わたしはかもめ2019年鴎の便り(7月)

便

7月1日

ロッテ福浦9・23引退セレモニー、冊子9万部用意[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手兼2軍打撃コーチ(43)の引退セレモニーが、9月23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で実施されることが1日、明らかになった。

敬意を示し、22日の同戦と翌日24日の西武戦を含め、球団では初めて3日間で偉業を振り返っていく予定。これまで里崎氏、サブロー氏、井口監督らの引退試合では当日しか配られなかった引退冊子を、3試合全てで内容が異なるものを配布できないか検討中。3試合で最大約9万部を用意する。

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ロッテ福浦が初の自伝を発売、生き様詰まる1冊に[ニッカン]

ロッテが1日、今季限りでの現役引退を発表した福浦和也内野手兼2軍打撃コーチ(43)の初の自伝が9日に発売されると発表した。

千葉・習志野が生んだ名プレーヤーは、どのように野球と出会い、プロ野球選手としての道を歩んできたのか。プロ入りすぐ打者への転向、4年目の決断、悪夢の18連敗など、決して平たんではなかった。今まで明かされなかった福浦の生き様が詰まった1冊となっている。

以下詳細。

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ロッテ荻野、鈴木大地、二木が監督推薦で球宴[ニッカン]

ロッテから荻野貴司外野手(33)鈴木大地内野手(29)二木康太投手(23)の3選手が、12日(東京ドーム)、13日(甲子園)で行われる「マイナビオールスターゲーム2019」に監督推薦で選出された。

荻野は今季はオープン戦で調子が上がらず、開幕スタメンこそ逃したが、徐々に調子を上げ1番に定着。リーグトップの打率3割3分6厘、リーグ3位の17盗塁の成績を残し不動のリードオフマンとしての役割を果たしている。昨季も監督推薦で選出され初出場する予定だったが、で辞退していた。

鈴木は今季、レアードの加入で開幕戦では出番がなく連続試合出場も532で止まった。しかしケガ人や調子の上がらない選手の穴を埋め、内野全ポジションに加え、左翼を守るなど、ユーティリティーな活躍を見せている。今季のチームのサヨナラ打3本全てを放つなど勝負強さも際立つ。交流戦では12球団で2位タイとなる打率3割6分8厘、17打点の成績を残し日本生命賞を獲得した。

二木は開幕ローテ入りは逃したが、4月6日に今季初先発するとここまでチームトップの5勝。登板13試合で7度のクオリティースタート(6回以上を投げ、自責3以内)を記録するなど安定感抜群だ。6月21日には球団4500勝の節目で勝ち投手となった。

選手のコメントは以下の通り。

荻野
「監督推薦で選んでいただき、素直に嬉しいです。昨年も監督推薦で選んでいただいたのに、直前にケガをして出場できなかったので、今年はケガのないよう、元気な姿でオールスターを迎え、応援していただけるファンの皆様のために暴れたいと思います。」
鈴木
「本当にありがたいです。選んでいただき感謝しかありません。今年スタートした時はオールスターに出場できるとは思ってもいなかったので、本当に感謝しています。出場するからにはしっかりと準備して、良いパフォーマンスを出せるように精一杯頑張ります。」
二木
「監督推薦で選んでいただけたことは大変光栄です。マリーンズからはピッチャーが1人しか選出されていないので、マリーンズ投手陣の代表として、自分の投球ができるように全力で頑張ります。」

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ロッテ・荻野、10年目の初舞台「暴れたい」/球宴[サンスポ]

リーグトップの打率.336をマークしているロッテ・荻野が1日、監督推薦で選出された。昨年も監督推薦で選ばれたが、球宴の4日前の試合で右手人差し指を骨折し、出場を辞退した。出場すればプロ10年目で初めて立つ舞台となる。「今年はケガのないよう、元気な姿でオールスターを迎え、応援していただけるファンの皆さまのために暴れたいと思います」と誓った。

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ロッテ・福浦、9・23引退セレモニー[サンスポ]

今季限りでの現役引退を表明しているロッテ・福浦和也内野手兼2軍打撃コーチ(43)の引退セレモニーが、9月23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で行われることが1日までに決まった。

福浦はロッテ一筋で、今季26年目のレジェンド。球団は福浦の背番号9にちなんで、9種類のオリジナルガムや記念冊子(最大9万部)の配布などを検討中。同23日の前後となる同22日の日本ハム戦と同24日の西武戦(ともにZOZOマリン)でもガムなどを配布予定で、3日間に渡って引退イベントを実施する。

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ロッテ、荻野&大地&二木が球宴監督推薦選出[サンスポ]

「マイナビオールスターゲーム2019」の監督選抜選手が1日に発表され、ロッテからは、リーグトップの打率.336を誇る荻野貴司外野手(33)、同5位の打率.306をマークしている鈴木大地内野手(29)、チームトップ5勝を挙げている二木康太投手(23)が選出された。

荻野は昨季も、監督推薦で初の選出が決まっていたが、球宴4日前の試合で右手人差し指に投球を受け骨折。翌日、出場辞退が決まっただけに「昨年も監督推薦で選んでいただいたのに、直前にケガをして出場できなかったので、今年はケガのないよう、元気な姿でオールスターを迎え、応援していただけるファンの皆様のために暴れたいと思います」と誓った。

選手会長の鈴木は2年ぶり5回目の出場となるが、8年目の今季はレアードの加入もあり、開幕戦で出番なし。そこから慣れない一塁や外野も守り、スタメンの座を取り戻す活躍を見せての球宴選出に「今年スタートしたときはオールスターに出場できるとは思ってもいなかったので、本当に感謝しています。出場するからにはしっかりと準備して、良いパフォーマンスを出せるように精一杯頑張ります」。

2年ぶり2度目の選出となった二木は、ロッテ投手陣では唯一の選出に「マリーンズ投手陣の代表として、自分の投球ができるように全力で頑張ります」と意気込んだ。

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現役ドラフトで意見交換、プロ野球実行委員会[サンスポ]

日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が1日、東京都内で開かれ、日本プロ野球選手会が提案している現役ドラフト制度について意見交換し、今後も検討を進めることを確認した。

現役ドラフトは他球団の現役選手を指名して移籍させる制度で、出場機会に恵まれない選手の救済策として選手会が実現を求めている。NPB側の交渉窓口となっている阪神の谷本修球団本部長は「12球団で合意できる案をつくっていきたい」と話した。

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オールスターゲームのプラスワン投票開始[サンスポ]

「マイナビオールスターゲーム2019」の監督選抜選手が1日、発表された。ファン投票、選手間投票に次いでの発表で、残るは今日1日の午後4時から2日間の投票が始まった「プラスワン投票」のみに。昨年に続いて行われる同投票では、今年は新たにTwitterでの投票も実施される。セ・パ両リーグ1選手ずつが選出され、7月9日に全出場選手が出そろう。

プラスワン投票では、以下の3つの規定を満たしている選手を対象にファン投票を実施し、得票数が最も多い選手を選出する。

著しい結果を残しながらも、ここまでの選出から漏れていた選手にとってのラストチャンスであるだけでなく、注目が集まるのは、大腸がんから6月4日に1軍復帰を果たした阪神・原口文仁捕手(27)も、規定を満たしており出場のチャンスがあるという点だ。選出選手は9日の午後4時に発表される。

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ロッテ、福浦初の自伝書籍「習志野が生んだ野球小僧」、9日発売[サンスポ]

ロッテは1日、今季限りでの現役引退を発表している福浦和也内野手(43)にとって初となる自伝書籍が、9日に発売されることを発表した。

タイトルは『習志野が生んだ野球小僧』(コスミック出版)。四六判、平とじ、224ページ。定価は1300円(税抜)。

内容は、

プロ入り後すぐの怪我から打者への転向、4年目の決断、悪夢の18連敗、そして史上最大の下克上…。決して平坦ではなかった福浦和也の野球人生。千葉・習志野が生んだ名プレーヤーは、どのように野球と出会い、プロ野球選手としての道を歩んできたのか。今まで明かされなかった彼の生きざまがこの1冊につまっている。

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ロッテ、9月に福浦称える3日間、セレモニー前日&翌日にも特別企画[スポニチ]

今季限りで現役引退を表明しているロッテ・福浦兼任2軍打撃コーチの引退セレモニーが、9月23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で行われることが決まった。試合に出場する「引退試合」になるかは未定。

また、球団はセレモニーの前日22日の同カードと翌24日の西武戦(同)も特別企画を行い、3日間にわたり偉業を称える方針。昨季は通算2000安打を達成したが、今季1軍出場はなく、2軍でも指導中心で出場9試合にとどまっている。

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ロッテ・福浦、9日に初の自伝発売、打者転向、悪夢の18連敗など野球人生つづる[スポニチ]

今季限りでの現役引退を表明しているロッテ・福浦和也内野(43)の初の自伝書籍「習志野が生んだ野球小僧」(コスミック出版、1300円、税抜き)が7月9日に発売される。

序章「2000本安打を達成して」、第1章「千葉・習志野で生まれ育って」、第2章「野球漬けだった習志野高校時代」、第3章「ルーキーイヤー」、第4章「首位打者獲得、そして優勝」、第5章「福浦和也とは何者なのか」、終章「2軍打撃コーチ、未来、千葉・習志野への思い」の構成。

プロ入り直ぐの怪我から打者への転向、悪夢の18連敗、史上最大の下剋上など、平たんではなかったその野球人生をつづった。

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オーナー会議「円卓」で実施へ、セパ交互に座り活発議論、三木谷氏が“改革”[スポニチ]

3日のプロ野球オーナー会議が、セパ両リーグで交互に座る「円卓」形式で行われることになった。議長を務める楽天・三木谷浩史オーナー(54)の意向によるもので、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「懇話会も円卓の形だったので」とした。これまでの会議は長机の両サイドにセ、パ球団がそれぞれ並ぶ形だったが、より近い距離で積極的な議論を進めるための「円卓会議」となる。

この日、都内で行われた実行委員会ではオーナー会議での議案を確認。また、日本プロ野球選手会が提案している現役ドラフト制度について意見交換し、今後も検討を進めることになった。

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二木、鈴木、荻野が監督推薦で球宴出場、昨年ケガで辞退の荻野「ファンのために暴れたい」[報知]

「マイナビオールスターゲーム2019」の監督推薦が1日、発表され、ロッテからは二木康太投手(23)、鈴木大地内野手(29)、荻野貴司外野手(33)が選出された。

3選手のコメントは以下の通り。

二木(2年ぶり2度目)
「監督推薦で選んでいただけたことは大変光栄です。マリーンズからはピッチャーが1人しか選出されていないので、マリーンズ投手陣の代表として、自分の投球ができるように全力で頑張ります。」
鈴木(2年ぶり5度目)
「本当にありがたいです。選んでいただき感謝しかありません。今年スタートした時はオールスターに出場できるとは思ってもいなかったので、本当に感謝しています。出場するからにはしっかりと準備して、良いパフォーマンスを出せるように精一杯頑張ります。」
荻野(2年連続2度目、昨年はケガで辞退)
「監督推薦で選んでいただき、素直にうれしいです。昨年も監督推薦で選んでいただいたのに、直前にケガをして出場できなかったので、今年はケガのないよう、元気な姿でオールスターを迎え、応援していただけるファンの皆様のために暴れたいと思います。」

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福浦が初の自伝書籍発売、幼少期や2000安打達成の秘話を収録[報知]

今季限りで現役引退を発表したロッテ・福浦和也内野手兼2軍打撃コーチ(43)の初の自伝書籍が9日に発売されることが1日発表された。

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ロッテ・福浦9・23日本ハム戦で引退セレモニー[デイリー]

ロッテは1日、今季限りでの現役引退を発表している福浦和也2軍打撃コーチ兼内野手(43)の引退セレモニーを9月23日の日本ハム戦(ZOZO)で行うと発表した。

前日22日の同カードでも福浦に関する様々なファンサービスを実施する。引退セレモニー実施日の前後合わせて3日間にわたり、福浦の偉業を振り返る企画を進めていく。

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ロッテ「鈴木ラッキー7神社」を5日から設置[デイリー]

ロッテは1日、5日の西武戦からZOZOマリンスタジアム横のマリーンズストアミュージアム店で「鈴木ラッキー7神社」を設置すると正式発表した。

神社には6月16日の中日戦で9回に5点差をひっくり返した際、サヨナラ打を放った鈴木大地内野手の折れたバットを展示する。

鈴木は「中日戦の5点差からのサヨナラ打は自分にとっても忘れられない特別な一打となりました。この時に折れながらも力をくれてサヨナラ打にしてくれたバットが、このような形でファンの皆さまに見てもらえることを、とても嬉しく思います。

でもまさかこのような神社という形で飾られるぐらいことになるとは夢にも思っていませんでした(笑)」と話していた。

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ロッテは二木、鈴木、荻野が監督推薦で球宴出場[デイリー]

プロ野球のマイナビオールスターゲーム2019(第1戦=7月12日・東京ドーム、第2戦=同13日、甲子園)の監督推薦選手が1日、発表され、ロッテは二木康太投手、鈴木大地内野手、荻野貴司外野手が選出された。

2年ぶり2回目の出場となった二木は「監督推薦で選んでいただけたことは大変光栄です。マリーンズからはピッチャーが1人しか選出されていないので、マリーンズ投手陣の代表として、自分の投球ができるように全力で頑張ります」とコメント。

2年ぶり5回目の出場となった鈴木は「本当にありがたいです。選んでいただき感謝しかありません。今年スタートした時はオールスターに出場できるとは思ってもいなかったので、本当に感謝しています。出場するからにはしっかりと準備して、良いパフォーマンスを出せるように精一杯頑張ります」。

昨年は怪我で不出場と悔しい思いをした荻野は「監督推薦で選んでいただき、素直に嬉しいです。昨年も監督推薦で選んでいただいたのに、直前に怪我をして出場できなかったので、今年はケガのないよう、元気な姿でオールスターを迎え、応援していただいているファンの皆様のために暴れたいと思います」と意気込んだ。

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ロッテ・福浦が初の自伝書籍発売へ[デイリー]

ロッテは1日、今季限りでの現役引退を発表した福浦和也内野手(43)初の自伝書籍が7月9日に発売されると発表した。

タイトルは「習志野が生んだ野球小僧」(コスミック出版)で税抜き1300円。

プロ入り直後のケガから打者への転向、4年目の決断、悪夢の18連敗、そして史上最大の下克上…。決して平たんではなかった福浦和也の野球人生。千葉・習志野が生んだ名プレーヤーはどのように野球と出会いプロ野球選手としての道を歩んできたのか。今まで明かされなかった生きざまが1冊に込められている。

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現役ドラフトで意見交換、プロ野球実行委員会[デイリー]

日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が1日、東京都内で開かれ、日本プロ野球選手会が提案している現役ドラフト制度について意見交換し、今後も検討を進めることを確認した。

現役ドラフトは他球団の現役選手を指名して移籍させる制度で、出場機会に恵まれない選手の救済策として選手会が実現を求めている。NPB側の交渉窓口となっている阪神の谷本修球団本部長は「12球団で合意できる案をつくっていきたい」と話した。

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マイナビオールスターゲーム2019出場者

セントラル・リーグパシフィック・リーグ
氏名球団背番氏名球団背番
監督
緒方孝市79辻発彦西85
コーチ
小川淳司80工藤公康81
原辰徳83栗山英樹80
先発投手
大瀬良大地14千賀滉大41
中継投手
ジョンソン52宮西尚生25
抑え投手
山ア康晃19松井裕樹1
投手
床田寛樹28橋光成西13
フランスア97平井克典西25
石山泰稚12高橋礼28
山口俊11有原航平16
菅野智之18山岡泰輔13
今永昇太21山本由伸43
柳裕也17二木康太64
藤川球児22美馬学15
青柳晃洋50
捕手
梅野隆太郎44森友哉西10
會澤翼27甲斐拓也62
中村悠平52
一塁手
岡本和真25山川穂高西33
ロペス2
二塁手
山田哲人1浅村栄斗3
三塁手
村上宗隆55レアード54
高橋周平3松田宣浩5
遊撃手
坂本勇人6今宮健太6
内野手
菊池涼介33鈴木大地7
京田陽太1茂木栄五郎5
銀次33
外野手
鈴木誠也1秋山翔吾西55
近本光司5吉田正尚34
筒香嘉智25柳田悠岐9
丸佳浩8西川遥輝7
神里和毅8荻野貴司0
DH
近藤健介8
デスパイネ54

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[千葉魂]日本を愛する男ブランドン、仲間思いの左腕、念願の再来日[千葉日報]

特別な想いでマウンドに上がった。ブランドン・マン投手は6月11日の横浜DeNA戦で3番手として登場した。1回を投げて打者3人、無失点。古巣相手に見事な投球を披露。翌12日も1回を無失点に抑えた。

「知っている選手が沢山いる。こうやってまた日本に戻ってきて、思い出深いチームと対戦できたことはとても良かった。成長した部分を見せることが出来たかなと思う」。

登板後、ブランドンは感慨深げに振り返った。2011年と12年のベイスターズ時代は2年間通算28試合に登板をして3勝9敗で防御率4.27と結果を残すことが出来なかった。ただ日本で過ごした日々は濃く忘れられないものだった。2軍調整の時は横須賀で黙々と汗を流し、若手選手達と語り合った。出来る限り、通訳を使わずに覚えた日本語を駆使した。その時に仲良くなった選手の1人が国吉佑樹投手だった。

三塁側ブルペンで待機し、元チームメートの投球を見ていた国吉はブランドンの思い出を語ってくれた。

「同じポジションだったこともあり、ファームの時に同じ時間を過ごす事が多かったです。いつの間にか、よく話す仲になっていました。ブランドンの家に遊びに行ったり、自分が横浜の街を紹介したりするなど、球場以外のプライベートでも一緒に過ごしました。日本語を勉強したり、平仮名を使ったりするなど、すごく前向きで積極的な性格。そういう性格だから誰とでも仲良くなれるのだと思います」。

帰国後も交遊は続いていた。ブランドンは日本で覚えた平仮名を駆使してメールのやりとりを繰り返した。ベイスターズの試合状況もチェックし、国吉ら仲間達の活躍を喜んだ。そして自身もいつかまた日本でプレーをしたいという想いを口にしていた。レンジャーズ時代の昨年5月13日にはヒューストンでのアストローズ戦で中継ぎとしてメジャーデビュー。33歳でのデビューはメジャー最近25年間ではアメリカ人の中で最も遅いデビューとなり話題となった。その時も日本での経験が生きた。

「日本で初勝利を挙げた11年10月の巨人戦のことを思い出しながら投げたんだ。あの時の東京ドームも満員で活気にあふれていた。その経験を思い出しながら自分は今、あの時と同じように東京ドームで投げていると考えながら投げるようにした。すると不思議と落ち着いた」とブランドン。

1回2/3を投げて無失点。この日は母の日だったこともあり、応援する母に最高のプレゼントとなった。そしてこの年の活躍がマリーンズの目に留まり、再び日本の地を踏んだ。

試合のなかった6月10日の月曜日には同じくベイスターズで同じ時に在籍し励まし合ったチェン・グァンユウ投手らと食事会を開いた。焼き肉を食べながら、横須賀で夢を語り合った日々を懐かしんだ。「当時の思い出話を中心に盛り上がりました。ブランドンが日本に戻って来られて、またみんなで会えて嬉しいねと話しました」と国吉は嬉しそうに語ってくれた。6月13日の同カード3戦目は国吉が5番手として登板をして1回を打者3人で抑えた。その姿を今度はブランドンが一塁側ブルペンから見守っていた。

6月26日には日本で第1子となる長女が生まれた。「大好きな国で子供を産むことが出来て本当に嬉しい」とブランドン。宝石のように輝いて欲しいと「ジュエル」と名付けた。現在は2軍で調整中だが、マリーンズにとっては長いイニングを投げることの出来る貴重な左腕。大好きな日本で愛する家族と大好きな仲間達の前でもっともっと活躍する姿を見せる。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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