ロッテの新人合同自主トレが11日、今年も座学から始まった。佐々木朗らが参加した1年前は「空気作りの名人に」との意図で、異例の握手競争からスタート。今回はオンライン講義として「プロフェッショナルとは?」をテーマに、2グループに分かれて約1時間、議論し合った。
ドラフト1位・鈴木昭汰投手(22=法大)は4人班のリーダー役を任された。同2位・中森俊介投手(18=明石商)ら、4歳下の高校生達の意見にもうなずくことが多かった。「中森とかが経験できなかった大学4年間の経験や考え方を伝えて、相乗効果じゃないですけど高め合って頑張っていけたら」。
プロフェッショナルとは−。8日のNPB新人研修にこの日のディスカッションを経て、あらためて自身で定義付ける。「野球とは関係なしに、私生活の面で模範となるようなことをしていかないといけないですし、どの業界でもトップのことを言うと思うので、それに相応とする選手にならないといけないなという思いがあります」。
ファンあってのプロ野球と感じる。小学生の頃、東京ドームのイベントでクルーン投手とキャッチボールする機会があったという。「プロ野球選手は夢があるな、すごいなと思った。この立場になって、自分がしてきてもらったように夢を与えられるような選手になっていきたいです」とあらためて感じている。
心に刻んでから、冷え込むグラウンドに出た。非公開でファンは誰もいない。「少し寂しい」と感じながら12分間走やキャッチボールをこなす。法大時代は新年の始動日にブルペンに入ったが、この日は40メートル程度のキャッチボールまで。力感も5〜6割ほど。「計画性や準備がとても大切になってくると思うので、今はしっかり入念に」。心技ともプロフェッショナルに染まっていく。
プロ野球の2月1日からのキャンプが、新型コロナウイルス感染急拡大で1週間程度延期となる可能性があることが11日、分かった。首都圏1都3県に2月7日まで発令中の緊急事態宣言が関西圏の2府1県にも拡大する見通し。キャンプ地の1つ、宮崎県もすでに独自の同宣言を出している。不安要素の強い状況を鑑みて、12日の臨時12球団代表者会議で、検討されることになる。延期となれば、本拠地などで全体練習を行うとみられるが、調整への影響は必至。長期化すれば3月26日の開幕も危うくなる。
第3波の猛威が再び球界のカレンダーを狂わしかねない事態に陥った。球春到来となる2月1日のキャンプインまで約3週間。例年なら1、2軍の振り分けなど準備作業が本格化する時期だが、コロナ禍の急拡大で看過できない状況となった。キャンプの1週間程度の延期について、今日12日のJリーグとの対策連絡会議後に行われる臨時12球団代表者会議で検討される。
首都圏での緊急事態再宣言を前にした5日、NPB斉藤コミッショナーは「(自治体、医療関係者と)しっかりした準備をしたつもり。今のところはよほど状況が悪化しない限り、粛々とやっていきたい」と話した。だがその後も事態は悪化の一途をたどっている。巨人、ソフトバンクなど4チームがキャンプを張る宮崎県が独自の同宣言を発出。関西3府県も政府に発令を要請し、危機は全国へ拡大している。
キャンプでは選手、首脳陣、裏方のスタッフや球団職員など大人数で移動して長期滞在する。宣言中の活動が適当か慎重に見極める。ある球団関係者は「(2月7日までの)緊急事態宣言の期限を考えての1週間。賛成意見も反対意見もあると思う。話し合いはしないといけない」と話した。
12球団そろって球春到来を迎えられなかった歴史は、いまだかつてない。延期を決めれば、キャンプ地ではなく本拠地などで練習を行うことになりそうだ。だが温暖な地と比べ、同程度の負荷で鍛錬を積むことは厳しい。同宣言が延長となれば、キャンプインの見通しが立たなくなる。2月23日に沖縄で始まるオープン戦も、ずれ込みかねず、さらに長期化すれば3月26日のシーズン開幕も昨季に続き延期となる恐れもある。
ロッテ藤原恭大外野手(20)が11日、成人の日を迎えた。成人式には参加せず、大阪府内で自主トレを行った。
藤原は球団を通して「大人として、プロ野球選手として責任を持って、自覚を持った行動をしていかないといけないとあらためて思いました。プロ3年目のシーズンは昨年の経験をしっかりと生かし、ファンの皆様の期待に応えられるような飛躍の1年とし、チームの勝利に貢献できるような選手となれるよう、日々精進してまいります」とコメントした。
また、地元の大阪・豊中市、本拠地ZOZOマリンのある千葉市の成人式にはビデオメッセージを寄せた。「今、こうして自分のやりたいことに集中できているのは、家族や周囲の方々の大きな支えやアドバイスがあったからこそと感謝しています。私も皆さんとともに、まだまだ成長していきたいと思っています」といったメッセージが、それぞれの式典内で上映・配信された。
ロッテ井口資仁監督が新外国人アデイニー・エチェバリア内野手(31=ブレーブス)について「基本的にはショートメインで、とは考えています」と現時点での構想を明かした。
オールラウンダーながら、メジャーでも好守備でならした遊撃での起用イメージを膨らませている。「当然、競争はしてもらいます。内野はほぼ全部(競争)ですね」と、藤岡らとの争いを期待していた。
ロッテの新人合同自主トレ(一般非公開)が11日、ロッテ浦和球場で始まり、ドラフト1位の鈴木昭汰投手(22=法大)がランメニューなどを行った。
井口資仁監督(46)ら首脳陣も視察。オンライン取材に応じた指揮官は「みんないきいきとやっている印象。毎日しっかり自分を磨いて、1年でも長く輝いていられるようプロ野球人生を送って欲しいという話はしました」と話した。
新戦力のアデイニー・エチェバリア内野手(31)についても言及。「基本的にはショートメインで、とは考えています」と現時点での構想を明かし「当然、競争はしてもらいます。内野はほぼ全部(競争)ですね」と、藤岡らとのしのぎ合いに期待していた。
世代を代表する打者、ロッテ藤原恭大外野手(20)も11日、成人の日を迎えた。
地元の大阪・豊中市での式典では「ゆかりの有名人メッセージ」内で映像で出演予定。コロナ禍の式典を華やかにする企画で、球界のスター候補生に白羽の矢が立った。ハタチの誓いは、市内18箇所の会場で同時上映される。
昨年5月6日、20歳の誕生日は午前0時4分の日本ハム柿木を始めに、日本ハム吉田輝ら同世代の選手から次々に祝福ラインが届いた。「しっかり自覚をもって日々を過ごしていきたいと思います」と気を引き締めながら「これからも同じ世代で切磋琢磨して、お互い成長しながら頑張っていけたら」と誓っていた。
大阪桐蔭時代に甲子園で春夏連覇を達成。プロでも2年目の昨季終盤に1軍でのスタメン出場が増え、26試合で25安打、3本塁打をマークした。昨年12月には「まだ納得のいく数字は残していないですけど、去年と違って明確な課題は見つかったので、どう減らせるかを目指してやれれば、来年は大きく飛躍できる年になると思っています」と頼もしく宣言。故郷での第一声から羽ばたく。
巨人戸郷翔征投手、日本ハム吉田輝星投手、中日根尾昂内野手、ロッテ藤原恭大外野手ら「ミレニアム世代」が11日、成人の日を迎えた。
プロ野球の新成人は52人(育成13人を含む、外国人含まず)。そのうち23人が既に1軍デビューを果たした。
所属 | 位置 | 選手 | 出身校 | ドラフト |
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巨人 | 投 | ★横川凱 | 大阪桐蔭 | 18(4) |
〃 | 戸郷翔征★ | 聖心ウルスラ学園 | 18(6) | |
〃 | 沼田翔平★ | 旭川大高 | 18育(3) | |
〃 | 直江大輔★※ | 松商学園 | 18(3) | |
〃 | 平井快青※ | 岐阜第一 | 18育(2) | |
〃 | 戸田懐生※ | 東海大菅生 | 20育(7) | |
内 | 増田陸 | 明秀学園日立 | 18(2) | |
〃 | 松井義弥 | 折尾愛真 | 18(5) | |
〃 | 黒田響生※ | 敦賀気比 | 18育(4) | |
外 | 山下航汰★※ | 高崎健康福祉大高崎 | 18育(1) | |
阪神 | 投 | 河原陸 | 創生館 | 18(5) |
内 | 小幡竜平★ | 延岡学園 | 18(2) | |
中日 | 投 | 垣越建伸※ | 山梨学院 | 18(5) |
捕 | 石橋康太★ | 関東第一 | 18(4) | |
内 | 根尾昂 | 大阪桐蔭 | 18(1) | |
DeNA | 投 | 勝又温史 | 日大鶴ケ丘 | 18(4) |
〃 | 宮城滝太※ | 滋賀学園 | 18育(1) | |
捕 | 益子京右 | 青藍泰斗 | 18(5) | |
広島 | 投 | 田中法彦★ | 菰野 | 18(5) |
〃 | 行木俊 | 横芝敬愛 | 20(5) | |
内 | 小園海斗★ | 報徳学園 | 18(1) | |
〃 | 林晃汰★ | 智弁和歌山 | 18(3) | |
〃 | 羽月隆太郎★ | 神村学園 | 18(7) | |
〃 | 中神拓都 | 市岐阜商 | 18(4) | |
ヤクルト | 投 | 市川悠太 | 明徳義塾 | 18(3) |
〃 | 鈴木裕太 | 日本文理 | 18(6) | |
内 | 赤羽由紘※ | 日本ウェルネス筑北 | 20育(2) | |
外 | 浜田太貴★ | 明豊 | 18(4) | |
ソフトバンク | 捕 | 渡辺陸※ | 神村学園 | 18育(1) |
内 | 野村大樹★ | 早実 | 18(3) | |
外 | 水谷瞬 | 石見智翠館 | 18(5) | |
〃 | 中村宣聖※ | 西日本短大付 | 18育(4) | |
ロッテ | 投 | 古谷拓郎★ | 習志野 | 18(6) |
〃 | 土居豪人 | 松山聖陵 | 18(8) | |
外 | 藤原恭太★ | 大阪桐蔭 | 18(1) | |
〃 | 山口航輝 | 明桜 | 18(4) | |
西武 | 投 | 松岡洸希★ | 桶川西 | 19(3) |
〃 | 渡辺勇太朗 | 浦和学院 | 18(2) | |
〃 | 上間永遠 | 柳ケ浦 | 19(7) | |
〃 | 大窪士夢※ | 北海 | 18育(2) | |
捕 | 牧野翔矢 | 遊学館 | 18(5) | |
楽天 | 投 | 引地秀一郎 | 倉敷商 | 18(3) |
〃 | 佐藤智輝 | 山形中央 | 18(5) | |
〃 | 清宮虎多朗※ | 八千代松陰 | 18育(1) | |
日本ハム | 投 | 吉田輝星★ | 金足農 | 18(1) |
〃 | 柿木蓮 | 大阪桐蔭 | 18(5) | |
捕 | 田宮裕涼★ | 成田 | 18(6) | |
内 | 野村佑希★ | 花咲徳栄 | 18(5) | |
外 | 万波中正★ | 横浜 | 18(4) | |
オリックス | 投 | 松山真之※ | 四商 | 19育(8) |
内 | 太田椋★ | 天理 | 18(1) | |
〃 | 宜保翔★ | 未来沖縄 | 18(5) |
★=1軍出場経験あり、※=育成選手。外国人は含まない。
新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、プロ野球の春季キャンプ開始が1週間程度遅れる可能性があることが11日、分かった。12日の12球団代表者会議で協議される。12球団は2月1日に宮崎、沖縄両県で一斉にキャンプインする予定だが、首都圏の1都3県で緊急事態宣言が発令されるなど、全国的に新規感染の高止まりが続いている状態。宣言下での活動や往来について、慎重な対応が求められている。
全国的に新規感染者の高止まりが続き、コロナ禍収束の兆しが見えない中、3週間後のキャンプインを前にプロ野球界も新たな対応を迫られることになった。春季キャンプのスタートが、1週間程度遅れる可能性があることが明らかになった。
「緊急事態宣言の期限を考えての1週間。賛成意見も反対意見もあると思う。話し合いはしないといけない」。
ある球団関係者が現状を説明した。1都3県には2月7日まで緊急事態宣言が出されており、少なくとも同8日以降にキャンプインを遅らせることが検討される見込み。12日には12球団代表者会議が開かれる予定で、そこで宣言中の活動が適当か協議される。
キャンプでは選手、コーチに加え、裏方のスタッフや球団職員ら大人数が移動して長期滞在することになる。巨人、DeNAなど5球団が緊急事態宣言が出された首都圏の1都3県に本拠を置いており、阪神、オリックスが本拠とする関西3府県も政府に宣言の発令を要請するなど対象地域の拡大も避けられない状況だ。
各球団は昨秋から宮崎、沖縄両県の自治体と密に連絡を取り、感染予防対策や医療体制を確認してきた。緊急事態宣言の発令を前にした5日には、プロ野球の斉藤惇コミッショナーが「よほど状況が悪化しない限りは、粛々とやっていきたい」と予定通りに行う見通しを語っていた。
しかし、感染拡大が止まらない。球界では新年に入ってヤクルト・村上、ロッテ・石川、阪神・岩田らの感染が判明。新外国人選手の来日時期も不透明な状況が続く。
また、1軍4球団がキャンプを実施する宮崎県では9日に県独自の緊急事態宣言も出され、7日まで直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は32人で、東京、神奈川に次ぐ全国3番目の高い数値となっている。宮崎県内の医師の1人は「本来、県の人口密度的にもここまで感染が広がることは考えにくく、年末年始の帰省などで県外からの往来が影響している」と指摘する。
オープン戦は2月23日に沖縄県内で始まり、セ、パ両リーグの公式戦は3月26日に開幕する予定だ。昨年12月に巨人・山口寿一オーナーが「恐らくコロナ禍はまだ収束しない。来季も予定通りに開幕できない可能性もある」と話していた通り、キャンプインが遅れれば今後の日程にも大きな影響を及ぼす。
ロッテの新人合同自主トレが11日、さいたま市のロッテ浦和球場で始まり、最速153キロ左腕のドラフト1位・鈴木昭汰投手(22)=法大、が練習前の講義で早速プロの自覚を示した。
育成D1位・谷川(立正大淞南高)をのぞく8人は、講義で4人2組に分かれ「プロフェッショナルとは何か」との議題で討論。まとめ役を担った鈴木は「私生活の面で模範となるようなことをしていかないと。プロフェッショナルとは、どの業界でも1番トップのことをいうと思います」と襟を正した。
井口監督とコーチらが視察する中、12分間走ではD3位・小川(国学院大)と育成D4位・佐藤奨(専大)に次ぐ3位。1年前のD1位、佐々木朗と同じ走破距離2925メートルを記録した。
目標の選手は井口監督。大きな志を胸にプロの一歩を踏み出した。
ロッテの藤原が11日、成人の日を迎え「大人として、プロ野球選手として責任を持って、自覚を持った行動をしていかないといけない」と球団を通じコメントした。成人式には参加せず、この日は大阪府内で練習を行った。
昨季は終盤に1軍へ昇格し、26試合に出場して打率2割6分をマーク。さらなる飛躍を期す3年目の今季に向け「チームの勝利に貢献できる選手となれるように日々、精進してまいります」と抱負を語った。
新人合同ロッテの新人合同自主トレが11日、さいたま市のロッテ浦和球場でスタートした。育成1位の谷川唯人捕手(立正大淞南高)を除く8人が井口資仁監督、コーチらが見守る中でウオーミングアップ、キャッチボール、内野ノック、ストレッチ、12分間走などで汗を流した。
ドラフト1位・鈴木昭汰投手(法大)は、12分間走で8人中3番目の2925メートル。昨年のドラフト1位、佐々木朗希投手と同じ距離数だった。期待の即戦力左腕は「12分間しっかり自分のペースを崩さずに走り切るのはできました。どんどん自分も基礎体力をつけていきたいと思います」と話した。
トレーニング前には約1時間の講義。井口監督から訓示を受けた新人8人は、2グループに分かれて“プロフェッショナルとは何か?”という議題でディスカッション。鈴木は「野球とは関係なしに、私生活の面で模範となるようなことをしていかないといけない。プロフェッショナルとは、どの業界でも1番トップのことをいうと思います。それに見合った選手にならなければ」と真摯に持論を述べた。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の再発令を受け、プロ野球が2月1日からの春季キャンプを1週間程度遅らせる可能性があることが11日、球界関係者への取材で分かった。12日の12球団代表者会議で協議する。仮にキャンプインが遅れることになれば、選手の調整にも影響は必至。3月26日を予定している開幕日にも影響が及ぶ可能性が出てくる。
12球団は2月1日に宮崎、沖縄両県で一斉にキャンプイン予定。だが巨人、ヤクルト、DeNA、西武、ロッテの5球団が本拠を置く首都圏の1都3県には、2月7日までの緊急事態宣言が発令されている。また政府は要請を受けて、阪神とオリックスの本拠である大阪、京都、兵庫の関西3府県にも宣言発令の方向で最終調整に入った。さらに、中日の愛知と岐阜の両県も12日にも宣言再発令を要請する姿勢を示した。
今回の緊急事態宣言は飲食店への時短要請など、感染リスクの高い場面に絞ることをうたっている。不要不急の外出や移動には自粛を要請したが、職場への出勤自体は自粛要請の対象ではない。ただしキャンプでは全選手、コーチ、スタッフや球団職員など、大人数が移動して長期滞在する。キャンプ地の宮崎県も感染拡大で、1月22日までの独自の緊急事態宣言を出した。12球団中8球団の本拠地で宣言発令の可能性が高まり、宣言中のキャンプ地への大移動などの活動が適当か、慎重に見極める必要がある。
12球団は昨年からキャンプ地の自治体や医療関係者と協議を重ね、万全の感染対策を練ってきた。今月5日には、斉藤惇コミッショナーは宣言再発令を念頭に置いた上で「相当なことを準備してきた。よほど状況が悪化しない限り、粛々とやっていきたい」と予定通りキャンプインを目指す考えを示していた。だが、年が明けてから感染者数は急伸し、1日に都内では2400人、全国では7800人を超えた日も。今回の2月7日までの再宣言が、いつ解除できるのか、延長が必要なのかどうかも、見通せない状況となっている。
ある球団関係者は「緊急事態宣言の期限を考えての1週間。賛成も反対もあると思う」と話した。仮にキャンプインを1週間程度遅らせた場合、2月23日からのオープン戦、3月26日の公式戦開幕へ向けた調整にも遅れは必至。日程全体の繰り下げが検討される可能性もある。球春の行方は、またもウイルスの猛威により視界不良となってきた。
2月1日のキャンプインに向けては、外国人選手の来日問題も浮上している。各国でコロナウイルスの変異種の感染者が増え、政府は全世界からの外国人の新規入国を1月末まで停止し、ビザ発給手続きも停止された。既に早期来日している助っ人もいるが、新外国人選手に関しては2月1日の合流が絶望的な状況。12日の会議では政府との調整や、12球団統一のルールづくりなどが議論される可能性もある。
ロッテ・藤原は成人式に参加しなかったが、故郷の大阪府豊中市以外にも、本拠を置く千葉市でも動画出演した。この日は大阪府内で練習を行った。
昨季終盤から1軍に定着し、CSに出場。勝負の3年目を迎え、「大人として、プロ野球選手として責任、自覚を持った行動をしていかないといけないと改めて思いました。チームの勝利に貢献できるような選手となれるよう日々、精進してまいります」と球団を通じてコメントした。
ロッテの新人合同自主トレがロッテ浦和球場で無観客でスタート。昨年は佐々木朗の入団で初日に約1200人のファンが集まっただけにドラフト1位・鈴木(法大)は「ファンあってのプロ野球だと忘れてはいけない」と自覚を口にした。
最速153キロの即戦力左腕は恒例の12分間走で2925メートルを記録。昨年の佐々木朗と同じ距離で「ペースを崩さずに走り切れた。佐々木くんと一緒は偶然!」と笑顔で語った。
新人合同自主トレを視察したロッテ・井口監督は「今年の新人は体つきがいい。いきいきとやっている」と口にした。
また、メジャー通算37本塁打を誇るキューバ出身の新外国人エチェバリアについては「基本的には遊撃手をメインに考えています」と明かした。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の再発令を受け、プロ野球が春季キャンプを1週間程度遅らせる可能性があることが11日、球界関係者への取材で分かった。12日の臨時12球団代表者会議で協議する。
12球団は2月1日に宮崎、沖縄両県で一斉にキャンプインする予定だが、巨人、DeNAなど5球団が同7日まで緊急事態宣言が出された首都圏の1都3県に本拠を置く。阪神、オリックスが本拠地とする関西3府県も政府に発令を要請。キャンプ地の宮崎県も感染拡大で独自の緊急事態宣言を出した。
キャンプでは全ての選手、コーチに加え裏方のスタッフや球団職員など大人数が移動して長期滞在するため、宣言中の活動が適当か慎重に見極めるとみられる。ある球団関係者は「緊急事態宣言の期限を考えての1週間。賛成意見も反対意見もあると思う。話し合いはしないといけない」と話した。
オープン戦は2月23日に沖縄県内で始まり、セ、パ両リーグの公式戦は3月26日に開幕する予定となっている。
ロッテの新人合同自主トレが11日、ロッテ浦和球場でスタートした。ドラフト1位・鈴木昭汰投手(法大)は、恒例の12分間走で2925メートルを記録し、偶然にも昨年のドラフト1位・佐々木朗希と同じ距離となった。
「自分の中でペースを崩さずに走り切れた。佐々木くんと一緒というのは偶然だと思った」。
同期の中ではドラフト3位の小川(国学院大)が3075メートルでトップ。育成4位の佐藤(専大)も3000メートルを走り、鈴木は全体3番目の記録だった。
また、新型コロナウイルスの影響を考慮し、ファンに非公開で行われたが「ファンあってのプロ野球ということを忘れてはいけない」とも言う。最速153キロを誇る左腕は「小学生のときに巨人のイベントでクルーン選手とキャッチボールをしてもらった」と、自分と同じように子供達に夢を与えられるような存在を目指していく。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、プロ野球が春季キャンプを遅らせる可能性があることが11日、分かった。12日の12球団代表者会議で協議する。
12球団は2月1日に宮崎、沖縄でキャンプインする予定。しかし、同7日まで緊急事態宣言が出されている東京など1都3県には5球団の本拠地がある。今後、関西3府県にも発令され、愛知なども政府に宣言を要請する見込み。また、宮崎県はすでに独自の宣言を出すなど、厳しい状況となっている。
1都3県への宣言解除後にキャンプを開始するならば、約1週間遅らせることも想定される。しかし、緊急事態宣言は感染状況次第で延長の可能性もあるだけに、大人数の移動と長期滞在を伴うキャンプ開催は慎重に見極めなければならない。また、キャンプが先送りとなれば、2月23日スタートのオープン戦、さらに3月26日の開幕日変更の可能性も生じてくる。
日本野球機構(NPB)や各球団はすでに各キャンプ地の自治体などと協議を重ねてきたが、12日のJリーグとの合同の対策連絡会議で専門家の意見を聞き、その後の12球団代表者会議で協議していく。
ロッテの藤原恭大外野手(20)が11日、成人の日を迎え、球団を通じ今季の意気込みを語った。
「成人の日ということで大人として、プロ野球選手として責任を持って、自覚を持った行動をしていかないといけないと改めて思いました」と藤原。昨季はチームの新型コロナウイルス感染により10月に緊急昇格し26試合に出場。3本塁打、打率2割6分をマークし初出場のCSでも猛打賞を記録するなど、若き戦力としてチームに貢献した。3年目となる今季は「昨年の経験をしっかりと生かし、ファンの皆様の期待に応えられるような飛躍の1年とし、チームの勝利に貢献出来るような選手となれるよう日々、精進してまいります」と気を引き締めた。
藤原は成人式には参加せず、大阪府内で練習を行った。
新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言の再発令を受け、プロ野球が春季キャンプを1週間程度遅らせる可能性があることが11日、球界関係者への取材で分かった。12日の臨時12球団代表者会議で協議する。
12球団は2月1日に宮崎、沖縄両県で一斉にキャンプインする予定だが、巨人、DeNAなど5球団が同7日まで緊急事態宣言が出された首都圏の1都3県に本拠を置く。阪神、オリックスが本拠地とする関西3府県も政府に発令を要請。宮崎県も感染拡大で独自の緊急事態宣言を出した。
キャンプでは大人数が移動して長期滞在するため、宣言中の活動が適当か慎重に見極めるとみられる。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の再発令を受け、プロ野球が春季キャンプを1週間程度遅らせる可能性があることが11日、球界関係者への取材で分かった。12日の臨時12球団代表者会議で協議する。
12球団は2月1日に宮崎、沖縄両県で一斉にキャンプインする予定だが、巨人、DeNAなど5球団が同7日まで緊急事態宣言が出された首都圏の1都3県に本拠を置く。阪神、オリックスが本拠地とする関西3府県も政府に発令を要請。キャンプ地の宮崎県も感染拡大で独自の緊急事態宣言を出した。
キャンプでは全ての選手、コーチに加え、裏方のスタッフや球団職員など大人数が移動して長期滞在するため、宣言中の活動が適当か慎重に見極めるとみられる。ある球団関係者は「緊急事態宣言の期限を考えての1週間。賛成意見も反対意見もあると思う。話し合いはしないといけない」と話した。
オープン戦は2月23日に沖縄県内で始まり、セ、パ両リーグの公式戦は3月26日に開幕する予定となっている。
ロッテの井口資仁監督(46)が11日、新人合同自主トレ初日を終えてオンライン取材に応じ、遊撃手は新外国人のエチェバリアを含めて横一線で競争させる方針を明かした。
メジャーで922試合に出場した助っ人にも定位置は確約はしない。「競争だと思っています。内野はほぼ全部競争。コロナの状況があって、来日がいつか(分からない)というのもある」。来日時期が未定で、調整が遅れる可能性も懸念した。
昨季は安定した守備を誇る藤岡がレギュラーを務めたが、打撃が課題。ベテランの鳥谷を含め、即戦力遊撃手として期待のドラフト3位・小川(国学院大)も候補になってくる。「しっかり結果を残してもらって、開幕という形にしたい」とサバイバルを予告した。
ロッテの新人合同自主練習が11日、さいたま市のロッテ浦和球場で始まった。新型コロナウイルス感染防止のためにファンに非公開で行われ、オンラインで取材に応じたドラフト1位の鈴木昭汰投手(法大)は「少し寂しい気持ちはあるが、開幕までにファンの皆さまと一緒に盛り上がれる環境になれば」とコロナ禍が収束することを願った。
12分間走では昨季のドラフト1位の佐々木朗と同距離となる2925メートルを記録した。「偶然だなと思った。自分のペースを崩さず走れた」と振り返った。
スケジュールの都合で欠席した育成1位の谷川唯人捕手(島根・立正大淞南高)を除く8選手が参加した。
ロッテの新人合同自主トレが11日、ロッテ浦和球場でスタートした。ドラフト1位・鈴木(法大)、2位・中森(明石商)らが参加した。
寒さが厳しい中、午前中からランニングなどで体を動かした。視察に訪れた井口監督は「実際に、ジャージー姿で動いている姿を見て、今年の新人は体つきがいいな、どっしりしている選手が多いなという印象」と振り返った。
今季は新外国人はメジャーで実績十分のエチェバリア(ブレーブス)が加入。内野はどこでも守れるが「基本的にはショートをメーンに考えています」と明かした。 初日を終え「みんないきいきとやっているという印象」と話した。