オリックスが4連勝した。3回に福田、小島の連続適時二塁打で2点を先制。K−鈴木は7回途中1失点で3勝目を挙げ、救援陣が無失点でつなぎ9回はディクソンが締めた。ロッテは7回に1点差としたが攻め切れず3連敗を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
オリックス | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 2 |
ロッテがオリックスにカード3連敗で1ゲーム差まで迫られた。
先発種市は6回2失点の力投も打線が援護できず。9回、無死一、二塁の好機をつくったが、バントを試みた鈴木が初球をファウルに。3球目のボール球を見送った際に、二塁走者荻野が捕手からの送球に戻れず牽制死。反撃のムードは途絶えた。打線は3戦で2得点のみで、井口監督は「しっかりと走塁を含めてバントも1球で決めないといけない。この3試合打線でカバーできてなかった」と悔やんだ。
ロッテはオリックスとの3連戦で計2点しか奪えず3連敗を喫した。1−2の9回無死一、二塁では鈴木が初球に送りバントをファウルし、3球目を見逃した際に二塁走者の荻野が飛び出してアウトに。鈴木は「今は3番を打っているが、あそこはバントの場面。1球で決められなかったのが全て」と悔やんだ。
20日間で19試合を戦う厳しい日程は、終盤に息切れして9勝9敗1分けだった。井口監督は「この3試合は打線でカバーできなかった。選手たちはよく戦ってくれた」とねぎらった。
1点差の9回無死一、二塁。送りバントの構えだったロッテ・鈴木は1ボール1ストライクの3球目をバットを引き、見送った。つられた二塁走者・荻野の帰塁が遅れ、アウト。反撃の機会はついえた。
「1球目で(バントを)決めないといけなかった。それが全てだと思います」と鈴木。鈴木は3連戦12打数無安打に終わり、チームは3連敗。借金3となり、最下位オリックスとのゲーム差も1になった。
地獄の連戦の最後は息切れの3連敗だった。1点を追いかけるロッテは9回無死一、二塁、送りバントのサインだったが、カウント1ボール1ストライクから鈴木が際どく見送ったボールにつられた二塁走者・荻野の帰塁が間に合わず、アウト。2点差の7回1死一、二塁では中村奨の左中間二塁打で一気に本塁を狙った一塁走者・清田がタッチアウトと、ミスが目立った。オリックス3連戦は結局、計2得点だった。
7月30日のオリックス戦(ZOZOマリン)から20日間で19試合を戦う過密日程。うち、ドーム球場は6試合のみと炎天下の試合も続いた。その中、9勝9敗1分けと勝率5割で乗り切った井口監督は「この日程の中、選手たちはよく、頑張った。また、切り替えて戦いたい」と話していた。
ロッテが同一カード3連敗を喫し借金3。最下位に1ゲーム差となった。
先発・種市篤暉投手(20)が6回4安打6四死球も2失点と粘りを見せたが、打線の援護が少なかった。
手痛いミスが出た。0−2の7回。先頭のマーティンが右前打で出塁。鈴木が遊飛に倒れたが清田が中前打を放ち1死一、二塁のチャンスをつくった。ここで中村奨が放った左中間への当たりでマーティンが生還。さらに一塁走者・清田も三塁を蹴って同点を狙ったが、完璧な中継プレーで本塁で憤死した。2死二塁で続く角中が左飛に倒れて1点止まりに終わった。
9回には無死一、二塁のチャンスで鈴木が送りバントを試みたが、初球をファウル。2球目のカーブにバットを引くと大きなリードを取っていた二塁走者・荻野が牽制死し、逆転ムードがしぼんだ。井口監督は「ああいうところで、走塁(ミス)も含めてバントも1回で決めないといけない。この3試合、打線でカバーできなかった」と指摘した。
7月末から10連戦、中1日で9連戦を9勝9敗1分けで終えた。「この20日間の中で19試合を戦って、あり得ないような日程の中で選手はよく頑張ってくれた。明後日からまた切り替えて頑張りたい」と締めた。
オリックスとの3連戦で計2点しか奪えずロッテが3連敗。1−2の9回無死一、二塁では鈴木が初球に送りバントをファウルし、3球目を見逃した際に二塁走者の荻野が飛び出してアウトに。
鈴木は「今は3番を打っているが、あそこはバントの場面。1球で決められなかったのが全て」と悔やんだ。20日間で19試合を戦う厳しい日程は9勝9敗1分けだった。