わたしはかもめ2020年鴎の便り(9月)

便

9月11日

千葉ロッテ2−0オリックス(ZOZOマリン)

ロッテは6回に中村奨の適時打と角中の適時二塁打で2点を奪った。中村稔は自己最長の7回0/3を1安打無失点で2勝目。2番手の沢村がピンチをしのぎ、益田が23セーブ目。オリックスは打線が1安打で山岡を援護できなかった。

123456789R
オリックス0000000000
千葉ロッテ00000200x2

ページトップ

ロッテ中村奨吾V打「割り切って」山岡カット打ち[ニッカン]

ロッテ中村奨吾内野手(28)が値千金の決勝打を放った。6回2死一、三塁。オリックス山岡のカットボールを中前へ転がした。

山岡を相手に、チームは5回まで無安打に封じられた。「変化球もいいですし、直球が今日はちょっと動いていたというか。そういうボールが多かったかなと思います」。自身も2打席連続で空振り三振だった。

山岡の代名詞、タテのスライダーは5回まで約36%の比率で投げ込まれた。それが6回無死一、二塁のチャンスでは、一気に比率を増やされた。3番菅野、4番安田の左打者2人に対し、投球の約62%がタテのスライダー。決め球にも選ばれ連続空振り三振。中軸2人をねじ伏せられ、流れは山岡にあった。

5番中村奨もカットボールを多投され、追い込まれる。連続三振の残像があってもおかしくない場面ながら「こういう場面で回ってきたら、割り切っていくしかないと思っているので。何とか当たってくれて思って振りました」。4球目のカットボールに食らいつくと、好投の中村稔を助ける待望の先制点につながった。

ページトップ

ロッテ中村稔弥「8回に意識…」ノーノー逃して告白[ニッカン]

抜群のコースに収めてきたツーシームが、少しだけ浮いた。8回無死。ロッテ中村稔弥投手(24)は打者24人目に初安打を許し、ノーヒットノーランの快挙を逃した。

7回まで2四球のみの投球をしていれば、さすがに気になる。「8回に意識しました」とお立ち台で告白し、ファンを笑わせた。8回途中1安打無失点。見事な今季2勝目だった。

制球が落ち着いていた。カウント3−1になったのは、打者24人中2人のみ。「前回の投球はバランスが悪かったので、しっかり練習してやってきました」。

投球後、体が右側に倒れていたことに気がついた。「それで制球も乱れていたので、右足で立つことを投げ終わりに意識したのがよかったと思います」。軸がしっかりしたフィニッシュは見栄えも良かった。

10個のゴロは、ほぼ内野手の正面に転がり、10個のフライは定位置近くに上がり続けた。二塁を守る中村奨は「しっかりと投げ切っていたので、打者が打たされていたのかなと思います」と言った。井口監督も「彼らしい打たせてとる投球だったんじゃないかな」と安心して見ていた。

8回先頭まで93球。「8回もしっかり投げきりたかった」と、最後までマウンドにいられなかった悔しさは残る。それでも堂々と胸を張り、しっかり腕を振ってベンチへ歩く中村稔に、スタンドからは惜しみない拍手が送られた。

ページトップ

ロッテ沢村「勝ちつけたい」仲間の快投に応える剛球[ニッカン]

ロッテ沢村拓一投手が新しい仲間の快投に魂を震わせた。

8回無死、先発中村稔が打者24人目で初安打を許して降板。2点のリードを守り抜くべく、2番手としてマウンドへ向かった。「(中村)トシヤがすごい投球をしていたので、勝ちをつけたい。その気持ちだけでした」。

豪快に腕を振る。代打西野に全6球150キロ超で空振り三振。相手に傾きかけた流れをぶった切った。5球目の155キロは、今季チーム最速タイ。「マウンドではただ、思い切り投げるだけです」と頼もしい。8日、巨人からの移籍後初登板ではユニホームが間に合わず、106番を背負って3者三振。この日は「57」でのデビュー戦だった。

チームは2点差以内の白星が勝ち星の6割以上を占め、2位につける。沢村も2戦連続で僅差で登板し、願い通りに中村稔の2勝目を援護した。「こういう試合を勝てたのは大きい」と喜びをかみしめた。

ページトップ

清峰時代18K/ノーノー逃したロッテ中村稔弥略歴[ニッカン]

ロッテは中村稔弥投手が2勝目を挙げた。7回まで無安打無失点も、8回先頭に初安打を許し降板。その後沢村ら救援陣がオリックスの反撃を封じた。

中村稔弥(なかむら・としや)
1996年(平8)7月8日、長崎県生まれ。清峰では1年からベンチ入り。3年夏の県大会で大会記録タイの1試合18奪三振を記録。亜大では東都大学リーグ通算18勝。最優秀投手1度、最優秀防御率2度、ベストナイン2度獲得。18年ドラフト5位でロッテ入団。プロ1年目の昨季は10試合で1勝1敗、防御率4.32。178センチ、84キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸1300万円。

ページトップ

ロッテ、名物ウグイス嬢谷保さんの記念グッズを発売[ニッカン]

ロッテは11日、場内アナウンス担当・谷保恵美さんの担当30周年記念グッズを受注販売することを発表した。

ラインアップはボイスラバーストラップ、マフラータオルなど。球団オンラインストアで12日から22日まで販売する。

球団広報室は「ボイスラバーストラップには、10種類以上の谷保さんの生音声が収録されており、ボタンを押すとランダムで再生されます。スタジアムバージョン、日常バージョンそれぞれに違う内容を収録し、谷保さん自身の監修です」とPRした。

ページトップ

故障のロッテ荻野&福田秀平、来週中にも実戦復帰[ニッカン]

故障で離脱中のロッテ荻野貴司外野手(34)と福田秀平外野手(31)が、順調ならば来週中にイースタン・リーグで実戦復帰する見込みとなった。

井口資仁監督(45)が11日、オリックス戦(ZOZOマリン)の試合前に報道陣に対応。「来週あたりから2人は試合に出る予定なので」と話した。

荻野は7月23日に右大腿二頭筋の筋損傷で、福田秀は8月29日に右恥骨筋の筋損傷で、それぞれ出場選手登録を抹消されていた。

ページトップ

ロッテ・レアード今季復帰は絶望的、井口監督明かす[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(45)が11日、ブランドン・レアード内野手(33)が今季中の復帰が絶望的なことを明かした。

オリックス戦(ZOZOマリン)の前に報道陣に対応。「今シーズンは無理だと思います」と明言した。

レアードは今季、開幕から4番を任されたが、腰の張りの影響もあり成績は低迷。8月5日に出場登録選手を抹消され、同16日に米国へ一時帰国した。昨オフに球団と2年契約を結んでいる。

ページトップ

[評論家コラム]田村代役ロッテ柿沼「反省点」と「勇気」/里崎智也[ニッカン]

ロッテ田村の負傷離脱で、柿沼友哉捕手に注目した。こういう緊急事態でどんなプレーをするのか。試合の結果と同じくらい柿沼のリード、動きが重要だと、そういう位置付けで見ていた。

まず、2度の暴投があったが、いずれも止められたはずの球だった。1点を追う5回無死二塁で暴投で三進を許す。確かに岩下はストレートを指にかけてしまった。しかしノーバウンド。投手のミスとしては許容範囲、対応できないボールではない。

今季のロッテは相手のミスに乗じて勝ってきた。記録は暴投も、捕手が対応できるボールをミスしての失点は、今年の戦いではない。今の柿沼に大化けは求められない。こういう時はできることを確実にする、その1つがキャッチング。そこをよく確認して欲しい。

一方で、勇気あるリードで中軸を抑えた。1回はストレート中心で痛打され、3失点。2回は変化球を中心に要所でストレートに組み替えた。迎えた4回、まず前の打席でストレートを2ランされた中田に対し、初球からストレート。打者というのは打った球と同じ球種から入るとは思わない心理が働く。その裏をかいた。その後はフォークを連投して空振り三振。

さらに5番渡辺に対しても、よく打者心理を踏まえていた。ストレートに強い渡辺だが、変化球を3球続けてからストレート。ストレートに強い自負がある渡辺がそのストレートを振り遅れる格好で空振り三振。打者の思惑を逆手に、岩下にもその意図を理解させたリードだった。

初回の3失点、そして暴投が絡んでの4点目が痛かった。そこには柿沼にも反省はある。しかし、たとえミスをしようが、明日からもグラウンドに出ていくしかない。こういう時、捕手が最もやってはいけないことは、下を向くこと。ファンは投手、打者、捕手を見ている。常に見られていることを念頭に、堂々とプレーしてもらいたい。

ページトップ

ロッテ・沢村、また1回完全救援!「稔弥に勝ちを…その気持ちだけ」入魂12球[サンスポ]

魂の12球だ。ロッテ・沢村拓一投手(32)が11日、オリックス16回戦(ZOZOマリン)で巨人から移籍後2試合目の登板。2−0の8回無死二塁で2番手として救援し、最速155キロを記録するなど、3人をピシャリと抑え込み、2ホールド目を挙げた。首位・ソフトバンクを追走、そして逆転優勝へ、新天地で水を得た魚となった沢村が躍動する。

マウンドで吠えた。吠えまくった。沢村が3者連続空振り三振に仕留めた8日の日本ハム戦に続き、またも完全救援だ。

「稔弥(としや)がすごいピッチングをしていたので勝ちをつけたい、その気持ちだけでした」。

7回までノーヒットノーランを続けていた先発の中村稔が8回先頭の安達に右中間二塁打を許すと、井口監督は迷うことなく沢村に託した。ロッテのデビュー戦ではユニホームが間に合わず、福嶋明弘打撃投手の背番号「106」を借りたが、この日は10日に完成した「57」のユニホームでマウンドに上がった。

「自分は行けと言われたら、行ける準備をして、マウンドではただ、ただ思いっきり投げるだけ」。無死二塁。最初の打者は8日の西武戦で9回に高橋光のノーヒッターを阻止した代打・西野。いきなり3ボールとしたが、慌てることなく、全球直球勝負で最後は154キロで空振り三振。続く伏見は150キロで遊ゴロ、さらに西村を153キロで左飛に打ち取った。直球の最速は前回を上回る155キロ。全12球中10球のストレートは全て150キロ超え。魂を揺さぶるマウンドに、指揮官も「打者をねじ伏せる。そういう投球だった」と感服した。

巨人時代は気難しいイメージもあったが、練習中のベンチでロッテ製菓「紗々(さしゃ)」を両手に、「よっしゃー」。さらに「パイの実は1つが64層から成り立っていることを教えてもらいました。日々、勉強。ロッテで色んなことを教わりたい」と、“宣伝部長”の役割もいとわない。

これでチームは先制点を取った試合で20連勝、金曜日は7連勝となり、沢村は「投手が粘って野手が援護してくれる。こういう試合を勝てたのは大きい」。逆転Vに、その剛腕はもう欠かせないピースだ。

ページトップ

ロッテ・中村稔、自己最長7回0/3を1安打0封、7回まで無安打快投[サンスポ]

7回までノーヒットノーランを続けていた亜大出身の2年目左腕、中村稔は8回先頭の安達に二塁打されて快挙を逃した。「7回に中軸を抑えて意識した。そんなに甘くないですね」。それでも自己最長の7回0/3を投げ、1安打無失点で2勝目を挙げた。中11日での登板。その間に「投げた後に右側に体が倒れて制球が乱れていた」とフォームを修正。三振は1つでも、10個のアウトをフライで取り「球が手元で伸びているのかな、という感覚はあった」と自信を深めた様子だった。

ページトップ

ロッテ・中村奨が均衡破る適時打「点を取ってあげたかった」[サンスポ]

ロッテの中村奨が均衡を破る適時打を放った。6回2死一、三塁で外角へのカットボールを中前にしぶとくはじき返した。5回まで山岡に無安打に抑え込まれていた中でワンチャンスをものにし「稔弥(中村)が頑張っていたので、何とか点を取ってあげたかった」と喜んだ。

今季はあらゆる打順をこなし、最近は8試合連続で5番打者として先発している。懸命にもがいている21歳の若き4番の安田を後ろから支えており「安田が打てなかったら、しっかり自分がかえせるように」と頼もしかった。

ページトップ

ロッテ・沢村がまた好救援、ピンチで登板、3人をピシャリ[サンスポ]

ロッテの沢村が巨人からの移籍後2試合目の登板でも好救援を見せた。2−0の8回無死二塁で2番手として登板し、3人をぴしゃりと抑えた。先頭打者に初安打を浴びて降板した、先発の中村稔に白星をプレゼントし「すごい投球をしていたので『勝ちを付けたい』という気持ちだけだった」と汗を拭った。

直球は最速155キロをマークし、140キロ台後半のスプリットとのコンビネーションで圧倒している。井口監督は「打者をねじ伏せるような投球だった」とうなった。

ページトップ

ロッテ・中村稔、自身最長8回途中1安打0封も…無念の降板[サンスポ]

ロッテ・中村稔弥投手(24)が、オリックス・山岡と息詰まる投手戦を展開した。

「少し間隔が空いたので、フォームの見直しをすることができた。良い感覚がつかめてきたので、それを出せたらなと思います。チームが非常に良い状態なので、自分もその力になれるように頑張ります」。

4〜6日のソフトバンク3連戦に向けたローテーション再編で、8月30日のオリックス戦以来、中11日での登板となった2年目左腕は意気込んだ。直球の最速は142キロながら、“亜大ツーシーム”がさえわたる。亜大出身の東浜(ソフトバンク)、山崎康(DeNA)同様に、シンカーやフォークボールのような軌道で落差のあるツーシーム。「大学3年秋から本格的に試合で使うようになった」という球種を軸に、7回まで2与四球だけの完璧な投球を続けた。

しかし、打線が援護できない。井口監督は「山岡は(縦に大きく落ちる)スライダーのいい投手。しっかりゾーンを上げて、見極めが大事になる。そんなに連打できる投手じゃないので」と話していたが、攻略の糸口をつかめない。それでも6回、先頭の加藤のチーム初安打を足場に無死一、三塁。菅野、安田が連続空振り三振に倒れたが、中村奨、角中の連続適時打で待望の先制点を奪った。

中村稔はノーヒットノーランの快挙まであと6アウトに迫った8回。先頭の安達に右中間二塁打を許し、93球で無念の降板となった。

ページトップ

ロッテ・福田秀、荻野が実戦復帰へ、イースタン・リーグ日本ハム戦[サンスポ]

戦線離脱中のロッテ・福田秀平(31)、荻野貴司(34)の両外野手が、早ければ15日のイースタン・リーグ、日本ハム戦(鎌スタ)で実戦復帰する見込みとなった。ソフトバンクからロッテにFA移籍した福田秀は右恥骨筋損傷で8月29日に、荻野は右大腿二頭筋の筋損傷で7月23日に出場選手登録を抹消されていた。ソフトバンクと熾烈な優勝争いを展開するチームにとって、1軍復帰が待たれる。

ページトップ

ロッテの名物ウグイス嬢・谷保恵美さんの声が好きなときに聴ける!![サンスポ]

ロッテは、9月12〜22日までマリーンズオンラインストア限定で名物ウグイス嬢の谷保恵美さんの担当30周年を記念したグッズを受注販売する。谷保さんは1991年8月9日の日本ハム戦(川崎)から30年連続で場内アナウンスを担当。記念グッズは、ボイスラバーストラップ(税込1800円)、マフラータオル(同1600円)、Tシャツ(同3000円)、アクリルキーホルダー(同600円)。ボイスラバーストラップには10種類以上の谷保さんの生音声が収録されており、中央のボタンを押すと、その中からランダムで谷保さんの声が再生される。スタジアムバージョン、日常バージョンそれぞれ違う内容を収録しており、収録内容は谷保さん自身が監修。日常バージョンでは『おめでとう』、『今日も1日頑張ろう』などのボイスが出る。ロッテファンには垂涎のグッズだ。

ページトップ

「幕張寿司」の店主、ロッテ・レアードの今季中の復帰は絶望的[サンスポ]

ロッテのブランドン・レアード内野手(33)の今季中の復帰が絶望的となった。井口資仁監督(45)が11日、「今シーズンは無理だと思います」と言及した。

開幕前から腰の違和感を訴えていた同選手は、腰痛からくる足のしびれを訴えて、8月5日に出選手登録を外れた。その後、球団側と協議し、米国で治療することとなり、同16日に帰国していた。開幕4番を務めた今季は39試合に出場し、打率.233、6本塁打、15打点だった。

日本ハム時代の2016年に本塁打王となった同選手は今季が来日6年目。昨季からロッテに移籍し、同11月に2年契約、年俸220万ドル(約2億4200万円)で合意しており、来季も契約が残っている。

ページトップ

ロッテ・沢村、新背番「57」お披露目!2戦連続恩返し完全救援、3球連続150キロ台直球で三振も[スポニチ]

限定仕様の真っ赤な「CHIBAユニホーム」。ロッテ・沢村のたぎる闘志を表すようだった。中村稔が7回まで無安打投球。2−0の8回、先頭の安達に右中間二塁打を許すと、チーム合流4日目の男がマウンドに上がった。ロッテファンに前回同様、大きな拍手で迎えられた。

「トシヤ(中村稔)が凄い投球をしていたので勝ちをつけたい。その気持ちだけでした。自分は行けと言われたら行ける準備をしていた」。

1人目の代打・西野に3ボールとしたが、ここから153キロ、155キロ、154キロと3球連続直球を投げ込み空振り三振。伏見、西村も凡打に仕留めた。「マウンドに上がったら、思い切り投げるだけ」。圧巻の3人斬りでピンチをしのぎ、2戦連続で完全投球だ。

電撃トレードは7日に発表された。16年のセーブ王は、今季は制球難で3軍落ちも経験した。巨人・原監督は新天地での完全復活も願って送り出したはず。そんな親心に応える投げっぷりだった。

チームはオリックスに本拠で7連勝。首位のソフトバンクを1.5ゲーム差で追う。9回の益田を含めた1安打完封リレーに、沢村は「投手が粘って野手が援護してくれる。こういう試合を勝てたのは大きい」と言った。

3者三振の新天地デビューとなった8日の日本ハム戦ではユニホームが間に合わず借り物の「106」だったが、この日は自身の「57」で躍動。「前回同様に制球もよく、力でねじ伏せてくれた」。井口監督は既に、沢村を欠かせない戦力と認めている。

ページトップ

ロッテ2年目・中村稔、7回まで無安打の好投で2勝目、降板時には万雷の拍手も[スポニチ]

ロッテ2年目左腕の中村稔はノーヒットノーランを逃したが、自己最長の7回0/3を1安打無失点で2勝目を飾った。8回に先頭・安達に二塁打を許して交代。「7回に中軸を抑えて意識した。そんなに甘くない。8回も抑えたかった」と悔やんだが、降板時には本拠地のスタンドから万雷の拍手を浴びた。

三振は1つでも10個のアウトをフライで取り「球が手元で伸びているかなと思った」と振り返る。井口監督は「安打を打たれるまで投げさせようと思った。彼らしい打たせて取る投球だった」と称えた。

ページトップ

ロッテ・レアード今季絶望的、腰違和感で帰国中…井口監督が見通し語る[スポニチ]

ロッテの井口監督が、腰の違和感で米国に帰国中のレアードに関して「(詳しい報告は)まだ来ていないが、(日本に)帰ってきても今年は無理でしょうね」と今季中の復帰は絶望的との認識を示した。

今季は2年契約の1年目にあたる。また、7月に右太腿の筋損傷を負った荻野、8月下旬に右恥骨筋損傷で離脱した福田秀については「来週から試合に出る予定」と説明した。

ページトップ

NPB「早急に12球団で確認したい」、大規模イベントの「人数制限緩和」受け臨時実行委開催[スポニチ]

プロ野球は政府の新たなイベント開催制限の方針を受け、12日に臨時の実行委員会を開き対応を協議する。「早急に12球団でいろいろなことを確認したい」と日本野球機構の井原敦事務局長。

大規模イベントは19日から11月末まで、現状の上限5000人という人数制限が除かれ、収容人数の50%に緩和された。プロ野球はJリーグと連名で8日に、西村経済再生担当相宛てに要望書を提出。「収容人数の50%、または2万人のいずれか少ない方」への緩和を訴えていた。

ページトップ

ロッテ・中村稔、ノーノー逃すも8回途中1安打無失点で2勝目「そんなに甘くない。でも抑えたかった」[スポニチ]

ノーヒットノーランへの期待が高まった8回、ロッテ・中村稔は先頭・安達に右中間二塁打を浴びた。ここで無念の交代。それでも地元ファンから大きな拍手を浴びた。自己最長の7回0/3を投げ、1安打無失点で今季2勝目。堂々の投球内容だった。

「7回に中軸を抑えて意識した。そんなに甘くない。でも、8回もしっかり抑えたかった」。

8月30日のオリックス戦から中11日での先発となった。その期間中、ブルペン待機もしたが、登板機会は訪れなかった。その時間を利用して「投げた後に右側に体が倒れて制球が乱れていた。投げ終わりを意識した」とフォームを見つめ直した。

2年目左腕は快挙を逃したが、井口監督は「(安打を)打たれるまで投げさせようと思っていた。彼らしい打たせて取る投球だった」と絶賛する。安田、和田らの野手陣だけではない。投手陣も着実に若手が育っている。

ページトップ

ロッテ・中村稔、ノーノーならず、8回に初安打許す…2番手・沢村が完璧リリーフ[スポニチ]

ロッテの2年目左腕・中村稔弥投手(24)が11日、ZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス戦で、7回までノーヒットに抑える快投を見せた。

1、2回をともに三者凡退と上々の立ち上がりを見せると、3回は2死から西村、福田に連続四球を与えて2死一、二塁のピンチを招くも、続く2番・山足を直球で左飛に打ち取った。味方打線はオリックス先発・山岡を相手に5回まで無安打に抑えられていたが、6回に中村奨、角中の連続適時打で2−0と先制。2点の援護を得た中村稔は7回、3番・吉田正を左飛に打ち取ると、続くジョーンズは右飛、松井佑は二飛に仕留めた。

しかし8回、先頭の安達に二塁打を打たれ、ノーヒットノーランはならず。球団としては1973年10月10日の太平洋戦(県営宮城)の八木沢荘六(完全試合)以来、47年ぶりとなる快挙は逃した。中村稔はこの場面で降板し、7回0/3で93球を投げて1安打2四球で無失点だった。

2番手として巨人からトレードで加入した沢村が移籍後2度目の登板。代打・西野を154キロの直球で空振り三振に斬ると、伏見を遊ゴロ、西村を左飛に打ち取って無失点で切り抜けた。

ページトップ

ロッテ、名物ウグイス嬢・谷保恵美さんグッズついに完成、担当30周年を記念[スポニチ]

ロッテは12日から22日までマリーンズオンラインストア限定で場内アナウンス担当谷保恵美さんの担当30周年を記念したグッズを受注販売する。

谷保さんは1991年8月9日の日本ハム戦(川崎)から30年連続で場内アナウンスを担当。谷保さん30周年記念ボイスラバーストラップ(日常バージョン、スタジアムバージョン)価格:1800円(税込み)、マフラータオル:1600円、Tシャツ:3000円(サイズ:S、M、L、XL/カラー:ホワイト、ブラック、ピンク)、アクリルキーホルダー:600円(全て税込み)。

10月上旬から中旬の届けを予定。球団広報室は「谷保さん30周年記念ボイスラバーストラップには10種類以上の谷保さんの生音声が収録されており、中央のボタンを押すとその中からランダムで谷保さんの声が再生されます。スタジアムバージョン、日常バージョンそれぞれ違う内容を収録しており、収録内容は谷保さん自身が監修しています。日常バージョンですと『おめでとう』とか『今日も1日頑張ろう』などのボイスが出ます」とアピールしている。

ページトップ

ロッテ・レアード今季絶望、荻野&福田秀は来週から実戦復帰、井口監督明かす[スポニチ]

ロッテ・井口監督が11日、オリックス戦前の練習中に取材対応し、故障者の現状について言及した。7月に右太腿の筋損傷を負った荻野と8月下旬に右恥骨筋損傷で離脱した福田秀については「外野手の2人は来週から試合に出る予定」とし、今月後半にも1軍復帰できる見通しとなった。

一方で、腰の違和感で米国に帰国しているレアードに関しては、「僕のところにもまだ報告がない。まあ、(日本に)帰ってきても今年は無理でしょうね」と今季絶望との認識を示した。

ページトップ

「57」沢村拓一ピンチでまた3人斬り、中村稔弥に「勝ちつけたい」一心[報知]

新背番号「57」のお披露目だ。2点リードの8回無死二塁、沢村の名がコールされると球場からは地響きのようなどよめきと、鳴りやまない拍手。“沢村ショー”の始まりだ。

「(中村)稔弥がすごいピッチングをしていたので、勝ちをつけたい。その気持ちだけでした」。代打・西野には全球直球勝負。フルカウントから154キロの直球で空振り三振に仕留めた。伏見を遊ゴロ、西村を左飛に抑えると、右手で強く拳を握り、グラブを叩いた。

移籍後即登板となった8日の日本ハム戦では試合用ユニホームが間に合わず、体格が似ている福嶋明弘打撃投手の「106」を着て登板したが、10日にユニホームが完成。地元・千葉のために戦う「ALL for CHIBA」イベント用のサンライズレッドのユニホームで「57」がお披露目となった。

背番号「57」のユニホームで登板した沢村背番号「57」のユニホームで登板した沢村「投手が粘って野手が援護してくれる。こういう試合を勝てたのは大きい。マウンドではただ、ただ思いっきり投げるだけです」。3者連続三振だったロッテ・デビュー戦に続く3人斬りで2試合連続ホールド。先発・中村稔がベンチで感謝の一礼をすると、沢村は肩を叩いてねぎらった。沢村の好救援で、チームはオリックスに今季13勝2敗1分けとした。

ページトップ

プロ野球、Jリーグなど人数制限緩和で数万人動員可能に…映画館などは満員OK[報知]

政府は11日、新型コロナウイルス感染症対策分科会を開き、プロスポーツや映画館などの人数制限を緩和することを決めた。19日からプロスポーツは5000人の人数制限を撤廃、会場の収容人数の50%まで可能にする。プロ野球やサッカーJリーグは大規模会場であれば数万人の動員が可能な大幅緩和となる。規模が小さく感染リスクが低い映画館などは満員も認める。

西村康稔経済再生担当相は分科会後の記者会見で、冬にインフルエンザとの同時流行が懸念されることなどを踏まえ、制限緩和は11月末までの当面の措置だと説明した。「感染状況の悪化や、緩和でクラスターが発生した場合は見直しもあり得る」と述べ、慎重な対応が必要だと強調した。4連休初日の今月19日に合わせて経済活動を再び拡大させることについて、新規感染者数が減少に転じたことや、収益悪化を懸念する事業者側から要望があったことを理由に挙げた。緩和は2ヶ月ぶりとなる。

プロ野球は入場料収入が落ち込み「どの球団も財政的に厳しい」(斉藤惇コミッショナー)状況。オリックスの森川秀樹球団本部長は「大勢のお客さんに見てもらえるのは選手の励みになる。経営的にもありがたい」と政府方針を喜んだ。

Jリーグは上限を会場収容数の50%とし、収容数が1万7000人以上のスタジアムは30%程度から段階的に引き上げると発表した。従来は上限5000人だった。村井満チェアマンは「より多くのお客さまをお迎えしての試合をお届けすることとなる」との談話を出した。F東京の長谷川健太監督は「スタジアムの雰囲気が、がらっと変わってくると思う。熱烈なサポーターの前で試合ができることを楽しみにしたい」と話した。

一方、映画、演劇業界は手放しで歓迎する雰囲気ではない。歌舞伎座は「コメントすることはありません」と慎重な姿勢。歌舞伎に詳しい関係者は「10月分は既に販売する客席の割り振りが決まっているので、今月同様に50%以下にとどまるでしょう」とし、「さらに感染予防策を強化する必要があるのではないか」と懸念を示した。出演者らの感染で公演中止もあった宝塚歌劇団は「全国の各劇場と足並みをそろえたい。すぐに100%はない。準備しても1、2か月はかかるし、お客様の心情を考えると発売中のチケットを急に増やすことはできない」とした。

大手映画会社の社員は「映画館の収容率が上がるのは喜ばしい」と集客に期待しつつ「新作公開に向けたイベントは、まだまだ以前のような規模では実施できず、手探りの状態が続く」と打ち明けた。

ページトップ

レアード今季絶望的…腰の張りで帰国、井口監督にも「帰ってきても無理でしょうね」[報知]

ロッテの井口資仁監督(45)が11日、試合前取材に応じ、故障中のレアードについて言及した。8月4日のオリックス戦で腰の張りを訴え、翌日に抹消。同16日に治療のため一時米国に帰国したが、「僕のところにもまだ報告がない。まあ(日本に)帰ってきても今シーズンは無理でしょうね」と、今季絶望を示唆した。

レアードはここまで39試合に出場し6本塁打、15打点、打率2割3分3厘。チームは現在上位に食らいついているが、昨季チーム最多の32本塁打をマークしている“すし大砲”が、無念の結果となった。

ページトップ

名物ウグイス嬢・谷保恵美さんのグッズを受注販売[報知]

ロッテは11日、マリーンズオンラインストア限定で、場内アナウンス担当・谷保恵美さんの担当30周年を記念したグッズを、12日から22日まで受注販売すると発表した。

谷保さんは1991年8月9日の日本ハム戦(川崎球場)から30年連続で場内アナウンスを担当。グッズは「30周年記念ボイスラバーストラップ」(日常バージョン、スタジアムバージョン)1800円、「マフラータオル」1600円、「Tシャツ」3000円など(いずれも税込み)。

球団広報は「ボイスラバーストラップには10種類以上の谷保さんの生音声が収録されており、中央のボタンを押すとその中からランダムで谷保さんの声が再生されます。スタジアムバージョン、日常バージョンそれぞれ違う内容を収録しており、収録内容は谷保さん自身が監修しています」とPRした。

ページトップ

ロッテ・中村稔、7回終了までノーノー圧巻星!自己最長7回0/3を1安打無失点[デイリー]

若武者が輝きを放った。2年目左腕のロッテ・中村稔が7回まで無安打の快投。73年に完全試合を達成した八木沢荘六以来、球団3人目のノーヒットノーランは逃したが、自己最長7回0/3を1安打無失点で2勝目をマーク。「テンポ良く真っ直ぐで押せた」と喜びに浸った。

ツーシームも効果的に使った。制球も抜群で持ち味の打たせて取る投球を披露した。7回にクリーンアップを三者凡退に抑え、無安打投球は「8回に意識しました」という。その直後、8回先頭の安達に右中間二塁打を浴びて降板。「8回も、しっかり投げ切りたかった」と反省した。

成長著しい背番号48。同じ左腕で母校・亜大の1学年上の先輩、阪神・高橋の存在が刺激になっている。「本当にすごいボールを投げる。憧れの存在です」。大学時代から慕ってきた左腕の背中を追い続けている。

今季はリリーフから先発に回った。「結果を出してくれた。またチャンスがある」と井口監督。優勝争いを繰り広げるチームで、また若い力が台頭した。

ページトップ

NPB、19日から観客収容50%へ、政府方針受け12日に臨時会議[デイリー]

政府は11日、新型コロナウイルス感染症対策分科会を開き、イベント開催における観客の制限緩和について、プロ野球やJリーグといった大規模スポーツイベントは会場定員の「50%以内」を維持し、「5000人」の人数制限を撤廃することを決めた。緩和は19日から11月末までの当面の措置となる。

政府方針を受け、日本野球機構(NPB)の井原事務局長は「早急に12球団で色々なことを確認したい」と話した。12日に臨時の実行委員会を開き、対応を協議する。協議の結果、政府の新たな方針をそのまま履行する場合、収容4万7508人の甲子園球場では、2万3754人の入場が可能となる。

プロ野球とJリーグは8日に西村経済再生担当相宛てに「上限2万人、または収容50%の少ない方」へ引き上げる要望書を提出。分科会終了後の会見で、西村氏はプロ野球の斉藤コミッショナー、Jリーグの村井チェアマンと意見交換も行ったことを明かした。

今季は7月10日から上限5000人の有観客試合を続けてきた。「どの球団も財政的に厳しい」(同コミッショナー)と、苦しい経営を余儀なくされてきた各球団にとっては、何よりの朗報となる。

ページトップ

ロッテの沢村“火消し”に充実、中村稔に「勝ちをつけたい。その気持ちだけでした」[デイリー]

巨人からロッテにトレードで移籍した沢村が、8回、移籍後2試合目の登板をした。背番号57をつけての初登板は無死二塁のピンチを見事に“火消し”して、完封リレーに貢献。快投の中村稔にも、しっかりと2勝目をつけた。

無安打投球が途切れた直後、8回無死二塁から、という難しい局面から代打の西野を空振り三振。続く伏見は遊ゴロに打ち取り、西村も左飛に打ち取り、流れを相手に渡さなかった。

試合後は「トシヤ(中村稔)が凄いピッチングをしていたので勝ちをつけたい。その気持ちだけでした」と広報を通じコメント。「投手が粘って野手が援護してくれる。こういう試合を勝てたのは大きい。自分は行けといわれたら行ける準備をしていた。マウンドではただ、ただ思いっきり投げるだけです」と思いを込めた。

ページトップ

ロッテ・沢村、移籍2試合目お見事“火消し”「行ける準備をしていた」57番で初登板[デイリー]

巨人からロッテにトレードで移籍した沢村が、8回、移籍後2試合目の登板をした。背番号57をつけての初登板は無死二塁のピンチを見事に“火消し”した。

3者連続三振という圧巻のロッテデビューを果たしてから3日。2試合目の登板は7回までノーヒット投球だった中村稔が8回先頭の安達に初安打を許した直後という難しい状況で迎えた。

代打の西野に対し、3ボールとしてからフルカウントまで戻し、空振り三振を奪い前回登板から通じて4連続三振。続く伏見は遊ゴロに打ち取り、西村も左飛に打ち取った。

試合後、「トシヤ(中村稔)が凄いピッチングをしていたので勝ちをつけたい。その気持ちだけでした」と広報を通じコメント。「投手が粘って野手が援護してくれる。こういう試合を勝てたのは大きい。自分は行けといわれたら行ける準備をしていた。マウンドではただ、ただ思いっきり投げるだけです」と思いを込めた。

9回は抑えの益田が締めくくり、3投手で1安打完封リレーを完成させた。

相手の先発・山岡も5回終了まで無安打投球という投手戦だったが、6回に中村奨が先制タイムリー、角中もタイムリーで続き、貴重な2点を挙げた。山岡は3敗目。

ページトップ

ロッテ・中村稔が7回終了まで無安打快投で2勝目、沢村“火消し”で1安打完封リレー[デイリー]

ロッテの先発、2年目の中村稔が7回終了までノーヒットの快投で2勝目を挙げた。8回の先頭打者に安打を許し、球場に落胆ムードが漂いかけた場面では沢村が2番手で登場。3人で抑え、益田につなぐ1安打完封リレーに貢献した。

大記録を期待する熱気が冷めた球場に、沢村が熱気を再注入した。背番号57をつけての初登板は2点差、無死二塁からという難しい状況だった。

3者連続三振という圧巻のロッテデビューを果たしてから3日。この日も闘志をむき出しに腕を振った。代打の西野に対し、3ボールとしてからフルカウントまで戻し、空振り三振で前回登板から通じて4連続三振。続く伏見は遊ゴロに打ち取り、西村も左飛に打ち取った。

オリックスの先発・山岡も5回まで無安打投球という投手戦だったが、6回にロッテ打線が攻略。中村奨が先制打、角中も適時打で続き貴重な2点を奪った。9回は益田が抑えで逃げ切りに成功。中村稔が2勝目(3敗)、益田は23セーブ目で、首位・ソフトバンクに食らいついている。

オリックスは好投の山岡を援護できなかった。山岡は5試合目の登板だったが今季初勝利はならず、3敗目。

ページトップ

ロッテ・中村稔、ノーヒットノーランならず、8回、安達に初安打、沢村に交代[デイリー]

7回終了までノーヒットノーラン投球を継続していたロッテの先発・中村稔が8回、この試合の初安打を先頭の安達に許した。このタイミングで井口監督は沢村へ投手を交代した。

初回、2回と三者凡退とし、3回に2つの四球を出したが、山足を左飛に打ち取った。4回から7回は三者凡退で終えた。

この試合はオリックスの先発・山岡も5回終了までノーヒット投球という投手戦だった。ロッテ打線が6回に山岡を攻略して、中村稔は2点の援護を受けていた。

中村稔は亜細亜大から18年のドラフト5位で入団した2年目。今季は試合前の時点で9試合に登板し1勝2敗だった。

ページトップ

ロッテ・中村稔が7回を終えてノーヒットノーラン投球、6回に2点援護[デイリー]

ロッテの先発・中村稔が7回を終えて、ノーヒットノーラン投球を継続している。

初回、2回と三者凡退とし、3回に2つの四球を出したが、山足を左飛に打ち取った。4回から6回は三者凡退で終えた。

この試合はオリックスの先発・山岡も5回終了までノーヒット投球という投手戦だった。ロッテ打線が6回に山岡を攻略して、中村稔は2点の援護を受けていた。

7回は最大の難所と思われる吉田正を左飛に抑えると、ジョーンズ、松井佑も打ち取った。

中村稔は亜細亜大から18年のドラフト5位で入団した2年目。今季は試合前の時点で9試合に登板し1勝2敗だった。

ページトップ

ロッテの名物アナウンス・谷保さんの“生音声”入り!担当30年記念グッズ発売[デイリー]

ロッテは11日、明日12日から22日までマリーンズオンラインストア限定で、場内アナウンス担当・谷保恵美さんの担当30周年を記念したグッズを受注販売すると発表した。

谷保さんは1991年8月9日の日本ハムファイターズ戦(川崎球場)から30年連続で場内アナウンスを担当している。

グッズの詳細は以下の通り。

谷保さん30周年記念ボイスラバーストラップ(日常バージョン、スタジアムバージョン)価格:1800円(税込み)。マフラータオル:1600円、Tシャツ:3000円(サイズ:S、M、L、XL/カラー:ホワイト、ブラック、ピンク)。アクリルキーホルダー:600円(全て税込み)。

販売はマリーンズオンラインストアにて12日10時から22日23時59分まで受注。10月上旬から中旬に届く予定。生産の状況により、届け日が前後する可能性がある。

ロッテ広報室は「谷保さん30周年記念ボイスラバーストラップには10種類以上の谷保さんの生音声が収録されており、中央のボタンを押すとその中からランダムで谷保さんの声が再生されます。スタジアムバージョン、日常バージョンそれぞれ違う内容を収録しており、収録内容は谷保さん自身が監修しています。日常バージョンですと『おめでとう』とか『今日も1日頑張ろう』などのボイスが出ます」とPRした。

ページトップ

ロッテ・レアードが今季絶望、井口監督が明言「無理だと思います」[デイリー]

ロッテ・井口資仁監督が11日、腰痛のため米国に帰国中のブランドン・レアード内野手について、今季中の復帰が難しいとの見解を示した。主砲は8月中旬に米国に一時帰国。当初から長期離脱の可能性は想定されたが指揮官はこの日、「今シーズン(の1軍復帰)は無理だと思います」との考えを示した。レアードは今季が2年契約の1年目となる。

また井口監督は、故障で離脱中の荻野貴司外野手と福田秀平外野手について「来週辺りから(2軍の)試合に出る予定」と明言。荻野は右大腿二頭筋の筋損傷の影響、福田秀は右恥骨筋損傷の影響で、いずれも2軍で調整を続けてきた。主力の外野手2人が復帰するまで「何とか我慢して。打線を含めてやっていければ。今しっかり(選手が)頑張ってくれている」と奮起を促した。

ページトップ

ロッテ和田康士朗に懸かる53年ぶり快挙の期待…独立L、育成へて開花した韋駄天[Full-Count]

◇規定到達せずに盗塁王獲得なら1967年の東京オリオンズ・西田孝之以来

支配下登録を勝ち取ってからわずか3ヶ月にして、その活躍はマリーンズファンの間でセンセーションを巻き起こしつつある。ロッテの和田康士朗外野手は、10日時点でパ・リーグトップとなる18盗塁をマーク。支配下登録1年目での盗塁王獲得の可能性も出てきている。

和田は埼玉・小川高校からルートインBCリーグの富山GRNサンダーバーズを経て、2018年に育成ドラフト1位で入団。1年目から2軍で94試合に出場したものの、打率.167、1本塁打、3打点と打撃面に課題。のちに最大の武器となる盗塁も、6つの成功に対して失敗は7つ。粗さが目立っていた。

転機は2年目。2軍で103試合に出場し、打率.264、6本塁打、20打点躍進。リーグ2位タイの23盗塁(8盗塁死)を記録し、走攻守での成長を見せた。迎えた3年目の今季。新型コロナウイルス感染拡大で開幕が延期となる中、6月に支配下契約を勝ち取り、代走要員として自身初の開幕1軍に滑り込んだ。

迎えたソフトバンクとの開幕戦。1点ビハインドの9回に代走で出場すると、甲斐拓也捕手を相手にプロ初の盗塁を成功。チャンスを広げ、土壇場の同点劇へとつなげた。

代走として出場することの多い和田は打席に入る機会は多くなく、10日時点で55打席。規定打席に到達することなく盗塁王のタイトルを獲得する状況になれば、パ・リーグでは1967年の東京オリオンズ・西田孝之以来53年ぶりとなる。

塁上での存在感は日ごと増す。8月19日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)では、一塁からエンドランでスタートを決めると、中前打で一気に三塁に進み、捕球する野手の動きを見てさらに三塁を蹴って本塁へ。単打で一塁から生還する驚きの走塁で注目を集めた。

規定打席未到達で盗塁王獲得という珍しい記録への期待に加え、近い将来のレギュラー奪取に向けても挑戦を続ける和田。ある時はファンを感嘆させ、またある時は見る者の度肝を抜くようなプレーを見せてくれる21歳の韋駄天が、ダイヤモンドを賑やかにする。

ページトップ

ロッテ2年目左腕がマウンドで持つ冷静さと熱さ、成長を支える「野球ノート」の存在[Full-Count]

◇今季先発ローテの一角を担う小島和哉、プロ入り後に目にした活躍の舞台裏

プロ2年目ながら早くも先発ローテーションの一角として、存在感を大きくしているロッテ小島和哉。9日の日本ハム戦では7回を投げて5安打1失点と好投して勝利投手となった。

今季は12試合の先発を終えた時点で、5勝5敗、防御率3.52の成績を残し、チームに勝機を与えている。その左腕から繰り出されるストレートは140キロ前後ながら球威は抜群。大胆に内角を攻めることを恐れず、スライダーやチェンジアップといった変化球を織り交ぜながら、アウトの山を築いていく。

ルーキーイヤーだった昨季は、1軍で10試合を投げ、プロ初勝利も飾ったが、定着するまでには至らなかった。1軍と2軍を行き来しながら心掛けたのは、シーズンを通してローテを守れる体力作りだ。足を踏み入れた憧れのプロ野球。そこで目にしたのは、華やかな活躍の裏にある先輩達の努力だった。

「自分がアマチュアの時に見ていたプロ野球は華やかで格好いいというイメージで、そのイメージを持って入ってみたら、活躍する人達というのは準備だったり考え方だったりが本当に凄かったんです。自分はウエイトをたくさんするタイプではなく、基本的にランニングをメインとしてやっているんですけど、去年だったら涌井(秀章)さんや益田(直也)さんの走る量に驚かされました。あれだけ走るから、長く投げても体が壊れないし丈夫。今年、涌井さんの勢いが止まらないのも、そういうところに理由があるんじゃないかと。実際にこの世界に入ってみて、活躍する選手を身近で見たからこそ、準備や考え方の大切さを痛感しています」。

1年目に得た学びをしっかり生かし、今季は開幕から順番を空けることなくローテを守っている。「1試合だけすごいピッチングをするよりも、全試合でクオリティスタート(6回以上自責3以下)を達成したり、試合を作ることの方がすごく重要」というのが信条だ。

「やっぱり自分に勝ちがつけばチームの勝利にも繋がるので、そこを目指すことが1番。ただ、味方が打つ打たないはピッチャーがどうすることもできない部分でもあるので、まずは攻撃にいい流れで繋がるようなピッチングをしたいと思っています。そうすれば、勝つパーセンテージは上がると思うので、今は試合を作ることを最重要視しています」。

◇課題整理のためにフル活用する「野球ノート」の存在

試合を作り、チームに勝つチャンスを与えられる投球を積み重ねれば、自然と信頼も増してくる。チームが安心してマウンドを任せられる投手に成長するためにも、欠かさずつけているのが「野球ノート」だ。浦和学院高時代は毎日書き残していた「野球ノート」だが、その重要性を再認識したのがプロ初登板を果たした2019年4月4日の西武戦だった。この試合で2回8失点とプロの厳しさを味わった左腕は、翌日に1軍登録抹消。「本当に数少ないチャンスを物にするしかない。最低でも同じ失敗を次の試合ではしないように」と、頭の中で課題を整理する意味でも「野球ノート」をフル活用することにした。

試合開始から降板まで、対戦相手の打順を追いながら良かった点と悪かった点を書き出す。さらに、次の先発試合までの期間に意識的に取り組みたい課題を書き込んで、視覚化させている。「常に目に見えるところに書いておくと、取り組むべきことが明確になります。もちろん、書いたからと言って同じ失敗を繰り返さない訳ではないんですけど、やりっぱなしにしないで復習することは大事」と話す。

中には、振り返るのが辛い試合も「メチャメチャあります」と笑うが、成長するためには自分の弱点と向き合う強さも必要だ。書き出してみると「前回はでなかったけど前々回に課題に挙がっていたことだったり、ミスすることは大体同じようなこと」と、自身の傾向も自覚できるようになった。

「最近だと、2アウトを取っても回を締めくくれずにリリーフ陣にバトンを渡す形が続いてしまっている。信頼は1試合1試合の積み重ね。まずは目の前の1試合を大事に、そしてがむしゃらにやっています」。

◇グラブに刺繍した「気持ち」の文字「若手だからと一歩引いていたらやられてしまう」

「野球ノート」のおかげで見つかるのは課題ばかりではない。自信を持って伸ばしていきたい長所も見つかる。小島が伸ばしていきたい長所は「インコースにしっかり投げきる」スタイルだ。

「自分の中ではインコースにしっかり投げきることが特徴というか、自信を持っているところ。内角球の再現性を高めたり、勝負勘をしっかり磨いていきたいと思います。もちろん、インコースに投げるのは勇気がいること。でも、そこに投げきれないと、結局は打たれてしまう。今は投球術がある訳ではないので少し偏った配球になってしまうかもしれませんが、勝負しにいかなければ勝負にならない。まずは特徴をしっかり出せるようにしたいと思います」。

愛用するブルーのグラブには「気持ち」と刺繍されている。大学時代、ヤンキースの田中将大がグラブに「気持ち」という刺繍を入れているのを見て、自分を鼓舞する意味でも入れるようになった。

「練習では投げ方とかを意識するんですけど、試合になったら相手のバッターと対戦するので、自分との勝負にならないように、投げ方がどんなにグチャグチャでも抑えられればいい。パ・リーグはすごいバッターが多いけれど、若手だからと一歩引いていたらやられてしまうので、本当に向かっていく気持ちは大事だと思います」。

「野球ノート」で冷静に自己分析をしながら、マウンドに上がれば熱い気持ちでぶつかっていく。2年目左腕の挑戦は始まったばかりだ。

ページトップ