わたしはかもめ2021年鴎の便り(2月)

便

2月4日

沢村が極秘渡米!MLBかロッテ残留か…去就大詰め[ニッカン]

ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使した沢村拓一投手(32)が、大リーグ球団との交渉に向け極秘渡米したことが4日、明らかになった。米球界関係者によると、複数のメジャー球団が調査しているとみられ、代理人を務めるジョン・ボッグス氏らと綿密にコミュニケーションを取りながら、現地で交渉を進めていくとみられる。メジャー移籍か、ロッテ残留か。熟慮を重ね決断する。


沢村に大きな動きが出た。今年に入りロッテの球団施設などで練習を重ねてきたが、メジャー球団との交渉を行うために極秘裏に渡米した。ボッグス氏との連絡を密にし、情報をアップデートしながら去就を判断する。

ボッグス氏は昨年12月16日、沢村について、同じく担当しているマリナーズFAの平野とともに「だいたい6球団から調査を受けている」とコメント。情勢を慎重に見極めながら、水面下で交渉を続けている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今オフのFA市場の動きは遅かった。しかし年が明けると、ヘンドリックス、イエーツ、ハンドら勝ちゲームの終盤を任される大物投手の去就が相次いで決定するなど、市場は徐々に動き始めている。

メジャーのスカウトからは、一貫して潜在能力の高さを評価されている。昨季途中にトレード移籍したロッテでは22試合に登板。セットアッパーを任され、防御率1.71と安定した成績を残しチームの2位に大きく貢献した。ソフトバンクとのCS第1戦では自己最速を更新する159キロを計測。勝負球のスプリットも150キロ台前半をマークする超パワー型の中継ぎは、メジャーでもニーズが高い。

宣言残留を認めてくれたロッテからは、交渉の期限を設けずに決断を待つ方針を伝えられた。FA宣言から約2ヶ月。中大時代からの夢である大リーグ移籍か、恩義を感じるロッテへの残留か。熟考を重ね、最終決断を下すことになりそうだ。

沢村拓一(さわむら・ひろかず)
1988年(昭63)4月3日、栃木県栃木市生まれ。佐野日大から中大を経て、10年ドラフト1位で巨人入団。1年目の11年に11勝(5完投)、防御率2.03(セ・リーグ3位)で新人王。15年に配置転換されると、守護神として2年連続35セーブ以上を記録し16年最多セーブ。20年9月に香月一也とのトレードでロッテ移籍。13年WBC、15年プレミア12日本代表。184センチ、102キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ西川僚祐、人知れずキャンプ初日に場外弾2発[ニッカン]

夢は正夢になるかもしれない。ロッテのドラフト5位・西川僚祐外野手(19=東海大相模)が、早くもドデカいことをやってのけた。

石垣島キャンプ初日の1日、2軍球場でのフリー打撃で、逆風を切り裂く左翼場外弾を2発放っていたことが、4日までに明らかになった。

無観客ゆえ、目撃したファンは誰もいない。報道陣はその頃、佐々木朗希投手(19)のブルペン投球に集結。2軍関係者しかおらず、左翼後方ではモ〜と黒牛が鳴くグラウンドに、衝撃音が響いていた。左翼100メートル地点に、高さ約20メートルの防球ネットがそびえる。西川の高い弾道はそれを2度、越えていった。逆風でなければ、ネットの約30メートル奥にある牛舎近くまで飛んでいたかもしれない。2軍で打ち込むレギュラー陣も度肝を抜かれていたという。

名門・東海大相模では1年夏に4番に座った。高校通算55本塁打。高2秋の関東大会では、痛烈なピッチャー返しに球場のスピードガンが「166キロ」と反応。どよめきとともに、悲鳴さえ上がっていた。永野吉成育成・スカウト部長兼ファームディレクター(52)は「思い切りの良さ、打球の速さは突出したものがあり、そこを評価させていただきました」とドラフト直後に話していた。

同時に「日本人初のレフト場外を夢見て獲得することができました」と、ZOZOマリンでの場外弾を期待していた。キャンプ初日に、早くもその可能性を証明。4日の4日のフリー打撃も、左翼から右翼へ強めに風が吹いた。この日は引っ張らず「理想としています」という右中間への放物線が中心。38スイングで、120メートル級を含む4発の柵越えを放った。

噂が風に乗ったか、井口資仁監督(46)も3日の練習に足を運んでいた。1日、2日の打撃映像もチェック。「急がせない」としながらも「よければ(11日の)紅白戦でDHくらいで使ってみたい思いは」と抜擢の可能性を口にした。右の強打者育成は大きな課題。同タイプの3年目スラッガー・山口航輝外野手(20)の名を挙げた上で「山口と同じくらい、さらにその上をいくくらいの長距離砲」と期待は大きい。次はどんな逸話を作るのだろう。

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ロッテ井口監督「DHで使ってみたい」5位西川評価[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(46)が4日、ドラフト5位ルーキーの西川僚祐外野手(18=東海大相模)の打撃を高く評価した。

3日に石垣島キャンプの2軍練習を視察し、映像もチェック。「(同じ右の長距離砲候補の)山口と同じくらい、さらにその上をいくくらいの長距離砲なので楽しみです」とコメント。11日に予定される紅白戦への抜てきについては「良ければDHくらいで使ってみたいなという思いもありますが、そこはちょっと急がせないで」と話すにとどめた。

井口監督(第1クールを終え)
「若い選手達がオフの間に体を作って、しっかりやってくれた。1軍全員がMVP。さらにもう1レベル上げていきたい。」

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ロッテ鳥谷「やってきたことができている」順調調整[ニッカン]

ロッテ鳥谷敬内野手(39)が石垣島キャンプで順調に体を作っている。

井上、福田秀ら主力打者らとともに、2軍キャンプで調整中。4日はフリー打撃で43スイング中8本の柵越え。「無事に第1クールが終わって良かったです。痛いところもないですし、しっかり自主トレでやってきたことができていると思います」。昨年2月は所属が未定の状態。2年ぶりとなるキャンプでの充実ぶりをうかがわせた。

右翼ポール際の飛球が防球ネットを越える場面もあった。「あれは風ですよ。風がなかったらライトフライです」と笑うも、守備練習も含め、軽快な動きを見せていた。

井口資仁監督(46)は「1年間、色々な形でやってもらわないといけないので」とベテランに調整を一任。13日からの練習試合遠征には、鳥谷は帯同しない見込みだ。

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ロッテ平沢が右足首炎症で別調整、合流は状態次第[ニッカン]

2軍キャンプに参加していたロッテ平沢大河内野手(23)が4日、右足首炎症で別メニュー調整となった。

今後の状態を見て本隊合流を決める。

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石垣島で話題「ピーゴロの坂」#行ってきました[ニッカン]

◇#行ってきました

ロッテのキャンプ地・石垣島は、日本でもトップクラスに美しい。例年は多くのロッテファンが訪れ、キャンプはもちろん、観光にも精力的に動く。

そんな楽園で最近、SNS映えスポットとして話題になっているのが、島南東部にある「ピーゴロの坂」だ。サトウキビ畑が広がる高台から、"石垣のウユニ"といわれる透き通った白保海岸まで、下り坂がまっすぐ伸びる。4日朝に訪れた。

由来は不明。「ピーゴロ=投手ゴロ」なんて打者には縁起がよろしくないネーミングながら、景色は抜群だ。それなのに、誰もいない。来年は多くのファンに訪れてほしいと願う。

石垣島滞在はあと9日間。「ここはどうなっているの?」「このお店は?」「あのスポットは?」など現地情報の取材リクエストをお待ちしています。ニッカン、動きます。

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ロッテ・レアードがキャンプ合流、ティー打撃で調整[ニッカン]

ロッテのブランドン・レアード内野手(33)が4日、沖縄・石垣島キャンプに合流した。室内練習場でティー打撃を行うなどで調整した。

昨季は腰の張りで8月に米国へ帰国し、10月にはアリゾナ州で手術を行った。「腰の状態は悪くないというか、ほとんど痛さもないので、自分自身と相談しながら。開幕の日は決定していますけど、監督から調整は任せていただいているので、その期待に応えられるようにしていきたいと思います」と焦らず進めていく意向を示した。

家族で来日し、2週間の自宅隔離を経ての合流になった。「好物のすしは食べたか?」という質問には「ウーバーイーツ」と回答した。

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ロッテ「マーくん」と千葉県「チーバくん」コラボ[ニッカン]

ロッテは4日、千葉県のマスコットキャラ「チーバくん」と、球団公式キャラ「マーくん」のコラボレーショングッズを受注販売することを発表した。

ラインアップはポーチ、Tシャツ、トートバッグなど。球団オンラインストア限定で7日まで販売する。発送は3月中旬以降の予定。

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ロッテ・鳥谷、2年ぶりキャンプ、第1クールを終え「無事に終われて良かった」[サンスポ]

プロ18年目の鳥谷が2年ぶりのキャンプで充実した練習を積んでいる。6月に40歳を迎えるが、遊撃の守備では軽快な動きを披露。第1クールを終え「無事に終われて良かった。しっかりと自主トレでやってきたことができている」とうなずいた。

阪神を2019年限りで退団した後、なかなか移籍先が決まらず、ロッテに入団したのは昨年3月でキャンプには参加できなかった。今年は2軍で調整を一任され「しっかりと(バットを)振っていきたい」と話した。

5日は練習休み。

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ロッテ・レアードが石垣島キャンプ合流、6ヶ月ぶりにバット振る[サンスポ]

ロッテのブランドン・レアード内野手(33)が4日、沖縄・石垣島キャンプ合流し、別メニューでティー打撃約60スイングなどを行った。

「これから始まるという気持ちでいっぱい。いい形で石垣島に帰って来られたよ」。

昨季は腰痛で8月5日に出場選手登録を抹消され、16日に帰国して10月21日にヘルニアの手術を受けた。ロッテ在籍3年目の今季は1月19日に来日し、来日前と来日時のPCR検査でいずれも陰性。20日から2週間、自宅待機していた。

キャンプ初合流は2軍スタート。軽い準備運動後に別メニューとなり、室内練習場でキャッチボール、ティー打撃、ウエートトレーニングなどを行い、6ヶ月ぶりにバットを振った。

米国滞在中も「すしは大好き。アリゾナにいい店が2件あって、しっかりと食べてきたよ」。来日後、2週間の自宅滞在中は食べておらず、日本で食べることを楽しみにしている。

レアードの離脱中に、安田尚憲内野手(21)が台頭。「4番・三塁」での開幕スタメンを目指している。昨季、開幕4番のレアードは4番に強いこだわりを見せなかったが「野球人である以上は4番を任される、期待されているという気持ちがある」と"定位置"に意欲。安田に負けない姿勢をみせた。

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ロッテがチーバくんとマーくんのコラボグッズ販売、マリーンズオンラインストア限定で[サンスポ]

ロッテは4日、マリーンズオンラインストア限定で千葉県のマスコットキャラクター、チーバくんとマリーンズのマスコット、マーくんがコラボレーションしたグッズの受注販売を開始したと発表した。期間は7日までで商品は以下の通り。

価格は全て税込で、販売はマリーンズオンラインストアで1月30日午前10時から2月7日午後11時59分まで受注。商品の到着は、3月中旬から下旬頃を予定している。生産状況により前後する可能性あり。

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18年目ロッテ・鳥谷、2年ぶりキャンプで場外弾も謙遜「あれは風。風がなかったら右飛」[スポニチ]

18年目を迎えたロッテ・鳥谷がフリー打撃で場外弾を放った。1年前は所属未定だったため2年ぶりのキャンプを2軍で過ごしているが、フリー打撃では43スイングで8本の柵越え。23スイング目には右翼席後方の防球ネットを越え、建物の屋根を直撃するシーンもあった。

「あれは風。風がなかったら右飛」と謙遜したが、井口監督も「1番動けている」と元気なベテランに目を細めていた。

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昨年腰手術のロッテ・レアード、石垣島キャンプに合流「開幕に向けて、期待に応えたい」[スポニチ]

昨年10月に腰を手術したロッテのレアードが2週間の自宅待機を経て、石垣島キャンプに合流。「アリゾナでしっかりとリハビリをやってきた。開幕に向けて調整し、期待に応えたい」と語った。

別メニューながら室内練習場でティー打撃も行い「4ヶ月ぶりにバットを振った」と笑顔。昨季は8月に帰国し、39試合で6本塁打。今季は安田と三塁を争うが「チーム内で競争すれば、いい方向にいく」と来日6年間で169発の助っ人は余裕だった。

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ロッテ鳥谷、フリー打撃で場外弾、2年ぶりキャンプでじっくり体づくり[スポニチ]

ロッテの鳥谷敬内野手が4日、石垣島の2軍キャンプでフリー打撃を行い、右翼席の奥にある防球ネットを越える場外弾を放った。

この日は43スイングで8本の柵越え。昨年のこの時期は所属球団が未定で、1人で自主トレを行っていたが、今年は温暖な南の島でじっくりと体をつくっている。

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ロッテ・レアードが合流、ティー打撃で4ヶ月ぶりスイング[スポニチ]

ロッテのブランドン・レアード内野手が4日、石垣島の2軍キャンプに合流。米国から来日し、千葉県内の自宅で2週間の自宅待機を経ての参加で、練習前には1、2軍のメンバーに挨拶も行った。

昨年8月に帰国し、腰の手術を受けていた。現在の状態については、「85%ぐらいまで戻っている。あとは100%に近づけて、野球の技術を上げていく」と説明する。

この日は別メニューながら、室内練習場ではティー打撃も行った。「昨年10月に手術して、アリゾナでリハビリもやってきた。向こうではバット振らなかったので、今日は4ヶ月ぶりにバットを振った」と心地よさそうだった。

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ロッテ・鈴木を法大の先輩がジャッジ、NPB審判員も始動[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・鈴木昭汰投手が3日、石垣島春季キャンプで2度目のブルペン投球を行った。最速153キロ左腕は田村のミットを得意の快速球で鳴らした。法大出身のルーキーが投じたボールを判定したのは、同じく法大出身で東京六大学野球リーグ通算14勝を誇る秋村謙宏審判員(54)。ブルペンに響く「ストライク!」「ボール」の声。通算1875試合出場のベテラン審判員は鈴木が投げ込んだ42球を見極めた。

試合の判定を担当するNPB審判員も選手同様に1日にキャンプイン。秋村審判員はランメニューやブルペンでの投球判定で汗を流し「お客さんがいなくて寂しいが、沖縄の太陽を浴びて"始まったな"という感じ」と笑顔。3月26日のシーズン開幕に向け調整を続けている。

審判として3度の日本シリーズ、オールスター出場などの実績を持つが、"本格派右腕・秋村"としての活躍を知る人も多い。宇部商時代はエースでチームを3度甲子園に導き、3年夏は3回戦の仙台商戦で完封&本塁打を放つ活躍を見せた。法大では4年秋に投手でベストナイン。日本石油(現ENEOS)を経て、広島では93年に主に中継ぎで6勝を挙げた。

快速球を武器に多くの舞台で活躍した秋村審判員の1番の思い出は83年夏の甲子園。帝京との2回戦に逆転サヨナラで自身の甲子園初勝利を挙げ、チームが「ミラクル宇部商」といわれる原点となった試合だ。「4−5で9回裏に入って、投げ負けたと思っていた。(先発で9回5失点)ベンチの冷水機で水を飲んでいると、快音と"ワッ"という歓声が聞こえて、振り返ると(浜口大作さんの)逆転サヨナラ本塁打で勝っていた。仲間に助けられた1勝が本当に嬉しかった」。

プロでは広島、日本ハムでプレーし、97年に現役を引退。99年からプロ野球審判員を務める。23年目のシーズンをコロナ下で迎え「こんな状況だけど、せめてプロ野球で盛り上がるように力になりたい。自分達はあくまでも黒子。できることを積み重ねていきたい」と静かに語る。

華々しい選手時代の"爪"を隠す審判員が影から試合を支える。

秋村謙宏(あきむら・のりひろ)
1966年2月26日生まれ、山口県出身の54歳。宇部商では3度甲子園に出場。法大、日本石油を経て、89年にドラフト外で広島に入団。95年に日本ハムへ移籍し、97年に現役を引退。99年にパ・リーグ審判部に入局。選手としては173試合で9勝11敗、3セーブ。防御率4.37。審判としては1875試合に出場。袖番号は1。

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プロ野球、外国人戦力差均衡策を検討、新規入国停止措置続く[報知]

外国人の新規入国停止の措置を受け、プロ野球12球団が戦力均衡策を検討していることが4日、分かった。各球団で入国済みの助っ人数に差が出ており、公式戦での戦力差につながることを懸念。開幕から一定期間、外国人選手のベンチ入り人数に制限を設ける案などが挙がっているとみられる。

10都府県の緊急事態宣言は来月7日まで延長された。その後2週間隔離を考えると、現在入国できていない外国人選手は、3月26日の開幕戦の出場が厳しくなる。12球団は既に政府や関係省庁に対し、入国後の隔離中にも練習が可能かどうかなどの緩和を要望。並行して、現状の外国人選手5人登録、4人ベンチ入り(20年からの特例)から人数を減らすなど、戦力均衡策を模索していく。

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平沢大河が右足首の炎症で別メニュー調整へ[報知]

ロッテの平沢大河内野手(23)が4日、右足首の炎症のため別メニュー調整となった。昨年10月に右肘の手術を行い、今季のキャンプは2軍スタート。右肘の回復は順調で、キャンプ2日目には急遽松中臨時コーチから打撃指導を受けるなど、精力的に練習へ取り組んでいたが無念の離脱となった。

プロ6年目を迎える今季は藤岡やエチェバリアとの遊撃手争いを期待されていたが「このオフの取り組み方はどうだったのかなとか、緩みがあったんじゃないかなと思う」と井口監督。

「スタートラインにまず立ててないのでその辺をもっと自覚してやらないと行けない年数に来ている。早く復帰していいショート争いをして欲しい。彼みたいな選手がチームを底上げしてくれないと」と奮起を促した。6日から始まる第2クールについては患部の状態を見ながら2軍本隊に合流するかを決めていく。

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高部瑛斗が12分間走で“三冠王”3000メートル超えで独走[報知]

ロッテの高部瑛斗外野手(23)が4日、沖縄・石垣島キャンプで行われた野手の12分間走で3025メートルをマークしトップでゴールした。

この日は先乗り自主トレに参加していない1軍メンバーの野手13選手で実施。初めは先頭の和田につき2位でスタートしたが2周目から和田を抜きトップに。スピードを落とすことなくみるみる後ろを突き放し、最終的には2位吉田に100メートル以上の差を付けゴールした。昨年の新人合同自主トレでも新人7選手中トップ、昨年のキャンプでも3150メートルを記録し野手ではトップに立った高部。2年目のキャンプも自慢の走力を見せつけ、これで"三冠王"。今季はさらなるアピールで1軍定着を狙う。

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レアードが石垣島キャンプ合流、別メニュー調整[報知]

ロッテのブランドン・レアード内野手(33)が4日、沖縄・石垣島の2軍キャンプに合流した。

1月19日に米国から来日し、2週間の隔離期間を終えた後、3日に石垣島入り。この日は球場入りすると、井口監督や首脳陣らに挨拶し、その後は別メニュー調整。軽めのキャッチボールやティー打撃で汗を流し、益田などチームメートと会話する場面が見られた。

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ロッテ・鳥谷、場外弾!柵越え8本「あれは風です。まだまだ」[デイリー]

2軍組で調整を行うロッテの鳥谷敬内野手(39)が第1クール最終日にフリー打撃を行い、53スイングで場外弾を含む8本の柵越えと、パワフルな打撃を見せつけた。

若手に負けないレジェンドの存在感だった。マシン打撃の10球目から右翼芝生席へ3連続柵越えと鋭いスイングを見せれば、23球目の打球は、右翼防球ネットを越え隣接する相撲場の屋根を直撃。「あれは風です。まだまだ。風がなかったら、ライトフライ。今は細かいところじゃなくて。しっかりと振ることしか考えていません。まずはしっかりと振っていきたい」と周囲の驚きをよそに冷静に足元を見つめた。

19年オフに阪神を退団。昨年のこの時期は自宅ガレージで壁当てをして1人練習をしていた。2年ぶりのキャンプ参加はまさに貪欲だ。ティー打撃中には、同じ2000安打達成者の福浦2軍ヘッド兼打撃コーチと打撃談義を交わしさらに成長を目指す。

「無事に第1クールが終われてよかった。痛いところもないですし、しっかりと自主トレでやってきたことができている」と鳥谷。井口監督も「キャンプに向けて体をつくってくれていた。今、1番動けている」と高評価。18年目のベテランを間違いなく戦力として計算している。

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ロッテ、球団公式ユーチューブで「教えて!鳥谷先生!!」がスタート[デイリー]

ロッテの球団公式ユーチューブで鳥谷敬内野手がファンの質問に答える新コーナー「教えて!鳥谷先生!!」がスタートした。

球団広報のカメラでレジェンド鳥谷に質問をぶつけるもので、3日の第1回は例題として広報が質問をあてたが、この日は初めてファンからの質問に鳥谷が答えた。

「私は仕事などで失敗してしまった際、引きずってしまうタイプなのですが、鳥谷選手は気持ちを切り替える時にどう切り替えるのでしょうか。教えてください」との質問に、鳥谷は「まず、回りの人ができているのに、自分はできていない、失敗すると、できている人達も失敗を乗り越えてできている…」と答えた。

さらに野球にたとえ「野球でいうとエラーをしましたと。何でエラーをしたんだろうと考えると、どうしても次、考える時にエラーを怖がってしまう。そうではなくて、次、エラーしないためにどうやってやるんだと考えると、失敗を1つの次への成長に考えるという意味で、失敗しないようにするにはどうすればいいんだろうと考えると、意外に失敗を引きずるよりは前向きな失敗として捉えられる…」と説いた。

すでに170件以上の質問が寄せられている。最後に鳥谷が「今日が最終回です」と冗談っぽく答えたが、広報は「鳥谷選手の気力が続く限り、このコーナーをやります」と宣言した。

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ロッテ・鳥谷、柵越え8発と長打連発も「風ですよ。風がなかったらライトフライ」と謙遜[デイリー]

ロッテの鳥谷敬内野手がキャンプ第1クール最終日のフリー打撃に臨み、柵越え8発を含む長打を連発。逆方向の左中間へも鋭い打球を放つなどして快音を響かせた。

第1クールを終え、「無事に第1クールが終われて良かったです。痛いところもないですし、しっかりと自主トレでやってきたことができている」と納得の様子。

柵越えについては「今日の当たり?あれは風です。まだまだ。風がなかったら、ライトフライです」と謙遜気味に振り返った。

2軍キャンプスタートの背番号00は、ストッキングを膝元まで上げるオールドスタイルで練習をこなした。投内連係ではショートの守備に就き、軽快にゴロをさばいた。一塁に就いた井上が捕球後、ベースカバーに入った投手に捕球しやすいトスとすると「ナイスボール」と声をかけるなど、2軍のメイン球場にベテランの声が響き渡った。

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ロッテ・鳥谷が柵越え8発、フリー打撃、若手には「ナイスボール」[デイリー]

ロッテの鳥谷敬内野手がキャンプ第1クール最終日でフリー打撃を行い、柵越え計8発を含む長打に、左中間へも鋭い打球を連発するなど、快音を響かせた。

2軍キャンプ参加の背番号00は、ストッキングを膝下まで上げるオールドスタイルで、練習メニューをこなした。投内連係ではショートの守備につき、ゴロをさばいた。一塁についた井上が捕球後、投手へ軽快にトスするや「ナイスボール」と声をかけるなど、2軍のメイン球場にベテランの声が響き渡った。

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ロッテが千葉県のマスコット「チーバくん」とコラボ!グッズの受注販売を開始[デイリー]

ロッテは4日、2月7日までマリーンズオンラインストア限定で千葉県のマスコットキャラクターであるチーバくんとマリーンズのマスコットマーくんがコラボレーションしたグッズの受注販売を開始したと発表した。

チーバくん×マリーンズコラボグッズ商品一覧は次の通り。

ポーチ:1500円、ロングTシャツ(サイズ:M、L、XL):3500円、フェイスタオル:2500円、トートバッグ(大):2000円、トートバッグ(小):1300円(全て税込)。

購入者には3月中旬〜下旬頃に品物が届く予定としている。

ロッテマリーンズ広報室
「チーバくんとマーくんが千葉県のシルエットから顔をのぞかせているかわいいデザインとなっており、Tシャツやフェイスタオルといった定番グッズだけでなく普段使いにも便利なポーチやトートバッグもラインナップにご用意しています。ぜひこの機会にお買い求めください。」

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ロッテ・レアードがキャンプに合流、昨年椎間板ヘルニア手術[デイリー]

ロッテ・レアード内野手(33)が4日、キャンプに合流した。

午前9時前、メイン球場の外野で練習前のミーティングを行う1軍に合流。ナインの前で挨拶し、帽子を取って笑顔を見せた。

2軍本隊で別メニューの調整を行う。昨年は腰痛により8月に離脱。10月に米国で腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けていた。

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2軍で打率.344も「反省しかなかった」、ロッテ高部瑛斗に宿るあくなき向上心[Full-Count]

◇ファームで優秀選手も「いいシーズンだったとは思えない」

ロッテ2年目の高部瑛斗外野手はキャンプ3日目を終え、「とても充実した日々を送れています」と満足げだった。1年目の昨季はファームで打率.344も「反省しかなかった」と振り返る23歳は、走攻守全てレベルアップを目指し沖縄・石垣島キャンプに臨んでいる。

国士舘大では通算129安打を放ち、東都2部の歴代最多安打記録を更新したヒットマン。昨季ファームでは67試合に出場し、イースタン・リーグ2位の打率.344、同5位の66安打を放ち、リーグの優秀選手賞・新人賞・努力賞を受賞した。

それでも、昨シーズンを振り返った高部は反省しきりだった。

「(手応えは)全くないです。僕の中ではできたシーズンだったなとは思いませんし、今思い出すのも悔しいことばかり。打てないとかもそうですけど、技術的な部分が欠けている。まだまだ足りないと思うことが多かった。三振数が多いし、走塁ミス、守備のエラー。当たり前にやらなきゃいけないことができなかったというのが強く印象に残っています。いいシーズンだったとは思えません」。

開幕は2軍スタートだったが、安打を積み重ねてきた。9月には28安打を放ち、月間打率.431の大活躍。ファームの月間MVPにも輝いた。

2軍でアピールを続ける中、1軍初出場は突然訪れた。チーム内に新型コロナウイルスが発生したことにより「感染拡大防止特例2020」が適用され、出場選手登録を抹消された選手達の“代替指名選手”として10月6日のオリックス戦(ZOZOマリン)で1軍初昇格を果たした。昇格を聞いたのは試合直前のことだった。

高部は「1番・左翼」でスタメン出場。「やってやろうという気持ちがありました。緊張よりも、気持ちの整理をするのに精一杯でした」と振り返る。

◇初対戦の相手は球界を代表する投手「こういうピッチャーを打たないと…」

相手先発は山本由伸。球界を代表する投手を相手に2三振を喫し3打数無安打(試合では4打数無安打3三振)と完璧に抑え込まれる。これまで体感したことのないボールだった。

「日本でもトップレベルのピッチャーで、素晴らしいキレの変化球だったり、真っすぐがあったので、こういうピッチャーを打たないとプロ野球選手として一流になれないんだなというのは強く思いました」と1軍で活躍する投手の凄さを肌で感じ取った。

一方で「自分の中で自分を過信していた部分があって、それが分かったので(1年目は)良かったとも思います」と、この経験を前向きにも捉えている。

このキャンプでは松中信彦臨時打撃コーチから“金言”を授かった。「上体を『立てるように』、足を『流さないように』と。そういった細かい部分を見てくださっているのでありがたいです」。これまであまり意識してこなかった部分の指摘を受けたことに感謝する。

幼い頃から負けず嫌いの性格だった。1軍初出場の翌日にスタメンを譲った藤原恭大外野手は今季も外野の一角を争うライバル。勝ちたい気持ちは「もちろんあります」と力を込める。

もちろん自分にも負けることは許さない。「自分が満足することはないと思う。自分ができることを全てやり切るという思いで1日1日を過ごして、少しでも自分の能力、レベルを上げていきたい。素晴らしいシーズンになるようにしたいと思います」。2軍で結果は残した。次は1軍の舞台で結果を残せる選手になれるよう努力を積み重ねる。

高部瑛斗(たかべ・あきと)
1997年12月11日、神奈川県高座郡出身。23歳。中学時は越生ボーイズに所属。東海大甲府高では3年夏に甲子園出場。3回戦で早稲田実業高に敗れる。国士館大進学後は通算129安打を放ち、東都2部の歴代最多安打記録を更新。2019年ドラフト会議でロッテから3位指名を受け入団。178センチ、72キロ。右投げ左打ち。

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井口監督、森脇コーチのノックに感嘆、ホークス時代思い出す[千葉魂特別版・キャンプ日記][千葉日報]

懐かしい風景だった。石垣島キャンプ第1クール最終日。森脇浩司1軍野手総合兼内野守備コーチがノックをする姿を、井口資仁監督は見守っていた。

「あの人のノックはすごいよ。ボール1個分、2個分を打ち分けている。ちょうど選手が捕れるか捕れないかギリギリのところにノックをする。オレも現役時代、あのノックで育てていただいた。懐かしいね」。

ノックはただ数をこなせばいいというものではない。質と内容が大事だ。指揮官はホークスでの現役時代、それを森脇コーチから教わり、肌で感じ育った。だからこそ今回、マリーンズに入団をしてもらった。その巧みなノックと経験で内野陣の底上げをお願いしている。

「考えさせるノック。ノックは基礎練習の繰り返しだけど実は奥が深い。ただ受けるのではなくて準備がすごく大事。予測をして反応して、そして捕る。簡単なボールは来ない。意表を突く打球や自分の守備範囲を少し超える打球。それに対して集中して挑むことで成長する」と井口監督。そう話すとじっと、ノックを見守った。微動だにせず、ただ見守る。反復練習ではあるが、考えながら行わないと意味がない。選手達の姿勢に問いかけた。

「第1クールはみんなしっかりと動いてくれていた。第2クールではさらにもう1段階、レベルアップした内容になる」。

晴天に恵まれた充実の石垣島キャンプ第1クールは終わった。懐かしのノックがさらに心を満たし、豊かにしてくれた。そして次からは実戦形式の練習もさらに細かく深くなる。帰路につく井口監督の背中は高揚感に包まれていた。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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