わたしはかもめ2019年鴎の便り(4月)

便

4月6日

福岡ソフトバンク3−7千葉ロッテ(ヤフオクドーム)

ロッテは1−1で迎えた3回表、加藤の2打席連続本塁打となるソロで勝ち越す。さらに中村奨のソロ、レアードの2ランが飛び出すなど、この回一挙6点を奪い試合を優位に進めた。先発・二木が6回2失点で今季初勝利。敗れたソフトバンクは、先発・ミランダが誤算だった。

123456789R
千葉ロッテ1060000007
福岡ソフトバンク1000011003

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「しっかり振れば入る」/井口監督[ニッカン]

ロッテが4本塁打で快勝。井口資仁監督のコメント。

8試合で18本塁打について。

「球場が狭くなって、しっかり振れば入るというのはみんなわかったと思う」。

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ロッテ4発鷹KO「新設戦略部」効果322発ペース[ニッカン]

ロッテ打線が止まらない。5日に3本塁打でソフトバンクを破った勢いそのままに、この日も4本のアーチをかけた。

加藤翔平外野手(28)が2打席連続の本塁打を放てば、中村奨吾内野手(26)は2戦連続弾。ブランドン・レアード内野手(31)もリーグ単独トップの6号2ランを放つなど7点を奪い快勝した。

初回、1死から2番加藤は初球を狙い澄ました。ソフトバンク先発ミランダの145キロの直球を左翼テラスにたたき込む3号ソロ。「毎日、行木(なめき)スコアラーと話をして『どうやって相手投手を打ち崩していくか』とか、いい話し合いができている。曖昧ではなくて狙い球をしっかりと絞って打ちにいけている」。続く3回の第2打席でも4号ソロを放った。

なぜ今季のロッテはこれほど本塁打が出るのか?理由の1つは新設された「ホームランラグーン」にある。ここまで本拠地開催は3試合のみと、直接的な恩恵はあまり受けてないが、井口監督は「球場が狭くなって、しっかり振れば入るというのはみんな分かったと思う」と意識の変化による効果を口にした。

また「チーム戦略部」の新設も要因だ。メジャースカウト経験者ら6人の統計アナリストを配置し、昨季まで楽天に所属した行木スコアラーを招いた。その分析をもとに、毎試合前に15分程度のミーティングを行う。「どんな球種があって、どういうボールの使い方をしてくるかとか。簡単なんですけどそれが頭に入るだけで変わることもある」と同スコアラー。井口監督も「絞り球を自分達で決めて自分たちのスイングができている。狙い球を決めた結果、積極的に振れている」と専門部隊の分析効果を認めた。

2つの理由による意識改革で、各打者の頭の中が整理された。昨季は12球団ワーストの78本塁打だったチームが、今季はもう18本。322本ペースだ。

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ロッテ二木窮地救う1勝、8戦目で先発投手に初白星[ニッカン]

開幕8戦目で初めて先発投手に勝ち星が付いた。ロッテ二木康太投手が再調整中のボルシンガーに代わり先発。

6回4安打2失点と好投し5三振を奪った。「先発の仕事ができてよかった。これからシーズン最後まで抹消されたりせず(先発で)回っていけるように頑張りたい」。先発投手で5回以上投げたのは開幕投手の石川のみ。その石川も腰痛で抹消された危機を救った。

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ロッテ藤原プロ初打点「甘かった」遅い球狙い打ち[ニッカン]

ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手がプロ初打点を挙げた。3回2死満塁、カウント0−2から右中間へ力強く打ち返した。

打球はスライディングキャッチを試みたソフトバンク上林のグラブからこぼれ、右前2点適時打となった。「いいところで決められた。あの球は甘かったので」と汗をぬぐった。

第1打席、第2打席ともに追い込まれてからの落ちる変化球にバットが空を切っていた。「打ったのは多分チェンジアップ。2打席(連続で)三振をしていたので、そのチェンジアップを頭に入れていきました」と失敗はくり返さなかった。試合開始前までは14打数1安打、打率7分1厘と苦しんだ。3月29日の楽天との開幕戦以来の安打はプロ初打点となり「何というか、良かったです」と笑顔。奮闘を続ける18歳は4試合ぶりのスタメン出場のチャンスをものにした。

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ロッテ藤原2点適時打でプロ初打点、3回まで4発[ニッカン]

ロッテの打線が止まらない。5日に3本塁打でソフトバンクを破った勢いそのままに、この日も3回までに4本のアーチをかけた。

まずは初回、1死から加藤翔平外野手が3号ソロを放てば、3回にも4号ソロ。続く中村奨吾内野手も2試合連続となる5号ソロ、四球を挟んで5番レアードも6号2ランを放った。

極めつきは4試合ぶりに「1番中堅」で出場した藤原恭大外野手。2死満塁からプロ初打点となる2点適時右安打で3回に一挙6点を挙げた。

チーム本塁打数は12球団断トツの18本。昨季は12球団ワーストの78本塁打だったが、今季はロッテの長打力から目を離せない。

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ロッテ藤原プロ初打点「良かった」開幕戦以来の安打[ニッカン]

ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18)がプロ初打点を挙げた。3回2死満塁、右中間へ力強く打ち返した打球はスライディングキャッチを試みたソフトバンク上林のグラブからこぼれた。走者2人がかえり、右前2点適時打となった。

「打ったのは多分チェンジアップだと思います。2打席(連続で)三振をしていたので、そのチェンジアップを頭に入れていきました。何というか、良かったです」。試合開始前までは14打数1安打、打率7分1厘と苦しんだが、3月29日の楽天との開幕戦以来の安打に笑顔が出た。

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ロッテ加藤2打席連発!中村奨吾、レアードも一発[ニッカン]

ロッテ加藤翔平外野手(28)が2打席連続弾を放った。まずは初回1死、先頭の藤原が三振に倒れた直後の初球、ソフトバンク先発ミランダの直球を左翼テラスにたたき込んだ。「初めての対戦でしたがストレートもチェンジアップもいい投手なのでしっかり絞っていきました。クリーンアップが調子が良いのでとにかく塁に出ることを考えていました。ホームランは本当にたまたまです」と話した。

3回1死の第2打席でも初球の変化球を左翼ポール際へ運んだ。

続く3番中村奨吾内野手の2試合連発となる5号ソロ、5番レアードの6号2ランと3回に一挙3本塁打が飛び出した。チーム本塁打数は12球団断トツの18本。昨季は12球団ワーストの78本塁打だったが、今季はロッテの長打力から目を離せない。

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ロッテ井上が登録抹消、23打数1安打と極度の不振[ニッカン]

ロッテ井上晴哉内野手(29)が6日、出場選手登録を抹消された。

昨季24本塁打を放ち、今季も不動の4番として期待されたが23打数1安打、打率4分3厘と極度の不振に陥った。4日からはスタメンを外れていた。井口監督は「10日で調子を上げて欲しい。4番の抹消は痛いけど、本来の調子を取り戻して欲しい」と話した。

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まさにマリン弾打線!ロッテ、開幕8戦もう18発、昨季12球団最小78発が大変身[サンスポ]

春の珍事とはいわせない。ロッテが4本塁打で圧倒。昨季日本一のソフトバンクに連勝だ。

「チェンジアップがくると思っていた。打った瞬間、手応え十分だった」と胸を張ったのはレアード。1−1の3回、加藤と中村奨の連続ソロで勝ち越し、なお1死一塁から、左翼席中段へ、12球団単独トップに立つ6号2ランを放った。

昨季は12球団最少の78本塁打に終わった打線が、同最多の202発を誇ったソフトバンクにアーチ攻勢で打ち勝った。球団最多となる開幕8戦18本塁打に、井口監督も「去年まではちょっと考えられない数が出ている」と驚きを隠せない。

日本ハムからやってきた2016年の本塁打王、レアードは球団最多の開幕8戦6発。ただ、量産の要因は助っ人だけではない。今季から、2億円規模の投資で「チーム戦略部」を新設。楽天から加入した行木(なめき)チーフスコアラーら6人のアナリストの分析を受け、加藤はこの日、いずれも初球打ちで2打席連発。「曖昧ではなく、狙いを絞って打ちにいける」と感謝した。

本拠地ZOZOマリンに外野フェンスが最大4メートル手前にせり出す「ホームランラグーン」が完成したこともあり、秋季キャンプから「強く、大きなスイング」を指導してきた大村打撃コーチも「みんなの能力が発揮されている」と目を細めた。昨季24本塁打の井上が打率.043と不振でこの日2軍落ちとなりながら、チームは本塁打を量産。破壊力を増した新ロッテ打線の勢いは止まらない。

中村奨(3回に2試合連発となる5号ソロ)
「タイミングをしっかりとれているから、初球から打ちにいけている。」
データBOX
(1)
ロッテ・レアードが今季6号。開幕からチーム8試合で6本塁打以上は2014年のオリックス・ペーニャ以来5年ぶり。ほかに近年では00年のダイエー・小久保裕紀、09年の阪神・金本知憲(7本)が記録。ロッテ(前身球団を含む)では1985年の落合博満、91年のディアズの4本を抜く最多となった。
(2)
ロッテで開幕戦からチーム8試合連続本塁打は85年と並ぶ最多で、開幕戦から8試合で合計18本塁打は50年の15本を抜く最多となった。

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4試合ぶり先発のロッテ・藤原がプロ初打点[サンスポ]

D1位・藤原(大阪桐蔭高)が4試合ぶりに「1番・中堅」で先発。3回の第3打席で右前へ2点打を放ち、プロ17打席目で初打点を記録した。「芯で打てた。いいところで決められて、何というか、よかったです」。その前の2打席はともに変化球に対して空振り三振に倒れていたが、対応力を発揮し、開幕戦以来7試合ぶりの安打をマークした。

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ロッテD1・藤原がプロ初打点「チェンジアップを頭に入れていた」[サンスポ]

ロッテのドラフト1位新人の藤原が3回に2点適時打を放ち、プロ初打点をマークした。2死満塁からミランダの変化球を右翼へ運んだ。「打ったのは、多分チェンジアップ。2打席続けて三振していたので、そのチェンジアップを頭に入れていた」と話した。

安打を記録するのは、3月29日の開幕戦以来。「1番・中堅」で初めてフル出場を果たしたが、5打数1安打の結果に満足する様子はなかった。

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ロッテ・二木が“投壊”救った!開幕8千目ようやくチーム初QS達成[サンスポ]

ロッテの二木康太投手(23)が6日、ソフトバンク2回戦(ヤフオクドーム)で今季初先発し、6回4安打2失点の2失点の好投で、開幕8試合目でチーム初のクオリティスタート(6回以上を投げて、自責点3点以内)を達成した。

「先発の仕事という意味ではよかった。序盤にあれだけのリードをもらったので、投げやすかった」。

1回に2番・今宮に左越えソロを浴びたが、テンポのいい投球で追加点を与えず。6回無死一、二塁のピンチから3番・柳田に右前適時打を打たれたが、最少失点で切り抜けた。大量援護も味方に、今季のチーム最長となる6回を98球で投げ抜いた。

ここまで先発投手は開幕から全7試合で白星がつかず、開幕戦の石川を除く6試合は5回を投げ切れずに降板と苦しんでいた投手陣を、6年目の右腕が救った。

今季はオープン戦でのアピールに失敗し、開幕ローテ入りを逃した。しかし、この日先発予定だった昨季13勝のボルシンガーが左脇腹痛の影響で2日に登録抹消され、早くも巡ってきたチャンスでしっかり結果を残した。

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ロッテ、アーチ攻勢で連勝、昨季12球団最少78本塁打も今季は開幕8戦18本塁打[サンスポ]

ロッテは6日、ソフトバンク2回戦(ヤフオクドーム)に7−3で勝利。前日の3本塁打に続いて、この日は4本塁打。昨季12球団最少の78本塁打に終わったロッテ打線が、同最多202本塁打を誇ったソフトバンクにアーチ攻勢で連勝を飾った。

1回に2番・加藤が先制の3号ソロを放つと、3回再び加藤が2打席連発の4号ソロ。続く3番・中村奨も2試合連発となる5号ソロを放った。勢いは止まらず、6番・レアードの12球団単独トップに立つ6号2ランも飛び出した。

チームは1985年の球団記録に並ぶ、開幕から8試合連続本塁打。昨季は42試合目で到達した18本塁打に、今季はわずか8試合目で到達。12球団でもトップを独走している。

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ロッテ・藤原、プロ初タイムリー「何というか、よかったです」[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が6日、ソフトバンク2回戦(ヤフオクドーム)に、「1番・中堅」で4試合ぶりの先発出場。3回に右前2点打を放ち、プロ初打点を記録した。

「打ったのは、多分チェンジアップ。2打席三振をしていたのでそのチェンジアップを頭に入れていきました。何というか、よかったです」。

1、2打席目はともにソフトバンク先発・ミランダの変化球に対して空振り三振に倒れていたが、5−1の3回2死満塁での第3打席、2ストライクと追い込まれてからの3球目の甘く入ったボールを捉えた。快音を残した打球は、右翼手・上林がスライディングキャッチを試みるも、わずか手前で弾み、2走者が生還。3月29日の開幕戦以来7試合ぶりの安打は、メモリアルな一打となった。

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ロッテ・レアード、12球団トップ6号!「打った瞬間、手応え十分」[サンスポ]

ロッテは6日、ソフトバンク2回戦(ヤフオクドーム)の1−1の3回に、1イニング3本の本塁打が飛び出し、4点を勝ち越した。

まずは1死から2番・加藤翔平外野手(28)が、第1打席に続いて右打席からまたも初球を振り抜き、左翼ポール際に飛び込む2打席連発の4号ソロ。「打ったのはスライダーかカーブ。二木も頑張っているので、楽に投げてもらえるように」と笑顔をみせた。

さらに続く3番・中村奨吾内野手(26)は、逆方向の右翼テラス席へとたたきこむ2者連発の5号ソロ。前日の2本塁打に続く2試合連発に「加藤さんの勢いに乗って打たせてもらいました」。

4番・角中が四球で出塁すると、とどめは今季から新加入の5番・ブランドン・レアード内野手(31)が左翼席へ完璧な一振り。12球団トップに立つ6号2ランを放ち「打ったのはチェンジアップ。チェンジアップが来ると思っていた。打った瞬間、手応え十分だったよ。スシ、さいGO(最高、さあ、行こう)」とおなじみの“すしポーズ”を披露した。

この回3本塁打を含む5安打を集中し、一挙6得点。ソフトバンク先発・ミランダをノックアウトし、左翼席を黒く染めたロッテファンは大盛り上がりをみせた。

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ロッテ・藤原、7試合ぶり安打でプロ初タイムリー[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が6日、ソフトバンク2回戦(ヤフオクドーム)に、「1番・中堅」で4試合ぶりの先発出場。3回に右前2点打を放ち、プロ初打点を記録した。

1、2打席目はともにソフトバンク先発・ミランダの変化球に対して空振り三振に倒れていたが、5−1の3回2死満塁での第3打席、2ストライクと追い込まれてからの3球目の甘く入ったボールを捉えた。快音を残した打球は、右翼手・上林がスライディングキャッチを試みるも、わずか手前で弾み、2走者が生還。3月29日の開幕戦以来7試合ぶりの安打は、メモリアルな一打となった。

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ロッテ・加藤、右打席でも一発「本当にたまたま」[サンスポ]

ロッテの加藤翔平外野手(28)が6日、ソフトバンク2回戦(ヤフオクドーム)に「2番・右翼」で出場し、1回に左越えの3号先制ソロを放った。

「初めての対戦だったが、ストレートもチェンジアップもいい投手なので、しっかり絞っていった」。

1回1死走者なし、初対戦のソフトバンク先発・ミランダに対して、初球から振り抜いた。

昨季は0本塁打に終わったが、今季は開幕8戦目で早くも3発目。これまでの2発は左打席で放ったが、この日、右打席でも1号をマーク。「クリーンアップの調子がいいので、とにかく塁に出ることを考えていた。ホームランは本当にたまたまです」と控えめに振り返った。

この一打で、チームは球団タイ記録の開幕8試合連続で本塁打となった。

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ロッテが34年ぶり球団タイ記録、開幕8試合連続本塁打[サンスポ]

ロッテは6日、ソフトバンク2回戦(ヤフオクドーム)の1回、加藤翔平外野手(28)が左越えソロを放った。

これでチームは開幕から8試合連続で本塁打が飛び出し、1985年の球団記録に並んだ。

昨季は12球団ワーストの78本塁打に終わったが、今季は新加入のレアードが開幕から4試合連発を放つなど、すでにチーム15本目のアーチとなった。

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ロッテ、不振のアジャ井上が登録抹消、井口監督「本来の調子を戻すのが最優先」[サンスポ]

ロッテの井上晴哉内野手(29)が6日、この日先発する二木康太投手に代わって、出場選手登録を抹消されることが決まった。7日から2軍に合流する。

井口監督は試合前に「今日晴哉を抹消します。チームとしても4番がいなくなるのは痛いですけど、本来の調子を戻すのが最優先。そこは本人にも伝えてある。やっぱり4番として、ずっとドシッと打ってもらわなくちゃいけないので、10日間で何とか調子を取り戻してもらって、早く戻ってきて欲しい」と話した。

開幕4番を任された井上だが、ここまで打率.043(23打数1安打)、1打点0本塁打と大不振。4日の西武戦からスタメンを外れていた。

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ロッテ4発圧勝、12球団“弾トツ”18本塁打、驚異の年間321本ペース[スポニチ]

ロッテが6日、ソフトバンクを一発攻勢で圧倒した。2番の加藤翔平外野手(28)が2打席連続本塁打を放つなど、4本塁打で快勝。85年の球団記録に並ぶ開幕から8試合連続本塁打とした。チーム18本塁打は今季12球団断トツで、年間321発ペース。6戦合計で22本塁打が飛び出したこの日も、昨季両リーグ最下位の78本塁打だったロッテ打線の「変身」ぶりが際立った。

迷いがなかった。初回1死、加藤は左腕ミランダの初球145キロを左中間テラス席へ先制3号ソロ。1−1の3回1死、またも初球122キロスライダーに反応し、左翼席へ自身初の1試合2発となる決勝の4号ソロだ。

「2打席連発は1試合でやったことがない。ファンの方も驚いたと思いますが、僕が1番、びっくりです」。

両打ちの加藤は14年5月21日のヤクルト戦で石川から放って以来、5年ぶりの「右打席弾」。それも2発だ。プロ7年目、右打席が課題と言われ「(両打ちを)やめようと思うこともあった」と悩みもあったが「自分がぶれなければ大丈夫。積み重ねが大切だ」と心に誓いやってきた。

今季のロッテはこれだけでは終わらない。3回1死、中村奨も加藤に続き、初球145キロを右翼テラス席へ2試合連続の5号ソロ。一時的に本塁打王争いでトップに並んだ。だが、なお1死一塁、並ばれたレアードもすぐさま6号2ランだ。昨季12球団ワースト78本塁打だった打線が、不振で抹消の主砲・井上抜きで開幕8試合18発。まさに「ロッテ止まらぬアーチ♪」だ。

「昨年では考えられないくらい(一発が)出ている。アナリストが加わり、狙い球が決まり、自信を持って振れている」と井口監督。外野が最大4メートル前へ出た本拠地の「ホームランラグーン」の効果もあるが、今季は2億円で「チーム戦略部」を新設。楽天から移籍の行木(なめき)茂満スコアラーら約20人で「フライボール革命」を起こし、17年に世界一のアストロズをモデルに情報分析を行う。「毎日、行木さんと話し合い、狙い球を絞って打ちに行けます」と加藤。連勝したここ2試合で放った7発中5発が初球という超積極野球だ。

リー、落合がいた85年に並ぶ球団タイの開幕8試合連続本塁打。年間321発ペースは、プロ野球記録の259本塁打を放った04年の巨人をはるかにしのぎ、5月の連休明けにも昨季の78発を超える。ロッテの新たな「革命」が機能してきた。

◇プロ野球記録は04年巨人259本

ロッテが開幕から8戦連続本塁打。開幕から8試合連続本塁打は85年に並ぶ球団タイ記録。開幕に限らない球団最多は71年の20試合連続だが、どこまで迫るか。また、このままのペースなら年間321本塁打まで届く計算になる。球団記録71年の193本塁打、プロ野球記録の04年巨人の259本塁打も軽く上回るが、どうか。

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ロッテ、ドラ1藤原、プロ初打点にホッ、井口監督も評価[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・藤原がプロ初打点をマークした。4試合ぶりに「1番・中堅」でスタメン出場すると2打席連続三振で迎えた3回2死満塁、ミランダの128キロチェンジアップを右前打。3月29日の開幕戦(対楽天、ZOZOマリン)以来の安打は2点適時打となり、プロ17打席目で初打点がついた。

「2打席三振をしていたのでそのチェンジアップを頭に入れた。何というか、良かった」とホッとした表情。育成方針もあり、近日中に2軍へ合流させる方針の井口監督は「大きい追加点だった」と勝利に貢献した18歳の働きを評価していた。

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ロッテ、ボル代役二木6回2失点、今季初の先発投手白星[スポニチ]

ロッテは左脇腹痛のボルシンガーの代役・二木が、6回4安打2失点。開幕8試合目で先発投手に初めて白星がついた。6回以上、自責点3以下の「クオリティースタート」も今季チーム初。17年チーム最多勝右腕は「野手の皆さんが援護してくれ、“本塁打はOK”くらいの気持ちで投げることができた」と感謝を口にした。

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ロッテ、ドラ1藤原プロ17打席目で初打点!初々しくコメント「何というか良かったです」[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)が、プロ初打点を挙げた。

2日の西武戦(メットライフドーム)以来4試合ぶりのスタメン出場。2打席連続三振で迎えた3回2死満塁、左腕ミランダの128キロチェンジアップを右前打。3月29日の開幕戦(対楽天、ZOZOマリン)以来の安打は2点適時打となり、プロ17打席目で初打点がついた。

藤原は「打ったのは多分、チェンジアップだと思います。2打席三振をしていたのでそのチェンジアップを頭に入れていきました。何というか良かったです」と初々しく、コメントした。

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ロッテ・加藤、5年ぶり右打席弾!3回には2打席連発[スポニチ]

両打ちのロッテ・加藤が5年ぶりの「右打席弾」を放った。初回1死、左腕ミランダの145キロ直球を左中間ホームランテラス席に飛び込む3号先制ソロだ。「初対戦でしたが、直球もチェンジアップもいい投手なのでしっかり絞っていきました。クリーンナップの調子がいいのでとにかく塁に出ることを考えていました」と加藤。右打席では2014年5月21日のヤクルト戦で石川から放って以来の一発だった。

3回1死の第2打席でも再び、右打席で122キロスライダーを左翼席へ運ぶ2打席連続4号ソロ。自身初となる1試合2発と序盤から暴れまくった。

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ロッテ、34年ぶり球団タイの開幕8戦連続本塁打、初回に加藤が3号ソロ[スポニチ]

ロッテは6日、ソフトバンク戦で球団タイとなる、開幕から8試合連続本塁打を記録した。

ここまで開幕から7試合連続本塁打を記録していたロッテは初回、1死から2番・加藤が、ソフトバンクの先発・ミランダから左越え3号ソロ。1985年以来34年ぶりとなる8試合連続本塁打の球団記録に並んだ。

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ロッテ・藤原、4試合ぶりスタメン!指揮官が明言[スポニチ]

ロッテの井口資仁監督(44)は6日、ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)でドラフト1位・藤原恭大外野手(18)を2日の西武戦(メットライフドーム)以来4試合ぶりにスタメン起用することを明かした。

「藤原はスタメンで行きます。(ソフトバンクの先発ミランダは)左打者の方が、打率がいい」。

藤原はこれまで5試合に出場し、14打数1安打の打率.071。

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ロッテ・井上が登録抹消…井口監督「痛いが、取り戻して欲しい」[スポニチ]

ロッテの井口資仁監督(44)は6日、打率.043、1打点と不振を極める井上晴哉内野手(29)の出場選手登録を抹消することを明かした。

「抹消します。4番打者の抹消は痛いけど10日間で(調子を)取り戻して欲しい」。

昨季は133試合に出場し、打率.292、24本塁打、99打点。今季も開幕から5試合連続で4番を任されたが、5日の西武戦(メットライフドーム)からスタメンを外れていた。

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藤原が意地の一撃「芯で」13打席ぶり安打でプロ初打点[報知]

確かな感触が手に残った。ロッテのドラフト1位・藤原が意地の一撃を見舞った。5−1の3回2死満塁でミランダのチェンジアップを右中間に運んだ。「芯でしたね。いいところで決められた」。1、2打席目はともにチェンジアアップで空振り三振。打ち取られた球種と軌道を「頭に入れていた」とリベンジしてみせた。

3月29日の楽天との開幕戦(ZOZO)以来、13打席ぶりの安打。二者が生還しプロ初打点を挙げたルーキーに対し、井口監督も「何とかヒットになってよかった。大きな追加点になりましたね」と褒めていた。

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止まらぬアーチ♪…34年ぶり開幕8戦連発で321発ペース、量産3つの理由[報知]

昨季両リーグ最少78本塁打だったロッテが、考えられないような一発攻勢だ。4本のアーチで昨季日本一のソフトバンクに連勝した。1985年以来、34年ぶりの球団タイとなる開幕8試合連続本塁打をマーク。ここまで両リーグ最多18本塁打で、シーズン換算は驚異の321発ペースだ。アーチ量産の要因をロッテ担当の長井記者が探った。

桜満開の福岡で、ロッテが1試合4発の乱れ打ちだ。今季初の連勝を手にした井口監督も「去年まででは考えられない数」と一発攻勢に驚きの表情を見せた。11年から8年連続で2ケタ本塁打と慢性的な長打力不足だったチームが、34年ぶりに球団タイとなる開幕8戦連続本塁打。18発は12球団断トツ。アーチ量産の要因は3つある。

(1)[積極性]
3回の中村奨は1ボールからの2球目の直球を右翼テラス席へ。加藤は2発とも初球打ちだった。中村奨は5本中4本が、チーム全体では18本中10本が2球目までに捉えたアーチ。「初球からどんどん打ちにいっていい」という指揮官の指示が徹底されている。 加藤は、球団が今季から設置したチーム戦略部が提供するデータを元に「狙い球を絞って打てている」という。球種の多い投手でも初球の入りは甘くなりやすく、狙いが明確であれば打てる可能性が高まる。加藤は「アナリスト(分析担当)のデータを活用している。(チーフスコアラーの)行木(なめき)さんと、どうやったら相手投手を打てるか話し合っている」と明かした。
(2)[球場]
本拠地ZOZOでの開幕3連戦(対楽天)で、6本中3本が今季から設置された「ホームランラグーン」に飛び込んだ。昨季よりも外野が最大4メートル狭くなり「今までは広くて本塁打は打てないと思っていたが、強く振れば打てる」(中村奨)という自信がナインに浸透。
(3)[大砲の加入]
日本ハム時代の4年間で131本塁打のレアードが絶好調。3回には6号2ランでチーム3年ぶりの1イニング3発を完成させた。昨季チーム3冠王で24本塁打を放った井上が極度の不振で2軍降格したが、見事にカバーしている。

これまでのシーズン最多本塁打は04年巨人の259発。ロッテは現在、これを大幅に更新する321発ペースだ。 

ロッテ・コアラのマーチ♪ならぬ、ロッテ・止まらぬアーチ♪状態はまだまだ止まりそうにない、と見た。

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二木、6回2失点で初勝利、今季先発陣発のQS達成[報知]

ロッテ・二木康太投手(23)が6回4安打2失点の好投。開幕8戦目で初めて先発投手がクオリティースタート(6回以上自責3以下)を達成し、初白星がついた。

1−0の初回に今宮にソロを浴びたが、その後は140キロ台後半の直球とフォークを軸にゼロ行進。疲れが見え始めた6回に安打と四球で無死一、二塁のピンチを招くと、柳田に右前適時打を浴びた。それでも6回を投げ、仕事を全うした右腕だったが「先発の仕事という意味ではよかったですけど、もう1イニングいきたかった。6回のピンチを作らなければ行けたと思う」と反省を忘れなかった。

打線も3回に加藤、中村奨、レアードの3発などで一挙6得点。大量援護をもらい、「自分の投球だけに集中できた」と感謝した。

開幕ローテこそ逃したが、初登板初勝利で挽回の態勢を整えた二木。「ここからシーズン最後まで先発で回りたいです。1回も飛んだり、抹消もないように1年間ローテで回っていけるように頑張りたい」と決意を口し、球場を後にした。

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ドラ1藤原、プロ初適時打&打点「よかったです」[報知]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が「1番・中堅」でスタメン出場し、プロ初適時打、初打点をマークした。 5−1の3回2死満塁でミランダの甘く入ったチェンジアップを右中間に運んだ。3月29日の楽天との開幕戦(ZOZO)以来、13打席ぶりの安打で2者が生還した。初回先頭から2打席目まで執拗な変化球攻めで2三振。

「2打席三振をしていたのでそのチェンジアップを頭に入れていきました」と反省を生かしたルーキーは「何というか、よかったです」と控えめに喜んだ。

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アーチ攻勢!加藤&中村奨&レアードで3年ぶり1イニング3発[報知]

ロッテの“アーチ攻勢”が止まらない。

1−1の3回1死で加藤が初球のスライダーを捉え左翼席へ2打席連発となる4号ソロを放った。

「右打席でホームランを打ったのが多分14年以来だと思うので自分でもびっくりしています。二木も頑張っているので楽に投げてもらえるように、という気持ちです」。

続く中村奨は1ボールからの2球目の直球を右翼テラス席に運んだ。

2試合連続の5号ソロに「加藤さんの勢いに乗って打たせてもらいました」と前を打つ先輩に感謝した。

さらに角中が四球で出塁し、1死一塁からレアードがチェンジアップを左翼席に運ぶ6号2ラン。ダイヤモンドを一周した“すし職人”は「チェンジアップが来ると思っていた。打った瞬間、手応え十分だったよ。スシ、さいGO(最高、さあ、行こう)」と笑顔を見せた。

1イニング3本塁打は2016年5月11日のソフトバンク戦(ヤフオクD)の8回に4番・デスパイネ、6番・井口、7番・ナバーロがマークして以来。チームは初回の加藤の先制ソロで1985年以来34年ぶり、球団タイの開幕8試合連続本塁打となった。

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加藤、課題の右で今季3号、球団34年ぶり開幕8戦連続アーチ[報知]

ロッテ・加藤翔平外野手(28)が5試合ぶりの一発を放った。

初回1死でミランダの初球の直球を振り抜くと打球は左中間のテラス席に飛び込む今季3号ソロとなった。スイッチヒッターながら課題の右打席で結果を出し「初めての対戦でしたが、ストレートもチェンジアップもいい投手なので(狙いを)しっかり絞っていきました。クリーンナップが調子が良いのでとにかく塁に出ることを考えていました。ホームランは本当にたまたまです」と控えめに喜んだ。

この1本でチームは1985年以来の開幕8試合連続本塁打。34年ぶりの快挙となった。

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4番・井上、2軍降格…打率.043、極度の打撃不振[報知]

ロッテの井上晴哉内野手(29)が6日、出場選手登録を抹消されることになった。昨季は133試合で打率2割9分2厘、24本塁打、99打点のチーム3冠。いずれも自己最高の結果を残したが、今季は極度の打撃不振に陥った。2月1日の石垣島キャンプでの紅白戦から実戦13試合で73打席本塁打なし。「本人もここまで出ないのは初めて」というほど。シーズンに入ってからも7試合で、23打数1安打で打率4分3厘、0本塁打、1打点だった。

井口監督は「(再登録が可能となる)10日間で状態を上げて欲しい。4番の抹消は痛いけど本来の調子を取り戻して欲しい」と切に願った。

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ロッテ12球団“弾トツ”18発!昨季ワーストから一変、球団タイ開幕8戦連発[デイリー]

昨季12球団ワースト78本塁打のチームが、あの巨人も顔負けの重量打線に変身した。ロッテが開幕から続く一発攻勢を放つ。1回、加藤がソフトバンク・ミランダから左中間席に先制の3号ソロを運んで、開幕から8試合連続本塁打の球団タイ記録に並んだ。

3回にも加藤、中村奨、レアードがアーチ競演。序盤の4発で試合の行方を決め、ソフトバンクに連勝を飾った。本塁打は12球団トップの18本だ。

「練習から振れている。球場が狭くなったから、(選手は)しっかりと振れば入ると分かった」と井口監督。開幕3試合を戦った本拠地・ZOZOマリンの外野フェンス沿いには、昨季比で最大4メートル前となる「ラグーン席」が新設された。開幕3連戦は1勝2敗に終わったが、合計6本塁打。振り切れば強風にも負けない自信を持った。

昨年12月に2億円をかけて発足した「チーム戦略部」の存在も大きい。6人のアナリストを中心にデータを徹底的に分析。加藤は「データを活用して、どうやって崩していくか。曖昧にせずに使っている」と胸を張る。

井口監督も「絞り球を自分達のスイングで振っている」と効果を強調。この日、開幕から不調だった4番・井上を2軍に落としたが、ここは全員でカバーする。「これをずっと続けていければ」と指揮官。“春の珍事”とは言わせない。

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ロッテが4本塁打でソフトバンクに連勝、藤原は開幕戦以来の安打でプロ初打点[デイリー]

ロッテが加藤の2打席連発を含む4本塁打でソフトバンクに連勝した。また、ドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)が開幕戦以来となる安打が適時打となり、プロ初打点を記録した。

初回に加藤が3号ソロを放ち先制すると、同点とされた後の3回、ロッテが相手の先発・ミランダに猛攻撃を仕掛けた。

1死から加藤が4号ソロと中村奨が5号ソロと2社連続本塁打。角中が死球で出て、5番・レアードが6号2ランを放った。さらに、2四球と藤岡の安打の後に「1番・中堅」でスタメン出場していた藤原が0−2からフォークを捉えて右前に落とす2点タイムリーを放った。開幕戦以来のプロ入り2本目のヒットでプロ初打点をマークした。この回、一挙6得点で流れをつかんだ。

投手陣は先発の二木が6回2失点で勝ち投手となり今季初登板で初勝利。酒居、益田とつないで逃げ切った。負け投手はミランダで今季初黒星(1勝)。2回2/3を7失点と炎上した。

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ロッテ・ドラ1藤原がプロ初打点、ミランダから右前2点適時打[デイリー]

ロッテのドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)がプロ初打点を記録した。

3回、4点を奪ってなお2死満塁。4試合ぶりに「1番・中堅」でスタメン出場していた藤原が0−2から左腕ミランダのフォークを捉えて右前に落とす2点タイムリーだ。

3月29日の開幕戦(楽天)で第4打席に内野安打でプロ初安打を記録していた。

第1、2打席ともにミランダに1−2と追い込まれてのフォークを空振り三振していたが、第3打席目でキッチリと対応した。

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ロッテの井上が登録外れる、打率4分3厘と不振[デイリー]

ロッテの井上が6日、出場選手登録を外れた。昨季は24本塁打で99打点と飛躍し、6年目の今季は開幕から4番を任されたが、23打数1安打の打率4分3厘と極度の不振に陥っていた。

井口監督は「チームとしては痛いが、本来の調子を取り戻して欲しい」と説明した。

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ロッテ・井上が2軍落ち、打率.043と不振、井口監督「調子を取り戻して」[デイリー]

開幕戦で4番に座ったロッテ・井上晴哉内野手(29)が6日、出場選手登録を抹消された。ソフトバンク戦の試合前、井口監督が「(井上)晴哉を抹消します」と話した。

井上は昨季、打率.292で24本塁打、99打点をマーク。今季も主砲としてさらなる飛躍が期待されたが、開幕5試合で21打数1安打と不調に陥っていた。

4日の西武戦からは角中が代役を務めている。井上は同日の試合では代打で遊飛、5日のソフトバンク戦(ヤフオク)も代打で三振だった。トータル23打数1安打、打率.043、1打点だった。

井口監督は「10日間で自分の調子を取り戻して欲しい。4番が抜けるのは痛いが、本来の状態を取り戻すのが最優先」と判断した。

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