わたしはかもめ2019年鴎の便り(12月)

便

12月16日

福田加入でロッテ藤原「勝ち抜く」外野定位置争い[ニッカン]

ロッテ藤原恭大外野手が児童の声援を背に定位置取りを誓った。千葉・検見川小で行われた算数ドリル贈呈式に参加。15日にはソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀が加入した。

「福田さんに限らず外野手があふれているので、ここで勝ち抜かないといけない」。今オフの契約更改では現状維持だったが、他の選手が大幅アップを勝ち取る姿に「焦りがある。プロはいつ終わるか分からない。まずは開幕1軍でスタメンを目標にやっていきたい」と力を込めた。

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元ロッテ醍醐猛夫さん通夜しめやかに小宮山氏ら参列[ニッカン]

急性骨髄性白血病のため11日に死去した元ロッテの捕手、醍醐猛夫(だいご・たけお)さん(享年81)の通夜が16日、都内の護国寺で営まれた。

元ロッテ監督の八木沢荘六氏、早大監督の小宮山悟氏ら約400人が参列した。戒名は「大報院貴要猛勝居士(だいほういんきようみょうしょうこし)」。小宮山氏は「(自分の)担当スカウトだった方。1年1年燃え尽きるように必死になれと言われた。その結果、毎年毎年必死に積み重ねて20年近くやれた」。亡くなる4日ほど前に電話で話したそうで「秋の早慶戦を見ていてくれたみたいで『よかったね』と。最後に孝行できたのかなと思う」としのんだ。

主な参列者
大塚明、大村巌、袴田英利、平井光親、和田明(順不同、敬称略)

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ロッテ・藤原、スタメン意欲「勝ち取れるように」[サンスポ]

ロッテ藤原が16日、千葉市立検見川小を訪問し「マリーンズ算数ドリル」の贈呈式を行った。今季の開幕戦に、球団の高卒野手では54年ぶりに先発出場を果たしたが、6試合の出場で打率.105。このオフに福田秀(前ソフトバンク)が加入し、外野争いは厳しさを増す。来季に向けて「尊敬する先輩ばかりだけど、まずは開幕スタメンを勝ち取れるように」と意欲を口にした。

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ロッテ・藤原、小学校訪問で大歓声!!「しっかり勉強してください」[サンスポ]

ロッテ・藤原恭大外野手(19)が16日、千葉市立検見川小学校を訪問。マリーンズを代表して「マリーンズ算数ドリル」の贈呈式を行った。

背番号「2」のピンストライプユニホームが姿を見せると、同校体育館に集まった全校生徒約700人が大興奮。壇上で校長先生が「皆さん待ちに待った藤原選手です。本物ですよ」と紹介すると、大きな拍手と歓声に包まれ、19歳は思わず照れ笑いを浮かべた。

藤原は緊張しながらも「この計算ドリルを使ってしっかり勉強してください。また、マリンスタジアムの試合に来た際は、応援よろしくお願いします」と挨拶した。

マリーンズ算数ドリルは、「NPO法人ちば算数・数学を楽しむ会」の製作協力のもと、千葉ロッテマリーンズが製作した野球やマリーンズの問題が満載の自習用教材ドリル。小学校1年生から6年生まで各学年で6種類、それぞれ4ページに渡り問題が構成されている。千葉市内の全児童に、夏休み前に千葉市内の全小学校(国立大学法人千葉大学教育学部付属小学校や特別支援学級を含む全112校)に配送される。この試みは2011年の夏休みから始まり、冬休み、春休みと同様の規模で配布し、今回で26回目。

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ロッテ藤原、2年連続開幕スタメン狙う、FA加入の福田を「抜かないと」[スポニチ]

ロッテ・藤原が千葉市立検見川小で「マリーンズ算数ドリル」の贈呈式に参加した。

1年目の今季、開幕戦に「1番・中堅」で先発したものの、わずか6試合の出場で打率.105。来季はソフトバンクからFA移籍した福田秀が加わり、外野の競争は激化するが「抜かないと試合に出られない。開幕スタメンを目標にやりたい」と意気込んだ。球団高卒新人では55、56年の榎本喜八(当時毎日)以来64年ぶり2人目となる2年連続開幕スタメンに挑む。

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元ロッテ・醍醐猛男氏通夜、八木沢荘六氏、早大・小宮山監督らが参列[スポニチ]

11日に急性骨髄性白血病のため81歳で死去した元ロッテの醍醐猛男(猛夫)氏の通夜が16日、東京・護国寺で営まれた。ロッテでバッテリーを組んだ八木沢荘六氏を始め球界関係者らが参列した。

八木沢氏は「頭が良い人で、とても投げやすかった。配球も全部任せっきり。兄貴みたいだった」と故人をしのんだ。

早大・小宮山悟監督にとってはロッテ入団時の担当スカウト。「短命でもいい、1年1年燃え尽きるように必死にやれと言われ、それを積み重ねた20年だった」と言葉をかみしめた。今秋には電話で話したことも明かし「秋の早慶戦を見てくれていたようで、(勝ち点を挙げて)良かったねと言ってくださった。最後に少し孝行できたかなと思う」。

また、早実時代の監督だった宮井勝成氏は「本当に残念。長い闘病だったが、よくがんばった」と涙をにじませた。

会場には、ユニホームを始め、早実時代にバッテリーを組んだ現ソフトバンク・王貞治会長と写った写真なども飾られた。

葬儀・告別式は17日午前11時半から同所で営まれる。

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ロッテ・藤原、小学生にドリル贈呈「かけ算が得意でした」[スポニチ]

ロッテ・藤原恭大外野手(19)が16日、千葉市立検見川小学校を訪れ「マリーンズ算数ドリル」(令和元年冬号)の贈呈式を行った。

 全校児童の歓声を受けた藤原は「大歓声を受けながら贈呈式を終えた藤原。「(贈呈式は)初めてだったけど、応援してもらっていると感じたし、パワーをもらえた。自分はかけ算が得意でした」と感想を語った。

マリーンズ算数ドリルは「NPO法人ちば算数・数学を楽しむ会」とロッテが製作した自習用教材ドリル。小学校1〜6年生まで各学年で6種類、それぞれ4ページで構成されている。

教材は冬休み前に千葉市内の小学校全112校へ合計5万部が提供される。この試みは2011年の夏休みに始まり、今回で26回目の配布となる。

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藤原、小学生に算数ドリル贈呈、児童からの大歓声に「パワーもらえた」[報知]

ロッテ・藤原恭大外野手(19)が16日、千葉市立検見川小学校を訪れ「マリーンズ算数ドリル」(令和元年冬号)の贈呈式を行った。

全校児童の歓声を受けた藤原は「(贈呈式は)初めてだったけど、小さい子に応援してもらっていると感じたし、パワーをもらえた」と笑顔を見せたが、球団公式キャラクター「ズーちゃん」への歓声が自身のものより上回っていたことについては「すごかったですね」と苦笑いだった。

「自分はかけ算が得意でした。冬休みに入るので、勉強しないといけないと思う。あのドリル以外でも(宿題が)出されていると思うので頑張って欲しい」とエールを送った。

マリーンズ算数ドリルは「NPO法人ちば算数・数学を楽しむ会」とロッテが製作した自習用教材ドリル。小学校1〜6年生まで各学年で6種類、それぞれ4ページで構成されている。

教材は冬休み前に千葉市内の小学校全112校へ合計5万部が提供される。この試みは2011年の夏休みに始まり、今回で26回目の配布となる。

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ロッテ・藤原、ドラ1佐々木を支援へ「生活面教えていければ」[デイリー]

ロッテ・藤原が16日、ドラフト1位・佐々木(大船渡)をサポートする考えを示した。自身と同じように注目を浴びて入団する後輩に「野球以外の生活面とか分かるところは結構あるので、教えていければと思う」と語った。

この日は球団が千葉市内の全小学校へ毎年無償配布している「マリーンズ算数ドリル」の贈呈式に出席した。

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ロッテ・藤原恭大が佐々木朗希にエール、生活面など「教えていければ」[デイリー]

ロッテ・藤原恭大外野手(19)が16日、ドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=に応援エールを送った。

この日は千葉市内の小学校を訪問し「マリーンズ算数ドリル」の贈呈式に出席。ロッテが千葉市内の全小学校へ無償配布しており、子供達の大歓声を受けた藤原は「パワーをもらえた」と刺激を受けた。

プロ1年目は「プロの厳しさ」を知った1年だった。これを踏まえて、同じドラ1で注目を浴びて入団する佐々木朗にはこんな言葉を掛けた。

「野球以外の生活面とか分かるところは結構あるので教えていければと思う」。

ソフトバンクから福田が加入するなど外野争いは激しいが「3年目、4年目(に活躍)と言われるが、そういう気持ちだと活躍できない。まずは開幕1軍でスタメンを目標にします」と勝ち抜く決意を新たにした。

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ロッテ藤原、小学校で算数ドリル贈呈式「パワーもらえる」[デイリー]

ロッテ・藤原恭大外野手(19)が16日、千葉市立検見川小学校(全校児童702人・12月現在)を訪問し、「マリーンズ算数ドリル」(令和元年冬号)の贈呈式に臨んだ。

これはロッテが千葉市内の全小学校へ無償配布しているもので、藤原がロッテを代表して各学年代表の子供達に贈呈した。

マリーンズ算数ドリルは「NPO法人ちば算数・数学を楽しむ会」の製作協力のもと、ロッテが製作した野球やマリーンズの問題が満載されている自習用教材ドリル。千葉市内の全児童約5万人に配られている。教材は冬休み前に千葉市内の全小学校に配送される。

この試みは11年の夏休みから始まり、冬休み、春休みと同様の規模で配布。今回で26回目となる。

大歓声を受けながら贈呈式を終えた藤原。「(贈呈式は)初めてでした。すごい応援をもらった。小さい子達の応援はパワーをもらえると思います」と2年目に向けてのいい刺激となったようだ。

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[千葉魂]マリーンズは壁を越える、限界突破へ、奮起促す指揮官[千葉日報]

世間はすでにクリスマス一色となりつつある。指揮官もつかの間のオフに突入した。しかし、やはり野球人・井口資仁は、気付くと悔しい終わり方をしたシーズンを振り返ってしまう。

最後の1試合。クライマックスシリーズ(CS)に出場する可能性を残した試合で惨敗し、Bクラスに転じた。シーズン終盤。もう1つも落とせない熾烈な日々が続く中で見えたものがあった。結果が要求される乾坤一擲の戦いの中、浮き彫りになった課題があった。

「みんな、自分の物差しで物事を決め過ぎている。固定観念というのかな。それ以上を自分自身に求めないと成長はない。今年は本当にみんなよく頑張ってくれた。でも、この次は今の自分をもっと超えて欲しい。超えたいと思って欲しい。突き抜けて欲しい」。

井口監督は愛車を走らせながら、つぶやいた。気分転換に車のハンドルを握り、どこへともなく向かうのが趣味だが、今年のオフ、車内はいつの間にか1年を振り返る空間となっている。

12月15日もそうだった。午前中にマリンで野球教室。午後から千葉市内にてホークスから加入した福田秀平外野手の入団会見に出席した。そこから鎌ケ谷市のスポーツショップに移動して野球指導を含むイベントに参加した。オフとは思えぬほど相変わらずの多忙なスケジュール。途中、脳裏によぎったのはシーズン終盤に見えたベンチの光景だった。

「諦めが早いように見えた。ベンチで見ていて、そう見えた選手がいた。マリーンズは、どんな逆境でも最後まで戦い抜くチームでありたい。自分達にはこれ以上はできないと思うのではなくて、自分達の可能性を最後まで信じて戦い抜いて欲しい」。

だからこそ秋季キャンプでは「限界を超えろ」と口癖のように伝えた。自分達で己の能力の限界を決めて欲しくはない。もっと上へと行けるはず。その想いだった。もちろん、ただハッパを掛けて終わるつもりはない。だからこそ戦力補強を球団にお願いした。

まずイーグルスから美馬学投手を獲得。忘れられない試合があった。指揮官がまだ現役時代だった2013年。マリーンズとのCSファイナルステージでの大一番で三塁も踏ませない好投で完封勝利を挙げた。レギュラーシーズンでは1度も完封勝利はなかったが、大舞台でいつも以上の力を発揮した。その後、日本シリーズでも2勝。シーズン6勝の男がここぞという場面で無類の力を発揮し日本一に導いた。抜群のマウンド度胸と打てるものなら打ってみろと言わんばかりの強気の根性。若手の多いマリーンズ投手陣に注入したい部分だ。

もう1人。常勝軍団のホークスからは福田秀平外野手が入団した。自ら電話で「頼む」と呼び掛け、獲得にこぎつけた。優勝が義務付けられているホークスで戦ってきた男だからこそ知る勝利への執念と高い志を優しい面構えの若者が生み出すプレーの数々から感じ取った。彼の加入がマリーンズに強い刺激と活気をもたらすと確信した。

「2人の加入は大きい。活性化する。競争も激しくなる。チームとしても限界を突破していくにはFAでの2人や新外国人、新人を含めた新戦力の力が必要。組織としても限界を決めず高みを目指せる土台が見えた」と積極的に進む補強に満足そうな表情を浮かべる。

来年の春季キャンプの構想も練っている。優勝をするための練習を意識し、求める。「来年は3年目。選手に求めるのは当然、高くなる。内容も濃くなる」。多少のミスがあっても大目に見てきた過去2年から一転。細かいプレーを徹底的に磨く。自ずとサインプレーの練習も増える。エンドランなどの動く野球でさらなる進化を求めていく。

指揮官としての反省もある。「1年目にあれだけ走ったのに今年は走れなかった。もっと足を絡ませて、長打だけではなくヒット1本で1点を取る野球をしないといけない。足で相手を崩す」。本拠地球場の外野が狭くなかったことで長打は大幅に増えた一方で、掲げていたはずの機動力が激減した。昨年、124盗塁を記録したチームは今年75個まで減少。マリーンズの戦いが迷走した。来年は走って点を取る野球を見直しながら打線の厚みをつくっていく。

クルマのアクセルを踏みながら見える師走の街並みはどこかせわしない。今オフ、野球振興を目的に日本全国を動き回った指揮官もしばし体と心を休める日々に入る。年末は実家で家族と年越しそばを食べながらゆっくりと過ごす。そして年が明けると地元の神社に恒例の初詣に行く。何を願うか。答えは明快だ。「家族の健康とチームの勝利、両方を願う。チームが勝たないとみんなが幸せになれない。勝つことでみんなを喜ばせたい」。年内の公的な行事を12月15日の夕刻をもって終えた指揮官は愛車のスポーツカーに飛び乗ると颯爽と走り去っていった。

壁を突き破るための戦いは年が明ければすぐに始まる。立ちはだかる様々な困難を全員野球で1つ1つ突破し、そのタクトで悲願の優勝へとチームを導く。限界突破と向き合う新たなる1年が幕を開ける。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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