名前 | 年俸(万円) | 前年比 |
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松永 | 7500 | − |
ロッテのドラフト2位・中森俊介投手(18=明石商)が27日、地元の兵庫・丹波篠山市から「丹波篠山ふるさと大使」の就任要請を受けた。中森は「育ってきた場所なので、素直に嬉しいです」と要請されたことに感謝した。
同市からは51年ぶりのプロ野球選手輩出で、市広報誌1月号でも酒井隆明市長(66)との対談が巻頭見開きで組まれるほど期待は大きい。ふるさと大使は落語家の桂文珍、お笑いタレントの森田まりこらが務め、中森が正式受諾すればスポーツ界からは初。中森は「まだまだ自分は力もないし、活躍もしていないのに、名だたる方々と並べていただけるのは嬉しいですが恐縮です」と謙虚にコメント。時期は未定ながら、前向きに検討し始めた。
京都との府県境にある“日本遺産のふるさと”は黒豆やぼたん鍋、コシヒカリで知られる。中森はさらに「自然がきれいで、心が温かい人が多いです」と添える。2月1日からはキャンプが始まる。石垣島から約1600キロ離れた故郷を思いつつ「丹波篠山育ちの中森」を全国の野球ファンにPRできるよう、土台作りに励む。
ロッテのフランク・ハーマン投手(36)が羽田着のデルタ航空機で来日。来日前、来日時ともにPCR検査は陰性で、28日から2週間、自宅待機となる。
昨年12月に国内フリーエージェント(FA)権を行使したロッテ松永昂大投手(32)が27日、ロッテへの残留を表明した。
現状維持の単年で契約し「去年何もできていないので、自分の成績もそうですけど、周りのサポートだったり、選手会長の益田をサポートしていければなと思います。数字の目標は特にないです。とりあえず、いけるところまで」と意気込んだ。
昨季は左肩のコンディション不良の影響もあって、登板は5試合に終わったが、すでに80メートルの距離でボールを投げるなど、順調に回復。海外FA権を行使した沢村の去就は未定ながら、プロ1年目から7年連続で40試合以上に登板し、通算359試合で防御率2.91とリリーフ陣を支える左腕の残留で益田、唐川、ハーマンらの救援陣は厚みを増す。
ロッテのドラフト2位・中森俊介投手(18)=明石商高=が27日、生まれ育った兵庫・丹波篠山(たんばささやま)市のふるさと大使に就任する方向となった。最速151キロ右腕は同市から依頼を受け、正式受諾へ前向きに検討している。
同市の酒井隆明市長が「中森選手の活躍を丹波篠山市民あげて期待をしています。日本中から愛され、世界へ羽ばたく選手となれるよう心から願っています。これから困難なこと、つらいこともあるかと思いますが、前向きに乗り越えてください」とコメントした。
中森はふるさと大使を打診され「育ってきた場所なので、素直に嬉しいです。僕でいいのかなあとは思いますが、地元の期待に応えられるよう頑張りたいと思っています」と語った。
さらに「丹波篠山といえば黒豆です!しし鍋も有名です。他にもマラソン大会があったり、篠山城跡もあります。自然がきれいで、心が温かい人が多いです」と早速PRを行った。
同市ふるさと大使は、落語家・桂文珍が丹波篠山ふるさと応援団団長を務めている。他に『あのねのね』の原田伸郎ら多数。スポーツ界では、中森が初となる。
ロッテのハーマンが27日、来日した。来日前と来日時に新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を受け、ともに陰性だった。28日から2週間自宅待機した後、チームに合流する見込み。
プロ野球イースタン・リーグは27日、今季の公式戦などの日程を発表。3月20日に日本ハム−西武(鎌ケ谷)、巨人−ヤクルト(ジャイアンツ)、DeNA−ロッテ(横須賀)の3カードで開幕する。楽天の初戦は2カード目となる同23日のヤクルト戦(戸田)。
試合数は球団によって異なり、最多はヤクルトと日本ハムの137、最少はDeNAの133。中止による再試合は行わず、消化した試合の最終勝率で順位を決定する。今季は夏場の暑さ対策として、6月22、23日の巨人−ヤクルト(ジャイアンツ)など12試合が午前11時開始となった。
東京五輪期間中も試合が組まれているが、試合当日に五輪開催に伴う交通事情や新型コロナウイルスの感染拡大などで不測の事態が生じた場合、開始時間変更や中止となる場合がある。
公式戦開幕前の春季教育リーグは、3月2日から18日まで計28試合が組まれた。
昨年12月に国内フリーエージェント(FA)権を行使したロッテ・松永昂大投手(32)が27日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで残留を発表した。
代理人を通じて他球団との交渉を待ったが、獲得の正式なオファーはなく残留を決意。松永はオンラインで会見し「残留です。自分の実力不足です」と話し、ロッテと現状維持の7500万円で単年契約を結んだ。
昨季は左肘が万全でなく、5試合の登板にとどまった。プロ9年目の今季は「限界まで全力で。勝ちに貢献できれば」と復活に意欲をみせた。
救援陣に左投手が少ないロッテにとって貴重な存在。既に80メートルのキャッチボールを行っており、2月1日からの沖縄・石垣島キャンプは、1軍メンバーで参加する。
ロッテのドラフト2位右腕・中森(明石商)が、故郷を背負いマウンドに上がる。生まれ育った兵庫県丹波篠山(たんばささやま)市から「丹波篠山ふるさと大使」就任のオファーが届いた。
「丹波篠山といえば、黒豆です!あと、しし鍋も有名です。他にもマラソン大会があったり、篠山城址もあります」。
甲子園に4度出場した最速151キロ右腕だが、プロではまだデビュー前。異例の要請だが「育ってきた場所なので、素直に嬉しい。自然がきれいで、心が温かい人が多い。自分がプロの世界で結果を残すことで、丹波篠山がもっと有名になって欲しい」と目を輝かせた。
現時点で受諾はしていないが、酒井隆明市長から「丹波篠山と言えば“中森選手と黒豆”、中森選手といえば“日本一のふるさと丹波篠山”と言われるようともに頑張りましょう」と熱烈なラブコールを送られた。断る理由なし。4月中にも正式就任することになりそうだ。
現在は落語家・桂文珍、タレントの原田伸郎らが大使を務めているが、スポーツ選手として初の大役。「まだ活躍もしていないのに、名だたる方と並べていただけるのは恐縮です。僕でいいのかなあとは思いますが、地元の期待に応えられるよう頑張りたい」。2月1日からの春季キャンプに備え、21日から沖縄・石垣島で同期入団の新人らと汗を流す。1年目の目標はでっかく15勝。18歳の未来は夢でいっぱいだ。
国内FA権を行使していたロッテ・松永昂大投手(32)が27日、ZOZOマリンでオンライン会見に臨み、残留を表明した。
他球団からの正式なオファーがなく「自分の実力不足。(ロッテへの愛着は)もちろんあります」とした。会見前に交渉を行い、現状維持の年俸7500万円の単年契約でサイン。
昨年は左肩のコンディション不良に悩まされ、登板数はわずか5試合で今季は「目標はとりあえず、限界まで全力で」と設定。キャンプは1軍スタートする。
国内FA権を行使していたロッテ・松永昂大投手(32)が27日、ZOZOマリンスタジアムでオンライン会見に臨み、残留を表明した。 他球団からの正式なオファーがなかったことを明かし「自分の実力不足。(ロッテへの愛着は)もちろんあります」と話した。
ロッテとは会見前に、契約を更改した。単年の現状維持となる7500万円でサインし「勝ちに貢献できれば。去年、何もできてないので、周りのサポートだったり、選手会長の益田をサポートしていければ」と気持ち新たに、抱負を述べた。
昨年は左肩のコンディション不良に見舞われ、登板数は5試合に終わっていた。
ロッテのドラフト2位・中森俊介投手=明石商高=が、故郷の兵庫・丹波篠山市から「ふるさと大使」への就任を打診されていることが27日、明らかになった。
同大使は落語家の桂文珍(72)らが務めているが、スポーツ界は初めて。まだ正式に受諾をしていないが、ルーキー右腕は前向きに検討しており「育ってきた場所なので素直に嬉しいですが恐縮です。僕でいいのかなとは思いますが、自分が活躍することで少しでも地元のPRになればと思います」と球団を通じてコメントした。
さらに「丹波篠山といえば黒豆です!あと、しし鍋も有名です。他にもマラソン大会があったり、篠山城址もあります。自然がきれいで心が温かい人が多いです」となどと早速、アピールした。
丹波篠山市の酒井隆明市長(66)は「中森選手の活躍を、丹波篠山市民あげて期待をしています。『丹波篠山と言えば、中森選手と黒豆』、『中森選手といえば、日本一のふるさと丹波篠山』と言われるよう、ともに頑張りましょう。丹波篠山市民の希望として『丹波篠山ふるさと大使』への就任をお願いしたいと考えています。日本中から愛され、世界へ羽ばたく選手となれるよう、心から願っています。これから困難なこと、つらいこともあるかと思いますが、前向きに乗り越えてください」とメッセージを送った。
昨年12月に国内フリーエージェント(FA)権を行使したロッテの松永昂大投手(32)が27日、ZOZOマリンでオンライン取材に応じて、残留を表明した。契約更改交渉に臨み、現状維持の7500万円でサインした。2月1日から沖縄・石垣島で行われるキャンプには1軍メンバーとして参加する。
スーツ姿の松永は「残留です。自分の実力不足で残留になったと思います。(他球団から)正式なオファーがなかったので」と淡々と言葉をつないだ。
「愛着はもちろんあります」というロッテで迎えることになった9年目のシーズン。昨季は左肘のコンディション不良でわずか5試合の登板だったが、ここまでの調整は順調。約80メートルの距離でのキャッチボールも行っており「ブルペンにも入れる状態」だという。
海外FA権を行使した沢村の去就は未定だが、経験豊富で貴重な左のリリーフの残留は16年ぶりリーグ優勝を狙うチームにとって朗報だ。「チーム内の競争が厳しくなるのはプラスしかない。限界まで全力でやります」と益田、唐川、ハーマンらと高いレベルで競い合って、救援陣の一角を担う。
ロッテのドラフト2位・中森俊介投手(18)=明石商=が、故郷の兵庫県丹波篠山市から、ふるさと大使の就任要請を受けていることが27日、分かった。本人は要請受諾に前向きな姿勢をみせており、プロでの活躍で地元を活気づける。
2年時にエースとして甲子園春夏連続ベスト4に導いて地元を沸かせた右腕が、ふるさとから大きな期待を受けている。酒井隆明市長は「市民の希望として『丹波篠山ふるさと大使』への就任をお願いしたいと考えています。日本中から愛され、世界へ羽ばたく選手となれるよう心から願っています」とエールを送った。
地元出身、同市にゆかりのある人物が務めるふるさと大使には、これまで落語家の桂文珍や、タレントの原田伸郎など文化人が多かったが、中森が就任すればスポーツ選手では初となる。
丹波篠山といえば黒豆の産地として知られるが、中森は「しし鍋も有名です」と早速、地元をPR。「育ってきた場所なので素直に嬉しい。自分が期待に応えられるよう頑張りたい」と地元の名を全国に広めるようにと意気込んだ。
国内FA権を行使したロッテ・松永昂大投手(32)が27日、ZOZOマリンスタジアムで記者会見を開いて残留を表明し、現状維持の年俸7500万円で契約を更改した。(金額は推定)
昨年12月に権利を行使したが、他球団からのオファーはなかった。「自分の実力不足でした」と振り返ったが「チームの勝利のために少しでも貢献したい」と切り替えた。昨季は左肘の不調で5試合のみの登板だったが、回復過程は順調。石垣島キャンプには1軍メンバーで参加する。
ロッテから国内フリーエージェント(FA)権を行使していた松永昂大投手(32)が27日、チームに残留することを表明し、現状維持の年俸7500万円で契約を更改した。ZOZOマリンスタジアムでオンライン取材に応じ、他球団から正式なオファーには至らず「自分の実力不足です」と話した。
松永はドラフト1位で入団した2013年から19年まで7年連続で40試合以上に登板したが、昨季は左肘の状態が万全ではなく5試合の登板にとどまった。「他チームの評価を聞きたい」とFA宣言。ロッテは権利を行使した上での残留も認めて交渉を続けていた。(金額は推定)
国内FA権を行使したロッテの松永昂大投手が27日、ZOZOマリンスタジアムでオンライン会見を行い、球団残留を表明した。
この日、契約を1年契約で更改し「残留です。去年、何もできてないので、回りのサポートだったり選手会長の益田をサポートしていければ」と話した。
水面下では交渉を検討していた球団があったというが、正式なオファーがなかったという。
昨年は左肩のコンディション不良もあり、わずか5試合の登板だったが、入団1年目から19年まで7年連続40試合以上に登板するなどブルペン陣を支えてきた。今季の目標について「数字的な目標はないですけど、1試合でも多く、勝ちに貢献できれば」と意気込みを明かした。
昨季からロッテの背番号18を受け継いだ二木康太。開幕直後こそ打ち込まれたものの、2軍での調整を経て再昇格した8月以降は好調を維持。終わってみれば短いシーズンの中でキャリアハイの9勝をマークし、チームのクライマックスシリーズ進出に大きく貢献した。今回はそんな右腕のピッチングに迫りたい。
2020年ロッテ:主な先発投手成績 | |||
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投手名 | 勝利 | 敗北 | 防御率 |
美馬学 | 10 | 4 | 3.95 |
二木康太 | 9 | 3 | 3.40 |
小島和哉 | 7 | 8 | 3.73 |
岩下大輝 | 7 | 7 | 4.20 |
石川歩 | 7 | 6 | 4.25 |
中村稔弥 | 2 | 5 | 4.78 |
二木の最大の特徴は与四球の少なさだ。元々コントロールに優れた投手だったが、昨季はさらに安定感が向上。シーズンで与えた四球はわずか12個にとどめ、リーグの先発投手の中では頭1つ抜けた与四球率をマークした。
2020年パ・リーグ先発投手:与四球率ランキング | |||
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順位 | 投手名 | チーム | 与四球率 |
1 | 二木康太 | ロッテ | 1.17 |
2 | 石川歩 | ロッテ | 1.76 |
3 | 美馬学 | ロッテ | 1.83 |
4 | 有原航平 | 日本ハム | 2.04 |
5 | 塩見貴洋 | 楽天 | 2.13 |
与四球が少ない1つの要因として、二木のストライクを奪う能力が挙げられる。昨季は68%という優れたストライク率を残しており、カウント別に見ても全ての状況で高い数字が並ぶ。
その中でも注目したいのは、リーグ平均を10ポイント上回ったボール先行のカウントだ。投手にとってはどうしてもストライクが欲しい場面であり、二木はそこできっちりとストライクを奪えていた。
2020年:カウント別ストライク率 | ||||
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カウント | 投球数 | ストライク | ストライク率 | リーグ平均 |
初球 | 362 | 230 | 64% | 58% |
S先行 | 438 | 264 | 60% | 56% |
並行 | 255 | 192 | 75% | 68% |
B先行 | 241 | 188 | 78% | 68% |
フルカウント | 55 | 45 | 82% | 76% |
ボール先行のカウントで大きな役割を担ったのはストレートだ。二木は昨季のストレート平均球速が140.8キロと決して剛速球を投げる訳ではないが、不利な状況からでも半分以上の割合で直球を選択。
同じ状況で100球以上ストレートを投げたパ・リーグの投手でただ1人、80%を超えるストライク率をマークした。苦しい場面で確実にカウントを稼ぐことができたこのボールの存在が、昨季の優れた与四球率につながっている。
2020年:ボール先行時の球種別ストライク率 | ||||
---|---|---|---|---|
球種名 | 投球数 | ストライク | ストライク率 | リーグ平均 |
ストレート | 134 | 110 | 82% | 69% |
スライダー | 70 | 52 | 74% | 67% |
フォーク | 31 | 22 | 71% | 68% |
カーブ | 6 | 4 | 67% | 59% |
そして四球を出さない能力は、ピッチングの安定感にもつながってくる。1イニングあたり何人の走者を出したか表すWHIPは、50イニング以上を投げたリーグの先発投手でトップ。余計な出塁を許さず、淡々と打者を打ち取る。昨季見せた投球は、エースナンバーを背負うに相応しい姿だったといえるだろう。
2020年パ・リーグ先発投手:WHIPランキング | |||
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順位 | 投手名 | チーム | WHIP |
1 | 二木康太 | ロッテ | 0.91 |
2 | 山本由伸 | オリックス | 0.94 |
3 | 石川柊太 | ソフトバンク | 0.98 |
4 | 岸孝之 | 楽天 | 1.01 |
5 | バーヘイゲン | 日本ハム | 1.07 |
19年オフに自ら球団に背番号の変更を求め、18番を託された二木。昨季はチーム2位の9勝を挙げるも、契約更改の席では満足した様子を見せなかった。負けない投手という理想のエース像を追い求める右腕は、さらなる飛躍を目指して腕を振り続ける。