わたしはかもめ2019年鴎の便り(12月)

便

12月19日

美馬移籍で楽天が涌井に「イニングイーター」を期待[ニッカン]

ロッテ涌井秀章投手(33)が、金銭トレードで楽天へ移籍することが19日、両球団から発表された。背番号は「16」で23日に入団会見を行う。また、国内フリーエージェント(FA)権を行使して楽天からロッテへ移籍した美馬学投手(33)と、同じくロッテから楽天へ移籍した鈴木大地内野手(30)の人的補償として、楽天からは小野郁投手(23)、ロッテからは酒居知史投手(26)が指名され、ともに移籍が決まった。選手が激しく行き交った今オフの両球団。深謀を探る。

楽天の今オフ補強は現状、投手3人、内野手1人。防御面を特に強化したい石井GMの狙いが、明確に反映されている。

今季の先発防御率はリーグ5位の4.17で、救援は同トップの3.07。開幕からローテを守り抜いた美馬が関東圏の球団を希望しFAでロッテへ移籍。守護神松井の先発転向も未知数で、先発陣の整備が絶対となり涌井の獲得に動いた。

沢村賞右腕に「イニングイーター」への期待をかける。「1年を通して1300、1400イニングある中で誰が食っていくのか。現状ではたくさんイニングをとれる投手だと思う」と獲得の理由を説明した。涌井はロッテ在籍中の6年間で、年平均の投球回数が159。岸、則本昂の2本柱とともに、計算通りの働きを見せれば、救援陣への負担軽減を図れる。

同GMは「松井が先発をするので、リリーフを厚くしたい」との考えも示した。ブセニッツ、森原、宋家豪、新たに獲得へ動いている新外国人らで、9回の「松井枠」を競う。ここに元パドレスの牧田、今季25ホールドポイントの酒居と実績のある新加入投手をブレンドし、ブルペン陣のさらなる安定をもくろむ。

動きに動いて今オフの主役を張った。同GMは「外国人で終わりかな。もうこれ以上はないかな」と補強が佳境を迎えていることを強調した。7年ぶりのリーグ優勝へ、陣容にグッと厚みがついてきた。

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終盤失点克服へロッテ中継ぎ集中補強で方程式再構築[ニッカン]

ロッテ涌井秀章投手(33)が、金銭トレードで楽天へ移籍することが19日、両球団から発表された。背番号は「16」で23日に入団会見を行う。また、国内フリーエージェント(FA)権を行使して楽天からロッテへ移籍した美馬学投手(33)と、同じくロッテから楽天へ移籍した鈴木大地内野手(30)の人的補償として、楽天からは小野郁投手(23)、ロッテからは酒居知史投手(26)が指名され、ともに移籍が決まった。

今オフ、現時点で6選手を獲得したロッテ。補強ポイントは明白だった。野手2、投手4と投手が多数。中でも美馬以外はみな中継ぎだ。救援陣の防御率は、リーグ4位の3.68と極端に悪くないが、守護神益田以外の「勝利の方程式」を固定できず、Aクラス争いのしのぎ合いに屈した。イニング別失点は、8回が87点で最多。一方で最少は9回の40点。数字は雄弁に語る。

松本球団本部長は「今年は7回、8回の失点が多かった。補強は外国人の実績のある投手が取れた」と日本通算92ホールドの元広島ジャクソン、同じく19セーブ、66ホールドの元楽天ハーマンを獲得した。「今年1年戦って、何が足りないかを分析してやっている。優勝争いをするんだという強い気持ちを僕らは持っている」と力が入った。

ジャクソン、ハーマンと二枚腰の補強を行うことで、FAの人的補償では23歳の小野を選ぶことができた。ファームでは無双のクローザーで、伸びしろは十分。チームには今、若手が台頭する土壌があり、大きく開花し勝ちゲーム終盤の一角を担う可能性を秘めている。

幕張のエースを張ってきた涌井は「チームは変わりますが、ロッテファンの皆様にはどんな時も応援をしていただき選手として本当に心強かったですし、その声援はボクの宝物で感謝の気持ちしかありません」と旅立った。大命題のブルペン整備を第一義に、血の入れ替えも行う。ロッテがストーブリーグの主役を張った。

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ロッテの補強目的は勝利の方程式、美馬以外は中継ぎ[ニッカン]

ロッテ涌井秀章投手(33)が、金銭トレードで楽天へ移籍することが19日、両球団から発表された。背番号は「16」で23日に入団会見を行う。また、国内フリーエージェント(FA)権を行使して楽天からロッテへ移籍した美馬学投手(33)と、同じくロッテから楽天へ移籍した鈴木大地内野手(30)の人的補償として、楽天からは小野郁投手(23)、ロッテからは酒居知史投手(26)が指名され、ともに移籍が決まった。選手が激しく行き交った今オフの両球団。深謀を探る。

今オフ、現時点で6選手を獲得したロッテ。補強ポイントは明白だった。野手2、投手4と投手が多数。中でも美馬以外はみな中継ぎだ。

救援陣の防御率は、リーグ4位の3.68と極端に悪くないが、守護神益田以外の「勝利の方程式」を固定できず、Aクラス争いのしのぎ合いに屈した。イニング別失点は、8回が87点で最多。一方で最少は9回の40点。数字は雄弁に語る。

松本球団本部長は「今年は7回、8回の失点が多かった。補強は外国人の実績のある投手が取れた」と日本通算92ホールドの元広島ジャクソン、同じく19セーブ、66ホールドの元楽天ハーマンを獲得した。「今年1年戦って、何が足りないかを分析してやっている。優勝争いをするんだという強い気持ちを僕らは持っている」と力が入った。

ジャクソン、ハーマンと二枚腰の補強を行うことで、FAの人的補償では23歳の小野を選ぶことができた。ファームでは無双のクローザーで、伸びしろは十分。チームには今、若手が台頭する土壌があり、大きく開花し勝ちゲーム終盤の一角を担う可能性を秘めている。

幕張のエースを張ってきた涌井は「チームは変わりますが、ロッテファンの皆様にはどんな時も応援をしていただき選手として本当に心強かったですし、その声援はボクの宝物で感謝の気持ちしかありません」と旅立った。大命題のブルペン整備を第一義に、血の入れ替えも行う。ロッテがストーブリーグの主役を張った。

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一見4対3の大型トレードも…楽天とロッテの狙い[ニッカン]

今オフの楽天−ロッテ間は選手の移動が激しく、一見すると「4対3の大型トレード」が成立したように映る。しかし、その内容を追っていくと実情は違う。

美馬と鈴木は自身の意思で国内FA権を行使し、行き先を選んだ。ハーマンは自由契約。西巻は戦力外通告を受け、ロッテが目を付けた。涌井は一方通行の金銭トレード。純粋な入れ替えは、人的補償の小野−酒居だけだ。

楽天石井GM
「(人的補償とトレードが)たまたまタイミングが同じくらいになった。まとめてではなく、別で進めていた。」
ロッテ松本球団本部長
「結果的に4対3のトレードみたいになっただけ。ウチは考えながら本気で補強して、優勝を目指している。楽天さんもそう。ウチと楽天さんが激しい感じになりました。」

パ・リーグは現在、西武とソフトバンクが頭1つ抜けて強い。楽天とロッテは2強に食らいつくべく、泣きどころを埋めようと補強にまい進した。日本ハムは、オープナーなどの新しい戦略で風穴をあけようともくろむ。オリックスは、出来高含め2年総額1000万ドル(約11億円)という大金を払い、メジャー通算282本塁打の超大物アダム・ジョーンズを獲得。大きな核を据えた。強化の方法論は違えど目標は同じ。来季のパは激しくなる。

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楽天石井GM、ロッテ移籍の小野郁に「チャンス」[ニッカン]

楽天石井一久GM(46)が、今後の補強について考えを示した。また、涌井の金銭トレード及び人的補償が同日の発表となった理由を説明した。

19日、仙台市内の球団事務所で報道陣に対応した。ロッテから鈴木大地内野手をFAで獲得したことの人的補償で、小野郁投手がロッテへ移籍することが決まった。石井GMは「小野くんにとってもチャンスは増えると思う。働く場所もすごくありそうな感じなので、ウィンウィンになればいいと思う」とエールを送った。

ロッテとは今オフ、選手間の入れ替えが頻繁に行われた。涌井の金銭トレードと人的補償の発表が同日となったことに「前から(トレードは)話し合っていて、別で進めていた。たまたまタイミングが同じくらいになった。日にちが近かったのでなら一緒にという形に」と説明した。

また、新外国人投手の獲得へ動いていることも明かし「外国人で終わりかな。もうこれ以上はないかな」と来季へ向けたチームづくりが、佳境に差し掛かっていることを強調した。

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楽天石井GM、ロッテから涌井、酒居を選んだ理由[ニッカン]

楽天石井一久GMが、ロッテから金銭トレードで涌井秀章投手(33)を獲得した理由と経緯、FA移籍の美馬の人的補償で酒居知史投手(26)を選んだ理由を説明した。

19日、仙台市内の球団事務所で対応した。涌井の獲得に「美馬投手の方から『関東に行きたい』という話と並行して、長いイニングを投げられるピッチャーを探していた。実績があって、長いイニングを投げられるピッチャーがちょうど涌井選手ということで、ご縁を持てた。ロッテさんだけでなくて、他の球団も含めて、そういう話は美馬のFAの話があってから探し始めていて今回のご縁を持てた」と説明した。

涌井は今季は3勝に終わったが「(シーズン)最後の方も150キロくらいの力のある球は投げていた。環境が変わればもう1つ上がれると思う。シーズン1年通して(球団として)1300、1400イニングある中で誰が食っていくのか。来年は則本昂、岸がとっていく。残ったイニングを考えると涌井選手は今年も18試合で100イニング以上投げている。その可能性が非常に高いピッチャーかなと思っています」と先発の軸となることへの希望を示した。

また、美馬の人的補償で酒居を獲得したことに「縦の変化もありますし、真っ直ぐもスピード以上のものがある。防御率も4点には入っていますけど、ホールドポイントも25挙げている。勝ちゲームでも投げている投手。若いですし、フォークボールが使える。うちにはフォークを投げる投手がそこまでいない。バリエーションが増えると思う。(来季は)松井が先発をするので、後ろである程度考えてリリーフを厚くしたい」と意図を説明した。

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「涌井の気持ち考えて」ロッテ松本本部長が理由説明[ニッカン]

ロッテ松本尚樹球団本部長(49)が19日、ZOZOマリンで取材に応じた。主力投手の涌井秀章が金銭トレードになった理由を「涌井の気持ちを考えながら判断した」と説明した。また、人的補償で、ロッテ酒居知史投手と楽天小野郁投手が移籍に至った理由を説明した。

金銭トレードで楽天へ移籍する涌井については「ワク(涌井)もFAで来てもらって、チームに貢献してくれたというか結果を残してくれた。感謝の気持ちでいっぱいです。ただ若いピッチャーが特に先発で増えてきた。本人とも話しながら『先発にこだわる』ということなので。楽天さんからも話がきていたので、気持ちも考えながらというトレード」と明かした。

金銭になった理由としては「涌井は大物なので、誰と釣り合うという話になってくる。総合的な判断。お金というより、あれだけの実績のある選手ですので非常に難しい。涌井の気持ちを考えながら判断しました」と説明した。

美馬の人的補償で楽天に移籍することになった酒居について「本当に難しかった。ウチは若い選手をブロックしたかったんで、中堅クラスが(漏れた)。酒居も今年頑張ってくれたので非常に痛いが、若い選手をブロックしたかったので」。プロテクトを外して獲得可能リストに掲載した理由を説明した。

一方、鈴木の人的補償で獲得した小野については「イースタンで2年連続セーブ王を取ったり。まだあまり世の中には出ていないので、1軍に出ていないので、インパクトは弱いかもしれないが常時150キロを出す。ファームでは敵がないくらいのクローザーをやっていた。まだ23歳と若いので、年齢的なことも含めて期待できるピッチャーなのかなと。環境を変えればもっといける。(年齢的に)来年くらいから戦力になってくれるかな」と期待した。

結果的には楽天からロッテにFAの美馬、人的補償の小野、その他にもハーマンと西巻が加入。ロッテから楽天へは金銭トレードで涌井、FAで鈴木、人的補償で酒居が移籍した。「ウチも本気で補強して考えながらやって優勝を目指している。楽天さんもそう。ウチと楽天さんが激しい感じになりましたけど、プロ野球界にとってはこういうのもいいのかなと。アメリカだともっとあって日本は少ない。積極的にやっていきたい。選手にとって何がいいのか考えながら。最終的に選手がいい思いになってくれればいい。今後も積極的にやっていきたいと思っている」と話した。

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楽天移籍の涌井、ロッテファンの声援「ボクの宝物」[ニッカン]

ロッテが19日、楽天と涌井秀章投手(33)の金銭トレードが成立したと発表した。先発投手を補強したい楽天と3年目の種市やルーキー小島など若手が育ちつつあるロッテの思惑が一致した。

涌井は球団を通じ「新たな場所に身を置きますが、今まで通り勝つための努力と準備は変わらないので来シーズンに向けてこのオフシーズンをしっかりと過ごしていきたいと思っています。チームは変わりますが、ロッテファンの皆様にはどんな時も応援をしていただき選手として本当に心強かったですし、その声援はボクの宝物で感謝の気持ちしかありません。6年間、本当にありがとうございました」とコメントした。

涌井は13年オフに国内FA権を行使し、西武からロッテに移籍。15年には6年ぶりに最多勝を獲得するなど、エースとして活躍した。今季は3勝7敗、防御率4.50。ここ3年は本来の調子ではなかった。

球団としても貴重な戦力として涌井を手放したくない思いがある一方で、3年目の種市がチームトップタイの8勝、6年目の二木が7勝、5年目の岩下が5勝。ルーキー小島も終盤は先発ローテーションの一角として回るなど、若手が順調に育ってきた。

来季34歳を迎える涌井は、先発での起用にこだわりを持っている。これまでの貢献度を考慮し、1番輝ける球団で活躍してもらいたい思いが生まれた。当初は選手間のトレードを模索したが、両球団ともにFAの人的補償を抱えており調整が複雑化し、大型の金銭トレードという形に落ち着いたようだ。

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楽天からロッテ移籍のハーマン「日本一貢献楽しみ」[ニッカン]

ロッテが19日、前楽天のフランク・ハーマン投手(35)の入団が決まったと発表した。

ハーマンは球団を通じて「私は千葉ロッテマリーンズという新たなチームの一員となれることを、とても嬉しく感じています。千葉ロッテマリーンズというチームは日本球界でプレーをさせていただいている3年前から何度となく対戦相手として相まみえ、強い敬意を払ってきました。仙台で過ごさせていただいた素晴らしい時間と出会いには、とても感謝をしています。そして移籍が決まった今は新天地で新しいチャレンジをするために万全の準備をしています。2020年、私が千葉ロッテマリーンズの日本一に貢献できることを非常に楽しみにしております」とコメントした。

今季のハーマンは50試合に登板し、5勝3敗21ホールド、防御率3.04。日本通算3年間では、153試合に登板。10勝7敗19セーブ66ホールド、防御率2.59の成績を残している。

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楽天小野郁ファンに感謝「千葉ロッテで初勝利を」[ニッカン]

ロッテが19日、国内FA権を行使し楽天へ移籍した鈴木大地内野手の人的補償として、小野郁投手(23)を獲得したと発表した。若手投手が台頭し、先発投手がそろいつつある中、中継ぎ投手を補強ポイントに挙げていた。

小野は楽天を通じて「この5年間、1軍で結果も残していないのに獲得していただき、期待していただいていると思うので、1年目と同じ気持ちでやっていきたいと思います。常に温かい声援を送ってくれたファンの皆さん、そして、いつも支えてくださった、監督・コーチ、裏方さん、選手の皆さんには本当に感謝しかありません。イーグルスにいるうちに1勝したかったですけど、その夢もかなわなかったので、千葉ロッテに行って初勝利を挙げて、しっかりやっているところを皆さんにお見せしたいです」とコメントした。

小野は今季イースタン・リーグで35試合に登板し2勝3敗、14セーブ。防御率3.32の成績を収め、2年連続のセーブ王に輝いた。1軍登板は5年で39試合と多くないものの23歳と若く、まだまだ伸びしろもある。

松本球団本部長は11日に人的補償のリストを受け取った際に「ある程度想定内。(金銭でない)可能性は高い。難しいけど、即戦力だとある程度経験がいるので、若くて生きの良いのがいいかとは思います」と話していた。

今季は益田が60試合に登板し、絶対的守護神として君臨した一方で7、8回を固定できず。試合終盤で逆転負けする試合も多く見られた。今オフにはかねて狙いを定めていた、元広島のジャクソンを獲得。元楽天のハーマンの加入も決定的だ。小野は1軍での実績は少ないものの、2軍では2年連続セーブ王を獲得。環境を変えることで一気に開花する可能性も十分だ。

国内FA権を行使し元ソフトバンク福田、元楽天美馬も加わった。今季チーム3位の54試合に登板し、楽天に人的補償で移籍する酒居知史投手(26)の穴は痛いが、井口政権3年目での悲願の優勝に向け、積極的な補強が光っている。

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ロッテが楽天小野郁投手を獲得、鈴木大地の人的補償[ニッカン]

ロッテが19日、国内FA権を行使し楽天へ移籍した鈴木大地内野手の人的補償として、小野郁投手(23)を獲得したと発表した。若手投手が台頭し、先発投手がそろいつつある中、中継ぎ投手を補強ポイントに挙げていた。2年連続イースタン・リーグでセーブ王に輝いた若手右腕に白羽の矢を立てた。

若きセーブ王に目を付けた。小野は今季イースタン・リーグで35試合に登板し2勝3敗、14セーブ。防御率3.32の成績を収め、2年連続のセーブ王に輝いた。1軍登板は5年で39試合と多くないものの23歳と若く、まだまだ伸びしろもある。

松本球団本部長は11日に人的補償のリストを受け取った際に「ある程度想定内。(金銭でない)可能性は高い。難しいけど、即戦力だとある程度経験がいるので、若くて生きの良いのがいいかとは思います」と話していた。

今季は益田が60試合に登板し、絶対的守護神として君臨した一方で7、8回を固定できず。試合終盤で逆転負けする試合も多く見られた。今オフにはかねて狙いを定めていた、元広島のジャクソンを獲得。元楽天のハーマンの加入も決定的だ。小野は1軍での実績は少ないものの、2軍では2年連続セーブ王を獲得。環境を変えることで一気に開花する可能性も十分だ。

国内FA権を行使し元ソフトバンク福田、元楽天美馬も加わった。井口政権3年目での悲願の優勝に向け、積極的な補強が光っている。

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ロッテから楽天移籍の酒居「仙台で頑張ってきます」[ニッカン]

ロッテが19日、楽天から国内FA権を行使し、ロッテに移籍した美馬学投手(33)の人的補償として、酒居知史投手(26)が楽天へ移籍すると発表した。

酒居は球団を通じて「昨日、球団から連絡を受けてビックリしました。ただ、こういう世界なので今は切り替えて自分の野球をするだけだと思っています。ドラフトで指名をしていただき、ここまで育ててくれた千葉ロッテマリーンズには感謝の気持ちでいっぱいです。満足いく結果を残すことは出来ませんでしたけど、マウンドに立つ自分を常に声援で後押しをしていただけたのはありがたかったですし、支えになりました。今後、ZOZOマリンスタジアムで投げる際に応援をしてもらうというのはさすがに厳しいと思いますが、少しだけでも気にかけていただけると嬉しいです。仙台で頑張ってきます」とコメントした。

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楽天が涌井獲得を発表、背番号「16」[ニッカン]

楽天は19日、ロッテ涌井秀章投手(33)を金銭トレードで獲得すると発表した。背番号は16。

涌井はプロ15年間で通算133勝、3度の最多勝を獲得。西武時代の09年には16勝を挙げ、沢村賞にも輝いた。13年オフにFAでロッテへ加入。15年には15勝をマークし、6年ぶりの最多勝を獲得。エースとして活躍しロッテ在籍6年間で48勝を記録した。

今季は18試合に登板し3勝7敗、防御率4.50。美馬が抜け先発投手を補強したい楽天と若手投手の台頭が著しいロッテの考えが一致し実現した。

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ロッテが涌井楽天移籍発表、大型金銭トレードの理由[ニッカン]

ロッテが19日、楽天と涌井秀章投手(33)の金銭トレードが成立したと発表した。先発投手を補強したい楽天と3年目の種市やルーキー小島など若手が育ちつつあるロッテの思惑が一致した。

涌井は13年オフに国内FA権を行使し、西武からロッテに移籍。15年には6年ぶりに最多勝を獲得するなど、エースとして活躍した。今季は3勝7敗、防御率4.50。ここ3年は本来の調子ではなかった。

球団としても貴重な戦力として涌井を手放したくない思いがある一方で、3年目の種市がチームトップタイの8勝、6年目の二木が7勝、5年目の岩下が5勝。ルーキー小島も終盤は先発ローテーションの一角として回るなど、若手が順調に育ってきた。

来季34歳を迎える涌井は、先発での起用にこだわりを持っている。これまでの貢献度を考慮し、1番輝ける球団で活躍してもらいたい思いが生まれた。当初は選手間のトレードを模索したが、両球団ともにFAの人的補償を抱えており調整が複雑化し、大型の金銭トレードという形に落ち着いたようだ。

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楽天がロッテ酒居知史投手を獲得、美馬の人的補償[ニッカン]

楽天は19日、国内FA権を行使しロッテへ移籍した美馬学投手(33)の人的補償として酒居知史投手(26)の獲得を発表した。

酒居は大阪ガスから16年ドラフト2位で入団。3年目の今季はシーズン途中から勝ちパターンの一角を担い、自己最多でチーム3位の54試合に登板し5勝4敗、20ホールドを記録。最速150キロの直球に、鋭く落ちるフォークを武器とし奪三振率9.36の数字を誇った。

楽天の救援防御率は今季リーグトップの3.07。だが、守護神の松井が来季から先発へ転向。セットアッパーのハーマンもロッテへの移籍が決定的で、大きな穴があく。元パドレスの牧田を救援起用を見越して獲得も、1年間を戦い抜くにはさらなる補強が必要な状況だった。

石井GMは人的補償のプロテクト名簿を受け取った11日に「投手が選ばれたら、こちらも投手。野手なら野手になるかな」と方針を示しており、ロッテへ人的補償で移籍する小野と右腕同士での“トレード”のような形となった。

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ロッテが楽天ハーマン獲得、勝利の方程式一角を補強[ニッカン]

ロッテが今季まで楽天でプレーしたフランク・ハーマン投手(35)を獲得することが19日、分かった。

今季は守護神益田が60試合に登板したものの、7回、8回を投げる投手を固定できなかった。勝利の方程式を任せられる投手を補強ポイントに挙げていた。4日に獲得を発表した元広島のジェイ・ジャクソン投手(32)に続き、日本での実績のある外国人が加わる。

今季のハーマンは50試合に登板し、5勝3敗21ホールド、防御率3.04。日本通算3年間では、153試合に登板。10勝7敗19セーブ66ホールド、防御率2.59の成績を残している。

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ロッテから楽天、楽天からロッテに7人動いた!両球団が涌井移籍&FA人的補償を発表[サンスポ]

ロッテ・涌井秀章投手(33)が金銭トレードで楽天に移籍することが19日、両球団から発表された。またFAで獲得した選手の人的補償として移籍する選手を発表。ロッテ入りした美馬学投手(33)の補償で楽天に酒居知史投手(26)が、楽天入りした鈴木大地内野手(30)の補償でロッテに小野郁投手(23)が移籍する。ロッテは前楽天のフランク・ハーマン投手(35)を1年契約で獲得するなど、両球団でこのオフに4対3の“大型トレード”が実現した。

今季、パ・リーグの激しい3位争いをシーズン最終盤まで展開した楽天とロッテ(楽天がCSに進出)。両球団間でこのオフ、多くの選手が入れ替わった。

ロッテにはFAで美馬、人的補償で小野、自由契約になったハーマンと西巻の4人が加入。楽天にはFAで鈴木、人的補償で酒居、金銭トレードで涌井が移籍した。

あたかも4対3の“大型トレード”のようになったが、あくまで両球団とも積極的に補強を行った結果。FA宣言した鈴木、美馬の両選手の移籍先が偶然にも入れ違いとなったこともあり、同一リーグ内での異例の動きを生んだ。

楽天は美馬が抜け、則本昂、岸に続く先発投手の補強が急務だった。楽天の石井GMは発表のタイミングが偶然、一緒になったが、人的補償とトレードは別々に考えていたという。ロッテ以外の球団からも探す中で「力のある球を投げられている。環境が変わればもう1つ上がれると思う」と実績十分な涌井の獲得を決めた。背番号は16。23日に楽天生命パーク宮城で記者会見を行う。

ロッテの松本球団本部長も「結果的な話だけど、プロ野球界にとってはいいのかな。米大リーグならもっとあるけど日本は少ない。選手にとって何が1番いいのか」と説明。前例のない両チームの積極補強が、今後の日本球界の移籍市場に新たな影響を及ぼすかもしれない。

楽天に移籍する前ロッテ・酒居
「球団から連絡を受けてびっくりした。こういう世界なので、今は切り替えて自分の野球をするだけ。」
楽天に金銭トレードで移籍する前ロッテ・涌井
「今まで通り勝つための努力と準備は変わらない。ロッテファンの皆さまには、どんなときも応援していただき本当に心強かった。」
ロッテに移籍する前楽天・小野
「1軍で結果を残していないのに獲得していただき、期待してもらっていると思う。1年目と同じ気持ちでやっていく。」
ロッテに1年契約、年俸80万ドル(8800万円)で入団する前楽天・ハーマン
「新天地で新しい挑戦をするために、万全の準備をしている。」

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ロッテ、昨オフ育成契約の茶谷が支配下登録[サンスポ]

ロッテの育成選手、茶谷健太内野手(21)がこのオフに支配下登録されることが19日、分かった。2016年に山梨・帝京三高からドラフト4位でソフトバンク入りし、同年に投手から内野手に転向。翌17年にプロ初出場を果たしたが、昨オフに戦力外となりロッテと育成契約を結んだ。

186センチ、85キロの右打者は今季、イースタン・リーグで118試合に出場し打率.271、6本塁打、48打点。フレッシュ球宴にも出場した。

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人的補償でロッテ獲得の小野、2年連続ファーム最多セーブの23歳[サンスポ]

ロッテは19日、フリエージェント(FA)権を行使し、楽天へ移籍した鈴木大地内野手(30)の人的補償として、楽天・小野郁(ふみや)投手(23)を獲得したことを発表した。

小野は福岡県出身。2015年に西日本短大付高からドラフト2位で楽天に入団した。1軍では通算39試合に登板し、0勝1敗だが、2軍では今季35試合に投げ2勝3敗、14セーブ。防御率3.32で2年連続の最多セーブをマークした。

来季6年目となるが、まだ23歳と若く、勢いある右腕にロッテは救援投手として期待。松本球団本部長も「非常にいいイメージ。プロに入って5年たって、そろそろ出てくるのかなと。速い球を投げられて後ろを任せられる投手というのは、トレードでもずっと狙っていたところなので、マッチすると思う」と語った。

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ロッテ・松本球団本部長「苦渋の決断」、FA美馬の人的補償で酒居楽天放出[サンスポ]

ロッテの松本尚樹球団本部長が19日、ZOZOマリンスタジアムで報道陣の取材に対応した。

楽天からフリーエージェント(FA)で獲得した美馬学投手(33)の人的補償として、今季54試合に登板した酒居知史投手(26)の放出が決まったことについて「今年頑張ってくれて、本当に痛いけど、苦渋の決断。(プロテクトリストで)若い選手をブロックした分、どうしても中堅あたりの選手が漏れてしまった。28人というのは非常に厳しい。酒居の実力からすれば、少ないブロックなので覚悟はあった。ただ、若い選手でせっかくイキのいい選手が出てきていて、ドラフトでとってきているので育成もしっかりしたかった。先を見据えたブロックになった」と明かした。

酒居は球団を通じて「昨日、球団から連絡を受けてビックリしました。ただ、こういう世界なので今は切り替えて自分の野球をするだけだと思っています。ドラフトで指名をしていただき、ここまで育ててくれた千葉ロッテマリーンズには感謝の気持ちで一杯です。満足いく結果を残すことはできませんでしたけど、マウンドに立つ自分を常に声援で後押しをしていただけたのはありがたかったですし、支えになりました。今後、ZOZOマリンスタジアムで投げる際に応援をしてもらうというのはさすがに厳しいと思いますが、少しだけでも気にかけていただけると嬉しいです。仙台で頑張ってきます!」とコメントした。

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ロッテ、楽天自由契約のハーマン獲得発表「対戦相手として、強い敬意を払ってきた」[サンスポ]

ロッテは19日、楽天を自由契約となったフランク・ハーマン投手(35)の獲得を発表した。

ハーマンは学問の名門ハーバード大出身。米大リーグ・フィリーズなどでメジャー通算109試合に登板した。2017年に楽天に加入。2年目には不調の松井に代わり守護神を務め18Sを挙げるなど、3年間で通算153試合に投げ10勝7敗66ホールド、防御率2.59の成績を残した速球派救援右腕だ。

右腕は球団を通じて「私は千葉ロッテマリーンズという新たなチームの一員となれることを、とても嬉しく感じています。千葉ロッテマリーンズというチームは日本球界でプレーをさせていただいている3年前から何度となく対戦相手として相まみえ、強い敬意を払ってきました。仙台で過ごさせていただいた素晴らしい時間と出会いには、とても感謝をしています。そして移籍が決まった今は新天地で新しいチャレンジをするために万全の準備をしています。2020年、私が千葉ロッテマリーンズの日本一に貢献できることを非常に楽しみにしております」とコメントした。

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ロッテが前楽天・ハーマン獲得、1年契約、8800万円[サンスポ]

ロッテは19日、今季まで楽天で3年間プレーしたフランク・ハーマン投手(35)の獲得を発表した。1年契約で80万ドル(8800万円)。ロッテは救援陣の強化が急務で元広島のジャクソンに続き、日本球界で実績のある投手の補強に成功した。

ハーマンは2018年に18セーブを挙げるなど楽天での3年間で153試合に登板して10勝7敗19セーブ、防御率2.59。今季も50試合に登板したが、自由契約になっていた。ハーマンは球団を通じて「新天地で新しい挑戦をするために、万全の準備をしている」とコメントした。(金額は推定)

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楽天に金銭トレードの涌井、ロッテファンに感謝「声援は僕の宝物」[サンスポ]

ロッテは19日、楽天との金銭トレードが合意に達し、涌井秀章投手(33)が楽天へ移籍することを発表した。

涌井は球団を通じ「新たな場所に身を置きますが、今まで通り勝つための努力と準備は変わらないので、来シーズンに向けてこのオフシーズンをしっかりと過ごしていきたいと思っています。チームは変わりますが、ロッテファンの皆さまにはどんな時も応援をしていただき、選手として本当に心強かったですし、その声援は僕の宝物で感謝の気持ちしかありません。6年間、本当にありがとうございました」とコメントした。

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楽天、涌井獲得を発表、ロッテから金銭トレード「勝つための努力と準備は変わらない」[サンスポ]

楽天は19日、ロッテの涌井秀章投手(33)を金銭トレードで獲得したと発表した。涌井はロッテを通じて「今まで通り勝つための努力と準備は変わらない。ロッテファンの皆さまにはどんなときも応援していただき本当に心強かった」とコメントした。背番号は16。23日に楽天生命パーク宮城で記者会見を行う。

先発投手の補強が必要な楽天と、若い先発投手にめどが立ってきているロッテとの思惑が一致した。涌井は2007、09、15年と最多勝を3度獲得した実績を持つが、今季は18試合に登板して3勝7敗、防御率4.50と振るわなかった。

神奈川・横浜高から2005年にドラフト1巡目で西武に入団。国内フリーエージェント(FA)権を行使して14年からロッテでプレーし、17年オフに海外FA権を行使して米大リーグ移籍を目指したがかなわず、ロッテに残留した。プロ15年間で通算417試合に登板して133勝128敗37セーブ。

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[球界ここだけの話]大ブレークロッテ・種市に米スカウトも注目「すごく伸びしろを感じる」[サンスポ]

ロッテで今季、最もブレークした男といっていいだろう。若き右腕、種市篤暉投手(21)は高卒3年目の今季、4月29日の楽天戦でプロ初勝利を挙げると、その後もローテーションの軸となり、開幕投手の石川と並ぶチームトップの8勝を挙げた。11日の契約更改交渉では今季年俸680万円から4.4倍増の年俸3000万円でサイン。来季は背番号が、昨季までエース涌井が背負った「16」に変更となることも決まった。

そんな未来のエース候補に、熱い視線を送る人物がいる。米大リーグ・メッツ、アストロズ、フィリーズなどでスカウトを務めた大慈弥功メジャースカウト(63)だ。

「八戸工大一高時代から注目しています。大阪遠征の試合も見に行った。キャッチボールする姿だけを見ていても、すごく伸びしろを感じる。体のバランス、球持ちの良さ、腕の振り、しなやかさ、好投手になる資質を全て備えている」。

メジャーで活躍するために要素も、種市にはあるという。「野茂も大魔神もマー君も、最近では平野もそう。先人が成功した一因として、落ちる球は必要。種市のフォークは、それに値する」と太鼓判を押した。

今年も数回に渡ってZOZOマリンスタジアムへ足を運ぶなど、気にかけてきた。まだ高卒3年目。さらなる成長を右腕に期待する。「本当に向こうでも活躍するためには、ストライクゾーンの四隅を突けるコントロールをつけること。マー君なんかを見ていても、すごく丁寧に投げている」とメジャーで活躍する大先輩右腕と照らし合わせた。

そのための課題も指摘する。「まだ少し後ろ(テークバック)が大きい。そこが修正できればもっとコントロールもよくなる。ダルビッシュやマー君も最初は大きかった。理にかなったフォームで投げていれば、自然と球質も上がってくる」。もし海を渡るとしても、それはまだまだ先の話。種市はロッテの優勝のために、来季もさらに成長を遂げてマウンドに上がる。「NPBでは物足りない、もっと上に挑戦したいと思うくらいになって欲しい。四隅を突けるようになれば、十分アメリカでも通用する。伸びしろも、課題もある」と大慈弥スカウト。成長著しい若武者を、これからも追い続ける。

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涌井、楽天移籍発表、則本&岸と新3本柱期待、23日に仙台で会見[スポニチ]

楽天が19日、涌井秀章投手(33)をロッテから金銭トレードで獲得したと発表した。背番号は「16」に決定した。フリーエージェント(FA)権を行使してロッテに移籍した美馬学投手(33)の代役として、最多勝を3度獲得した実績あるベテランは、則本昂大投手(29)、岸孝之投手(35)との新3本柱を期待される。23日に楽天生命パーク宮城で記者会見を行う。

14年に西武からFA移籍し、通算133勝のうち48勝をロッテで挙げた。6年間在籍した球団を通じ、涌井は「ロッテファンの皆さまにはどんな時も応援をしていただき本当に心強かった。その声援は僕の宝物」とコメントした。

楽天・石井一久GMは、美馬のFA移籍に伴い、長い回を投げられる先発投手を探してきた。「実績があって長い回を投げられる投手が涌井選手だった」。プロ通算では岸(125勝)、則本昂(80勝)と合わせて計338勝を誇る「新3本柱」の誕生となった。

種市、二木、岩下ら若手が台頭してきたロッテでは、涌井の先発機会は限られる。ロッテ・松本尚樹球団本部長は「(涌井から)“やっぱり投手は先発です”と言われた。ただ(今季年俸2億円の)大物だからトレードで誰と釣り合うかは難しい」と金銭トレードとなった舞台裏を明かした。両球団の思惑は一致した。

この日は両球団でFA移籍した美馬と鈴木の人的補償として酒居が加入し、小野が流出することも発表された。さらに3年間在籍したハーマンのロッテ移籍も決定。自由契約となってロッテにテスト入団した西巻も含めると、まるで4対3の「超大型トレード」のような形となった。

同一リーグでこれほど大規模な戦力移動は珍しい。現役時代に西武で涌井と同僚だった石井GMは「ご縁があって多く行ったり来たりとなりました。(涌井獲得は)前から話し合っていたもの。タイミング的に(人的補償と)一緒になった」と2つの関連を否定した。今季はCSを争ったライバル球団だが「ウインウインになればいい」とも言った。戦力交換の成否は、来季の結果となって表れる。

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楽天、美馬の人的補償で酒居を獲得、ロッテは大地の人的補償に小野[スポニチ]

ロッテと楽天はそれぞれFAで獲得した選手の人的補償として移籍する選手を19日、発表した。ロッテにFA加入した美馬学投手(33)の補償として、楽天には酒居知史投手(26)が移籍することになった。今季は救援で54試合で5勝4敗、20ホールドを挙げた26歳右腕は「こういう世界なので今は切り替えて自分の野球をするだけ。今後ZOZOマリンでの応援は厳しいと思いますが、少しだけ気に掛けてくれるとうれしい」と話した。石井GMは「松井(裕樹)が先発をやるので、リリーフを厚くしたい」と期待した。

楽天にFA加入した鈴木大地内野手(30)の補償としてロッテには小野郁投手(23)が移籍。150キロ台の直球が武器で、イースタン・リーグでは2年連続セーブ王に輝いた小野は「1軍で結果を残していないのに獲得していただき、期待してもらっていると思う」と意気込んだ。今オフは両球団による補強が目立ったが、松本球団本部長は「米国ではもっとある。プロ野球にとってもいいこと」と明かした。

酒居知史(さかい・ともひと)
1993年(平5)1月2日生まれ、大阪府出身の26歳。龍谷大平安から大体大に進み、大阪ガスでは1年目の15年に都市対抗準V。2勝を挙げ、久慈賞と若獅子賞に輝いた。16年ドラフト2位でロッテ入団。17年8月18日のオリックス戦でプロ初完投初勝利。1メートル78、80キロ。右投げ右打ち。
小野郁(おの・ふみや)
1996年(平8)10月23日生まれ、福岡県出身の23歳。西日本短大付では1年秋から「4番・投手」を務めるも甲子園出場なし。高校通算25本塁打。14年ドラフト2位で楽天入団。15年8月19日の西武戦で救援として1軍初登板。18、19年はイースタン・リーグで最多セーブに輝いた。1メートル75、67キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ、前楽天ハーマン獲得、ジャクソンに続きセットアッパー補強に成功[スポニチ]

ロッテは前楽天のフランク・ハーマン投手(35)の獲得も発表した。1年契約で80万ドル(約8800万円)。元広島のジャクソンに続き強力セットアッパー陣の補強に成功した。

ハーバード大卒のインテリ右腕は「ロッテの日本一に貢献できることを楽しみにしています」とコメントした。18年に18セーブを挙げるなど楽天での3年間で153試合に登板し10勝7敗19セーブ。今季も50試合に登板したが、自由契約になっていた。

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ロッテ・松本本部長、楽天との“4−3トレード”「結果的になっただけ。プロ野球にとっていいこと」[スポニチ]

ロッテと楽天が19日、FA獲得選手の人的補償を発表したため、両球団間で数字だけみれば“4対3トレード”となった。

楽天へFA移籍した鈴木大地内野手(30)の補償としてロッテには14年ドラフト2位で2年連続イースタンセーブ王の小野郁投手(23)が加入。ロッテにFA移籍した美馬学投手(33)の補償として、楽天には16年ドラフト2位、通算12勝の酒居知史投手(26)が加入する。

それだけではない。この日、楽天は涌井秀章投手(33)を金銭トレードで獲得したと発表。若手の台頭から先発機会が減った今季は3勝も2007、09、15年と最多勝を獲得するなど実績は抜群である。送り出す側のロッテ・松本尚樹編成本部長(49)は金銭での移籍について「FAで来てから本当にチームに貢献してくれた。感謝の気持ちでいっぱいです」としながら「“やっぱりピッチャーは先発です”と言われて…。だた大物ですからトレードで誰と釣り合うかは難しい。それに楽天は1番早くから(移籍打診の)声をかけていたので」と舞台裏を明かした。

一方、ロッテは18年に18セーブを挙げた元楽天のフランク・ハーマン投手(35)の入団を発表した。これで元広島のジェイ・ジャクソン投手(32)に続き、セットアッパー候補の獲得に成功。しかも楽天から支配下選手契約を解除された西巻賢二内野手(20)もテスト入団を経て契約にこぎつけている。

松本本部長は今回の補強について「結果的に“4−3”になっただけ。ウチは今季Aクラス争いしたけど、来年は本気で優勝目指しているし、楽天もそうじゃないか。両チームで激しい展開になったけど、アメリカではもっとあることだし、プロ野球にとっていいことだと思います。選手にとって最終的に何が1番いいのか?今後も積極的にやっていきたい」と話した。

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楽天、石井GM、獲得の涌井は「長いイニング投げられる」先発起用の方針、酒居は中継ぎ[スポニチ]

楽天の石井一久GMが19日、取材に応じ、ロッテから金銭トレードで獲得した涌井について「長いイニングを投げられる投手を探していた。実績があって長いイニングを投げられる投手が涌井選手だった」と先発として起用する方針を明かした。

美馬のFA移籍にともなう人的補償でロッテから獲得した酒居については「縦の変化球、真っ直ぐもスピード以上に力がある。フォークボールが使える。ウチはフォークを使う投手があまりいないので」と説明した。中継ぎで起用の方針で、石井GMは「松井(裕樹)が先発をやるので、リリーフを厚くしたい」と話した。

楽天から美馬、小野、ハーマン、西巻がロッテに移籍。ロッテからは鈴木、涌井、酒居が移籍。同リーグのロッテとの間で大きな戦力移動となったが、石井GMは「ご縁があって多く行ったり来たりとなりました。(涌井の獲得も)前から話し合っていたものが(人的補償と)タイミング的に一緒になった」と明かした。

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ロッテに元楽天ハーマン入団決定「日本一に貢献出来ることを楽しみに」[スポニチ]

ロッテは19日、前楽天のフランク・ハーマン投手(35)の入団が決まったと発表した。1年契約で年俸は80万ドル(約8720万円)。

ハーマンは「ロッテマリーンズという新たなチームの一員になれることをとても嬉しく感じてます。3年前から何度となく対戦相手として相まみえ、強い敬意を払ってきました。仙台で過ごした素晴らしい時間と出会いには、とても感謝しています。2020年、私がロッテの日本一に貢献出来ることを非常に楽しみにしています」とコメントした。

名門ハーバード大出身のインテリ右腕はメジャー通算109試合に登板後、17年から楽天でプレー。昨季は不調の松井に代わり守護神として18セーブを挙げた。今オフ、外国人枠の問題で安定した登板機会が望めなかった楽天と交渉がまとまらず、自由契約となっていた。

チームは今季60試合で27セーブを挙げた益田は固定できたものの、セットアッパー候補だったレイビンは1軍登板2試合のみ。前半は唐川、田中、後半には東條、新人の東妻らが穴を埋めていたが7、8回を任せられる投手を探していた。4日に獲得を発表した元広島のジェイ・ジャクソン投手(32)に続き、ハーマンと実績十分の2人が加われば強力な「勝利の方程式」を形成できる。

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ロッテ、涌井、楽天移籍発表「勝つための努力と準備は変わらない」ファンに感謝も[スポニチ]

ロッテの涌井秀章投手(33)が楽天へ金銭トレードで移籍することが19日、両球団から発表された。背番号は「16」。

2013年オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使し、西武からロッテへ移籍。西武での最後の2年間はリリーフだったが、先発へ復帰すると15年には15勝で自身6年ぶり3度目の最多勝に輝いた。17年以降は2桁勝利がなく、今季は背番号を「16」から「18」へと変更したが、わずか3勝だった。

チームでは今季3年目の種市が石川に並ぶトップタイ8勝をマークしたほか、二木、岩下、小島、土肥、佐々木千と若手の先発候補が次々、台頭。来季は楽天からFA移籍で美馬が加わることもあり、先発にこだわりを持つ涌井の希望をかなえるために移籍先を模索した。

楽天は今季、則本昂が5勝、岸が3勝にとどまっていたが、美馬が抜け、先発陣は手薄。今季2億円の年俸は高額だが、比較的ハードルの低い金銭トレードになったこともあり、両球団合意した。

涌井は球団を通じ、次のようにコメントを発表した。

涌井
「新たな場所に身を置きますが、今まで通り勝つための努力と準備は変わらないので来シーズンに向けてこのオフシーズンをしっかりと過ごしていきたいと思っています。チームは変わりますが、ロッテファンの皆様にはどんな時も応援をしていただき選手として本当に心強かったですし、その声援はボクの宝物で感謝の気持ちしかありません。6年間、本当にありがとうございました。」

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ロッテ、鈴木大地のFA人的補償、楽天から150キロ超右腕の小野獲得、美馬獲りの補償は酒居[スポニチ]

ロッテと楽天の両球団は19日、国内フリーエージェント(FA)移籍した鈴木大地内野手(30)、美馬学投手投手(33)の人的補償として、それぞれロッテは小野郁投手(23)、楽天は酒居知史投手(26)を獲得すると発表した。

小野は2014年ドラフト2位で西日本短大付から楽天へ入団。プロ1年目から1軍登板を果たすなど期待され、150キロ超の直球を武器に4年目の18年はイースタン・リーグで20セーブを挙げ、初タイトルを獲得した。1軍では39試合0勝1敗、防御率7.30だった。

小野は球団を通じ、以下の通りコメントを発表した。

小野
「この5年間、1軍で結果も残していないのに獲得していただき、期待していただいていると思うので、1年目と同じ気持ちでやっていきたいと思います。常に温かい声援を送ってくれたファンの皆さん、そして、いつも支えてくださった、監督・コーチ、裏方さん、選手の皆さんには本当に感謝しかありません。イーグルスにいるうちに1勝したかったですけど、その夢もかなわなかったので、千葉ロッテに行って初勝利を挙げて、しっかりやっているところを皆さんにお見せしたいです。」

酒居は16年ドラフト2位で大阪ガスからロッテ入り。救援に転向した今季は一時、セットアッパーを務めるなど54試合に登板し、5勝4敗20ホールド、防御率4.37だった。プロ3年間の通算は88試合12勝11敗21ホールド、防御率4.42。

酒居は球団を通じ、以下の通りコメントを発表した。

酒居
「昨日、球団から連絡を受けてビックリしました。ただ、こういう世界なので今は切り替えて自分の野球をするだけだと思っています。ドラフトで指名をしていただき、ここまで育ててくれた千葉ロッテマリーンズには感謝の気持ちでいっぱいです。満足いく結果を残すことは出来ませんでしたけど、マウンドに立つ自分を常に声援で後押しをしていただけたのはありがたかったですし、支えになりました。今後、ZOZOマリンスタジアムで投げる際に応援をしてもらうというのはさすがに厳しいと思いますが、少しだけでも気にかけていただけると嬉しいです。仙台で頑張ってきます!」
小野郁(おの・ふみや)
1996年(平8)10月23日生まれの23歳。福岡県久留米市出身。西日本短大付では3年夏の福岡大会準々決勝で、優勝した九州国際大付に敗退した。投手ながら高校通算25本塁打の打力もある。1メートル75、67キロ。右投げ右打ち。血液型はAB。
酒居知史(さかい・ともひと)
1993年(平3)1月2日生まれの26歳。大阪府枚方市出身。龍谷大平安では2年夏の甲子園出場。大体大でリーグ通算15勝し、大阪ガスでは15年の都市対抗で準優勝し、久慈賞、若獅子賞を受賞した。15、16年は日本選手権4強。1メートル78、80キロ。右投げ右打ち。血液型はA。

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楽天、美馬のFA人的補償でロッテから酒居獲得、今季54試合登板20ホールド「仙台で頑張る」[スポニチ]

楽天がFAの人的補償でロッテから酒居知史投手(26)を獲得すると発表した。

美馬のFA移籍にともなう補償で、先発・中継ぎをこなせる3年目の右腕を獲得することになった。

酒居は大阪ガスから16年ドラフト2位でロッテに入団。3年間で通算88試合に登板し、12勝11敗21ホールド。今季は54試合に登板し、5勝4敗20ホールドだった。

酒居は球団を通じ「昨日、球団から連絡を受けてビックリしました。ただ、こういう世界なので今は切り替えて自分の野球をするだけだと思っています。ドラフトで指名をしていただき、ここまで育ててくれた千葉ロッテマリーンズには感謝の気持ちでいっぱいです。満足いく結果を残すことは出来ませんでしたけど、マウンドに立つ自分を常に声援で後押しをしていただけたのはありがたかったですし、支えになりました。今後、ZOZOマリンスタジアムで投げる際に応援をしてもらうというのはさすがに厳しいと思いますが、少しだけでも気にかけていただけると嬉しいです。仙台で頑張ってきます!」とコメントを発表した。

楽天はロッテから金銭トレードで涌井秀章投手(33)の獲得も決めている。

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[楽天]ロッテ移籍・美馬の人的補償で酒居を獲得[報知]

楽天は19日、フリーエージェント(FA)でロッテへ移籍した美馬学投手(33)の人的補償として、ロッテから酒居知史投手(26)を獲得することで合意したと発表した。またロッテからFAで獲得した鈴木大地内野手(30)の人的補償として、小野郁投手(23)がロッテへ移籍すると発表した。

小野は「移籍に関してはプラスに考えたい。ロッテに選んでもらったので、期待に添えられるように1軍で活躍したいです」と、新天地での活躍を誓った。

また球団を通じて「常に温かい声援を送ってくれたファンの皆さん、そして、いつも支えてくださった、監督、コーチ、裏方さん、選手の皆さんには本当に感謝しかありません。イーグルスにいるうちに1勝したかったですけど、その夢も叶わなかったので、千葉ロッテに行って初勝利を挙げて、しっかりやっているところを皆さんにお見せしたいです」とコメントした。

また楽天は同日、金銭トレードでロッテの涌井秀章投手(33)を獲得した事を発表した。

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[ロッテ番記者の目]ストーブリーグ“主役”背景に2人のキーマン、優勝を狙う布陣整った[報知]

ロッテと楽天による4対3の“大型トレード”が19日、成立した。目玉は通算133勝の涌井秀章投手(33)の金銭トレードでの楽天移籍。加えて国内フリーエージェント(FA)権を行使しロッテに加入した美馬学投手(33)と楽天に移籍した鈴木大地内野手(30)の人的補償として酒居知史(ともひと)投手(26)が楽天へ、小野郁(ふみや)投手(23)のロッテ移籍も決定した。前楽天のハーマン、西巻を合わせた両チーム7選手が来季は同一リーグで相まみえることになる。

今オフのストーブリーグでロッテが“主役”になれた背景には2人のキーマンがいた。まずは松本球団本部長だ。FA戦線では交渉役として動き、楽天から美馬を、ソフトバンクからは福田を獲得した。元内野手で球団生え抜きの松本本部長の信条は「選手ファースト」。どこまでも選手のことを考え、粘り強い対話で選手との距離を詰めていく。残留を決めた守護神・益田も「最後は松本さんですね。あれだけ熱心に話をされたら残るしかない」と熱い人柄に心を打たれたことを明かした。

球団経営を安定させた山室晋也前球団社長(59)の功績も大きい。毎年20〜30億円ともいわれる赤字球団が直近2年連続で黒字に転換。14年に就任した山室氏がスポンサー獲得に奔走。18年は推定7億円の営業利益を出したことで、ロッテ本社からの補強費支援を受けやすくなった。

助っ人陣では打線の軸となるレアード、マーティンを残留させ、“泣き所”だった救援の柱としてハーマンとジャクソンを獲得。若手投手の台頭も合わせ、球団が目指す「3〜5年後を見据えた戦力整備」は一段落。優勝を狙う布陣が整った。

楽天・小野
「5年間、1軍で結果も残していないのに獲得していただいた。期待に応えられるように活躍したい。ロッテで結果を出すことが楽天への恩返しにもなる。」
小野郁(おの・ふみや)
1996年10月23日、福岡・久留米市生まれ。23歳。西日本短大付高では1年秋から「4番・投手」も甲子園出場なし。14年ドラフト2位で楽天に入団。今季まで2年連続イースタンのセーブ王を獲得。通算39登板で0勝1敗、防御率7.30。175センチ、67キロ。右投右打。来季年俸600万円。

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ロッテと楽天、4対3の実質“大型トレード”、ロッテ球団本部長「球界にとっていいこと」[報知]

ロッテと楽天による4対3の“大型トレード”が19日、成立した。目玉は通算133勝の涌井秀章投手(33)の金銭トレードでの楽天移籍。加えて国内フリーエージェント(FA)権を行使しロッテに加入した美馬学投手(33)と楽天に移籍した鈴木大地内野手(30)の人的補償として酒居知史(ともひと)投手(26)が楽天へ、小野郁(ふみや)投手(23)のロッテ移籍も決定した。前楽天のハーマン、西巻を合わせた両チーム7選手が来季は同一リーグで相まみえることになる。

ロッテ−楽天間で計7選手が行き来した移籍市場。楽天・石井一久GM(46)は仙台市内の球団事務所で対応し「美馬投手とFAの話をして、『関東の方に戻りたい』という話があった時から、並行して長い回を投げられる投手を探していた。その中で1番長い回を投げられ、実績がある涌井選手とご縁を持てた」と経緯を説明。先発補強の課題をクリアした。

一方のロッテ・松本尚樹球団本部長(49)はZOZOマリンで「若い先発投手が増えてきて、涌井のこだわりは先発。楽天からも話が来ていて彼の気持ちも考えて」とトレードに応じた背景を説明。若返りが進むチーム状況と楽天の思惑が一致したことで、両球団が「ウィンウィン」になったことを強調した。

美馬と鈴木の人的補償を巡る“攻防”では今季54登板の酒居が楽天に移籍し、ロッテには23歳で伸びしろがある小野が加入した。小野は2年連続でイースタンのセーブ王に輝いた好素材。ロッテは近未来の勝ちパターンとして期待している。

ロッテはさらに「7回の男」として前楽天のハーマンを獲得。8回に元広島のジャクソン、9回に守護神・益田を置く、新・方程式も完成した。鈴木の穴埋めに前楽天の西巻を獲得したことで、結果的に4対3の“トレード”の形となった。今季、3位を争った両チーム。松本本部長は「プロ野球界にとってはいいこと。アメリカならもっとある訳で、日本は少ない」と移籍活性化を訴えた。

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楽天と4対3“大型トレード”が成立、松本球団本部長「プロ野球界にとっていいこと」[報知]

ロッテ・涌井秀章投手(33)が金銭トレードでの楽天移籍が19日、成立した。

また、球団は楽天からFAで加入した美馬学投手(33)の人的補償として酒居知史投手(26)の楽天移籍、鈴木大地内野手(30)のFA移籍に伴う楽天からの人的補償として小野郁投手(23)の獲得と、前楽天のフランク・ハーマン投手(35)を1年契約、年俸8800万円で獲得したことも併せて発表。すでに楽天を戦力外となり、テスト入団で獲得した西巻賢二内野手(20)と合わせると「4対3」の“大型トレード”が成立したことになる。

松本球団本部長はZOZOマリンで報道陣に対応。金銭トレードとなった涌井について「西武からFAで来てくれて、非常にチームに貢献してくれた。感謝の気持ちでいっぱい。若い先発投手が増えてきて、彼のこだわりは先発。本人とも話し合って、楽天からも話が来ていて、彼の気持ちも考えてというところ」と説明。若返りが進むチーム状況と、涌井本人の意向、楽天の思惑が一致したことによる「Win Win」の移籍になったとした。

人的補償を巡る楽天側との“攻防”では28人のプロテクトから外れた今季54登板の酒居が流出。「若い投手を多めにブロックしたかった。酒居を取られてしまったことは非常に痛い。苦渋の決断だった」と残念がった。

それでも23歳と若く150キロ超の直球が魅力の小野を獲得できたことはチームにとってはプラスに働く。「小野投手は2年連続でファームでセーブ王を取っている。中継ぎで将来は活躍してほしい。僕もスカウトをしている時に(小野の母校)西日本短大付に行ったことがあるんですが、非常にいいイメージがあった。ドラフト2位で入っているわけですから、楽天も期待していた選手だと思う。プロで来年6年目で出てくる投手だと思った」と近未来の勝ちパターン候補として期待を寄せた。

さらに「7回の男」として前楽天のハーマンを獲得。8回に前広島のジャクソンと9回に守護神・益田を置く、新・方程式も完成し「1番の課題」だった救援陣の厚みを増すことに成功した。

野手は鈴木の流出により、手薄だった内野陣の補強として西巻を獲得したことで今オフにロッテ―楽天間で計7選手の“入れ替え”が行われたことになる。松本本部長は「結果的に4対3(のトレードの形)となった。ウチも優勝を目指して本気で補強をして、楽天もそうだったと思う。今回、ウチと楽天が激しいことになりましたけど、プロ野球界にとってはいいことなのかなと思う。アメリカならもっとある訳で。日本は逆に少ない。そういう意味では今後も(トレードなど)積極的にやっていきたい」と前向きに捉えた。

井口監督にとっては3年契約の最終年。悲願のリーグ制覇と日本一に向けて戦力整備は整った。移籍に絡んだ7選手が来季、どういった活躍を見せるのか。注目が集まりそうだ。

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[楽天]石井GMが涌井獲得の縁故説を否定「西武だから取ってる訳じゃない」先発ローテ入りを期待[報知]

楽天・石井一久GM(46)が19日、ロッテから涌井秀章投手(33)を金銭トレードで獲得した経緯について報道陣の取材に応じ「美馬投手とFAの話をしている時に『関東の方に戻りたい』という話があった時から、並行して長いイニングを投げられるピッチャーを探していた。その中で、1番長いイニングを投げられて実績がある涌井投手とご縁を持てた」と明かした。

また、今回の涌井獲得で、石井GMが現役時代に在籍した西武出身者が岸、浅村、牧田、渡辺直とあわせて5人に(岸、渡辺直は石井GMの就任前に楽天移籍)。ネット上を中心に「楽天ライオンズ」と揶揄する声が広がっているが、「別に西武だから取ってる訳じゃないので。正しく言うと(涌井は)ロッテなので」と否定した。

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前楽天・ハーマン獲得を発表「日本一に貢献」[報知]

ロッテは19日、前楽天のフランク・ハーマン投手(35)の獲得を発表した。

米の名門ハーバード大出身の秀才右腕は17年にフィリーズから楽天に入団。今季は5月に不調で2軍落ちを経験したが、50試合で21ホールドとフル回転し、チームのCS進出に貢献した。

3シーズンで通算153試合に登板し10勝7敗、66ホールド、19セーブ、防御率2.59と安定感のある投球を続けてきた助っ人は7回での起用が濃厚で、8回に元広島のジャクソン=ブルワーズ=、9回に守護神・益田につなぐ新・勝利の方程式が完成する。

ハーマンは球団を通じ「私は千葉ロッテマリーンズという新たなチームの一員となれることを、とても嬉しく感じています。千葉ロッテマリーンズというチームは日本球界でプレーをさせていただいている3年前から何度となく対戦相手としてあいまみえ、強い敬意を払ってきました。仙台で過ごさせていただいた素晴らしい時間と出会いには、とても感謝をしています。そして移籍が決まった今は新天地で新しいチャレンジをするために万全の準備をしています。2020年、私が千葉ロッテマリーンズの日本一に貢献できることを非常に楽しみにしております」とコメントした。

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酒居「切り替えて自分の野球をするだけ」美馬の人的補償で楽天移籍[報知]

ロッテは19日、酒井知史投手(26)がFAで獲得した美馬の人的補償として楽天に移籍することを発表した。

酒居は今季、救援として54試合に登板し5勝4敗、20ホールド、防御率4.37をマークしたいた。

酒居は球団を通じ「昨日、球団から連絡を受けてビックリしました。ただ、こういう世界なので今は切り替えて自分の野球をするだけだと思っています。ドラフトで指名をしていただき、ここまで育ててくれた千葉ロッテマリーンズには感謝の気持ちで一杯です。満足いく結果を残すことはできませんでしたけど、マウンドに立つ自分を常に声援で後押しをしていただけたのはありがたかったですし、支えになりました。今後、ZOZOマリンスタジアムで投げる際に応援をしてもらうというのはさすがに厳しいと思いますが、少しだけでも気にかけていただけると嬉しいです。仙台で頑張ってきます!」とコメントした。

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[楽天]FA加入・鈴木の人的補償で5年目の右腕・小野がロッテに移籍[報知]

楽天は19日、ロッテからFAで獲得した鈴木大地内野手(30)の人的補償として、小野郁投手(23)がロッテに移籍することが決まったと発表した。

小野は西日本短大付高から14年ドラフト2位で楽天に入団。175センチと上背はないが、150キロを超える直球とキレのあるタテのスライダーが武器。5年目の今季は中継ぎとして1軍で13試合に登板。0勝0敗で防御率6.27に終わったが、イースタンではクローザーを務め、35試合に登板して2勝3敗14セーブ、防御率3.32。2年連続でセーブ王を獲得している。1年目から1軍のマウンドを経験しており、来季のブレイクが期待されていた。

この日、仙台市内の球団事務所で通告を受けた小野は「この5年間、1軍で結果も残していないのに獲得していただき、期待していただいていると思うので、1年目と同じ気持ちでやっていきたいと思います。常に温かい声援を送ってくれたファンの皆さん、そして、いつも支えてくださった、監督・コーチ、裏方さん、選手の皆さんには本当に感謝しかありません。イーグルスにいるうちに1勝したかったですけど、その夢も叶わなかったので、千葉ロッテに行って初勝利を挙げて、しっかりやっているところを皆さんにお見せしたいです」と球団を通じてコメントした。

小野郁(おの・ふみや)
1996年10月23日、福岡・久留米市生まれ。23歳。小2から野球を始め、櫛原中時代は「久留米中央ボーイズ」で投手兼中堅手として3年夏に全国大会出場。西日本短大付高では1年秋から「4番・投手」で活躍。3年夏は県大会準々決勝で敗れ、甲子園出場なし。高校通算25本塁打と打撃もよく、入団時には当時の大久保監督が投打二刀流で育成していくプランを示していた。通算成績は39試合に登板し、0勝1敗、防御率7.30。175センチ、67キロ。右投右打。背番号28。来季年俸は600万円。

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涌井、金銭トレードでの楽天移籍を正式発表「今まで通り勝つための努力と準備は変わらない」[報知]

ロッテは19日、涌井秀章投手(33)が金銭トレードで楽天に移籍することを発表した。

先発の駒不足に悩む楽天と、若返りを図るロッテの思惑が一致した。涌井は先発に強いこだわりがあり、先発機会を求めて新天地に移る。プロ15年目の今季は18試合に登板し3勝7敗、防御率4.50に終わったが、通算133勝の実績と経験は十分。練習に対する姿勢も若手の見本となる。

涌井は球団を通じ「新たな場所に身を置きますが、今まで通り勝つための努力と準備は変わらないので来シーズンに向けてこのオフシーズンをしっかりと過ごしていきたいと思っています。チームは変わりますが、ロッテファンの皆様にはどんな時も応援をしていただき選手として本当に心強かったですし、その声援は僕の宝物で感謝の気持ちしかありません。6年間、本当にありがとうございました」とコメントした。

涌井秀章(わくい・ひであき)
1986年6月21日、千葉・松戸市生まれ。33歳。横浜高2年時の2003年センバツで準V。04年夏の甲子園8強。04年ドラフト1巡目で西武入団。07、09、15年に最多勝。09年には沢村賞受賞。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。13年オフに西武からロッテにFA移籍。通算成績は417試合で133勝128敗37セーブ。185センチ、85キロ。右投右打。妻はモデルの押切もえ。今季年俸2億円。

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FA加入・美馬の人的補償で酒居が楽天に移籍[報知]

ロッテは19日、楽天からFAで獲得した美馬学投手(33)の人的補償として、酒居知史投手(26)が楽天に移籍すると発表した。

酒居は龍谷大平安高から大体大、大阪ガスを経て16年ドラフト2位でロッテに入団。2年目までは主に先発で計7勝(7敗)を挙げ、3年目の今季は中継ぎに転向。150キロ近い直球と落差の大きなフォーム、スライダーを武器に54試合に登板し、5勝4敗20ホールド、防御率4.37を記録した。

酒井知史(さかい・ともひと)
1993年1月2日、大阪・枚方市生まれ。26歳。京都・龍谷大平安高では2年夏に甲子園出場で。大体大では3年秋に阪神大学リーグでMVPを獲得。大阪ガスでは15年の都市対抗野球大会で準優勝に貢献した。通算成績は88試合に登板し、12勝11敗21ホールド、防御率4.42。178センチ、80キロ。右投右打。背番号23。来季年俸は3600万円。

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楽天、金銭トレードでロッテ・涌井を獲得、背番号「16」石井GMは先発起用を名言[デイリー]

ロッテ・涌井秀章投手(33)が楽天へ金銭トレードで移籍することが決定し、19日、両球団から発表された。背番号は「16」。若手先発投手が台頭してきたロッテと、先発投手の補強が急務だった楽天の思惑が一致した形だ。

涌井はロッテ球団を通じて「新たな場所に身を置きますが、今まで通り勝つための準備と努力は変わらないので、来季へ向けてこのオフをしっかりと過ごしていきたい」とコメント。ロッテファンへは「その声援は僕の宝物で感謝の気持ちしかない」とした。

涌井は横浜高から04年度ドラフト1巡目で西武に入団し、13年オフに国内FA権を行使してロッテに移籍。通算で3度の最多勝を獲得したが、今季は18試合で3勝7敗、防御率4.50と不振だった。

それでも、楽天・石井GMは先発で起用する方針を示し「(今季の)最後もリリーフで150キロぐらいの力のある球を投げられていたし、環境が変われば1つ上に上がれると思う」と説明。則本昂、岸、松井らともに、先発ローテの一角としての働きが期待される。

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楽天、ロッテから美馬の人的補償で洒居を獲得、石井GM「松井先発でリリーフ厚く」[デイリー]

楽天は19日、FAでロッテに移籍した美馬学投手(33)の人的補償として、ロッテ・酒居知史投手(26)を獲得することで合意したと発表した。背番号は「28」。また、FAでロッテから獲得した鈴木大地選手(30)の人的補償として、小野郁投手(23)が移籍することも発表された。

酒居は今季、中継ぎとして54試合登板で5勝4敗20ホールド、防御率4.37。石井GMは「縦の変化もいいし、真っ直ぐもスピード以上に力がある。(来季は)松井も先発をするので、リリーフは厚くしたい」と説明した。

酒居はロッテ球団を通じて「ビックリした。ただ、こういう世界なので今は切り替えて自分の野球をするだけと思っている」とコメント。若く実績のある投手が、楽天の強固な救援陣に加わった。

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ロッテ、前楽天・ハーマン獲得!元広島・ジャクソンに続きセットアッパーの補強成功[デイリー]

ロッテは19日、前楽天のフランク・ハーマン投手(35)を獲得したと発表した。1年契約で年俸は80万ドル(約8800万円)。(金額は推定)

今オフは救援投手の補強が課題だったが、元広島のジャクソンに続き、実績のあるセットアッパーの補強に成功した。ハーマンは球団を通じて「日本一に貢献できることを非常に楽しみにしています」とコメント。17年から楽天でプレーし、通算3年で153試合に登板して10勝7敗19セーブ、防御率2.59。

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酒居と小野がFAの人的補償ロッテと楽天が発表[デイリー]

ロッテと楽天はそれぞれフリーエージェント(FA)で獲得した選手の人的補償として移籍する選手を19日、発表した。ロッテに加入した美馬学投手(33)の補償として楽天に酒居知史投手(26)が、楽天に加入した鈴木大地内野手(30)の補償としてロッテに小野郁投手(23)が移籍する。

酒居は「球団から連絡を受けてびっくりした。ただ、こういう世界なので、今は切り替えて自分の野球をするだけ」とコメント。小野は「1軍で結果を残していないのに獲得していただき、期待してもらっていると思う。1年目と同じ気持ちでやっていく」と意気込んだ。

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ロッテ・松本球団本部長、涌井の金銭トレードに「彼の気持ちを考えた」[デイリー]

ロッテ・松本尚樹球団本部長は19日、涌井を楽天へ金銭トレードしたことに関して言及した。

「FAで来てもらってチームに貢献してくれた。感謝しています」と語り、続けて「ただ(ウチは)若い投手が増えてきた。特に先発投手が。彼のこだわりは先発なので、そういう意味で本人と話をして彼の気持ちを考えた」と涌井の意志を尊重したことを明かした。

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ロッテ、酒居の移籍に球団本部長「本当に痛いが…」プロテクトは若手中心[デイリー]

ロッテ・松本尚樹球団本部長は19日、楽天からFAで獲得した美馬の人的補償で26歳の酒居が移籍することになったことに関し、「人的補償は難しかった。若い投手が出てきているので若手をプロテクトしたかった。(外れたのは)中堅クラスになってしまった」と話した。

また、楽天へFA移籍した鈴木の人的補償として小野を獲得したことには、「イースタンで2年連続セーブ王になっている。まだ(1軍には)出てきていないが、23歳で常時150キロを出す。酒居は本当に痛いが、(小野は)年齢的なことを含めて期待できる。来年あたり1軍で戦力になる」と若さと将来性を強調した。

酒居は今季、54試合に登板して5勝4敗、25HP、防御率4.37だった。

また、小野は今季イースタンで35試合に登板し2勝3敗、14セーブ、防御率3.32。2年連続セーブ王に輝いた。

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楽天、人的補償でロッテ・酒居を獲得、鈴木大地の人的補償は小野[デイリー]

楽天は19日、FAでロッテへ移籍した美馬学投手(33)の人的補償として、ロッテ・酒居知史投手(26)を獲得することで合意したと発表した。背番号は「28」に決定した。

また、FAでロッテから獲得した鈴木大地選手(30)の人的補償として小野郁投手(23)が移籍することが決まったことも、合わせて発表された。

酒居は龍谷大平安、大体大、大阪ガスを経て16年度ドラフト2位でロッテへ入団。今季は中継ぎとして54試合に登板し、5勝4敗20ホールド、防御率4.37の成績を残していた。通算では88試合で12勝11敗21ホールド、防御率4.42。

小野は西日本短大付から14年度ドラフト2位で楽天に入団。今季は中継ぎで13試合に登板して0勝0敗、防御率6.27。通算では39試合で0勝1敗、防御率7.30だった。

小野は球団を通じて「この5年間、1軍で結果も残していないのに獲得していただき、期待していただいていると思うので、1年目と同じ気持ちでやっていきたいと思います」とコメントした。

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ロッテ、前楽天のハーマン獲得を発表、課題の救援投手を補強[デイリー]

ロッテは19日、楽天を自由契約となったフランク・ハーマン投手(35)の獲得を発表した。年俸は80万ドル(約8800万円)。ハーマンは17年から楽天でプレー。通算3年で153試合に登板し10勝7敗、19S、76HP、防御率は2.59だった。(金額は推定)

ロッテは救援投手の補強が課題だったが、元広島・ジャクソンの獲得に続いて、実績のあるセットアッパーを補強した。

ハーマンは「私は千葉ロッテマリーンズという新たなチームの一員となれることを、とても嬉しく感じています。千葉ロッテマリーンズというチームは日本球界でプレーをさせていただいている3年前から何度となく対戦相手として相まみえ、強い敬意を払ってきました。仙台で過ごさせていただいた素晴らしい時間と出会いには、とても感謝をしています。そして移籍が決まった今は新天地で新しいチャレンジをするために万全の準備をしています。2020年、私が千葉ロッテマリーンズの日本一に貢献できることを非常に楽しみにしております」とコメントした。

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ロッテ・酒居、美馬の人的補償で楽天へ「ビックリしました」[デイリー]

ロッテは19日、楽天から獲得した美馬学投手(33)の人的補償で酒居知史投手(26)が楽天に移籍すると発表した。

酒居投手は「昨日、球団から連絡を受けてビックリしました。ただ、こういう世界なので今は切り替えて自分の野球をするだけだと思っています。ドラフトで指名をしていただき、ここまで育ててくれた千葉ロッテマリーンズには感謝の気持ちで一杯です。満足いく結果を残すことはできませんでしたけど、マウンドに立つ自分を常に声援で後押しをしていただけたのはありがたかったですし、支えになりました。

今後、ZOZOマリンスタジアムで投げる際に応援をしてもらうというのはさすがに厳しいと思いますが、少しだけでも気にかけていただけると嬉しいです。仙台で頑張ってきます!」と力を込めて話した。

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楽天にトレードの涌井、ロッテファンに感謝「声援は僕の宝物、感謝しかない」[デイリー]

ロッテは19日、涌井秀章投手(33)の楽天への金銭トレードを発表した。

若手投手陣が台頭してきたロッテと実績のあるベテランの補強を目指す楽天の思惑が一致したものだ。涌井は最多勝を3度獲得、通算133勝をしており、年俸は今季推定で2億円。今季3勝に終わった沢村賞右腕が杜の都で復活を目指す。

涌井は球団を通して次のようにコメントした。

「新たな場所に身を置きますが、今まで通り勝つための努力と準備は変わらないので来シーズンに向けてこのオフシーズンをしっかりと過ごしていきたいと思っています。
チームは変わりますが、ロッテファンの皆さまにはどんな時も応援をしていただき選手として本当に心強かったですし、その声援はボクの宝物で感謝の気持ちしかありません。6年間、本当にありがとうございました」。

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ロッテの涌井秀章が楽天に移籍へ金銭トレード[デイリー]

楽天がロッテの涌井秀章投手(33)を金銭トレードで獲得することが19日、分かった。先発投手の補強が必要な楽天と、若い先発投手起用のめどが立ってきているロッテとの思惑が一致した。

涌井は神奈川・横浜高から2005年にドラフト1巡目で西武入りし、国内フリーエージェント(FA)権を行使して14年からロッテでプレー。

07、09、15年と最多勝を3度獲得し、09年には沢村賞に輝いた。プロ15年間で通算417試合に登板して133勝128敗37セーブの実績を持つが、今季は18試合で3勝7敗、防御率4.50と振るわなかった。

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ロッテ・涌井、金銭トレードで楽天へ、午後にも正式発表へ[デイリー]

ロッテ・涌井秀章投手(33)が金銭トレードで楽天に移籍することが19日、明らかになった。両球団で合意に達し、午後にも発表される。

若手投手陣が台頭してきたロッテと、実績のあるベテランの補強を目指す楽天の思惑が一致したものだ。涌井は最多勝を3度獲得、通算133勝をしており、年俸は今季推定で2億円。今季3勝に終わった沢村賞右腕が杜の都で復活を目指す。

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