1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 | 1 | 7 |
中日 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 6 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中指 | 藤原 | 5 | 3 | 2 |
2 | 右 | 菅野 | 4 | 0 | 0 |
打一 | 宗接 | 0 | 0 | 0 | |
3 | 二 | 中村奨 | 1 | 1 | 0 |
打二 | 三木 | 3 | 1 | 2 | |
4 | 一 | 井上 | 2 | 0 | 0 |
打三遊 | 松田 | 3 | 0 | 0 | |
5 | 指 | バルガス | 2 | 0 | 0 |
走左 | 高濱 | 1 | 0 | 0 | |
6 | 三一三 | 安田 | 5 | 1 | 0 |
7 | 遊右 | 平沢 | 4 | 2 | 1 |
8 | 捕 | 田村 | 3 | 1 | 0 |
捕 | 吉田 | 1 | 1 | 1 | |
9 | 左 | 加藤 | 2 | 1 | 0 |
打中 | 岡 | 3 | 1 | 1 | |
計 | 39 | 12 | 7 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 遊 | 京田 | 3 | 0 | 0 |
遊 | 堂上 | 2 | 1 | 0 | |
2 | 二 | 三ツ俣 | 2 | 1 | 1 |
二 | 石川駿 | 1 | 0 | 0 | |
3 | 一 | 福田 | 3 | 1 | 1 |
一 | 阿部 | 1 | 1 | 1 | |
4 | 指 | ビシエド | 2 | 0 | 0 |
指 | モヤ | 3 | 0 | 0 | |
5 | 三 | 高橋 | 4 | 1 | 2 |
6 | 左 | 松井佑 | 3 | 0 | 0 |
左 | 渡辺 | 2 | 1 | 0 | |
7 | 中 | 遠藤 | 2 | 0 | 0 |
中 | 友永 | 1 | 0 | 0 | |
8 | 捕 | 加藤 | 2 | 1 | 1 |
捕 | 大野奨 | 2 | 1 | 0 | |
9 | 右 | 井領 | 2 | 2 | 0 |
右 | 滝野 | 2 | 0 | 0 | |
計 | 37 | 10 | 6 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
二木 | 2 | 0 | 0 |
岩下 | 2 | 3 | 2 |
大谷 | 1 | 2 | 1 |
阿部 | 1 | 0 | 0 |
関谷 | 1 | 1 | 0 |
高野 | 1 | 1 | 0 |
島 | 1 | 1 | 2 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
笠原 | 3 | 4 | 0 |
石川翔 | 2 | 2 | 1 |
佐藤 | 2 | 2 | 2 |
田島 | 1 | 3 | 3 |
鈴木博 | 1 | 1 | 1 |
ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が、ど派手なデビューを飾った。14日、NPBチームと初対戦となった中日との練習試合(北谷)に「1番中堅」で出場。3安打2打点と大暴れしてチームを7−6の勝利に導いた。井口監督をして「そういう星の下に生まれた選手」といわしめるゴールデンルーキーが、沖縄で最高のスタートを切った。
「実戦向き」の評判通りだ。藤原は3回の第2打席で侍ジャパン左腕・笠原の内角直球をフルスイング。右前へ火の出るような初安打を運んだ。「嬉しかったしホッとした気持ちもありました」。肩の力が抜けた4回2死一、二塁ではフルカウントで石川翔の145キロ直球に食らいつき初タイムリーも放った。
8回の第5打席では技ありの一打。直球を待ちながら田島のスライダーに対応し、右翼へ適時二塁打。「いいピッチャーから変化球を打てたのですごく自信になった」。空振り三振を喫した2打席も「悪くはなかった」というフルスイングで納得の表情を浮かべた。
石垣島キャンプの実戦では17打席無安打。沖縄入り後、初のNPBチームとの対戦で目の色が変わった。第1打席で笠原の139キロ直球に空振り三振すると、すぐ4番井上に助言を仰いだ。
「『足を上げるのがちょっと遅い』と言われて。少し早めにタイミングをとったら結果につながりました。気持ち早く、一瞬の差なんですけど全然変わってくる」。持ち前の修正能力で猛打賞を引き寄せた。
井口監督は走塁も評価した。「塁に出たらどんどん走れという話はしています。隙のない走塁をしてますし(8回の)タイムリーもそのままセカンドまで行っている。いいものを見せてくれている」。枚方ボーイズでプレーしていた中学時代から投手としても有名で、中堅手となった現在も強肩ぶりは群を抜く。走攻守で確実に将来のロッテを背負うに相応しい存在だ。
「毎試合ヒット1本残せるような力をつけていきたい。1試合1試合成長していければ」。経験を積ませるために出場機会を与える意向の監督も「経験させる意味もありますけど、3本も打ってますから」。実力でスタメンから外せなくなりそうだ。
ロッテは7番遊撃で出場した平沢大河内野手が、6回に佐藤から右翼へ本塁打を放った。
「打ったのは直球。1、2打席目はちょっと打ちに行けてなかったんですけど、あの打席はしっかり打ちに行こうと思って打席に入ったことが良かったと思います」。
8回にも右前打をマークし、井口監督も「開幕までしっかりやってレギュラーをとって欲しい」と定位置奪取に期待した。
ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が中日との練習試合に「1番中堅」で先発出場。3回の第2打席でプロ初安打となる右前安打を放つと3安打2打点と大暴れした。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 | 1 | 7 |
中日 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 6 |
ロッテは昨年好評だった「MAKUHARI SUMMER STADIUM」と銘打った企画を、今年も「LOTTEアイス MAKUHARI SUMMER STADIUM」として実施する。本拠地ZOZOマリンで様々な夏のイベントが行われ、期間中はサマーユニホームを着用して試合を行う。
「LOTTEアイス MAKUHARI SUMMER STADIUM」で着用するサマーユニホームのデザインは18年とは異なり、後日発表される。
イベント担当者は球団を通じ「昨年、大好評だった夏のビッグイベントを2019年も開催することになりました。トロピカルなサマーユニホームを着て、真夏のZOZOマリンを満喫しましょう。期間中はLOTTEアイス MAKUHARI SUMMER STADIUMだけに、ロッテのアイスのプレゼントも実施を予定しています。サマーユニホームのデザインも、とても夏ぽくて斬新なので、発表をお楽しみにしていてください」とコメントした。
ルーキー藤原の活躍が目立った中日−ロッテ戦。日刊スポーツ評論家の里崎智也氏(42)は静かで、でも激しい両軍の捕手争いに着目した。
新監督になったチームに起こる1番の変化は、強くなる・弱くなるの前に、使われる選手が変わることが挙げられる。その好例が「8番捕手」で先発出場した中日加藤だった。
4回の守備で二塁走者のロッテ田村が飛び出した時のスローイングは驚いた。アウトにはならなかったが、肩の強さならソフトバンク甲斐にも劣らない強さがある。あの肩は武器になる。
3回には岩下から先制アーチを放った。12球団相手の今季初実戦で、1打席目の初球をホームラン。ドラゴンズは正捕手が定まっておらず、チャンスがある中で抜てきに応えた。ポジションを奪いにいく立場の選手たちにとっては、シーズンの活躍より2月、3月の活躍が大事だ。ここでアピールしないと開幕後の出番はない。インサイドワークやリードは試合に出れば後から身に付く。今は試合に出続けることが最優先。そのためには強肩やホームランと言った、目に見える結果、数字が欲しい。
その意味で、田村に次ぐ第2捕手の座を狙うロッテ吉田も打席で“一発回答”した。こちらも12球団との初試合。途中出場して9回2死一塁からセンターオーバーの適時二塁打を打った。加藤も吉田も、ともに打撃を課題とする中、誰の目にも明らかな結果を残した。ただ、これだけでは足りない。レギュラークラスならこの時期の成績はアベレージでいいが、追いかける人間は結果を出し続けなければいけない。
このまま開幕戦に向けて、調子を落とすことなく競争を勝ち抜けるか。レギュラー組を脅かせるか。追走するメンバーの頑張りは、全体の層を厚くすることにつながる。開幕まであと1ヶ月半。人生をかけた捕手争いに注目したい。
ついに出た!ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が14日、沖縄・北谷公園野球場で行われた中日との練習試合に「1番・中堅」で先発し、プロでの実戦初安打を含む5打数3安打2打点の大活躍を見せた。この日まで実戦17打席無安打と苦しんでいたが、チームの国内球団との初戦で勝負強さを発揮。注目選手が並ぶ今季の“高卒ドライチ野手”で最も早く対外試合初安打をマークし、潜在能力の高さを証明した。
火の出るような痛烈なゴロが一、二塁間を抜けた。3回無死から実戦19打席目で灯した待望の「H」ランプ。藤原は、一塁上で息をついた。
「1本目は、すごく嬉しかった。なかなか思ったような打撃ができなかったので苦しかった。嬉しかったし、ほっとした」。
雨模様の北谷。中日のキャンプ地とあって、球場の大半を相手ファンが占めた。それでも「藤原」の名前がコールされると大きな拍手が送られ、打席に立てば多くの人がスマートフォンを構えた。大きな期待に、黄金ルーキーは応えた。
第1打席は空振り三振に終わったが、主砲・井上に右足を上げるのが遅い点を指摘されると、すぐに修正した。昨秋の日米野球で日本代表「侍ジャパン」に選ばれ、開幕投手候補に挙がる左腕・笠原から快音を響かせた。
待望の一打で「楽になった」という18歳は、さらに勢いを加速させた。4回2死一、二塁で石川翔から中前への“初適時打”を放つと、3−4の8回2死二塁では守護神・田島の変化球を右翼線へ。“初長打”となる同点二塁打でこの日3安打。一気に“初猛打賞”まで記録した。
紅白戦など実戦で無安打が続いていたが、国内球団との初戦で“産みの苦しみ”を脱した。実戦初盗塁を記録するなど快足を見せた10日の台湾ラミゴ戦に続き、決勝のホームを踏んで勝利に貢献。井口監督は「ああいう場面で、しっかり打てるのは彼の持ち味。そういう星の下に生まれた選手だと思っている」と昨年の甲子園で4番打者として春夏連覇に輝いた“持ってるルーキー”に目を細めた。
中日・根尾(大阪桐蔭高)、広島・小園(報徳学園高)に先んじて対外試合初安打を放った藤原だが「毎試合1本は打てるように成長していきたい」と、すぐ表情を引き締めた。この日はバレンタインデー。ニューヒーローからの“プレゼント”に、歓声がやむことはなかった。
中日・根尾(大阪桐蔭高)は、右ふくらはぎの肉離れでキャンプ2軍スタート。別メニュー調整が続いており、10日に初めて屋外フリー打撃を行い32スイング中13本の安打性の当たりを放つなど順調な回復を示している。広島・小園(報徳学園高)は1軍スタート。12日のシート打撃ではエース・大瀬良と対戦し中前へ“プロ初安打”を放った。1度チームを離れ、卒業式に出てから再び沖縄入りする予定。オリックス・太田(天理高)は2軍で調整中だ。
ついに出た!ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が14日、沖縄・北谷公園野球場で行われた中日との練習試合に「1番・中堅」で先発し、プロでの実戦初安打を含む5打数3安打2打点の大活躍を見せた。
視察に訪れた“007”も藤原の活躍に警戒感を強めた。ネット裏で見守ったオリックス・曽我部スコアラーは「バットにボールを乗っける技術がある。使い続けていれば、早い段階で1軍で勝負できる」と分析。西武・亀井チーフスコアラーは、変化球を安打にした第5打席について「真っ直ぐを狙っていて、自然に反応できる能力の高さと打撃センスのよさを感じた」とし「将来的には俊足巧打の1、3番で、西武・秋山のような選手になってくるんじゃないか」と評した。
藤原に初安打を献上した笠原は「ニュースで僕がいっぱい映るかな」と苦笑い。甘く入った直球を痛打され「スイングがすごかったです」と舌を巻いた。この日は自身の『伝家の宝刀』チェンジアップをあえて決め球のみに限定し、直球やカットボールでカウントをとることを課題に投球。3回4安打無失点も「もっと内角の直球の精度を上げていきたい」と成長を誓っていた。
ロッテは14日、昨年大好評だった「MAKUHARI SUMMER STADIUM」と銘打った企画を、今年もZOZOマリンスタジアムで「LOTTEアイス MAKUHARI SUMMER STADIUM」として実施し、様々な夏のイベントを行うことを発表した。
日程は7月7日の西武戦(午後2時試合開始、先着2万人にサマーハット&タオル配布)、8月6日〜8日のソフトバンク戦(午後6時15分試合開始)、8月10日西武戦(午後5時試合開始、サマーユニホーム配布)、8月11日、12日西武戦(いずれも午後5時試合開始)。
期間中は、サマーユニホームを着用して試合を行う。サマーユニホームのデザインは昨年とは異なり、デザインは後日発表される。
ロッテの平沢大河内野手(21)が14日、国内の球団との今季初対外試合となる中日との練習試合(北谷)の6回、第3打席で右翼席へのソロを放った。
「打ったのはストレート。1、2打席目はちょっと打ちにいけていなかったので、あの打席はしっかり打ちにいこうと思って打席に入ったことがよかった」。
1、2打席目は三振に倒れていたが、3打席目できっちり結果を残した。9日の台湾・ラミゴ戦(石垣島)での“今季チーム対外試合1号”に続く一発に「あまり対戦したことのないピッチャーだったので、まずは真っ直ぐを狙って、しっかり打ちにいけた」。
レギュラー奪取を目指す4年目の若武者は、第4打席にも右前打を放ち、4打数2安打でアピールした。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が14日、日本国内のチームとの初の対外試合となる中日との練習試合(北谷)の第5打席で、この日3安打目となる右翼線二塁打を放った。
「1番・センター」でスタメン出場。第1打席は空振り三振に倒れたが、3回先頭の第2打席で、“プロ初安打”となる右前打を放った。
続く4回の第3打席では中前適時打で“初タイムリー”。さらに、3−4の8回2死二塁で迎えた第5打席に、中日・田島の2球目の甘く入った変化球を右翼線へ痛烈なライナーを放った。この日2打点目となる適時二塁打は、貴重な同点打となった。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が14日、日本国内のチームとの初の対外試合となる中日との練習試合(北谷)の第3打席で、2打席連続安打となる中前適時打を放ち、実戦20打席目で“初タイムリー”となった。
「1番・センター」でスタメン出場。第1打席は空振り三振に倒れたが、3回先頭の第2打席で、“プロ初安打”となる右前打を放った。
続く4回2死一、二塁で迎えた第3打席。中日・石川翔の6球目の真ん中低めに入った直球を捉えると、投手の足下を抜ける痛烈な打球が中堅へ転がった。二走の田村が生還し、10日の台湾・ラミゴ戦での押し出し四球以来となる“2打点目”を記録した。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が14日、日本国内のチームとの初の対外試合となる中日との練習試合(北谷)の第2打席で右前打を放ち、実戦19打席目で“初安打”を記録した。
「1番・センター」でスタメン出場。侍ジャパン選出経験もある中日・笠原に対して第1打席は空振り三振に倒れたが、3回先頭の第2打席、2球目を捉え、一、二塁間を鋭く破った。
ロッテは14日、中日との練習試合(北谷)のスターティングメンバーを発表。ドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が「1番・センター」で先発する。ここまで実戦17打席0安打となっているが、日本の球団との初の対外試合で“初安打”を目指す。
両軍のスタメンは以下の通り。
遅くなっても行ってよかった。宜野湾でDeNAの上茶谷、大貫のフリー打撃登板を見て北谷に着いたのは5回。最初の2安打は見損ねたけど、最後2打席で藤原の高い技術を十分見せてもらった。
まずは第4打席。三振は三振でも内角低めのスライダーをフルスイング。自分の形で振ってるんだよね。そして井口監督が送りバントを使ってまで勝負にこだわった8回2死二塁の第5打席は、カウント1−0から前の打席で三振したスライダーをきっちり捉えた。
左打者の内角に食い込んでくる右投手のスライダー。強振すれば普通ファウルになる球を、詰まり気味の振り抜き方で右翼線の内側に入れた。巨人同期入団の篠塚ですら体得するのに何年かかかった技術。今の時点で持っているんだから篠塚よりはるかに上だ。
石垣島で見たときは線が細くて時間がかかると思ったが、初のNPB相手の対外試合で最高の結果。決めるところで決める。かっこいいよ。
2月14日のバレンタインデーにヒーローになったロッテ・藤原は囲み取材後、報道陣へ「逆チョコ」をふるまった。
ロッテ「ガーナミルクチョコレート」の120個入りの段ボールを開封し「どうぞ」と1人1人、手渡し。客席から「こっちにも投げ入れて」と黄色い声も飛んでいたが、そこはチーム関係者が「すみません。お菓子は粗末に扱えません!」と丁重に断っていた。
国内球団同士の対外試合が14日始まり、ロッテは中日と対戦。「1番・中堅」で先発出場したドラフト1位の藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)は、シート打撃を含めた実戦19打席目での「プロ初安打」を含む3安打2打点。2軍調整中で「再会」を果たせなかった大阪桐蔭のチームメートである中日1位・根尾昂内野手(18)にもエールを送った。
ほんの少し、変えただけだ。3回無死の第2打席。藤原は中日の開幕投手候補の左腕・笠原の直球をフルスイングした。これまで振り遅れがちだった直球を引っ張り、右前打。実戦19打席目(3四球含む)。ようやく「H」がともった。「1本目は凄く、嬉しかった。ホッとして気持ちが楽になる部分がありました」。
初回無死の第1打席は笠原の高め直球に空振り三振。ベンチに戻ると4番・井上から耳打ちされた。「足を上げるのが遅くないか?」。素直に聞き入れ、振り遅れないよう早めに足を上げた2打席目は三振していた直球を完璧に捉えた。目からうろこが落ちた。
これまでの苦しみがうそのようだ。0−2の4回2死一、二塁は右腕・石川翔の内角低め145キロを中前へと「初適時打」。3−4の8回2死二塁では侍ジャパンにも名を連ねた田島から「変化球を打てたのは自信」と120キロのスライダーを右翼線同点二塁打。3安打の猛打賞で、10日の台湾・ラミゴ戦に続き、2試合連続決勝の生還も果たした。対外試合3連勝の井口監督も「そういう星の下に生まれている」と能力を実感した。
「根尾に負けないように結果を出したい」と「2・14」の中日戦で大阪桐蔭のチームメートとの対戦を楽しみにしてきた。だが、右ふくらはぎの肉離れで2軍調整している根尾の1軍昇格はお預け。中日の主力投手を相手に結果を示した藤原は「次、お互い試合に出られれば頑張って、いい結果を残したい」と3月2、3日のオープン戦(ナゴヤドーム)へ向けたエールを送った。
「毎試合1本ずつはヒットを残せるよう、やっていきたい。1試合1試合成長できればいい」。解き放たれた才能が輝き始めた。
ロッテの遊撃レギュラーを狙う4年目・平沢は9日の台湾・ラミゴ戦(石垣市)に続き、対外試合3試合目で「2号」を放った。
6回無死、中日・佐藤から右越えにソロ。「直球を狙ってしっかり打ちにいこうと打席に入ったのがよかった」と納得の表情。名前の頭文字から「平安時代」を期待される2年目・安田は2回1死、左腕・笠原から右前打を放った。
ロッテの6年目・二木康太投手(23)は14日、中日との練習試合に先発し、2回無安打無失点だった。
「初めての対外試合だったので、探り探りでした。結果は良かったけど、全体的に高く浮いていたし、フォークで空振りも取れませんでしたから」と自己採点は辛めだった。
2017年にはチーム最多7勝を挙げた右腕だが、昨季は4勝止まり。「(捕手の)田村は直球のスピンが効いていると言っていた。ローテーションに入ってもらわなければ困る投手」と井口監督は期待を寄せていた。
ロッテはサマーユニホームを着用する試合を盛り上げるイベント「LOTTEアイス MAKUHARI SUMMER STADIUM」を開催すると発表した。開催日程は以下の通り。
ユニホームデザイン、プレゼントグッズ詳細などは後日、発表される。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=は14日、練習試合の中日戦(北谷)に「1番・中堅」でスタメン出場し、0−0の3回無死、中日左腕・笠原から「プロ初安打」の右前打を含む3安打2打点の猛打賞を記録した。
「1本目はすごく、嬉しかった。気持ちが楽になりました」。
試合前まで実戦では17打席無安打(3四球含む)だった。第1打席は空振り三振に倒れ、18打席に無安打が伸び、肩を落とし、ベンチに戻ると4番・井上がアドバイスをくれた。「足を上げるのが少し、遅いんじゃないか?」。短い一言だったが、2打席目からは足を上げるタイミングを少し、早めただけでこれまでの苦しみがウソだったようにヒットが続いた。
大阪桐蔭のチームメートだった中日1位・根尾との対戦も楽しみにしていたが、2軍調整中で「再会」はお預けになった。ただ、中日とは3月2、3日にオープン戦(ナゴヤドーム)も組まれている。「次、お互いに試合に出ていれば、お互い頑張っていい結果を残したい」。次こそ、同じグラウンドに立つぞというエールだった。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=は14日、練習試合の中日戦(北谷)に「1番・中堅」でスタメン出場し、0−0の3回無死、中日左腕・笠原から「プロ初安打」となる右前打を放った。
初回無死は高目の直球に空振り三振に倒れ、キャンプからの実戦は通算18打席無安打(3四球)となったが、19打席目ではこの日の1打席目に空振り三振に倒れた直球を引っ張り、一、二塁間を破った。
さらに4回2死一、二塁の第3打席では、中日2番手の石川翔に対し、中前へ弾き返し、初の適時打(打点1)を記録した。3−4の1点ビハインドの8回2死二塁からは、右翼線に同点二塁打を放ちこの日3安打目で猛打賞となった。
13日のDeNA戦(宜野湾)は雨天によるグラウンドコンディション不良のために中止となり「自分のスイングをしっかりしたい」と切り替えていた通り、平常心で待望のヒットを生み出した。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が14日、中日との練習試合(北谷)に「1番・中堅」で先発出場。同じく高卒1位の根尾(中日)、小園(広島)に先駆けて実戦初安打をマークすると、2本の適時打も放ち、3安打2打点と大暴れした。侍ジャパンの一員として昨秋の日米野球で好投した笠原、中日の守護神候補・田島を攻略。フルスイングを貫きながら、試合の中で一線級の投手に適応するセンスを見せた。
快音が鳴り響くのは時間の問題だった。石垣島から那覇入りした12日の昼過ぎ。出発を待つ藤原に「重圧」について聞いてみた。ここまで実戦とシート打撃を合わせて17打席連続無安打。極度の不安や緊張を感じているのかと思ったが、「高校時代の方がプレッシャーはありました。それに比べたらまだ大丈夫かなと思います」とケロリとしていた。
昨夏の甲子園、第100回大会はチームの4番として史上初となる2度目の春夏連覇に貢献した。大阪桐蔭は優勝の大本命に推され、「打って当たり前」という周囲の評価とも戦ってきた。そこで身に付けた自信もあったのだろう。報道陣は連日のように「プロの壁」と、はやし立てるも、藤原は「自分のスイングはできてきているので」と至って冷静だった。
母・道子さん(42)によれば「落ち込んだりすることはなくて『次に、次に』って感じ」という前向きな性格。精神面も一流の素質があると見た。この日は初安打を手始めに一気に猛打賞。自信を深めたドラ1に大爆発の予感が漂う。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が14日、中日との練習試合(北谷)に「1番・中堅」で先発出場。同じく高卒1位の根尾(中日)、小園(広島)に先駆けて実戦初安打をマークすると、2本の適時打も放ち、3安打2打点と大暴れした。侍ジャパンの一員として昨秋の日米野球で好投した笠原、中日の守護神候補・田島を攻略。フルスイングを貫きながら、試合の中で一線級の投手に適応するセンスを見せた。
スタンドを埋めた観衆の心を、爽快なフルスイングでわしづかみにした。バレンタインデーに、藤原が無限の可能性を示した。実戦19打席目の初安打に始まり、2度の得点機にタイムリー。両軍最多3安打を放ち、最後は決勝のホームを踏んだ。
特大スケールの藤原ショーは3回に幕を開けた。日米野球でMLBを5回無失点に封じた笠原の直球を振り抜き、痛烈に一、二塁間を破る“プロ初安打”。4回2死一、二塁では石川翔の低め145キロに力負けせず“プロ初適時打”となる中前タイムリーを放った。8回2死二塁では通算75セーブの田島からライト右へ運び、快足を飛ばして同点二塁打。NPB球団との初戦で3安打2打点と主役を張った18歳に、井口監督もスターの資質を感じ取った。
たった3時間の中で鮮やかな成長曲線を描いた。初回、振り遅れ気味の空振り三振に倒れると、井上から「少し足を上げるのが遅い」と指摘を受けた。2打席目には即座にコンマ数秒のズレを修正。8回の最終打席は直球を待ち、田島のスライダーを芯で捉えた。「最後の打席が1番、自分のフォームで打てました」。打席を重ねるごとに進化を遂げる好素材に、ネット裏の偵察隊もうなった。
同期の根尾や小園より一足先に初安打&初適時打を放った金の卵は、今後の実戦も積極的に起用される予定。「1試合1試合、成長したい。『成長』をテーマにもっとうまくなれるようにしたい」。早くも桜満開の沖縄で、藤原の才能も花開き始めた。
ロッテの藤原恭大外野手(18)が14日、中日との練習試合(北谷)に「1番・中堅」でスタメン出場。フルスイングを貫きながら、3安打2打点と実力の一端をのぞかせた。
好投手を攻略した価値ある結果だった。実戦19打席目の“プロ初安打”は、昨秋の日米野球でMLBオールスターを5回無失点に抑えた左腕の笠原。8回の適時二塁打は中日の抑え候補・田島の変化球に、直球を待ちながら対応したものだった。
昨年のドラフトで3球団が競合した走攻守3拍子そろった逸材。初めてとなるNPBとの対外試合で結果を出した藤原の打撃のどこが秀でているのか−。北谷のスタンドでルーキーをチェックしたスコアラーの1人は、いかなる状況でも「強く振れること」を最大の長所に挙げた。
「いい打者だと思いましたね。(タイミングを外されて体を前に)出されそうな時でも強く振れている。自分の間でバットを振ることができると言うんですかね。自分のポイントに来ると、強い打球が飛ぶ、という印象でした」。
藤原は練習時から「自分の形で振ること」を意識して打席に立っている。緩急やモーションでタイミングを外された際にもフルスイングできることに加え、投球にコンタクトするバットコントロールも高校生のレベルを超えているという。
石垣キャンプの実戦では結果が出なかったが、井口監督は「心配はしていなかった。今日もしっかりスイングができていた」と評した。実戦向きという指揮官の見立て通り、試合を通じて藤原の良さが浮かび上がった。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が14日、沖縄・北谷で行われた中日との練習試合に「1番・中堅」でスタメン出場。3回無死の第2打席で“プロ初安打”をマークした。
この日は初めてNPB球団と対戦。同じ高卒1位ルーキーの小園(広島)、根尾(中日)より早く実戦で初安打を放った。
カウント1ボールから中日先発の笠原が投げたストレートをはじき返し、痛烈な打球で一、二塁間を破った。昨年の日米野球で好投した侍ジャパンの投手から安打を放ち、能力の高さを示した。
さらに4回の第3打席では、2死一、二塁で石川翔から中前にプロ初の適時打。8回には田島から同点二塁打を放ち、猛打賞となった。
ロッテは14日、沖縄・北谷で中日と練習試合を行った。ドラフト1位の藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=は、1番・中堅でスタメン出場。第1打席は、中日先発・笠原の139キロ直球に空振り三振に倒れた。
ロッテの新外国人、ケニス・バルガス内野手(28)が、中日のマスコット・ドアラにバトルを仕掛けた。
中日との練習試合のために北谷入り。バスを降りたバルガスはドアラを見つけるなり、敵意むき出し?で接近していった。挑発合戦ののち、いきなり相撲をとりはじめ、「ゴリラ」の愛称で知られるバルガスは胸を叩いてドアラを威嚇。ドアラも一歩も引かず、オランウータンのポーズで応じた。
ノリのいいの133キロ巨漢助っ人に、北谷に駆けつけたファンも大盛り上がり。人気者のドアラを巻き込み、朝からキャンプ地を盛り上げていた。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が中日との練習試合で“プロ初安打”を含む3安打を放ち、2打点を挙げた。
パシッとたたいた打球は右翼・滝野の右横を抜けた。8回2死二塁。田島のスライダーを捉えた。この日、2本目の適時打は2打点目の二塁打だ。
「次につなごうと思った。自分のフォームで打てた。真っ直ぐを待って変化球を打てた。自信になった」。
待望の初安打は先頭打者で迎えた3回。笠原の真っ直ぐを右前に運んだ。紅白戦を含む実戦19打席目に記録した一打に「苦しかったので、すごく嬉しかった」と振り返った。
1回の空振り三振時に井上から「足を上げるタイミングがちょっと遅い」と言われ、「若干、気持ち早く足を上げた。一瞬ですが全然変わってくる」。修正能力は抜群。これが3回の初安打となり、4回2死一、二塁での中前への初適時打へとつながった。
井口監督は「日々の成長が刺激を与えている」と評する。『自分の形でやる』。この言葉を信じる18歳だ。
「1番・中堅」で先発したロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が、キャンプでの実戦19打席目にして“プロ初安打”を放った。4回の第2打席では石川翔から中前へのタイムリー。8回には、右腕田島から右翼への適時二塁打を放ち、初の長打を含む3安打2打点の活躍を見せた。
大暴れのスーパールーキーに負けじと、平沢、安田の藤原と同じく高卒ドラ1で入団した2選手もバットでアピール。
「7番・遊撃」で先発した2015年ドラ1で仙台育英から入団した平沢は、6回の第3打席で右中間へ打った瞬間、それと分かる会心のソロ本塁打。8回にも右前打を放ち、マルチ安打をマークした。
「6番・三塁」でスタメンに名を連ねた履正社出身の2017年ドラ1安田も2回に一、二塁間を破るヒット。期待の星達が沖縄の地でキラキラと輝きを放った。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が“プロ初安打”を放った。
「1番・中堅」で先発した藤原は3回の第2打席、中日の左腕、笠原から一、二塁間を破る右前打。ボール1からの2球目を力強くはじき返した。
0−2とビハンドで迎えた4回の第3打席は2死一、二塁の場面。中日2番手の右腕、石川翔から二遊間を破る中前打を放ち、打点1もマークした。
初回の第1打席はカウント1−2から空振り三振に倒れていた。6回の第4打席は中日の佐藤と1死走者なしの場面で対戦。カウント2−2から空振り三振に倒れた。
以下はスタメン。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=は1番・中堅で先発する。キャンプで行われた実戦では17打席無安打(3四球含む)に終わっているが、日本の球団との初実戦では、中日の左腕・笠原が相手。待望の“プロ初安打”となるか、試合は13時プレーボール予定。
ロッテは14日、「MAKUHARI SUMMER STADIUM」と銘打った夏イベントを実施すると発表した。 7月7日西武戦ではサマーハット&タオルを先着2万人に配布したり、その他にも8月6、7、8日のソフトバンク戦、8月11、12日の西武戦でも実施。選手はサマーユニホームを着用して試合を行う。
イベント担当者は「昨年、大好評だった夏のビッグイベントを2019年も開催することになりました。トロピカルなサマーユニフォームを着て、真夏のZOZOマリンを満喫しましょう。期間中はLOTTEアイス MAKUHARI SUMMER STADIUMだけに、ロッテのアイスのプレゼントも実施を予定しています。サマーユニフォームのデザインも、とても夏ぽくて斬新なので、発表をお楽しみにしていてください」と呼び掛けている。