オリックスが逆転サヨナラ勝ち。2−4の9回に3四死球で2死満塁とし、代打後藤の2点中前打で同点。四球で再び塁を埋め、小田の左前打で試合を決めた。1回無失点の山崎福が2勝目。ロッテは益田が誤算だった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3x | 5x |
ロッテ守護神の益田直也が捕まりサヨナラ負けを喫した。
先発岩下が6回途中2失点でバトンをつなぎ、その後4投手がオリックス打線を無安打に抑えた。9回の益田はきわどい判定もあったが、4四死球を与えるなど制球が定まらなかった。
井口資仁監督は「(益田は)うちの抑えですし、次はしっかり投げてもらえるようにね。打線はつながりはしなかったが、しっかり点はとれた」。チームは4位に転落した。
ロッテのブランドン・レアード内野手が6回に逆転の17号2ランを放った。清田の2試合連続となる3号ソロで1点差とし、なお無死一塁。オリックス先発榊原の投じた140キロのフォークを左翼席へ運んだ。
「入るか分からなかったから一生懸命走ったよ。入ってくれて良かった。前の打席までスランプだと思っていたけど、そうじゃなかったね。幕張スシ、さいGO(さあ、行こう、最高)」と喜んだ。
ロッテが22日、前日21日のオリックス8回戦(京セラドーム大阪)で負傷交代した藤岡裕大内野手(25)が大阪市内の病院で検査を受けた結果、右大腿二頭筋肉離れと診断されたと発表した。全治は4週間の見込み。同戦の9回無死二塁、犠打を成功させ、一塁に走った際に痛め、守備から交代していた。
藤岡は22日に登録を抹消され、代わりに平沢大河内野手(21)が合流した。井口監督は「(藤岡は)肉離れなんで当分は無理なんで。大河も上がってくるのが遅いくらい。彼もいいチャンスと思ってやってもらわないと困りますし」と期待した。
11日のソフトバンク戦では田村龍弘捕手(24)が内野安打を放ち、滑り込んだ際に右太もも裏を負傷。走塁でのケガ人が出ていることに関しては「走塁でケガしてるんで、改めて走塁練習をしっかりというのはコーチとミーティングでも話しました。気を抜いている訳ではないと思いますけどね」と話した。
ロッテは益田が2点のリードを守れずに、サヨナラ負けした。3四死球でピンチを招き、代打後藤の中前2点適時打で同点とされた。さらに四球の後、小田にサヨナラ打を浴びた。守護神は「僕の技術不足」と責任を背負った。
チームは勝率5割となり、貯金がなくなった。井口監督は「うちの抑えなので。次はしっかり投げて欲しい」と変わらぬ信頼を口にした。
ロッテは22日、藤岡が右大腿二頭筋肉離れで全治4週間と診断されたと発表した。21日のオリックス戦で負傷した。
ロッテは主砲レアードの一時逆転となる17号2ランも空砲に終わった。1点差に迫った6回無死一塁から榊原のフォークをすくい上げるように左中間席へ運んだ。「ホームランは流れを変えられる。狙っていたよ」。
5月は18試合目で9本塁打と月間2桁本塁打に早くも王手とする量産態勢。ところが、2点リードで迎えた9回に守護神・益田がつかまり、逆転サヨナラ負け。チームは4位に転落した。
ロッテは守護神の益田が9回2点差を守れず、今季2度目のサヨナラ負けを喫した。
「コントロールに苦しんでいた。でも、うちの抑えですからね。しっかり抑えて欲しい」。まさかの逆転負けに井口監督の表情は暗いままだった。
2点リードの9回に試合前まで防御率0.95だった益田を投入し、今季最多タイの貯金2は目の前だったが、背番号52は4四球を与えるなど制球に苦しみ、最後は2死満塁からオリックス・小田に左前打を許した。
勝てば今季7勝2敗と圧倒している首位ソフトバンクと1.5ゲーム差となり、24日から直接対決3連戦(ZOZOマリン)に勢いがついていただけに痛い星を落とした。
ロッテ・藤岡裕大内野手(25)が22日、大阪市内の病院で精密検査を受けて右太もも大腿二頭筋肉離れで全治4週間と診断され、出場選手登録から外れた。
21日のオリックス8回戦(京セラドーム)の9回無死二塁、送りバントをし、一塁へ走った際、右太もも裏を痛め、9回裏の守備から途中交代した。井口監督は「肉離れなので当分は無理」と説明。今月12日には田村が、右太もも裏痛のために出場選手登録を抹消されており「走塁でのケガが続いているので改めて走塁練習をしっかりというのはコーチともミーティングで話した」と険しい表情だった。
代わりには平沢大河内野手(21)が昇格。指揮官は「彼もいいチャンスと思って頑張ってもらいたい。上がってくるのが遅いくらい」と期待した。
ロッテは守護神・益田直也投手(29)の乱調で9回サヨナラ負けを喫した。
ここまで防御率0.95の絶対的な抑えが、まさかの結末を招いた。4−2とリードした場面で登板したが、先頭の小島に四球を与えるなど4四死球を与え2死満塁とピンチを広げた。代打・後藤に2点適時打を許し同点とされると、最後は小田に左前に抜けるサヨナラ打を浴びた。
井口資仁監督(44)は「コントロールに苦しんでましたね。ウチの抑えなのでしっかりと抑えてもらいたかった。次回しっかり投げてもらいたい」と立て直しを求めた。
ロッテのブランドン・レアード内野手(31)が2試合ぶりの一発を放った。
0−2の6回。先頭・清田のソロで1点を返し、続く井上が振り逃げで出塁。ここで榊原のフォークを振り抜き、左中間スタンドに運んだ。19日の楽天戦(ZOZO)以来の17号逆転2ラン。レア砲は「入るか分からなかったから一生懸命走ったよ。入ってくれて良かった。前の打席までスランプだと思っていたけど、そうじゃなかったね。幕張スシ、最高!」と喜んだ。
ロッテ・清田育宏外野手(33)が2試合連続アーチを放った。
0−2の6回先頭で榊原の真ん中に入った直球を強振。打球は右翼ポールに直撃する3号ソロとなった。「切れるかなと思ったんですけど入ってくれて良かったです。しっかり芯で捉えられました」と自賛の一打。プロ10年目のベテランは21日の同カード(京セラD)でも3ランを放っており、この日も一発で反撃ムードを高めた。
二木が24日のソフトバンク戦(ZOZO)で5勝目を狙う。京セラDでブルペンに入るなど調整した右腕は、4勝のうち3勝をソフトバンクから奪っており、カード別の防御率も2.50と安定。「試合前にコーチやスコアラーの方々と作戦を立てている。作戦通り攻められているので抑えられていると思う」と分析した。タカ打線の中でも首位打者争いをする好調の今宮を警戒。「抑えていかないといけない。走者を出して中軸に回さないように」と力を込めた。
ロッテは22日、21日のオリックス戦(京セラD)で右足を負傷した藤岡裕大内野手(25)が大阪市内の病院で検査の結果、「右大腿二頭筋肉離れ」と診断されたことを発表した。全治は4週間の見込み。代わりに平沢大河内野手(21)を昇格させる。
井口監督は「肉離れなんで当分は無理」と説明。代役の平沢については「彼には良いチャンスだと思って頑張ってもらわないと困る。上がってくるのが遅いくらいなので」と期待を寄せた。
今季2度目のサヨナラ負けは、またもオリックス相手だった。5月2日の前回はロッテ・酒居、この夜は守護神・益田が肩を落とした。
4四死球が絡んだ敗戦に「コントロールに苦しんだ…」と井口資仁監督。吉井コーチは「3つも4つも四球を出す投手ではない。感覚が違ったのかもしれない」と擁護。連勝は勝利目前で消え、4位転落となった。
ロッテのブランドン・レアード内野手が1度は逆転となる17号2ランを放った。
2点を追った6回。清田の連夜の3号ソロで1点差とした。続く井上は振り逃げで出塁して無死一塁。3−1から榊原のフォークをすくい上げた。
打球は左中間に伸びたが「入るか分からなかったから一生懸命走ったよ。入ってくれて良かった」。ギリギリで飛び込んだ。
前の2打席は空振り三振、そして二飛だった。「前の打席まではスランプだと思っていたけど、そうじゃなかったね」と振り返って、こう続けた。
「新たな気持ちで打席に入った。清田の本塁打でスタートを切って流れを変えた。井上が一生懸命走った。そこでキッチリと捉えてホームランが出た。確かに流れを変える効力はある」。
今季2度目のサヨナラ負けで空砲にはなった。だが、56発ペース。レアードの存在感は日を追うにつれてますます高まっている。
ロッテは22日、藤岡裕大内野手が大阪市内の病院で診察を受け、右大腿二頭筋の肉離れと診断されたと発表した。全治は4週間の見込みという。
前日21日のオリックス戦、9回に犠打を決めて一塁へ走った際に患部を痛め、交代していた。