わたしはかもめ2019年鴎の便り(12月)

便

12月18日

ロッテ涌井プレー以外でも熱い人柄を評価/記者メモ[ニッカン]

◇とっておきメモ

楽天が、ロッテ涌井秀章投手(33)を金銭トレードで獲得することが18日、分かった。

早ければ19日にも発表される。先発投手を補強したい楽天と、若手の先発投手が育ちつつあるロッテの思惑が一致した。プロ15年で133勝を積み上げ、3度の最多勝に輝いた沢村賞右腕が新天地へ移る。

1年間の取材を通して、涌井のおとこ気を感じる場面があった。

気になったことを取材すると「俺が答えるのは簡単だけど、それじゃ意味ない。お前もプロなんだから、俺の周りを取材して、自分なりの答えをぶつけにこいよ」と言われたことがある。気にくわないなら「特に理由はない」などと言い、流すこともできたはず。記者を指導する筋合いはないが、取材の筋を教えてくれたのだと受け止めた。

また、再調整を命じられることになる7月31日のオリックス戦。初回、味方のミスが失点に絡んだ。いつも以上に気合が入っていると感じ取材すると「若手がミスした時は特にそう思うね」と、いらだちを見せることなく、味方の反撃を信じて投げ続けたことを明かしていた。

普段は「大丈夫。間に合ってます」が多い。「こっちが間に合ってないから取材しているのですが…」と思う。それでも登板後は必ず、丁寧に取材に応じる。一般的なイメージは「クール」「素っ気ない」かもしれない。本当は芯の太い、熱い人。そんな人柄がプレー以外でも評価されていると思う。

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涌井楽天へ、先発補強したい楽天、若手育つロッテ[ニッカン]

楽天が、ロッテ涌井秀章投手(33)を金銭トレードで獲得することが18日、分かった。早ければ19日にも発表される。先発投手を補強したい楽天と、若手の先発投手が育ちつつあるロッテの思惑が一致した。プロ15年で133勝を積み上げ、3度の最多勝に輝いた沢村賞右腕が新天地へ移る。

楽天が、沢村賞右腕の涌井を金銭トレードで獲得する。

今季の先発陣は則本昂、岸のケガの影響もあり、2桁勝利を挙げた投手はゼロ。唯一規定投球回をクリアした美馬も、国内FA権を行使してロッテへ移籍した。計算できる先発投手を補強したい思惑がある中で、石井GMは現役時代西武で6年間ともにプレーした涌井に着目。投球だけにとどまらず、若手の手本としての役割も期待しているとみられる。

3球団目のユニホームに袖を通す。13年オフに国内FA権を行使し、西武からロッテに移籍。15年には6年ぶりに最多勝を獲得するなど、エースとして活躍した。今季は3勝7敗、防御率4.50。ここ3年は本来の調子ではなかったが、若いころと変わらぬ練習量で、シーズン中も黙々と走り込む姿は投手陣の手本となった。8月から1カ月半に及んだ2軍調整期間は、投球フォームを模索。普段は走者なしでもセットポジションで投球するが、ノーワインドアップでの投球を試すなど、必死に復活への糸口を探す姿も見られた。

ロッテとしては苦渋の決断だった。貴重な戦力として涌井を手放したくない思いがある一方で、3年目の種市がチームトップタイの8勝、6年目の二木が7勝、5年目の岩下が5勝。ルーキー小島も終盤は先発ローテーションの一角として回るなど、若手が育ってきた。

来季34歳を迎える涌井は先発での起用にこだわりを持っている。これまでの貢献度を考慮し、1番輝ける球団で活躍してもらいたい思いが生まれた。当初は選手間のトレードを模索したが、両球団ともにFAの人的補償を抱えており調整が複雑化し、大型の金銭トレードという形に落ち着いたようだ。百戦錬磨のエースが杜の都に移る。

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涌井トレードの裏にある楽天とロッテの投手事情[ニッカン]

楽天が、ロッテ涌井秀章投手(33)を金銭トレードで獲得することが18日、分かった。早ければ19日にも発表される。先発投手を補強したい楽天と、若手の先発投手が育ちつつあるロッテの思惑が一致した。プロ15年で133勝を積み上げ、3度の最多勝に輝いた沢村賞右腕が新天地へ移る。

◇楽天とロッテの投手事情

楽天は先発の補強が必須だった。今季リーグトップとなる救援防御率3.07とは対照的に、先発の防御率は同5位の4.17。涌井の加入で岸、則本昂との実績十分な3本柱を組める。

5月から先発へ回り8勝を挙げた石橋に、来季から先発転向する松井と今季9勝をマークした辛島の左腕2枚。塩見、福井も控えており、バランスの取れた先発ローテーションを編成できる。弓削、釜田、安楽、藤平ら若手の台頭を待てる状況も整った。

ロッテは通算133勝の右腕を失うが、若手投手の台頭が著しい。高卒3年目の種市が、今季チームトップタイの8勝。同6年目の二木が7勝、同5年目の岩下が5勝。大卒ルーキー小島も終盤は先発ローテの一角に食い込み、3勝をマークした。

中堅の層も厚い。開幕から救援スタートも、8月から先発に回った西野は6試合で1勝1敗、防御率2.52と安定。右肘手術の影響で今季2試合の登板に終わった有吉も復帰を控える。もちろん、エース石川と、楽天からFA移籍する美馬の大駒2枚もおり、涌井の穴を感じさせない陣容がそろっている。

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ロッテ涌井が楽天へ金銭トレード、今季年俸2億円[ニッカン]

楽天が、ロッテ涌井秀章投手(33)を金銭トレードで獲得することが18日、分かった。早ければ19日にも発表される。先発投手を補強したい楽天と、若手の先発投手が育ちつつあるロッテの思惑が一致した。プロ15年で133勝を積み上げ、3度の最多勝に輝いた沢村賞右腕が新天地へ移る。

楽天が、沢村賞右腕の涌井を金銭トレードで獲得する。

今季の先発陣は則本昂、岸のケガの影響もあり、2桁勝利を挙げた投手はゼロ。唯一規定投球回をクリアした美馬も、国内FA権を行使してロッテへ移籍した。計算できる先発投手を補強したい思惑がある中で、石井GMは現役時代西武で6年間ともにプレーした涌井に着目。投球だけにとどまらず、若手の手本としての役割も期待しているとみられる。

3球団目のユニホームに袖を通す。13年オフに国内FA権を行使し、西武からロッテに移籍。15年には6年ぶりに最多勝を獲得するなど、エースとして活躍した。今季は3勝7敗、防御率4.50。ここ3年は本来の調子ではなかったが、若いころと変わらぬ練習量で、シーズン中も黙々と走り込む姿は投手陣の手本となった。8月から1ヶ月半に及んだ2軍調整期間は、投球フォームを模索。普段は走者なしでもセットポジションで投球するが、ノーワインドアップでの投球を試すなど、必死に復活への糸口を探す姿も見られた。

ロッテとしては苦渋の決断だった。貴重な戦力として涌井を手放したくない思いがある一方で、3年目の種市がチームトップタイの8勝、6年目の二木が7勝、5年目の岩下が5勝。ルーキー小島も終盤は先発ローテーションの一角として回るなど、若手が順調に育ってきた。

来季34歳を迎える涌井は、先発での起用にこだわりを持っている。これまでの貢献度を考慮し、一番輝ける球団で活躍してもらいたい思いが生まれた。当初は選手間のトレードを模索したが、両球団ともにFAの人的補償を抱えており調整が複雑化し、大型の金銭トレードという形に落ち着いたようだ。百戦錬磨のエースが杜の都に移る。

涌井秀章(わくい・ひであき)
1986年(昭61)6月21日生まれ、千葉・松戸市出身。横浜から04年ドラフト1巡目で西武入団。13年オフにFAでロッテ移籍。最多勝利3度(07、09、15年)沢村賞(09年)ゴールデングラブ賞4度(09、10、15、16年)。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。16年にモデルの押切もえと結婚。185センチ、85キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸2億円。

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ロッテ安田「開幕1軍目指して」ヤクルト村上に刺激[ニッカン]

ロッテ安田尚憲内野手、岡大海外野手、山本大貴投手の3選手がプエルトリコのウインター・リーグから帰国した。安田は「日本で野球をやっている限りでは分からない体験ができた」とベンチでの盛り上げ方を含め、プレー以外の収穫もあった。

武者修行中に、同期入団のヤクルト村上が年俸の大幅アップを勝ち取った。「もっともっと努力しないと自分は追いつけない。今はタイトルのことは考えず、開幕1軍を目指していきたい」と力を込めた。

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ロッテ移籍の西巻は背番68「気持ち新たに」[ニッカン]

ロッテが18日、テスト入団した西巻賢二内野手(20)の背番号が68に決まったと発表した。

西巻は「気持ち新たに心機一転、頑張ります。明るく元気にアピールをしてチームの勝利に貢献できる選手になりたいです」と意気込んだ。

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ポスティングS導入の引き金は“凶暴”伊良部秀樹さん[ニッカン]

◇寺尾で候

日刊スポーツの名物編集委員、寺尾博和が幅広く語るコラム「寺尾で候」を随時お届けします。

DeNA筒香がレイズ移籍で合意したことを聞いたのは、ニューヨークに滞在した先週末のことだ。所属球団が移籍を認めるポスティングシステム(入札制度=PS)を利用してのメジャー行きになる。

日本人選手のメジャー挑戦は常態化しているし、この時期の米国内のニュースも、NBA、NFL、NHLが中心だから、大きな話題にはなっていない。ただニューヨークでは記憶に鮮明な投手がいる。

ロッテから97年にヤンキースに移籍した伊良部秀輝だ。NPBで最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトル獲得。FAも、PSも存在しない時代だったが、彼の米大移籍がPS導入の引き金になったのだ。

ヤンチャな行動が目立った。ファンから浴びた「Boo〜!」のバッシングに無言の抵抗か、風船ガムを膨らませた。スタイン・ブレナー・オーナーからも「太ったヒキガエル」と批判されるほどで、ヒール役のイメージだった。

現場記者には悪態をつき、目の前で差し出した名刺を破り捨てられたものもいた。渡米前に母校尽誠学園(香川)に在学した際の寮長で、コーチの松井義輝から「お前(寺尾)に恥はかかせられないから」と連絡が入った。

本人に持参して欲しいと気遣われたのは、野球部部員が、大リーガーになった先輩に寄せ書きをした1枚の色紙だ。ヤンキースタジアムのロッカーで手渡したときは嬉しそうだった。「わざわざすみません」。あの“凶暴”な男が笑ったのだ。

しかし取材は気が重かった。試合後は「ぼくは神様と話しができるんだよね」と切り出した。あるときは「ミケランジェロの気持ちって分かる?」といってくる。理論派というべきかこれが真剣だから笑えなかった。

ロッテに在籍した96年オフ、ヤンキース行きを主張する。いったんは保有権が提携球団パドレスに譲渡されるが、ヤンキースに固執した本人の意向で三角トレードが成立。この移籍にメジャーが選手獲得の機会均等を唱えたことが、PS導入の契機になった。

日本復帰後の伊良部は星野阪神で03年に優勝に貢献。ユニホームを脱いだ後は事業展開がうまくいかなかったようだ。11年ロサンゼルスの自宅で首つり自殺をはかって、42年間の人生に幕を閉じる。奇才の生涯は短命だったが、良しあしはともかくPSは残った。(敬称略)

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ロッテ・涌井、金銭トレードで楽天移籍!近年は2桁勝てず…新天地で再起図る[サンスポ]

ロッテ・涌井秀章投手(33)が金銭トレードで楽天に移籍することが18日、分かった。両球団で合意に達し、近日中に正式発表される。先発ローテーションの若返りを進めるロッテと、実績のある先発投手の補強を目指す楽天の方向性が一致。最多勝に3度輝き、通算133勝を誇る右腕の大型トレードが成立した。

年の瀬に大型トレードがまとまった。ロッテでエースを担ってきた涌井が、金銭トレードで楽天に移籍することが判明した。

涌井は横浜高から2005年にドラフト1巡目で西武に入団。1年目から13試合に登板して1勝6敗、2年目から5年連続2桁勝利をマークした。07、09年に最多勝、09年には沢村賞にも輝き、08年の北京五輪など日本代表としても活躍した。

2013年オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使し、地元・千葉に本拠地を置くロッテに移籍。15年に15勝(9敗)を挙げて3度目の最多勝に輝いた。16年オフには同じ千葉出身のモデル、押切もえと結婚。公私で充実期を迎えていた。

17年オフに海外FA権を行使したが米大リーグ移籍は実現せず、ロッテに残留。15年目の今季は背番号「18」に変更し、3年ぶりの2桁勝利を目指したが、8月1日に2軍降格するなど3勝7敗、防御率4.50にとどまった。

一方で、ロッテは今季チーム最多の128回2/3を投げた24歳の二木、チームトップに並ぶ8勝を挙げた21歳の種市らが先発ローテに定着。若返りが進むとともに、楽天からFA権を行使した美馬の加入も決まった。球団は功績を高く評価しているが、涌井自身がより多くの先発機会を求める中、則本昂、岸に続く先発陣の強化を目指す楽天と思惑が一致した。

来季34歳の涌井だが、今年4月のソフトバンク戦で無四球完封勝利を飾るなど持ち味のスタミナに陰りはない。実績豊富な大物右腕が心機一転、東北の地で再起を図る。

涌井秀章(わくい・ひであき)
1986(昭和61)年6月21日生まれ、33歳。千葉県出身。横浜高から2005年ドラフト1巡目で西武入団。09年に沢村賞を受賞。13年オフにFAでロッテに移籍し、15年には15勝で3度目の最多勝を獲得。16年オフにはモデルの押切もえと結婚した。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。185センチ、85キロ。右投げ右打ち。今季年俸2億円。

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ロッテ、楽天を自由契約となったハーマン獲得!救援で期待[サンスポ]

ロッテが楽天を自由契約となったフランク・ハーマン投手(35)を獲得することが18日、分かった。既に大筋で合意に達しており、近日中に発表される。

ハーマンは学問の名門ハーバード大出身。米大リーグ、フィリーズなどでメジャー通算109試合に登板した実績を引っ提げ、2017年に楽天に加入した。2年目には不調の松井に代わり守護神を務めて18セーブを挙げるなど、救援右腕として安定した成績を残した。

楽天も残留交渉を行ってきたが、ハーマンが関東でのプレーを希望していたこともあり、移籍が決定的となっていた。ロッテは今季、守護神候補として獲得したレイビンが、1軍登板わずか2試合と大誤算。救援投手の補強が急務な中、元広島・ジャクソンに続いて日本での経験が豊富なセットアッパーの補強に成功した。

フランク・ハーマン(Frank Herrmann)
1984年5月30日生まれ、35歳。米ニュージャージー州出身。2005年にインディアンスと契約し、10年メジャーデビュー。フィリーズなどでもプレーし、メジャー通算109試合で5勝3敗1S、防御率4.72。17年に楽天へ移籍し、救援投手として活躍。今季は50試合で5勝3敗、防御率3.04。日本通算153試合で10勝7敗19S、防御率2.59。193センチ、100キロ。右投げ左打ち。今季年俸1億3000万円。

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ロッテ・西巻、背番号「68」に決定[サンスポ]

ロッテは18日、楽天からテスト入団した西巻賢二内野手の背番号が「68」に決まったと発表した。

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ロッテ・安田、充実の帰国「まず開幕1軍」[サンスポ]

11月中旬からプエルトリコのウインターリーグに参加していたロッテの安田、岡、山本が18日、帰国。15試合に出場して打率.349、9打点の成績を残した安田は「最初は中南米のテークバックが小さい投手に苦戦したけど、いろんな対応が身についた」と充実した表情。同学年のヤクルト・村上の大幅昇給のニュースにも刺激を受け「まずは開幕1軍を目指して頑張る」と、3年目の飛躍を誓った。

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ロッテ・安田が“幕張の熱男”宣言[サンスポ]

中南米のプエルトリコウインターリーグに派遣されていたロッテ・安田尚憲内野手(20)、岡大海外野手(28)、山本大貴投手(24)が18日、羽田空港着の航空機で帰国した。

ニューヨークでの乗り継ぎを含めて24時間を超える長旅をようやく終えた。安田は15試合に出場し、打率.349、9打点。好成績をマークし、大きな収穫を口にした。

「日本で野球をやっている限りでは分からない、すごくいい経験ができた」。

テイクバックの小さな中南米の投手への対応など技術面だけでなく、初めての環境で新たな発見があった。「本当に野球を楽しむ、という独特の雰囲気を感じた。熱い野球というか、点を取ったときのベンチの盛り上がり方はすごかった」。プレーする中で自然と仲間に溶け込んでいった。

「初めは武者修行というか、自分がうまくなることだけを考えていたけれど、それだけじゃなくベンチの盛り上げ方だったり、打てなかったときのふるまい方とか、チームが勝つために必要なことを考えることができた」。

今季果たせなかった開幕1軍を3年目の目標に置く。「まだ若いので、試合だけじゃなくて、声を出したり、元気を出してやっていきたい」とプエルトリコで感じた雰囲気を生かし、“幕張の熱男”となってチームの優勝に貢献する。

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ロッテ・安田「いい経験になった」プエルトリコから帰国[サンスポ]

ロッテの安田が18日、ウインターリーグが行われていたプエルトリコから帰国した。15試合に出場して本塁打はなかったが、打率3割4分9厘、9打点をマーク。「いい経験になった。日本で野球をやっている限りは、分からない気付きがあった」と収穫を口にした。

今季のイースタン・リーグで本塁打王と打点王の2冠を獲得。フリーエージェント(FA)で楽天に移籍した鈴木の穴を埋めることを期待される。「12月まで試合に出られたことは、来年につながる」と3年目の飛躍を期した。

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楽天からテスト入団のロッテ・西巻、背番号は68「心機一転、頑張ります」[サンスポ]

ロッテは18日、楽天を戦力外となり秋季キャンプでのテストに合格して入団した西巻賢二内野手(20)の背番号が「68」に決まったと発表した。

球団を通じて「気持ち新たに心機一転、頑張ります。明るく元気にアピールして、チームの勝利に貢献できる選手になりたいです」とコメントした。

西巻は宮城・仙台育英高で1年夏から甲子園に出場し、平沢大河(ロッテ)、郡司裕也(中日D4位)らとともに全国準優勝を経験した。3年時は主将を務め、投手としても活躍し、春夏連続で甲子園に出場。清宮幸太郎(日本ハム)、安田尚憲(ロッテ)らとともに、U18W杯の日本代表にも選出された。

身長167センチと小柄ながら、18年にドラフト6位で地元球団の楽天に入団。1年目から25試合に出場した。しかし、2年目の今季はわずか2試合の出場にとどまり、20歳の若さで戦力外通告を受けた。楽天からは育成選手としての再契約を打診されたが、ロッテでプレーする道を選んだ。

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ロッテ涌井、楽天へ電撃金銭トレード、19日にも発表[スポニチ]

ロッテの涌井秀章投手(33)が金銭トレードで楽天に移籍することが18日、分かった。若手の台頭に加え、オフには楽天からFAで美馬学投手(33)を獲得。涌井が強いこだわりを持つ先発機会を維持するのは難しくなり、美馬の移籍で先発陣が手薄になった楽天と思惑が一致した。両球団で合意に達しており、19日にも発表される。

13年のオフに国内FA移籍で西武から加わって以来6年間、エースとしてチームを支えた涌井が、ピンストライプのユニホームを脱ぎ、新天地へと踏み出すことが決まった。

移籍2年目の15年に15勝で3度目の最多勝。16年も10勝し、ロッテで輝きを放った。ただ、17年以降は2桁勝利から遠ざかり「(18番は)チームのエースが背負う番号。そんな存在になれたらと思った」と今季は背番号16から「18」へ変更。決意のシーズンだったが、3勝に終わった。

一方、チームでは高卒3年目の種市が石川に並ぶトップタイの8勝を挙げたほか、二木、岩下、小島、土肥、佐々木千と若手の先発候補が次々と台頭。オフのドラフトで4球団が競合した163キロ右腕・佐々木朗(大船渡)も入団し、若返りの流れは止まらない。

今季8月1日に2軍落ちして以降1軍での先発機会はなかった。このオフは楽天からFA移籍で美馬が加わり、来季は希望する先発機会はさらに減る。17年オフに海外FA宣言して残留し、移籍の自由がないエースを球団は功労者と認定。希望の「先発」ができる移籍先を探してきた。

楽天も今季は則本昂が5勝、岸が3勝に終わり、FA移籍で美馬が抜ける。守護神・松井の先発転向はあるが、先発は手薄で通算133勝右腕は補強ポイントに合致。当初は1対1のトレードも検討されたが、ロッテは球団初の「FAダブル獲り」などオフの補強は順調なこともあり、よりまとまりやすい金銭で合意に達した。

西武からロッテへ移籍した理由も「先発」だった。真っさらなマウンドにこだわり続ける33歳右腕が、来季3球団目のユニホームに袖を通すことになる。

涌井秀章(わくい・ひであき)
1986年(昭61)6月21日生まれ、千葉県出身の33歳。横浜高では2年春のセンバツ準優勝、3年夏は8強入りし、国体でも優勝を飾った。04年ドラフト1巡目で西武入り。13年オフにロッテにFA移籍。07、09、15年に最多勝、09年は沢村賞も獲得した。1メートル85、85キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ、前楽天ハーマン獲得へ、昨季18セーブ、井口監督待望セットアッパー[スポニチ]

ロッテが前楽天のフランク・ハーマン投手(35)を獲得することが18日、分かった。一両日中に発表される。4日に元広島のジャクソンを獲得した際、井口監督は「今季は(救援陣に)もう何枚かいればチームとしてはよかった。まだまだ、補強するという報告は受けています」と話していたが、ハーマンこそが、指揮官が熱望したもう1人のセットアッパー候補だった。

ハーマンは17年から3年間、楽天でプレー。昨季は不調に陥った松井に代わる守護神として18セーブを挙げるなど活躍した。このオフ、外国人枠の問題で安定した登板機会が望めなかった楽天と交渉がまとまらず、自由契約となっていた。

今季60試合で27セーブを挙げた抑えの益田は固定できたものの、セットアッパー候補だったレイビンは1軍登板2試合のみ。前半は唐川、田中、後半には東條、新人の東妻らが穴を埋めていたが、ジャクソン、ハーマンと実績十分の2人が加われば強力な「勝利の方程式」を形成できる。

フランク・ハーマン
1984年5月30日生まれ、米ニュージャージー州出身の35歳。名門ハーバード大経済学部を卒業し、05年にアマチュアFAでインディアンスと契約。メジャーでは通算109試合に登板し、5勝3敗1セーブ7ホールド、防御率4.72。日本では153試合で10勝7敗19セーブ66ホールド、防御率2.59。1メートル93、100キロ。右投げ左打ち。

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ロッテ安田、ウインターリーグで収穫「いい勉強になった」[スポニチ]

プエルトリコのウインターリーグに参加していたロッテの安田、岡、山本がニューヨーク経由便で帰国した。約1ヶ月の武者修行を終えた安田は「いい勉強になった」と収穫を口にした。

現地で試合に出る中で「チームの勝利にどうすれば貢献できるかを考えさせられた」と、ベンチでの感情表現まで学んだ。今季1軍出場はなかったが、イースタン・リーグでは19本塁打、82打点で2冠王。20歳は「まだ若いし、元気にプレーしたい」と、来季の飛躍を誓った。

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ロッテ涌井、楽天へ電撃金銭トレード、19日にも発表[スポニチ]

ロッテの涌井秀章投手(33)が金銭トレードで楽天に移籍することが18日、分かった。若手の台頭に加え、オフには楽天からFAで美馬学投手(33)を獲得。涌井が強いこだわりを持つ先発機会を維持するのは難しくなり、美馬の移籍で先発陣が手薄になった楽天と思惑が一致した。両球団で合意に達しており、19日にも発表される。

13年のオフに国内FA移籍で西武から加わって以来6年間、エースとしてチームを支えた涌井が、ピンストライプのユニホームを脱ぎ、新天地へと踏み出すことが決まった。

移籍2年目の15年に15勝で3度目の最多勝。16年も10勝し、ロッテで輝きを放った。ただ、17年以降は2桁勝利から遠ざかり「(18番は)チームのエースが背負う番号。そんな存在になれたらと思った」と今季は背番号16から「18」へ変更。決意のシーズンだったが、3勝に終わった。

一方、チームでは高卒3年目の種市が石川に並ぶトップタイの8勝を挙げたほか、二木、岩下、小島、土肥、佐々木千と若手の先発候補が次々と台頭。オフのドラフトで4球団が競合した163キロ右腕・佐々木朗(大船渡)も入団し、若返りの流れは止まらない。

今季8月1日に2軍落ちして以降1軍での先発機会はなかった。このオフは楽天からFA移籍で美馬が加わり、来季は希望する先発機会はさらに減る。17年オフに海外FA宣言して残留し、移籍の自由がないエースを球団は功労者と認定。希望の「先発」ができる移籍先を探してきた。

楽天も今季は則本昂が5勝、岸が3勝に終わり、FA移籍で美馬が抜ける。守護神・松井の先発転向はあるが、先発は手薄で通算133勝右腕は補強ポイントに合致。当初は1対1のトレードも検討されたが、ロッテは球団初の「FAダブル獲り」などオフの補強は順調なこともあり、よりまとまりやすい金銭で合意に達した。

西武からロッテへ移籍した理由も「先発」だった。真っさらなマウンドにこだわり続ける33歳右腕が、来季3球団目のユニホームに袖を通すことになる。

涌井秀章(わくい・ひであき)
1986年(昭61)6月21日生まれ、千葉県出身の33歳。横浜高では2年春のセンバツ準優勝、3年夏は8強入りし、国体でも優勝を飾った。04年ドラフト1巡目で西武入り。13年オフにロッテにFA移籍。07、09、15年に最多勝、09年は沢村賞も獲得した。1メートル85、85キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ・安田、プエルトリコWLから帰国、来季は「考える人」に![スポニチ]

プエルトリコのウインター・リーグに参加していたロッテの安田、岡、山本が18日にニューヨーク経由便で帰国した。

約1ヶ月の武者修行を終えた安田は「いい勉強になった。単純に野球を楽しむことを実感できた」と収穫を口にした。

現地で試合に出る中で「チームの勝利にどうすれば貢献できるかを考えさせられた」という。ただ打つ、守るだけではなく、味方に点が入ったときの喜び方でも貢献できることがあると気づいた。「まだ若い(20歳)し、元気にプレーしたい」という来季の安田は「考える人」になる。

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ロッテ西巻「勝利に貢献できる選手に」、背番号は「68」[スポニチ]

ロッテに新入団した前楽天の西巻賢二内野手(20)の背番号が「68」に決定した。

仙台育英高出身の西巻は、今オフに楽天を戦力外となり、新天地を求めてロッテのテストを受け、入団を勝ち取った。背番号が決まった西巻は「気持ち新たに心機一転、頑張ります。明るくチームの勝利に貢献できる選手になりたいです」とコメントした。

西巻は17年ドラフト6位で楽天に入団。1年目の18年は25試合に出場し、打率.247。今季は2試合の出場に止まったが、小柄ながら抜群の野球センスで将来の活躍を期待されている。

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前楽天のハーマン獲得、1年契約で合意[報知]

ロッテが前楽天のフランク・ハーマン投手(35)を獲得することが18日、分かった。1年契約で合意しており、19日にも発表される。

米の名門ハーバード大出身の秀才右腕は17年にフィリーズから楽天に入団。勝ちパターンの一角として33ホールドをマークする活躍を見せた。今季は5月に不調で2軍落ちを経験したが、50試合で21ホールドとフル回転し、チームのCS進出に貢献した。

3シーズンで通算153試合に登板し10勝7敗66ホールド19セーブ、防御率2.59。安定感のある助っ人で、ロッテは7回に起用するプランが濃厚だ。8回に元広島でNPB通算92ホールドのジャクソン(32)=ブルワーズ=を置き、9回に守護神・益田につなぐ盤石な新・勝利の方程式が完成する。井口監督が「今年は7、8回に逆転されることが多かった」と挙げていた課題解消へ、ハーマンがキーマンになる。

フランク・ハーマン(Frank Herrmann)
1984年5月30日生まれ、35歳。米国出身。ハーバード大から2006年にインディアンス入り。10年にメジャーに昇格し、16年はフィリーズでプレー。メジャー実働4年間で109試合に登板し、5勝3敗7ホールド1セーブ、防御率4.72。17年に楽天入り。今季までの3年間で通算153試合に登板し、10勝7敗66ホールド19セーブ、防御率2.59。193センチ、100キロ。右投左打。今季年俸1億3000万円(推定)。

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[楽天]ロッテ・涌井の獲得決定的、金銭トレードで合意…近日中に発表へ[報知]

楽天が、ロッテの涌井秀章投手(33)を獲得することが決定的になったことが18日、分かった。複数の関係者の話を総合すると、両球団の間で金銭トレードで合意に達したとみられる。先発の駒不足に悩む楽天と、若返りを図るロッテの思惑が一致。近日中に発表される見通しだ。

7年ぶりのリーグ制覇を狙う楽天が、通算133勝の涌井を獲得する。プロ15年目の今季は18試合に登板し3勝7敗、防御率4.50に終わった。ただ、石井一久GMは西武での現役時代の2008年から13年までの6年間、涌井と同僚で、その実力を把握。豊富な経験と実績が、7年ぶりのリーグ制覇を狙う楽天には必要と判断したようだ。

楽天は今オフ、国内FA権を行使した美馬学投手(33)がロッテに移籍。直近4年間で3度の規定投球回に到達した右腕が流出。最多セーブのタイトルを獲得した松井を来季は先発に転向させる方針だが、先発陣は駒不足の状況で、ロッテの背番号「18」に白羽の矢が立った。

ロッテは今季21歳の種市が8勝を挙げ、24歳の二木が7勝、23歳の岩下が5勝、大卒新人の小島が3勝をマーク。20代前半の投手が軒並み結果を残すなど、着実に世代交代が進んでおり、来季も井口監督は若手を積極的に起用する方針を決めている。そんな中で、楽天からのオファーを承諾した。

今オフ、楽天はFAで鈴木をロッテから獲得。逆にロッテが楽天から美馬を獲得。両球団はすでに、FAの人的補償を巡り、プロテクトした28選手の名簿を交換しており、獲得する選手を検討している。ロッテは人的補償を求める方針で、楽天は人的補償か金銭のみか、今月中に結論を出す見通しだ。

涌井秀章(わくい・ひであき)
1986年6月21日、千葉・松戸市生まれ。33歳。横浜高2年時の2003年センバツで準V。04年夏の甲子園8強。04年ドラフト1巡目で西武入団。07、09、15年に最多勝。09年には沢村賞受賞。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。13年オフに西武からロッテにFA移籍。通算成績は417試合で133勝128敗37セーブ。185センチ、85キロ。右投右打。妻はモデルの押切もえ。今季年俸2億円。

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プエルトリコWL組が帰国…安田「休んでる暇はない」[報知]

プエルトリコのウィンターリーグに参加していたロッテの安田尚憲内野手(20)、岡大海外野手(28)、山本大貴投手(24)が18日、羽田空港着の航空機で帰国した。

「いい経験させてもらった。すごい濃い1ヶ月だった」と振り返った安田は、同リーグで打率3割4分9厘、9打点をマークした。「野球をうまくなるだけじゃなくて、チームの勝ちにどうやって貢献するかを考えさせられた。ベンチの盛り上げ方1つであったり、打てなかったときの振る舞い方とか」とプレー面以外でも多くのことを吸収した。現地では「ヤス」というニックネームで呼ばれ、選手とのコミュニケーションも大事にした。

今季1軍出場はなかったものの、イースタンでは19本塁打、82打点で本塁打王、打点王の2冠を獲得した。3年目の来季は勝負の1年。「そんなに休んでる暇はない。もう1回体を作り直して、春一発目からアピールできるように。まず開幕1軍目指して頑張っていきたい」と意気込んだ。

また16日には同世代であるヤクルトの村上宗隆内野手(18)が契約更改。現地でニュースを見た安田は「いい刺激をもらっている。成績を残すのは簡単じゃない。自分は努力しないと追いつけない」とライバルへ闘志を燃やした。

勝負の1年へ。この1ヶ月で一回り成長した若武者が来季に向け突っ走る。

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西巻の背番号は「68」、「勝利に貢献できる選手に」[報知]

ロッテが18日、楽天で戦力外になり、テスト入団した西巻賢二内野手(20)の背番号が「68」に決まったことを発表した。

西巻は「気持ち新たに心機一転、頑張ります。明るく元気にアピールをしてチームの勝利に貢献できる選手になりたいです」とコメントした。

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ロッテ・安田が帰国、プエルトリコでの充実体験に満足[デイリー]

ロッテ・安田尚憲内野手(20)が18日、ウインターリーグが行われていたプエルトリコから帰国した。「日本で野球をやっている限りではできない経験ができた」と収穫を強調。プレー以外でも充実した体験をしたという。

武者修行中に同じプロ2年目のヤクルト・村上が大幅アップの年俸をゲットしたことに「すごくいい刺激になった。自分で努力して追いつきたい。いまは1軍開幕が目標」と力を込めた。

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ロッテにテスト入団の前楽天・西巻、背番号68に決定「気持ち新たに」[デイリー]

ロッテにテスト入団した、前楽天の西巻賢二内野手(20)の背番号が「68」に決まったことが18日、発表された。

西巻は「気持ち新たに心機一転、頑張ります。明るく元気にアピールをしてチームの勝利に貢献できる選手になりたいです」と球団を通じてコメントを発表した。

西巻は仙台育英高から2017年のドラフト6位で楽天入り。2年間の通算成績は27試合に出場し打率.244。楽天時代の背番号は67だった。

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