名前 | 年俸(万円) | 前年比 |
---|---|---|
南 | 3000 | ▼1000 |
佐々木 | 1970 | △300 |
土肥 | 1530 | △350 |
大嶺 | 1470 | ▼500 |
細谷 | 1720 | ▼300 |
菅野 | 1440 | − |
高浜 | 1000 | ▼100 |
三家 | 750 | △230 |
香月 | 650 | △70 |
令和元年ストーブリーグの主役を張った。ロッテが26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。25日に正式発表した、楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)に続くダブル獲得に成功。
今季は主に左翼を角中、中堅を荻野、右翼を清田とマーティンが守った。34歳の荻野は125試合に出場したが、今年が10年目で初の規定打席到達だったように、常にケガの不安がつきまとう。荻野以外も、来季は清田が34歳、角中も33歳と、レギュラー陣の高齢化は進んでいる。来年が29歳の岡、加藤は控えから脱却し、福田とともに定位置争いに加わりたいところ。来季が3年目の菅野、同2年目の藤原も2軍からチャンスをうかがう。
福田が選んだのはロッテだった。26日、福岡市中央区のヤフオクドームに足を運び、親しんだソフトバンクには直接別れを告げ、獲得に名乗りを上げていた5球団に連絡を入れた。「本当に悩みました」。ポイントは「恩師」の存在だった。
「鳥越ヘッドコーチの存在が大きかったし、ロッテとの交渉後に2度ほど、井口監督からも電話で連絡してもらった。2人の存在は大きかった」。
契約は4年4億8000万円プラス出来高(金額は推定)。他球団からはその条件を上回る金額提示があったが、ロッテを選んだ。父を亡くした直後、ホークス2軍でつらい時に支えてもらった当時の鳥越コーチがいることが大きかった。「ロッテはスピードがある選手が多い。自分もスピードが武器だと思っているので争って勝てるようにしたい」。新天地でスーパーサブから脱却した姿を見せつける。
ロッテが26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。25日に正式発表した、楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)に続くダブル獲得に成功。
球団 | 年 | 選手 | 前所属 | 位置 |
---|---|---|---|---|
巨人 | 94 | 川口和久 | 広島 | 投 |
広澤克己 | ヤクルト | 内 | ||
99 | 工藤公康 | ダイエー | 投 | |
江藤智 | 広島 | 内 | ||
05 | 野口茂樹 | 中日 | 投 | |
豊田清 | 西武 | 投 | ||
06 | 門倉健 | 横浜 | 投 | |
小笠原道大 | 日本ハム | 内 | ||
11 | 村田修一 | 横浜 | 内 | |
杉内俊哉 | ソフトバンク | 投 | ||
13 | 片岡治大 | 西武 | 内 | |
大竹寛 | 広島 | 投 | ||
14 | 金城龍彦 | DeNA | 外 | |
相川亮二 | ヤクルト | 捕 | ||
16 | 森福允彦 | ソフトバンク | 投 | |
陽岱鋼 | 日本ハム | 外 | ||
山口俊 | DeNA | 投 | ||
18 | 住谷銀仁朗 | 西武 | 捕 | |
丸佳浩 | 広島 | 外 | ||
ソフトバンク | 94 | 石毛宏典 | 西武 | 内 |
工藤公康 | 西武 | 投 | ||
10 | 細川亨 | 西武 | 捕 | |
内川聖一 | 横浜 | 内 | ||
13 | 中田賢一 | 中日 | 投 | |
鶴岡慎也 | 日本ハム | 捕 | ||
阪神 | 10 | 小林宏之 | ロッテ | 投 |
藤井彰人 | 楽天 | 捕 | ||
DeNA | 11 | 鶴岡一成 | 巨人 | 捕 |
小池正晃 | 中日 | 外 | ||
ヤクルト | 14 | 大引啓次 | 日本ハム | 内 |
成瀬善久 | ロッテ | 投 | ||
ロッテ | 19 | 美馬学 | 楽天 | 投 |
福田秀平 | ソフトバンク | 外 |
ロッテのレオネス・マーティン外野手(31)が来季契約に大筋合意したことが26日、分かった。
今季は途中加入ながら52試合で14本塁打を放ち、強肩で走者を刺すなど攻守で活躍。同日獲得を発表した福田の去就を見ながら、慎重に残留交渉を進めていた。細かい条件を詰め次第、正式発表される見込み。
令和元年ストーブリーグの主役を張った。ロッテが26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。25日に正式発表した、楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)に続くダブル獲得に成功。ドラフトで4球団競合の末、大船渡・佐々木朗希投手(18)を引き当てたことを含め、新戦力が続々と加わる。
大のつく福田争奪戦を制したのはロッテだ。代理人から入団の意思を伝える電話をもらい、交渉にあたった松本尚樹球団本部長(49)も驚きを隠せなかった。美馬に続く朗報に「突然でまだ整理ができていない。十分に説明できたと思っていたが、これだけの球団が彼を評価してましたので。嬉しいですけどびっくりしている」。宣言残留を認めるソフトバンク。ヤクルト、中日、西武、楽天。補償のいらないCランクの実力者に対する、過去のFA戦線でも例を見ない6球団の綱引きに勝った。
6日、福岡市内で交渉に臨んだ。条件は他球団と同等の4年4億8000万円ほど。上回る球団もあった。「その日しっかり誠意を見せたので、信じて待つしかなかった。井口監督の思い、鳥越ヘッドコーチの存在はとても大きかったのではないかと思います」。マネーゲームとせず、待ちを貫いた姿勢は吉。縁を大切にした福田はロッテを選んだ。
鈴木は楽天への移籍が決まったが、FAで投打の2選手を獲得。今季国内FA権を取得しながら残留を決めた荻野、益田を含め、着実な補強が際立つ。松本本部長は言った。「ロッテという球団を選んでもらえる。全員が一生懸命やってチーム作りをしている成果が、他球団の選手が来てくれるところなのかなと。そういう意味では誰とかじゃなしに、球団職員、ファンサービス含め、全てを評価してもらえてるのかな」。
今季最終戦までAクラス争いを続け、ファンは12球団一の応援を注ぎ、観客動員数は過去最高を記録。12月から社長職を兼務する河合オーナー代行は「まだまだチームが強くなれば、球団の魅力が上がり、観客動員も増えて、上に向いたスパイラルで上がっていける」。安田、藤原、佐々木と3年連続の高校球界のスターを獲得し「スター軍団の受け皿をきちんとつくりたい」と言った。FA=巨人、ソフトバンクだけでなくなった。実力者と生え抜きの融合。ロッテが令和のロールモデルを目指す。
ロッテ河合克美オーナー代行(67)が26日、12月から社長職を兼務することが決定してから初めて取材に応じた。
18年2月のオーナー代行就任以来「前任社長の山室(晋也)さんともいつも話していたが、球団の運営は事業と球団の両輪が回らないといけない。そのために、何が足りないのか、どこを強化していくのかからスタートした2年間だった」と話した。
事業に関しては、昨年球団創設50年目にして、初の黒字化に成功。今年も黒字が見込まれており「その分をどうやってチームの強化に回せるかになってくる。強化すべきはどこなのか。これを短期的な視点と中長期的の視点、両方で見ないといけない。まだまだチームが強くなれば、球団の魅力が上がり、観客動員も増えて、上に向いたスパイラルで上がっていける」と展望を明かした。
今オフは、この日獲得を発表したソフトバンク福田を含め、楽天美馬と2選手を獲得。球団としての地力がつき、十分な補強を行えるようになってきた。
結果は4位に終わったが、今季は最終戦までAクラス争いを繰り広げたこと例に挙げ「最後の4試合は満員御礼だった。これこそ理想。これを続けて優勝争いをすることでファンの方にわくわくどきどきを、感動、勇気を与えることにつながる」と意気込んだ。
ソフトバンクから国内FA権を行使していた福田秀平外野手(30)が26日、移籍先をロッテに決めた。ロッテの他に、宣言前に残留要請していたソフトバンク、西武、中日、ヤクルト、楽天の計6球団と交渉の席に着いていた。
西武辻監督は福田のロッテ入りを「外国人で野手が取れればいいだろうし、取れなかったら今いる野手を使う。いる人間でやります」と冷静に受け止めた。球団はFA交渉一番乗りで熱意を伝えた。即戦力として破格の条件提示をしていたが、かなわなかった。
ソフトバンクから国内FA権を行使していた福田秀平外野手(30)が26日、移籍先をロッテに決めた。
今季は主に左翼を角中、中堅を荻野、右翼を清田とマーティンが守った。34歳の荻野は125試合に出場したが、今年が10年目で初の規定打席到達だったように、常にケガの不安がつきまとう。荻野以外も、来季は清田が34歳、角中も33歳と、レギュラー陣の高齢化は進んでいる。来年が29歳の岡、加藤は控えから脱却し、福田とともに定位置争いに加わりたいところ。来季が3年目の菅野、同2年目の藤原も2軍からチャンスをうかがう。
今オフ戦力外となったロッテ大嶺祐太投手(31)が年俸1470万円で育成契約を結んだ。
1月に右肘靱帯の再建術を受け、現在は8割程度でブルペン投球も再開。「育成で契約してもらえるだけありがたい。あとは投げられるようになって恩返しができれば」。チームはソフトバンクからFA宣言した福田の獲得を発表。「同学年が入ってくれるのは嬉しい。自分も負けないように頑張ります」と話した。(金額は推定)
ソフトバンク福田秀平外野手のロッテ加入が決まり、同じ外野手の荻野貴司外野手がポジション争いを歓迎した。
NPBアワーズ2019に出席し「トップレベルの選手なので、チームの層が厚くなる。競い合いながら、チームの優勝に近づけたらいいなと思う」と話した。ライバルになるが、優勝という目指す場所は同じ。「チームは何年も優勝できていないので、個人的な成績よりもチームを引っ張っていく姿勢を見せたい」と来季を見据えた。
また同アワーズで功労賞を受賞した福浦2軍ヘッド兼打撃コーチは、報道陣の囲み取材を終えると「(取材は)十分じゃないですか。後は、福田くんの記事で」と笑顔を見せた。
今季は主に左翼を角中、中堅を荻野、右翼を清田とマーティンが守った。34歳の荻野は125試合に出場したが、今年が10年目で初の規定打席到達だったように、常にケガの不安がつきまとう。荻野以外も、来季は清田が34歳、角中も33歳と、レギュラー陣の高齢化は進んでいる。来年が29歳の岡、加藤は控えから脱却し、福田とともに定位置争いに加わりたいところ。来季が3年目の菅野、同2年目の藤原も2軍からチャンスをうかがう。
ロッテ松本尚樹球団本部長(49)が26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手(30)から、代理人を通じて入団の意思を伝える電話があったことを明かした。
「突然電話をいただいたので、まだ整理ができていない。嬉しいですけどびっくりしている。十分に説明できたと思っていたが、これだけの球団が彼を評価してましたので、どうなるかというところで、こういう返事をいただいて、嬉しさと驚きもありながらという感じです」と話した。
6日に非公開で福岡市内で交渉を行い、都内に戻り取材に応じた際には「しっかり説明できた。(非公開は)集中したかったというのがあるので」と説明。また同本部長がスカウティングスーパーバイザー時の06年に、当時多摩大聖ケ丘3年の福田の元を訪れていた経緯があり「18歳の時から評価していたということ」と熱意を伝えていた。
25日に獲得を正式発表した美馬に続き、FAでのW獲得となった。
ソフトバンクから国内FA権を行使していた福田秀平外野手(30)が26日、移籍先をロッテに決めた。
この日、自身のブログで「私、福田秀平は2020シーズンから千葉ロッテマリーンズでプレーすることを決めました」と明かした。ブログの中では獲得に名乗りを上げた各球団に感謝の言葉を述べる一方で、ロッテを選んだ理由もつづった。
「ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私がホークスに入団してまもなく実父が他界しました。まだ19歳でしたしショックも大きく、また当時プロの野球のレベルに全くついていけず、実はその時に野球を辞めようとしていました。そんな自分に厳しい練習でグラウンドの上では悲しみを忘れさせてくれて、プロ野球選手として生きていく覚悟を決めるきっかけを作ってくださったのは当時ホークスの2軍のコーチだったロッテの鳥越ヘッドコーチでした。また、今回ロッテとお話しさせていただく際にご同席いただいている松本球団本部長は自分がホークスに入団することが決まったドラフト会議の数日前に私の高校にいらっしゃり『福田くんを指名したい』と言っていただいた当時の担当スカウトの方で初めて自分がプロ野球選手になれるかも知れないと思わせてくれた方でした。その方々から十数年の時を経て改めてオファーをいただき、鳥越さんからはお電話で『今のロッテには秀平の力が必要だから新たな環境で一緒に挑戦しよう』そのお電話口にいらっしゃった井口監督からも具体的な今後のチームの展望や自分の特性や評価等をお伝えいただき、チャレンジしたいという気持ちが芽生えていきました」と振り返った。
福田は日本一から2日後の10月25日にFA宣言。「選手としての(他球団の)評価を聞いてみたい。どこでも全部話を聞いてみたい」。今季推定年俸3600万円のCランクで、人的補償も不要なため大争奪戦に発展した。
交渉解禁となった11月3日には西武、中日。同5日にヤクルト、ロッテと交渉。13日には楽天と会い、宣言前に残留要請していたソフトバンクを含め計6球団と交渉の席に着いた。それぞれ複数年の大型契約を提示された福田は「人生の分岐点。しっかり考えたい」と熟考に入った。24日の日本一パレード、ファンフェスティバル、25日の選手会納会といったソフトバンクとしての行事参加を終えたこの日、各球団に連絡を入れた。
ソフトバンクでは今季9本塁打をマークしたパンチ力のある打撃と、俊足堅守を生かし先発だけでなく代打、代走、守備固めとスーパーサブの活躍を見せた福田が新天地に向かう。
ソフトバンクから国内FA権を行使していた福田秀平外野手(30)が26日、移籍先をロッテに決めた。
福田は日本一から2日後の10月25日にFA宣言。「選手としての(他球団の)評価を聞いてみたい。どこでも全部話を聞いてみたい」。今季推定年俸3600万円のCランクで、人的補償も不要なため大争奪戦に発展した。
交渉解禁となった11月3日には西武、中日。同5日にヤクルト、ロッテと交渉。13日には楽天と会い、宣言前に残留要請していたソフトバンクと含め計6球団と交渉の席に着いた。それぞれ複数年の大型契約を提示された福田は「人生の分岐点。しっかり考えたい」と熟考に入った。24日の日本一パレード、ファンフェスティバル、25日の選手会納会といったソフトバンクとしての行事参加を終えたこの日、各球団に連絡を入れたものとみられる。
ソフトバンクでは今季9本塁打をマークしたパンチ力のある打撃と、俊足堅守を生かし先発だけでなく代打、代走、守備固めとスーパーサブの活躍を見せた福田が新天地に向かう。
ロッテ佐々木千隼投手(25)が26日、ZOZOマリンで契約更改に臨み、300万円増の1970万円でサインした。今季は右肘の手術から復帰し、7試合の登板で2勝1敗、防御率2.53の成績を残した。「昨季1年間投げられなかった中で、少なかったけど勝った試合もあり、大崩れしなかったと言ってもらった」と笑顔を見せた。
合わせて、6月に結婚していたことも発表した。お相手は27歳の一般女性。「僕がネガティブなんで、正反対というかポジティブに支えてくれる。考えすぎて落ち込んだときに、笑わせてくれたりする」と、守るべき存在ができた。来季に向け「ローテーションに入りたいという思いもある。1軍で投げたいので、どんな役割でもとにかく1軍で投げたい」と意気込んだ。(金額は推定)
ロッテ土肥星也投手(24)が26日、ZOZOマリンで契約交渉に臨み、350万円増の1530万円で更改した。「試合数は少なかったが、投げた試合で安定して投げてくれたと言われた」と納得してサインした。
今季は6試合に登板し、1勝0敗、防御率3.13。ファームでは16試合に登板し9勝2敗、防御率2.35の成績を残した。「ファームでは結果が出たけど、1軍でもう少しできたと思う。来年はローテーションを守れるようにしたい。最低7勝以上、10勝はできるようにしたい」と力を込めた。(金額は推定)
ロッテは26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。権利を行使した上での残留を認めていたソフトバンクを含め、西武、楽天、ヤクルト、中日との争奪戦を制した。前日25日には楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)の獲得を発表したばかり。球団史上初めて同一年に2人のFA選手獲得に成功した。
ロッテが、FA戦線の“勝者”となった。福田が決めた新天地は、千葉・幕張。この日午後、福岡市内のソフトバンクの球団事務所に退団の挨拶に訪れ「すごく悩んだ1ヶ月だった。(ロッテは)スピードのある選手が多い。しっかり争って勝ち抜けるように頑張りたい」と明かした。
西武、楽天、ヤクルト、中日との“争奪戦”を制したロッテの松本尚樹球団本部長(49)は、「まだ、整理ができていない。嬉しさと驚きもある」と興奮を抑えきれなかった。
ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉中だったが、福田の代理人から連絡が入り、楽天からFA権を行使した美馬に続く吉報が届いた。松本本部長は、福田の東京・多摩大聖ケ丘高時代の担当スカウト。結ばれた縁に、感慨もひとしおの様子だった。
4年総額約4億円の条件は抜きんでたものではなかったが、同本部長は「井口監督と鳥越ヘッドの力も大きかった」と明かした。鳥越ヘッドコーチは福田が入団した2007年のソフトバンク2軍内野守備走塁コーチ。当時、父を亡くした福田を励まし続けた恩人でもあり、電話で何度も連絡を取り、井口監督と熱意を伝えていたという。
同一年に複数のFA選手を獲得するのは球団初の“快挙”。昨季過去最高の収益を上げ、球団初の黒字化を達成するなど経営努力も目立っており、昨季も広島からFA権を行使した丸の獲得に乗り出すなど、積極的にチーム強化に投資を始めている。
「ドラフトで佐々木投手も取れて、いい風は吹いている」と松本本部長。15年ぶりのリーグ優勝を目指す来季へ、追い風が吹いている。
3年目を終えたロッテ・佐々木が26日、契約更改交渉に臨み、300万円増の年俸1970万円でサインした。昨年7月に右肘の手術を受け、今季は2年ぶりの1軍登板で2勝を挙げた。6月に2歳上の一般女性と結婚したことも明かし、「去年は1年間投げられず、それに比べたら、大崩れすることもなく、まとまっていたと評価してもらった」。来季は先発ローテーション定着を狙う。
今季のプロ野球のタイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズが26日、東京都内で開かれた。
通算2000安打を達成し、今季限りで現役を引退した巨人の阿部とロッテの福浦が連盟特別表彰で功労賞を受賞した。
巨人の2軍監督に就任した阿部は「野球人生を再スタートできる。何とか育てていただいたプロ野球界と巨人に恩返しできるよう指導していきたい」と感謝と抱負を語った。ロッテで2軍ヘッド兼打撃コーチとなった福浦は「1人の力ではなく支えられて取れた賞だと思う。幸せな野球人生だった」と実感を込めた。
ロッテは26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。同FAで前日25日には楽天から美馬投手(33)の獲得にも成功しており、同一年で2人のFA選手獲得は、球団史上初となった。
この日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改の交渉を行っていた松本尚樹球団本部長は、その間に福田の代理人から連絡が入ったことを明かし「まだ整理ができていない。嬉しさと驚きの両方がある」と興奮を抑えきれなかった。
福田とは6日に福岡市内で初交渉。多摩大聖ケ丘高時代からロッテがドラフト指名候補として熱視線を送っていた縁もあり、福田も多くの質問を投げかけるなど、充実した時間となっていた。松本球団本部長は「そのときに提示した条件(4年総額約4億円)から変わっていない。信じて待つしかなかったので、非常に嬉しく、ありがたい」と決断に感謝した。
ロッテは26日、10月1日に戦力外通告した大嶺祐太投手(31)、高浜卓也内野手(30)を育成選手として再契約した。
2006年の高校生ドラフト1巡目指名で入団した大嶺は今年1月、右肘靱帯の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、全治12ヶ月のリハビリ中。大嶺は「同じ手術で復帰されている方も多いので、前向きに捉えるようにしている」。10月からはブルペンにも入っており「病院でも状態はいいと言われている。トレーニングをしっかりして、キャンプから投げられるようにしたい」と語った。
07年の高校生ドラフト1巡目指名で阪神に入団した高浜も、腰痛を抱えながらのプレーが続き、このオフに手術を受ける予定。「2016年からずっと悩んできた。不安を取り除いた状態で勝負したいと。少しでも早く治して、勝負できる体にしたい」と語った。
大嶺は500万円減の1470万円、高浜は100万円減の1000万円で契約(金額は推定)。背番号は未定。松本球団本部長は「慌てるなという意味合いで、戦力として見ているので、よければ支配下になる。査定も今年の査定」と明かした。
12月1日より社長兼任となるロッテ・河合克美代表取締役オーナー代行(67)が26日、ZOZOマリンスタジアムで取材に応じ「昨年2月にオーナー代行となってから、山室社長と球団運営について事業と球団の両輪が回らないとうまくいかないと話してきた。チーム自体の力が強くなれば、事業も動員が上がり、上を向くスパイラルができる。色んな強化を進めていき、絶えず優勝争いし続けるチームを目指す」と抱負を語った。
2016年にロッテ本社の取締役副社長に就任し、18年から球団の代表取締役オーナー代行を兼務。今回の人事を受けて、12月からはオーナー代行兼社長として、球団により重きを置く形となった。昨季は約2億円規模の投資でチーム戦略室を新設するなど、戦略や育成面においても、データを重視する視点でチーム強化を図ってきた。
ロッテは18年に過去最高売り上げで、球団初の黒字化達成。今季もさらなる経常利益が見込まれる。さらに、ドラフトでは平沢、安田、藤原、そして今秋の佐々木朗希と若手有望株を次々に獲得。河合代行は「井口監督がこれからも毎回1位を引いてくれると思うので、スター軍団の受け皿をきちんとつくりたい」と育成環境の整備を約束した。
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)が26日、福岡市内の球団事務所に退団の挨拶に訪れ、ロッテへ移籍することを明かした。「すごく悩んだ1ヶ月だった。(ロッテは)スピードがある選手が多い。しっかり争って勝ち抜けるように頑張りたい」と話した。
権利を行使した上での残留を認めていたソフトバンクを含め、西武、中日など6球団と交渉していた。
福田は横浜市出身で、東京・多摩大聖ケ丘高から2007年に高校生ドラフト1巡目で入団。内外野を守れる俊足の左打者で、今季は80試合に出場して打率2割5分9厘、ともに自己最高となる9本塁打、26打点をマークした。
ロッテの南昌輝投手(30)が26日、ZOZOマリンスタジアムにて交渉し、減額制限いっぱいの1000万円ダウンの年俸3000万円で契約を更改した(金額は推定)。
「よく1軍まで復活してくれた。また来年頑張って欲しいと言われた。結果は出ていないので、それを追い求めていきたい」。
昨年8月、国指定の難病「黄色靱帯骨化症」の手術を受けた。リハビリ生活を経て、今季8月15日の日本ハム戦(東京ドーム)で1軍マウンドに復帰した。
「復帰戦のすごい歓声を聞いて、やっぱりいいところだなと思った。来年はもっとマリンのマウンドに立ちたい」。
1軍では4試合0勝1敗、防御率12.27、マリンでの登板は1試合に終わった。
「真っ直ぐに最後までこだわりたい。肩を含めて、体をもっとうまく使えるように。悪くなるだけってないと思うので、よくなると思ってやりたい」。
節目の10年目となる来季へ、気合を入れた。
ロッテの新球団社長に12月1日付で就任する河合克美オーナー代行が26日、ZOZOマリンスタジアムで取材に応じ「チームの力が強くなれば、魅力が上がる。優勝争いし続けるチームを展望している」と抱負を語った。昨年2月から務めているオーナー代行と兼務する。
ロッテは今秋のドラフト会議で、岩手・大船渡高の佐々木の交渉権を引き当てた。1年目を終えた藤原、2年目の安田ら若手に有望株がそろう。河合代行は「スター軍団の受け皿をきちんとつくりたい」と育成環境の整備を約束した。
ロッテの細谷圭内野手(31)が26日、本拠地ZOZOマリンスタジアムにて交渉し、300万円減の年俸1720万円で契約を更改した。
「1軍にいる機会が少なかったので、勝利に貢献することができなかったというのが1番です」。
14年目の今季は、1軍では29試合の出場にとどまり、打率も.158に終わった。
来季は15年目。「チーム自体も若返りをはかっている中で、全員で争っていければいい」。目指すは、2010年以来の頂点。今季は自主トレをともにした福浦が現役を引退するなど、当時を知る選手も減ってきた。「そのとき、バリバリレギュラーだった訳ではない。入れてもらったような感じだったけど、なかなか味わえない経験をできた。今度はみんなで味わいたい」。背水の陣で、歓喜をつかむ。
ロッテの菅野剛士外野手(26)が26日、本拠地ZOZOマリンスタジアムにて交渉し、現状維持の年俸1440万円で契約を更改した。(金額は推定)
「来年は打って貢献して欲しいと言われました。開幕も2軍で1年目より試合数も減ってしまったので、来年は数字よりも開幕スタメンを目標に、オフも取り組んでいきたい」。
1年目から53試合に出場したが、2年目の今季は外野手争いに敗れ28試合の出場にとどまった。
来年1月には、2年連続でソフトバンク・中村晃の自主トレに弟子入りする。「守備も走塁も必ずやらなきゃいけないけど、やっぱり打って貢献したいので、そこを重点的にやりたい」と意気込んだ。
来季は3年目。「やっぱり1軍で出続けるのが大事だなと。ずっとアピールしなきゃいけないのは、1年目から変わらない。プロの世界でやっていくために頑張るだけ」と気合を入れた。
ロッテの土肥星也投手(24)が26日、本拠地ZOZOマリンスタジアムにて交渉し、350万円増の年俸1530万円で契約を更改した。
「試合数は少ないけれど、投げた試合は安定して投げてくれたと評価してもらった。金額は自分的にも納得しています」。
今季はイースタン・リーグでチームトップの9勝、83奪三振とアピールし、1軍でもローテーションの谷間を埋める貴重な左腕として6試合に先発し1勝0敗、防御率3.13と好投を続けた。
シーズン終盤に左肘を痛め、10月にクリーニング手術を行った。術後2ヶ月でスローイング開始。4ヶ月での実戦復帰を目指しており「順調です。このままいけば(2月の)キャンプから投球できる」と明かした。
今年7月7日、24歳の誕生日に今季初白星を挙げた際には、1月末に結婚していたことも発表した左腕。「来年は投げて抹消がないように。1年間ローテーションを守って最低でも7勝…、いや来年こそは10勝できるように頑張りたい」と誓った。
ロッテは26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。4年総額4億円以上の条件を提示したとみられ、美馬学投手(33)に続き、今オフ2人目のFA選手獲得となった。
紺色のスーツに水色のネクタイ姿で福岡市内のソフトバンク球団事務所を訪れた福田は神妙な面持ちだった。悩みに悩み抜いた。
「来シーズンからは、千葉ロッテマリーンズさんにお世話になることを決めました」。
西武、中日、ヤクルト、ロッテ、楽天、宣言残留を認めるソフトバンクと6球団が参戦したが、4年総額4億円以上の条件面で見劣りすると思われたロッテを選んだのは、恩師の存在だった。
「最後(の決め手)は鳥越さんの存在。1番つらかった時に励ましていただいた。おかげで野球を続けることができている」。19歳だった08年に父・徹さんが急死。プロのレベルに慣れず、野球をやめようかと考えた時、悲しみを忘れるほどしごかれ、怒鳴られ、泣かされ、救われた。その恩師から「今のロッテには秀平の力が必要だ」と言われた。
今季は80試合に出場し、打率.259、9本塁打。「一緒に頑張ろう」と電話で言ってくれた井口監督から、中堅で起用する方針が伝わっている。鈴木のFA移籍により空き番号となる背番号7も提示される見込みだ。美馬に続き、球団初のダブル獲りに成功した。ロッテ・松本球団本部長は「嬉しいし、驚いている」と喜んだ。福田自身も「意外でしたよね」と、想像していなかった結末なのかもしれない。
ロッテがレオネス・マーティン外野手(31)と来季1年契約で合意したことが26日、分かった。7月に加入し、52試合14本塁打。シーズン換算38発とハイペースで打ちまくった。
帰国する際、来季の残留については「FAだし、プレーするチームで全力を尽くす」と明言を避けたが、この日までに基本合意。右翼を守る強肩強打の助っ人残留はこれ以上ない朗報だ。
12月1日から社長兼務し、球団専任となるロッテ・河合克美オーナー代行(67)が就任会見を行った。今秋のドラフト1位・佐々木朗希(大船渡)に加え、藤原、安田ら若手有望株がおり「スター軍団の受け皿をつくりたい」と所信表明。
「2軍のベースも千葉にあり、一体強化するのが理想。どういう形を取るのが効果的なのか、検討したい」と現在、さいたま市の2軍施設の移転も検討課題と語った。
ロッテ・鳥越ヘッド兼内野守備走塁コーチ(48)は26日に国内フリーエージェント(FA)権を行使し、ロッテ入りを決めたソフトバンク・福田秀平外野手(31)の決断を喜んだ。
「半分以上、諦めていた。来ないだろうと思っていたから、電話をもらった時“嘘だろ?まじか?”と言ってしまったよ」。
福田によれば5回以上、電話があり「いまのロッテにはお前が必要」と口説いたというが「最初から無理強いはしていない。あまり言い過ぎたらいかんと思って、ここ数日は知らんぷりしていた」と鳥越ヘッド。最後は静かに決断を待った。
この日「最後(の決め手)は鳥越さんの存在」と福田は1番の理由を語った。2008年に父・徹さんを亡くし、プロ野球のレベルにも慣れず、辞めようかとも考えていた福田に当時ソフトバンク2軍コーチだった鳥越ヘッドが悲しみを忘れるよう猛練習を課したことで、野球を続けられたという。
その福田の言葉を伝え聞いた恩師は「それは嬉しい限りだね。さんざん、怒って泣かせたけどハラスメントじゃなかったってことだね(笑)」とほっとした声で言った。
NPBアワーズに出席したロッテ・荻野が、ソフトバンクからFA移籍が決定した福田の加入を喜んだ。
同じ外野を守ることになるが「全てにおいてトップレベルのいい選手。チームの層が厚くなる」と笑顔。「競い合いながらチームの優勝に近づけたら」と話した。
自身はベストナインに輝き、プロ10年目で初のアワーズ出席。「慣れない場で緊張するけれど、とても嬉しい」。
鈴木が楽天にFA移籍しただけに「年齢も年齢だし、しっかりとチームを引っ張っていけるような姿勢を見せられたら」とナインを背中で牽引する覚悟だ。
12月1日から社長を兼務し、球団専任となるロッテ・河合克美オーナー代行が26日、ZOZOマリンで就任会見を行い「チームの力が強くなれば魅力が上がる。優勝争いし続けるチームを展望している」と抱負を口にした。
今秋のドラフト1位・佐々木(大船渡)に加え藤原、安田ら若手有望株がおり「スター軍団の受け皿を作りたい」と所信表明。「2軍のベースも千葉にあり、一体強化するのが理想。どういう形を取るのが効果的なのか、検討したい」と現在、さいたま市の2軍施設の移転も検討課題と語った。
国内フリーエージェント(FA)権を行使してロッテ移籍を決断したソフトバンクの福田秀平外野手(30)が26日夕方、テレビ西日本のローカル情報番組「ももち浜S特報ライブ」に生出演し、経緯などを語った。
この日、ブログでロッテ入りを表明。番組では「1ヶ月、すごく悩みました。決めることができて、ほっとしました」と心境を述べた。
ロッテに決めた1番の理由にも触れた。現ロッテヘッド兼内野守備コーチの鳥越裕介コーチからのラブコールがあったことを明かし、「最後は鳥越(裕介)コーチの存在かなと思います。鳥越さんから何度も電話をいただいて」と語った。電話の回数を聞かれると「5回以上」と答えた。
鳥越コーチは福田が入団した当時のホークス2軍コーチ。恩師の声に「鳥越さんとは、条件(の話し)はないですけど。気持ち的に一緒にやりたいと」という心境になったという。
13年住んだ福岡への思いも話した。「福岡が大好き。奥さんも福岡なので」。ソフトバンクでの1番印象に残った場面については2010年5月の広島戦でプロ初スタメンした試合の守備で犯した大失敗を挙げた。「和田さんがピッチャー。僕がセンターで、転んでタイムリーになった。これで和田さんが降板。一生忘れられない。あれがあったので、ずっと頑張ってこられた」としみじみと振り返った。
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)宣言した福田秀平外野手(31)の代理人から入団の連絡を受けたロッテ・松本尚樹球団本部長は驚きを隠せなかった。
「突然すぎて、整理がついていない」と想定外だったことを明かし「本当に嬉しい。驚いている」としばらくは現実と受け止められない様子だった。
4年総額4億円以上の提示はライバル他球団と比べれば、見劣りするものだった。ただ、福田は2軍時代に世話になった鳥越ヘッドコーチの存在などが、決め手になったと語ったことに同球団本部長は「井口監督の思いや鳥越ヘッドの存在も大きかったと思う」と振り返った。
楽天から移籍する美馬と合わせ、球団史上初のFAでのダブル獲得に成功。「ドラフトでも佐々木投手が獲れたし、いい風が吹いている。Aクラス争いではなく優勝争いがしたい」と松本球団本部長は意気込んでいた。
来季は育成選手契約となるロッテ・高浜卓也内野手(30)は26日、ZOZOマリンで交渉し、100万円減の年俸1000万円で契約を更改した。
「自分の中で今年1年やってダメだったらというのは常に思っていたので(育成契約に)迷いはなかった」。
慢性的な腰痛を抱え、12月には手術に踏み切る予定。左の代打として期待される好打者は「1日でも早く、野球ができるようにしたい」と笑顔で話した。
来季は育成選手契約となる06年ドラフト1巡目・大嶺祐太投手(31)は26日、ZOZOマリンで交渉し、500万円減の年俸1470万円で契約を更改した。
今年1月に右肘内側側副靱帯損傷による右肘内側側副靭帯再建術および、鏡視下滑膜切除術を行ったこともあり、リハビリに専念するための措置。すでに投球練習は再開した右腕は「2月のキャンプではブルペンに入りたい」と手応えを口にした。
この日、ドラフト同期のソフトバンク・福田のFA加入が決まり「伊志嶺がコーチになって同級生が少なくなった。入ってくることは嬉しいし、負けないように頑張りたい」と刺激を受けた様子だった。
ロッテの南昌輝投手(30)が26日、ZOZOマリンで交渉し、減額制限いっぱいとなる1000万円減の年俸3000万円で契約を更改した。
「患部が痛かったり、足がしびれたりするのかと思ったけど、考えていたより、投げることができました」。
昨年8月、国指定の難病「黄色靱帯骨化症」の手術を受け、8月15日の日本ハム戦(東京ドーム)で1軍復帰。1軍では4試合0勝1敗、防御率12.27だったが、手応えはつかんだ復帰イヤーとなった。
再起すら危ぶまれる難病を克服した右腕は「楽しんでやりたい。色々なことを試したい」と語った。
ロッテの14年目・細谷圭内野手(31)は26日、ZOZOマリンで交渉し、300万円減の年俸1720万円で更改した。
「1軍にいる機会が少なかった。勝利に貢献できなかった思いが強い」。
今季は出場29試合にとどまり、打率.158だった。
15年目を迎える来季の目標には「リーグ優勝です」とチームのために戦うと誓った。
ロッテ・菅野剛士外野手(26)は26日、ZOZOマリンで交渉し、現状維持の年俸1440万円で契約を更改した。
「1年目より、試合数も減ってしまった。開幕も2軍だった。来季は開幕スタメンを目標にやりたい」。
昨季は開幕スタメン起用されるなど53試合に出場したが、今季は約半分の28試合、打率.197と大半は2軍暮らしだった。
来年1月は今年に引き続き、ソフトバンク・中村の自主トレに参加する。
ソフトバンクからFA宣言した福田秀平外野手(30)が26日、ヤフオクドームの球団事務所を訪れた。今季限りでの退団を申し入れ、来季からはロッテでプレーすることを報告した。
「たくさんの球団からお話をいただいて、感謝しかない。凄く悩んだ1ヶ月だった」。
福田には西武、ロッテ、中日、ヤクルト、楽天が名乗りを挙げていた。
決め手はロッテの鳥越ヘッドコーチだったという。プロ2年目で父徹さんを亡くした際に、支えてくれたのが同コーチだったことを明かし、「今、野球を続けられているのは鳥越さんのおかげ。1番辛かったときに励ましていただいた恩人」とした。
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)宣言した福田秀平外野手(31)が26日、ロッテ移籍を決断したことを自らのブログで公表した。宣言残留を認めていたソフトバンクと西武、楽天、ヤクルト、中日も獲得に動いたが、福田側から断りの連絡を入れた。
「私、福田秀平は2020シーズンから千葉ロッテマリーンズでプレーすることを決めました」と報告。
ロッテ移籍を決断した理由について「ホークスに入団してまもなく実父が他界しました。まだ19歳でしたしショックも大きく、また当時プロの野球のレベルに全くついていけず、実はその時に野球を辞めようとしていました。そんな自分に厳しい練習でグラウンドの上では悲しみを忘れさせてくれて、プロ野球選手として生きていく覚悟を決めるきっかけを作ってくださったのは当時ホークスの2軍のコーチだったロッテの鳥越ヘッドコーチでした」と告白。
続けて「今回ロッテとお話させていただく際にご同席いただいている松本球団本部長は自分がホークスに入団することが決まったドラフト会議の数日前に私の高校にいらっしゃり『福田くんを指名したい」』と言っていただいた当時の担当スカウトの方で初めて自分がプロ野球選手になれるかも知れないと思わせてくれた方でした。その方々から10数年の時を経て改めてオファーをいただき、鳥越さんからはお電話で『今のロッテには秀平の力が必要だから新たな環境で一緒に挑戦しよう』そのお電話口にいらっしゃった井口監督からも具体的な今後のチームの展望や自分の特性や評価等をお伝えいただき、チャレンジしたいという気持ちが芽生えていきました」と記した。
ブログではソフトバンクへの思いもつづり「13年もの間、孫オーナー、王会長、監督、コーチ、スコアラーの皆さん、裏方さんをはじめ球団スタッフの皆さん、多くのファンの皆さん、関係者の皆さんに支えていただき、これまでプレーすることができました。今回のFA権も秋山前監督、工藤監督に起用していただいたおかげで、取得することができました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。ありがとうございました」と感謝した。
ロッテ・三家和真外野手(26)は26日、ZOZOマリンで交渉し、230万円増の年俸750万円で契約を更改した。
「初ヒットを含むキャリアハイを目標にしてきたので、達成することができてよかったけど、まだまだ、レベルアップしたい」。
今季はプロ入り最多となる25試合に出場し、打率.286、初安打と初本塁打も記録した。
秋季キャンプでは本格的に内野守備にも挑戦しており「本来は外野ですけど、内野も守れるに越したことはない。継続して来季につなげたい」と出場機会増のために内外野のオプションを増やしたい考えだ。
ロッテ・安田がイースタン・リーグの2冠王に輝き表彰された。
19本塁打、82打点でともに初受賞。本人はプエルトリコでのウインターリーグに参加中で表彰式は欠席したが、ビデオメッセージを寄せ「来シーズンはこのタイトルを1軍で獲るつもりでやります」と話した。
来季で入団3年目を迎える大器は「日々、プエルトリコで野球と向き合って精進しています。期待していてください」と力を込めた。
ロッテ・香月一也内野手(23)は26日、ZOZOマリンで交渉し、70万円増の年俸650万円で契約を更改した。
「今年は本塁打も打てたけど、まだ、1本なので来季はしっかり10本くらい打てるように頑張りたい」。
ドラフト5位・福田(法大)は大阪桐蔭時代に三遊間を組んだ後輩。「藤原が入った時は外野手だったので、そこまで思わなかったけど、福田は内野手だから負けたくない気持ちはありますね」と先輩の意地を見せる。
来年1月には高校の先輩である西武・森と合同自主トレを行う。首位打者に弟子入りし「バッティングを学びたい」とレギュラー獲得へ持ち味だの打力に磨きを掛ける。
ロッテの佐々木千隼投手(25)は26日、ZOZOマリンで交渉し、300万円増の年俸1970万円で契約を更改。今年6月に27歳の一般女性と結婚していたことを発表した。
「結婚しました。6月末です。僕がネガティブなので、その真逆というかポジティブに支えてくれる。笑わせてくれます」と笑顔で明かした。
今季は右肘の手術から復活し、7試合2勝1敗、防御率2.53と復活を印象づけた。より、責任感の増した来季については「ローテーションに入りたいのはありますが、1番は1軍で投げたい。どんな役割でも1軍で投げるようにしたい」と気合を入れていた。
ロッテの土肥星也投手(24)は26日、ZOZOマリンで交渉し、350万円増の年俸1530万円で契約を更改した。
「試合数は少なかったけど、投げた試合は安定していたと評価していただきました」。
今季は6試合に先発し、1勝(0敗)だったが、防御率3.13。土肥が先発した試合のチーム成績は4勝1敗1分けと試合を作る仕事は果たした。
来季については「(今季のように)投げ抹消ではなく、ローテーションで投げたい。7勝以上はしたい」と目標を語ったが、その場にいた球団関係者や報道陣から「控え目」だとの声が上がり「来年こそは10勝したいと思います」と上方修正していた。
福田がロッテ移籍を表明した。自身のブログで、移籍の決め手となった恩師・鳥越ヘッドコーチとの逸話を紹介。入団2年目の19歳の時に実父が他界。周囲のレベルの高さに圧倒され、「野球を辞めようとしていた」時に当時ホークスの2軍内野守備走塁コーチに課された鍛錬のおかげで悲しみを乗り越え「プロ野球選手として生きていく覚悟」ができたとつづった。
ヤフオクDにスーツ姿で挨拶に訪れた福田は「今回、声をかけていただいて、鳥越さんとの電話口で、井口監督からも『一緒にやろう』と言葉を頂いた。悩みましたが、そこが決め手かな。1番つらかった時に励ましていただいた恩人でもある」と鳥越ヘッドへの思いを強調した。
トレーナー陣や秋山前監督、工藤監督に「感謝しかない」と話したが「やるからにはホークスを倒すという強い気持ち」。13年間、慣れ親しんだ福岡に別れを告げ、強い覚悟を持って千葉に降り立つ。
ロッテは26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。福田は残留を要請したソフトバンクを含め、西武など6球団と交渉。この日、本人が自身のブログで移籍を表明した。楽天から加入が決まった美馬学投手(33)と併せて球団史上初の“FAダブル獲り”に成功。その背景は?ロッテ担当・長井毅記者が「見た」で迫った。
ロッテが、パでは13年オフにソフトバンクが鶴岡慎也(日本ハム)と中田賢一(中日)を獲得して以来、球団では初となる、FA2選手の獲得を成し遂げた。その理由はラグビー日本代表のチームスローガンのように、まさに球団が「ONE TEAM」になれたからだ。編成責任者・松本尚樹球団本部長の言葉に全ての答えが集約されていた。
「ロッテも(移籍先に)選んでいただけるところにきた。選手、首脳陣、フロント、スタッフの一生懸命な姿を見て選んでいただいたのかなと思う。そういう意味でも非常に嬉しい」。
球団は昨年も広島・丸の獲得に手を挙げた。かつて年間20〜30億円といわれた赤字球団が、ファンサービスの充実に伴う観客増、新規スポンサー獲得により直近の2年連続で黒字に転換。ロッテ本社からも補強のために全面的なバックアップを受けられるようになり、他球団と張り合える条件提示が可能になった。実際に福田には4年総額4億円程度、美馬には3年総額5億円超の好条件を用意した。
福田は移籍の1番の理由として恩師・鳥越ヘッドコーチの存在と井口監督のラブコールが響いたことを挙げたが、他にも「心をつかむ」交渉が際立った。6日の初交渉の際にはロッテの「チーム戦略部」が福田のプレーを分析した詳細なデータを提示し、本気度をアピール。さらには福田が高3時にスカウトを務めていた松本球団本部長が、当時から高評価していたことを熱く伝えるなど、真心に訴えかける誠意の交渉が実った。
右肘の手術経験がある美馬に対しては、20年度から順大医学部付属医院と医療提携を結び、サポート態勢が整うことも強調。球団が数年前から温めてきた「選手第一」プランが形となり、交渉の“武器”となった。
ロッテは今までになく現場とフロントが一体となって、1人1人が「自分達ができること」に全力で取り組めている。その結果が今オフ、FA戦線の完勝につながった。
ロッテ・南昌輝投手(30)26日、千葉市内のZOZOマリンで契約更改し、減額制限(1億円以下は25%)いっぱい1000万円減の3000万円でサインし「契約してもらっただけでありがたい」と球団に感謝した。
昨年8月に国指定の難病「黄色靱帯骨化症」の手術を受けたが、地道なリハビリを乗り越えた。病院では日記に体の状況や、心境について包み隠さず書き記した。忘れられないのが8月15日の日本ハム戦(東京D)で復活登板。「おかえり〜!」とのファンの声援が1番心に残ったという。
来季に向けてオフは地元・和歌山で自主トレをする。「色々試してみて充実した1年が過ごせるようにチャレンジしたい。数字のことは考えてないですけど、僕が入って優勝していないので優勝したい。野球ができる幸せじゃないですけど、悔いないように楽しくやりたい」とコメントした。
タイトルホルダーや最優秀選手、最優秀新人といった今シーズン活躍した選手達を讃える表彰式「NPB AWARDS」が26日、都内で行われた。1軍表彰の前に、ファームの表彰をする第一部が行われた。
プロ2年目の安田尚憲内野手(20)は、19本塁打82打点で本塁打王と打点王の2冠王に輝いた。プエルトリコでのウインターリーグに参加中で表彰式は欠席したがビデオメッセージで「今年は最多本塁打、最多打点と2つのタイトルを取ることが出来、大変ありがたく思っています。来シーズンはこのタイトルを1軍で取るつもりで日々、プエルトリコで野球と向き合って取り組んでいます。来年も応援をよろしくお願いします。そして是非期待していただきたいと思います」とコメントした。
ロッテ・三家和真外野手(26)が26日、千葉市内のZOZOマリンで契約更改し、230万円増の750万円でサインした。今季は6月中旬に1軍に定着し自己最多25試合に出場し打率2割8分6厘、1本塁打、5打点の成績を残した。
13年広島を戦力外、独立Lも経験した苦労人がプロ初安打、初本塁打もマークする飛躍の1年となったが、本人はいたって冷静。「3ヶ月くらい1軍にいてその分を評価してもらった。目標は初ヒットを含むキャリアハイだった。達成したのはよかったけど、まだまだレベルアップしないといけない。もっと頑張らないといけない」とさらなる成長を誓い、来季は「1軍で100試合を目指して頑張りたい」と力を込めた。
ロッテ・香月一也内野手(23)が26日、千葉市内のZOZOマリンで契約更改し、70万円増の650万円でサインした。大阪桐蔭高から14年ドラフト5位で入団。今季は自己最多の26試合に出場し、プロ初本塁打をマークするなど打率1割5分2厘、1本塁打、3打点の成績を残した。
「(成績は)納得はしていないけど、ホームランは大きかった。でも1本しか打てていないので、目標は10本くらい打てる打者になって、1年間ずっと1軍で出ることを目標にやっていきたい」と決意を新たにした。
来季はドラフト5位で高校の後輩、福田=法大=が入団する。同じ内野手で三遊間を組んだ間柄だが、ライバルとなり得る存在。「負けたくはないですね」と力を込めた。
ロッテ・佐々木千隼投手(25)が26日、千葉市内のZOZOマリンで契約更改し、300万円増の1970万円でサイン。スポーツ報知既報通り、今年6月に結婚していたことも併せて発表した。お相手は知人の紹介で知り合った都内在住の一般女性(27)で、12月吉日に都内で挙式する。
佐々木は16年ドラフト1位で入団。17年4月6日の日本ハム戦(ZOZO)でプロ初登板初勝利を飾るなど1年目に4勝をマークしたが、期待された翌18年の7月に右肘の遊離体除去手術を受け2年目は1軍登板なし。今季は7月9日の日本ハム戦(ZOZO)で656日ぶりの復活勝利を挙げた裏側には地道なリハビリ生活を支えた姉さん女房の存在があったといい「僕がネガティブなので、真逆でポジティブに支えてくれる。考えすぎて落ち込んでいる時も笑わせてくれる」と感謝を口にした。
来季の目標については「ローテーションに入りたい思いはある。1軍で投げたいのでどんな役割でも」と決意を込めた千隼。愛妻のためにも全力を尽くす。
ロッテ・土肥星也投手(24)が26日、千葉市内のZOZOマリンで契約更改し、350万円増の1530万円でサインした。
今季はローテの谷間を埋める形で6試合に登板し1勝0敗、防御率3.13。「(1軍の)試合数は少なかったが、『投げた試合で安定して投げてくれた』と。そこを評価してくれた。金額は納得しています」と笑顔を見せた。
イースタンではチームトップの9勝(2敗)を挙げるなど期待の左腕は「ファームでは結果が出たけど、あとは1軍でもう少しできれば。あと1イニング、2イニング投げていればチャンスも来るのかなと思う。投げてすぐに抹消されることがないようにローテを守りたい。来年は7勝、いや、10勝目指して頑張ります」と目標を上方修正して笑わせた。
10月に行った左肘のクリーニング手術の経過も良好。2月のキャンプからローテ争いに割って入る。
ソフトバンクからFA宣言した福田秀平外野手(30)が26日、ロッテ移籍を表明した。福田は球団に退団の意思を伝えにヤフオクドームを訪れ、「千葉ロッテマリーンズでお世話になることを決めました」と明かした。
ロッテをはじめ、宣言残留を認めるソフトバンクや西武、楽天、ヤクルト、中日の6球団の争奪戦となった。移籍の決め手に挙げたのがロッテの鳥越ヘッド兼内野守備コーチの存在。「今も野球が続けられているのは鳥越さんのおかげ」と言い切る。
プロ2年目の08年6月に父を亡くし、野球に身が入らない時期を過ごした。ハッパを掛けてくれたのが、当時ソフトバンクの2軍内野守備走塁コーチだった鳥越コーチ。同年7月に同コーチも妻を亡くし、同じ境遇にあった。
交渉解禁後、福田は他球団からロッテの4年4億8000万円プラス出来高を上回るオファーも受けた。一方で同コーチから何度も電話でラブコールを送られた。「1番つらかった時に励ましていただいた恩人。その方から声を掛けていただいたので決めた」と語った。
ロッテは26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手(30)の入団を発表した。
松本尚樹球団本部長は次のようにコメントした。
「先ほどご連絡をいただきました。信じて待っていましたが、今は嬉しさと驚きがあります。井口監督の思い、鳥越ヘッドコーチの存在はとても大きかったのではないかと思います。千葉ロッテマリーンズという球団を選んでいただき本当にありがとうございます。来年はAクラス争いではなく優勝争い。優勝するという強い思いをチーム全体で共有しながら戦っていきたいと思います。千葉ロッテマリーンズに、いい風が吹いています!」。
福田は1989年2月10日生まれ。出身地は神奈川県。身長・体重は182センチ、77キロ、右投げ左打ち。多摩大付属聖ヶ丘高を経て福岡ソフトバンク(07〜19年)。背番号は未定。
ロッテ・細谷圭内野手(31)が26日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、300万減の1720万円でサインした。
プロ14年目となった今季、29試合に出場して3安打、1打点にとどまった。「1軍にいることが少なかった。貢献できなかった。これが1番の思い」。
「来季は優勝したい」と力を込める。「上でも下でもやることは一緒です。そういう気持ちを意識してやっていきたい」。
来季こそ、ベテランの味を発揮したい。
ロッテ・三家和真外野手(26)が26日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、230万増の750万円でサインした。
16年オフにテスト入団し、今季は25試合に出場し、プロ初安打を含む6安打だった。7月21日にはプロ初本塁打も記録した。
「評価していただきました」と苦労人は嬉しそうに話し、こう付け加えた。「まだまだレベルアップしていかなければならない」。
秋季キャンプでは内野の守備にも挑戦。「(来年は)今年以上に試合に出たい」と目標を掲げた。
ロッテ・香月一也内野手(23)が26日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、70万増の650万円でサインした。
「少し上がりました」。香月が照れくさそうに笑った。
プロ5年目の今季は26試合に出場して打率.152、3打点ながらプロ初本塁打を記録した。「自分の中では納得していません」と話したが、それは1軍での出場試合数が少なかったからだ。
「来年は10本打つ気持ちでやりたい」。
大阪桐蔭の後輩・福田内野手が入団してくる。「そこは負けたくないですね」。
鈴木の楽天移籍で内野争いは激しくなる。来年1月には沖縄本島で大阪桐蔭の先輩、西武の森らと自主トレを行う。「全力でやるしかないです」と飛躍を期していた。
ロッテ・佐々木千隼投手(25)が26日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、300万増の1970万円でサインした。
「結婚しました」。更改交渉を終えて、会見に臨んだ佐々木が明かした。お相手は27歳の一般女性で、6月に婚姻届を出した。挙式は12月中に都内で挙げるという。
「ボクはネガティブなんですが、(彼女は)真逆のポジティブで支えてくれる。暗くなった時も笑わせてくれる。そんな人柄なのかなと思う」。
今季は7試合に登板して2勝1敗、防御率2.53だった。
16年のドラフト1位は17年に4勝をマークしたものの、翌18年の7月に右ヒジの遊離体除去手術を受けて、2年目は登板なしに終わった。
長く辛いリハビリ生活を経て、今季7月9日の日本ハム戦(ZOZO)で656日ぶりの復活白星を挙げた。以後、投げた試合では大崩れをしなかった。この点が評価された。
復活の陰には夫人の献身的な支えがあったようだ。「どんな役割でもいいから(来年は)1軍で投げ続けたい」。佐々木が誓った。
ロッテ・土肥星也投手(24)が26日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、350万増の1530万円でサインした。(金額は推定)
今季はローテの谷間を埋める格好で6試合に登板した。1勝0敗で防御率は3.13だった。「試合数は少なかったが、投げた試合で安定したことを評価してもらった」。左腕は交渉を振り返った。
10月3日に左ヒジのクリーニング手術を受けた。現在はリハビリ中だが、来春のキャンプには間に合う見通しだという。「来年は投げて抹消とならないようにしたい。ローテを守って、最低7勝はしたい」。
同年齢の二木が7勝を挙げており、そこを目標にしたようだ。オフは浦和球場でリハビリに励み、完全復活を目指す。
※規定により各1票にそれぞれ1位5点、2位3点、3位1点を与える。
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
選手名 | 球団 | 1位 | 2位 | 3位 | 点数 | 選手名 | 球団 | 1位 | 2位 | 3位 | 点数 |
◎坂本勇人 | 巨 | 261 | 32 | 2 | 1403 | ◎森友哉 | 西 | 222 | 25 | 4 | 1189 |
山口俊 | 巨 | 24 | 162 | 59 | 665 | 中村剛也 | 西 | 21 | 117 | 29 | 485 |
丸佳浩 | 巨 | 7 | 54 | 109 | 306 | 山川穂高 | 西 | 6 | 41 | 61 | 214 |
鈴木誠也 | 広 | 3 | 14 | 20 | 77 | 秋山翔吾 | 西 | 0 | 17 | 30 | 81 |
ソト | デ | 1 | 7 | 35 | 61 | 千賀滉大 | ソ | 2 | 7 | 40 | 71 |
岡本和真 | 巨 | 0 | 3 | 5 | 14 | ニール | 西 | 1 | 8 | 20 | 49 |
近本光司 | 神 | 1 | 0 | 1 | 6 | 平井克典 | 西 | 0 | 7 | 14 | 35 |
大竹寛 | 巨 | 1 | 0 | 0 | 5 | 吉田正尚 | オ | 1 | 2 | 3 | 14 |
山ア康晃 | デ | 0 | 1 | 2 | 5 | 増田達至 | 西 | 0 | 1 | 10 | 13 |
大野雄大 | 中 | 0 | 1 | 2 | 5 | 有原航平 | 日 | 0 | 2 | 4 | 10 |
今永昇太 | デ | 0 | 0 | 4 | 4 | 山本由伸 | オ | 0 | 2 | 1 | 7 |
村上宗隆 | ヤ | 0 | 1 | 1 | 4 | 外崎修汰 | 西 | 0 | 1 | 2 | 5 |
亀井善行 | 巨 | 0 | 0 | 3 | 3 | 高橋礼 | ソ | 1 | 0 | 0 | 5 |
筒香嘉智 | デ | 0 | 1 | 0 | 3 | 源田壮亮 | 西 | 0 | 1 | 1 | 4 |
山田哲人 | ヤ | 0 | 0 | 3 | 3 | 浅村栄斗 | 楽 | 0 | 1 | 1 | 4 |
菅野智之 | 巨 | 0 | 0 | 1 | 1 | 今宮健太 | ソ | 0 | 1 | 0 | 3 |
桜井俊貴 | 巨 | 0 | 0 | 1 | 1 | 松井裕樹 | 楽 | 0 | 0 | 3 | 3 |
中川皓太 | 巨 | 0 | 0 | 1 | 1 | 白票 | 0 | 21 | 31 | 94 | |
梅野隆太郎 | 神 | 0 | 0 | 1 | 1 | ||||||
ジョンソン | 広 | 0 | 0 | 1 | 1 | ||||||
白票 | 0 | 22 | 47 | 113 | |||||||
該当者なし | 1票 |
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||
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選手名 | 球団 | 投票数 | 選手名 | 球団 | 投票数 |
◎村上宗隆 | ヤ | 168 | ◎高橋礼 | ソ | 206 |
近本光司 | 神 | 129 | 甲斐野央 | ソ | 39 |
木浪聖也 | 神 | 1 | 松本航 | 西 | 4 |
床田寛樹 | 広 | 1 | 中川圭太 | オ | 3 |
佐藤龍世 | 西 | 1 | |||
榊原翼 | オ | 1 |