わたしはかもめ2019年鴎の便り(3月)

便

3月2日

中日1−3千葉ロッテ(ナゴヤドーム)

先発枠入りを目指す3年目のロッテ種市は力強い直球が光り、3回を無安打に抑えた。新人の藤原は5回に中前打を放った。遊撃の定位置を狙う平沢は2安打1打点。中日は開幕投手候補の笠原が3回2/3を投げ、2安打無失点とアピールした。

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千葉ロッテ0000030003
中日1000000001

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「1番いい打者を」/井口監督[ニッカン]

ロッテが岩瀬の引退登板に花を添えた。同学年の井口資仁監督が「1番いい打者を」と本来は4番の井上を先頭打者で起用。そこから本来の打順を組んだため2番に主軸のバルガス、8番が多い田村が4番に入った。

「最多登板はなかなかできない記録。『(13年の交流戦で)唯一、投げたカーブを(本塁打で)打たれた』といつも言われる」。

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[ニッカン]

ロッテ種市篤暉投手が千賀も認める「貫通力」で開幕ローテ入りへ存在感を示した。

オープン戦初戦の中日戦で4回から登板。平田、ビシエドの中軸から始まる打線も最速149キロの直球とフォークでねじ伏せた。1四球のみの3回無安打無失点と完璧に封じた。「まだ春先なので吉井コーチからも『直球をガンガン投げていこう』と言われた。開幕ローテに向けていいアピールができた」と納得顔だった。

昨季は7試合の先発機会を与えられた期待の3年目右腕。オフはソフトバンク千賀の自主トレに参加し「エグイ!貫通力がすごい」と球界を代表する剛腕に直球を認められた。登板前に“師匠”が最速158キロを計時したのも確認し「化け物ですね。自分も球速にこだわりたい。追いつけるように」と背中を追う。対外試合3戦で8回3安打無失点。井口監督は「いい球を投げている。どこで使おうか。後ろという考えもある」と先発の選択肢を突き破って勝利の方程式入りまで悩みが増幅していた。

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井口監督「1番いい打者を」岩瀬引退登板に井上起用[ニッカン]

ロッテが中日岩瀬仁紀投手の引退登板に花を添えた。

同学年の井口資仁監督が「1番いい打者を」と本来は4番の井上晴哉内野手を先頭打者で起用。そこから本来の打順を組んだため2番に主軸のバルガス内野手、8番が多い田村龍弘捕手が4番に入った。

指揮官は「最多登板はなかなかできない記録。『(13年の交流戦で)唯一、投げたカーブを(本塁打で)打たれた』といつも言われる」と懐かしんだ。

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ロッテ藤原がOP戦初安打、中日山井の直球を中前へ[ニッカン]

ロッテ藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)がオープン戦初安打を放った。

7番中堅で先発。5回1死、中日山井の甘く入った140キロ直球をセンター前へはじき返した。

試合前まで対外試合12戦で35打数7安打、打率2割と、やや疲れも見せていたが、オープン戦初戦で結果を示した。

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岩瀬仁紀氏引退試合、ロッテ井上を空振り三振に[ニッカン]

昨季限りで現役を引退した中日のレジェンド、岩瀬仁紀氏(44=野球評論家)が引退試合としてロッテとのオープン戦で先発した。

先頭打者のロッテ井上晴哉内野手と対戦。現役時代と変わらないセットポジションで、初球128キロの直球でストライクを取るとカウント1−2からの4球目に宝刀スライダーを投じ、空振り三振に打ち取り、大歓声を浴びた。

内野手達がマウンドに集まり握手。その後、帽子を取って、スタンドのファンに挨拶しながら降板した。ベンチ前でも与田監督ら首脳陣、選手らと挨拶を交わし、最後に再度、ファンヘ一礼し、ベンチ裏に引き揚げた。レフトスタンドのロッテ応援団からも、「岩瀬」コールを送られての引退登板になった。

今回の登板に向け、毎年オフを過ごした鳥取県のスポーツジム「ワールドウィング」で調整。登板後に岩瀬氏は「恥ずかしいピッチングはしたくなかった。形になって良かった。今まで野球をやってきて、初めて楽しい気持ちでマウンドに上がれた」と、安堵の表情で会見を行った。

岩瀬氏は20年間の現役時代1002試合に登板、守護神として日本球界最多407セーブを挙げた。

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ロッテD1・藤原が初H!根尾居ぬナゴヤで22歳年上の山井から技あり一打[サンスポ]

ロッテは2日、オープン戦初戦となる中日戦(ナゴヤドーム)で3−1と勝利。「7番・中堅」で先発出場したドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が5回に中前打を放ち、オープン戦初安打をマーク。22歳上の中日・山井大介投手(40)から技ありの一打で、能力の高さを証明した。

相手は関係ない。最後までフルスイングを貫いた。5回の第2打席。藤原が中日3番手、山井が投じた140キロの直球をヘルメットがずれるほどの強振で、中前にはじき返した。

「人が入った中で、いつもより緊張感もありましたし、ヒットを打ったときというのは、いつもに増して嬉しかった」。

チームにとっても自身にとっても、これがオープン戦初戦。黄金ルーキーが、22歳上のベテラン右腕を相手に「H」ランプをともした。左翼席の半分を真っ黒に染めたロッテファンからは、「フジワラ」コールが巻き起こった。

大阪桐蔭高では甲子園に春夏通算4回出場し、3度の全国制覇を達成した。「野球をやっている中では最高の環境。本当に夢のような場所だった」という聖地に育てられてきた18歳は3万986人が見守った敵地、ナゴヤドームでも、いつも通りのプレーを実践した。

対外試合はこれで13試合を消化。プロの投手を相手にこの日の4打数1安打も含めて、計36打数8安打4打点と苦しんでいるが、一歩ずつ前に進んでいる。

高校時代のチームメート、中日のD1位・根尾は2軍調整中で、再会はかなわなかったが、9回の第5打席は中日の守護神候補・鈴木が投じた151キロの直球を芯で捉える(中飛)など、潜在能力の高さを示した。

「速いボールを打ち返せたことは今後につながる」と藤原。親友の本拠地で、オープン戦は最高のスタートを切った。

井口監督(藤原について)
「ヒットも打って、いい当たりもしていて、いいアピールをしてくれた。」

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「代打の神様」襲名へ!ロッテ・高浜、決勝2点打[サンスポ]

高浜が1−1の6回1死二、三塁から代打で右前へ決勝の2点打。「得点圏というのは強く頭にあった。セカンドゴロかと思ったので、抜けてくれ!と思った」と笑顔を見せた。実戦14試合で22打数10安打9打点、紅白戦を除く13試合は全て途中出場ながら、打率.455。プロ12年目の29歳が「代打の神様」襲名へ、アピールを続ける。

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開幕ローテへ!ロッテ・種市、3回無安打[サンスポ]

開幕ローテ入りを目指す3年目の種市が2番手で登板し、3回を無安打無失点に抑えた。「いっぱい候補がいるなかで、いいアピールができた」。今オフの自主トレでソフトバンク・千賀に弟子入りした20歳は登板前に、千賀がこの日158キロを計測したことを知り「えぐいなと。自分もスピードにはこだわっていきたい」と、最速149キロを計測。憧れの先輩を目指し、進化を続ける。

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ロッテ・井上、岩瀬氏に空振り三振「いいスライダーだった」[サンスポ]

昨季で引退した中日の岩瀬氏が先発したことを受け、ロッテは普段4番を打つ井上を1番に据える先発メンバーを組んだ。その後の打順は崩さず、2番にバルガス、3番に鈴木が座った。

岩瀬氏のスライダーに空振り三振だった井上は「いいスライダーだった。なかなかないことなので、いい経験になった」と話した。

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ロッテ・井口監督、OP戦初安打のD1・藤原を評価「いいアピール」[サンスポ]

ロッテのドラフト1位新人の藤原(大阪桐蔭高)が5回、オープン戦初安打を放った。中日の40歳のベテラン、山井の速球を中前にはじき返した。3万人を超える観衆が詰め掛けた中での一打を「芯で捉えられた。いつにも増して嬉しかった」と語った。

9回の第4打席は鈴木博の151キロに振り負けず、いい当たりの中飛。藤原は「速い球をしっかり打ち返せたのは今後につながる」と話し、井口監督は「いいアピールをしてくれている」と評価した。

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ロッテ・ボルシンガー、2度目の実戦登板で3回1失点[サンスポ]

ロッテの昨季、チームトップ13勝(2敗)を挙げたマイク・ボルシンガー投手(31)が2日、中日とのオープン戦初戦(ナゴヤドーム)に先発。今季2度目の実戦登板で3回を投げ、2安打1失点だった。

「全体的にはいい。思った通りの3イニングだった」。

1回先頭の京田に四球を与えると、1死後に3番・平田に左前打、4番・ビシエドに右犠飛を打たれ先制を許したが、以降は得意のカーブ、スライダーを駆使して、2三振を奪った。

「真っ直ぐのリリースポイントをつかむまでは苦しかった。よかったり悪かったりの繰り返し。去年もオープン戦はよくなかったけど、(シーズン)最初の登板ではしっかり真っ直ぐを投げられたので、そこへ向けて合わせていきたい」。

右腕は開幕2戦目の30日の楽天戦(ZOZOマリン)での先発が内定している。

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ロッテD1・藤原がオープン戦初安打、中日・山井から中前[サンスポ]

ロッテは2日、中日とのオープン戦初戦(ナゴヤドーム)を行い、「7番・中堅」で先発したドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が5回1死走者なしの第2打席に中前打を放ち、オープン戦初安打を記録した。

中日3番手・山井に対して、フルカウントからの6球目の140キロの直球を鮮やかにセンター返し。痛烈なゴロが中前へと抜けていった。

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ロッテ、引退登板の中日・岩瀬氏の対戦相手に「1番・一塁」で井上[サンスポ]

ロッテは2日、中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)を行い、スターティングメンバーが発表された。この日は、昨季限りで現役を引退した中日・岩瀬仁紀氏の引退試合。同氏の先発登板に合わせて、1番いい打者を対戦させるために、1番に井上晴哉内野手を起用し、そこから本来の流れを生かす形で打順が組まれた。

両軍のスタメンは以下の通り。

[先攻・ロッテ]
1番(3)井上
2番Dバルガス
3番(5)鈴木
4番(2)田村
5番(6)平沢
6番(7)加藤
7番(8)藤原
8番(9)岡
9番(4)中村
Pボルシンガー
[後攻・中日]
1番(6)京田
2番(8)大島
3番(9)平田
4番(3)ビシエド
5番(7)アルモンテ
6番(5)高橋
7番D井領
8番(2)杉山
9番(4)亀沢
P岩瀬

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ロッテ藤原、OP戦初戦で安打、球団高卒ルーキー史上初[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)はオープン戦初戦に「7番・中堅」で先発し、5回1死の第2打席では中日・山井の140キロを中前打した。「人が入った中、1本打てたのは良かったです。いつにも増して嬉しかった」。

3万人以上が入った敵地の客席から拍手をもらい、笑みがこぼれた。92年の千葉移転以降、高卒新人がオープン戦初戦で安打を放つのは球団史上初の快挙となった。

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ロッテ種市ローテ前進、千賀認める「貫通力」で3回無失点[スポニチ]

3年目のロッテ・種市が「貫通力」で開幕ローテーション入りへアピールした。4回から2番手で3回無安打無失点。最速149キロに達した直球で中日打線を押し込んだ。

「甘い球もファウルになっていた。1軍の打者を抑えられたことは自信になります」。

1月にソフトバンク・千賀の自主トレに入門した。メジャーリーガーの間で流行する100グラム〜2キロの重さの違ったボールを使ったトレーニングなどを取り入れ、球威が急上昇。プロ未勝利だが、千賀からは「貫通力がえぐい」と捕手のミットを突き抜けんばかりの威力を絶賛された。

これで対外試合は3試合8回3安打無失点。井口監督は「本当にいい球を投げている。どうやって使おう」と嬉しい悲鳴。まだ、あどけなさの残る20歳が、先発候補の一角へと食い込んできた。

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ロッテ・種市、「貫通力」で開幕ローテ入りアピール、井口監督「どうやって使おうか」と嬉しい悲鳴[スポニチ]

3年目のロッテ・種市が「貫通力」で開幕ローテーション入りへアピールした。

4回から2番手で3回無安打無失点。最速149キロを記録した直球で中日の主力打線を押し込んだ。

「甘い球もファウルになっていた。1軍の打者を抑えられたことは自信になります」。

今年1月、ソフトバンク・千賀の自主トレに入門。メジャーリーガーの間で流行する100グラム〜2キロの重さの違ったボールを使ったトレーニングなどを取り入れ、球威が上昇。プロ未勝利だが、千賀からは「貫通力がえぐい」と直球が捕手のミットを突き抜けんばかりだと絶賛された。

これで対外試合は3試合8回3安打無失点。井口監督は「本当にいい球を投げている。どうやって使おうか」と嬉しい悲鳴をあげていた。

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ロッテのボルシンガー順調な調整、先発で3回2安打1失点[スポニチ]

昨季13勝を挙げたロッテのボルシンガーが、順調な調整を見せている。先発し、3回2安打1失点。初回は先頭に四球を与え、1死一、三塁からビシエドに犠飛を許したが、2回以降は立ち直った。「最初は直球のリリースポイントをつかむのに苦労したが、全体的にはよかったと思う」と手応えは十分の様子だ。

井口監督は開幕2戦目となる3月30日の楽天戦(ZOZOマリン)の先発を任せる考え。「3回からはよくなったね」と順調な調整ぶりに胸をなで下ろしていた。

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ロッテ・平沢、盗塁&同点二塁打など2安打で開幕スタメン猛アピール[スポニチ]

ロッテ・平沢大河内野手(21)が、オープン戦「開幕戦」で開幕スタメンをアピールした。

「5番・遊撃」で先発出場すると0−1の6回1死一、二塁、山井から右翼線へ同点二塁打を放った。2回1死の第1打席でも右前打し、盗塁を決める活躍。ただ「いつ藤岡さんが帰ってきてもいいようにしっかり、結果を出さないといけない」と平沢の頭には危機感が大きい。

昨季、遊撃で全試合に出場した藤岡は右膝の故障で出遅れたが、すでに2軍の教育リーグでは実戦復帰。「開幕遊撃」を争う本当の戦いはまだ、始まってさえいないことが、平沢の引き締まった表情にも表れていた。

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ロッテのドラ1・藤原、山井から中前打!千葉移転以降高卒新人がOP戦初戦で安打は史上初[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)は2日、オープン戦初戦となった中日戦(ナゴヤドーム)に「7番・中堅」でスタメン出場し、5回1死の第2打席に山井の140キロをとらえ、中前打を放った。

「人が入った中、1本打てたのはよかった。緊張感はありましたが、いつにも増して嬉しかったですね」。

3万人以上が入った敵地の客席から1番の拍手をもらい、結果まで出したことに満足感がある様子。1992年の千葉移転以降、高卒新人がオープン戦初戦で安打を放つのは球団史上初の快挙。背番号2がまた、歴史にその名を残した。

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ロッテ・高浜、代打の切り札だ!決勝の2点タイムリー、実戦通算.455、9打点[スポニチ]

ロッテの12年目・高浜卓也内野手(29)がまた一歩、代打の切り札へ近づいた。

1−1と同点とし、なお1死二、三塁。代打起用された背番号32は中日・山井のフォークを右前へ決勝の2点適時打にした。実戦は14試合目で10本目の安打。これまでの9本は全て直球を打ったものだったが、初めて変化球もつかまえ「変化球を打てたことはよかった」と試合後は表情がゆるんだ。

これで実戦通算22打数10安打9打点の打率.455。3本塁打も放つなど、勝負強さは際立つ。井口監督は試合後、真っ先にその名をあげ「ハマ(高浜)がいいところで打ってくれた」とたたえていた。

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ロッテ・井口、引退試合の中日・岩瀬へ“はなむけオーダー”[スポニチ]

ロッテの井口資仁監督(44)が2日、中日戦(ナゴヤドーム)で引退試合に臨む同学年の岩瀬へ、はなむけの特別オーダーを組んだ。

先発し、打者1人へ投げる予定の岩瀬へ、チームで1番信頼する4番を当てた。「同学年として誇りに思う。登板数など含めてできない記録を打ち立てた。最後の姿を見られるのはよかった」と井口監督。井上から加藤までは通常の4〜9番のオーダーとなり、2回以降はオープン戦の調整にも支障はない。

対戦相手に指名された井上は「1番は野球を始めてから初めて。緊張しますけど、岩瀬さんのボールをしっかりと見たい」と打順を意気に感じていた。

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ドラ1藤原、高卒新人54年ぶりOP戦初戦安打「嬉しかった」[報知]

ドラフト1位の藤原がオープン戦初戦で4打数1安打をマークし、開幕1軍に一歩前進した。5回1死。山井との対戦でフルカウントから直球を中前にはじき返した。3万986人の観衆が入った敵地で快音を鳴らしたルーキーは「観客の人達が入った中でいつもより緊張感もありましたし、ヒットを打った時はいつにも増して嬉しかった」と頬を緩めた。

球団の高卒新人がオープン戦初戦で安打を放つのは山崎裕之=上尾高=が1965年3月10日の中日戦(浜松)で2安打して以来54年ぶり。ドラフト制後では初の快挙で球団史に名を刻んだ。

9回先頭の最終打席では竜の守護神候補・鈴木博の初球、151キロの直球を完璧に捉えたが中直。「速いボールをしっかり打ち返せたのは、今後につながるかなと思います」と収穫を口にした。3球団競合の金の卵はやはり、ただ者ではない。

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種市、開幕ローテ“ラスト1枠”へ3戦8イニング連続無失点[報知]

ロッテの種市篤暉投手(20)が4回から2番手で登板し、3回無失点の好投。3戦8イニング連続無失点とし、開幕ローテに向けて猛アピールした。

最後の打者・平田を中飛に抑えると、種市は大きく息を吐いてマウンドを降りた。最速149キロの直球とフォークを軸に無失点に抑えた20歳は「開幕ローテに向けていいアピールができたと思う。いっぱい候補がいる中でいい投球ができた」と、うなずいた。

オフは豪州ウィンターリーグへの参加やソフトバンク・千賀と合同自主トレを行った。昨年のこの時期と比べて「全然、ボールの感覚も違うし、打者の反応も違う。オフにやってきた成果が少しずつ出ている。指にかかったボールが増えた」と手応えをつかんでいる。

試合前には“師匠”の千賀が158キロを計測したことを伝え聞いて「えぐいなと。化け物です。やばいです」と驚きを見せたが、「自分も追いつき、追い越せるように」とスピードへのこだわりも垣間見えた。

井口監督は「本当にいい球を投げている。気持ちの入った球を投げている」と高評価。開幕ローテが実質残り1枠でブランドン、ドラフト3位の小島=早大=と種市が争う展開に「(種市を)どうやって使おうかなと。嬉しい悩み?そうですね」と、今後の起用法について頭を悩ませた。

「前回も今回も3回無失点。今回は1軍の打者を抑えられて自信になりました。これを続けていけるように準備も練習も今まで以上にやっていきたい」と種市。これまでのチームに欠乏していた新星が、急成長の兆しを見せている。

◇ロッテ今季の開幕ローテ

開幕投手・石川と涌井がカード初戦を務める。昨季チームトップ13勝を挙げたボルシンガーまでが確定。前回24日の西武戦(春野)で3回無失点だった有吉、27日の楽天戦(サンマリン宮崎)で3回無失点だった二木も有力で、実質的な残りの枠は「1」。ここに新外国人左腕・ブランドンとドラフト3位・小島=早大=、種市が争う構図となっている。

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藤原、3万人超観衆の前で2戦連続の快音「いつにも増して嬉しかった」[報知]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が「7番・中堅」でスタメン出場し、27日の楽天戦(サンマリン宮崎)に続いて2戦連続安打をマークした。

5回1死の第2打席。山井との対戦でフルカウントから直球を中前にはじき返した。3万986人の観衆の目前で快音を鳴らしたルーキーは「観客の人達が入った中で、いつもより緊張感もありましたし、ヒットを打った時はいつもにも増して嬉しかった」と頬を緩めた。

9回先頭の第4打席では竜の守護神候補・鈴木博の初球、151キロの直球を捉えたが中直。惜しくも安打とはならなかったが「速いボールをしっかり打ち返せたのは今後につながるかなと思います」と収穫を得た様子だった。

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高浜、オープン戦初戦で代打V打「抜けてくれと思った」[報知]

ロッテ・高浜卓也内野手(29)が決勝打を放った。

0−1の6回。同点に追いつき、なおも1死二、三塁のチャンスで代打で登場すると、前進守備の一、二塁間を破る決勝の2点適時打。1ボールからの2球目のフォークを仕留めた。「抜けてくれと思った。変化球を打てたのはよかったけど、その次の打席(一ゴロ)ももっと内容のある打席にしたかった」と手応えと反省を口にした。

これで対外試合は19打数9安打で打率4割7分4厘、3本塁打、6打点と好調をキープしている。

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ボルシンガー、3回1失点、開幕2戦目へ仕上がり順調[報知]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手(31)が先発し3回2安打1失点。順調な仕上がり具合を示した。

開幕2戦目となる3月30日の楽天戦(ZOZO)の先発が有力視される右腕は、初回こそリリースポイントの位置が定まらずに制球を乱して失点したが、2、3回はそれぞれ3人で片付けた。

来日2年目の助っ人は昨季に引き続き今季も「土曜日の男」としてデーゲームで先発する予定だ。

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ドラ1藤原、OP戦開幕打!根尾より先に竜本拠地で快音[報知]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が「7番・中堅」でスタメン出場し、27日の楽天戦(サンマリン宮崎)に続いて2戦連続安打をマークした。

5回1死の第2打席。山井との対戦でフルカウントから直球を中前にはじき返した。

中日の同1位で高校時代のチームメートだった根尾が1月下旬に右ふくらはぎを肉離れし、2軍調整中。初対戦はお預けとなったが、ライバルよりも先に竜の本拠地で快音を響かせた。

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井口監督、引退の岩瀬へ惜別メッセージ「同級生の誇り」[報知]

ロッテ・井口資仁監督(44)が中日・岩瀬への思いを語った。同じ1974年世代の名投手の引退試合前に「同級生として誇りに思いますし、登板数(1002試合)も含めて、なかなかできない記録を打ち立てた。そういう意味では今日、最後の姿を見られてよかった」と話した。打順は“はなむけ”オーダーとして1番に「1番いい打者を」という計らいで井上を起用した。

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ロッテ・ドラ1藤原、オープン戦初安打、井口監督「いいアピール」[デイリー]

ロッテのドラフト1位の藤原(大阪桐蔭)が5回、オープン戦初安打を放った。ベテラン・山井の速球を中前へ。「芯で捉えられた。いつにも増して嬉しかった」。

9回の第4打席は鈴木博の151キロに振り負けず、いい当たりの中飛。藤原は「速い球をしっかり打ち返せたのは今後につながる」と話し、井口監督は「いいアピールをしている」と評価した。

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