わたしはかもめ2019年鴎の便り(9月)

便

9月9日

福岡ソフトバンク6−11千葉ロッテ(ヤフオクドーム)

ロッテが打ち勝った。1回に中村奨の犠飛で先制すると、3回は岡の2ランなどで4点を追加。その後も着実に加点した。先発の二木は6回2失点で、7月5日以来となる自己最多タイの7勝目。ソフトバンクは投手陣が打ち込まれた。

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千葉ロッテ10402202011
福岡ソフトバンク0002001306

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「リクエストしようかなと…」/井口監督[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督が選手時代を通じて初めて退場となった。

4回に二木がグラシアルに死球。グラシアルがスイングしていたように見えた指揮官はベンチを出て抗議したが、嶋田球審から退場を宣告された。スイングかどうかに加え、死球が実際に当たっていたかにも疑問があったそうで「『これ以上(スイングについて)話すと警告になりますよ』と言われて。その後に死球かどうかリクエストしようかなと思ったところで退場だった」と振り返った。

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井口監督退場で鳥越ヘッド代理指揮「選手頑張った」[ニッカン]

ロッテ先発二木康太投手が6回2失点で7勝目を挙げた。

井口監督退場のアクシデントにも動じず、ソフトバンク戦で今季17勝目の白星をもたらした。同球団相手にシーズン17勝は00年以降は01年ロッテ(17勝11敗)08年日本ハム(17勝7敗)に次ぎ、のべ3チーム目。監督退場後に代理で指揮を執り、円陣を組んで選手に指示を出した鳥越ヘッドコーチは「選手が頑張った。それに尽きます」とたたえた。

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「審判に近づいたら」アウト!井口監督即退場はルール[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(44)が選手時代を通じても初めて退場となった。ソフトバンク戦の4回。先発二木がソフトバンク・グラシアルに死球を与えた。この時グラシアルがスイングしていたように見えたため、井口監督がベンチを出て抗議。少し話をした後、嶋田球審が退場を宣告した。

井口監督はスイングかどうかに加え、死球が実際に当たっていたかにも疑問があったそうで「『これ以上(スイングについて)話すと警告になりますよ』と言われて。その後に死球かどうかリクエストしようかなと思ったところで退場だった。選手も死ぬ気で頑張ってるので、しっかり判定してもらわないと」と振り返った。

その上で「僕ももっと冷静になれば良かった。お互いもっと冷静にならないと、いい試合はできないと思うので。僕もチームに迷惑をかけたので反省したい」と話した。

嶋田球審は「ハーフスイングは審判の判断が最終判断。それに対してベンチから出た時点で警告なんです。審判に近づいたら退場。やりとりとかではなく、そのルールを適用しました。死球かどうかのリクエストはできますが、そのリクエストの話じゃなかった。井口監督は『スイングだ』と言っていたので」と、退場処分を下した経緯を説明した。

ロッテは監督退場後も着実に追加点を挙げて勝利。ソフトバンク相手に今季17勝目(8敗)を挙げた。同球団相手にシーズン17勝したのは00年以降は01年ロッテ(17勝11敗)、08年日本ハム(17勝7敗)に次いで、のべ3チーム目となる。監督退場後に代理で指揮を執り、円陣を組んで選手達を鼓舞した鳥越ヘッドコーチは「少なからず動揺があったので。17勝?選手が頑張った。それに尽きます」とたたえた。

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ロッテ井口監督がスイング巡り退場、選手時代通じ初[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(44)が4回に退場となった。

1死一塁で先発の二木がソフトバンクのグラシアルに死球を与えたが、この時グラシアルがスイングしていたように見えたため、井口監督がバットを振るジェスチャーとともに抗議。すると嶋田球審が退場を宣告した。

嶋田球審は「井口監督を禁止行為で退場といたします」と説明した。

その後は鳥越ヘッドコーチが代理として指揮を執った。

井口監督の退場は、選手時代を通じて初めて。

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ロッテ松永が左肩痛で登録抹消、千葉帰省後に検査へ[ニッカン]

福岡遠征中のロッテ松永昂大投手(31)が9日、左肩痛のため登録を抹消された。

2日のオリックス戦で痛みを感じ、8日ソフトバンク戦にも登板したが1度戦列を離れた方がいいと判断された。本拠地に戻った後、検査を行うという。

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ロッテ福浦引退記念Tシャツは「関連グッズの目玉」[ニッカン]

ロッテは9日、福浦和也内野手兼2軍打撃コーチ(43)の引退記念Tシャツを23日からZOZOマリンスタジアム前に設置する引退グッズ特設販売ブースとオンラインストアで発売すると発表した。

価格は3400円(税込み)でサイズはS、M、L、XLの4種類。色はブラックのみ。

球団のグッズ担当者は「このTシャツは福浦選手関連グッズの中では目玉商品の1つとなっています。引退セレモニーが行われる9月23日には選手たちも練習などで着用する予定となっています。ファンの皆様も一緒になって着用いただき盛り上げにご協力ください」とコメントした。

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カモった!ロッテ、18年ぶり鷹に17勝、井口監督初退場にナイン発奮[サンスポ]

ロッテは9日、ソフトバンク最終戦(ヤフオクドーム)に11−6で勝利。首位とのレギュラーシーズン全対戦を終え、17勝8敗と大きく勝ち越した。井口資仁監督(44)が4回に球審への抗議で選手時代を含めて、初の退場処分を受けたが、指揮官不在の中で打線が10安打11得点と奮起。チーム一丸でアクシデントを乗り越え、3年ぶりのクライマックスシリーズ進出へ、3位の座を死守した。

試合が終わり、ベンチ裏にいた井口監督がグラウンドに姿を現した。首位・ソフトバンクとの今季最終戦。博多で大きな勝利をつかんだ選手たちを、指揮官はハイタッチでねぎらった。左翼席に陣取ったロッテファンから、「イグチコール」が巻き起こった。

「最後にしっかり点も取れて、いい形で勝ててよかった。選手もしっかり頑張ってくれたと思う」。

スタンドの声援に頭を下げ、感謝した指揮官。闘志を胸に2年連続日本一の王者に挑んだ。

“事件”は5−0の4回に起きた。1死一塁から先発・二木の投じた球が、グラシアルの胸元をえぐった。嶋田球審の判定は死球。指揮官は「スイングも含めて、確認をしよう」とベンチを飛び出し、抗議へ向かった。この時点で警告が出されていたが、チームのために引き下がらなかった。嶋田球審からは、やりとりの途中で退場を宣告された。

「選手は死ぬ気で頑張って真剣勝負をしているので、しっかりとってもらわないと。ああいう判定で流れも変わってしまう」。選手、監督として23年目で初の退場劇。ダイエー時代にプレーした古巣の本拠地で、勝負へのこだわりを貫いた。

指揮官の思いは選手達にも乗り移った。監督代理を務めた鳥越ヘッドは直後に円陣を組み、「動揺すると思うけど、普段通りに勝ちにいこう」と鼓舞した。退場劇を間近で見ていた捕手の田村は「監督があそこまで言うのはこれまでなかったので、絶対勝たないと駄目だと思った」と3打点を挙げるなど、5、6、8回に2点ずつを加えた。

首位・ソフトバンクに対し、パ5球団で唯一、17勝8敗と大きく勝ち越した。年間17勝は、2001年以来、18年ぶりの快挙だ。勝ち越しの要因は得点力。鷹の強力投手陣からパ最多の125得点を挙げるなど、打線が機能している。4位・楽天との0.5ゲーム差も死守し、代名詞となった「下克上」の再現を本気で狙っている。

「チームに迷惑をかけた。僕ももっと冷静になればよかったと思うところもある」と井口監督は勝利の味をかみしめた。残り12試合。3年ぶりのクライマックスシリーズ出場へ−。デッドヒートを勝ち抜き、再び番狂わせを起こす。

井上(5回に田村の中犠飛で本塁へ激走、生還)
「監督がチームのために言ってくれて、何があっても絶対勝ちたかった。」

◇死球判定に抗議し

ロッテ・井口監督の退場はパ・リーグで今季13人目、両リーグを通じて20人目。退場後は、鳥越ヘッドコーチが監督代理を務めた。グラシアルへの死球の判定に対して、抗議した井口監督への退場処分について、嶋田球審は試合後に「ハーフスイングに対しての抗議は、ベンチから出てはいけない。ルール通りに適用した」と説明した。

◇ロッテ・下克上VTR

2005年
渡辺俊ら2桁勝利達成が6人もいる投手陣の活躍で、交流戦初代王者となり、レギュラーシーズンは2位。プレーオフではソフトバンクを3勝2敗で下し、リーグ優勝に輝いた。日本シリーズでは阪神を相手に合計33得点&4失点と投打で圧倒して4連勝。球団31年ぶりの日本一となった。
10年
1番・西岡、3番・井口、打率.331の今江ら打線が原動力となり、レギュラーシーズン最終戦で3位に滑り込み。CSで西武を破り、ファイナルシリーズではソフトバンクに王手をかけられてから、3連勝で逆転。4勝3敗で勝ち上がった。中日との日本シリーズは4勝2敗1分けで制し「史上最大の下克上」と呼ばれた。

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ロッテ、福浦の引退記念Tシャツ発売へ[サンスポ]

ロッテは、今季限りで現役を引退する福浦和也内野手兼2軍打撃コーチの記念Tシャツを、23日からZOZOマリンスタジアム前に設置する引退グッズ特設販売ブースとオンラインストアにて発売する。価格は3400円(税込み)。

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鷹キラーのロッテ・二木、6戦4勝無敗[サンスポ]

先発の二木が6回4安打2失点の好投。7月5日の西武戦以来、後半戦は初となる白星で自己最多タイの7勝目をマークした。鹿児島情報高出身の6年目右腕は、今季のソフトバンク戦で6戦4勝無敗。強力打線を封じた“鷹キラー”は、「走者をためないことだけ気をつけて、本塁打を打たれたとしてもまだ大丈夫だと、自分に言い聞かせながら投げた」と胸を張った。

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ロッテ、打線つながる、岡「序盤が大事だと思っていた」[サンスポ]

ロッテは11得点と打線がつながった。1番岡は1回に中堅フェンス直撃の二塁打で先制点につなげると、3回には6号2ランを放った。3回までに5点を奪って優位に立ち「向こうがブルペンデーだったので、序盤が大事だと思っていた」とうなずいた。

不動の1番だった荻野が今月に入って腰痛で離脱。順調なら13日の西武戦で復帰予定だが、岡も存在感を示した。「与えられた場所でしっかり活躍するだけ。1番では積極的にいこうと思っている」と心構えを口にした。

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ロッテ、二木“鷹キラー”復活、2ヶ月ぶり自己最多タイ7勝[サンスポ]

ロッテの二木康太投手(24)が9日、ソフトバンク25回戦(ヤフオクドーム)に先発。6回2失点で、7月5日の西武戦(ZOZOマリン)以来2ヶ月ぶり、後半戦は初白星をつかみ、自己最多タイの7勝目をマークした。

「フォアボールでランナーをためないことだけ気を付けて、ホームランを打たれたとしてもまだ大丈夫だと、自分に言い聞かせながら投げました。今日は野手の皆さんにたくさん点を取ってもらったので本当に感謝です」。

6年目の今季は安定した投球で前半戦だけで6勝を挙げたが、後半戦は一転して大量失点するシーンが目立った。8月は3試合連続で5失点以上を喫し8月24日、それまで好相性だったソフトバンクにも2回63球を要す苦しい投球でKO。2軍再調整となった。

2軍で投球フォームを見直し、臨んだ1軍復帰登板。4回に井口監督が退場処分を受けるアクシデントもあったが、持ち味の安定した投球で冷静に試合をつくった。

これでソフトバンク戦は、今季6戦4勝負けなし。“鷹キラー”ぶりも復活した。

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ロッテ・岡が6号2ラン「思い切っていった結果」[サンスポ]

ロッテの1番岡が1−0の3回無死一塁で、6号2ランを放った。松田遼の外角スライダーを強振し、右翼にせり出すホームランテラス席へ。逆方向への一発に「後ろにつなごうという気持ちだった。思い切っていった結果」と納得の様子だった。

1回は、中堅フェンス直撃の二塁打を放ち、先制点の足がかりをつくった。後半戦は勝負どころの代走起用が多かったが、今月に入り荻野が腰痛で離脱してからは先発出場が増えており、バットで強烈にアピールした。

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ロッテ・井口監督 死球の判定めぐり「禁止行為で」人生初退場[サンスポ]

ロッテの井口資仁監督(44)が9日、ソフトバンク25回戦(ヤフオクドーム)の4回、現役時代を含めて初となる退場処分を受けた。

5−0の4回、1死一塁からロッテ先発・二木の投じたボールは、打者グラシアルの胸元へ。グラシアルはのけぞりながら避けたが、死球の判定。この際に井口監督は、スイングがあったのではないかとジェスチャーを見せながら、嶋田球審に抗議。やりとりの途中で、嶋田球審は井口監督の退場を宣告した。

同球審は場内に「禁止行為で井口監督を退場とします」とアナウンス。左翼席のマリーンズファンからはブーイングが起こった。

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ロッテ・井口監督、判定に異議を唱えて退場処分![サンスポ]

ロッテ・井口監督が9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で退場処分を受けた。

ソフトバンクが攻撃中の4回、ロッテ・二木の投球がグラシアルの胸元に投じられ、死球と判定された。

井口監督は判定について球審に異議を唱えた後、退場処分となった。

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ロッテ・松永、左肩痛で登録外れる、救援で46試合に登板[サンスポ]

ロッテの松永が9日、左肩痛のため出場選手登録を外れた。今季は救援で46試合に登板し、2勝3敗、防御率2.60だった。貴重な左の中継ぎ投手なだけに、井口監督は「何とか戦力として戻ってきてほしい」と早期復帰を望んだ。

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ロッテ、9月23日から福浦引退記念Tシャツ発売[サンスポ]

ロッテは9日、福浦和也内野手の「引退記念Tシャツ」を23日より、本拠地・ZOZOマリンスタジアム前に設置する引退グッズ特設販売ブースとオンラインストアにて発売することを発表した。

価格は3400円(税込み)で、サイズはS、M、L、XL、カラーはブラックのみ。

グッズ担当者は「このTシャツは、福浦選手関連グッズの中では目玉商品の1つとなっています。引退セレモニーが行われる9月23日には選手たちも練習などで着用する予定。ファンの皆さまも一緒になって着用いただき、盛り上げにご協力ください」とコメントした。

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NPB、日本プロスポーツ協会脱退、組織運営に問題「ガバナンスが欠如」[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は9日、公益財団法人日本プロスポーツ協会の組織運営に問題があるとして、脱退することを通知したと発表した。

理由について

(1)
同協会では評議員会が2018年11月以降1度も開催されていない
(2)
17年12月に内閣府の公益認定等委員会による立ち入り検査でコンプライアンス(法令遵守)上の問題を指摘され、改善がみられない

などとしている。NPBの井原敦事務局長は「ガバナンス(企業統治)が欠如しており、致し方ない」と述べた。

同協会は毎年12月に、「日本プロスポーツ大賞」を主催している。

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NPB、日本プロスポーツ協会を脱退[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は9日、日本プロスポーツ協会からの脱退を決議し、その旨を通知したと発表した。

脱退を決議した理由について

(1)
同協会では評議員会が2018年以降、1度も開催されず、公益財団法人としてのガバナンス(組織運営)に改善すべき点がある
(2)
17年12月に実施された公益認定等委員会による立ち入り検査において、コンプライアンス(法令順守)上の問題を指摘されたにもかかわらず、改善されたとみなすことができる状況ではない

などとしている。2日のNPB理事会で決議し、3日に通知を送付した。

同協会は、その年に活躍したプロ選手、団体を表彰する「日本プロスポーツ大賞」を主催。NPBのほか日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)、日本相撲協会、日本中央競馬会(JRA)など14団体が加盟している。

NPBの井原敦事務局長は「NPBのイベントなどへの影響はない」とし、プロ野球が受賞対象から除外されるかについては「加盟団体に限らず表彰されているので分からない」と語った。

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NPB、プロスポーツ協会を脱退、組織運営を問題視[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は9日、公益財団法人日本プロスポーツ協会の組織運営に問題があるとして、脱退することを通知したと発表した。

NPBによると、同協会では評議員会が昨年11月以降1度も開催されていない他、2017年12月に内閣府の公益認定等委員会による立ち入り検査でコンプライアンス上の問題が指摘され、改善が見られないという。2日のNPB理事会で脱退を決議し、3日に同協会へ通知を送付した。NPBの井原敦事務局長は「ガバナンス(企業統治)が欠如しており、致し方ない」と理由を述べた。

日本プロスポーツ協会は、毎年12月にその年のプロスポーツ界で活躍した選手や団体を表彰する「日本プロスポーツ大賞」を主催している。

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ロッテ「史上最大の下克上」再現の予感、“あの時”と似通った状況[スポニチ]

ロッテは9日まで敵地でソフトバンク4連戦を戦い今季17勝8敗で対戦を終えた。17年まで14年間、担当したこともあってか、福岡は顔見知りが多い。

「どうしてロッテはソフトバンクに強いんですか?」。

この4日間、そんな質問を何度も受けた。ただ、そんなことが分かっていればとっくに対策が取られているはずだ。ロッテもまた、西武のメットライフドームでは1勝5敗、日本ハムの札幌ドームは1勝8敗となぜか、勝てない鬼門がある。

ただ、今季担当するロッテはソフトバンク担当時代から、嫌な相手ではあったと思う。シーズンは14年で5度、負け越した。バレンタイン監督には95年7月19日から9年ぶりに復帰した04年4月28日にかけ「15連敗」を喫した。15連敗の試合後、担当1年目の私は当時の王貞治監督が怒鳴る姿を初めて目の当たりにした。

05年プレーオフは2位だったロッテに4.5ゲーム差をつけた1位通過だったが「1勝ハンデ」となる5ゲームに届かず、2勝3敗で敗退。試合後、故障の捕手・城島健司の代役を務めた的場直樹(現ロッテ作戦コーチ)の涙が、忘れられない。06年にはまた、バレンタイン監督に当時、相思相愛だった八重山商工・大嶺祐太をくじ引きの末にさらわれ、07年のCSファーストステージも1勝2敗だった。

10年はご存じのように3位・ロッテに「史上最大の下克上」を食らった。ポストシーズンでロッテを倒したのは唯一、15年のCSファイナルステージ(4勝0敗)だけだ。データを振り返っているとあることに気づいた。10年3位からの下克上では2位・西武を敵地で下し、ヤフオクドームに乗り込んで起きた出来事だった。

それは現時点のパ・リーグ順位とぴたり、一致する。ロッテ側となり、あの奇跡をまた、見てみたい。再び、博多に戻ってくる。そんな予感がした。

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ロッテ打線奮起11点快勝、井口監督は人生初退場「リクエストしようと思っていたら」[スポニチ]

ロッテ・井口監督が、珍しく感情をむき出しにした。5−0の4回1死一塁、グラシアルへの死球判定を巡り、ベンチを飛び出し、嶋田哲也球審へ抗議した。だが、公認野球規則に規定されるストライク、ボール判定に対し、監督がベンチを離れることを禁ずる「禁止行為」とされ、選手時代も合わせ初の退場処分。パ・リーグは今季13人目、両リーグ含め20人目となった。

「スイングも含めた確認だった。(死球の)リクエストをしようと思っていたら退場。選手達は死ぬ気で頑張ってる。こっちも真剣勝負。しっかりとってもらいたい」。

スイング判定は抗議が許されず、ベンチから出れば警告、本塁に近づけば退場の規定が適用され、約30秒間での退場が宣告されたが、チームは燃えた。

3点差の5回には監督代理を務めた鳥越ヘッドコーチから「動揺するな。普段通りだ」と円陣で声が飛ぶ。中村奨の右前打と2四球で無死満塁とし、マーティンの二ゴロ、田村の中犠飛で追加点。終わってみれば10安打11得点だ。

ソフトバンクとの今季最終戦。17勝8敗と勝ち越す中で、ヤフオクドームでも7勝6敗となった。3位でCSに進出すれば、ヤフオクドームでの強さはソフトバンクにとって脅威となる。「残りは大事な試合ばかり。しっかりと戦いたい」。3位を死守した指揮官は再び福岡の地へ戻ると心に誓っていた。

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ロッテ「監督白星」は井口監督、“代行”の鳥越ヘッド、選手にゲキ「動揺するな」[スポニチ]

退場処分となった井口監督に代わり、4回裏途中から「監督代行」を託されたロッテ・鳥越ヘッドコーチは、チームを勝利へ導いたが「監督白星」は記録されなかった。

「選手達もそれなりの動揺はあったと思うが、頑張ってくれた。勝って終われたことがよかったです」。

3点差に迫られた5回には円陣を組み「動揺するな。普段通りだ」とげきを飛ばし、この回に2点を追加。5点リードした5回無死一塁では3回に6号2ランを放っている1番・岡に送りバントを命じ、追加点につなげるなど、効果的な得点で逃げ切った。

5回の試合成立前の退場処分で「監督代行」となったが、監督としての白星は井口監督に記録される。公式記録員によれば「申請された“代行監督”ではないので、井口監督の白星になります」。休養などにより、NPBへ正式な申請が出された状態であれば「代行監督」の白星になるが、今回のような突発的な退場による代行の場合は適用外となる。

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ロッテ井口監督、プロ初退場に納得いかず「リクエストをしようと思ったら退場になった」[スポニチ]

ロッテ・井口監督がソフトバンク・グラシアルの死球判定を巡って嶋田球審に抗議し、「禁止行為」で選手時代を合わせても初の退場を宣告された。

5−0とリードした4回2死一塁、二木の投じた初球がグラシアルの胸元へ。死球と判定されると井口監督は「スイングを含めた確認だった」とベンチから出て、本塁に近づいた。抗議時間は30秒にも満たなかったが、嶋田球審はすぐさま退場を宣告した。

嶋田球審は「(ハーフスイングの判定は)審判員の最終的判断。それに対し、ベンチから出れば警告で、近づけば退場処分です」とルールにそった宣告だったと語った。

ただ井口監督は納得できない様子で「打者と捕手の反応を見て(死球の)リクエストをしようと思ったら退場になった。選手は死ぬ気で頑張っている。こっちも真剣勝負。しっかりとってもらいたい」と語気を強めた。

チームはここまで感情をあらわにした指揮官の気持ちに応え、10安打11得点と快勝。今季最終戦だった対ソフトバンクは17勝8敗。ヤフオクドームでも7勝6敗と勝ち越し、CSでの「下克上」に弾みをつけた。

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ロッテ・井口監督の退場はベンチを出て近づいたため、嶋田主審「ルール通り適用した」[スポニチ]

ロッテ・井口監督がソフトバンク・グラシアルの死球判定を巡って嶋田球審に抗議。「禁止行為」で退場を宣告された。

ロッテが5−0とリードした4回2死一塁の場面で、二木の投じた初球がグラシアルの胸元へ。打ちにいったグラシアルの右肩をかすめて死球となった。すると井口監督は“スイングしたのではないか”とアピールするジェスチャーを見せながらベンチを出て抗議。30秒にも満たない短い抗議だったが、嶋田球審はすぐさま井口監督に退場を宣告した。

嶋田主審は試合後「(ハーフスイングの判定は)審判員の最終的判断。それに対し、ベンチから出れば警告で、近づけば退場処分。ルール通り適用した」と説明した。

この「禁止行為」とは、「公認野球規則 8.00」に記されているもので、8.02 審判員の裁定(c)[原注2]の「監督が、ハーフスイングに異議を唱えるためにダッグアウトから出て一塁または三塁に向かってスタートすれば警告が発せられる。警告にもかかわらず一塁または三塁に近づけば試合から除かれる。監督はハーフスイングに関して異議を唱えるためにダッグアウトを離れたつもりでも、ボール、ストライクの宣告について異議を唱えるためにダッグアウトを離れたことになるからである」とある。

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ロッテ二木、6回2失点で2ヶ月ぶり白星、3年ぶりCSへ「全部勝ちます!」[スポニチ]

ロッテ・二木が6回89球を投げ、4安打2失点の好投。7月5日西武戦以来となる7勝目を挙げた。

8月2日の楽天戦から3連敗を喫し、同24日のソフトバンク戦では2回で5安打を浴び早々とKO。2軍降格を経て、この日1軍復帰した右腕は「全然勝てていなかったので、何とか勝てるようにと思って投げた」と2ヶ月ぶりの白星に安どした。

打線が3回までに5点を挙げる展開に「先に点を取ってくれたので、無駄な走者を出さずにテンポ良く投げることを意識した」。3年ぶりのクライマックス・シリーズ(CS)進出へ向けて「全部勝ちます」と力強く誓った。

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ロッテ打線爆発11点で3位死守!井口監督退場に奮起、ソフトBは西武と0.5差で首位決戦へ[スポニチ]

3年ぶりのAクラス入りが懸かるロッテは、10安打11得点で首位のソフトバンクに快勝。井口監督が退場処分となるアクシデントはあったが、打線が奮起して3位を死守した。

初回に中村奨の犠飛で1点を先制し、3回に岡が右翼席へ6号2ラン。さらにマーティン、田村が連続適時打を放ち、今季ここまで16勝8敗と大きく勝ち越しているソフトバンクに序盤で5点差をつけた。

4回にグラシアルの死球判定を巡って井口監督が退場処分となったが、指揮官不在の中で打線が奮起。5回に田村の犠飛などで2点を追加し、6回にも中村奨と井上の連続適時打で2点を挙げてソフトバンクを突き放した。

投げては先発の二木が6回89球を投げ、4安打2失点の好投。7月5日西武戦(ZOZOマリン)以来2ヶ月ぶりとなる7勝目を挙げた。

ソフトバンクは移籍後初先発となった松田遼が3回途中4失点で降板し、救援陣も踏ん張れず。試合のなかった2位・西武とのゲーム差が0.5に縮まり、11日からの首位攻防2連戦を迎えることになった。

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ロッテ井口監督が「禁止行為」で退場、グラシアルの死球判定巡って抗議、ファン大ブーイング[スポニチ]

ロッテ・井口監督がソフトバンク・グラシアルの死球判定を巡って嶋田球審に抗議。「禁止行為」で退場を宣告された。

ロッテが5−0とリードした4回2死一塁の場面で、二木の投じた初球がグラシアルの胸元へ。打ちにいったグラシアルの右肩をかすめて死球となった。すると井口監督は“スイングしたのではないか”とアピールするジェスチャーを見せながらベンチを出て抗議。30秒にも満たない短い抗議だったが、嶋田球審はすぐさま井口監督に退場を宣告した。

井口監督は納得できない様子をあらわにしながらベンチへ。嶋田球審が「井口監督を禁止行為で退場処分とします」と観客に説明すると、左翼スタンドのロッテファンから大ブーイングが起こった。

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ロッテ・松永、左肩痛で抹消、井口監督「いる投手でやっていくしかない」[スポニチ]

ロッテ・松永昂大投手(31)が9日、左肩痛のために出場選手登録を抹消される。

「状態が上がらないのと(左肩に)痛みがある。いる投手でやっていくしかない」と井口監督が明かした。

今季は46試合に登板し、2勝3敗25ホールド、防御率2.60だったが、8日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では6−5の7回1死二塁、代打・川島に同点の左前打を許していた。

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ロッテ、福浦の引退記念Tシャツ、セレモニー当日の23日発売[スポニチ]

ロッテは福浦和也内野手兼2軍打撃コーチ(43)の引退記念Tシャツ(3400円、税込)を23日からZOZOマリン前に設置する引退グッズ特設販売ブースとオンラインストアで発売開始すると発表した。

グッズ担当は「このTシャツは福浦選手関連グッズの中では目玉商品の1つとなっています。引退セレモニーが行われる9月23日には、選手達も練習などで着用する予定となっています。ファンの皆様も一緒になって着用いただき盛り上げにご協力ください」とコメントした。

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NPB、日本プロスポーツ協会を脱退、運営の問題点を指摘[スポニチ]

日本野球機構(NPB)は9日、公益財団法人日本プロスポーツ協会からの脱退を表明した。同協会の組織運営に問題点、改善点などがあるとし、井原敦事務局長は「コンプライアンスの徹底を重視する当機構(NPB)としては、同協会への加盟を続けることは社会通念上、適切ではない」と説明した。

NPBは前身であるプロスポーツ連絡会に68年8月に加盟。年120万円の会費を納めてきた。しかし同協会は18年11月以降、評議員会が開催されておらず、17、18年度の事業報告書、決算報告書も内閣府に未提出だという。これは公益認定の取消事由に該当する。同協会は「日本プロスポーツ大賞」を主催。昨年12月はエンゼルス・大谷が内閣総理大臣杯の大賞を受賞した。脱退により今後、NPBが受賞対象から外れる可能性もあるが、井原事務局長は「甘んじて受けます」とした。

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井口監督、グラシアルの死球判定巡り自身初の退場…「選手も死ぬ気。こっちも真剣勝負」勝利への執念にナインが燃えた[報知]

ロッテは井口資仁監督(44)の執念が実り、11得点の大勝。先発の二木も6回2失点の好投で7勝目をマークし、今季のソフトバンク戦を17勝8敗で終えた。指揮官は「最後に二木も頑張ってくれた。打線も点を取ってくれていい形で勝てたと思う」と総括。自身は現役時代を通じて初の退場処分となった一戦でナインが結果で応えた。

普段は紳士な指揮官の表情が見る見るうちに“鬼”と化した。5−0の4回1死一塁。二木の内角高めの投球に、グラシアルはバットを振り下しながら、のけぞるような形でよけたが、嶋田球審が死球と判定を下した。

この判定に対して井口監督がベンチを飛び出し「スイングではないか」と身ぶり手ぶりで説明を求めたが、判定は覆らず。数十秒ほどのやり取りがなされた後に嶋田球審が「禁止行為のため井口監督を退場とします」とアナウンス。指揮官は両手を広げてベンチ裏へと下がった。

試合後、井口監督は「スイングも含めて確認をしに行って、打者と捕手の反応を見て当たってないんじゃないかと思ってリクエストをしようと思ったらその時点で退場となった」と振り返りながら「選手も死ぬ気で頑張っている。ああいう判定で流れが変わることもある。こっちも真剣勝負。しっかり(スイングを)取ってもらいたい」と口調は熱を帯びた。

一方の嶋田球審は「ハーフスイング(の判定)に対して、まずベンチを出てはいけない。出た時点で警告。審判に近づいたら即、退場。そのルールを適用した」と説明した。

指揮官の退場処分を受け、ナインは奮い立った。このピンチから2点を奪われたが、すぐさま反撃した。直後の5回。監督代行を務めた鳥越ヘッドコーチは「少なからず動揺はあったと思うので。普通通りやって勝ちましょう」と円陣を組んでナインを鼓舞した。1点を追加し、なおも1死一、三塁で田村がセンターへの飛球で、三塁走者・井上が114キロの巨漢を揺らして本塁へ激走し7点目をもぎ取った。アジャは「監督がチームのために行ってくれた。そりゃあ勝たないとダメでしょう。(タッチアップの)あの場面は何点でもほしかった。絶対に勝ちたかった」と大粒の汗を拭った。

さらに7回1死一、三塁の場面では中村奨と4番・井上が連続適時打を放ち2点を奪取。8回にも2点を追加し、白星をつかんだ。

井口監督は「僕が抜けてチーム迷惑をかけてしまった。その辺は反省しながらやっていきたい。選手がよく頑張ってくれた。残り試合、大事な試合ばかりなので、明日からまたしっかり頑張っていきたい」と締め、球場を後にした。

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井口監督、自身初の退場、嶋田球審は「禁止行為」とアナウンス[報知]

ロッテ・井口資仁監督(44)が自身初となる退場処分を食らった。今季両リーグ20人目でパ・リーグでは13人目。

5−0の4回1死一塁でグラシアルへの初球が内角高めを突いた。のけぞるような形でよけたが、嶋田球審が死球と判定を下した。

この判定に対して井口監督が「スイングではないか」と身ぶり手ぶりで説明を求めたが、判定は覆らず。数分間やり取りがなされた後に嶋田球審が「禁止行為のため井口監督を退場とします」とアナウンス。指揮官は両手を広げてベンチ裏へと下がった。

井口監督は現役時代に退場は1度もない。

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リードオフマン岡が出場14試合ぶり6号[報知]

ロッテ・岡大海外野手(28)が6号2ランを放った。

1−0の3回無死一塁で松田のスライダーを強振すると打球は右翼テラス席まで勢いよく伸びた。8月22日の楽戦(東京D)以来、出場14試合ぶりのアーチに「後ろの大地さん(鈴木)につなごうという気持ちでした。思い切っていった結果だと思います。よかったです」と笑顔を見せた。

初回先頭では先取点につながる中堅フェンス直撃の二塁打を放ちマルチ安打とした。

腰痛のため2軍調整中の荻野に代わりとして「1番・中堅」に座るリードオフマンが期待に応えた。

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CS進出へブルペンに不安…松永、左肩痛で抹消へ[報知]

ロッテ・松永昂大投手(31)が出場選手登録を抹消されることが9日、決まった。

井口監督は「松永が状態が上がらないというか。肩に痛みがある。痛みを持っている選手を抱えている訳にはいかないので。しょうがないですけど」と説明。「残り試合で戻って来てもらえればと思いますし、その先も含めて何とか戦力として戻ってきてもらいたい」と早期復帰を願った。

松永は勝ちパターンの一角として今季46試合に登板し、前日8日のソフトバンク戦(ヤフオクD)の2勝3敗、25ホールド、防御率は2.60をマークしている。

CS進出へ過酷な戦いが続くなか、貴重な左のリリーバーを欠き、ブルペン陣にとっては大きな痛手となった。

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福浦引退記念Tシャツ発売へ、9・23日本ハム戦から[報知]

ロッテは福浦和也内野手兼2軍打撃コーチ(43)の現役引退記念Tシャツを23日からの日本ハム戦(ZOZO)で球場前に設置予定の引退グッズ特設販売ブースとオンラインストアで発売すると9日、発表した。

商品情報は次の通り。

グッズ担当
「このTシャツは福浦選手関連グッズの中では目玉商品の1つとなっています。引退セレモニーが行われる9月23日には選手たちも練習などで着用する予定となっています。ファンの皆様も一緒になって着用いただき盛り上げにご協力ください。」

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ロッテ・井口監督が退場、死球の判定巡り禁止行為[デイリー]

ロッテの井口資仁監督(44)が9日、ソフトバンク(25)戦(ヤフオクドーム)で禁止行為により退場処分を受けた。退場はパ・リーグで今季13人目、両リーグを通じて20人目。井口監督の退場は、選手時代を通じて初めて。

4回に二木の投球がグラシアルをかすめ、死球と判定された。井口監督はバットを振るジェスチャーを示して嶋田球審に抗議し、退場を宣告された。嶋田球審は「ハーフスイングに対しての抗議は、ベンチから出てはいけない。ルール通りに適用した」と説明した。

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ロッテ福浦の引退記念Tシャツ販売へ[デイリー]

ロッテは9日、福浦和也2軍打撃コーチ兼内野手の「引退記念Tシャツ」を9月23日からZOZOマリンスタジアム前に設置する引退グッズ特設販売ブースとオンラインストアで発売開始すると発表した。

グッズ担当は「このTシャツは福浦選手関連グッズの中では目玉商品の1つとなっています。引退セレモニーが行われる9月23日には選手達も練習などで着用する予定となっています。ファンの皆さまも一緒になって着用いただき盛り上げにご協力ください」と呼びかけていた。

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NPB、日本プロスポーツ協会から脱退「協会のガバナンスが欠如」[デイリー]

日本野球機構(NPB)は9日、公益財団法人日本プロスポーツ協会から脱退することを発表した。2日に行われた理事会で決議し、3日に同協会に対し脱退する旨の通知を送付したという。

脱退の理由について井原事務局長は、同協会の定時評議員会が開催されないことなどを挙げ「協会のガバナンスが欠如している」などと説明した。NPBは1968年8月に同協会の前身であるプロスポーツ連絡会への加入を決定。以来、加盟団体となっていた。

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NPBなぜ日本プロスポーツ協会脱退、理由を説明「コンプライアンス上の問題」重視[デイリー]

日本野球機構(NPB)は9日、公益財団法人日本プロスポーツ協会からの脱退を発表した。NPBは日本プロスポーツ協会の前身であるプロスポーツ連絡会への加入を1968年8月に決定して以来、同協会の加盟団体となっていた。

脱退の理由については以下の4点。

1.
同協会では2018年11月以降、評議員会が一度も開催されず、本年6月20日に開催される予定だった定時評議委員会も開催されないなど、公共財団法人としての組織運営(ガバナンス)に改善すべき点がある。
2.
このように評議員会が通常どおり開催されていないことから、2017年、2018年度の両年度における事業報告書及び決算報告書について、評議員会の承認を得られていない(一般社団法人及び一般財団法人に関する法律126条2項、199条)
3.
その結果、現在に至るまで、違法に承認を受けた両年度の事業報告書及び決算報告書を所管官庁である内閣府に未提出であり、これは公益認定の取消事由に該当する(公益認定法22条1項、29条2項2号)
4.
さらに、同協会は2017年12月に実施された公益認定等委員会による立入検査において、コンプライアンス上の問題が改善されたとみなすことができるような状況ではなく、プロ野球事業推進のためコンプライアンスの徹底を重視する当機構としては、同協会への加盟を続けることは社会通念上、適切ではないと思慮される。

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