楽天とロッテが練習試合で対戦。楽天は4回に小郷、和田、石原の適時打で3点を奪い先制。8回に3点を返されるが、逃げ切り勝利した。楽天石井一久GM兼監督(47)は、初の対外試合を勝利で飾った。ロッテは落球や悪送球などで守備が乱れ、投手陣も失点が続き、敗れた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 1 | 1 | 0 | x | 8 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 藤原 | 3 | 1 | 0 |
打右 | 加藤 | 0 | 0 | 0 | |
2 | 右 | 高部 | 3 | 2 | 0 |
打左 | 岡 | 1 | 1 | 3 | |
3 | 左 | 菅野 | 3 | 1 | 0 |
走左中 | 和田 | 0 | 0 | 0 | |
4 | 三 | 安田 | 3 | 1 | 0 |
打三 | 松田 | 1 | 0 | 0 | |
5 | 二 | 中村奨 | 2 | 0 | 0 |
二 | 福田光 | 2 | 0 | 0 | |
6 | 捕 | 佐藤都 | 2 | 0 | 0 |
捕 | 柿沼 | 1 | 0 | 0 | |
7 | 一 | 山口 | 4 | 1 | 0 |
8 | 遊 | 藤岡 | 2 | 0 | 0 |
遊 | 小川 | 2 | 0 | 0 | |
9 | 指 | 吉田 | 2 | 0 | 0 |
計 | 31 | 7 | 3 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 右 | 辰己 | 3 | 2 | 0 |
打中 | 武藤 | 2 | 0 | 0 | |
2 | 中右 | 田中和 | 2 | 1 | 1 |
3 | 左 | 小郷 | 4 | 1 | 1 |
4 | 一 | 和田恋 | 4 | 2 | 2 |
5 | 三 | 渡邊佳 | 3 | 1 | 1 |
6 | 指 | 石原 | 3 | 2 | 2 |
7 | 二 | 黒川 | 4 | 0 | 0 |
8 | 捕 | 田中貴 | 2 | 0 | 0 |
捕 | 堀内 | 2 | 1 | 0 | |
9 | 遊 | 村林 | 4 | 1 | 0 |
計 | 33 | 11 | 7 |
名前 | 回数 | 打者 | 球数 | 安打 | HR | 三振 | 四死 | 失点 | 自責 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中村稔 | 2 | 6 | 21 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
石崎 | 2 | 10 | 32 | 3 | 0 | 0 | 1 | 3 | 3 |
山本 | 1 | 9 | 35 | 4 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 |
東妻 | 1 | 5 | 17 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 |
成田 | 1 | 4 | 15 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 |
南 | 1 | 3 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
名前 | 回数 | 打者 | 球数 | 安打 | HR | 三振 | 四死 | 失点 | 自責 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
瀧中 | 2 | 6 | 21 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 |
池田隆 | 2 | 6 | 17 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 |
菅原 | 0 0/3 | 1 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
津留崎 | 2 0/3 | 6 | 24 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
引地 | 2 | 13 | 54 | 4 | 0 | 3 | 3 | 3 | 3 |
渡邊佑 | 1 | 3 | 10 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
楽天は先発陣が強化されたことに伴い、今度は捕手の争いが注目されている。一方のロッテは昨年は最後まで粘ったものの、結局は打てずに力尽きた。打線の強化が課題であり、そのために松中臨時打撃コーチの協力を仰ぎキャンプに臨んでいる。
このチェックポイントを踏まえて練習試合を見ると、楽天は捕手の田中貴が6回まで4投手をリードしてロッテ打線を散発3安打に抑えた。堀内は中前打を放ち、バッティングでアピール。ポジションをめぐる競争は続いていく。
ロッテに目を移すと、中盤5回まで3安打。特に先発滝中に対しては初回はストレート中心に、2回は変化球が多めのピッチングに翻弄された印象だ。松中さんが臨時コーチになったからと言って、すぐに結果が出るとは思わないが、今年も打てなければ厳しいペナントになるだろう。
終盤の8回になってコントロールに苦しむ引地を攻め、四球とタイムリーで3点を返したが、やはり序盤で滝中、池田隆を打たなければ。楽天のバッターの力強いスイングは目についたが、ロッテはそこまでの鋭さを感じなかった。
今年は松中さん以外にも、ヤクルトは古田さん、阪神は川相さん、中日は立浪さんと、レジェンドクラスの臨時コーチが話題になった。一般的には捕手の成長はある程度の期間を要す一方で、守備、打撃は効果が数字に表れやすい。まだ最初の練習試合。これからロッテ打線がどうやって強化されていくのか、注目したい。
ロッテ大嶺祐太投手が14日のヤクルトとの練習試合(浦添)に先発する。
19年1月に右肘を手術し、リハビリを経て昨年8月に育成から支配下登録に復帰。同9月、1軍2試合に先発で復活登板を果たした。
「沖縄の練習試合で登板するのは久しぶりです。去年も一昨年も、この時期はリハビリ中だった。投げられる幸せを感じながら、しっかりとアピールしたいと思います。調子としてはストレートがだいぶいい感じなので、ストレートをしっかりと投げ込む投球をしたいです」と意気込んだ。
ロッテ今季初の対外試合は課題が多く残った。落球や悪送球など守備が乱れ、投手陣も失点が続いた。
8回に代打岡大海外野手(29)の3点適時二塁打で0封負けを逃れたが、石井一久新監督(47)率いる楽天に8失点で敗れた。井口資仁監督(46)は「ミスは出た方が逆にいい。反省しながら次に生かしていければ」。安田が直球打ちに取り組んだり、和田は4番安田の打席でも無死で二盗するなど、点差よりも個々が課題と向き合った。
ロッテ中村稔弥投手がチームの今季初実戦に先発し、2回無安打無失点と安定した立ち上がりを見せた。練習試合で楽天打線を6人で打ち取った。
直球で押すというテーマを掲げ「しっかりできた。インコースにも投げ切れたし、細かいコントロールもよかったと思います」と及第点。奪三振がなかったため、次回へ変化球の精度向上を挙げた。先発左腕として、井口監督がローテ入りを期待している。
ロッテ藤原恭大外野手(20)が今季初実戦初打席を安打でスタートした。
楽天との練習試合に1番中堅で先発し、1回先頭で滝中から中前打。「まだ真っ直ぐがちょっと感覚が合わないところがあるけど、合わせられるようにやっていきたい。思ったより良かったです」。3打数1安打で8回に代打を出された。大阪桐蔭時代の同僚、根尾の3安打を聞くと「負けないように頑張ります」と闘志を燃やした。
ロッテは12日、球団公式YouTubeチャンネルに、石垣島春季キャンプ特別企画「教えて!鳥谷先生!!」の最終回(第5回)をアップした。
鳥谷敬内野手が、YouTube内のコメントから質問を募集して回答するもの。たくさん届いた質問の中から「私は今、高校生で将来は服飾の道に進みたいです。でも親の望むことが違っていて理解してもらえません。鳥谷先生は学生時代、親に自分の意見を聞いて欲しい時、どう説得しましたか?」という質問を採用した。
「親の言っている道に進んだ時に、やりたいことに関する人脈ができて、やりたい夢に近づくこともあるかもしれない。自分自身も、高校に行く時に親に野球をやめたいと言ったけど、親からは『どういう形でもいいから続けてみたらどうか』という話をされた。自分も悩みながら野球をするという選択肢を取った結果、今がある。何が起こるか分からない。親とぶつかるのではなくて、自分がしたいことを親にしっかりと伝えて、親が考えていることも自分でしっかりと聞いて、その中で自分がどうするかは自分で納得して決めて、責任をもって選択したことに努力をしていくべきだと思う。実際、選択におけるベストな答えはやってみないと分からない。選択自体がどうこうではなくて、選択した後はそれに向かってしっかりと努力をすることが大事」との内容を、3分56秒の動画で回答。
球団広報室は「石垣島1軍キャンプが打ち上げとなったタイミングで、惜しまれながらですが『教えて鳥谷先生』は最終回とさせていただくことにしました。コメント欄には『終わらないで欲しい』『続編、希望』『元気が出ました』などのコメントにあふれていました。また何かの機会に続編を作れたらと考えています」とコメントした。
ミス続出で完敗を喫したロッテ・井口資仁監督(46)は「(この時期は)ミスは出た方が逆にいいんで…。しっかり反省しながら、次に生かしていければと思っています」と振り返った。
福田光が平凡な二飛を落球するなど内野陣が計4失策。外野の間を抜かれた打球で2本の三塁打を許した。さらに、4回1死一塁で高部が牽制死。続く5回1死一塁では捕手が投球をはじいたのを見て、二進を狙った安田が走塁死となった。
今季のチームスローガンは「この1点を、つかみ取る」。その中で0−7の7回無死一、三塁、4番安田という場面で代走和田が二盗に成功。セオリーに反する攻撃にも、指揮官は「キャンプの延長だと思ってやっているので、普段できないようなことを試していきたい」と、1点を“深掘り”していく。
中村稔が楽天との練習試合で先発して2回を完璧に抑えた。課題としていた直球を軸にテンポ良く打たせて取り「内角にもしっかり投げ切れたし、細かい制球も良かった。後は変化球の精度を上げていきたい」と話した。
先発定着を目指すプロ3年目の左腕。井口監督は「ローテーションに入ってもらいたい投手。球も非常に来ていて安定感もあったし、また次回が楽しみ」と期待を寄せた。
今季で15年目を迎えるロッテ・大嶺祐太投手(32)が、14日のヤクルトとの練習試合(浦添)に先発する。2019年1月に右肘のトミー・ジョン手術(内側側副靱帯再建術)を受けたこともあり、「沖縄の練習試合で登板するのは久しぶり。去年も一昨年もこの時期はリハビリ中だった。投げられる幸せを感じながら、しっかりとアピールをしたいと思います」。昨年8月23日に支配下選手登録に返り咲いた右腕は「調子としてはストレートがだいぶいい感じなので、ストレートをしっかりと投げ込む投球がしたい」と意気込んだ。
ロッテは13日、沖縄・石垣島春季キャンプ特別企画として鳥谷敬内野手(39)の「教えて!鳥谷先生!!」コーナーの最終回(第5回)をマリーンズ公式YouTubeチャンネルに12日にアップしたと発表した。
今回は「私は今、高校生で将来は服飾の道に進みたいです。でも親の望むことが違っていて理解してもらえません。鳥谷先生は学生時代、親に自分の意見を聞いて欲しい時、どう説得しましたか?」という質問を鳥谷が採用。「親の言っている道に進んだ時にやりたいことに関する人脈が出来て、やりたい夢に近づくこともあるかもしれない。自分自身も高校に行く時に親に『野球を辞めたい』と言ったけど、親からは『どういう形でもいいから続けてみたらどうか』という話をされた。自分も悩みながら野球をするという選択肢を取った結果、今がある。何が起こるか分からない」などと3分56秒の動画回答をアップした。
ロッテ広報室では「YouTube内のコメント欄には『終わらないで欲しい』、『続編、希望』、『元気が出ました』などのコメントにあふれていました。また、何かの機会に続編を作れたらと考えています」とコメントした。
ロッテの3年目・藤原は「1番・中堅」で出場。初回にいきなり中前打を放った。
3打数1安打も今季初実戦初打席での結果に「まだ直球に感覚が合わせられていないところもあるけど、思ったよりも感覚は良かった」と振り返った。昨季終盤に1軍定着し、26試合出場で打率.260、3本塁打。大阪桐蔭時代に甲子園で春夏連覇をともに達成した中日・根尾がDeNA戦で3安打したと聞き「負けられないですね」と笑った。
また、4番で起用された4年目・安田、7番で出場した3年目・山口も1安打ずつ。藤原を含めた3人はいずれも松中臨時コーチの「強化指定選手」。井口監督は「それぞれが課題を持ってやっている」と実戦でキャンプの成果が出ることを期待した。
ロッテ3年目左腕の中村稔が先発し、2回を打者6人斬りと完璧な投球を見せた。「しっかりと直球で押していく」とテーマを決めてマウンドに上がり、内角にも投げ切った。
昨季は先発だけでなく、中継ぎでも登板し、2勝5敗。投球の波をなくすことが課題の1つとなるが、井口監督も「今日は安定感があった。ローテーションに入ってもらいたい投手なのでね」と評価していた。
ロッテの大嶺祐太投手が14日のヤクルトとの練習試合(浦添)で先発する。19年1月に右肘手術を行ったことで、2月中の実戦に登板するのは実に3年ぶりとなる。
「沖縄の練習試合で登板をするのは久しぶり。去年も一昨年もこの時期はリハビリ中だった。投げられる幸せを感じながら、しっかりとアピールをしたいと思います」。
リハビリを経て、昨季は育成から再び支配下登録に返り咲いた。1軍でも2試合に先発したが、白星をつかむことはできなかった。「調子としてはストレートがだいぶいい感じなので、ストレートをしっかりと投げ込む投球をしたいです」。今季は開幕から先発争いに食い込んでいく。
ロッテ公式YouTubeチャンネルは、石垣島春季キャンプ特別企画として今年で40歳を迎える鳥谷敬内野手の「教えて!鳥谷先生!!」の最終回(第5回)を12日にアップした。鳥谷がYouTube内コメントから質問を募集し、回答をするもので、今回は「私は今、高校生で将来は服飾の道に進みたいです。でも親の望むことが違っていて理解してもらえません。鳥谷先生は学生時代、親に自分の意見を聞いて欲しい時、どう説得しましたか?」という内容を採用した。
「親の言っている道に進んだ時にやりたい事に関する人脈ができて、やりたい夢に近づくこともあるかもしれない。自分自身も高校に行く時に親に野球を辞めたいと言ったけど、親からはどういう形でもいいから続けてみたらどうかという話をされた。自分も悩みながら野球をするという選択肢を取った結果、今がある。何が起こるか分からない。親とぶつかるのではなくて自分がしたいことを親にしっかりと伝えて、親が考えていることも自分でしっかりと聞いてその中で自分がどうするかは自分で納得して決めて責任をもって選択したことに努力をしていくべきだと思う。実際、選択におけるベストな答えはやってみないと分からない。選択自体がどうこうではなくて選択した後はそれに向かってしっかりと努力をすることが大事」(要約)という3分56秒の動画回答をアップし、多くの反響を得ている。
球団広報室は「石垣島1軍キャンプが打ち上げとなったタイミングで惜しまれながらですが『教えて鳥谷先生』は最終回とさせていただくことにしました。YouTube内のコメント欄には『終わらないで欲しい』、『続編、希望』、『元気が出ました』などのコメントにあふれていました。またなにかの機会に続編を作れたらと考えています」とコメントした。
ロッテの藤原恭大外野手(20)が13日、2021年の“チーム初安打”を放ち、開幕スタメンとレギュラー奪取へ上々のスタートを切った。今季初実戦となった楽天との練習試合に「1番・中堅」で出場。初回に中前安打を放ち、「感覚は思ったより良かった」と手応えを口にした。
12日に打ち上げた石垣キャンプでは、平成唯一の3冠王・松中臨時コーチの指導を受けてレベルアップに励んだ。強化指定選手の“松中チルドレン”は安田、山口も1安打ずつをマーク。実戦漬けとなる今後に向けて、「まだ真っ直ぐに合わないところがあるけど、感覚を合わせていけるように頑張ります」と前を見た。
中日では、立浪臨時コーチの指導を受ける大阪桐蔭高の同級生・根尾が3安打。盟友の奮闘にも刺激を受けながら、3年目のホープは「負けないように頑張ります」と力を込めた。
ロッテの公式ユーチューブチャンネルで、春季キャンプ特別企画として実施している鳥谷敬内野手(39)の名物コーナー「教えて!鳥谷先生!!」が12日に最終回(第5回)を迎えた。
同番組は鳥谷がユーチューブ内のコメントから質問を募集して回答。今回は「私は今、高校生で将来は服飾の道に進みたいです。でも親の望むことが違っていて理解してもらえません。鳥谷先生は学生時代、親に自分の意見を聞いて欲しい時、どう説得しましたか?」という質問を採用した。
鳥谷は「親の言っている道に進んだ時にやりたい事に関する人脈が出来て、やりたい夢に近づくこともあるかもしれない。自分自身も高校に行く時に親に野球を辞めたいと言ったけど、親からはどういう形でもいいから続けてみたらどうかという話をされた。自分も悩みながら野球をするという選択肢を取った結果、今がある。何が起こるか分からない」と強調。「親とぶつかるのではなくて自分がしたいことを親にしっかりと伝えて、親が考えていることも自分でしっかりと聞いて、その中で自分がどうするかは自分で納得して決めて責任をもって選択したことに努力をしていくべきだと思う。実際、選択におけるベストな答えはやってみないと分からない。選択自体がどうこうではなくて選択した後はそれに向かってしっかりと努力をすることが大事」と続けた。
高校生の悩みに対して真剣に応える鳥谷の様子に、コメント欄には「終わらないで欲しい」「続編、希望」などのコメントが相次いだ。球団では今後、続編の検討も行うという。
主力として期待がかかるロッテの3年目、藤原恭大外野手(20)が楽天との練習試合で今年のチーム初安打をマークした。
「1番・中堅」で先発出場し、1回に中前打を放った。「しっかりと(感覚を)合わせられるようにやっていきたい」の言葉通り、楽天・滝中の投球を捉えた。
この日は大阪桐蔭で同学年だった中日・根尾が、DeNAとの練習試合(北谷)でいきなり3安打。自身はこの1安打どまりだっただけに、その情報を耳にすると「負けないように頑張ります」と対抗心を示した。
試合中は、バックネット裏から松中信彦臨時コーチが若手の打席を凝視。キャンプ中に「強化指定選手」として藤原、安田、山口を熱血指導。いずれもこの日はスタメンで1安打ずつを放ち、まずは結果を残した。
井口監督も「それぞれ課題を持ってやってくれている」と評価。14日はヤクルトとの練習試合(浦添)。ベテラン組が合流する前に、「三冠王道場」で磨いた打力を実戦の舞台でアピールする。
ロッテは13日、マリーンズ公式YouTubeチャンネルにて石垣島春季キャンプ特別企画として今年で40歳を迎える鳥谷敬内野手の「教えて!鳥谷先生!!」のコーナーの最終回(第5回)をアップしたと公表した。
これは鳥谷がYouTube内コメントから質問を募集し回答するもので、多くの中から鳥谷が質問を採用。「私は今、高校生で将来は服飾の道に進みたいです。でも親の望むことが違っていて理解してもらえません。鳥谷先生は学生時代、親に自分の意見を聞いて欲しい時、どう説得しましたか?」という悩みに答えた。
鳥谷先生は「親の言っている道に進んだ時にやりたい事に関する人脈が出来て、やりたい夢に近づくこともあるかもしれない。自分自身も高校に行く時に親に野球を辞めたいと言ったけど、親からはどういう形でもいいから続けてみたらどうかという話をされた。自分も悩みながら野球をするという選択肢を取った結果、今がある。何が起こるか分からない」と告白した。
続けて「親とぶつかるのではなくて自分がしたいことを親にしっかりと伝えて、親が考えていることも自分でしっかりと聞いてその中で自分がどうするかは自分で納得して決めて責任をもって選択したことに努力をしていくべきだと思う。実際、選択におけるベストな答えはやってみないと分からない。選択自体がどうこうではなくて選択した後はそれに向かってしっかりと努力をすることが大事」(要約)という3分56秒の動画回答をアップし多くの反響をえた。
千葉ロッテマリーンズ広報室は「石垣島1軍キャンプが打ち上げとなったタイミングで惜しまれながらですが『教えて鳥谷先生』は最終回とさせていただくことにしました。YouTube内のコメント欄には『終わらないで欲しい』、『続編、希望』、『元気が出ました』などのコメントにあふれていました。また何かの機会に続編を作れたらと考えています」とコメントした。