午前中は千葉市内で、当初から予定されていた新人の身体チェックを目的としたメディカルチェックを行い、午後から体を動かすという。新人合同自主トレ通常メニューへの復帰は22日を予定している。
ロッテ平沢大河内野手(21)が20日、浦和球場で自主トレを公開した。
黙々とバットを振り「監督から『今年は厳しくいくぞ』と言われた。昨年は打てなくても使ってもらっていたので、今年は『使わなきゃいけない』と思わせるような活躍をしたい」と4年目の飛躍を誓った。
本職が遊撃だが、昨季は1年目の藤岡が全143試合に出場。二塁は中村奨、三塁も鈴木が143試合に出場した。そのため平沢は主に外野手として112試合に出場。打率2割1分3厘、5本塁打に終わった。今季は新加入のレアードが左翼に挑戦する計画も浮上し、ドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)も加わった。内外野ともに門戸は狭く「試合に出られればどこでもいい」とまずは定位置確保を目指す。
打つしかない。井口監督は「育てようと思って試合に出してましたけど、2割ぐらいでは…」と当然の注文を出した。平沢も「打てなきゃ使ってもらえない。最低でも去年の数字を超えて、1年間1軍で戦えるように」と呼応。「今年は違うぞと見せられるようにしたい」と2月1日に行われる紅白戦に照準を定めた。本当の勝負が始まる。
ロッテの平沢大河内野手が20日、さいたま市のロッテ浦和球場で練習を公開し「1年間、1軍で戦えるように頑張りたい」と意気込んだ。本職は遊撃手だが、昨季は外野手での出場が大半だった。4年目の今季も「試合に出られれば、どこでもいい」と内外野をこなす考えを示した。
宮城・仙台育英高から2016年にドラフト1位で入団。昨季は自己最多の112試合に出場し、打率2割1分3厘、5本塁打と開花の兆しを見せた。遊撃は藤岡、外野は角中らライバルがひしめくが「競争に勝てるように準備していく。最低でも昨年の数字を超えないといけない」と自らを鼓舞した。
ロッテ・井口監督が甲府市内で少年野球教室を行い、超攻撃型構想へキーマンとなる2番打者を「公募」した。
「(2番は)左で引っ張れる打者。競争だし、どんどん若手に出てきてもらいたい」。
昨季116試合任された藤岡は、リーグ最多26犠打と手堅いプレーで貢献したが、今季は16年本塁打王レアード、メジャー通算35本塁打でプエルトリコのウインターリーグMVPのバルガスが加入。1番・荻野が出塁すれば、犠打でなく強攻策で「無死一、三塁」を狙う。長打力をより生かす展開を狙う。
現時点で最右翼は角中だが、定位置は白紙のままキャンプインする考えだ。藤岡、平沢らの若手から、鈴木といった中堅まで、争いは激しさを増しそうだ。
ロッテ・平沢がロッテ浦和球場で練習を公開。本職は遊撃手だが、昨季は外野手での出場が大半で4年目の今季も「試合に出られればどこでもいい」と内外野をこなす考えを示した。
昨季は自己最多の112試合に出場し、打率.213、5本塁打と開花の兆しを見せた。遊撃は藤岡、外野は角中らライバルがひしめくが「競争に勝てるように準備していく。最低でも昨年の数字を超えないといけない」と意気込んだ。
ロッテの井口資仁監督(44)は20日、山梨県甲府市内の緑が丘スポーツ公園野球場で地元の8チーム106人を対象に野球教室を行った。
甲府では5年連続5度目の開催。選手時代から続けており「選手の頃は元気をもらったりだったけど、監督になってからロッテファンをどう、増やそうかとか、この子は伸びるかなとか、そういうことを考えてやっていますね」と井口監督。
くじ引きでグッズが当たるプレゼントコーナーでは、自身の試合用バットのほかに梶原紀章広報メディア室長がロッテ選手達の素顔をつづった「千葉魂」も賞品に加え、指揮官自ら裾野拡大活動にも余念はなかった。
ロッテ・井口資仁監督(44)が20日、山梨・甲府市内で野球教室を行った。雪がちらつく中、集まった106人の少年少女たちにキャッチボールの仕方や打撃指導を行い、プレゼントが当たる抽選会も催して触れ合った。
質問会では少年から「今は好きな選手はいますか?」と聞かれると、「今は好き嫌いで選手を使えないから、全員好きだよ」と周囲を笑わせた。
「パ・リーグで1番手強いチーム」について問われると、「去年パ・リーグで1位になった西武が手強かったですけど、浅村選手が楽天に行ったり、菊池投手がアメリカに行ったりしたのでちょっと戦力が落ちる。今年はソフトバンクが1番強いかなと思ってます。何とかそのチームを破らないと1位になれないので、頑張っていきますので応援してください」とソフトバンクを警戒した。
山梨県内での野球教室は5年連続の開催。「雪の降る中では初めての野球教室でした」と苦笑いを浮かべつつ、「現役の時は元気をもらえたり、自分の原点に返れた。今はロッテのファンをどうやって増やしていこうかだとか、この子は出てきそうかな?とか、考えながら野球教室をしています」と現役時代との心境の変化も語った。
指揮官は昨年、報知新聞社制定「第20回ゴールデンスピリット賞」を受賞。プロ野球人の社会貢献活動を表彰する同賞において、アマ時代の1997年から活動を開始し、20年以上にわたる継続性と多岐性も評価された。
「もうプロに入って20何年になる。そのうち(プロに)出てくる子が1人、2人出てくるのかなと思う。できる限り直接触れ合っていけたらと思います」と井口監督。今後も球界発展のために全力を注ぐつもりだ。
ロッテ・ドラフト1位の藤原(大阪桐蔭)が21日から練習を再開する。
17日の練習中に発熱を訴えてリタイア。インフルエンザA型と診断されて寮で静養していた。21日は午後から体を動かし、22日から新人合同自主トレの通常メニューを行う予定。後れを取ったゴールデンルーキーはこれから必死に巻き返す。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)が21日、新人合同自主トレに“復帰”する。20日、分かった。
同外野手は17日の練習中に発熱を訴えてリタイア。診察を受け「インフルエンザA型」と診断されて浦和寮で静養していた。21日は午後から体を動かす予定にしている。
18日に新人合同自主トレを視察した井口監督は、「キャンプ中でなくてよかった」と前置きし、「ただ(プロは)自己管理が必要となる。自分の調整期間がなくなってしまう」と注意を促していた。
ロッテは2月1日のキャンプ・インから紅白戦を予定しており、藤原はこれまで「自分のアピールポイントは足です」と話しており、遅れを取り戻す構えだ。 22日から新人合同自主トレの通常メニューに合流予定。
ロッテの平沢大河内野手が20日、さいたま市のロッテ浦和球場で練習を公開し「1年間、1軍で戦えるように頑張りたい」と意気込んだ。本職は遊撃手だが、昨季は外野手での出場が大半だった。4年目の今季も「試合に出られれば、どこでもいい」と内外野をこなす考えを示した。
宮城・仙台育英高から2016年にドラフト1位で入団。昨季は自己最多の112試合に出場し、打率2割1分3厘、5本塁打と開花の兆しを見せた。遊撃は藤岡、外野は角中らライバルがひしめくが「競争に勝てるように準備していく。最低でも昨年の数字を超えないといけない」と自らを鼓舞した。