ロッテは小島が3回を本塁打の1失点とアピールした。中村奨は1号2ランで成長ぶりを見せた。日本ハムは開幕投手の上沢が4回5安打3失点で制球に課題を残した。浅間が4安打と気を吐き、近藤は2本の適時打で順調さを示した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 10 |
北海道日本ハム | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 7 |
ロッテ・ブランドン・レアード内野手がシフトの裏をかいて移籍後1軍初安打をマークした。
4日に1軍に合流し、6番三塁で先発出場。2回先頭の第1打席、昨季まで4年間在籍した古巣日本ハムは、内野手を三遊間に3人配置する“レアード・シフト”を敷いた。「僕が引っ張る打者だっていうのはみんな知ってる。うまく空いてるところに打てた」と右前打でチャンスメークして、3点目のホームを踏んだ。
ロッテのドラフト3位、小島和哉投手(22=早大)が1軍戦デビューを果たし3回を2安打1失点4K。井口資仁監督のコメント。
「いい球だった。まだ(開幕ローテの)可能性は残ってますし、最後しっかりアピールして欲しい」。
また間違えられちゃった!ロッテのドラフト3位、小島和哉投手(22=早大)が5日、日本ハムとのオープン戦で1軍戦デビューを果たした。4回、いざ出陣!というタイミングで流れた場内アナウンスに、関係者がざわついた。
「ピッチャー、涌井に代わりまして『こじま』」。
「緊張して全然気付かなかった」と笑うが、名字は「おじま」。NPB打者との初対戦で、名刺代わりの堂々たる投球を披露した。
テーマは直球。ストライク先行で腕を振り、空を切らせた。3回9アウトのうち4つが三振。ポーカーフェースで左打者の内角を突き、5回は3番からの中軸を3者凡退に抑えた。中島卓にタイミングが合っていると感じれば、次打席でクイック気味に投げる器用さも見せた。一方で48球の間にプロの厳しさも知った。
6回先頭の大田に甘く入った128キロを場外に運ばれた。「(捕手の)田村さんはボールでもいいと。僕がストライクを取りにいった。想定外をさらに超えました。あそこまで飛ばされたことはない。勉強になりました」と恐れ入った。
開幕ローテは実質残り1枠。次回は4、5回を先発する予定で、井口監督は「いい球だった。まだ可能性は残ってますし、最後しっかりアピールしてほしい」と期待。小島は「毎日がアピール。またアナウンス間違えられたらやばいですもんね」。少し恥ずかしそうに「おじまだよっ!」と突っ込んだ。
ロッテ・ブランドン・レアード内野手がシフトの裏をかいて移籍後1軍初安打をマークした。
4日に1軍に合流し、6番三塁で先発出場。2回先頭の第1打席、昨季まで4年間在籍した古巣日本ハムは、内野手を二遊間に3人配置する“レアード・シフト”を敷いた。「僕が引っ張る打者だっていうのはみんな知ってる。うまく空いてるところに打てた」と右前打でチャンスメークして、3点目のホームを踏んだ。
ロッテは6日、濱田重工株式会社(本社:福岡県北九州市戸畑区牧山1丁目1番36号、代表取締役社長:松本豊)と、エリアネーミングライツ契約ならびにオフィシャルスポンサー契約を締結したと発表した。
これにより、今季ZOZOマリンに新設された席種、ダグアウトボックスの名称が「濱田重工120周年記念ダグアウトボックス」に決まった。期間は3年間。同席は一、三塁側のダッグアウト真後ろ上部に設置された5人グループ席(計100席)で、チームと一体感を味わえる。防球ネットで打球対策も取られており、全席テーブル付き。
覚えてください、オジマだよっ!!ロッテのドラフト3位・小島(おじま)和哉投手(22)=早大=が、4回から2番手でオープン戦にプロ初登板を果たし、3回2安打1失点と好投。「(相手打者にとって)初見ということでまだまだですが、1打席でも抑えることができたので自信にしたい」と息をついた。
「ピッチャー涌井に代わりまして、『コジマ』」。
初マウンドは思わぬ“事件”で始まった。これまで何度もあったという名字の読み間違いだが、敵地の場内アナウンスでも間違われてしまった。
だが、当の本人は「緊張していて、気付かなかった」と苦笑い。出所の見にくいフォームから切れのある直球と緩急を武器に、昨季打率.323の好打者・近藤らから4奪三振。6回先頭の大田に特大アーチを浴びたが、それ以外は危なげなく投げ切った。
奮起する材料もある。「コジマだよっ!!」のツッコミで有名なお笑いコンビ、アンジャッシュの児嶋(こじま)一哉とは1文字違い。プロ初勝利を挙げた際には「コジマじゃないよ。オジマだよっ!!Tシャツ」の発売が予定されている。
井口監督は「可能性は残っているので、最後までアピールして欲しい」と、新人ながら開幕ローテーションの候補であることを認めた。「自分は毎日がアピール」と小島。快投とともに全国に「オジマ」をアピールする。
オフに日本ハムから移籍したレアードが、古巣相手のオープン戦初打席で右前打を放った。「ワクワクしながら球場に向かった」という新助っ人は、試合前に先発の上沢に対し、初球は直球を要求する一幕も。2回の打席では内野陣が大きく左に寄るシフトをしかれたが、「逆らわずに打てた」と外角高めの直球をはじき返し、とびきりの笑顔を見せた。
ロッテのレアードが古巣の日本ハムとの試合でオープン戦に初出場し、2回に上沢から右前打を放った。試合前には昨季までのチームメートらと談笑し、旧交を温めた。新天地での第一歩を「ワクワクした気持ちで来た。(なじみのある)鎌ケ谷でスタートできて嬉しい」と喜んだ。
引っ張る打球を警戒されて二塁と三塁の間に3人の内野手が入る守備シフトを敷かれた。今後も研究されそうだが「しっかり捉えてヒットを打つだけ」と笑い飛ばした。
これがオジマだよっ!!ロッテのドラフト3位・小島(おじま)和哉投手(22)=早大=が6日、日本ハムとのオープン戦(鎌ケ谷)に2番手で登板。オープン戦初マウンドで3回を2安打1失点、4奪三振の好投を見せた。
1イニング目の4回、簡単に2死を取ったが、9番・中島卓の得意とするファウル打ちで4球粘られ、四球で出塁を許した。続く1番・浅間に二塁への内野安打を打たれたが、冷静に2番・西川を一ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。
5回は3番・近藤から空振り三振を奪うなど三者凡退に封じた。6回、先頭の大田に甘く入った変化球を左越えに運ばれ、特大のソロを浴びたが、崩れることなく7番・谷内を一ゴロ、代打の森山、9番・中島卓を連続三振に斬って予定の3回を投げきった。
2月27日に2軍のゴールドジムとの練習試合で先発し、3回1安打無失点、4奪三振と好投。1軍のマウンドでも堂々としたピッチングを披露し、開幕ローテ入りへ名乗りを上げた。
ロッテ・涌井秀章投手(32)が6日、日本ハムとのオープン戦(鎌ケ谷)に先発。オープン戦初登板で3回を投げ、6安打3失点だった。
1回先頭から3連打を含む5安打を打たれ、いきなり2点を失ったが、2回は立ち直り三者凡退斬り。しかし、3回に近藤に左中間適時二塁打を浴びて再び失点した。
対外試合初登板となった2月26日のオリックスとの練習試合(SOKKEN)では、2回を4安打2失点。先発が内定している2カード目の敵地初戦、4月2日の昨季王者・西武戦(メットライフ)に照準を合わせ、調子を上げていく。
日本ハムからロッテに今季新加入のブランドン・レアード内野手(31)が6日、古巣・日本ハムとのオープン戦(鎌ケ谷)に「6番・三塁」で初先発し、2回の第1打席で右前打を放った。
前日5日の全体練習から1軍に合流したレアードは、新天地での1軍初打席でいきなり初球をジャストミート。元同僚の日本ハム・上沢の高めの直球を鮮やかに右前に運んだ。
4年間過ごした古巣との対戦。試合前から昨年までのチームメートと何度も挨拶を交わし、談笑。スタンドのファンからの呼びかけにも「おはよー!!」と笑顔で応えるなど、人気は健在だった。
慣れ親しんだ日本ハムに別れを告げ、レアードが新天地での歩みを進めた。
ロッテの平沢大河内野手(21)が3日、日本ハムとのオープン戦(鎌ケ谷)に「2番・遊撃」で先発。1回1死走者なしの第1打席で右前打を放ち、オープン戦3試合連続安打を記録した。
遊撃手の定位置奪取を目指す今季は、最初の対外試合、2月9日の台湾・ラミゴ戦で1本塁打3打点と好スタートを切ったが、そこから11試合で打率.192と苦戦。それでも練習から強いライナー性の打球を意識し復調し、オープン戦打率は3試合目の第1打席終了時点でついに.600(10打数6安打)に達した。
右膝の故障で2軍調整が続いていた昨年の正遊撃手、藤岡裕が9日の中日戦(ZOZOマリン)にも合流予定。最終盤を迎える競争を勝ち抜くために、21歳の若武者がアピールを続ける。
ロッテは6日、日本ハムとのオープン戦(鎌ケ谷)を行い、1回1死一塁から「3番・二塁」で先発した中村奨吾内野手(26)が、左翼場外へ飛び込む2ランを放ち、2点を先制した。
特大のアーチが飛び出した。1回、1死から好調の2番・平沢がオープン戦3試合連続安打となる右前打で出塁すると、続く中村が、日本ハムの今季開幕投手を務める上沢の3球目の甘く入った直球を完璧に捉えた。
このオフは、「パワーアップ」をテーマに、下半身を中心に強化。体重は5キロ増の88キロとなり「周りからも大きくなったといわれる。去年まで着ていた服もきつくなった」と成長を実感する。「去年は長打もそこまで打てなかった。力強い打球を意識していけば、外野の間を抜けたり、角度がつけばホームランも増えてくる」と練習を続けてきた成果を、オープン戦3試合目でしっかりと示した。
ロッテの新外国人レアードが打席に入ると、日本ハムの二塁手・谷内は二塁ベース後方の三遊間寄りに移動した。2回無死。一、二塁間ががら空きになる極端なシフトに対し、助っ人は初球の外角直球を右前へ。打球は誰もいないところをライナーで抜けていった。
「向こうのシフトに対して空いているコースに逆らわずに打てた」。先頭打者。強引に引っ張らず、出塁を意識した打撃で日本ハムの策に対抗した。昨季まで4年間在籍した相手。自身のオープン戦初打席でいきなりシフトを敷かれたが「僕が引っ張る打者というのは分かっていると思う。驚きはしなかった」と冷静に振り返った。
対する栗山監督は「(レアードの)打球方向を知っているから、どの程度(のシフト)でどうなるか。データを取っていかないと」。全てはシーズンに向けた布石。試合前は挨拶を交わすなど旧交を温め合った両者だが、レアードも「シーズンでもやってくるだろうし、対応したい」と古巣の手の内は読んでいる。
レアードは昨季105安打のうち右方向への安打は8本(左=61本、中=36本)だけ。割合はわずか7.6%だった。全ての打球方向を見ても左=159本、中=106本に対して右は45本。日本ハムに在籍した4年間の通算でも、479安打のうち右方向へは53本(左=282本、中=144本)だけで、基本的には引っ張り中心の打者といえる。
オジマだよっ!の好投だ。ロッテのドラフト3位・小島和哉投手(22=早大)が6日、日本ハム戦でオープン戦初登板。2番手で3回を2安打1失点、毎回の4三振を奪った。登場の際には場内アナウンスで「コジマ」と間違えられるハプニング。開幕ローテーション入りに前進した新人左腕は、その投球とともに「オジマ」の読み方も全国のファンにアピールする。
もはや持ちネタ。試合後、小島はテレビカメラに向かって「オジマだよっ!」と全力でツッコミを入れた。これまで間違えられ続けてきたという自身の名字の読み方。オープン戦初登板でも思わぬ悲劇に見舞われた。
「ピッチャー涌井に代わりまして“コジマ”」−。4回、2番手としてマウンドに上がる際の場内アナウンス。本人は「ホントっすか?緊張して分からなかった」と振り返ったが、ハプニングを吹き飛ばす好投だった。
「初球からどんどんストライクが取れた。空振りも奪えたし、自信につなげたい」。
4、5回は無失点。6回に大田に一発を浴びるも、1死後には代打・森山、中島を連続で3球三振に仕留めた。直球は最速143キロ。同じ左腕である元巨人・杉内(現巨人ファーム投手コーチ)や、早大の先輩であるソフトバンク・和田を手本に「7〜8割のイメージで投げて力勝負にいかない」と、ゆったりとしたフォームながら打者の手元で伸びる。井口監督も「真っ直ぐが切れていた」と高評価。開幕ローテーション入りへ「可能性は残っている。最後までアピールして欲しい」と期待を寄せた。
小島和哉。「コジマだよっ!」のネタを持つお笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉とは「お」と「こ」が違うだけで名前の「かずや」まで一緒だ。児嶋からはテレビ番組を通じ「オジマだよっ!」の突っ込み芸も伝授されていた。球団も「オジマだよっ!」Tシャツの発売を検討している。浦和学院で13年春の甲子園優勝投手。早大では東京六大学リーグ通算22勝を挙げた。アマでは実績十分だが「アナウンスを間違えられたらヤバい。まだアピールが足りないですね」と苦笑いだ。
5回終了時に日本ハム球団関係者からアナウンス室に指摘が入り、ウグイス嬢は「ミスです。すみません」。降板の際のアナウンスは「オジマ」と訂正してもらった。次回登板は先発で4〜5イニングを投げる予定。これからはプロの世界で、「オジマ」の名前を存分に売りまくる。
日本ハム戦に先発したロッテ・涌井は、3回6安打3失点とピリッとしない内容だった。
初回に先頭・浅間からの3連打で先制点を献上。この回だけで5安打を許して2点を失った。
3回には先頭・西川に四球を与え、続く近藤に左中間への適時二塁打。井口監督は「ちょっと物足りなさすぎる。調子を上げてもらわないと困る」と奮起を促していた。
ロッテ・中村が侍ジャパンへの合流を前に好調ぶりをアピールした。
日本ハム戦の初回、1死一塁で上沢の141キロの直球を左翼へ先制2ラン。8回には2死無走者から左前打で出塁し、そこから一気に7点を奪う逆転劇の起点となった。
「状態はいい時も良くない時もあったけど、まだまだ上がると思う」。
8、9日にはメキシコとの強化試合(京セラドーム)を控え、7日には侍ジャパンに合流する。「いつも通りに、チームのためのプレーをしたい」と、日の丸を背負っての奮闘を誓った。
ロッテのドラフト3位左腕・小島がオープン戦初登板。3回2安打1失点で4奪三振の好投を披露した。
開幕ローテーション入りを目指す先発テスト。井口監督は試合前に「先発として期待しているし、何とか長いイニングを投げて欲しい。どんな投球をするか楽しみ」と話していた。
2番手として4回のマウンドへ。いきなり谷内を空振り三振に仕留めるスタートを切った。その後に2死一、二塁のピンチを迎えたが、西川を一ゴロに仕留めた。
5回はリズム良く3者凡退。6回に先頭・大田に左翼への一発を浴びたものの、最後は代打・森山、中島卓を連続で3球三振に仕留めた。
ベンチの期待に応える好投。しかしマウンドに上がった際には、場内アナウンスで「ピッチャーは涌井に代わりまして、コジマ」と紹介されてしまった。読みは「オジマ」。これまでも間違えられることが多く、球団は「コジマじゃないよ。オジマだよっ!Tシャツ」の発売も検討している。
シーズンでは1軍でフル回転し、誰からも「オジマ」と呼ばれるよう一気に名前を広める。
ロッテは6日、濱田重工株式会社(本社・福岡県北九州市)とエリアネーミングライツ契約ならびにオフィシャルスポンサー契約を締結したと発表した。
この契約により、今季から新たに設置された一、三塁ベンチ上の観戦エリアは「濱田重工120周年記念ダグアウトボックス」との名称に決まった。ダグアウトボックスは計100席のグループ席で、ベンチの選手が間近にいるため一体感を味わえる。全席テーブル付き。
ロッテ・ドラフト3位小島(早大)が日本ハムとのオープン戦で4回からマウンドへ。場内アナウンスで本名の「オジマ」ではなく「ピッチャーは涌井に代わりましてコジマ」のコールにもめげることなく3回を1失点と先発入りへアピールした。
強気が持ち味の小島だがオープン戦初登板の緊張もあり「全然何も聞こえませんでした」。それでも最初の打者、谷内から変化球で空振り三振を奪い、緊張感は消えた。2死一、二塁から西川を一ゴロに仕留めた。
3回を被安打2で1失点。近藤、森山、中島からも三振をマークした。全て空振りだった。「150キロが出る投手ではない。7、8割で体の切れで投げるのが1番です」。
140キロ前後の真っ直ぐと多彩な変化球を操る。制球力とテクニックが持ち味だ。
好結果の中にホロ苦さもあった。6回、大田に浴びた一発は左翼場外弾だった。「あそこまで飛ばされたのは初めてです。想定外を超えていた」。
昨季、チームの先発左腕は土肥の2勝止まりで、“左日照り”は深刻だ。井口監督は「いい球を投げていた。次は長くなるでしょう」と先発テストのハードルを上げる。
プロ入り後の決まり文句は「コジマじゃない。オジマです」。先発陣へ近づくたびに認知度は増すはずだ。
ロッテは6日、濱田重工株式会社(本社・福岡県北九州市戸畑区牧山1丁目1番36号、代表取締役社長・松本豊)とエリアネーミングライツ契約とオフィシャルスポンサー契約を結んだと発表した。
これを受けて、今季から新たな観戦エリアとしてダッグアウト上に設置された新シート・ダッグアウトボックスの一、三塁側両方の名称が『濱田重工120周年記念ダグアウトボックス』(19年から3年間)に決まった。
ダッグアウトボックスは一、三塁側のダッグアウト真後ろ上部に新設されたグループ席(5人席)で計100席。ダッグアウトにいる選手が間近でチームと一体感を味わえる。
前には防球ネットを設置。打球対策も取られており、全席テーブル付になっている。