1月31日1月31日ロッテ井口資仁監督が楽天田中将大の復帰を歓迎した。「強敵であるのは間違いないですけど、そういう選手とできるのは楽しみです」。自身の現役時代は64打数16安打。本塁打は1本のみだが、それが通算2000安打のメモリアル打だった。「甘い球を1球で捉えないと打てない。積極的にどんどん」とイメージし、攻略を期待していた。
今季の春季キャンプは、新型コロナ感染拡大防止のため、プロ野球史上初の無観客で始まる。12球団はそれぞれ予防策を徹底し、キャンプインを迎えた。
1月31日にチーム全体で宮崎入りしたが、宮崎空港などでの歓迎セレモニーは実施されなかった。リーグ優勝、または日本一を勝ち取った翌年は、到着後に宮崎市街でパレードを行っていたがこちらも中止に。ナインはコロナ対策を施して、市内の宿舎で全体ミーティングを行った。
3密防止対策で、例年は宿舎のレストランで行ってきた1月31日の全体ミーティングを、室内練習場のドアを全開放して行った。宿舎は昨年まで若手が2人部屋だったが、今回は全員が1人部屋。部屋の往来もしないよう通達が出ている。大浴場は時間帯で人数制限を設け、食事も部屋へのテークアウトをOKにしている。
文字通り、同じ方向を向いてコロナ対策を徹底する。キャンプでの食事会場の座席は、全員同じ向きで設置。ビュッフェ形式だが、手袋着用を義務化した。チーム宿舎への立ち入りは原則チーム関係者のみで外出も禁止。宿舎の正面玄関には、体温チェックするためにサーモグラフィーが置かれた。報道陣には、今回新たに特設記者席として球場駐車場にプレハブを建設。接触をせずにリモートで取材に対応する。辻監督は1月31日の宮崎到着後、日南市の榎原神社を参拝し「コロナが収まりますように、それだけです」と願いを込めた。
コロナ感染防止へ厳戒態勢を敷く。球団関係者と報道陣の動線は完全分離。受付時に3日以内のPCR陰性証明書を提出し、取材時には配布されたビブスを着用する。無観客のため、売店はなし。1月31日は、球場に家族連れの親子が足を運んでいたが、高台のメディア向け駐車場からグラウンドの様子を眺めていた。
川村球団社長兼オーナー代行が、1月31日に名護のチーム宿舎で行われた全体ミーティングで、選手に新型コロナウイルス感染予防対策の順守をあらためてお願いした。「外出禁止など制約の多いキャンプだが、協力してくれと話しました。このキャンプを無事に終えられないと開幕につながらない。地元の方々にご迷惑、ご心配をかけないことが第一」と注意喚起した。
選手は1月30日にキャンプ地の宮崎入り。首脳陣は同31日に合流したが、歓迎セレモニーはなし。湊球団社長、福良GM、中嶋監督らは宮崎市内の小戸神社を参拝し、チーム宿舎でミーティングを行った。
ロッテは31日、引き続きのファンサービス自粛方針を発表した。
サイン、写真撮影、握手、プレゼントの受け渡しなどを1、2軍ともに当面自粛する。
2月1日からの石垣島キャンプは、新型コロナウイルス感染症予防の観点から無観客で行われる。会場の石垣市中央運動公園でのキャンプは、全て見学不可となる。球場周辺の屋台も設置されない。
沖縄・石垣島が1月31日午後6時29分、日没の時を迎えた。真っ赤で大きな夕日はこの時期、竹富島へと落ちていく。
海沿いの公園では荻原宗一郎くんと平良優芽くん（ともに9歳）が、保護者と一緒に夕暮れまでキャッチボールをしていた。2人とも、西武平良を輩出した少年野球チーム「真喜良サンウェーブ」で野球に励む。今年のロッテ石垣島キャンプは無観客。「行きたかったな」と残念そう。来年のキャンプを心待ちにしていた。
各球団がキャンプインする2月1日は“野球界のお正月”と呼ばれる。ならば、この日は大みそか。
12球団の最西端でキャンプを行うロッテは昨季、山あり谷ありの末に2位に躍進した。井口資仁監督（46）は今季スローガンを「この1点を、つかみ取る。」と定めた。新外国人エチェバリアの入団で、レギュラー陣もうかうかしていられなくなった。佐々木朗も、いよいよデビューの時を迎えそう。温暖な石垣で優勝へスタートを切る。
紺とオレンジが織りなすマジックアワーが終われば、野球ファンが訪れない南の島はもう真っ暗だ。見上げれば、星々は1年前より輝いているような…。心穏やかに、鼓動を高めながら、新たなシーズンを迎える。皆様、よいお年を。
ロッテの臨時コーチを務める松中信彦氏（47）も石垣島入りし、選手達の自主トレを視察した。
キャンプ初日から安田、藤原ら打撃陣の指導に入る。井口資仁監督（46）は「若くて長距離を打てる選手が多いので、短い期間ですけれど引き出しを伝えて欲しいです」と期待した。
ロッテが1月31日、今季のチームスローガンを「この1点を、つかみ取る。」に決めたと発表した。つかみ取れ！ではなく、つかみ取る。「全員で共有していこうと話しました」と井口資仁監督（46）。命令や指示ではなく、共有と浸透、実行を願った。
1点の重みを知る。昨季、1点差勝利は20試合を数えた。打率は12球団ワーストながら、しつこく四球をもぎ取るなどし、益田ら強力救援陣で逃げ切った。一方で1点差負けは14試合。うち7敗が、10月以降のシーズン終盤でのもの。主力離脱で攻撃力が落ち、救援陣の重圧も大きくなり、CS進出を逃しかけた。
束になって2位に躍進した。しかし井口監督は「個人がもっと成長しないと逆戻りになる」と危惧する。「ただ1点取る、守るだけじゃなく、もっと深掘りしていこうよと。言葉では簡単に言えますけど、全員の意識がないと。1年間共有してそういう野球ができるのか」と全員に訴えた。キャンプでもチーム打撃の練習を増やす。「1点を取る、守るができなければ容赦なく、というのも伝えたので」。スローガンの体現へ、チーム内の競争も厳しくなる。
ロッテは31日、沖縄・石垣島でキャンプイン前日の自主練習を行った。 練習前には3密防止策をとった上での全体ミーティングを行い、チームスローガン「この1点を、つかみ取る。」が発表された。
キャプテンに就任した中村奨吾内野手（28）は「去年はチャンスで1本出なかったり、守りきれなかったりがあったので、今年のスローガンにぴったりかなと思います」とコメント。「暖かいところでできるのはとてもありがたく思いますし、キャンプで色々な方々が態勢を整えてくださってできるので。今年優勝することが、石垣の方々や医療関係者の方々への恩返しになると思うので、精一杯練習したいと思います」と決意を口にしていた。
ロッテは31日、2021年のチームスローガンが「この1点を、つかみ取る。」に決定したと発表した。
井口資仁監督（46）は「あと1点をどのようにつかみ取り、1点をどうやって守るのか。1点の大事さは昨シーズンを振り返った時の大きな課題であると認識しております。その部分を全員で共有し、考えて答えを導き出し実現していくという思いで、このスローガンとします。様々な反省や課題を1つ1つクリアし、1点ずつしっかりと積み重ねていく。1点の重みを感じながら、目標とするリーグ優勝を2021年、必ずつかみ取りたいと思います」とコメントした。
ロッテ・井口資仁監督（46）が31日、沖縄・石垣島で自主トレを視察。高卒2年目を迎えた佐々木朗と楽天に復帰した田中将との直接対決に言及した。
就任4年目の指揮官は両投手の投げ合いについて「もちろんそうです。朗希がね、しっかり投げてくれれば」と早期実現に期待を寄せた。
佐々木朗は昨季1、2軍戦とも登板なしだったが、今季は開幕ローテ入に本格参戦する。最速163キロ右腕の仕上がり具合を確認し、「しっかりと（キャンプ）初日からブルペンに入れるんじゃないか」と見通しを語った。
自身も現役時代に米大リーグから日本球界に復帰。ロッテの主軸として2009年から5年間、田中将と対戦した。「強敵であるのは間違いないけど、そういう選手とまたできるのは本当に楽しみ」と復帰を歓迎した。
パ・リーグ同士だけに佐々木朗さえ、順調ならば投げ合う可能性は十分ある。令和の怪物vsマー君−。指揮官は若武者のチャレンジを待望した。
ロッテの井口資仁監督は31日、沖縄県石垣市で、海外フリーエージェント（FA）権を行使して米大リーグ移籍を目指している沢村拓一投手について、本人の意思を尊重し、結論を待つ意向を示した。
ロッテは権利を行使した上での残留を認めている。「キャンプ初日に合流とはならなかった。いい報告が来るといいですけど。報告待ちですね」と話した。
プロ野球は2月1日に12球団が一斉にキャンプインする。各球団は31日までに監督やコーチ、選手だけでなく関係者が全てPCR検査を受けてキャンプ地に入った。
ロッテの中村奨が沖縄県石垣市で練習し今季から主将を務める決意を語った。昨季まで3年連続で全試合に出場し、正二塁手として期待され「若い選手が多いので、周りを見て声を掛けていきたい。しっかり元気を出してやっていければいい」と頼もしく話した。
昨季は打率2割4分9厘にとどまり、打撃の向上は課題だ。「全ての面でレベルアップしないといけない。しっかり自分のやるべきことをやる」と表情を引き締めた。
ロッテが31日、今季のチームスローガン「この1点を、つかみ取る。」を発表した。井口資仁監督（46）はキャンプ地の沖縄・石垣島で「（昨年は）1点差のゲームで負けていることが多かったので、とにかくこの1点をしっかりつかみ取る。逆にいえば1点を守り抜くということにもつながる」と話した。
キャンプインを1日前に控え、練習前のミーティングでは「どうやったら1点を取れるのか、どうやったら1点を守れるのかということを話しました」と選手に1点の重みを徹底させた。
コロナ禍で異例の無観客キャンプとなるが「しっかり万全の対策をしながら過ごしたい」と感染防止に注意。元ソフトバンクの松中信彦氏（47）が石垣島キャンプで臨時コーチを務めることについては「昨年の課題は打撃。課題をしっかりクリアしていきたい」と打力アップに期待した。
田中将大投手（32）の楽天復帰を受け「当然、イーグルスが強くなるなという思いがある。メジャーに行って、また帰ってくる選手と戦えるのは楽しみ」と対戦を待ちわびた。
想像しただけでワクワクする。ロッテ・佐々木朗と楽天に復帰した田中将の投げ合いだ。1日から始まる石垣島キャンプに向け、井口監督は室内練習場でキャッチボールを繰り返す2年目右腕の姿を視察した。
「ここまでしっかりと体もできているし、投げている姿を見て、初日からブルペンに入れると思った。昨年と違って、今年は1軍のローテーション入りを目指して欲しい」。
最速163キロを誇る「令和の怪物」。昨季は右肘の違和感もあり、体づくりを中心に取り組んできた。実戦登板はなし。それでも、昨年5月のシート打撃登板で160キロを計測したように、ポテンシャルの高さは誰もが認めており、11日の紅白戦で実戦デビューする可能性もある。そんな佐々木朗は「（子供の時に買った田中将の）ユニホームを持っている。（投げ合えたら）夢みたい」と田中将への憧れを隠さない。
ならば、条件付きながら、そんな夢を後押しすることもできる。井口監督は「朗希は昨年、試合で投げていないので実戦感覚がどうかだが、練習試合、オープン戦と結果を残していければ、投げ合う機会も出てくる。オープン戦の予定も入っているので、対戦もあるかもしれない」と前向きだ。実際にチームは3月9日から楽天3連戦（静岡）が組まれており、早期対決が実現する可能性も十分ある。
指揮官にとっても、田中将との縁は深い。13年7月26日の楽天戦で、田中将の147キロ直球を左中間へ運んで日米通算2000安打を決めた。サヨナラ負けを喫したが「（田中が）24連勝した年で唯一勝てそうな試合だった」と懐かしむ。「いい投手なので、甘い球を一振りで仕留める。これが鉄則」と田中将攻略法も明かす。打線が援護し、佐々木朗が投げ合いを制すれば、大きな自信をつける。チームにも、朗希にも、メリットがある夢プランだ。
ロッテの井口監督は海外FA権を行使して大リーグ移籍を目指している沢村について本人の意思を尊重し、結論を待つ意向を示した。
球団は権利を行使した上での残留を認めている。「キャンプ初日に合流とはならなかった。いい報告が来るといいですけど。報告待ちですね」と話した。
ロッテの臨時コーチを務める平成唯一の3冠王・松中信彦氏もチームに合流した。新型コロナウイルス対策として、換気を良くした室内練習場で行われたミーティングにも参加。合同自主トレが始まると、室内練習場などで汗を流す選手達に熱い視線を送り続けた。
自らバットも握った。打撃マシンを相手に緩いボールを打ち返した。キャンプインを前に安田、藤原、和田ら若手選手に「3冠打法」を密かに実演した形だ。ダイエー（現ソフトバンク）で同期入団だった井口監督も「昨年のチームの課題は打撃だった。若くて長距離を打てる選手が多いので、短い期間だが、色々な引き出しを選手達に与えて欲しい」と期待した。
ロッテの21年チームスローガンが「この1点を、つかみ取る。」に決定。井口監督は「あと1点をどのようにつかみ取り、1点をどうやって守るのか。その部分を全員で共有し、考えて答えを導き出し実現していく」と説明した。
前日には中長期的なビジョンとして「チームボイス」を発信し常勝軍団をつくり上げていく意志も示した。新主将の中村奨も「昨年は1点で苦しむことが多かった。今年のスローガンにぴったり」と表情を引き締めた。
ロッテは31日、2021年チームスローガンが「この1点を、つかみ取る。」に決定したことを発表した。
ロッテの井口資仁監督（46）は、佐々木朗希投手（19）のキャンプ初日ブルペン入りを予告した。室内練習場で体を動かす佐々木朗を見ながら「ここまでしっかりと体もできているし、今日も投げているところを見て、初日（1日）からブルペンに入れると思う。昨年と違って今年はローテーションに入ってもらいたいし、練習試合、オープン戦含めて1軍で頑張って欲しい」と先を見据えた。
仕上がりは順調だ。1月29日の先乗り自主トレ公開では、以前より左足のつま先部分を高く上げず、テイクバックも変化させた“新フォーム”を披露。捕手を立たせたまま21球を投げ込んだ。昨年は石垣島キャンプ打ち上げの2月13日にプロ初のブルペン入り。シーズン中は主に体作りに専念したことで早い仕上がりにつながっている。朗希も「日に日に良くなっている」と、準備しているようだ。
指揮官は夢の対決にも言及した。「去年投げていないので実戦感覚は遠のいていると思うけど、朗希がしっかり投げてくれれば」と、楽天に復帰した田中将との投げ合いで球界を盛り上げて欲しいと期待した。小学生の頃からの憧れの存在で、楽天時代のユニホームを購入。楽天が日本一に輝いた13年11月3日は12歳の誕生日だったという縁もある。
まずは競争を勝ち抜く。朗希に対し「去年と扱いは変わる」と話している井口監督は容赦なく1、2軍の入れ替えを行う方針。今キャンプでは元ソフトバンクの松中信彦氏を臨時コーチに呼ぶなど、課題の打撃強化にも時間を費やす考え。その上で最速163キロ右腕のローテ入りが実現すれば、リーグ優勝は近づく。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今回のキャンプでは選手の外出に厳しい制限がかかっている。スポーツ報知では「ステイホテル」での過ごし方に着目し、選手が持参したグッズを紹介する。
ロッテの中村稔弥投手（24）は“万全ケア”で春季キャンプを乗り切る。宿舎に持参したのは微弱電流が流れる治療器。「自分でできる治療をと思い、昨シーズン中に購入しました。普段からでも体のケアをしたいと思い、使っています」。昨季はプロ2年目で念願の先発初勝利。19年のオフから磨き上げてきたキレのある直球と自身の生命線とも話すツーシームを武器に、ロングリリーフもこなした。16試合で2勝5敗、防御率4.78。今季も目指すのは先発ローテ入り。自己ケアを怠らず貴重な左腕として万全な状態でアピールしていく。
2月1日から始まる今年のプロ野球キャンプは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客スタートが決まった。球場で選手の姿を見られるのはもう少し先になりそうなので、今回のキャンプ特集は担当イチ押しの「元気印」を紹介。新聞だけでなくテレビやSNS越しにも熱い姿を届けてくれるでしょう。
ロッテはプロ4年目を迎える安田尚憲内野手（21）に注目が集まる。昨季はレアードの故障もあり、87試合で4番に座りチームを牽引。昨年の石垣島キャンプでも泥だらけになるまで居残りノックを志願し、体力が限界に近づいても持ち前の明るさとヤル気で乗り越えてきた。
経験の少ない安田を真の4番として成長させるため、角中らベテランがあえてゲキを飛ばしたこともあったが、いつでも「ありがたい」と前向きに答え、先輩からも愛される存在だ。
4番の理想像は巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏。「どのチームも4番は強み。オーラとか雰囲気とかも感じるので」。井口監督はキャンプで安田を筆頭とする長距離砲を徹底的に育てる方針を明かしている。向上心あふれる若き主砲が、フレッシュなパワーで優勝に導く。
石垣島キャンプが無観客でスタートした。練習前にはメイン球場で歓迎セレモニーが行われた。
歓迎挨拶で中山義隆市長は「今年は新型コロナウイルスの影響もありまして、無観客でのキャンプという形になりますが、私達石垣市民、ファンの気持ちはマリーンズを全力で応援するバックアップすることを大きく打ち出していきたい」と挨拶した。
井口監督は「このような状況下の中で、キャンプをしていただき感謝しています。我々もしっかりと感染予防対策をしながら、こなしていきたいと思います」と決意を込めた。
マリーンズ石垣島キャンプ協力会からはサーターアンダギー、まんごジュース、まぐろなど沖縄名産が送られることになったが、感染防止対策の観点からセレモニー中の贈呈は見送られた。
ロッテの井口資仁監督（46）が31日、石垣島での合同自主トレを視察。佐々木朗希投手（19）が熱望する楽天・田中将との先発対決は、自力でつかみ取ることを期待した。
田中将に憧れを抱き、少年時代には投球フォームを参考にしていた佐々木朗。29日のブルペン投球後「（投げ合えたら）夢のようです」と思いを打ち明けていた。そんな若き右腕に対し、指揮官は「朗希がしっかり投げ続けてくれればね。（結果を残せば）もちろんある」。競争を勝ち抜いて先発ローテに定着すれば、あえてマー君にぶつける可能性も示唆した。
成長を見せている姿に井口監督は昨年以上の期待感を抱いている。室内練習場でのキャッチボールを真後ろで観察し「だいぶ、仕上がっていて楽しみ。体もしっかりできている」と目を細めた。
自主トレから順調に調整を続けている佐々木朗は、キャンプ初日からブルペン入り予定。練習試合、オープン戦と結果を出し続け、開幕ローテ入りをつかめば、マー君と夢の対決も見えてくる。
ロッテは31日、無観客で行われる沖縄・石垣島キャンプについて、新型コロナウイルス感染防止の観点から再度、ファンサービスの自粛をしないことを告知した。
1、2軍ともに球場スタンドの一般見学は不可。陸上競技場スタンド、室内練習場、ブルペンについても一般見学はできない。球場周辺の屋台の出店もしない。
球団は「ファンサービス、写真撮影、握手、プレゼントの受け渡しを1、2軍とも自粛させていただきます。ご理解とご協力をよろしくお願いします」と呼びかけた。
ロッテ・井口資仁監督が31日、沖縄・石垣島での合同自主トレを視察した。
前日30日に石垣島に入った指揮官は早速、室内練習場でソーシャルディスタンスを取りながらミーティング。「この1点という1点をどうやったら取りにいけるのか、どう守れるのかをミーティングで話をしました」と1点の大事さを選手達に説いた。
今キャンプは新型コロナウイルスの感染防止対策で、ファンを入れずに無観客の中で行う。
「我々を石垣島キャンプにいさせていただくということで、万全の対策をしながら、このキャンプを過ごしたい」と受け入れ態勢を整えた石垣市に感謝の思いを明かした。
ロッテは31日、2021年のチームスローガンが「この1点、つかみ取る。」に決定したと発表した。
昨季はチーム打率.235、リーグ5位の461得点と投手防御率のよさと比べて得点力アップが課題となっていることから、このスローガンとなった。
井口監督は球団を通じ「あと1点をどのようにつかみ取り、1点をどうやって守るのか。1点の大事さは昨シーズンを振り返った時の大きな課題であると認識しております」とコメントした。
さらに「その部分を全員で共有し、考えて導き出し実現していくという思いで、このスローガンとします。様々な反省や課題を1つ1つクリアし、1点ずつしっかりと積み重ねていく。1点の重みを感じながら、目標とするリーグ優勝を2021年必ずつかみ取りたい思います」とVへ力強く語った。