わたしはかもめ2019年鴎の便り(7月)

便

7月3日

オリックス6−12千葉ロッテ(京セラドーム)

ロッテは先発全員安打の猛攻で快勝した。1−1の3回、荻野の適時打や香月のプロ5年目での初本塁打となる3ランなどで一挙7点を奪った。ボルシンガーは6回途中6失点で2勝目。オリックスは序盤の大量失点が響いた。

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千葉ロッテ10740000012
オリックス0101040006

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阪神石崎とロッテ高野が交換トレード、4日にも発表[ニッカン]

阪神石崎剛投手(28)とロッテ高野圭佑投手(27)の交換トレードが合意に達し、4日にも発表されることが分かった。後半戦に向けて救援陣を強化したい両球団の思惑が一致した。阪神にとっては矢野新体制で初めてのトレードを敢行。ロッテもリリーフ陣が不安定で、18年侍ジャパンメンバーの石崎に白羽の矢を立てた。両チームともに上位進出を果たすためにも、起爆剤にしたいところだ。

矢野阪神が後半戦に向けて積極補強を敢行した。チームの命綱であるリリーフ陣を強化すべくトレードに乗り出した。ロッテ4年目の高野は150キロ前後の速球やスライダー、フォークなどを用いて救援一筋で41試合に登板。昨季は17戦に投げた経験に加え、27歳の若さも判断材料になった。

チームは6月の交流戦でジョンソンがコンディション不良のため2軍降格すると、救援陣がフル回転し、不安定な状況に陥った。球団首脳は「調査するのは当然のことです。トレードは期限までは考えます」と話していた。安定した戦いを進めるためにも、リリーフの一層の充実は不可欠だった。投げっぷりの良さが売りの右腕獲得を決めた。

チームは下降線をたどっており、攻めの補強を行った。新外国人の有力候補としてヤンガービス・ソラルテ内野手(32=マーリンズ傘下)の獲得を検討していることも判明。得点力不足を補う助っ人取りを目指す一方で、投手陣の整備も怠らない。昨年10月中旬の矢野燿大監督就任後、初めてのトレードにこぎつけた。

ロッテは剛腕タイプを国内市場に求め、リリーフ投手を調査。石崎は理想的な存在の1人だろう。150キロを超える速球がセールスポイントのパワーアームで補強ポイントに一致していた。17年には26試合に登板して防御率1.17の好成績を残して、18年春には侍ジャパンのメンバーに選出されるなど、頭角を現した。今季は1軍戦2試合登板にとどまるが、実力を評価されている。手薄な救援陣の一角として期待は大きい。

両球団ともにスカウトを現地に派遣し、調査を重ねていた。2日にロッテの編成担当が2軍オリックス戦(雨天中止)の視察に訪れたほか、3日には阪神の編成担当も埼玉・浦和に足を運び、ロッテ2軍戦をチェック。入念に検討し、両球団の思惑が合致した。阪神は3位タイ、ロッテは5位に甘んじ、両軍ともシーズンを負け越している状況。新たな戦力を加え、後半戦での上位進出の起爆剤にしたいところだ。

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止まらんロッテ荻野「たまたま」じゃないパ首位打者[ニッカン]

「たまたま…」ではない。ロッテのリードオフマン荻野貴司外野手が止まらない。初回の初球、高めの直球を迷わず振り抜き5階席までかっ飛ばす、今季3度目の先頭打者本塁打を放った。「待つのが嫌だったんで、真っ直ぐ来たら振ってみようと。狙って打った訳ではないので『たまたま』ホームランになっただけ。気にしていない」。更新中の連続試合安打を19まで伸ばした。

ここで止まる荻野ではない。同点とされた直後の3回無死一、三塁の第2打席。今度は初球のカットボールを逆らわず右前へ運ぶ勝ち越し打。「ホームランの後、大振りになりがちなので、右を意識して。結果的にヒットになったので良かった」と自己最多の6号弾の余韻に浸らず、チーム打撃に徹した。

意識したことを実行できる裏に、謙虚な姿勢がある。試合後、何を聞かれても「たまたま−」と繰り返した。打率3割3分8厘はパ・リーグトップ。好調を維持しながらも「ラッキーなヒットもあるので、そんなに調子いいという感じはないです」とてんぐになることはない。プロ9年間規定打席に達したことはない。丁寧を貫いた先に、まだ見ぬ未来が待っている。

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ロッテ初物づくし香月1号、三家初安打、東妻初登板[ニッカン]

ロッテは初物づくしの1日となった。5年目の香月が3回に今季初スタメン起用に応えるプロ1号を放てば、5年目の三家が途中出場で9回にプロ初安打を記録。9回にはプロ初登板のドラフト2位ルーキー東妻が1回無失点で試合を締めた。

井口監督は「しっかりと、早い段階でいい展開に持っていけた。チャンスがあれば若い選手をどんどん使っていきたい」と実りの多い試合となった。

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ロッテ2軍戦をZOZOマリン午後6時開始に変更[ニッカン]

ロッテが3日、8月4日のイースタン・リーグ公式戦ロッテ−楽天を「ロッテ浦和球場=午後1時開始」から「ZOZOマリン=午後6時開始」に変更すると発表した。当日はマリンフェスタユニホームでプレーをする予定。

また場内アナウンスは1軍同様、29シーズン、ウグイス嬢を務める谷保恵美さんが担当する。チケットは全席自由席(内野1階席のみの開放)で大人1000円、中学生以下の子供500円。

担当者は「夏の暑さ対策の一環でもありますが、せっかく本拠地ZOZOマリンがスケジュール上、空いているので若い選手を中心に本拠地のナイターを経験させたいという思いもあり、変更することになりました。夏休み期間中の日曜日ですのでぜひ多くの方にご来場いただき、若い選手達に声援を送っていただきたく思います」とコメントした。

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三木谷氏「胸襟開いて」オーナー会議から球界変革[ニッカン]

楽天三木谷浩史オーナー(54)が胸襟を開いて球界を変革していく構えを示した。3日、都内でオーナー会議が行われ、同オーナーが初めて議長を務めた。

セ・パが交互に座る円卓スタイルを導入。同オーナーは「大阪のG20でもそうだったが、円卓の方が議論が活発化する」と世界の首脳の流儀にならった。また楽天、巨人、阪神、オリックスの各オーナーに斉藤コミッショナーを加えたメンバーで「小委員会」を作ることが承認された。5月にオーナー懇話会が開催され、ビジネス拡大や野球振興について複数の提案が挙がり、今後は小委員会で具体化へ話を詰めていく。議事録も取らない形でのオーナー会談開催の方針も示し「ざっくばらんに胸襟を開いて話しましょうと。できれば今年中にもう1回、行いたい」と意欲的だった。

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ロッテ・香月、プロ5年目1号!今季初スタメン待望69打席目[サンスポ]

豪快なフルスイングで、白球を右翼席に突き刺した。4点リードの3回2死一、三塁。ロッテ・香月一也内野手(23)がプロ1号の3ランだ。

「打った瞬間、いったなと。最高に気持ち良かった」。

2014年、大阪桐蔭高3年の夏に全国制覇。同年ドラフト5位で入団した。プロ5年目、69打席目で待望の初アーチが飛び出した。

昨季はファームでチームトップの12本塁打。持ち味は力強い打撃だ。開幕は2軍スタートも、オフに自主トレを行う福浦兼任2軍打撃コーチに指導を受け、5月24日に2年ぶりの1軍昇格。この日の今季初スタメンで“一発回答”だ。

5月3日のイースタン・リーグ、巨人戦では、同20日に現役引退を表明した上原から左越えソロを放った。それが、日米通算100勝100セーブ100ホールドの「トリプル100」を達成した大投手が浴びた最後のアーチだった。23歳は「恐れ多いです」と謙遜するが、その力が本物であることを大舞台で証明した。

チームは今季最多タイの12得点で勝利。初々しい23歳は「打つしかないので、打ってアピールしたい」とさらなる飛躍を誓った。

荻野(1回に初球をたたき、今季 3本目の初回先頭打者弾)
「初球から甘い球は積極的にいこうと。本塁打はたまたま。」
三家(9回に二塁打を放ち、5年目でプロ初安打を記録)
「ここからがスタートですが、嬉しいです。」
香月一也(かつき・かずや)
1996(平成8)年4月16日生まれ、23歳。福岡県出身。大阪桐蔭高では2、3年の夏に甲子園出場(3年夏は優勝)。2015年ドラフト5位でロッテ入団。昨季はイースタン・リーグでチーム最多の12本塁打を放った。今季成績は18試合に出場し、打率.217、1本塁打、3打点。通算成績は39試合に出場し、打率.200、1本塁打、5打点(3日現在)。176センチ、83キロ。右投げ左打ち。独身。年俸580万円。背番号57。

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イースタン・リーグ、ロッテ−日本ハム戦の開始時間変更[サンスポ]

イースタン・リーグは、8日のロッテ−日本ハム(ロッテ浦和)の試合開始時間を午後1時から同1時30分に変更すると発表した。

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ロッテ・香月、5年目で初アーチ「最高に気持ち良かった」[サンスポ]

ロッテの香月がプロ5年目で初本塁打を放った。5−1の3回2死一、三塁で、吉田一の直球を豪快に振り抜き、右中間へ3ラン。今季初の先発出場で記念のアーチをかけ「打った瞬間に行ったと思った。最高に気持ち良かった」と喜んだ。

福岡県出身で、大阪桐蔭高時代の2014年に夏の甲子園大会で優勝し、15年にドラフト5位で入団。パワフルな打撃が魅力で「自分は打つしかない。打ってアピールしていく」と貪欲に話した。

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ロッテ・三家がプロ初安打、広島戦力外→独立リーグ→テスト入団の苦労人[サンスポ]

ロッテの三家和真外野手(25)が3日、オリックス11回戦(京セラ)の6回裏から左翼で途中出場。9回1死から右打席に入り、初球を左翼線へはじき返す二塁打で、プロ初安打をマークした。

「初球から振っていこうと思い切りいった結果。ここからがスタートですが、嬉しいです」。

市和歌山高から2012年に育成ドラフト4位で広島に入団。しかし、支配下登録すらかなわず、わずか2年で戦力外となった。

野球を続けるか迷った末に、BCリーグの信濃でプレーを決断。同・石川にも渡り歩き、16年のロッテの秋季キャンプで行われた入団テストに挑戦し合格。4年ぶりにNPB復帰を果たした。

2軍では全体打撃練習後に他の選手が昼食をとりリラックスする中、黙々とマシン打撃を行うなどひたむきに練習。6月21日に腰痛の高浜に代わって今季初昇格すると、巡ってきた今季2打席目のチャンスで結果を残した。

「(記念球は)親にあげます。両親を含め、周りの人の後押しに1番感謝しています」。

回り道が続いた苦労人が、大阪の地で1つ花を咲かせた。

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ロッテD2・東妻、ドキドキ初登板は1回無失点「めちゃくちゃ緊張して力んだ」[サンスポ]

ロッテのドラフト2位・東妻勇輔投手(22)=日体大=が3日、オリックス11回戦(京セラ)の9回に4番手でプロ初登板。1回無安打1四球で無失点に抑えた。

「めちゃくちゃ緊張して、そのせいで力んでしまった。地に足ついていなかったけど、走者を出してからはゲッツーも取れたので、よかったです」。

先頭の大城に1球もストライクが入らず四球を与えたが、続く4番・吉田正の痛烈な一、二塁間へのゴロを、一塁手・鈴木が好捕し併殺。これで落ち着きを取り戻し、最後は同じ大卒ルーキーの中川い対し、この日最速の152キロを計測するなど、遊ゴロで仕留め試合を締めた。

初登板の記念球を手にした東妻は「親にあげようかと思いますが、やっぱり初勝利のボールをあげたいですね」と笑顔を見せた。

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ロッテ・ボルシンガー、2ヶ月半ぶり2勝目も「6回が本当に悔やまれる」[サンスポ]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手(31)が3日、オリックス11回戦(京セラ)で今季12度目の先発。6回途中9安打6失点ながら、4月20日の日本ハム戦以来の2勝目を手にした。

「5回までは自分の思うようなピッチングができていたんだけど、6回が本当に悔やまれるピッチングになってしまった」。

2回にオリックスに新加入でこの日1軍登録されたばかりのモヤに初打席本塁打を許したが、4回までに12得点を挙げた味方の大量援護にも支えられ、5回までは2失点と粘った。

しかし、6回に3安打1四球で3点を失ったところで、足にマメができたため、無念の降板。最後は悔いの残る結果に終わった。

昨季チームトップの13勝を挙げた右腕だったが、今季は不振続きでこの試合まで1勝3敗。モヤモヤした投球内容が続くが、約2ヶ月半ぶりとなる白星をきっかけに、復調への歩みを進める。

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ロッテ・井上、バースデー今季初三塁打「自分だけまだ打てていなかったので…」[サンスポ]

ロッテの井上晴哉内野手(30)が3日、オリックス11回戦に「6番・DH」で出場。9点リードの4回に右中間へ2点三塁打を放った。

「レアードが打ってスタメンでは自分だけまだ打てていなかったので自分も何とか1本と思っていた。誕生日ですし、何とか勝利をつかみ取りたいですね」。

この日は30歳の誕生日。見守った家族の前で、体重114キロの巨体を揺らしながら猛ダッシュで今季初の三塁打をマーク(昨季に2本)。井上の安打で、この試合先発全員安打。誕生日に1人無安打に終わる“ピンチ”を回避し、ホッとした表情を浮かべた。

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ロッテ、3回一挙7点!!トドメは香月プロ1号3ラン「めっちゃ嬉しい」[サンスポ]

ロッテの5年目、香月一也内野手(23)が3日、オリックス11回戦(京セラ)に「7番・一塁」で出場。3回に右翼席へ、プロ69打席目で初本塁打となる3ランを放った。

「打ったのはストレート。しっかり捉えることができたし、しっかり振り抜けたのでいったかなぁと思った。初ホームラン、めっちゃ嬉しいです」。

1−1の3回、チームは荻野、中村奨、清田の適時打など5安打を集中し、4得点を挙げてオリックス先発の荒西をノックアウト。代わった吉田一に対し、2死一、三塁から香月がトドメの一発を放ち、この回7点目が刻まれた。

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ロッテ・荻野、5階席へ初回先頭打者初球アーチ「甘い球は積極的にいこうと」[サンスポ]

ロッテの荻野貴司外野手(33)が3日、オリックス11回戦(京セラ)に「1番・中堅」で出場。1回先頭で初球をはじき返し、左翼5階席まで運ぶ6号ソロを放った。

「初球から甘い球は積極的にいこうという気持ちだった。結果的にホームランになってくれただけですが、先制できて良かった」。

今季3本目の先頭打者アーチだが、初球をたたき込んだのは初めて。頼れるリードオフマンが、これで19試合連続安打をマーク。前日延長10回サヨナラ負けを喫したチームの嫌な流れを、いきなり変えた。

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ロッテ、8・4楽天との2軍公式戦、ZOZOマリンでナイター開催に[サンスポ]

ロッテは3日、イースタン・リーグ公式戦主催試合の試合球場および試合開始時間が変更となることを発表した。

8月4日のロッテ浦和球場にて行われる予定だった楽天戦が、ZOZOマリンスタジアムにて行われることとなり、試合開始時間も午後1時から午後6時に変更となった。

当日は、マリンフェスタユニホームでプレーをする予定。また場内アナウンスは1軍同様、ウグイス嬢を務めて29シーズンの谷保恵美さんが担当する。

チケットは、全席自由席(内野1階席のみの開放)で大人1000円、中学生以下の子供500円。

担当者は「夏の暑さ対策の一環でもありますが、せっかく本拠地ZOZOマリンスタジアムがスケジュール上、空いているので若い選手を中心に本拠地のナイターを経験させたいという思いもあり、変更をすることになりました。夏休み期間中の日曜日ですので、ぜひ多くの方にご来場いただき、若い選手達に声援を送っていただきたいです」とコメントした。

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楽天・三木谷議長発案で初の円卓オーナー会議「セ対パの構造から球界全体で議論を」[サンスポ]

プロ野球のオーナー会議が3日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれ、新事業の展開や収益拡大を図るため、小委員会を立ち上げて具体案を検討することが決まった。

今年の議長を務める楽天・三木谷浩史オーナー(54)の呼びかけにより、5月15日にオーナー懇話会が開かれ、9球団のオーナーで意見交換が行われた。小委員会は斉藤惇コミッショナー(79)と他薦によって決まったセ、パ各2球団(今年は巨人、阪神、楽天、オリックス)のオーナーで構成され、オーナー懇話会で出た意見を検討し、具体化していく。各球団オーナーによる非公式の意見交換会を随時開催する方針も確認した。

三木谷オーナーの発案は、会議の形式にも及んだ。昨年までは議長を挟んでセとパが対面する形だったが、今回はセ・パが交互に着席する円卓形式になった。同オーナーは「これまでのようなセ対パのような構造から、球界全体で議論しましょう、議論を活発化しましょうということでフォーマットを変更させていただいた」と説明した。

このほか、来年の公式戦日程の概要などが報告された。

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ロッテ荻野がプレーボール弾、今季3本目先頭アーチ、12点大勝口火[スポニチ]

初回無死、それも初球だ。ロッテ・荻野は初対戦のオリックス・荒西の直球を京セラドーム5階へ6号ソロ。今季3本目の初回先頭打者本塁打だった。

「待つのが嫌だったし、直球が来たら初球から積極的に行こうという気持ちでした」。

自己記録の連続試合安打も19に伸ばすと、1−1とされた3回無死一、三塁、また、初球だ。今度はカットボールを決勝の右前打。これで点火した打線は6月21日のヤクルト戦(神宮)の5回に並ぶ今季1イニング最多タイ7得点など先発全員14安打12得点で大勝した。

京セラドームは昨季、負傷辞退した球宴の開催地。パのファンが不在の荻野の応援歌も歌ってくれた。「素直に嬉しかった」と荻野。1日に2年連続2度目の出場が決まり、打率も.338。2年分の「恩返し」の舞台は絶好調で迎える。

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阪神・石崎とロッテ・高野がトレード、両球団で合意、4日にも正式発表へ[スポニチ]

阪神の石崎剛投手(28)とロッテの高野圭佑投手(27)との交換トレードが両球団で合意に達したことが3日、分かった。早ければ、4日にも両球団から正式発表される。

逆襲を狙う猛虎が水面下で投手補強にも乗り出していた。「当然(シーズンを通して)調査はしています。(高野選手も調査対象の)1人であることは事実です」。球団関係者は個人名こそ明かさなかったが、意中の選手がいることは認めた。球団は有事に備えて開幕後も常に他球団の選手調査を継続。交流戦後もパ・リーグを中心に担当者を派遣していた。2日からは2日連続でこの日もロッテの2軍戦が開催されていた浦和球場に担当者が視察に訪れていた。

主にブルペン強化を視野に入れていた阪神は中継ぎ経験のある高野に白羽の矢を立てた。昨季は1軍で自己最多の17試合に登板。プロ4年目を迎えた今季は出場機会に恵まれずわずか2試合の登板にとどまっていた。ただ、27歳と年齢も若く貴重な中継ぎ右腕としての期待は十分。阪神のブルペン陣にも同世代の投手はいるが1軍の経験があるだけに即戦力としての期待は大きい。

一方、石崎も今季は出場機会に恵まれていなかった。昨季5月に右肘痛を発症。その影響による出遅れも重なってここまでは2試合登板のみ。両選手の出場機会を求める思惑も両球団で一致。リーグ屈指の投手力を誇る猛虎は夏場へ向けてブルペンの再整備に取り組んでおり、球団が上位浮上を狙う現場のバックアップ態勢を敷いた形となった。

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広島戦力外→独立L→テスト入団…ロッテの苦労人・三家がプロ初安打 記念球は「鉄板ですけど…」[スポニチ]

苦労人のロッテ・三家がプロ初安打を放った。6回から左翼の守備に入ると9回1死、左腕・山田から左翼線へ二塁打を放った。

「初球から振る準備だけして、思い切り振ろうと思った。それがいい形になった」。

和歌山高から2011年の育成ドラフト4巡目で広島入団。ただ、故障もあり、2年目の13年オフに戦力外通告を受けた。「カープをクビになった時、野球はもう、終わりかなと思った。でも、家族や高校の恩師、独立リーグの監督さんが支えてくれた」。独立リーグを経て、16年オフにロッテ入団テストに合格した。

「(記念球は)鉄板ですけど、親にあげます。初ヒットは嬉しいけど、ここからがスタートだと思う」と三家。両打ちの25歳は控え目に笑った。

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ロッテ井上、両親の前でバースデー三塁打!貴重な?プロ3本目「打ててよかった」[スポニチ]

ロッテ・井上が、30歳の誕生日に貴重?な一打を放った。4回2死一、二塁から中越えへ2点適時三塁打。日本人選手最重量114キロの巨体を誇る強打者にとって、これがプロ入り3本目だ。

「今日は(広島から)両親が見に来てくれていて“30歳になったんだね。期待しています”と、嬉しそうなメッセージをくれました。打ててよかったです」。

誕生日が重なることもあり、家族も大阪遠征に帯同。移動日の1日には「タルトのケーキで祝ってもらいました」と井上。祝ってくれた両親や家族に恩返しする一打になった。

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ロッテドラ2東妻プロ初登板で無失点締め、「緊張」も最速152キロマーク![スポニチ]

ロッテのドラフト2位ルーキー・東妻が、6点差の9回にプロ初登板を果たした。

「緊張で浮き足立って、高めにボールが抜けてしまいました」。

先頭の大城には四球を与えるなど、ボール先行の投球だったが、無死一塁、吉田正を一ゴロ併殺打に仕留めるなど、結果的に打者3人で切り抜けた。

リリーフとしては珍しいワインドアップモーションが売りだったが、セットポジション時と球速の差が大きかったこともあって、封印。1秒を切ったクイックモーションも「体重が乗り切らないまま、投げていた」と改良し、多少、タイムが遅くなっても球威を重視して、フォームを改造。球速、制球ともに安定し、1軍に呼ばれるまでになった。

プロでの最速は155キロだが、この日は152キロを記録するなど、セットアッパー候補と期待される新人は「いいところを見せたい」と笑顔を振りまいていた。

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ロッテ・香月、5年目で待望プロ1号!高校時代過ごした大阪で「最高に気持ちよかった」[スポニチ]

ロッテ・香月が、5年目にしてプロ初本塁打を放った。5−1とリードした3回2死一、二塁、オリックスの2番手・吉田一から右中間席へ3ランだ。

「最高に気持ちよかった。ただ、その後の打席で打てなかったことが、悔しいです」。

余韻にひたることはせず、4回2死三塁の場面で見逃し三振に倒れた場面を反省した香月。2018年から同じ「かずや」でもある福浦和也内野手兼2軍打撃コーチの自主トレに弟子入り。後継者の期待もかかったが、同年3月の練習試合で左手を負傷し、左手親指靭帯断裂で全治4ヶ月。1軍出場なしに終わったが、巻き返しを図る今季、大阪桐蔭で3年間を過ごした大阪の地で記念のアーチを放ってみせた。

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ロッテ、暑さ対策で2軍試合の時間を変更[スポニチ]

ロッテは3日、8月4日にロッテ浦和球場で午後1時開始予定だったイースタン・リーグ、ロッテ−楽天式戦を同日、午後6時にZOZOマリンでの開催に変更したと発表した。

当日はマリンフェスタユニホームでプレーする予定。また、場内アナウンスは1軍のウグイス嬢を29年間務める谷保恵美さんが担当する。

夏の暑さ対策に加え、2軍選手に本拠地ZOZOマリンでのナイターを体験させる狙いもある。

チケットは全席自由席(内野一階席のみの開放)で大人1000円、中学生以下の子供は500円。

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香月、待望のプロ1号、貫いた大阪桐蔭の教えフルスイング[報知]

ロッテ・香月一也内野手(23)が待望のプロ1号3ランを放ちチームの勝利に貢献した。大阪桐蔭高から入団した5年目の若武者が最高の結果を残した。

高々と舞い上がった打球は右翼席に吸い込まれた。手に残る感触を味わいながらベースを一周した。「めちゃめちゃ気持ちよかった」。5−1の3回2死一、三塁のチャンスで甘く入った直球を完璧に仕留めた。「しっかり捉えることができましたし、しっかり振り抜けたのでいったかなぁと思いました。初ホームランめっちゃ嬉しいです」と喜びを爆発させた。

昨年3月には左手親指靭帯断裂し手術。春季キャンプは2軍で迎えたが、地道なリハビリを経て5月末に1軍に昇格した。大阪桐蔭高から14年ドラフト5位で入団。1歳上の先輩、西武・森を目標に長打力に磨きをかけてきた。食事に連れて行ってもらった際には親身になって助言をもらった。初アーチまでに通算69打席を要したが、一貫していたのは高校時代から続けてきた「フルスイング」だった。「森さんからよく言われたのが、『ボールに向かって当てにいくんじゃなくて、フルスイングをしろよ』ということ」。先輩との会話の中で改めて自分が目指すべきプレースタイルに気がついた。

今季初スタメン起用の期待に応えたが「他の3打席でヒットが出なかったことが悔しい」と反省も忘れなかった。「自分は打つしかないので」と香月。喜びは胸にしまい、次戦へ気持ちを切り替えた。

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ドラ2東妻・無失点デビュー「めちゃめちゃ緊張した」[報知]

ロッテのドラフト2位・東妻勇輔投手(23)=日体大=がプロ初登板を果たした。

12−6の9回にマウンドに上がると、先頭の大城に四球を与えたが、吉田正を一ゴロ併殺に仕留めた。最後は中川を遊ゴロに打ち取り無失点に抑えた。

「最初はめちゃめちゃ緊張してしまった。浮足立ってマウンドが合わずにボールが高めに抜けた。でも、ゲッツーも取れましたし、最後は抑えられてよかった」と初々しい表情でデビュー戦を振り返った。最速155キロの即戦力ルーキーは「この後も1軍にいる間はチャンスがあると思うのでいいところを見せていきたい」とアピールを誓った。

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155キロ右腕ドラ2東妻、1軍初昇格[報知]

ドラフト2位・東妻勇輔投手(23)=日体大=が初昇格した。最速155キロ右腕は「昨日(2日)の試合後に電話がかかってきて、緊張しました。両親にはすぐに電話して伝えました」と笑顔。身長は172センチと小柄だが、速球で内角をどんどん攻める強気のスタイルが武器。制球難が課題だったが、代名詞だったワインドアップを捨ててセットから制球力重視で投げること意識し安定感が増した。ルーキーが9連戦中のブルペン陣を支える。

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8・4イースタン楽天戦がZOZOマリン&ナイターに変更[報知]

ロッテは3日、8月4日のイースタン楽天戦の球場と試合開始時間の変更を発表した。

当日はマリンフェスタユニホームでプレー予定。また、場内アナウンスは1軍同様にウグイス嬢の谷保恵美さんが担当する。

チケットは全席自由席(内野1階席のみの開放)で大人1000円、中学生以下の子供500円。

担当者
「夏の暑さ対策の一環でもありますが、せっかく本拠地ZOZOマリンスタジアムがスケジュール上、空いているので若い選手を中心に本拠地のナイターを経験させたいという想いもあり変更をすることになりました。夏休み期間中の日曜日ですのでぜひ多くの方にご来場いただき、若い選手達に声援を送っていただきたく思います。」

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最速155キロ右腕ドラ2・東妻が初の1軍昇格へ[報知]

ロッテのドラフト2位・東妻勇輔投手(23)=日体大=が3日、酒居に代わって出場選手登録されることが分かった。

最速155キロの即戦力右腕が9連戦中のブルペンに加わることになった。内角をグイグイ攻める投球が持ち味で身長は172センチと小柄だが「『小さいからプロで活躍できない』と言われるのが嫌い。見返す意味で抑えるところを見せたい。実力で黙らせたい」と負けん気の強さは人一倍強くプロ向きな性格だ。開幕1軍こそ逃したが「少しでも早く1軍に上がりたい」との思いでファームで力をつけてきた。

セットポジションでは球速が極端に落ちる弱点もあったが、徐々に改善されてきたおり、セットポジションでも150キロ超を連発するようになった。

イースタンではここまで18試合に登板し0勝0敗、防御率5.03。19回2/3を投げ21奪三振で奪三振率は9.64をマーク。幕張の“小さな巨人”がベールを脱ぐ時が来た。

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ロッテ・香月、5年目で初アーチ「最高に気持ち良かった」[デイリー]

ロッテ・香月がプロ5年目で初本塁打を放った。

5−1の3回2死一、三塁で、吉田一の直球を豪快に振り抜き、右中間へ3ラン。今季初の先発出場で記念のアーチをかけ「打った瞬間に行ったと思った。最高に気持ち良かった」と喜んだ。

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ロッテ、8・4イースタン楽天戦をZOZOマリンで開催[デイリー]

ロッテは3日、8月4日のイースタン、ロッテ対楽天戦(ロッテ浦和球場・13時試合開始)をZOZOマリンスタジアム(18時試合開始)に変更すると発表した。

当日はマリンフェスタユニホームでプレーする予定。

また、場内アナウンスは1軍同様、ウグイス嬢を務めて29シーズンの谷保恵美さんが担当する。

チケットは全席自由席(内野一階席のみの開放)で大人1000円、中学生以下の子供500円。

担当者は「夏の暑さ対策の一環でもありますが、せっかく本拠地ZOZOマリンスタジアムがスケジュール上、空いているので若い選手を中心に本拠地のナイターを経験させたいという思いもあり変更をすることになりました。若い選手達に声援を送っていただきたく思います」と話していた。

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三木谷議長「収益化チャンスある」阪神、巨人オーナーらと小委員会設置へ[デイリー]

プロ野球オーナー会議が3日、東京都内のホテルで行われた。楽天・三木谷浩史オーナー(54)が議長を務め、プロ野球の今後の発展や事業拡大に向け、具体案を策定する小委員会が設置されることが決まった。

小委員会は阪神、巨人、楽天、オリックスの4球団のオーナーに斉藤コミッショナーを加えた5人で構成。音頭を取った三木谷オーナーは「収益化へのサービスチャンスは多々あると思うので、議論していきたい」と意気込みを示した。

自身の発案で、円卓形式で行われたオーナー会議。「大阪のG20でもそうだったように、円卓の方が議論が活発化する」と説明し、セとパが交互に着席したことに「プロ野球全体でやっていきましょうということになった」と意義を強調した。

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