わたしはかもめ2019年鴎の便り(7月)

便

7月12日

オールスターゲーム第1戦

◇全セ3−6全パ(東京ドーム)

全パが着実に得点して逃げ切った。2回に森の2ランで先制。6回に浅村、山川の2者連続ソロで2点を奪い、9回には荻野の適時打などで2点を追加した。先発した千賀が2回無失点でリズムをつくり、優勢に試合を進めた。全セは4回に筒香の適時内野安打で1点を返し、9回に原口の2ランで追い上げたが及ばなかった。

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全パ0200020026
全セ0001000023

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ロッテ荻野恩返し初球宴、ケガだらけの10年/手記[ニッカン]

苦節10年、初めてオールスターの舞台を踏んだ苦労人がいる。昨年は直前で死球骨折し、出場を辞退したロッテ荻野貴司外野手(33)。12球団トップの打率3割3分で文句なしの選出を果たし、2安打1打点と躍動した。走攻守の総合力と穏やかな人柄は球界屈指。飾らぬ言葉のはしばしに職人の思いが詰まっている。

まず、お世話になった人みんなに感謝の気持ちを伝えたい。10年間すごく多くの人にサポートしていただいた。お礼を言わせてください。ありがとうございます。最初は緊張もありながらでしたが、途中からは楽しめました。

去年は直前に右手の人差し指に死球を受け、オールスターを辞退しました。これまでを振り返っても、やっぱりケガが多くて。大きいのは膝を3回手術して、左肩を手術して、両足のハムストリングを肉離れして、脇腹を肉離れして、去年は人差し指を骨折。「1年間やり通したい」と思っていたので、悔しくて。

すると嫁が、ある動画を見せてくれました。去年の京セラドームでのオールスター後、僕の応援歌をファンの皆さんが歌ってくれていたのです。色んな球団のファンの方がいる中で、あんなことを…「来年こそ」という気持ちになれました。去年選んでもらった時よりも、さらに嬉しさがありました。

今季は、チームが若手に切り替わっていこうとしてる中だったので「出番は少ないかな」と正直、思っていました。開幕前は調子が上がらず、不安も焦りもあったんです。2軍の試合に出させてもらって、そこでもう1度、しっかり自分を見つめ直せた。短いバットなど色々試して、最終的に今の形にたどり着いています。バットが悪かったのか、自分の調子が悪かったのか。正直、分からないんですけど。短いバットはロッカーにあります。

テレビで見ていた憧れの舞台。同じ関西学院大の同期の宮西と、後輩の近本が選ばれました。近本も試合に出て盗塁も決めて、宮西もしっかり投げて、元気な姿を見られました。大学時代は内野手だったので、宮西の投球を外野から見るのは初めてで、改めて「頼もしいな」と。

何よりこのオールスターは僕以上に、この10年間不安な思いもある中で、落ち込むことなく支えてくれてた家族はじめ、周りの人が楽しみにしてくれていた。明日も出られるかは分からないですが、出られたらいいプレーをできるように頑張りたいです。(千葉ロッテマリーンズ外野手)

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ロッテ荻野「刺激に」初球宴フェン直二塁打&適時打[ニッカン]

ロッテ荻野貴司外野手は初の球宴の舞台で持てる力を発揮した。全パの「8番右翼」で先発出場し、5回の第2打席。フルカウントからの6球目、巨人山口の低めの141キロを左中間スタンドへ向けてすくい上げた。「惜しかったですね。行ったかなという感じではなかったですが」と打球はフェンス最上段に当たる二塁打となった。さらに9回1死三塁の第4打席では左前に適時打。苦労人の一打一打に三塁側ベンチの選手達も総立ちで喜んだ。

普段通りを貫いた。打撃練習ではスタンドインが飛び交い歓声があがる中、初球をバント、次はバスター。「すごい選手がいっぱいいるので刺激になりました」という中でも荻野らしさを見せた。

第2戦の開催地は地元関西。「(今日は)無事に試合が終われたことがよかった。(明日は)親とかも見に来てくれるので頑張りたい」。10年間の涙を2日間に詰め込む。

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ロッテ売り子ペナントレース1位1114杯りかさん[ニッカン]

ロッテが12日、売り子ペナントレース7月ラウンドのホームゲーム6試合を終えての途中経過を発表した。

1位はハンディを含め、りかさんの1114杯(ビール=3年目のため130%計算で1448杯としてカウント)となった。

りかさんは「4月も1位にあと少し足らず、悔しい思いをしました。梅雨も間もなく明けて、7月はビールの季節です。そしてマリーンズも絶好調なので一緒に盛り上がりビールを売る事ができればいいなと思います。7月のトップを目指して頑張ります」とアピールした。

以下順位詳細。

[ルール]
(1)
参加者の勤続年数によって、日々の売上杯数にボーナスを加えた数量を確定杯数とする。1年目:1日の売上杯数の150%、2年目:1日の売上杯数の140%、3年目:1日の売上杯数の130%、4年目:1日の売上杯数の120%、5年目以上:ボーナス無し。ソフトドリンク・日本酒は勤続年数にかかわらず200%設定とする。
(2)
月毎(3月は4月度と合わせて集計する)に売上杯数1位の売り子を決定し、9月に実施する決勝ラウンドへの進出権を獲得。9月(10月に試合があれば加える)は各月の勝者で杯数を競い、9月にハンディを含み、トップの売り子が優勝となる。販売杯数ナンバーワンには多大なる栄誉と優勝賞品として「ハワイアン航空成田−ホノルル往復ペア航空券」がプレゼントされる。なお、今回の企画は東京ドーム開催は除く。

※4月ラウンドの勝者はビールの今井さやかさん、5月ラウンドの勝者はソフトドリンクの近藤晃弘さん、6月ラウンドの勝者はチューハイのあやかさん。

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コラム[野球の国から]苦境越え前に進むロッテのドラ1達[ニッカン]

◇浦和の群像4

浦和球場とクラブハウス前の道路はいつも、ルーキー藤原待ちのファンが列をなしている。おなじみの光景を横目に、ロッテ佐々木千隼投手(25)は「大変そうですよね。すごいっすよね」とつぶやいた。

2年前のドラ1は、注目される苦労を知っている。「1年目って全然分かんないじゃないですか。プロの流れも。次の場所に移らなきゃいけないのに止められて、大丈夫かな、早く行かないと怒られないかなって」。連日テレビカメラ、記者、ファンに囲まれる。そして無情にも、離れていく。「活躍できなかったらやっぱ、取材とかされなくなりますし」。7月に右肘関節を手術した昨年は、1軍登板ゼロに終わった。

手術後の静かな環境が、野球に100%専念させてくれた。まず痛みがない。「気持ちが全然違う。普通に投げられる。それが1番でした」。思いきり振れた大学時代の映像と今のフォームを見比べたりもした。

よく「前の方が良かった」と言う人がいるが、アスリートは常に試行錯誤しながら前に進んでいる。「戻る」は簡単ではない。5月には5、6回と投球回ものびてきた。当たり前の幸せを実感した。年始に「手術して良かったと思えるシーズンにしたい」と言ったのを覚えている。9日の2年ぶり1軍勝利で、再びカメラに抜かれた表情を見れば「良かったね」以外の言葉は浮かばなかった。

時にドラ1はライバルと比べられる。佐々木の入団時は、ソフトバンク田中がそうだった。安田尚憲内野手(20)の場合は日本ハム清宮、ヤクルト村上がそれにあたる。嫌気が差すこともあるだろう。だが安田は「同世代に同じタイプの左打者が2人、3人いるっていうのは、僕としてもありがたいですよね」。感謝できる器の持ち主だ。

物おじせず肝が据わった村上と、丁寧で物腰柔らかい安田。正反対にも見える2人は昨冬、台湾のウインターリーグで野球談議に花を咲かせた。互いの練習法を話し合い、間近で打って吸収できるものを探した。「色々考えてるなって。刺激になるし負けたくないと思いました」。闘争心を浦和に持ち帰った。

安田もまた、2年目の環境を改善している。昨季のドラ1特需に「常に大人に囲まれるのも1つの経験。ありがたかった」と、これまた感謝。一方で「振り返るとバタバタしてきつい時もありました。今年は自分と向き合って練習する時間が取れてます」。寮からの“通勤”も徒歩から自転車に変え、快適らしい。

毎年6月末までは雑草花粉に悩まされる。ドーピングに引っかかるため、強い薬は飲めないことが多い。昨年は目が開けられないほど症状がひどく、今年も顔が腫れていた。が、「やっと終わりました!」。花粉からも解放され、邪魔するものは何もない。

2軍で中軸を打ち、三塁を守る。「まだサードでレギュラーをとれる実力はない。もっと信頼されるようにやっていきたいです」。若さを燃やす面々が、朝球場にやってくるのは8時ころ。「早い日は7時前には来ちゃうかな」。その1時間前に、細谷圭内野手(31)は着いている。(つづく)

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ロッテ・荻野、初出場で躍動「結果にこだわるものではないけれど」/球宴[サンスポ]

ロッテの荻野が33歳で初出場すると2安打1打点と活躍した。5−1の9回1死三塁で山崎(DeNA)の変化球を左前に引っ張ってダメ押しの適時打。5回には左中間のフェンス上部に当たる大きな二塁打も放ち「嬉しかった。(球宴は)結果にこだわるものではないけれど」と照れながら喜んだ。

昨年は9年目で初選出されていたが、直前の試合で右手人差し指を骨折して出場できなかった。普段は大きなことを言わない男が「やっぱり出てみたい目標」と語っていた舞台で躍動した。

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現役ドラフト実現へNPB具体案、選手会・炭谷会長「前進」[サンスポ]

日本プロ野球選手会が12日、東京都内で臨時大会を開き、日本野球機構(NPB)に実現を求めている現役ドラフト制度について議論した。炭谷銀仁朗会長(31)=巨人=は、NPBから具体案を提示されたことを明かし「提案を受けたことは前進。まだ論点はあるが、しっかり話し合って導入できるようにしたい」と話した。

現役ドラフトは米大リーグのルール5ドラフトを参考に、出場機会に恵まれない選手を救済するため他球団が指名して移籍させる制度。選手会側は一定条件の選手が全て対象になるものを想定しているが、NPB側の提示案は球団が選手を任意に選ぶ形式とみられる。

今後は方式や開催時期について選手会側の意見を集約し、次回の事務折衝で要望として伝える。

選手会総会に出席した選手会長のヤクルト・中村
「(現役ドラフト制度について)選手会でも色々な意見が飛び交った。NPB側も前向きな意見があり、ありがたく思っている。」

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現役ドラフト制度を議論、プロ野球選手会が臨時大会[サンスポ]

日本プロ野球選手会は12日、東京都内で臨時大会を開き、日本野球機構(NPB)に実現を求めている現役ドラフト制度について議論した。

現役ドラフトは出場機会に恵まれない選手を救済するため、他球団の現役選手を指名して移籍させる制度。NPBからは具体案が提示されており、炭谷銀仁朗会長(巨人)は「頻度や対象選手の人数などまだまだ論点はあるが、ぜひ導入すべき制度。しっかり話し合ってより良いものにしていければ」と話した。

また昨年の西日本豪雨の復興支援を兼ねて、幼稚園児らに野球に親しんでもらうためのボール遊び教室「キッズボールパークinくらしき」を12月1日に岡山県倉敷市で行うことを発表した。

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ロッテ荻野、初球宴は「緊張してふわふわ」それでも貫録二塁打[スポニチ]

初選出された昨季は故障で辞退したロッテの荻野は「8番・右翼」で先発出場し、5回2死の第2打席で左中間二塁打し、初安打を記録。さらに9回1死三塁では左前適時打し、2安打1打点と前半戦を打率.330の首位打者でターンした力を見せた。

「初めは緊張してふわふわした感じだった。結果は2本出たけど無事に終われて良かった」とホッとした表情だった。

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選手会、現役ドラフト導入前進、事務局長「一刻も早く実現させたい」[スポニチ]

日本プロ野球選手会は12日、都内のホテルで臨時大会を開き、日本野球機構(NPB)に導入を求めている現役ドラフト制度について議論した。NPB側から提示された具体案について意見交換し、次回の事務折衝で要望などを伝える。

現役ドラフトはMLBの「ルール5」ドラフトを参考に、出場機会に恵まれない選手を救済するために他球団が指名して移籍する制度。選手会側は「ドラフト対象選手のリストの範囲」を入団からの年数、登録日数などを基準にする案を出しているが、NPB案は球団が任意で選ぶなど別の形だったという。

総会後、炭谷銀仁朗選手会長(巨人)は「交渉をしていく中で、NPBに導入に前向きな姿勢を見せていただいた。具体案を提示していただいたのは大きな前進。まだ実施期間や頻度、人数など論点はあるが、ぜひ導入すべき制度」と話した。今後、さらに議論を本格化させていく。

導入時期は未定だが、森忠仁事務局長は「毎年、戦力外の選手は出ている。一刻も、一年でも早く実現させたい」とした。

◇12月、倉敷でイベント

一般社団法人の日本プロ野球選手会は、今年12月1日に岡山県倉敷市と共催で「キッズボールパークinくらしき」を開催すると発表した。昨年の西日本豪雨の復興支援を兼ね、幼稚園児らに野球に親しんでもらうためのボール遊び教室。この日の会見には倉敷市の伊東香織市長らが出席。開催は昨年に続き2度目で、大島洋平理事長(中日)は「野球というスポーツに少しでも興味を持ってもらえれば」と話した。

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選手会、現役ドラフト制度について議論、NPB側から提示された具体案について意見交換[スポニチ]

労組・日本プロ野球選手会は12日、都内のホテルで臨時大会を開き、日本野球機構(NPB)に導入を求めている現役ドラフト制度について議論した。

NPB側から提示された具体案について意見交換し、次回の事務折衝で要望などを伝えるという。

現役ドラフトはMLBの「ルール5」ドラフトを参考に、出場機会に恵まれない選手を救済するために他球団が指名して移籍する制度。炭谷銀仁朗選手会長(巨人)は「NPBに具体案を提示していただいたのは大きな前進。まだ実施期間や頻度、人数など論点はあるが、ぜひ導入すべき制度」と話した。

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「現役ドラフト」7月開催案浮上…労組・選手会がNPB案を討議[報知]

日本野球機構(NPB)が導入を検討している「現役ドラフト」に7月開催案が浮上していることが12日、分かった。労組・日本プロ野球選手会(炭谷銀仁朗会長=巨人)はこの日、都内で臨時大会を開き、NPBから提示された現役ドラフト案について話し合った。

現役ドラフトは出場機会が少ない選手の移籍活性化を狙いとし、選手会が導入を希望。選手会案は、入団後の経過年数と通算登録日数などをベースに対象選手が決まるものだった。一方、6月にNPBが選手会に提示した案は、7月開催で球団が任意で対象選手を選ぶ方式とみられる。

今季トレードが頻繁に成立しているように、シーズン中の開催で活発な移籍が期待される一方、支配下選手が一気に減少するリスク、対象となりながら指名されなかった選手への配慮など、課題を指摘する声も出ている。炭谷会長は「頻度や対象選手の人数など、まだまだ論点はあるが、いいものにしていきたい」と話した。

また、この日の大会では、東京五輪開催で来季公式戦の開幕が3月20日と早まることに伴い、キャンプ前の1月に行われる合同自主トレの実施方法に関する意見交換も行われた。

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ロッテ・荻野 マルチ!昨年ケガで辞退「無事に終われてよかった」[デイリー]

10年目で初出場のロッテ・荻野が2安打1打点と躍動した。5回に左中間フェンス直撃二塁打を放つと、9回はダメ押しの左前適時打。

昨年は直前のケガで出場を辞退していただけに「すごい選手がたくさんいて、すごい刺激になった。結果はこだわるものではない。無事に終われてよかった」と笑みを浮かべだ。

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