わたしはかもめ2019年鴎の便り(9月)

便

9月7日

福岡ソフトバンク0−4千葉ロッテ(ヤフオクドーム)

ロッテの西野がプロ初完投を4安打完封で飾り、約1ヶ月ぶりの2勝目を挙げた。打線は5回に中村奨の適時打、井上の犠飛で2点を先行し、6回はマーティンの2ランで加点した。ソフトバンクは連勝が5で止まった。

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千葉ロッテ0000220004
福岡ソフトバンク0000000000

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ロッテ西野、育成ドラフト入団選手の完封は4人目[ニッカン]

ロッテ西野勇士投手がプロ初完投を初完封でマークした。

西野は08年育成ドラフト5位で入団。育成ドラフト入団選手の完封は、山田大樹(ヤクルト)がソフトバンク時代の11年、国吉佑樹(DeNA)が12年、千賀滉大(ソフトバンク)が18年に1度、今季2度記録したのに次いで4人目。

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ロッテ西野がプロ11年目で初完封「いけるかも」[ニッカン]

ロッテ西野勇士投手が初完封を達成した。08年育成ドラフト5位で入団し、プロ11年目。

8月から先発に回り、今季4度目の真っさらなマウンドは、初回のピンチで柳田、デスパイネ、グラシアルを抑えて波に乗った。最終回も「(先頭の)柳田さんに四球を出しそうだったんですけど何とか抑えることができて『いけるかも』と思った」と再びクリーンアップを封じた。前日に無安打無得点を喫したチームに勢いをもたらし、4位転落も阻止し「初戦を取られ、何とか自分で勝ちたいという気持ちがあった」と充実の表情をみせた。

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ロッテ・マーティン感謝の11号「助けてくれた」[ニッカン]

ロッテ・マーティン外野手がやり返した。6回、ソフトバンク椎野から貴重な追加点となる今季11号2ランを右翼ホームランテラスへ。「自分の力じゃなく、監督、コーチ、チームメート、ファンの皆さんが僕のことを助けてくれた」と周囲に感謝した。

ノーヒットノーランを喫した前日6日は簡単な中飛を2度も落球。「アメリカでの9年を含めて自分の14年のプロ生活の中でも最悪な経験、最悪な1日だった」と振り返ったが、即座のリベンジで留飲を下げた。

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鷹のM灯阻止!ロッテ・西野がプロ初完封「まさか自分が…気持ち良かった」[サンスポ]

ノーヒットノーランで敗れた翌日に、見事な投球でソフトバンクにお返しをした。プロ11年目のロッテ・西野勇士投手(28)が初完投を4安打完封で飾った。

「(連戦の)初戦を取れず、自分で勝ちたいと。まさか自分が完封するとは思っていなかった。気持ち良かった」。

140キロ台後半の直球を軸にスライダー、カーブ、フォークボールを交えて翻弄。前半のピンチをしのぐと5回以降は1人の走者も許さず、9回は3者三振で締めた。

前日に快挙を達成した千賀と同じ育成出身。2014年から3年連続で20セーブ以上をマークした。17年に先発に転向したが、2勝止まり。昨年も結果を残せなかった。

今季の前半戦に中継ぎで登板する中で、疲労回復の重要性に気づいた。「以前はトレーニング量を増やすことを考えていたが、今は万全な状態で臨むことを最優先にしている」。考え方の変化が先発再転向後の2勝につながった。

3年ぶりのクライマックスシリーズ進出へ、経験豊富な右腕の存在は大きい。

井口監督(西野について)
「コントロールがよく、早いカウントから勝負してくれた。」
吉井投手コーチ(西野の先発転向を提案した)
「真っ直ぐが強く、変化球もいいところに決まっていた。」
西野勇士(にしの・ゆうじ)
1991(平成3)年3月6日、富山県生まれ、28歳。新湊高では甲子園出場はならず、2009年育成ドラフト5位でロッテ入団。13年に支配下登録され、4月8日の楽天戦(Kスタ宮城)でプロ初勝利。その後クローザーとして起用され、14年に育成枠出身選手として初のシーズン30Sを達成した。今季は35試合に登板し、2勝2敗2S、防御率2.64。通算成績は231試合に登板し、18勝20敗88S、防御率3.19(7日現在)。182センチ、82キロ。右投げ右打ち。既婚。年俸6000万円。背番号29。

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ロッテ・吉井コーチ、西野の先発転向ズバリ[サンスポ]

ロッテの西野勇士投手(28)が7日、ソフトバンク23回戦(ヤフオクドーム)で9回4安打6奪三振無失点の好投。プロ11年目で初完投初完封を飾った。

今季は前半戦に中継ぎとして31試合に登板。安定した投球で、守護神・益田の不調時には代役守護神も務めた。

そんな右腕の後半戦での先発転向を提案したのが吉井投手コーチだ。「球種が多いというのが1番。夏場に先発が足りなくなると思ったので」。右のリリーフでは東條、東妻が信頼度を増してきたこともあり、井口監督に提案。結果的にエースの涌井が2軍再調整、岩下が右足首の捻挫で離脱、二木も崩れて再調整となった後半戦の先発陣を西野が見事にカバーした。

見事な快投で、プロ初完封を飾った西野に、吉井投手コーチは「本人はリリーフの方が好きみたいなんですけど、これで先発も好きになってくれるんじゃないかな」とニヤリと笑った。

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ロッテ、屈辱から一夜明け打線が奮起、前日2落球のマーティン「最悪な1日だった」[サンスポ]

ロッテは前夜に無安打無得点試合を喫した打線が奮起した。5回に中村奨の適時打で先制すると、6回はマーティンの11号2ランで突き放した。井口監督は「先制することが大事だった。いい試合だったと思う」と満足げに話した。

中村奨は早大の大先輩、和田から左前適時打を放ち「胸を借りるつもりでいった」とうなずいた。6日に、中堅守備で平凡な飛球を2度落とすミスを犯したマーティンは「プロ生活で最悪な1日だった。次の日に、こうやって結果が出て良かった」と安堵の表情だった。

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ロッテ・マーティン、激励メッセージ200件超えに感謝の一発[サンスポ]

ロッテのレオネス・マーティン外野手(31)が7日、ソフトバンク23回戦(ヤフオクドーム)に「7番・右翼」で出場。2−0の6回無死一塁から11号2ランを放った。

「アグレッシブにいくことを心掛けて打席に入った。浮いたボールをしっかり、強くスイングすることができた」。

前日6日の試合では、来日初の中堅起用でいずれも失点につながる落球を2つ犯した。この際、右翼席に陣取るソフトバンクの私設応援団「九州鷹狂会」が誹謗中傷するような不適切なコールをしたことでこの日、公式サイトで謝罪文を発表する事態にまで広がった。

メジャーリーグでの経験豊富な助っ人だが、「これまでの野球をやってきて、昨日が最悪の1日でした」と明かした。それでも、ファンから励ましのメッセージが届き、その文面を自身のインスタグラムに投稿すると、そこにコメントを寄せる形でさらに200件以上のメッセージが届いたという。先発だったボルシンガーをはじめ、チームメートからも励まされ迎えた一戦で感謝の一発。「つらい1日から切り替えて、今日結果が出てよかった」と安堵の表情を浮かべた。

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ロッテ・西野、プロ11年目で初完投初完封[サンスポ]

ロッテの西野勇士投手(28)が7日、ソフトバンク23回戦(ヤフオクドーム)に先発。9回を4安打6奪三振無失点で、プロ11年目で初完投初完封を飾った。

「とにかくほっとしている。まさか自分が今日完封するとは思っていなかったので、0点でいけたことはよかった。初戦を取れず、何とか自分で勝ちたいと思っていた。チーム的にも最近沈んでいたので、何とか最少失点でいこうと思ったのが、いい感じになったと思う」。

1回先頭から連打で無死一、二塁のピンチを招いたが、柳田、デスパイネ、グラシアルの強力クリーンアップを打ち取り無失点。5回以降は完全投球で、後半戦の先発転向後は初対戦のソフトバンク打線を封じ込めた。

2009年に育成ドラフト5位で入団。12年のオフに支配下契約を勝ち取ると、13年に24試合に登板。14年からは守護神を務め31セーブ、15年には自己最多34セーブを挙げた。17年には先発に転向したが、5試合でわずか2勝(3敗)止まりで、18年は14試合の登板に終わった。

今季は中継ぎで31試合に登板し、後半戦から吉井コーチの指示で、先発に転向。3試合続けてクオリティー・スタートを達成するなど抜群の安定感を誇っている。

前日6日にはソフトバンクの千賀がノーヒットノーランを達成。この日は、同じ育成出身の西野が福岡のマウンドで輝きを放った。

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ロッテ・マーティン、逆襲の11号2ラン、前夜は悪夢の落球連発[サンスポ]

ロッテのレオネス・マーティン外野手(31)が7日、ソフトバンク23回戦(ヤフオクドーム)に「7番・右翼」で出場。2−0の6回無死一塁から11号2ランを放った。

「アグレッシブにいくことを心掛けて打席に入った。浮いたボールをしっかり、強くスイングすることができた」。

前日6日の試合では、来日初の中堅起用でいずれも失点につながる落球を2つ犯した。この際、右翼席に陣取るソフトバンクの私設応援団「九州鷹狂会」が誹謗中傷するような不適切なコールをしたことでこの日、公式サイトで謝罪文を発表する事態にまで広がったが、一夜明けてマーティンがその右翼席へと本塁打を突き刺した。

井口監督は「起きたことはしょうがない。本人が1番悔しいと思うので、しっかり取り返して欲しい」とこの日もスタメンで起用。指揮官の期待に、助っ人砲がしっかりと結果で応えた。

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ロッテ・中村奨、早大先輩の和田撃ち先制タイムリー[サンスポ]

ロッテの中村奨吾内野手(27)が7日、ソフトバンク23回戦(ヤフオクドーム)で2試合続けて「3番・二塁」で出場。0−0の5回に早大の先輩・和田から先制適時打を放った。

「この打席は何とかしたいと思っていたので、1本打ててよかった」。

5回1死一、二塁の好機、中村奨は12学年上の大先輩左腕に対し粘って7球目、低めのチェンジアップを左前にはじき返した。二塁走者の藤岡が本塁に生還。前日6日に千賀にノーヒットノーランを許したチームに14イニングぶりの得点をもたらした。

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ロッテ痛烈お返し、育成出身・西野が初完封!千賀ノーノーから一夜「ホッ」下克上へ3位死守[スポニチ]

痛烈なお返しだ。ロッテは7日、ソフトバンク戦で西野勇士投手(28)がプロ11年目で初の完封勝利を挙げた。前夜にノーヒットノーランを成し遂げたソフトバンク・千賀滉大投手(26)と同じ育成選手出身の右腕が快投。チームの3位死守の立役者となった。

圧巻だった。西野は9回、柳田から始まったクリーンアップを3者連続三振。最後のグラシアルを外角スライダーで空振りさせると捕手・田村が駆け寄ってきた。最初、無表情だったが抱きつかれ、ようやく、笑った。

「ホッとしました。最後までゼロで抑えられてよかったです」。

9回4安打無失点で今季2勝目。08年育成ドラフト5位で入団した28歳が11年目、通算18個目の白星でプロ初完投初完封を遂げた。

「まさかノーヒットノーランされるとは思わなかった。最少失点で抑えよう」。6日、チームは千賀に無安打無得点試合の屈辱を喫し、粘りを意識した。4回無死一、二塁、松田宣を二ゴロ併殺打。なお2死一、三塁での重盗も味方の守備が阻み、5回以降はパーフェクトに抑えた。

13、17年に経験したが、今季途中「直球が強いけど、変化球も多い」と吉井投手コーチの発案で再び先発へ。「これまでは(先発で)結果が出なかった。試合ではフレッシュな状態で投げようと」。筋力トレーニングの量を登板後に集中させ、直前の数日間は張りのない体で臨み、球威、切れとも復活した。

マウンドではポーカーフェースだが、実は心配性。侍ジャパンの守護神だった14年の日米野球では無安打で回った9回を託され、手が震え、水の入ったコップを持てなかった。この日も「早く、試合が始まって欲しいです」とベンチ裏で落ち着かなかったが、試合では強心臓。この二面性もまた武器だ。

チームは今季ソフトバンクに16勝7敗とし3位を死守。「いい投球だった」と井口監督もべた褒めだ。ソフトバンク戦は31試合目での初勝利だが「(苦手な)イメージはないですね」と西野。中継ぎの3試合も合わせ、今季は12回無失点だ。新鷹キラーはCSの「下克上」へ強力なカードになりそうだ。

前日に千賀(ソ)にノーヒットノーランを喫したロッテが西野の完封で勝利した。ノーヒットノーランで敗れた次の試合で1人の投手が完封勝利をマークしたのは、昨年7月27日に山口俊(巨)に喫した中日が小笠原で勝って以来2年連続10度目。ロッテは今回が3度目の屈辱だったが、翌日の完封勝利は初めてとなった。

ロッテの下克上
05年はレギュラーシーズン2位からプレーオフで西武、ソフトバンクを下してリーグ優勝。阪神との日本シリーズでは4連勝し、31年ぶりの日本一となった。10年はレギュラーシーズンで優勝したソフトバンクに2.5ゲーム差の3位。CSでは西武、ソフトバンクを撃破し、中日との日本シリーズでは王手をかけて迎えた第6戦が2−2で延長15回引き分け。第7戦は延長12回の熱戦を8−7で制し「史上最大の下克上」を成し遂げた。

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ロッテ・マーティン汚名返上弾、前夜2度落球の雪辱11号「昨日は野球人生で最悪の1日だったけど…」[スポニチ]

一夜で笑顔が戻った。2−0の6回無死一塁。ロッテ・マーティンは椎野の初球チェンジアップを迷わず振り抜き、右翼ホームランテラスへダメ押しの11号2ランを放った。

「昨日は野球人生で最悪の1日だったけど、1日で活躍できた。ファンやチームメートに感謝したい」。6日の試合では2度落球し、それが決勝点となった。ソフトバンクの応援席からは「いいぞ、いいぞ、マーティン」や「センター返し」など心ないコールも浴びたが、その右翼席めがけて雪辱弾を放った。

支えになったのは自身のSNSへ来たファンからの温かいメッセージ。「一生忘れない励ましだ」と返信した。中堅から本来の右翼に戻った守備でも無失策。もう大丈夫だ。

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ロッテ・西野、11年目の初完封「7回ぐらいからいけるかなと…」[スポニチ]

ロッテは、先発の西野が9回114球を投げて、4安打無失点でプロ入り11年目で初の完投&完封勝利で今季2勝目をマークした。

西野は、自身の投球について「立ち上がりコントロール悪かったですけど、粘り強くゼロで抑えられたのが良かったと思います。(最後までという意識は)あんまりなかったですけど、7回ぐらいから球数が少なかったのでいけるかなと思いました」と振り返った。

プロ11年目で初の完封勝利には「抑えやったり中継ぎやったり、色々しているのでこれぐらい期間が空いてもおかしくないと思います」と控えめに語ったが「とりあえず1つ完封出来たので、それは本当に嬉しく思います」と改めて嬉しさを実感した。

5回に2点奪い、さらに6回に2点の援護もらったことについては「本当に助けられているので感謝しています」と野手に感謝した。

最後にファンへ「負けられない試合が続くと思うので、いつもの大きなマリーンズの応援で背中を押して全部勝ちましょう」とメッセージを送った。

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ロッテ、前夜ノーノー敗戦の雪辱!西野プロ初完投初完封、ソフトBまたしてもM点灯お預け[スポニチ]

ロッテは、前日のノーノー敗戦の雪辱晴らす勝利を挙げた。先発の西野が9回114球を投げて4安打無失点で、プロ11年目で初の完投&完封勝利で今季2勝目をマークした。

西野は、初回先頭の牧原、中村に連続安打を許し、無死一、二塁のピンチを迎えるが、その後柳田、デスパイネ、グラシアルのクリーンナップを抑えて無失点でピンチを切り抜けた。2回は三者凡退に抑えた。3回と4回に1安打ずつを許したが、5回以降無安打投球でソフトバンク打線を抑えて完封勝利を挙げた。

打っては、5回1死一、二塁で中村奨の左前適時打で30イニングぶりの得点で先制に成功。続く井上の中犠飛で追加点を挙げて、この回で2点のリードを奪った。6回無死一塁でマーティンの11号2ランでリードを4点に広げた。

ソフトバンクは、先発の和田が4回1/3、100球を投げて5安打2失点で今季4敗目。打線も西野に4安打で抑えられて無得点。チームの連勝は5で止まった。2位西武が楽天に敗れたが、ソフトバンクも敗れたため優勝マジック点灯は7日以降に持ち越しとなった。

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ソフトバンク私設応援団が“不適切コール”を謝罪…2落球のロッテ・マーティンに対し「いいぞ」[スポニチ]

ソフトバンクの私設応援団「九州鷹狂会」は7日、前日6日の「ソフトバンク―ロッテ」戦(ヤフオク)で、5、6回と2イニング連続で平凡なフライを落球したロッテのレオネス・マーティン外野手(31)に対して“不適切なコール”をしたことを公式サイトで謝罪した。球団から厳重注意を受け、ロッテ応援団に謝罪したことも明かした。

マーティンは来日初の「1番・中堅」で先発。しかし、2失策はともに失点につながり、チームは0−2で敗れた。

九州鷹狂会が「いいぞ、いいぞ、マーティン!」「センター返し、ホークス!」とコールする動画がインターネット上にアップされ、批判の声が上がっていた。

謝罪文は以下の通り。

お詫び

9月6日ヤフオクドームで行われた千葉ロッテマリーンズ戦終了後の応援二次会にて、千葉ロッテマリーンズ・マーティン選手に対し、誹謗中傷するような不適切なコールをしてしまいました。
この件に関して、福岡ソフトバンク球団から厳重注意を受け、千葉ロッテマリーンズ応援団様に謝罪をさせていただきましたが、マーティン選手をはじめ、千葉ロッテマリーンズ球団関係者の皆様、サポーター、ファンの皆様に、大変不愉快な思いをさせてしまいましたこと、誠に申し訳ございませんでした。
また、福岡ソフトバンクホークス球団関係者、ファンの皆様にも多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
今後は、応援を先導する立場であることを再認識し、ファンの皆様の模範となるような行動を心がけて活動して参ります。
改めて、今回の私たちのとった行動で、大変ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
本当に申し訳ございませんでした。

令和元年9月7日

九州鷹狂会

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西野、ノーヒッター屈辱翌日にプロ初完投初完封「気持ちよかったです」[報知]

千賀にノーヒットノーランを食らった屈辱の敗戦から一夜明け、ロッテ・西野が痛快なシャットアウトでタカ打線を沈黙させた。最後の打者・グラシアルをスライダーで空振り三振に仕留めると、女房役の田村と抱き合った。9回4安打114球。11年目のプロ初完投を初完封で彩ったヒーローは「気持ちよかったです」と喜びをかみしめた。

「初戦を取られて何とか自分で勝ちたいと思っていた。まさか打線がノーノーされると思ってなかった。最少失点でいけたらと思っていた」。最速148キロの直球で内外を突き、スライダー、フォークを低めに制球。“快投乱麻”の投球で流れを引き戻した。

打線も雪辱した。0−0の5回1死一、二塁の好機で中村奨が早大の大先輩・和田のチェンジアップを左前に運ぶチーム30イニングぶりの適時打。「何とかしたいと思っていたので、1本打ててよかった」。主軸の仕事を果たしてみせた。

6回にはマーティンの11号2ランで追加点を挙げた。前夜の2つの落球失策が失点につながり「昨日はプロ野球人生で最悪の1日だった」。悪夢を払拭できたのは、試合後にSNSを通じて届いたファンからの200件を超す激励メッセージのおかげだった。「気持ち的に楽になりましたし、結果が出てよかった」。感謝の気持ちがアーチを生んだ。

これで今季のソフトバンク戦は16勝7敗。マジック点灯も阻止した。3位を死守した井口監督は「大きいですね。投手が抑えて打者が点を取って、いいゲームだった」と総括。嫌なムードを吹き飛ばし、CS進出へ加速した。

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投打ガッチリで3位もガッチリ!井口監督、「良い試合だった」[報知]

屈辱の敗戦からの悪夢を払拭する勝利を挙げた。先発・西野勇士投手(28)がプロ初完投、初完封をマーク。前日千賀にノーノーを食らった打線も4点を奪い快勝した。

井口監督は「本当に良い投球だった。コントロールもしっかりしていた。いつもは球数が多いけど、今日はしっかり投げていた。こういう(CSを争う)試合をしているなかで抑えてくれたのは大きい」と西野を称賛した。

打線も5回に中村奨の先制打と井上の犠飛で2点を先取。マーティンの2ランで突き放した。ノーノーの悲劇から流れを引き戻す1勝に「大きいですし、今日は先制することが1番大事だった。奨吾と晴哉(井上)が打ってくれて、マーティンもホームランを打ってくれた。投手が抑えて打者がしっかりと点を取って、良い試合だったと思います」と指揮官。16勝7敗と“カモ”にするソフトバンクとの相性の良さは簡単には崩れない。

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「ノーノーの悲劇」から一夜、西野がプロ初完投初完封でマジック点灯阻止[報知]

屈辱の敗戦から一夜。井口ロッテが痛快な白星を飾った。先発・西野勇士投手(28)が9回4安打でプロ初完投初完封をマークした。

千賀にノーノーを食らった打線も5回に目を覚ました。中村奨の先制打と井上の犠飛で2点を奪うと、6回にはマーティンが11号2ラン。前日2失策が失点に直結していた助っ人が貴重なアーチでミスを取り戻した。

今季チームはソフトバンクに16勝7敗。負ければ優勝マジック点灯を許す一戦できっちりと借りを返した。

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マーティン、11号2ラン、前夜2失策の汚名返上[報知]

ロッテのレオネス・マーティン外野手(31)が汚名返上のアーチを描いた。

2−0の6回無死一塁で椎野の初球を強振。右翼テラス席に飛び込む4試合ぶりの11号2ランとなった。「打ったのはフォークボール。アグレッシブに行くことを心掛けて打席に入った。浮いたボールをしっかり、強くスイングすることができた」と振り返った。

前日6日の試合では自身の落球エラーをきっかけに2失点。打線も千賀に沈黙しノーヒットノーランを食らった。試合後は肩を落として無言でバスに乗り込んでいた助っ人が仕事を果たした。

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中村奨、均衡破るチーム30イニングぶり適時打「何とかしたいと思っていた」[報知]

ロッテ・中村奨吾内野手(27)が9試合ぶりの打点をマークした。

両軍無得点の5回1死一、二塁の好機で早大の先輩・和田の100球目のチェンジアップを左前に運んだ。

3日の日本ハム戦(ZOZO)の初回に井上が放って以来、チーム30イニングぶりの適時打に「この打席は何とかしたいと思っていたので1本打てて良かったです。今日は勝てるように次の打席も頑張ります」と言葉に力を込めた。

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種市、「マネできないです…」師匠・千賀ノーノーに圧倒された[報知]

ロッテ・種市篤暉投手(21)が7日、師匠・千賀を刺激に快投を誓った。オフに自主トレをともにしたタカのエースが6日の同カードでノーヒットノーランを達成。練習の合間に投球を見ていたといい、「すごかったです。マネできないです」と圧倒された様子だった。球団広報から「ノーノー返しするか?」と問われると、「いやあ…」と苦笑いも、今季のソフトバンク戦は3試合で1勝0敗、防御率0.75と安定感がある。8日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で8勝目を狙う右腕は「前回は8回2失点でいいイメージがある。デスパイネ、柳田さんも状態がいい。しっかり配球を考えていきたい」と意気込みを口にした。

7日は自身21回目の誕生日。先輩達や友人から祝福されたというが、中でも「1番嬉しかった」のはコワモテの福嶋明弘打撃投手が「アップ中に耳元で『おめでとう』と、ささやいてきたことです」と周囲を笑わせていた。

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ロッテ・西野11年目の初完封、114球、被安打4の快投[デイリー]

最後まで切れのある圧巻の投球で、9回は中軸から3者連続三振を奪った。ロッテ・西野は114球で4安打に抑え、プロ11年目で初完封を果たした。今季は後半戦から先発に回り、4試合目での快投に「気持ち良かった。自分が今日、完封するとは思っていなかった」と顔をほころばせた。

1回は無死一、二塁のピンチを背負ったが中軸を封じる。2回以降は140キロ台後半の直球を軸にスライダーやカーブ、フォークボールと多彩な球種を駆使し「0」を並べた。

近年は右肘の不安などで低迷していたが「疲れというものに対して、敏感になった」とコンディショニングを見直し、復調のきっかけをつかんだ。CS進出を争うチームにあって、頼もしい存在となっている。

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ロッテ・西野がソフトバンクからプロ初完封、ノーノー翌日にお返し[デイリー]

ロッテがソフトバンクに完封勝ち。11年目の西野勇士投手(28)が初完封で2勝目を飾った。

先発転向4試合で、首位チームをねじ伏せた。立ち上がりは連打を食らったが、柳田、デスパイネ、グラシアルの中軸を冷静に退けた。4回にも無死一、二塁のピンチを招いたが松田を併殺に仕留めるなど本塁生還を阻止。9回は圧巻の3連続三振。114球の省エネ投球でソフトバンクを4安打に抑えた。

前日6日にノーヒットノーランを食らった打線も奮起。5回に中村奨が和田から左前に先制適時打。井上は椎野から中犠飛を放ち2点目。6回にはマーティンが2ランを放ちリードを広げた。

西野は「嬉しいです。7回ぐらいから球数が少ないなと思って、いけるかなと思った」と初完投、初完封を笑顔で振り返った。

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ロッテ・マーティン汚名返上の2ラン、前日は2度の落球、不適切コール騒動も[デイリー]

ロッテのマーティン外野手が汚名返上の2ランを放った。

2−0とリードして迎えた6回、ソフトバンクの2番手・椎野から右翼に貴重な追加点となる2ランをたたき込んだ。ノーヒットノーランを食らった前日6日の同カードでは中堅で2度、フライを落球する失策を犯していた。

マーティンの失策に対して、ソフトバンクの私設応援団「九州鷹狂会」が試合後に「いいぞ、いいぞ、マーティン」、「センター返しホークス」などと不適切コールを実施。この動画がツイッターなどで拡散されると、相手を侮辱する行為として批判が殺到していた。この日、応援団の公式HPには謝罪文が掲載され、ソフトバンク球団からも厳重注意が出るなど、騒動に発展していた。

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