まもなく球春到来。無観客でのキャンプインが2月1日に迫る中、12球団の担当記者が各チームの戦力を紹介します。昨季パ・リーグ2位のロッテ編。
「優勝争いに加わるのが当たり前」のチームに進化するために、新外国人エチェバリアの加入は大きい。メジャーでもならした高い技術で、内野はどこでも守れる。井口監督は「遊撃がメイン」と構想するも、どのポジションをつかむかで流れも変わる。強力ライバルの出現で井上、中村奨、安田、藤岡の内野陣が一気に底上げされれば、中長期的観点でベターともいえる。
投手陣は、吉井コーチらの登板管理でパフォーマンスを発揮しやすい環境にある。とはいえ異例のシーズンを経て、今季は未知数な部分も。ルーキー鈴木や古谷、東妻に台頭の期待がかかる。もちろん佐々木朗もその1人。故障者が出なければ、今年も王者ソフトバンクとやり合える力はある。
「ラグビーの 選手の体 湯気が立つ」。
7年前、伊藤園主催「おーいお茶 新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞した大阪府の13歳少年が、再び全国区になる日が迫る。ロッテ山口航輝外野手(20)が、初の1軍キャンプに「今年は勝負の年。最初から最後まで1軍にいられるように」と体を火照らす。
右のスラッガー候補だが、昨秋のチームのコロナ禍の緊急事態で、コンディションに問題なしながら、1軍に呼ばれなかった。「ほぼ自分だけ上がれなかったので、今までの野球人生でも1番と言っていいくらい悔しい思いでした」。悔しさを原動力に、このオフは高校3年間を過ごした冬の秋田で鍛え上げてきた。
自分だけ上がれない−。本人には伝えられずとも、理由はあった。先輩安田や同期の藤原と同じように、プロ2年目は2軍での英才教育が施された。シーズン終盤は2軍で4番に固定された。
主力に左打者が多いチーム編成。この日、石垣島入りした井口資仁監督(46)が右の山口にかける期待も大きい。「長打力があって、今の1軍選手にない積極的な力強いスイングができる打者。キャンプも(井上)晴哉とかと競争させたい。ほぼ一塁メインでやらせようと思います」。
自主トレもずっと一塁ミットを使った。明桜(秋田)時代からのライバル、日本ハム吉田輝星を強烈に意識する。「ずっと負けてられない。吉田の山口、じゃないけど、セットにされるのも嫌なので」と、1軍戦でアーチを見舞うことを夢見る。
「おーいお茶 新俳句大賞」で入選し、自分の作品が載ったお茶が段ボールで3、4箱届いた。今度はZOZOマリンで本塁打をかっ飛ばして、お立ち台で新作を披露したいところ。「とにかく打撃でアピールしたいです」。まずは今の意気込みを詠んでもらった。
「ホームラン たくさん打つぞ 今年こそ」。
ロッテは30日、チームの中長期的ビジョンを示す「Team Voice」を発表した。
常勝軍団を作り上げる意思をファンと共有するためのメッセージで、これに基づいた今季チームスローガンが31日に発表される。
「Team Voice」は以下の通り。
惜しかった。
あと1点が取れていれば。
あの1点を守れていれば。
それで落としてきた白星がいくつある?
本当に信じているか?
優勝して、日本一になって、
常勝軍団になることを。
その唯一の方法は、
今日も、明日も、勝つしかない。
1点でも相手より多くとって、
その1点を守りきる。
目の前のチャンスをつかみ取り続ける。
だから俺たちは熱狂する。
その粘り強さに。その本気の執念に。
その1点が、
明日を変える。
ロッテは30日、荻野貴司外野手(35)が千葉市消防局の「春の火災予防運動(3月1〜7日)」のポスターに起用されたことを発表した。
ポスターは千葉市内の約3700箇所に掲示される。千葉市消防局は「火災予防のさらなる注意喚起を促すため」とポスターを作成。「千葉ロッテマリーンズの切り込み隊長の荻野貴司選手が駆け抜けていくように、千葉市消防局も火災の取り組みにいっそう力を入れていきます」とコメントを寄せた。
荻野も球団を通じ「火災予防運動のポスターに抜てきしていただき、大変光栄に思います。このポスターを見ていただき、火災予防に対する意識が高まることを願っています。また私もチームの勝利につながるプレーをしてチームのリーグ優勝に貢献することで、このポスターにこめられているメッセージを皆様に伝えることができると考えています。今年も精一杯頑張ります」とコメントした。
ロッテは30日、チームの中長期的な計画とメッセージをファンに伝えて共有することを目的とした「Team Voice(チームボイス)」の発信を発表した。球団として初の試みで、1年ごとに出すスローガンと違い、継続的に変わらないメッセージとなる。
内容は「惜しかった。あと1点が取れていれば。あの1点を守れていれば。それで落としてきた白星がいくつある?本当に信じているか?優勝して、日本一になって、常勝軍団になることを。その唯一の方法は、今日も、明日も、勝つしかない。1点でも相手より多くとって、その1点を守りきる。目の前のチャンスをつかみ取り続ける。だから俺たちは熱狂する。その粘り強さに。その本気の執念に。その1点が、明日を変える」。
ロッテ・荻野貴司外野手(35)が、千葉市消防局のポスターに起用されることが30日、分かった。「春の火災予防運動(3月1〜7日)」を前に展開する火災予防運動のポスターで千葉市内の町内自治会、公共施設および事業所など約3700箇所に掲示される。
荻野は「このポスターを見ていただき、火災予防に対する意識が高まることを願っています。チームの勝利につながるプレーをして、チームのリーグ優勝に貢献することで、ポスターにこめられているメッセージを皆さまに伝えることができると考えています」と火災予防に積極的。今季の優勝に意欲をみせた。
千葉市消防局は「千葉ロッテマリーンズの切り込み隊長の荻野選手が駆け抜けていくように、千葉市消防局も火災の取組に一層力を入れていきます」とコメントした。
3年目で初めて1軍キャンプとなったロッテの山口が一塁手に挑戦する。
本職は外野だが、昨季は2軍で藤原と並んでチーム最多となる7発を放った右の大砲候補。井口監督からも井上のライバルとして期待されており、「今年は本当に勝負の年だと思う。打撃でアピールして、ずっと1軍にいたい」と意気込む。中学時代には「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」で佳作特別賞に選ばれた。キャンプインを前に「ホームラン たくさん打つぞ 今年こそ」と詠んだ。
ロッテは30日、中長期的なビジョンを「Team Voice(チームボイス)」として発信した。単年ごとのチームスローガンとは別に、継続したメッセージをファンと共有することが目的。常勝軍団をつくるという強い意志を伝える。
球界にはない新たな試みで、球団広報室は「1年で常勝軍団をつくることはできない。1年では変わらないものを打ち出そうということになった」と説明。球団首脳らによる発案で、井口監督、各部署でも意見を出し合い「あと1点が取れていれば。あの1点を守れていれば。それで落としてきた白星がいくつある?本当に信じているか?優勝して、日本一になって、常勝軍団になることを−」という言葉を記し、ポスターも製作した。
この日夕方の航空機で、井口監督らチーム本隊はキャンプ地の石垣島に到着。南国の島で、まずは常勝軍団への土台を目指していく。なお、チームスローガンは31日に発表される。
ロッテはこれまで単年ごとにチームスローガンを策定してきたが、今回、新たにチームの中長期的なビジョン、メッセージをファンの皆様に伝え、共有することを目的とした「Team Voice(チームボイス)」を発信することを30日、発表した。
「Team Voice(チームボイス)」は常勝軍団を作り上げるという強い意志と中長期的で大きなビジョンを伝えるもので継続的に変わらないメッセージとなる。なお、Team Voiceに基づいた2021年チームスローガンは31日に発表予定。
「惜しかった。あと1点が取れていれば。あの1点を守れていれば。それで落としてきた白星がいくつある?本当に信じているか?優勝して、日本一になって、常勝軍団になることを。その唯一の方法は、今日も、明日も、勝つしかない。1点でも相手より多くとって、その1点を守りきる。目の前のチャンスをつかみ取り続ける。だから俺たちは熱狂する。その粘り強さに。その本気の執念に。その1点が、明日を変える」。
ロッテ・荻野貴司外野手は、千葉市消防局が「春の火災予防運動(3月1日〜7日)」を前に展開する火災予防運動ポスターに起用されることになった。
千葉市内町内自治会、公共施設及び事業所などに約3700箇所に掲示される。
荻野は「火災予防運動のポスターに抜擢していただき、大変光栄に思います。このポスターを見ていただき、火災予防に対する意識が高まることを願っています。また私もチームの勝利に繋がるプレーをしてチームのリーグ優勝に貢献することで、このポスターにこめられているメッセージを皆様に伝えることができると考えています。今年も精一杯頑張ります」とコメントしている。
ロッテの山口航輝外野手(20)が30日、先乗り自主トレの石垣島で「ホームラン たくさん打つぞ 今年こそ」と川柳で今季の意気込みを語った。
中学1年の冬、国語の授業で伊藤園「おーいお茶」の川柳に応募。テーマは覚えていないというが「ラグビーの 選手の体 湯気が立つ」で佳作特別賞を受賞した。お茶のラベルにも掲載され「段ボールで3、4箱お茶が届いた。少し先生がいじって。先生に感謝ですね」と意外な経歴を明かした。
昨季は絶望を味わった。2軍で全試合に出場し中盤からは4番に定着。打率2割5分8厘をマークし本塁打は藤原と並ぶチームトップの7本を放った。昨年10月、チームは新型コロナウイルスがまん延し選手を大量入れ替えしたが「ほぼ野手では自分だけ上がれなかった。今までの野球人生で1番って言ってもいいくらい悔しい思いをした」。悔しさを胸に自主トレを重ね3年目の春季キャンプは初の1軍スタート。井口監督も一塁起用を明かすなど成長を期待しており「今年が勝負の年だと思っている。打撃をアピールしてずっと上にいられるように頑張りたい」。初の1軍昇格を果たし、川柳を現実のものとする。
ロッテは30日、新たにチームの中長期的なビジョンやメッセージをファンに伝えることを目的とした「Team Voice(チームボイス)」を発信することを発表した。
これまでは1年間のスローガンのみを掲げてきたが今年からは中長期的なスローガンを掲げる。「Team Voice(チームボイス)」は常勝軍団を作り上げるという強い意志とチームの大きなビジョンを伝えるものになっている。
「惜しかった。あと1点が取れていれば。あの1点を守れていれば。それで落としてきた白星がいくつある?本当に信じているか?優勝して、日本一になって、常勝軍団になることを。その唯一の方法は、今日も、明日も、勝つしかない。1点でも相手より多くとって、その1点を守りきる。目の前のチャンスをつかみ取り続ける。だから俺たちは熱狂する。その粘り強さに。その本気の執念に。その1点が、明日を変える。」
今季のチームスローガンは31日に発表予定。ロッテは30日、千葉市消防局の「春の火災予防運動(3月1日〜7日)」を前に火災予防運動ポスターに荻野貴司外野手(35)の起用が決まったことを発表した。
ポスターは千葉市内町内自治会、公共施設、事業所など約3700箇所に掲示される。千葉市消防局は「火災の発生しやすい時期を迎えるに当たり、火災予防の更なる注意喚起を促すため、市民の皆様に身近な千葉ロッテマリーンズの選手を起用することで、火災予防のさらなる注意喚起を促すことができるのではないかと考え作成しました。切り込み隊長の荻野貴司選手が駆け抜けていくように、千葉市消防局も火災の取組に一層力を入れていきます」とコメント。
荻野は「このポスターを見ていただき、火災予防に対する意識が高まることを願っています。また私もチームの勝利につながるプレーをしてチームのリーグ優勝に貢献することで、このポスターにこめられているメッセージを皆様に伝える事ができると考えています。今年も精一杯頑張ります」と意気込んだ。
沖縄・石垣島自主トレに参加しているロッテ・山口航輝外野手(20)が30日、高3夏の秋田大会決勝で抑え込まれた日本ハム・吉田から、1軍で本塁打を打つことを宣言した。
中軸候補として期待される若武者には、苦い記憶がある。18年夏の秋田大会決勝。明桜の主砲として金足農・吉田に挑んだが、4打数無安打3三振に終わった。「輝星(吉田)と対戦したい。負けてはいられないし、ホームランを打ちたい」と悔しさを胸にリベンジを誓う。
中学時代には伊藤園「お〜いお茶」新俳句大賞に応募し、佳作特別賞を受賞した。異色の特技を持つ大砲は、今季に懸ける思いを一句。「ホームラン たくさん打つぞ 今年こそ」。外野の一角を狙う航輝が今季、輝星に負けない輝きを放つ。
プロ野球は2月1日に12球団が一斉にキャンプインする。新型コロナウイルス感染拡大防止のために政府と宮崎、沖縄両県の緊急事態宣言中は無観客での実施となった。30日、ロッテ、楽天、日本ハム、ヤクルトとオリックスの選手がキャンプ地に入った。
宮崎県では昨季4年連続で日本一に輝いたソフトバンクと2年連続でセ・リーグ優勝を果たした巨人に加え、西武とオリックスの4球団が始動する。巨人の一部主力はコロナ禍の影響で昨季終了が遅れたため、ベテランを中心に東京ドームでスタートを切る。
沖縄県では田中将が8年ぶりに復帰した楽天や阪神、中日など8球団が始動する。
ロッテは30日、中長期的なメッセージ、スローガンを伝える「Team Voice」を発信すると発表した。今季のチームスローガンは31日に公表される。
これまでは単年ごとのチームスローガンを策定していたが、今後は中長期的な常勝軍団を作り上げるという意志のもと、大きなビジョン、メッセージをファンに伝え、共有することを目的とし「Team Voice」を策定した。
第1弾のチームボイスは以下の通り。
「惜しかった。あの1点を守っていれば。それで落としてきた白星がいくつある?。本当に信じているか?優勝して、日本一になって、常勝軍団になることを。その唯一の方法は、今日も明日も、勝つしかない。1点でも相手より多くとって、その1点を守り切る。目の前のチャンスをつかみとり続ける。だから俺たちは熱狂する。その粘り強さに。その本気の執念に。その1点が、明日を替える」。
ロッテは30日、荻野貴司外野手が千葉市消防局の3月1日から7日までの「春の火災予防運動」のポスターに起用されたと発表した。
千葉市内の町内自治会、公共施設および事業所など約3700箇所に掲示される。千葉市消防局は「火災の発生しやすい時期を迎えるにあたり、ホームチームであり、市民の皆さまに身近な千葉ロッテマリーンズの選手を起用することで、火災予防のさらなる注意喚起を促すことができるのではないかと考え作成しました」とコメント。
荻野は球団を通じ「火災予防運動のポスターに抜てきしていただき、大変光栄に思います。このポスターを見ていただき、火災予防に対する意識が高まることを願っています」とコメント。さらに「また私もチームの勝利につながるプレーをしてチームのリーグ優勝に貢献することで、このポスターに込められているメッセージを皆さまに伝えることができると考えています。今年も精一杯頑張ります」と意気込みを明かした。