わたしはかもめ2021年鴎の便り(2月)

便

2月8日

ロッテ4位河村「自信に」フォークで安田3度空振り[ニッカン]

穏やかな河村さんは初舞台でも落ち着いていた。ロッテの主砲・安田尚憲内野手(21)からいきなり直球で空振りを奪い、周囲をうならせた。「ある程度威力もあったと思う。フォークもすごく落差があったので、その2つは自信になりました」。ドラフト4位・河村説人投手(23=星槎道都大)は8日、初の打撃投手を終え、満足げだった。

今季も4番で期待される安田を、192センチの長身を利して制した。22球で安打性は2本のみ。「縦回転でホップ量が高いので、角度あるところから投げられれば打者が振ってくれる」と自己分析する直球と、よく落ちるフォーク。個性を出し切り、安田から3度の空振りを奪った。

井口監督も驚いた。球種を事前告知しての勝負。「フォークって教えておきながら、安田が空振りですからね。それだけ落差があるんでしょう」。ソフトバンクの若き本格派・泉の活躍を、河村に重ねる球団関係者もいる。将来的には先発を志すが、まずはリリーフ適性を示した。

同期から「河村さん」と慕われる。都内の大学を中退。地元北海道で再入学した。同じ大卒新人より1歳年上になるが「あまり壁を作らずやっていきたい」と願う。入寮時に持参したキリンの置物もいいネタになった。「どれだけ通用するかを、自分の中で勉強しながらやっていきたいです」と、マイペースで自己最速150キロへ近づける。ベテランのような味わいの、ロッテの河村さん。じわじわ染みる投手になりそうだ。

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佐々木朗希が5日ぶりブルペン「高めに強い球を」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手が8日、5日ぶりにブルペン投球を行った。前里ブルペン捕手が立ちひざになり20球。「コースとかを意識するのではなく、高めに強い球を投げることを心がけていました」と振り返り、力強い球も増えてきた。

視察した井口監督は「フォーム的にもだいぶ抑えて投げているなというのが見えました。徐々に上がってきているのは良かったです」と話した。

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1軍で活躍を夢見て…ロッテ2軍キャンプ地での風景[ニッカン]

ロッテ石垣島キャンプ第2クール2日目の6日、ふらっと2軍グラウンドを訪れた。左翼後方に牛舎があり、数えれば10分間に23度の「モ〜」が聞こえる牧歌的な空気だ。たまに、においも飛んでくる。

調整を各自で任されたベテランと、試合経験の少ない若手が、高め合いながら汗を流す。投内連係に入り、外野陣は盗塁練習に入った。諸積2軍外野守備走塁コーチの合図で、スタートを切る練習だ。

カバンからデジカメを取り出し、何げなくその盗塁練習に向けた。牧歌的な全体像を表現しようとシャッターを押したのだが、宿泊先に戻って確認すると、結構印象的なことが映っていた。

荻野、角中、福田秀のベテラン陣と、ルーキー2人のスタートが明らかに違う。1歩目の姿勢からして、全く違う。特に、通算220盗塁の荻野はやはりすごい。姿勢が低く、最初から腕を強く振っている。これだけも、出遅れたドラフト5位ルーキー西川とはだいぶタイムが違うだろう。この差はきっと、プロ野球の世界ではとても大きい。

このあと西川は、井口監督が視察する前で豪快に飛ばした。守備についた荻野らに本気で打球を追わせるほど強かった。「走塁も守備も基本から教えてもらって、試合に生かせるレベルまで持っていくようにやっています」と課題にも向き合いながら、1軍のグラウンドを夢見ている。

ふらっと訪れたグラウンドで、たまたま見つけた1シーン。派手な記事にはならなくても、1人1人がそれぞれの目標へ進んでいる。

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ロッテ1位鈴木が初打撃投手「空振り球はいい強さ」[ニッカン]

ロッテドラフト1位・鈴木昭汰投手(22=法大)が8日、初の打撃投手を務めた。3年目のスラッガー山口を相手に21球。本塁打を2発浴びたが、空振りも2つ奪った。

「空振りをとった球はいい強さで投げられていたので、それをもっと多く、確率よく投げていかないといけない」と今後を見据えた。11日の紅白戦での登板が決まっている。

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3月7日までの各本拠オープン戦はデーゲームに変更[ニッカン]

NPBは臨時12球団代表者会議で緊急事態宣言の延長に伴い、2月に沖縄で予定していたオープン戦は練習試合に切り替え、無観客とする方針を固めた。

3月からは各球団の本拠地を中心にオープン戦が行われるが、7日までの同宣言中は最大5000人のイベント制限の方針に沿って各自治体と協議した上で有観客で行うとした。午後8時以降の外出自粛が要請されているため、7日までの計8試合のナイターはデーゲームに変更となる。また20年シーズンのコロナ対策の総括を資料として公開し、公式HPで観客に向けてマスク着用や声を出さないことも呼びかけていく。

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外国人選手の入国緩和を政府に要望へ、NPBとJ[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグは8日、新型コロナウイルス対策連絡会議を開き、外国人の入国措置について政府に緩和を要望する方針を示した。2大プロスポーツの開幕が迫る中で、多数の外国人選手が来日できておらず、戦力構想に狂いが生じている。10都道府県で緊急事態宣言が3月7日まで延長され、外国人の新規入国は停止。一方で現状の入国後の14日間の隔離期間は専門家も長すぎるとの見解が示され、1週間〜10日間への短縮を求めていく。


戦力の中核をなす外国人選手を1日でも早く合流させるために、政府に訴える。楽天石井GM兼監督、巨人原監督ら現場から戦力の不均衡から何らかの対策を求める声が噴出していた。NPB斉藤コミッショナーは「チーム構成ができない。現場で苦しんでいる。入国もずれ、入国しても14日間の待機期間が決められている。(専門家から)意見を承り、過去のデータをもとに(提言を)聞いた。1週間から10日間でPCR検査をしっかり受けることでどうだろうという案も出た」と説明した。

2週間の隔離はコロナ禍初期からの対応策。だが現状は科学的にも乖離が生まれていると、専門家は分析している。メンバーの愛知医科大・三鴨教授は「医療現場では、患者さんは72時間症状なして10日たてば検査なしで退院できる。一方で濃厚接触者は14日間待機。かなり矛盾を感じながらやっている」と話し、最低でも10日後の検査で陰性なら合流は可能と示した。さらに選手のコンディション維持を考慮し、7日間に短縮できるデータ収集も模索する。

10都道府県で3月7日まで緊急事態宣言が延長され、宣言期間中の新規入国が停止となっている政府方針には準じる。斉藤コミッショナーは「緊急宣言が発出されていて、ビジネストラックも100%近く止まっている。(プロスポーツの)特別扱いは難しい」と受け止めた。コロナ禍で自粛を強いられる国民感情は理解している。一方で新たなデータを提供し、感染拡大を招かない緩和は五輪、パラリンピックの開催実現にもつながるとの思いもある。

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プロ野球12球団、外国人選手の来日状況一覧[ニッカン]

外国人選手の来日状況(※=育成)
球団位置選手状況
巨人サンチェス来日済、キャンプ合流
ピエイラ来日済、キャンプ合流
デラロサ来日済、隔離期間中
メルセデス未定
ウィーラー来日済、キャンプ合流
スモーク未定
ウレーニャ未定
テームズ未定
阪神チェン来日済、キャンプ合流
エドワーズ来日済、キャンプ合流
ガンケル来日済、キャンプ合流
スアレス来日済、9日合流
アルカンタラ未定
マルテ来日済、キャンプ合流
サンズ来日済、キャンプ合流
ロハス・ジュニア未定
中日ロドリゲス来日済、隔離期間中
ロサリオ緊急事態宣言解除後に来日
R.マルティネスキューバリーグ終了後来日
A.マルティネスキューバリーグ終了後来日
ビシエド来日済、キャンプ合流
※ワカマツ緊急事態宣言解除後に来日
ガーバー緊急事態宣言解除後に来日
DeNAロメロ未定
ピープルズ未定
エスコバー未定
※ジャッケルフォード未定
※コルデロ未定
※ディアス未定
※スターリン未定
ソト未定
※デラロサ未定
オースティン未定
広島スコット来日済、キャンプ合流
フランスア来日済、隔離期間中
バードビザ取得待ち
ネバラスカスビザ取得待ち
※コルニエル来日済、キャンプ合流
クロン来日済、キャンプ合流
メヒア来日済、隔離期間中
ヤクルトマクガフ来日済、キャンプ合流
スアレス来日済、キャンプ合流
サイスニード未定
オスナ未定
サンタナ未定
ソフトバンクスチュワート来日済、近日中に合流
モイネロ来日済、隔離期間中
レイ未定
マルティネス未定
サファテ未定
※ロドリゲス未定
グラシアル今月中旬に来日予定
バレンティン今月中旬に来日予定
デスパイネ未定
ロッテフローレス来日済、キャンプ合流
ハーマン来日済、隔離期間中
※アコスタ来日済、キャンプ合流
レアード来日済、キャンプ合流
エチェバリア未定
マーティン来日済、隔離期間中
※サントス来日済、キャンプ合流
※ペラルタ未定
西武ギャレット未定
ニール未定
ダーモディ未定
スパンジェンバーグ未定
メヒア未定
楽天宋家豪来日済、キャンプ合流
フセニック未定
コンリー未定
※王彦程来日済、キャンプ合流
ディクソン未定
カスティーヨ未定
日本ハムバーヘイゲン未定
B.ロドリゲス未定
アーリン未定
R.ロドリゲス未定
王柏融来日済、隔離期間中
オリックスヒギンス来日済、キャンプ合流
ディクソン未定
モヤ来日済、キャンプ合流
ジョーンズ来日済、キャンプ合流
ロメロ未定

日本野球機構(NPB)とJリーグは8日、新型コロナウイルス対策連絡会議を開き、外国人の入国措置について政府に緩和を要望する方針を示した。

2大プロスポーツの開幕が迫る中で、多数の外国人選手が来日できておらず、戦力構想に狂いが生じている。10都道府県で緊急事態宣言が3月7日まで延長され、外国人の新規入国は停止。一方で現状の入国後の14日間の隔離期間は専門家も長すぎるとの見解が示され、1週間〜10日間への短縮を求めていく。

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ロッテ本前が打撃投手で持ち味、井口監督も素質注目[ニッカン]

ロッテ本前郁也投手(23)が8日、沖縄・石垣島キャンプでの打撃投手で持ち味を見せた。

同じく育成選手の右打者、サンディ・サントス外野手(26)と対戦。変化球を交えた19球でボール球は5球あったが、それ以外の14球で前に打たれたのは2球だけ。安打性も左中間への1本に抑えた。

19年育成ドラフト1位で北翔大から入団。1年目の昨季はシーズン終盤にイースタン・リーグで先発ローテーションに入り、先発左腕候補として経験を重ねている。

今キャンプでは1軍に抜擢され、井口資仁監督(46)も素質に注目。「すごくきれいなボールというか、しっかりとしたフォームで投げている」と評価し「春先にしっかりと結果を残してもらって、早く支配下になって我々も使いたいなという思いはあります」と期待していた。

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NPB、2月沖縄の試合は全て無観客の練習試合へ[ニッカン]

日本野球機構(NPB)は8日、臨時12球団代表者会議を開き、緊急事態宣言の延長に伴う、オープン戦の運用について、入場制限や開始時間などを確認した。

2月に沖縄で予定しているオープン戦はすべて練習試合とする方向で、無観客での実施で最終調整している。また、緊急事態宣言下でのオープン戦については開始時間の変更を検討している。井原敦事務局長は「ナイターが変更になると、どの球団も話している。開始時間を統一するつもりはないが、あらためて日程発表があると思う」。3月7日までの計8試合のナイターの試合開始時間を外出自粛を促している午後8時までに試合が終わるよう、主催球団が調整していく。

また、20年シーズンの総括を資料として公開することとNPB公式ホームページで観客に向けてマスク着用や声を出さないことを呼びかけていくことを決定した。

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外国人選手の来日問題協議“2週間”の短縮働きかけ[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグは8日、第25回新型コロナウイルス対策連絡会議が行い、外国人選手の来日問題に関して話し合われた。10都府県で緊急事態宣言が3月7日まで延長。外国人の新規入国停止の措置も引き延ばされ、助っ人の合流が遅れる打開策について論議された。

来日後には2週間の隔離期間が義務づけられているが、この“2週間ルール”について専門家チームの愛知医大・三鴨広繁氏が、コロナ感染者と濃厚接触者の取り決めについての矛盾を示唆し、今後政府と話し合っていく必要性を強調した。

プロ野球・斉藤惇コミッショナーは、現時点で春季キャンプをする12球団の約7000人がPCR、抗原検査を受け、感染者がいなかったことを明かした。新規入国の隔離期間については「1週間から10日間でPCR検査をしっかり受けることでどうだろうという案も出た」と短縮を働きかけていくことを示した。

また在留資格のない外国人の入国に同コミッショナーは「緊急事態宣言が発出されていて、ビジネストラックも100%近く止まっている。そのなかでの特別扱いは厳しい」とした。今後は政府に隔離期間の短縮を求めながら、在留資格のない外国人の入国についても話し合っていく。

また、会議のなかでは観客動員の入場制限の緩和策についても論議された。東邦大・舘田一博氏は「政府とスポーツ界が協力して次のステージに進まなければいけない」と語った。

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ロッテ1位鈴木は2発被弾、4位河村は空振り奪う[ニッカン]

ロッテのドラフト1位・鈴木昭汰投手(22=法大)が8日、沖縄・石垣島キャンプでプロ入り後初めて、打撃投手を務めた。

5分間で21球、球種を告知した上で、プロ3年目の右打者・山口航輝外野手(20)を相手に投げた。ややボールが多く、内角直球を左中間に、外角高め直球を右中間に、それぞれスタンドインを許した。

またドラフト4位右腕の河村説人投手(23=星槎道都大)は安田尚憲内野手(21)と対決。いきなり外角直球で空振りを奪うと、11球目にはフォークでも空振りを奪った。22球で安打性の打球は2本に抑えた。

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ロッテがオーセンティックグッズを受注販売[ニッカン]

ロッテは8日、オーセンティックグッズを受注販売すると発表した。

選手達が実際に着用しているものと同じ仕様のオフィシャルサプライヤー「ミズノ」及び「'47」の商品になる。ラインアップはグラウンドコート、ジャケット、ユニホーム、キャップなど。球団オンラインストア限定で受注販売し、発送は2、3ヶ月後の予定。

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ロッテ佐々木朗希が20球、5日ぶりブルペン[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(19)が8日、沖縄・石垣島キャンプで5日ぶりにブルペン投球を行った。

前里ブルペン捕手が立ちひざの状態で、直球のみ20球を投げた。今季からフォーム修正に取り組んでいる中で、力強いボールも出始めた。ブルペンの様子は井口資仁監督(46)も視察した。

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朗希と「幕張のツインタワー」結成!ロッテのルーキー192センチ河村が“キリン投法”で安田斬り[サンスポ]

ロッテのドラフト4位・河村説人(ときと)投手(23)=星槎道都大=が8日、沖縄・石垣島キャンプで初めてフリー打撃に登板。身長192センチの大型右腕は、角度のついた速球と落差の大きなフォークボールで安田尚憲内野手(21)から空振りを奪うなど“キリン投法”を披露した。ソフトバンクからのV奪還へ−。190センチの佐々木朗希投手(19)との“幕張のツインタワー”として、大きな期待が寄せられる。


NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」は前日7日に放送終了。今度は“キリンが来る”。フリー打撃に初登板した河村が「フォーク」と声を発した3球目。球種を分かっていた安田のバットが空を斬った。

「落差があって、空振りを取れた。プロ相手に投げたのは初めて。自信にしていきたいです」。

192センチの長身右腕が存在を誇示した。オーバースローで角度がついたフォークボールだけでなく、大学時代に最速150キロをマークした直球でも空振りを2つ奪った。カーブ、カットボールも交えて計22球で安打性の打球は1本。昨季は4番にも入った若き主砲をマウンドから見下ろした。

亜大に進学後、1年夏に中退して翌年に星槎道都大に再入学。故郷の北海道で頭角を現した。ニックネームはキリン。1月7日の入寮時は、苫小牧市内のアジア雑貨店で買ったという木彫りのキリンを持参した。

井口監督は「上から投げおろすようなイメージで、しっかりコントロールできていた」と評価。まずは中継ぎで経験させる方針も示した。先発ローテ入りを目指す190センチの佐々木朗との“幕張ツインタワーリレー”が、16年ぶりのリーグ制覇を狙うチームの起爆剤となる。

「球のスピードをもう5キロ上げられれば。しっかり勉強しながらやっていきたいです」と河村。“キリン投法”で、競争を勝ち抜き、まずは開幕1軍入りを狙う。

◇朗希5日ぶりブルペン

2年目の佐々木朗は、5日ぶりにブルペン入り。第2クール初日の6日は別メニュー調整となっていたが、片膝をついた捕手を相手に20球を投げた。今キャンプ3度目の投球練習では、高めに強い球を投げることなどを意識し、「自分の中で色々なテーマを設定して投げた中で、テーマに沿ったボールがあったので、今日はよかったと思います」と納得の表情を浮かべた。

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ロッテD4・河村、安田から空振り奪う「勉強しながらやっていきたい」[サンスポ]

ドラフト4位新人の河村(星槎道都大)がフリー打撃に初登板し、安田から事前に告知していたフォークボールで空振りを奪った。切れのある直球も決まり、上々の内容だったが「自分がどれだけ通用するか。勉強しながらやっていきたい」と謙虚に話した。

192センチの長身から投げ下ろす角度のある球が武器。救援の一角に食い込めるか楽しみな存在に、井口監督は「投げ方がいい。これからも見てみたい」と期待した。

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ロッテ、オーセンティックグッズの受注販売開始[サンスポ]

ロッテは8日、マリーンズオンラインストア限定でオーセンティックグッズの受注販売を開始したと発表した。オーセンティックグッズとは、チームが実際に着用しているものと同じ仕様のオフィシャルサプライヤー「ミズノ」および「'47」の8商品。

全て税込でサイズはS、M、L、O、XO、2XO。販売はマリーンズオンラインストアで受注しており、それぞれ注文から2、3ヶ月後の商品到着を予定している。生産状況により到着日が前後する可能性あり。

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ロッテD1・鈴木&D4・河村、初めてフリー打撃に登板[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・鈴木昭汰投手(22)=法大=と同4位・河村説人(ときと)投手(23)=星槎道都大=が沖縄・石垣島キャンプ第2クール3日目の8日、初めてフリー打撃に登板。鈴木は21球、河村は22球を投げた。

即戦力左腕の鈴木は山口航輝外野手(20)を相手に直球、カーブ、スライダーなどを投じた。一方、長距離砲として期待されている山口は、左中間と右中間へ2本の柵越えを放った。

河村は192センチの長身から、角度のあるボールを安田尚憲内野手(21)へ投げ続けた。1球目に直球、11球目に落差のあるフォークで空振りを奪うなどして、ヒット性の当たりは1本だった。

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ロッテ・井口監督、今キャンプで初めて佐々木朗を視察[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(19)が沖縄・石垣島キャンプ第2クール3日目の8日、ブルペンで片膝をついた状態の捕手へ20球の投球練習を行った。井口資仁監督(46)は今キャンプで初めて佐々木朗を視察した。

プロ2年目の最速163キロ右腕は、キャンプ初日の1日と3日にブルペン入りした。1日は捕手を立たせて37球。3日は捕手を座らせて33球。第2クール初日の6日は、今キャンプ初の別メニュー調整でプールトレーニングなどを行った。8日は今キャンプ3度目のブルペン入りだった。

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ロッテ・朗希インタビュー、“令和の怪物”人生に戸惑い「静かに暮らしたかった」夢は「お金持ち」!?[スポニチ]

最速163キロを誇るロッテ・佐々木朗希投手(19)が本紙のインタビューに応じた。「令和の怪物」の1年目は、右肘の違和感もあり体力強化に専念した。今年で東日本大震災から10年。小学校3年時に岩手県陸前高田市で被災した若者は、大きな宿命も背負う。19歳の本音に迫るべく、野球だけでなく、様々な質問をぶつけた。

≫2年目のキャンプ。1年目とは見える景色も違う?
佐々木朗
「精神的に余裕があるとは思います。どの練習があるとか、これは疲れるとか、流れが分かっているので。1年目よりも落ち着いてできています。」
≫昨年の石垣島は「朗希フィーバー」に沸いた。今年は無観客。どう感じたか。
佐々木朗
「(昨年より)報道陣の数が多いか、少ないかは分からない。ただ、ファンの視線は(たくさんいても)全然気にならないです。」
≫昨年から投球フォームも変わり、オリックスの山本に似ていると感じた。
佐々木朗
「マネとかはしていないんです。ただ、色んな選手を学生時代から参考にして、自分なりに過去の経験による知識も少しあるので、その中で色々と組み合わせていったら、この形になった。」
≫お笑いが好きだと話していた。宿舎では見ている?
佐々木朗
「あまり見ていないですね。(動画で出ているものは)見尽くしました。(お笑いの)ネタって、なかなか更新されないので。(同じ動画を)2回見るのも、どうかなと。最近はスマートフォンもなるべく見ないようにしている。目が疲れるので。そうなると体も疲れる。いいプレーができるようにするためですね。」
≫今年の11月で20歳になる。成人してやってみたいことは。
佐々木朗
「ないですね。今のところはお酒も興味ないです。」
≫アスリート、芸能人、歴史上の人物…ジャンルを問わず今、気になる人はいる?
佐々木朗
「イチローさんが智弁和歌山を指導した話は気になりました。ニュースとかで見ました。小学生、中学生、高校生、教えることは全部違うと思うけれど、高校生にはどんな言葉を掛けたりするのか。技術的なことはどんなことを教えるのかなとか…。そんなことが気になりました。」
≫将来的には自分もマネしてみたい?
佐々木朗
「野球をしている子供達のために、僕ができることがあったら、何かしたいとは思います。」
≫野球以外で、将来の夢は。
佐々木朗
「僕はお金持ちになりたいんです。お金が欲しい訳ではないけれど、自分が誰かのために、行動を起こすには、どうしてもお金が必要だと思うんです。そういう時に、自分の生活ができる上で、周囲に対して何かできるぐらいのお金を持っていたい。引退した時に、何かに使えるぐらい。そういうことをしたいと思っています。」
≫具体的に思い描いているものは?
佐々木朗
「今、考えていることは野球に関係することか、自分が生まれた地元・東北で貢献できることがメインですね。」
≫結婚願望は?早い方がいいか、それとも当面は野球に専念したいか。
佐々木朗
「タイミングがよければ、早く結婚してもいいと思う。野球が忙しいからとか、その辺りはあまり関係ないかなと思います。」
≫どんな女性が好みのタイプ?
佐々木朗
「きれいな人はいっぱいいるので、そういう好みもコロコロと変わるので。好きとか嫌いは別として、笑顔が素敵な人はいいなと思います。」
≫もし、佐々木朗希じゃなかったら、どんな人生を歩んでみたかった?
佐々木朗
「僕は大学に行って、就職して、東北で温かい家庭を築いて、静かに暮らしたかったです。」
≫今の生活と真逆。
佐々木朗
「はい、本当はそういう生活をしたかったので…。ちょっと今、困っている(笑)。」
≫160キロを投げ、これほど注目されるとは思っていなかった?
佐々木朗
「それはもちろん!」
≫東日本大震災から今年で10年。振り返ると早く感じるのか。
佐々木朗
「日々過ごしていると、そう思わないけれど、振り返ると早いです。今年で10年目だけど、僕自身にとっては毎年が特別。9年目も11年目も特別なんです。ただ、今年は10年という節目。まだ、僕は試合で投げていない。1年目みたいなものなので、そこでしっかりといいパフォーマンスを出して、(東北の人達に)何かに応えられるものがあったらいいなと思います。」
佐々木朗希(ささき・ろうき)
2001年(平13)11月3日生まれ、岩手県陸前高田市出身の19歳。高田小3年で野球を始め、11年の東日本大震災で被災し大船渡市に移住。大船渡一中では軟式野球部に所属した。大船渡高では1年夏からベンチ入り。2年秋からエースを務め、3年春のU18W杯1次候補合宿で高校生史上最速の163キロを計測。同年夏の岩手大会は決勝で敗れ、甲子園出場なし。19年ドラフト1位で4球団競合の末、ロッテ入団。1メートル90、85キロ。右投げ右打ち。
[取材後記]
新型コロナの感染予防対策で、ロッテはキャンプ中、選手達の不要不急の外出は禁止。宿舎で過ごす時間も長い。佐々木朗に「何をしているのか」と聞いてみると、意外な答えが返ってきた。
「宿舎で暇な時間はないです」。
えっ?と思い、生活のリズムを教えてもらった。「(練習から戻って)夕食をとって、お風呂に入る。自分の部屋に戻ったら、夜8時ぐらいから間接照明だけにして、ちょっと音楽を流しながらリラックスして、そのまま朝まで寝る」。確かに、これではテレビ、ゲーム、読書などの時間もなさそうだ。
起床は午前5時だという。「(練習に出発までの)準備とかあるので」。しっかり野球に没頭できているのだなと分かる。記者が19歳といえば、もう30年前。あの頃は毎日夜更かしして、昼までよく寝ていた。比較するのも、申し訳ないが…。

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ロッテ・佐々木朗「テーマに沿った球があった」、5日ぶりブルペンで20球[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗は5日ぶりにブルペン入りし、膝立ちした状態の捕手に20球を投じた。

前回3日は捕手を座らせたが「今日はコースとかを意識するのではなく、高めに強い球を投げることを心掛けた。自分の設定したテーマに沿った球があったので良かった」と振り返った。

今キャンプで初めて投球を視察した井口監督は「フォーム的にもだいぶ抑えていた。球数は投手コーチと本人が話しているので」と語った。

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「キリン」がきた!ロッテの長身ドラ4右腕・河村、直球で安田をきりきり舞い[スポニチ]

ロッテのドラフト4位・河村(星槎道都大)がフリー打撃に初登板し、昨季84試合で4番を務めた安田と対決。「キリン」の愛称でも親しまれる1メートル92の長身右腕は、直球で2度、予告して投げたフォークで1度と、計3度の空振りを奪った。

「(打者への投球は久々だったが)感覚も狂わずに投げられた。直球でファウルを取れたし、ある程度威力もあった。フォークも自信になった」。

22球を投げて、安打性は1本だけ。真上から投げ下ろし、ボールがきれいな縦回転という特長が武器だ。井口監督は「ブルペンで見るより、上から投げ下ろすイメージだった。中継ぎとして、いい投げ方じゃないかな」と嬉しそうに話した。

また、ドラフト1位・鈴木(法大)も登板し、3年目の山口に2発を浴びたが、力強い直球を披露していた。

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プロ野球とJで連携、外国人選手来日問題、隔離期間短縮と入国手続き早期再開を求める[スポニチ]

プロ野球とJリーグは8日、新型コロナウイルス対策連絡会議を開き、外国人選手の来日問題などを協議した。緊急事態宣言が3月7日まで延長され、新規入国停止も延ばされた。会議では入国後14日間の隔離期間の短縮と、新規入国の早期再開を求めることで一致した。連携を図り、他スポーツ団体なども加わる可能性がある。

「必要あればJリーグさんと一緒に提言していきたい」とプロ野球の斉藤惇コミッショナー。隔離期間は科学的な根拠をそろえ、1週間〜10日程度へ短縮可能なのではという考え。専門家チームの三鴨広繁氏は「かなり前に決めたルール。検査状況も異なり、PCR検査をいかに利用していくか」と説明した。

巨人・原監督(外国人4選手の来日が不透明)
「世の中に迷惑かけることなく、何か良いルールが生まれるとありがたい。」

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海外FA権行使の沢村、レッドソックスと「契約成立に前進」[スポニチ]

ロッテから海外FA権を行使し、大リーグ球団と交渉中の沢村について、米スポーツサイト「マスライブ」で、レッドソックスの番記者を務めるクリス・コティーロ氏が「レ軍が沢村との契約成立に前進した。もし契約合意すればメジャー契約になる」とツイッターで投稿した。その後、自身の記事でも「合意したかは不明だが、いい方向に向かっているのは確か」と報じた。

沢村は今月に入って渡米。現地でジョン・ボッグス代理人と話し合いを進めながら交渉を進めており、レ軍が筆頭候補に浮上していた。大リーグ公式サイトやCBSスポーツ、ヤフースポーツなど大手米メディアも次々と報じ、昨季、巨人からロッテに移籍後に22試合に救援登板して防御率1.71と活躍したことなどを紹介した。

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ロッテ、ドラ1鈴木がフリー打撃登板、2発浴びるも球威は上々、ドラ4河村は安田に22球[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・鈴木昭汰投手(法大)、ドラフト4位・河村説人(星槎道都大)が8日、石垣島キャンプで初めてフリー打撃に登板した。

即戦力左腕の評判高い鈴木は期待の3年目・山口と対戦し、21球を投じた。2本の柵越えを浴びたが、直球で空振りを2度奪うなど、球の強さが際立った。

河村は昨季4番として活躍した安田と対戦し、22球を投げ込んだ。安打性は左前へのライナーが1本だけで、1メートル92の長身から投げ込む直球は角度があった。

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ロッテ朗希、3度目ブルペンは捕手が立ち膝で[スポニチ]

ロッテの2年目・佐々木朗希投手が8日、石垣島キャンプで3度目のブルペン投球を行った。捕手が膝をついた状態で20球。全て真っ直ぐながら、心地よさそうにミットの音を鳴らしていた。

前回のブルペン投球は捕手を座らせていた。

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ドラ4河村説人、4番・安田斬り「自信にしたい」、井口監督「いい中継ぎ投手」[報知]

ロッテのドラフト4位・河村説人投手(23)=星槎道都大=が8日、プロ初のフリー打撃に登板し“4番斬り”を披露した。

打席に立ったのは昨季87試合で4番に座った安田。計22球を投げフォークとストレートで3つの空振りを奪った。「自分の中でも感覚というのは狂わないで今まで通りちゃんと投げられた」。192センチの長身から投げ下ろす落差のあるファークが武器で、分かっていても安田のバットは空を切った。学生時代はプロを目指す上で環境を変えるため、亜大を1年で中退。星槎道都大に入学し夢をかなえた。

見守った井口監督も「ブルペンで見るよりもコントロールできてたし、いい中継ぎ投手」と評価した。“4番斬り”について「そこは自信にしたい」と照れ笑いした河村。少し遠回りした23歳のルーキーが、プロの世界で着実に成長を遂げている。

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プロ野球とJリーグ、助っ人隔離14日→10日+PCR陰性での緩和を政府に要望…コロナ対策連絡会議[報知]

プロ野球とJリーグの合同新型コロナウイルス対策連絡会議が8日、オンラインで行われ、外国人選手の入国後2週間の待機措置短縮を政府に要望していくことが確認された。在留資格を持たない外国人選手の入国緩和策も要請する。また、昨季は50%が上限だった公式戦の観客数を緩和できるよう検証を進めていく。

10都府県の緊急事態宣言が1ヶ月延長され、プロ野球の斉藤惇コミッショナー(81)は「1番の問題は外国人選手の入国。チーム構成ができない。非常に現場では苦しんでいる」と3月26日の開幕に間に合わないことを懸念。Jリーグとともに、入国後14日間と定められた隔離期間の短縮を政府に求めていく。

専門家チームの三鴨廣繁氏(愛知医大教授)は「まずは10日間(待機を)やって、陰性だったらチームに合流していいというのは認められやすい」と、10日間プラスPCR検査陰性での緩和を求める。同氏は「データを基に、5〜7日にできないかということが話し合われた」と、さらに科学的な根拠を提示していく。

Jリーグでは監督、コーチ、選手で計29人の外国人が来日できていない。斉藤コミッショナーは「緊急事態宣言下で(野球、サッカーだけ)新規入国を特別扱いするのは非常に難しい」と認識。その上で、在留資格を持たない助っ人の入国緩和についても待機期間の短縮と並行して求めていく。

また、昨季までは最大50%だった公式戦の観客数の引き上げも議論された。同チームの舘田一博氏(東邦大教授)は「5万人のスタジアムだったら70%入れても、この対策を取ればある程度感染を防ぐこともできるという数値モデルを示そうとしている」と、緩和へシミュレーションを重ねる。

斉藤コミッショナーによれば、1日から始まったプロ野球春季キャンプでは延べ約7000人がPCR・抗原検査を行い、1人も陽性者は出ていない。対策を徹底し、安全に楽しめるプロスポーツ開催に尽力する。

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2月中に沖縄で予定されているオープン戦は無観客の練習試合に変更へ、会議で確認[報知]

プロ野球の臨時12球団代表者会議が8日、オンラインで開かれた。会見に出席した日本野球機構(NPB)の井原事務局長は、2月23日から28日にかけて、沖縄県内で予定されているオープン戦全試合について練習試合とし、無観客で行うことを確認したと明らかにした。

3月以降のオープン戦についても、夜間外出自粛要請などを考慮して、ナイターをデーゲームの時間帯に変更する予定。井原事務局長は観客数に関しては「現時点では(最大)5000人という制限があるので、その制限の枠内でという方向性で考えています。自治体と相談して各球団で決めていくことになります」と話した。

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NPBとJリーグが外国籍選手らの待機期間短縮などを政府に要望へ、対策会議で一致[報知]

プロ野球とJリーグ合同の新型コロナウイルス対策連絡会議が8日、オンラインで行われた。

現在はプロ野球、Jリーグともに在留資格を持つ選手らは来日後、2週間の待機が必要となっている。また新加入選手らは入国ができない状況で、チーム合流の遅れや、見通しが立たないケースが続出している。

この点を踏まえて会議では、2週間から10日間や1週間程度に短縮できないかなどを、最新の科学的根拠を踏まえて議論。NPBの斉藤コミッショナーは「我々として提言することがあれば一緒にやりたい」と、Jリーグと歩調を合わせながら、政府と話し合っていく姿勢を示した。また、会議では、入場観客数などについても議論を交わした。

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マリーンズオンラインストア限定でオーセンティックグッズを販売[報知]

ロッテは8日、マリーンズオンラインストア限定でオーセンティックグッズの受注販売を開始したことを発表した。

同グッズはオフィシャルサプライヤー「ミズノ」と「'47」の商品で、グラウンドコート(5万5000円)や長袖ZIPジャケット(2万7500円)、半袖ZIPジャケット(2万4000円)など全8アイテム(いずれも税込み)。球団広報は「定番のユニホーム、キャップだけではなくグラウンドコートや選手達が練習中に着用しているジャケットや移動の際などに背負うバックパックなどのレアグッズもございますので、ぜひこの機会にご購入いただければと思っています」とコメントした。

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ドラ1鈴木昭汰がフリー打撃に登板、山口から2発を浴びる[報知]

ロッテのドラフト1位・鈴木昭汰投手(22)が8日、プロ初のフリー打撃に登板した。

バッターボックスに立ったのは右の長距離砲・山口。計21球を投げ、2本の柵越えを浴びた。柵越えを除く安打性は1本。首脳陣が見守る中、直球で2度の空振りも奪った。

3番手にはドラフト4位・河村説人投手(23)が登板。安田を相手に23球を投げ、安打性は3本で3つの空振りを奪うなど、ルーキーが順調に実戦までの階段を上がっている。

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佐々木朗希が5日ぶりのブルペン、立ち膝で20球[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(19)が8日、沖縄・石垣島キャンプで5日ぶりのブルペン投球を行った。

ブルペン入りするのはキャンプイン後3度目。この日は捕手が膝をついた状態で20球、直球のみを丁寧に投じた。前回ブルペン入りしたのは3日。第2クール初日の6日はリカバリーメニューを敢行しており、5日ぶりのブルペンはのびのびと球を投げ込んだ。

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ロッテ・ドラ4河村、“予告投球”で安田斬り!フリー打撃初登板[デイリー]

ロッテのドラフト4位・河村説人投手(23)=星槎道都大=がフリー打撃に初登板。昨季4番を務めた安田を相手に、22球で安打性を1本に抑えた。球種を予告する中で空振りを3つ奪い、井口監督から高評価を受けた。

192センチの長身から角度のある直球とフォークで主砲を斬った。「結構ファウルも取れて、ある程度威力のあるボールも投げられた。自信にはなりました」と収穫を強調した。

持ち球は豊富だが、井口監督が絶賛したのは鋭いフォーク。「フォークと教えておきながら、空振りを取った。それだけ落差があるのでしょう。中継ぎとして投げさせるべき」と早くもリリーフ候補に挙げた。背の高さから「キリン」と呼ばれていたルーキーが、戦力として大きな存在感を示した。

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NPB、外国人選手ら入国特例措置早期再開を要望へ[デイリー]

日本野球機構(NPB)とJリーグが立ち上げた「新型コロナウイルス対策連絡会議」が8日、オンライン形式で実施された。緊急事態宣言下で新規外国人の入国が制限される中、両リーグは外国人選手らの入国特例措置の早期再開を要望することで一致。またJリーグは26日、プロ野球は3月26日の予定通りの開幕も確認された。

プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「一番の問題は外国人選手の入国。チーム構成ができないことがある。現場は非常に苦しんでいる」と説明した。 プロ野球では外国人選手の来日未定も多く、球団毎に格差が生じている。入国後14日間の自主待機期間についても、東京五輪へのデータとなることのアピールを含め、科学的根拠を示し「できれば10日から1週間」(斉藤コミッショナー)の期間短縮をJリーグとともに求めていく。

その後に開かれた12球団代表者会議では、沖縄県独自の緊急事態宣言が28日まで延長されたことを受け、沖縄で予定されていたオープン戦を、全て無観客の練習試合に変更することが確認された。3月以降はオープン戦として実施予定だが、政府の緊急事態宣言中は夜間の外出自粛要請があるためにナイター開催は行わないとするなど、主催球団が各自治体と協議しながら対処していく方針となった。

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ロッテ・ドラ4河村説人が安田から空振り奪う[デイリー]

ロッテのドラフト4位・河村説人投手(星槎国際大)が、フリー打撃に初登板し4番候補安田相手に空振りを3球奪った。

22球を投じ、直球でとフォークでそれぞれ空振りを奪った。192センチの長身から「麒麟(キリン)に似ている」と言われるルーキー。角度あるボールで存在感を見せつけた。

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ロッテ・藤原、フリー打撃で2度死球…周囲ヒヤリ[デイリー]

ロッテの藤原恭大外野手がフリー打撃で打席に立ち、2度、死球を受け周囲をヒヤリとさせた。

ドラフト1位・鈴木(法大)が登板後、同級生の古谷との対決。容赦なく内角を突く相手に5球目。内角直球が右臀部付近を直撃。その後、打席も打席に立ったが、さらに15球すぎ、直球が今度は背中付近に当たった。1度はそのまましゃがみこんだが、その後は起き上がり自力でダッグアウトへ引き揚げた。

今キャンプは松中臨時コーチの指導のもと、順調にバットを振りこむ。期待が大きいだけに一時は心配させたが、大事には至らず周囲を安心させた。

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ロッテがオーセンティックグッズを受注販売、グラウンドコートなど[デイリー]

ロッテは8日、マリーンズオンラインストア限定でオーセンティックグッズの受注販売を開始したと発表した。

オーセンティックグッズはチームが実際に着用しているものと同じ仕様のオフィシャルサプライヤー「ミズノ」及び「'47」の商品となる。オーセンティックグッズは次の8商品のラインナップで、グラウンドコート:55000円、長袖ZIPジャケット:27500円、半袖ZIPジャケット:24000円、全選手対応ホームユニホーム:48000円、全選手対応ビジターユニホーム:48000円、キャップ(ホーム、ビジター):8800円、バックパック:27000円。全て税込、サイズ:S、M、L、O、XO、2XO。

千葉ロッテマリーンズ広報室は「ファンの皆様待望のオーセンティックグッズの販売を開始しています。定番のユニホーム、キャップだけではなくグラウンドコートや選手達が練習中に着用しているジャケットや移動の際などに背負うバックパックなどのレアグッズもございますので、ぜひこの機会にご購入いただければと思っています」とコメントした。

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ロッテ・佐々木朗希が5日ぶりにブルペン入り、吉井コーチら見守る[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が3日以来5日ぶりにブルペン入りした。

捕手が完全に座らず、右膝をつきながら20球。吉井投手コーチら首脳陣が見守る中、丁寧に投じた。

6日はリカバリーメニューをこなし、疲労回復に費やしていたが、順調に体の張りもとれたのか、投球後は笑顔を見せていた。

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ロッテから海外FA権行使した沢村、レッドソックスとの交渉が前進[デイリー]

ロッテから海外FA権を行使して大リーグ移籍を視野に入れている沢村拓一投手(32)とレッドソックスの交渉が前進していると7日(日本時間8日)、米サイト、MassLive.comのクリス・コティージョ記者が自身のツイッターで伝えた。同記者は「交渉がまとまれば、メジャー契約になる見込み」としている。

沢村はすでに渡米しており、代理人のジョン・ボッグス氏と連絡を取り合っていると見られる。ボッグス氏は昨年12月中旬に日本メディアの取材に応じた際に「現時点で6チームほどが興味を示している」「メジャー契約しか考えていない。メジャー球団のオファーが受け入れがたいものであった場合は、常に日本に残る可能性はある」などと話している。

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大谷、鈴木誠らと同じ「1994年世代」、ロッテ松田が3年目にかける思い[Full-Count]

◇2年ぶり1軍キャンプスタート「充実した日々を送れている」

3年目を迎えたロッテの松田進内野手はここまでの沖縄・石垣島での春季キャンプを振り返り、「例年に比べて練習量も増えていますし、充実した日々を送れているかなと思います」と満足した様子だった。練習では河野亮1軍打撃コーチと二人三脚で、持ち前の力強い打撃に磨きをかけている。

打撃では右肩が下がってしまう点を改善している。「バットとボールの接地がズレてしまうので、しっかりボールを掴みに行くような感覚でやっています」と現在の練習での意識を語った。

ルーキーイヤーの2019年は2軍で打率.216と苦しんだが、秋季キャンプから河野コーチとともに体の使い方、スイング軌道を重点的に見つめ直してきた。同年のウインターリーグでは打率.340、2本塁打、10打点をマーク。昨季のファームでの打率も.264まで上昇した。

「ウインターリーグで好調で、(昨年は)いけるかなと思っていたんですけどコンディション不良で出遅れて…。今季は勝負の年なので頑張っていきたい」と3年目にかける思いを語った。

◇同級生の広島・鈴木誠也は常に意識する存在

松田は大谷翔平投手、藤浪晋太郎投手らと同じ「1994年世代」。特に鈴木誠也外野手は、国学院久我山高時代に東京都選抜として一緒に米国遠征を経験したこともあり、常に意識してきた存在だった。

プロを志したのは大学時代。2つ上の先輩である島袋洋奨、福田将儀がドラフト指名を受けるのを目の前で見ていた時だった。「(2人は)東都でもかなり高いレベルでプレーされていた。そこでプロに行きたいと思いました」と明かした。

ところが、大学4年時のドラフトでは指名漏れ。「正直めちゃめちゃ悔しかったですし、社会人2年間で頑張ろうという気持ちになりました」と当時の心境を振り返った。

指名漏れを糧に、社会人からプロに入ろうと決意。自分に何が足りなかったのか自問自答し、レベルアップを重ねてきた。一発勝負の都市対抗で勝ち抜くために1球に対する執着心を磨き、プロの世界へと足を踏み入れた。

今年の1軍キャンプでは藤岡裕大、茶谷健太、福田光輝、ルーキーの小川龍成らとともに、遊撃をメインに内野のポジションを争う。

「正直ショートで勝負したいですけど、出られるならどこでもいいです。守備もレベルアップすべきだと思いますけど、自分はバッティングの面で使ってもらえるように」と力を込める。期待の大型内野手が1軍でアーチをかけるため、持ち前の長打力をアピールしていく。

松田進(まつだ・しん)
1994年8月29日、神奈川県川崎市出身。26歳。国学院久我山高では2年春に選抜に出場するも九州学院の前に初戦敗退。中大では3年春のリーグ戦で3本塁打を放つなど、大学4年間でベストナイン2度獲得。4年時は主将も務めた。HONDAを経て、2018年ドラフト会議でロッテから7位指名を受け入団。188センチ、93キロ。右投げ右打ち。

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井口監督、多彩な角度から打撃練習観察[千葉魂特別版・キャンプ日記][千葉日報]

南の島独特の優しい風が吹いた。晴天に恵まれている2021年の石垣島キャンプ。8日は強い日差しの合間に少しだけ雲が掛かり、涼しさを感じる時間帯もあった。

井口資仁監督はいつもと変わらず練習を凝視した。微動だにせず仁王立ちという表現が近いだろうか。フリー打撃が始まると場所を変えて選手達の打つ姿を見つめる。一塁、二塁の定位置、さらに遊撃、三塁。気が付けば移動をして別の場所から練習を見ている。

「色々な角度から見ていると発見や気付くこともあるしね。ケージ裏では分からないことは多々ある。打撃の横ではノックも打っている。そういう動きも内野からの方が分かりやすい」と井口監督。

監督はケージ裏で選手達を見守るのがよくあるプロ野球の練習風景だ。しかし、マリーンズの指揮官がその定位置にいることは極めて稀。大体、内野から見つめる。そしてもう1つ、井口監督が練習を見守りながら行っているのはトンボを使ってのグラウンド整備。打撃練習の合間などに丁寧に内野の土をならしている。

「自分にできることはしたいという気持ち。何よりも選手にケガをして欲しくないからね。特にここは土のグラウンドだから気を付けないといけない」。

キャンプ地ではアクシデントが起きない事を願いながら懇切丁寧に整備をしている指揮官の姿がある。その想いが野球の神様に伝わっているかのように今キャンプここまで順調に消化している。

「選手達が疲れているような時は練習量を調節したり、メディカルチームや色々な方面の意見も聞きながら練習メニューを考えながらやれている。順調」。

井口監督の表情からもこのキャンプが充実したものとなっていることが良く分かる。早いものでキャンプも10日の休日を挟んで残り3日。11日には初の実戦となる紅白戦も予定されている。対外試合初戦は13日のイーグルス戦(金武)。優しい風に包まれながらマリーンズは臨戦態勢に入りつつある。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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