わたしはかもめ2021年鴎の便り(1月)

便

1月12日

23盗塁のロッテ和田「代走のお兄さん」[ニッカン]

◇ヨネちゃんのおシャレ野球学

シーズンオフ恒例「ヨネちゃんのおシャレ野球学」。野球取材歴40年超の米谷輝昭記者が、駄洒落を駆使しながら意外なデータやエピソードを紹介します。


「周東(ソフトバンク)を追う男」として注目される。ロッテの和田康士朗外野手(21)だ。昨年、育成選手から支配下登録されると、いきなりリーグ3位の23盗塁をマークした。185センチと大柄ながら、俊敏なアスリートタイプ。ロッテに現れた「代走(体操?)のお兄さん」です。

デビュー戦でいきなり足を見せた。6月19日のソフトバンク戦の9回だった。角中の代走に指名されると甲斐の送球をかいくぐり?二塁を陥れた。代走での出場が16回あり、失敗は同24日オリックス戦のたった1回だけ。成功率は9割3分8厘を記録した。

周東もデビューした19年は代走が多かった。企図数が20回で、成功は15回だった。成功率7割5分。1年目の代走に限っていえば、周東に失敗が多かった。それが1年後、50盗塁を記録して、一気に初タイトルを奪った。「失敗は栄光のもと」である。

和田も躍進ロッテの売りになれる存在だ。課題といわれる打力を鍛えて、出場機会をもっと増やしたい。出番が増えれば、盗塁する機会もクーリッシュ。走れるだけに、送球(早急?)に対応してもらおう。

ページトップ

ロッテ2位中森「ケガをしない体作り」就寝前の日課[ニッカン]

ロッテのドラフト2位・中森俊介投手(18=明石商)には、就寝前の日課がある。12日、新人合同自主トレでキャッチボールやゴロ捕球などをこなした。オンライン取材に応じ「いろいろな方に出会う中で、まだ体ができていないと感じたので、ケガをしない体作りをテーマに取り組んでいます」と現状を口にした。

7日の入寮時に「(部屋は)とても落ち着いた感じで、広かったので、日課のストレッチとかもできそう」と喜んでいた。1人の時間が増え、その過ごし方の大切さを入寮5日目までにつくづく実感している様子で「やらないと落ち着かないですし、しっかりやっています」。就寝前の1時間、念入りにストレッチしてから消灯する。

高校時代から自主的にやっていた。「ケアは自分でする形で、寝る前や風呂後に開脚や静的なストレッチをしてました」。前屈に開脚。そのかいあってか、開脚は「150〜160度です」と結構レベルが高い。それでも「胡座とかかけないくらい股関節が硬いので…」と意外な一面も。今後は動的なものも含め、本格的な指導を受けることになる。

ドラフト1位・鈴木昭汰投手(22=法大)をはじめ、周囲と比較することで己を見つめ直す。「少ない人数で(自主トレを)やっていく上で、自分はまだまだなんだなと。少人数でもトップになれてないのに1軍に上がれるのか、通用するレベルじゃないな、今のままではダメなんだな、と感じています。もっと頑張らないと」。世代屈指の右腕は今の自分を知った。

その上での感情は、不安とは少し違う。「ここから勝負だと思っています。今は全員横一線でスタート地点に立っているだけなので、ここから自分の努力次第で上がれるかどうか、だと思っているので」。考え方がたくましい。

ページトップ

NPB&Jキャンプ実施へ、評論家、報道陣も検査[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグは12日、新型コロナウイルス対策連絡会議を開き、その後の臨時12球団代表者会議とJリーグ実行委員会で春季キャンプを予定通り、実施する方針を確認した。コロナ禍の急拡大でプロ野球は2月1日から、Jリーグは今週中にも始まるキャンプの実施が危ぶまれた。だが専門家も交えての話し合いで感染予防策を徹底し、各自治体と連携を取って十分な検査態勢を構築してキャンプを行う。


開幕前のカレンダーの変更という最悪の事態は、現状では回避できることになった。緊急事態宣言を発令する地域が増える中で、キャンプの実施が危ぶまれる可能性もあった。だが、自治体と連携を取りながら入念に準備を続けてきており、専門家の助言も受け、予定通り実施は可能と判断した。

NPB斉藤コミッショナーは「2月1日から粛々と、どうやってやるかに知恵を出し合っている。よほどのことがない限りキャンセルや延期はない。自治体側がとても耐えられない状況になれば真剣に話し合いをして考えていく」と話した。Jリーグ村井チェアマンも「(キャンプ地の)皆さまの理解がもらえるように対応しないといけない。無観客にするかなどは地域との協議が必要だと思う。現状は行う前提で万全の体制を作りたい」と同調した。

実施に向け、専門家からは十分な検査態勢の構築を求められた。キャンプ地への移動前、キャンプイン直後にPCR検査を受け、その後も1週間に1度のペースで選手、首脳陣、スタッフらをスクリーニング検査にかける。OBや評論家、報道陣にも事前検査を求める方針。取り巻く全ての人々が一体となって、キャンプを遂行する構えだ。

キャンプが延期になれば、シーズン開幕にも影響しかねなかった。専門家チームの愛知医科大・三鴨教授は「キャンプを行わないとシーズンを行えない。後ろ倒しになると試合数が減ったりにつながる。基本的には延期という策はほとんど考えず、いかにやるかということで議論が集中した」と方向性は同じだった。

2大スポーツの動向は両組織だけの問題にとどまらない。東邦大・舘田教授は「NPBとJリーグがやれないと、東京五輪、パラリンピックなんてとてもじゃないけど、できない訳です。大事なエビデンスを出しながら手本となるようなシーズンにしていかないといけない」と話した。大きな箱舟に乗って、コロナ禍2年目のシーズンへこぎ出す。

西武飯田球団本部長
「2月1日のキャンプインに向けて、引き続き、感染対策を徹底しながら準備を進めてまいります。ファンの皆さまには各メディアなどを通じて、選手の元気な姿を2月1日にお届けできるよう、より一層感染対策において、気を引き締めてやってまいります。」
日本ハム川村球団社長兼オーナー代行
「今日は(開幕日の)3月26日を目指して(キャンプインは)2月1日となったが、3月26日に(開幕できるか)という議論もしっかりしていかなきゃいけないとなった。緊急事態宣言が続いていたら5000人上限の球場も多く、20時以降は外出自粛という中でナイターだけ特別扱いになっていいのか。去年みたいに(開幕)延期という議論にはなっていないが、どう開催するかという議論をきちっとしていこうという方向性を出した。」
中日加藤代表
「(沖縄キャンプは予定通り実施か)はい。(PCR検査は)選手、スタッフについては週1回程度やる。(ファン受け入れは)自治体の意向を踏まえて検討する。(キャンプを遅らせることは)ずらして欲しいと自治体からは言われていない。自治体とはどうやってキャンプをするか協議を重ねる。」

ページトップ

選手の負担軽減へ特例に理解、昨季はベンチ入り増[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグによる第23回新型コロナウイルス対策連絡会議が12日、オンラインで開催された。


コロナ禍で選手の負担軽減のための特例を手厚くすることに専門家は一定の理解を示した。昨季はベンチ入り人数、外国人枠など増やした。東北医科薬科大の賀来教授は「できるだけ選手のコンディショニングを和らげる方も考えないといけない。昨年以上に(感染者が)増えている現状を考えたとき、指摘されたことも考えたい」と話した。巨人が負担軽減のためにDH制の今季暫定導入を働き掛ける構え。斉藤コミッショナーは「こういう時代だから短期的、例外的にという話が出ているがリーグのルール。実際にシェアされない限りは我々(NPB)からという論理のことではないと思っている」とセ・リーグの案件とした。

ページトップ

NPBコロナ会議、変異種については対応冷静に[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグによる第23回新型コロナウイルス対策連絡会議が12日、オンラインで開催された。


この日の会議では国内で感染が確認されている変異種についても議論された。専門家チームの三鴨氏は、現時点では大きく対応を変える必要はないとの見解を示し、状況を注視しながら感染防止マニュアルに対策を追加するか検討していく。また同チームの舘田氏は「自然の進化で変異種が出るのはある意味では当たり前。歴史を見ると、感染は広がりやすくなるが病原性は強く出さないというのが、生物やウイルスが生き残る道という考え方もある。冷静に見る必要がある」と、過剰な恐れが広がることへの懸念も示した。

ページトップ

プロ野球キャンプ延期せず「自治体とも話している」[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグによる第23回新型コロナウイルス対策連絡会議が12日、オンラインで開催された。プロ野球の2月1日からのキャンプについて、斉藤惇コミッショナーは延期しない方針を示した。

2月1日まで3週間を切った状況。斉藤コミッショナーは「今の段階は、沖縄の自治体とも話してやっているが、2月1日から粛々と、どうやってやるかに知恵を出し合っている、よほどのことがない限り、キャンセルする、伸ばすということは考えられないが、自治体側がとても耐えられない状況になれば真剣に話し合いをして考えていくことになると思う」と説明した。

ページトップ

東京五輪へNPBとJ開催が手本に、識者コメント[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグによる第23回新型コロナウイルス対策連絡会議が12日、オンラインで開催された。

専門家チームの東邦大・舘田一博教授は、NPBとJリーグが開催できなければ、東京オリンピック(五輪)、パラリンピックもできないと話した。

新年1回目の会議を終えた舘田氏は「新型コロナウイルスとの戦いが2年目を迎えている訳ですが、最初は手探りの中で向き合っていかなくてはいけなかった状況でしたけど、色々なことを経験して、エビデンスも蓄積されていく中で、少しは効果的に、より安全に対応ができるようになってきている。今回の緊急事態宣言で非常に厳しい状態ですけども、まずはとにかく抑え込むこと。その先にキャンプ、シーズンがスタートする。皆さん方と共有できるのは、とにかくNPBとJリーグがやれないと、東京オリンピック、パラリンピックなんてとてもじゃないけどできない訳です。NPBとJリーグが大事なエビデンスを出しながら、手本となるような、そういったシーズンにしていかなければいけない」と話した。

ページトップ

ロッテ藤原カレンダー予約販売「期待に応えたい」[ニッカン]

ロッテは12日、藤原恭大外野手(20)の2021年卓上カレンダーの予約販売を開始したと発表した。

カレンダーには19年3月29日の楽天戦(ZOZOマリン)での初打席初安打、練習中の秘蔵写真などが使用されている。藤原の背番号「2」にかけて、21年2月から22年1月までのカレンダーになっている。球団オンラインストア限定で受け付け、1月下旬以降の発送を予定している。

藤原は球団を通じ「個人のカレンダーはなかなか作っていただけるものではないと思うのでありがたいです。毎年、作ってもらえるような選手になれるようにまずは今年、しっかりと結果を出してファンの皆様の期待に応えたいです」とコメントを寄せた。

ページトップ

「プロ野球とJリーグができないと、五輪もできない」新型コロナウイルス対策連絡会議[サンスポ]

プロ野球とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第23回が12日に開催され、専門家チームの舘田一博氏(東邦大感染症学講座教授)は「NPB、Jリーグができないと、東京オリンピック・パラリンピックなどとてもできない」と言及。日本国内で新たなコロナ変異種が確認されている状況には「ウイルスが変異していくのは当たり前。生物の進化の長い歴史を見ていくと、(変異種は)広がりやすいが、病原性はあまり強く出さない」との見解を示した。

ページトップ

プロ野球キャンプ延期せず、12球団代表者会議で確認[サンスポ]

12日の「第23回新型コロナウイルス対策連絡会議」を受け、プロ野球12球団代表者会議が同日に行われ、予定通り2月1日のキャンプインで準備を進めていくことが確認された。感染防止対策としてキャンプ地入り前に各球団の選手、スタッフ全員にPCR検査を実施。さらにキャンプイン直後に速やかにスクリーニング検査を行い、その後は1週間に1度の割合で同検査の実施を継続する。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「体調不良者、発症の疑いが出た場合も沖縄、宮崎両県と検査体制の構築はできている」と説明。無観客を含む観客の入場制限については、同事務局長は「受け入れる自治体さんの方針通りに決定していく。来場の条件として、お客様に検査を求めるということはしない」と話した。

ページトップ

斉藤コミッショナー、プロ野球キャンプイン「今の段階でキャンセルや延期は考えられない」[サンスポ]

新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が再発令された中、プロ野球とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第23回が12日にウェブ会議で開催された。

プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「今の段階では(宮崎、沖縄県の)行政当局、自治体と話し合いながら、2月1日から粛々とどうやってやるか、という方へ知恵を出し合っている。余程のことがない限り、キャンセルするとか、延ばすことは考えられない」と話し、予定通りに12球団が2月1日に宮崎、沖縄両県で一斉にキャンプインする方針を示した。

また、専門家チームの三鴨廣茂氏(愛知医科大教授)も「キャンプをしなければ、シーズンは始まらない。これはアスリートとして当然。キャンプを遅らせれば、シーズンがどんどん後ろにいって、また試合数を減らすということにつながる。シーズンということを考える上では、キャンプを延期するという策はほとんど考えず、いかに安全にやるかということに議論が集中した」と説明した。

巨人、DeNAなど5球団が2月7日まで緊急事態宣言が出された首都圏の1都3県に本拠を置く。阪神、オリックスが本拠地とする関西3府県にも13日に緊急事態宣言の発令が決定する。キャンプ地の宮崎県も感染拡大で9日に独自の緊急事態宣言を出している。

キャンプでは全ての選手、コーチに加え裏方のスタッフや球団職員など大人数が移動して長期滞在するため、今後も緊急事態宣言下の活動が適当か慎重に見極めていくものとみられるが、斉藤コミッショナーは「地元が(受け入れに)とても耐えきれない、NOという反応がでれば、我々が(キャンプ実施を)強行することはあり得ない」と話すにとどめた。

ページトップ

ロッテD2位・中森、D1位・鈴木の姿勢に刺激「自分ももっと頑張らないと」[サンスポ]

ロッテは12日、新人合同自主トレの2日目をロッテ浦和球場で行った。D2位・中森俊介投手(18)=明石商高=はD1位・鈴木昭汰投手(22)=法大=とキャッチボールなどを行い、刺激を受けた様子だった。

「今まで受けてきた球よりも強くて、これが上のレベルなんだと感じました。自分はまだまだだと思うので少しでも追いついて、追い抜けるように頑張りたいです」。

この日は塁間の距離でのキャッチボール、ノック、シャトルランなどに汗を流した。「鈴木さんはいつも努力されていて、練習後も自主練習で走っていたりする。自分ももっと頑張らないと、と刺激になっています」。プロでの目標として15勝&160キロを掲げる右腕。同期で切磋琢磨しあい、力をつける。

ページトップ

ロッテ・ドラフト2位の中森、ストレッチ見直しプロ仕様ボディーつくる[スポニチ]

ロッテ・ドラフト2位の中森(明石商)がストレッチの見直しでプロの体をつくる。新人合同自主トレで「周りと比べて自分は体ができていない」と痛感。特に大卒のドラフト1位の鈴木(法大)については「今までいない球の強さ。こういう人が上にいく」と刺激を受けた。

最速151キロを誇る右腕は「今まで静的ストレッチしかしていなかった」という柔軟メニューにストレッチや関節の可動域を広げる運動を加え、キャンプ1軍スタートをつかみ取る。

ページトップ

プロ野球“2.1キャンプイン”目指す!斉藤コミッショナー「余程のことがない限りキャンセル考えない」[スポニチ]

プロ野球は12日、12球団代表者会議をオンラインで行い、1週間に1回程度のPCR検査など感染対策を徹底した「厳戒キャンプ」として、2月1日のキャンプインを目指す方向性を確認した。キャンプ地への移動前、キャンプイン直後も含めてスクリーニング検査を重ねて感染拡大を防ぎ、各自治体とも協議を重ねる方針。感染者数の推移も注視し、予定通りのキャンプ実施を模索する。

感染対策、感染拡大防止を徹底した厳戒キャンプになる。斉藤惇コミッショナーは「行政、自治体とどうしたら2月1日からやれるか、知恵を出し合っている。余程のことがない限り延ばすとか、キャンセルは考えられない」と予定通り2月1日キャンプインを目指す方針を明言した。

まず12球団はキャンプ地への移動前に全選手、監督やスタッフ全員にPCR検査を行う。キャンプイン直後に現地で再度検査する。その後は1週間に1回程度の検査を継続して行うことを決めた。

代表者会議の前に行われたJリーグと合同の対策連絡会議で専門家チームから「1週間に1回程度は必要では」と助言を受けていた。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「球場のアルバイトの人にも検査を受けていただく。評論家のOBや報道陣の方も移動前に受けていただきたい」と説明。体調不良者などが出た場合の緊急検査の態勢も、各地の医療機関と整えたという。スタンドを無観客とするのか、入場制限した上でファンを入れるのかは各自治体と球団間で決める。

感染者数が全国で急増し、首都圏1都3県には2月7日までの緊急事態宣言が発令されている。キャンプ地の宮崎県も1月22日まで県独自の緊急事態宣言を発令中。環境は厳しさを増しているが、今後も感染者数の推移を注視し続け、キャンプ地の自治体との連絡を直前まで重ねていく。

斉藤コミッショナーは「地元のサポートがなければやれないし、やるべきではない。いかに理解を得て、やらせていただくかという立場です」とも語った。専門家チームの舘田一博氏は「NPBとJリーグがやれないと、東京五輪はできない。大事なエビデンスを出しながら、手本となるシーズンにしていかないと」と強調する。「ウィズコロナ」の厳戒キャンプ。球界一丸で3・26開幕を目指す。

賀来満夫氏(東北医薬大特任教授)
「キャンプは地域、受け入れる側が難しいとなれば避けるべきだし、今の段階でも十分注意しながらやっていこうとなれば、Go on(進み続ける)になる。専門家の中で意見が多かったのは、検査は1週間に1回程度はしっかりしていった方が良いと。客席は無観客でやる場合もあり得るかもしれない。地域の自治体のご意見、感染状況に関わってくる。観客を入れる場合はマスクをしていただき、距離を取るなどの対応が求められる。」
三鴨広繁氏(愛知医大感染症科部長)
「地元の医療で逼迫している地域がある。医療体制をひっ迫させないためにどうすべきか。キャンプを遅らせれば、シーズンは遅れることになる。シーズンが後ろにいくと、また試合数を減らすとかにつながる。基本的にはキャンプを延期するということはほぼ考えず、いかに安全にやるかに議論が集中したと思う。海外からの変異種に関しては、現時点ではあろうとなかろうと対応は変わらないと思っている。」
舘田一博氏(東邦大教授)
「緊急事態宣言を迎えて非常に厳しい状態ですが、まずは緊急事態宣言で抑え込むことが大事。その先にキャンプがあります。1週間、1ヶ月でかなり状況も変わる。キャンプは相談しながら、向こうが受け入れてもいいと言ってくださる状況や、検査の仕方も考えながら。まだ少し時間がある。できるだけ感染状況を下火にさせて、できるだけキャンプを予定通りできる方向を探っていくことが大事なのではないかと思います。」

ページトップ

NPB斉藤コミッショナー、キャンプ開催へ「いかに地元の理解を得てやらせていただくか」[スポニチ]

プロ野球とJリーグが合同設置した新型コロナウイルス対策連絡会議が12日、オンラインで開かれた。プロ野球の斉藤惇コミッショナー、Jリーグの村井満チェアマン、専門家チームが出席した。

目前に控えたキャンプについて、仮に延期や中止が視野に入った場合、決断のタイミングを問われ「今、地元自治体とよく話してやっているが、2月1日から粛々とどうやってやるかということに知恵を出し合っている。余程のことがない限り、これをキャンセル、伸ばすことは考えられない。自治体側がとても耐えられなければ、真剣に話し合いをして考えていく」とした。

キャンプを行う自治体の県民感情などを踏まえ「キャンプにあたって、明らかに地元のサポートがなければやれないし、(サポートなしでは)やるべきではない。地元からノーという反応があれば、強行することはできない。いかに理解を得て、やらせていただくかという立場です」と述べた。

観客の制限についても「周りの状況を判断して、広い知識のある方と話し合っていきたい。それを絡み合わせて判断しなければいけない。我々から制限する話でもなく、開催にあたって、(地元自治体が)受け入れられる条件が無観客ならそうなるだろう。有観客でもいいですよ、ということであれば医療的なアドバイスを受けながらじゃないといけないと思っています」とした。

ページトップ

プロ野球、特別ルールは今季も継続へ…斉藤コミッショナー「昨年のルールをベースにする」[報知]

プロ野球の斉藤コミッショナーは12日、昨季導入された特別ルールを今季も継続する方針を示した。コロナ禍の昨季は選手の負担を軽減するため、出場選手登録数(29人→31人)、ベンチ入り人数(25人→26人)、外国人枠(4人→5人、ベンチ入りは従来通り4人まで)を拡大し、延長は従来の12回から10回打ち切りに変更。同コミッショナーは「昨年のルールをベースにする」と説明した。

感染者や濃厚接触者などが出た際に出場選手登録の入れ替えを柔軟に行えるよう定めた「特例2020」も引き続き運用される見通し。また、投手の負担軽減を目的に巨人がセ・リーグでの指名打者(DH)制の暫定導入を提案していることについて、斉藤コミッショナーは「我々がこうすべきという問題ではないので、リーグの中でルールをつくっていただけたら」と話した。

ページトップ

プロ野球12球団代表者会議、2・1キャンプイン方針を確認[報知]

プロ野球12球団は12日、臨時の代表者会議を開き、現時点で来月1日に春季キャンプをスタートさせる方針を確認した。また、会議前にはJリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。専門家からの提言で検査態勢の強化を決めた。

政府は7日に首都圏の1都3県を対象に緊急事態宣言を発出。今後、関西3府県も対象に加える。キャンプ地の宮崎県は独自の緊急事態宣言を発令するなど、感染は全国的な拡大を見せている。

現状を踏まえ、感染を予防し、いかに安全にキャンプを行うか沖縄、宮崎の自治体と連携を取る。プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「2月1日から粛々とどうやるかということへ知恵を出し合っている。余程のことがない限り、キャンセルとか、(先に)延ばすということは考えられない」と最善策を模索していくと強調した。

安全を確保するためPCR検査を徹底する。キャンプ地に移動する前に選手、スタッフら全員が検査を受け陰性を確認。キャンプイン後、速やかに再検査。その後は週に1度、スクリーニング検査を実施する。地元と協議し、体調不良者が出た場合も24時間態勢で対応できるネットワークも敷いた。同時に球界OB、報道陣にも検査を依頼する。

また、観客の受け入れについて日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「自治体の方針通り」と、来場客に検査は求めず、今後の状況を見極め協議していくとした。

ページトップ

プロ野球キャンプ、専門家が無観客の選択肢に言及「あり得るかもしれない」Jリーグと対策連絡会議[報知]

プロ野球は12日、Jリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議(第23回)をオンラインで開き、キャンプの対応について協議した。

現時点では2月1日のキャンプインは延期せず、引き続き自治体と連携していく方針が示された。観客の受け入れに関して、専門家チームの賀来氏(東北医科薬科大特任教授)は「無観客かどうかは(キャンプ地)感染状況、(自治体の)意見が関わってくる。(キャンプまで)もう少し時間があるが、無観客もあり得るかもしれない」と話した。

プロ野球の斉藤コミッショナーは「我々から何人にすべき、無観客にすべきかということはない」と説明。無観客か限定的な有観客かに関しては、自治体の意見を尊重する考えを示した。

ページトップ

ロッテ・ドラ2中森、“長風呂健康法”寮の大浴場「足が伸ばせるの嬉しい」[デイリー]

ロッテのドラフト2位・中森(明石商)が“長風呂健康法”で疲労回復を心がける。 新人合同自主トレ後は寮の大浴場で15〜30分の入浴が日課。「足が伸ばせるのは嬉しい」と喜んだ。12日は同1位・鈴木(法大)とキャッチボール。ボールの強さに驚き、「追いつけるように」と力を込めた。

ページトップ

NPB、2・1キャンプイン予定通り、キャンプ中も週1で検査へ[デイリー]

プロ野球の臨時12球団代表者会議が12日、オンライン形式で行われた。政府が1都3県を対象にした緊急事態宣言を発令している中、キャンプ開催地の地方自治体との連携、感染予防対策を徹底しながら、予定通りに2月1日のキャンプインへ向けて準備を進める方針を確認した。

新型コロナの感染が拡大する中、大きな決断となった。代表者会議に先駆けて行われた、専門家チームを交えてのJリーグと合同の対策連絡会議。示されたのは、予定通りのキャンプ開催という方向性だった。

政府は8日に1都3県を対象にした緊急事態宣言を再発令。さらに今後は関西の3府県も含まれる見通しだ。さらに、キャンプ地の1つである宮崎県では独自の緊急事態宣言を出すなど、コロナ禍で各地を取り巻く状況は厳しさを増している。

だが、専門家チームの愛知医科大・三鴨広繁教授は「キャンプを遅らせてシーズンが後ろにいけば、また試合数を減らすということにつながる」と指摘。その上で「基本的にキャンプを延期するという策は考えず、いかに安全にやるかに議論は集中した」と話した。

日本野球機構(NPB)では、昨年からキャンプ地となる沖縄県、宮崎県と綿密な議論を続けてきた。その結果、プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「両者とも、2月1日から粛々とどうやってやるかという方へ知恵を出し合っている」と自治体ともキャンプの通常開催へ方向性は一致していると説明した。

同コミッショナーは「余程のことがない限りキャンセルをしたり(開始を)延ばすことは考えられない」と明言。さらなる感染拡大で自治体側の受け入れが困難にならない限り、予定通りにキャンプを行う考えを示し、その後の臨時12球団代表者会議でも確認された。

もちろんキャンプ実施に向けては、万全の感染予防対策を敷く。12球団の選手、スタッフ全員がキャンプ地へ移動前にPCR検査を受けて陰性を証明。その後もキャンプイン直後、そして以降も週1度のペースで検査を実施する。月1度だった昨年のシーズン中よりも厳しい検査態勢となった。体調不良者が出た場合の緊急対応についても検査態勢が構築されている。

キャンプの成功は、シーズンの通常開催実現へ続く道。深刻なコロナ禍が続く中だが、ファンが待ち望む球春の訪れに向けて、プロ野球界が不退転の覚悟で歩みを進めて行く。

ページトップ

キャンプインは予定通り2月1日の方針、12球団代表者会議で方向性固まる[デイリー]

NPBの井原事務局長が12日、新型コロナウイルス対策連絡会議を経た12球団代表者会議後にZOOM取材に応じ、プロ野球のキャンプは予定通り2月1日に始める方向で沖縄、宮崎の各自治体と準備を進めていることを明かした。

感染拡大をいかに防いでいくかについて同事務局長は、検査態勢の構築について話を進めているとし、専門家の指摘も踏まえて、12球団としての方針を固めたと語った。

(1)
キャンプ地への移動前に選手、スタッフ全員がPCR検査を受けて陰性を確認する
(2)
キャンプイン直後にできるだけ速やかにスクリーニング検査を受ける。その後は1週間に1回程度、スクリーニング検査を定期的に継続して行う

とし、体調不良者が出た場合の緊急対応についても検査態勢を構築したと説明した。

また、球場のアルバイト、球団OBを含む評論家、報道陣にも移動前の検査を求めたが、来場するファンに関しては各自治体の方針に従うとし、12球団としてPCR検査の事前義務化を求めることはないとした。

ページトップ

2月1日キャンプインの方針確認プロ野球、代表者会議[デイリー]

プロ野球の臨時12球団代表者会議が12日、オンラインで開かれ、現時点では予定通り2月1日にキャンプインする方針を確認した。新型コロナウイルス感染が拡大する中、キャンプを行う宮崎、沖縄両県の自治体と検査態勢などを協議して感染対策を進める。

首都圏で2月7日まで緊急事態宣言が再発令されたことを受け、球界内ではキャンプ日程の見直しを議論する必要があるとの声が出ていた。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は会議後の記者会見で「現時点では2月1日のキャンプインで準備を進める」と説明した。

全選手、スタッフがキャンプ地入りの前にPCR検査で陰性を確認する。

ページトップ

ロッテ・ドラ2中森、大卒ドラ1鈴木に刺激「はるかにボールが強い」[デイリー]

ロッテの新人合同自主トレ2日目が12日、ロッテ浦和球場で行われ、ドラフト2位・中森俊介投手(18)=明石商=がドラフト1位・鈴木(法大)を刺激に、レベルアップを誓った。

昨年12月上旬の入団会見では、今季15勝を目標に掲げたが、高校時代のチームメートにはない、大卒選手らのレベルの高さを実感している。自主トレの2日間はドラ1左腕と連日、キャッチボール、遠投を行い「今まで受けてきた人よりはるかにボールが強いですし、こういう人が上のレベルでやっているんだなと感じた。自分はまだまだ体もできていない。しっかり体をつくってアピールできるように頑張りたい」と決意を新たにした。

現実を肌で感じるも強気な投球が持ち味の右腕はキャンプでのアピールへ全力を尽くす覚悟だ。「初めから1軍キャンプでやりたいというのがあるのでそこを目指して頑張ってます」と1軍のマウンドを目指し、全力で練習に取り組む。

ページトップ

プロ野球は予定緒通り2・1キャンプインへ、キャンプ地の感染状況注視を前提に[デイリー]

日本野球機構(NPB)とサッカー・Jリーグ合同での「新型コロナウイルス対策連絡会議」が12日、オンライン形式で行われ、政府が1都3県を対象に緊急事態宣言を発令している中、プロ野球、Jリーグのキャンプを予定通り行う方向で確認された。

プロ野球は2月1日から各球団が一斉にキャンプインとなるが、キャンプ地となる宮崎、沖縄での感染状況を注視していくことを前提としながら専門家チームの愛知医科大・三鴨広繁教授は「キャンプを遅らせてシーズンが後ろにいけば、また試合数を減らすとかにつながる」と指摘した。

その上で「シーズンを考えた上では、基本的にはキャンプを延期するという策は、ほとんど考えない。いかに安全にやるかに議論は集中した」と、キャンプが開催される地方自治体、医療関係者との密接な連携の上で、キャンプを予定通り進める方向で話し合われたことを明かした。

プロ野球の斉藤コミッショナーもキャンプ地の自治体と綿密な話し合いを続けてきたとし、「両者とも2月1日から粛々とどうやってやるかという方へ知恵を出し合っている。余程のことがない限りキャンセルをしたり(開始を)延ばすことは考えられない」と話した。

ページトップ

プロ野球、Jリーグともキャンプの中止・延期は現状では考えず[デイリー]

日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で立ち上げた「新型コロナウイルス対策連絡会議」が12日、開かれ、プロ野球、Jリーグとも現状ではキャンプ日程を変更せず、地元自治体と協議の上、万全の感染対策を行いながらシーズンへの準備を進めていく方針を示した。

終了後にオンライン会見したプロ野球の斉藤惇コミッショナー(81)は「今の段階は行政当局、自治体と話し合っているが、2月1日から粛々とどうやってやるかという方向へ知恵を出し合っている。余程のことがない限り、これを延ばすとかキャンセルとかは考えられない」と強調した。Jリーグの村井満チェアマン(61)も「検査をした人間が赴き、ウイルスを持ち込まないことは当然だが、現地での直接対面でのファンサービスは一切できないと考えている。無観客になるかなどに関しては地域との話し合いになる」と話した。事前にPCR検査を行い、陰性を確認した選手がキャンプイン。地元自治体が望むのであれば無観客での実施もあるとした。

プロ野球12球団は例年通りなら2月1日に宮崎・沖縄でキャンプインする。今季はセ・パとも3月26日、Jリーグはクラブによっては1月中旬からキャンプインを予定しており、2月最終週の開幕を予定している。

ページトップ

ロッテ、ブレークの予感、藤原卓上カレンダー発売、2月から始まる“特別版”[デイリー]

ロッテは12日、マリーンズオンラインストア限定で藤原恭大外野手2021年卓上カレンダーの予約販売を開始したと発表した。

藤原選手2021年卓上カレンダー(価格:税込み1300円)は背番号「2」にかけて2021年2月から始まり、来年1月までとなっているのが特徴。カレンダーには2019年3月29日楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)でのプロ初打席や初安打、2020年10月14日楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)での初本塁打、練習中の秘蔵写真などが使用されている。

販売はマリーンズオンラインストアにて予約開始しており、1月下旬から2月上旬頃のお届けを予定。

藤原恭大選手コメント。「個人のカレンダーなんてなかなか作っていただけるものではないと思うのでありがたいです。毎年、作ってもらえるような選手になれるようにまずは今年、しっかりと結果を出してファンの皆様の期待に応えたいです」。

ページトップ