わたしはかもめ2019年鴎の便り(1月)

便

1月22日

復帰のロッテ藤原、意識変え2・1紅白戦へ再発進[ニッカン]

再発進だ。ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が22日、ロッテ浦和球場で練習を再開した。

インフルエンザA型と診断され、17日午後から寮の自室で療養を続けて回復。一部ランメニューは別だったが、ノックや打撃練習は通常通り行い、5日ぶりに元気な姿を見せた。「治りました。インフルエンザは幼稚園ぶりの2回目で、早く練習したいなと思いながらずっと寝てました」。うずうずした思いを晴らすかのように、終始笑顔で練習に臨んだ。

井口監督が視察に訪れた18日は療養中だった。「1回アピールするチャンスがなくなった」と焦ったが「これが仕事なんで、もっとプロの自覚と責任を持ってやらないといけない」。あらためて気を引き締めた。

キャンプインの2月1日に向けギアを上げ、初日の紅白戦に照準を合わせることに変わりはない。「もちろんですね。プロのボールが見られるので参考になる。プラスの面が多いので」。ここから巻き返し、出場機会を勝ち取る。「自分が休んでいる間に、5日もうまくなるチャンスがあった。意識次第で取り戻せるので頑張っていきたい」。ゴールデンルーキーは、1度しゃがんで大きく飛ぶ。

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コリジョン、頭部死球など拡大、19年版リクエスト[ニッカン]

リクエストの19年版ルールが22日、都内での12球団監督会議で通達された。

2度の回数は変わらないが

(1)
本塁での衝突プレー(コリジョン)
(2)
併殺崩しの危険なスライディング
(3)
頭部死球の判定

にも対象が拡大され、リクエストが行えるようになった。

導入1年目の昨季はアウト、セーフの判定に対する検証は要求できたが、スライディングなどが危険なプレーに該当するかの判断には異議が唱えられなかった。死球は昨季も対象内だったが、危険球の判定は審判の判断に基づくため対象外だった。昨年8月19日のヤクルト−阪神戦で阪神岩田の投球がヤクルト青木のヘルメットのつば付近をかすめ、危険球と宣告されたため阪神金本監督(当時)のリクエストは通らなかった。今季は当たった場所が頭部かどうかの確認を求めることは認められる。

また、当該のプレーを判定した審判員は検証に加わらないこと、検証後の判定に抗議した場合は抗議した選手と監督が退場処分を受けること、審判が自らリプレー検証を行うのは打球が本塁打か否かの場合だけ、と規定に明記された。座長を務めたヤクルト小川監督は「去年導入され、今季に向けてさらにいいものになれば」と受け止めた。

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現役ドラフトなど議論に、選手会から秋山と丸が出席[ニッカン]

日本野球機構(NPB)と労組日本プロ野球選手会の事務折衝が22日、都内で行われ、選手会側から西武秋山翔吾外野手(30)巨人丸佳浩外野手(29)が出席し、選手移籍の推進などについて意見交換した。

選手会は昨年から出場機会が少ない若手選手が他球団に移籍できる「現役ドラフト」を球団側に要望していた。

丸は「レギュラーのポジションはつかみ取るものだが、チーム事情でチャンスすらもらえない現実問題はある。別のチームに行けばチャンスが増える」と話した。侍ジャパンの代表選手の補償問題なども議題に上がった。

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ロッテD1・藤原、2・1紅白戦出る!体重減は1キロ程度「すぐ取り戻せる」[サンスポ]

17日にインフルエンザA型の診断を受け、寮で静養していたロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が22日、さいたま市のロッテ浦和球場での新人合同自主トレに5日ぶりに復帰。ノックや打撃練習などに臨み、回復をアピールした。

「(インフルエンザは)幼稚園のとき以来、人生2回目。熱は38度くらいまで出て、2日目まではきつかったけど、3日目からはだいぶ楽になって、早く練習したいと思っていました」。

心肺機能の低下を危惧して、走るメニューは免除も、それ以外はほぼ通常通りのメニューを消化。室内練習場での打撃練習では、力強い約200スイングを披露した。

「5日の遅れは、自分の意識次第ですぐ取り戻せる」。静養中も食事は積極的にとるように努め、体重減は1キロ程度。部屋で打撃フォームを確認するなどしてきた。

2月1日のキャンプ初日には紅白戦があり、藤原は「プロのボールが見られる機会なので、これからのためにプラスになることはすごく多い」と実戦デビューへ、変わらぬ意欲を示した。

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ロッテ、8月22日・楽天戦で「BLACK BLACKデー」[サンスポ]

ロッテは22日、8月22日の楽天戦(東京ドーム、時間未発表)を「BLACK BLACKデー」として、ビジターユニホームを着用して行うことを発表した。

マリーンズ主催の東京ドームでの試合はこれまで2016年、18年と2度行われたが、ビジターユニホームを着用して行う「BLACK BLACKデー」の開催は初めて。来場者(ビジター外野応援指定席・立ち見席を除く)にはBLACKユニホーム(デザイン未発表)が配布される。

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ロッテD1・藤原、インフルから5日ぶりに復帰「幼稚園のとき以来、人生2回目」[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)が22日、インフルエンザA型の診断を受けた17日以来、5日ぶりに新人合同自主トレに合流した。

「熱はマックス38度くらいまで上がりましたが、治りました。(インフルエンザは)幼稚園のとき以来、人生2回目。体重は1キロくらいしか下がっていないです」。

ランメニューなど一部別メニューながらも、外野ノックや打撃練習などをこなし、ファンに元気な姿を見せた。

「(熱が出て)2日目くらいまではきつかったですけど、3日目からはだいぶ楽になって部屋で打撃フォームの確認をしたり、4日目からバットを振ったりしていました」。

再び2月1日のキャンプインへ向けて「5日の遅れは自分の意識次第ですぐ取り戻せる」と気合を入れた。

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「リクエスト」対象拡大!「頭部死球」でもリプレー検証要求可能に[サンスポ]

プロ野球の12球団監督会議が22日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれ、リクエスト制度で監督がリプレー検証を求めることができる対象が拡大されることなどが通達された。今季から本塁での衝突プレーや併殺崩しの危険なスライディング、頭部死球を巡る判定にもリクエストができる。昨季、何度も判定に泣いた阪神は、歓迎の姿勢を示した。

約1時間半の監督会議では、今季からリクエスト制度の対象が拡大されることが説明された。導入1年目の昨季はアウト、セーフの判定に対する検証を要求できたが、今季から本塁での衝突プレーや併殺崩しの危険なスライディング、危険球を巡る判定にもリクエストが行える。これを特に喜んだのは阪神だ。

17年ぶりの最下位に沈んだ昨季、微妙な判定に泣き、何度も意見書を出した球団の要望が、ルール改正として実った。

8月19日のヤクルト戦。岩田が青木の頭部付近への1球を死球と判定され、危険球退場を宣告された。映像を見ても当たっておらず、金本監督が猛抗議。しかしリクエスト制度対象外だった。

「当たっていなければ、危険球といっても取り消しますと(説明された)。ルール改正に貢献したのかな」と谷本副社長。また、リクエストの対象には入らないものの、昨季直面した別の問題点も改善されることが確認された。

6月29日のヤクルト戦では相手走者の3フィートオーバーと思われたプレーがセーフと判定され、9月24日の巨人戦では一塁・ナバーロの捕球がアウトからセーフに覆った。

谷本副社長は、3フィートについては「タッチにいった(かどうか)とかじゃなくて、走路を外れたらとりましょう」と確認されたことを説明。ナバーロの判定が覆った件も「(リプレーで映像を)見ないのに(審判が)集まって(判定を)変えるっていうのは、なくなる。余程の確証がなければ」と、納得の表情で振り返った。

阪神・矢野監督
「もちろん納得できるところになってくると思う。曖昧じゃなくなるから。キャンプで審判も来てもらえるし、その都度やっていければ。」
ヤクルト・小川監督
「曖昧な部分もあったが、しっかり固まりつつあると思う。12球団で認識を共有するのはいいこと。」
中日・与田監督
「12球団が協力しないといけないというのが伝わる会議だった。監督1年目なので、昨年(楽天投手コーチ)とは感覚が違う。頭の中はもうキャンプにシフトしている。」
日本ハム・栗山監督
「リクエストの範囲が広がったといってもあくまでサブ的な要素。決められたルールの中で何をやるのかを考えて、勝ち切るのが監督の仕事だよ。」
ロッテ・井口監督
「リクエストの確認など。球場によってどうしても違いはでてくる。(ルールの)大きな変更はなかった。」

◇阪神が昨季意見書を提出した“微妙な判定”VTR

6月29日、ヤクルト戦(神宮、●9−10)
8−8の7回1死二塁で三ゴロを捕球した北條が二走・藤井にタッチを試みたが、藤井は大きく逃げて三塁に到達。3フィートラインを越えていると思われたが、判定はセーフ。金本前監督が抗議するも、飯塚審判は「タッチにいっていない」。後日、審判団が誤審を認めて謝罪。
8月19日・ヤクルト戦(神宮、●5−8)
岩田が3回、青木に頭部死球を当てたとして危険球退場に。微妙な1球も金本監督のリクエストは認められなかった。
9月24日・巨人戦(甲子園、△0−0)
7回無死二塁で阿部のライナー性の打球を一塁・ナバーロが処理した際、一塁塁審はノーバウンド捕球でアウトと判定も、その後審判団が協議。ショートバウンドでセーフに覆り、無死一、三塁で再開された。

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現役ドラフト導入して!巨人・丸、西武・秋山が異例の訴え[サンスポ]

日本野球機構(NPB)と労組・日本プロ野球選手会(炭谷銀仁朗会長=巨人)の事務折衝が22日、東京・港区のNPB事務局で行われ、西武・秋山翔吾外野手(30)と巨人・丸佳浩外野手(29)が初めて出席。出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させる制度、いわゆる「現役ドラフト」などの実現に向け、現場の声を直接伝えた。

216安打のシーズン最多安打記録を持つ秋山と、セ・リーグの2年連続MVPで、今季から巨人でプレーする丸。トップ選手の声が、制度を動かすかもしれない。

日本プロ野球選手会ではこれまで、チーム事情などから出場機会に恵まれない選手にチャンスを与えるため、米大リーグが他球団のマイナー選手を獲得できる「ルール5ドラフト」を参考に、移籍を容易にする「現役ドラフト」を提唱。一昨年からNPB側との折衝で模索を続けてきた。そんな中で、秋山と丸が事務折衝の席についた。

「実力の世界だから、レギュラーはつかみ取るもの。それでも、チーム事情でチャンスをもらえない現実もある。2軍の選手と『現役ドラフトがあったらいい』と話していたことなどを伝えさせてもらった」。

話し合いの後、こう明かしたのは丸。自ら広島時代に同僚から聞いた話をもとに、現実を訴えた。秋山も「他のチームで必要としているなら、出場機会は増えるのではないかと思う」と熱いメッセージを伝えた。

球界を代表する2人が出番を得られない選手の声を代弁し、移籍制度の改革を訴えた形だ。ともに事務折衝に出席するのは今回が初めて。異例の行動となった。

「ルール5ドラフト」が対象の条件としている「メジャー40人枠から漏れている選手」といった大リーグのような線引きが難しいことなどから、「現役ドラフト」が実現するかは不透明。しかし日本でも、野球協約第14章に「選抜会議」の項目があり、過去には移籍を活性化させる制度が実施されてきた。

1970〜72年には通称「トレード会議」が開催され、90年から数年間は、移籍希望選手を対象とした「セレクション会議」を開催。日本ハム・島田誠とダイエー・坂口千仙のトレードなどが成立した。

この日は、野球日本代表「侍ジャパン」の待遇面などについても協議。NPB側で、選手関係委員会の谷本修委員長(阪神球団副社長)は「侍の事業などトップ選手とは考え方が一致している。よりよい制度作りをしていきたい」と話した。

秋山も丸も、プロ野球選手会の会長や副会長といった役職にはないが、選手会の森忠仁事務局長(56)は「役員かどうかは関係ない。1人でも多く(事務折衝を)体感してもらいたい」と、今後も現役選手が直接訴える場を作っていきたい考えだ。秋山は「事務局を通じて話を聞くのとはニュアンスが違うものもある。貴重な場だった」と参加の意義を実感。丸も「納得した部分もあるし、歩み寄りながらやっていけたら」と語り、球界の牽引役としての力量も示した。

◇ルール5(ファイブ)ドラフト

有望な選手がマイナーで“飼い殺し”になることを防ぐ目的で、他チームの選手を指名して獲得できる制度。毎年12月のウインターミーティングで開催される。MLB規約第5条に規定されていることから、この名称がついた。 メジャー40人枠から漏れていることが条件で、18歳以下で入団した選手なら在籍5年以上、19歳以上で入団なら在籍4年以上の選手を他球団が指名できる。指名した球団はドラフト指名前の所属球団に10万ドル(約1093万円)を支払わなければならず、指名した選手を次のシーズンの全期間でメジャー25人枠に登録し続けなければならない(故障者リストへの一時離脱登録は可能)。過去にこの制度で移籍したヨハン・サンタナがサイ・ヤング賞、ダン・アグラがシルバースラッガー賞を受賞するなど、一定の成果を挙げている。 米大リーグ以外では韓国KBOリーグで2011年11月に新球団のNCダイノス設立に伴い、初めて実施。以後、2年ごとに開催されている。

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コリジョンなどにもリクエスト適用拡大、12球団監督会議で通達[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は22日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールでプロ野球12球団監督会議を開き、今季から衝突プレーなどにもリクエストを適用できる新ルールを通達した。

昨季から導入されたリクエスト制度では、アウトかセーフの判定についてのみ認められていたが、新たに本塁上でのコリジョン(衝突)や併殺崩しを狙った危険なスライディングに関しても適用できる。また危険球の判定につながりかねない頭部死球についても、直接当たったか否かなどについてリクエストができる。またリクエストによるリプレー検証の決定に対し、異議を唱えた者と監督も退場処分となる。

会議後に会見したヤクルト・小川淳司監督は「曖昧な部分もあったが、しっかり固まりつつあると思う。12球団で認識を共有するのはいいこと」と監督会議の意義を強調した。

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リクエスト制度、対象拡大へ、衝突プレーや併殺崩しも[サンスポ]

プロ野球で監督がリプレー映像の検証を求めるリクエスト制度の対象に、今季から本塁での衝突プレーや併殺崩しの危険なスライディングが加わることが22日、分かった。従来はアウト、セーフの判定については検証を要求できたが、危険なプレーに該当するかは審判員の判断だった。

また、これまで危険球の判定へのリクエストはできなかったが、頭部をかすめたかどうかが微妙な投球については検証ができた方が良いという意見を踏まえ、運用を見直すことになった。即座に危険球と判定するのは明白に頭部付近へ当たった投球に限定し、疑義がある場合はリクエストを受けて検証する対応になるとみられる。

日本野球機構(NPB)は22日午後に東京都内で開かれる12球団監督会議で変更点を説明する。

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藤原、インフル治って振る!2・1紅白戦「もちろん出る」[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)は22日、インフルエンザA型と診断された17日以来5日ぶりにロッテ浦和球場での新人合同自主トレに復帰した。

「5日くらいならばすぐ取り戻せる。自分の意識次第なのでしっかりとやっていきたい。(紅白戦への出場は)もちろんです」。

幼稚園以来2度目のインフルエンザ。井口監督は影響を考慮し、2月1日の紅白戦出場を白紙に戻したが、本人は諦めていない。

2日寝込んだが「夜は少し、楽になった」と2日目の夜にはスイングチェックを始めた。発熱は最高で38度。体重も1キロ減の78キロに抑え、この日の練習ではダッシュ系は免除されたが、それ以外は他の新人と同じメニューをこなした。

プロ入り以来練習は真っ赤な950グラムのマスコットバットを使用してきたが、この日、室内練習場でティー打撃後、初めて試合用の白木のバット(880グラム)を握った。打撃投手の山なりの球に約200スイングした藤原は「キャンプも始まる。あまり練習する時間もない。試合のバットもならしていかないといけない」と実戦へ向けた準備も始めた。

「(紅白戦は)プロの球を見られる。高校と違うし、参考になる」。2月1日まで、まだ10日ある。

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ロッテ、8・22東京Dでの主催試合はビジターユニ着用[スポニチ]

ロッテは22日、8月22日の楽天戦(東京ドーム、時間未発表)を「BLACK BLACKデー」としてビジターユニホーム着用で開催することを発表した。

東京ドームでの主催試合はこれまで16、18年の2度、行ったが、ビジターユニホームを着用する「BLACK BLACKデー」は初開催となる。

来場者(ビジター外野応援指定席・立見席を除く)にはBLACKユニホーム(デザイン未発表)を配布予定。企画担当者は「マリーンズブラックで東京ドームを黒く染めて盛り上がりましょう!!」と熱く語った。

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ロッテ・藤原、5日ぶりに復帰、幼稚園以来のインフル「しんどくて2日間くらい寝てた[スポニチ]

ロッテの藤原恭大外野手(18)は22日、5日ぶりにロッテ浦和球場での新人合同自主トレに復帰した。17日の練習中に発熱の症状を訴え、インフルエンザA型と診断され、休養していた。

「(インフルエンザは)幼稚園以来、2度目です。早く練習したいと思っていましたが、しんどくて2日間くらいは寝てました」。

午前9時から他のルーキーと一緒に始動。心肺機能が落ちていることから、ダッシュのメニューなどは一部免除されたが、それ以外は打撃練習など、ほぼ、全てこなした。

「5日も遅れているので、ここからしっかり練習して取り戻したい」と藤原。井口監督は2月1日の紅白戦は一旦、白紙にし、状態を見ると話しているが「(出場は)もちろん。プロのボールを見ることができるし、参考になると思います」と巻き返しを誓った。

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今年から「リクエスト」対象拡大!危険プレーやフェンス際の打球なども適用に[スポニチ]

12球団の監督会議が22日、都内のホテルで行われ、今季で導入2年目となるリクエスト制度の変更点が日本野球機構(NPB)から説明された。リクエスト制度で監督がリプレー検証を求めることができる対象が拡大され、本塁での衝突プレーや危険なスライディング、頭部への死球の有無などが加わった。対象拡大も回数には変更なく、監督の判断力が重要となる。

監督会議は約1時間15分。大半が今季のリクエスト制度の説明に割かれた。新たにリクエスト制度でリプレー検証を求めることができる対象として拡大されたのは3点。各監督からの異議はなく、友寄正人審判長は「認識を共有できたと思う」と話した。

(1)本塁での衝突プレーや併殺崩しの危険なスライディング
昨季は同様のプレーの際、アウト、セーフの判定だけがリプレー検証の対象だった。今季からは、コリジョンや危険スライディングをしたかどうか自体をリクエストできる。
(2)頭部への死球
頭部に投球が当たったかどうか、攻撃側と守備側の双方がリクエスト可能で「1度(頭部死球による危険球で)退場との判定になっても、リプレー検証で当たっていないとなれば退場を取り消す」と友寄審判長。昨年8月19日には阪神・岩田の投球がヤクルト・青木のヘルメットのつばに当たったとして危険球退場になった。判定が不服だった阪神は意見書を提出。今季からは、リプレー検証で「当たったか否か」を確認できる。
(3)フェンス際の打球(本塁打判定以外)
ファウル、フェアも含め、打球が本塁打かどうかは審判団の判断でリプレー検証を行うが、フェンス直撃の前に捕球したかどうかなど、微妙な打球はリクエストの対象となった。

リクエストの回数は昨季と同じ2回。監督会議の座長を務めたヤクルト・小川監督は「2回までという縛りがある中で対象が広がった。広がると(判断が)難しくなる」と話した。指揮官は昨年以上にリクエストのタイミングなどの手腕が問われることになる。

リクエスト
審判が必要に応じて実施していたリプレー検証を、監督から求められるようにした制度で、昨季から導入。9回までに2回使える権利があり、判定が覆れば回数は減らない。延長では新たに1回可能となる。
巨人原監督
「(リクエストの対象が拡大されることで)よりフェアな野球になると思う。我々はルールに従ってやると言うこと。現場もファンも求めているのは正しいジャッジ。」
日本ハム栗山監督
「(対象拡大も)こっちは何も変わらない。リクエストはサブ的な要素で、リクエストに引っ張られたらダメ。本質的には選手の力で勝つのが理想。」
阪神矢野監督
「(コリジョンなどクロスプレーのリプレー検証は、現場としては)納得できるというところになってくると思う。曖昧じゃなくなるからね。」
楽天平石監督
「(頭部死球による)危険球は打者の命に関わる問題。あと、当たっていないのに投手がかわいそう、というところもあるので。」

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今季リクエスト制度、検証結果に抗議の場合は監督&選手退場処分に…[スポニチ]

今季のリクエスト制度では、新たに「当該のプレーを判定した審判員はリプレー検証に加わらない」「検証後の判定に抗議した場合は、抗議した選手と監督が退場処分を受ける」ことが規定に明記された。

また、監督会議ではクロスプレーの場合などの「野手の捕球のタイミング」について映像を見ながら説明。ボールがグラブの内側に触れた瞬間が「捕球」とされ、小川監督は「映像を見てみんなで確認した。非常にいいこと」と話した。

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異例!非役員の丸&秋山が事務折衝に初出席、「現役ドラフト」導入を要求[スポニチ]

巨人にFA移籍した丸と西武・秋山が22日、都内で行われたNPBと労組・日本プロ野球選手会による事務折衝に初めて出席した。選手会役員でない両選手の出席は異例。出場機会の少ない現役選手を他球団が獲得できる「現役ドラフト」の導入などを求めた。2軍選手から意見を聞いていた丸は「他のところでチャンスがもらえるのであれば、モチベーションも上がると聞いた」と話した。

大リーグでマイナー選手を他球団が獲得できる「ルール5ドラフト」を参考にし、選手会が10年以上前から提案している。国際試合の待遇改善についても話し合われたことから、日の丸経験のある両選手が出席した。丸は「なかなかない機会。球団側がどう思っているか聞いて納得した部分もある」と、秋山は「歩み寄れたらいいと思う。貴重な時間でした」と話した。

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リクエスト制度適用拡大、今季は本塁での衝突プレー、頭部死球なども対象に[スポニチ]

プロ野球12球団の監督会議が22日、都内のホテルで行われ、導入2年目となる「リクエスト制度」の変更点などが日本野球機構(NPB)から説明された。

主な変更点は3点で、新たにリクエストによるリプレー検証の対象となるのは「(1)本塁での衝突(コリジョン)プレー、併殺崩しの危険なスライディング」「(2)投手の投球が頭部に当たった(死球)かどうか」「(3)本塁打かどうかを除く、フェンス際の打球」。

制度導入1年目の昨季はアウト、セーフの判定に対する検証は要求できたが、スライディングなどが危険なプレーに該当するかの判断には異議が唱えられなかった。頭部死球についても、今季は当たったかどうかをリクエストできる。これは攻撃側、守備側と双方が可能で、友寄正人審判長は「仮に1度(頭部への死球による危険球で)退場となっても、リプレー検証で当たっていないとなれば退場を取り消す」とした。

今季からの他の変更点は、リクエストの対象となった当該のプレーを判定した審判員は検証に加わらないことが規定に明記された。客観性を担保するためで、モニターが設置された部屋にも立ち入らない。また、検証後の判定に抗議した場合は、昨季までの監督に加えて抗議した選手も退場処分を受ける。

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ドラ1藤原、インフル全快200スイング「5日間分くらいはすぐに取り戻せる」[報知]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が22日、試合用バットを解禁。キャンプに向けて“ギアチェンジ”した。インフルエンザA型で離脱し5日ぶりにロッテ浦和での新人合同自主トレに合流。「キャンプまで練習する時間もあまりない。試合で使うバットも慣らしていかないといけない」と、これまで使用していた赤色の重さ950グラムのマスコットバットではなく、880グラムのバットを手に室内練習場で約200スイングし回復をアピールした。

石垣島キャンプ初日の2月1日に紅白戦が組まれているが、井口監督はルーキーの出場について31日までに結論を出す予定だ。藤原は「出たい気持ちはもちろんあります」と懇願。プロの球を肌で感じられる大事な機会になるため「すごく参考になると思う。打撃フォーム(の改良の仕方)もこれから変わってくると思う」と今後の成長につなげたい考えを示した。

この日は病み上がりということもあり、ランメニューは一部免除となったが、ノックでは右翼の守備で軽快な動きを見せた。「ここからしっかり練習すれば5日間分くらいはすぐに取り戻せる。自分の意識次第だと思います」とギアを入れ直した。

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種市、千賀絶賛の“貫通ストレート”披露[報知]

ロッテの種市篤暉(たねいち・あつき)投手(20)が22日、今オフに福岡・久留米市で行っていたソフトバンク・千賀との合同自主トレの収穫を語った。「自分の知らないことばっかりだった。(主に)体の使い方を教えてもらいました。自分でも1年間投げ続けられるだけのフォームではないと思っていたので、1回リセットしてもう1度作ろうとなった」と説明。力みのないフォームへの改造に着手したことを明かした。

千賀からは直球の威力を「貫通力がすごい」と、独特の表現で絶賛された。種市は「リップサービスですよ」と謙遜したが、この日もロッテ浦和の室内ブルペンでその“貫通ストレート”を披露した。

「5日間と短い期間でしたが、濃い時間でした」と種市。昨季はいずれも先発で7登板し、0勝4敗。今季は3年目。球界の先輩から学んだことをプロ初勝利につなげる。

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8・22楽天戦で「BLACK BLACKデー」開催[報知]

ロッテは22日、8月22日の楽天戦(東京D)で「BLACK BLACKデー」を開催すると発表した。当日はビジター用ユニホームを着用して試合を行う。

東京ドームでの主催試合はこれまで16年、18年に続き、3度目の開催となるが、ビジターユニホームを着用して行う「BLACK BLACKデー」として開催するのは初めて。

なお、来場者(ビジター外野応援指定席・立見席を除く)にはBLACKユニホーム(デザイン未発表)を配布する。

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藤原、インフルから回復アピール、2・1紅白戦も出場懇願[報知]

インフルエンザA型と診断されていたロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が22日、ロッテ浦和での新人合同自主トレに再合流した。ランニングメニューは一部免除となったが、右翼の守備位置でノックを受けるなど5日ぶりに元気な姿を披露した。

「早く練習したいなと思っていました。食欲も戻ったので大丈夫です。明日からはいつも通りにいけるかな」と回復具合をアピールした。

2月1日に紅白戦が組まれているが、井口監督は出場させるかどうかを保留中。ただ、藤原本人は「もちろん出たい。プロのボールを見られるので」と出場を“懇願”していた。

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今季からリクエスト対象を拡大、巨人・原監督「よりフェアな野球になる」…監督会議[報知]

12球団監督会議が22日、都内で行われ、リクエストの対象が拡大されることが報告された。今季から、コリジョン(本塁での衝突プレー)、併殺崩しの危険なスライディング、頭部死球を巡る判定が対象に加わる。

導入1年目の昨季は、コリジョンと併殺崩しのスライディングについては、アウト、セーフの判定のみが対象だった。今季はコリジョンや危険なスライディングに当たるかを含めてリクエストができる。

頭部付近への死球について、頭部に直接当たったかどうかのリクエストも可能に。例えば、審判が打者の頭部に投球が直接当たったとして投手に退場宣告したが、リクエストによる検証で、そうではないと判断した場合、退場は取り消される。また、リプレー検証による決定に異議を唱えた場合、昨季までは監督が退場になると規定されていたが、今季からは「異議を唱えた者と監督」が退場になる。判定を下した審判員はリプレー検証を行う部屋に入らないことも確認された。

巨人・原監督はリクエストの対象拡大を「よりフェアな野球になると思います」と歓迎した。会議では、リプレー検証で行う際に使用する機材が故障などで機能しない時にはどう判定するのかについて質問したという。「それは審判が判断します、と。ファンや球場に来ている方に対してはどう説明するのかという質問には、当然審判団の人が監督に説明したような形で説明するつもりであるという返答が来ました」と話した。

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プロ野球選手会「現役ドラフト」導入訴える[報知]

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が22日、都内で行われ、選手会から巨人の丸佳浩外野手(29)と西武の秋山翔吾外野手(30)が出席した。主に移籍の活性化について話し合い、選手会は出場機会の少ない選手を対象とした「現役ドラフト」の導入を改めて訴えた。

丸は広島在籍時に現役ドラフトについて2軍選手と意見交換した事実を明かし、「チーム事情でなかなかチャンスをもらえないこともある。他のチームでチャンスをもらえるなら、モチベーションが上がると言っていた」と現場の声を届けた。

侍ジャパン出場時の補償問題についても話し合ったという秋山は「こういう場に来ないと、気づけないことも多い。球団側と歩み寄っていけたら」と話していた。

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ロッテ・ドラ1藤原「早く取り戻したい」インフルから復帰[デイリー]

インフルエンザに感染していたロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が22日、ロッテ浦和球場での新人合同自主トレに再合流。5日ぶりに気持ちのいい汗をかいた。ランニングは別メニューだったが、一通りの練習をこなした。

17日の練習中に熱発を訴えてリタイア。インフルエンザA型と診断され、寮で静養していた。「焦りはありました」。18日は井口監督が視察に訪れていたが「1回アピールするチャンスをなくしました。5日休んだ。早く取り戻したい」と、2月1日の紅白戦に照準を合わせる決意を見せた。

「仕事なのでこれが。高校からプロに入っているので、大学生や社会人よりも意識を高く持ってやりたい。プロとしての自覚と責任を感じます」と表情を引き締めた。

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ロッテ、8月東京ドームはビジターユニホーム、BLACK BLACKデー開催[デイリー]

ロッテは22日、東京ドームで開催する8月22日(木)の楽天戦(時間未発表)を「BLACK BLACKデー」としてビジターユニホームを着用して戦うと発表した。

ロッテ主催による東京ドームでの試合はこれまで16、18年と2度行ったが、ビジターユニホームを着用しての「BLACK BLACKデー」を開催するのは初めて。

なお、来場者(ビジター外野応援指定席・立ち見席を除く)にはBLACKユニホーム(デザイン未発表)を配布する。担当者は「マリーンズブラックで東京ドームを黒く染めて盛り上がりましょう!」とコメントしていた。

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ロッテドラ1の藤原が自主トレに合流、幼稚園以来のインフルエンザ「早く取り戻す」[デイリー]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が22日、ロッテ浦和球場での新人合同自主トレに再合流した。

藤原は17日の練習中に発熱を訴えてリタイア。病院で診察を受けた結果、インフルエンザA型と診断されて寮で静養していた。

5日ぶりに気持ちのいい汗をかいた。ランニングは別メニューだったが、他の新人とともにノックを受けて、室内練習場ではティー打撃も行った。

「焦りはありました」。藤原は正直に胸の内を吐露した。

18日は井口監督が視察に訪れた。「1回アピールするチャンスをなくしました。5日も遅れているので早く取り戻したい」。

インフルエンザは幼稚園以来で、熱のMAXは38度。どうやら軽くすんだようだ。

それでも、「2日くらいはしんどかった。早く練習したいと思った」。夜に体が楽になると打撃フォームの確認をしたという。

2月1日のキャンプインまであと10日あまり。今後、高校の卒業式などの行事があるが、「(練習を)入れていかないといけない」と話す。

幸いなことに食欲があり、体重もほとんど落ちなかった。

井口監督からプロの心得を諭されたが、もちろん肝に銘じている。「仕事なのでこれが。高校からプロに入っているわけなので、大学生や社会人よりも意識を高く持ってやりたい。プロとしての自覚と責任を感じます」。

藤原が前を見据えて話した。

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プロ野球、リクエストの対象拡大、12球団監督会議で説明[デイリー]

プロ野球のリクエスト制度で監督がリプレー検証を求めることができる対象が拡大され、22日に東京都内で開かれた12球団監督会議で説明された。今季から本塁での衝突プレーや併殺崩しの危険なスライディング、危険球を巡る判定にもリクエストが行えるようになる。

導入1年目の昨季はアウト、セーフの判定に対する検証は要求できたが、スライディングなどが危険なプレーに該当するかの判断には異議が唱えられなかった。これまで対象外だった頭部付近への死球による危険球の判定にもリクエストが可能となり、当たった場所が頭部かどうかの確認も求めることができる。

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