わたしはかもめ2019年鴎の便り(12月)

便

12月29日

[コラム野球手帳]決勝登板回避させた監督の持論/佐々木こぼれ話・下[ニッカン]

◇佐々木朗希こぼれ話(下)

平成、令和と元号をまたいだ2019年。ロッテドラフト1位の大船渡・佐々木朗希投手(18)は高校野球界にとどまらず、日本球界の話題の中心にいた。国内高校生史上最速の163キロ右腕をめぐる「佐々木朗希フィーバー」を、これまで報道されていない新事実を交えながら、全3回でお届けする。

甲子園をかけた岩手大会決勝のグラウンドに、佐々木の姿はなかった。

敗れた試合後、大船渡・国保陽平監督(32)は「故障を防ぐためです。未来があるので」と大勢の報道陣に囲まれながら、決断の理由を説明した。

学校に抗議の電話が殺到し、車で押しかける人物も出現。正体不明の記者が学校に侵入し、パトカーが出動する騒ぎにもなったという。識者もメディアやSNSで次々とコメントを発信し、賛否両論が飛び交う社会問題にもなった。

試合翌日の日刊スポーツ。1面記事では独自取材をもとに「右ヒジ違和感」を、2面では監督の談話をストレートに伝え、3面では佐々木家の話をまとめさせてもらった。

騒動の中で、すっかり機を逸してしまっていた。3月末の関東遠征、横浜市内での練習試合後。国保監督は、投手起用の判断基準についての興味深い持論を話してくれた。今回、初めて記事にする。

「試合中、調子が良すぎて投手を変えることもあるんです。良すぎると、本人が気付かないうちに色々解放しちゃうから。良すぎてケガにつながることもあるんです」。

打たれたから、調子が悪いから、疲れてきたから…ではなく、調子が良すぎるから変える。あまり高校球界に浸透していない考え方、というより、この観点を口に出す指導者はこれまでなかなかいなかった。活動の目的に「勝利」「甲子園」がある以上は。

甲子園を放棄していた訳ではない。春以降の数十試合を取材する過程で、「佐々木抜きでも勝つ」を狙いにした“育てる采配”を何度も目にしてきた。ミスをしながらも経験を深め、選手達は着実に実戦力を高めていた。

一方で、高校教師としての役割もある。

監督はどんな時に怒るのか、佐々木に尋ねたことがある。「練習中に集中してなくて危ないことがあったりした時です」と返ってきた。その翌日、実証される場面に遭遇した。練習試合の会場の、ベンチ前に立てる防護ネットにほころびがあった。「この後ろには絶対に座るなよ。ケガしたら大変だから」と強めの口調で選手たちに指示した。黒い雲もずっと気にしていた。

ケガや事故発生を「本当に心配なんです」と真剣に話していた。技術指導者であり、教育者であり、現場管理者。佐々木の登板回避が少なからず試合に影響したのは事実だろう。ただ、国保監督らが顧問として全方位に注力しながら、野球部員達を育ててきたのは間違いない。

投手起用も「調子が良すぎるから…」に代表されるように、多角的な視点で検討してきたという。決勝戦後の「3年間朗希を見てきて、これは壊れる可能性が高いのかなと決断できました」の言葉は尊重されるべきで、この判断すら批判されたら、日々誠心誠意、子供に向き合う指導者たちが報われない。

高校野球って、教育って何だろう−。1人の高校生をめぐっての出来事は、当事者達が感じる以上のものを世に投げかけた。

年明け、千葉ロッテマリーンズの投手として新たにスタートする。フィーバーの当事者として、一足早く「社会」を感じたことだろう。そこで学んだこと1つ1つが、きっと「投手・佐々木朗希」のさらなる素質開花につながるはずだ。(おわり)

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ロッテ→楽天、酒居“1勝の思い出”1球勝利[ニッカン]

◇ヨネちゃんのおシャレ野球学

「昨日の敵は今日の友」になった。ロッテ酒居知史投手(26)の楽天移籍が決まった。今季5勝中3勝が楽天から。3月29日、開幕の対戦では、1球を投げただけで勝ちをつかんだ。開幕の1球勝利は、史上初のことだった。楽天で「1勝(一緒?)になる運命だった」のかもしれない。

6回2死一、三塁で登板すると、初球142キロ速球で嶋を投ゴロに仕留めた。その裏、レアードに3ランが飛び出して逆転。7回から3投手をリレーして逃げ切った。勝ち越した回の、直前に投げた酒居に勝ちがついた。「勝ち越しのサカイ?」である。

1球の勝利はプロ42人目(43度目)になる。偶然にも酒居をリリーフした松永が18年の西武戦で記録して以来。球団別でみると、ロッテでは7人目。他球団より多いが「チョコっと投げ(なめ?)たら、美味しい勝ち(味?)」。これは、やっぱりロッテです。

4月3日の西武戦では50球を投じたが、勝利はつかめなかった。今季は54試合に登板し、投球数は1006球を数えた。その1000分の1に満たない1球で勝利をつかんだ開幕戦。楽天に移っても「1勝(一生?)の思い出?」として残るはずだ。

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ロッテが福浦2軍コーチの「FUKU−袋」発売[ニッカン]

ロッテ福浦和也2軍ヘッド兼打撃コーチ(44)の「FUKU−袋」の発売が29日、決まった。中身は現役時代に販売していたグッズなどが中心。200万円で販売中の等身大福浦フィギュアの半額購入券や、直筆メッセージ入りユニホームも含まれる。

福浦は「来年はいよいよ指導者に専任しての1年目が始まるけど、選手達に福が来るような的確なアドバイスが出来ればと思っているよ」と意気込んだ。

販売詳細
[商品名]FUKU−袋
[価格]7000円(税込み、福浦コーチの背番号70にかけて)
[中身]現役時代に販売していたグッズなど
[販売場所、販売期間]
マリーンズオンラインストア=1月1日午前10時〜予定※なくなり次第終了
プレナ幕張2階特設会場=1月5日午前10時〜予定※なくなり次第終了

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ロッテ、福浦2軍ヘッドの「FUKU−袋」発売[サンスポ]

ロッテ・福浦和也2軍ヘッド兼打撃コーチ(44)の初の福袋「FUKU−袋」が、来年1月1日午前10時より公式オンラインストアで販売されることが29日、明らかになった。価格は背番号70にかけて、税込み7000円。5日のプレナ幕張特設会場での初売りでも販売される。

福袋には福浦グッズに加えて、おみくじキーホルダー入り(大吉、中吉、小吉)スペシャル特典が封入。限定1人には、8月に発売した1体200万円の等身大フィギュアの半額割引券がついている。

今季限りで現役を引退した福浦は「ビックリだね。等身大フィギュアも売れ残って寂しそうだから、半額になったから誰かぜひ引き取って欲しい」とコメント。今年1年で100点を超えるグッズが販売され、1億円(推定)を超える売り上げを記録した福浦グッズだが、今後は本人の意思を尊重し、当面はグッズ製作が行われない予定。貴重なグッズ獲得のラストチャンスとなる。

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ロッテ、「FUKU−袋」発売!福浦コーチ特典付き、出血サービス「半額券」も[スポニチ]

ロッテが福浦2軍ヘッド兼打撃コーチの特典付き初の福袋「FUKU−袋」(7000円、税込み)を発売する。来年1月1日からオンラインストア、同5日からはプレナ幕張2階特設会場で「初売り」が行われる。現役時代のグッズ、コーチ就任後初のグッズとなる「70番の特製袋」「福浦おみくじキーホルダー」などが入る。

また、1点限定として「福浦等身大フィギュア半額割引券」「福浦直筆サインメッセージ入り選手モデルユニホーム」の大当たりも。等身大フィギュアは昨季200万円で発売され、買い手がつかなかったものを出血サービスの「半額券」だ。福浦コーチは「ビックリだね。等身大フィギュアも売れ残って寂しそうだから誰かぜひ引き取って欲しい」と呼びかけた。

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福浦2軍ヘッドの200万円等身大フィギュア、半額バーゲンセールへ[報知]

今季限りで現役を引退したロッテの福浦和也2軍ヘッド兼打撃コーチ(44)のフィギュアがなんと、50%OFFでバーゲンセールされることが29日、決まった。

今年8月に現役引退を記念し、高さ190センチの等身大フィギュアを受注販売したが、買い手が見つからなかった。現在はミュージアムストアで展示、販売しているが、球団はこの機会に“出血大サービス”する方針で、定価200万円を半値の100万円にする。

この日、球団は「FUKU−袋」と題し、現役時代のグッズなどが盛り込まれた福袋を来季の背番号「70」にかけて税込み7000円で販売すると発表した。そのスペシャル特典として等身大フィギュアを買うことができる「福浦選手等身大フィギュア半額割引券」を購入者1人に付けるという。

福浦コーチは「ビックリだね。等身大フィギュアも売れ残って寂しそうだから半額になったから誰かぜひ引き取って欲しいよね」と熱望した。福袋はマリーンズオンラインストアで1月1日10時から、同5日10時からはプレナ幕張2階の特設会場で販売され、なくなり次第終了となる。

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ロッテ、福浦福袋「FUKU−袋」販売へ、1人限定等身大フィギア半額券同封[デイリー]

ロッテ・福浦和也2軍ヘッド兼打撃コーチ(44)の福袋「FUKU−袋」が販売される。中身は現役時代に販売されていたグッズなどで、販売価格は背番号70にかけて7000円(税込み)。

また1人限定で200万円の等身大福浦フィギュア半額購入可能券が同封される。マリーンズオンラインストアで1月1日10時から、プレナ幕張2階特設会場では1月5日10時から販売開始する。

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