わたしはかもめ2021年鴎の便り(2月)

便

2月16日

練習試合:広島0−7千葉ロッテ(コザしんきんスタジアム)[ニッカン]

123456789R
千葉ロッテ0100030307
広島0000000000

◇打撃成績

打順守備名前
1藤原321
2500
3加藤200
菅野100
柿沼100
4安田510
5中村211
小川200
6藤岡220
福田光212
7山口200
走左和田000
8佐藤201
左一112
9松田300
打指吉田110

◇投手成績

名前
大嶺祐22200
有吉20000
鈴木11000
河村10000
土居10100
アコスタ11100
11000

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ロッテ1位鈴木0封デビュー、馬力ある成瀬彷彿[ニッカン]

「パワー成瀬」が12球団のルーキー投手一番乗りで対外試合デビューした。ロッテのドラフト1位、鈴木昭汰投手(22=法大)が16日、広島との練習試合(コザ)の5回に3番手で登板。1回1安打無失点で0封リレーに貢献した。

打者へ投げるのは約3ヶ月ぶり。初球をいきなり中前へ転がされたが「いい当たりではなかった。考えすぎずに自分の投球を」と落ち着いていた。無死一塁、大盛に10球粘られながらも、この日最速の141キロで左飛に打ち取った。スライダー、ツーシームも解禁。「結果を残してなんぼの世界。完全ではないけど、ゼロで抑えたのは評価できると思います」と話した。

体格と右手グラブの使い方は「招き猫投法」で通算96勝を挙げたかつてのエースを彷彿とさせる。BC栃木で選手兼任コーチを務める成瀬によく似ており、右打ち、左打ち関係なく内をえぐった。加えて153キロまで出せる馬力がある。視察した巨人中里スコアラーは「スピードガンより速く感じる。真っ直ぐで押し込む力投派ですね。中継ぎでもいけそうな投げっぷり」と評した。

披露したのはたった15球。先発ローテ6枠目に相応しいか、今後イニングと球数を増やして見極めることになる。変化球の精度を課題に挙げ、次回へ「真っ直ぐと変化球のコンビネーションで自分が主導権を握れるくらいの投球をしたい」。強気に左のエースへの道を突き進む。

中日岩田スコアラー
「チームの球速(スピードガン)では146〜147キロ出ていたと聞いています。スピードもあるしインサイドを攻めていて、簡単には打てないんじゃないか。」
中村奨(2回に広島遠藤から、今季チーム対外試合1号となる左越えソロ)
「打ったのはストレートです。甘いストレートは一発で仕留めようと意識していたので、それができたのはよかったと思います。」

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ロッテ河村「緊張せず」3者凡退で新人リレー無失点[ニッカン]

ロッテのドラフト4位河村説人投手(23=星槎道都大)が、ドラ1鈴木からの新人リレーを無失点でつないだ。

4番手で6回に登板。指にかかった直球を広島野間に中堅まで運ばれたが、3者凡退に打ち取った。カーブ、カットボールを織り交ぜ「ストライク先行で打たせて取ることができたのがよかったです。観客もいないし、緊張せずいつも通り投げられました」と振り返った。

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ロッテ大嶺が4年ぶり対外試合登板で2回2安打0封[ニッカン]

沖縄で4年ぶりの対外試合登板を果たしたロッテ大嶺祐太投手は、2回2安打無失点だった。

2回2死からスプリットを二塁打とされ、続いて中前打を許したが、藤原の好返球もあり0点でしのいだ。直球は144キロを計測し「真っ直ぐで押すというテーマはできた。1年間1軍にいられるように頑張りたい」。コザは八重山商工時代、春夏とも甲子園出場を決めた球場。春の記憶は曖昧だったようで「あれ、ここでした?すみません」と天然回答しつつ、地元に元気な姿を見せた。

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[評論家コラム]広島中村奨成、毎日が貴重な経験になる/田村藤夫[ニッカン]

広島、ロッテの練習試合は捕手同士が、それぞれチーム内で控えという位置付けでの対戦となった。

1点を追う3回表、ロッテ1死一、二塁で打者は2番高部。ここで広島の先発マスク4年目の中村奨は、先発遠藤に対し、初球ストレートでファウル。2球目ストレートで空振りで0−2と追い込んだ。3球目、どういうボールを要求するか注目していると、中村奨はインコースへのストレートを選択した。遠藤はサイン通りにインコースを投げきり、高部を三邪飛に打ち取った。

高部は1球目、2球目ともに打ち気満々のスイング。中村奨がこの状況でインコースを選択した背景に考えられるのは、インコースで上体を起こし、次の勝負球として外への落ちるボールを効果的にしたい、という狙いが考えられる。

ただし、場面は1死一、二塁。投手心理からすれば、コントロールを間違えて当てれば1死満塁になる。それは避けたい心理が働くと、ボールが甘く入り、長打を浴びるのが最悪のケース。1球目、2球目のストレートを振りに行っているこういう状況では、まずインコースでもアウトコースでも、落ちる球で打ち気をそらす攻め方もある。

今回は打ち取ったが、捕手は常に投手の力量を正確に頭に入れておかなければならない。この日は練習試合だったので遠藤が投げ切れたのかも、しれない。この成功体験をもとに、シーズン中の僅差の同じ状況で、同じくインコースを選択したとして、今度は遠藤が投げ切れない可能性だってある。そこを中村奨は頭に入れておくことだ。成功体験が場面によっては通用しないことは、シーズン中は多々ある。中村奨には毎日が貴重な経験の積み重ねになる。

ロッテの佐藤はリードという面では田村の経験にまだ及ばない。ただ、アウトにはなったものの2つの内野ゴロは芯で捉えた紙一重の内容だった。第3打席では犠飛が求められる中、きっちり中飛で打点を挙げた。今はバッティングでチャンスをうかがいながら、こうした練習試合、オープン戦でリードを磨いていく段階にある。

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広島は遠藤、ロッテは大嶺が先発/練習試合スタメン[ニッカン]

広島が16日、ロッテとの練習試合のスタメンを発表した。新外国人のケビン・クロン内野手(27=ダイヤモンドバックス)が「4番一塁」で来日デビュー。ドラフト6位の矢野雅哉内野手(22=亜大)も「8番遊撃」で先発出場する。両軍のスタメンは以下の通り。

広島
(中)野間
(二)羽月
(三)堂林
(一)クロン
(指)林
(左)正随
(右)大盛
(遊)矢野
(捕)中村奨
(投)遠藤
ロッテ
(中)藤原
(右)高部
(左)加藤
(三)安田
(二)中村
(遊)藤岡
(一)山口
(捕)佐藤
(指)松田
(投)大嶺

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ロッテがマリーンズゴルフギアを予約販売[ニッカン]

ロッテは20日からオンラインストア限定で、マリーンズゴルフギアを予約販売すると16日、発表した。

キャディバッグをはじめとしたラインアップで、一部名入れに対応している。

商品は以下の通り。

広報室は「マリーンズファンでゴルフ好きな方にはたまらないラインアップを取りそろえました。ぜひお買い求めいただき、マリーンズ一色になっていただければと思います」とアピールした。

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レッドソックスと基本合意の沢村、最大3年8億円か[ニッカン]

ロッテから海外FA権を行使し、レッドソックスと基本合意している沢村拓一投手(32)の年俸が、最大で3年で約8億円に上ると15日、米メディア「ジ・アスレチック」のローゼンタール記者が伝えた。同記者によると、契約は2年300万ドル(約3億1500万円)プラス3年目はオプション。出来高などを全て含めると、最大で3年765万ドル(約8億300万円)になるという。ただし、3年目のオプションが行使される条件については「複雑な条件が設定されている」と伝えているだけで、具体的な内容については明らかになっていない。

11年にデビューした沢村は通算352試合で48勝52敗64ホールド75セーブ、防御率2.77。昨年9月に巨人からロッテにトレードで移り、移籍後は22試合で防御率1.71を記録した。

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温冷の交代浴効果出た!?ロッテD1位・鈴木ゼロ封デビュー[サンスポ]

ロッテのD1位・鈴木昭汰投手(22)=法大=が16日、上々の実戦デビューを果たした。広島との練習試合(沖縄市)の5回から3番手で登板し、1回を1安打無失点とした。

「結果的にゼロで抑えられたことは評価できるところ。次の登板に向けて、よかったところはそのまま、今日の課題を改善していけるようにしたい」。

気温20度の陽気の中、験担ぎだという半袖姿でマウンドへ上がった。先頭の正随に初球を中前打されたが、落ち着いて後続を断った。大盛には10球粘られながら、最後はこの日最速となる141キロ直球で左飛に。D6位・矢野(亜大)は133キロのツーシームでバットをへし折り、投ゴロ。最後は中村奨を1球で右飛に仕留めた。見守った井口監督は「先頭を出しながらもゼロでね。これからイニング、球数もどんどん増えていくと思います」とうなずいた。

最速153キロを誇る本格派左腕。コロナ禍で外出が制限される中、ホテルで温冷の交代浴をしてリフレッシュしている。初登板を終え、「もう少し自分が主導権を握れるくらいの投球をしていきたい」と力を込めた。

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ロッテD1位・鈴木、D4位・河村が好投[サンスポ]

広島との練習試合でルーキーが好投した。ドラフト1位の鈴木(法大)は5回に登板。先頭打者に初球を中前に運ばれたが、後続をきっちりと断ち「真っ直ぐの強さや変化球の精度がまだ良くなかったので、そこをしっかり修正していきたい」と話した。

6回にマウンドに上がった4位の河村(星槎道都大)は緩急を駆使し、堂林を遊ゴロに打ち取るなど三者凡退とした。「ストライク先行で打たせて取ることができたので良かった」と安堵の表情だった。

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ロッテ、オンラインストア限定で「マリーンズゴルフギア」販売[サンスポ]

ロッテは16日、マリーンズオンラインストア限定でマリーンズゴルフギアの予約販売を開始することを発表した。キャディーバッグなどゴルフギアをラインナップし、一部商品では名入れにも対応。販売はマリーンズオンラインストアで20日10時から予約受付を開始する。

千葉ロッテマリーンズ広報室は「マリーンズファンでゴルフ好きな方にはたまらないラインナップを取りそろえました。ぜひお買い求めいただきマリーンズ一色になっていただければと思います」とPRした。

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沢村拓一、レッドソックス守護神候補、最大3年総額8億円[サンスポ]

ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグ移籍を目指す沢村拓一投手(32)が、レッドソックスと2年総額300万ドル(約3億1500万円)で契約合意したと、複数の米メディアが報じた。CBSスポーツ(電子版)は「重要な局面での起用を争うことになるだろう」と掲載し、守護神の座を争うことになりそうだ。

メジャーリーガー、沢村が誕生する。米スポーツ専門サイト「アスレチック」などがレッドソックスと2年総額300万ドル(約3億1500万円)で合意したと報じた。3年目の契約延長は球団に選択権があり、最大で3年総額765万ドル(約8億円)になるという。近日中に球団から正式発表される見込みだ。

1年目から守護神の大役を担う可能性がある。CBSスポーツ(電子版)は「沢村はバーンズ、オッタビノ、ブレイシアと重要な局面での起用を争うことになるだろう」と掲載した。レ軍一筋の右腕バーンズは通算15セーブ、防御率4.08。今季のクローザーの最有力候補とされる。

ヤンキースから移籍した右腕オッタビノは、2019年に73試合で防御率1.93をマークしたが、昨季は24試合で5.89。150キロを超える直球と落差が大きいフォークボールを武器とする沢村がオープン戦から結果を残せば、ルーキーイヤーから最終回を任される可能性もある。

ブルペン陣の整備はレ軍の重要課題だった。昨季、救援投手のチーム防御率はア・リーグ15球団で14位の5.79。18年に9度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げたが、昨季はア・リーグ東地区で最下位に低迷。高年俸の主力をトレードで放出するなど、100年以上の歴史を誇る伝統球団は再建を進めている。

沢村は今後は就労ビザの発給を待ち、チームに合流する見通し。名門復活を期すボストンで新たな挑戦がスタートする。

ボストン・レッドソックス
ア・リーグ発足の1901年にボストン・アメリカンズとして誕生したメジャー屈指の古豪。名投手サイ・ヤングを擁し、03年にはワールドシリーズ初代王者に輝いた。いくつかの名称を経て07年末からレッドソックス。20年にベーブ・ルースをヤンキースに放出以降はワールドシリーズ優勝を逃し続け、2004年に86年ぶりの世界一を達成すると07、13、18年も世界一。日本選手は過去に野茂、松坂、岡島、上原らが所属。本拠地フェンウェイ・パークは1912年開場のメジャー最古の球場。

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沢村は大きな補強、米メディア「魅力的な選手」[サンスポ]

ロッテから海外フリーエージェント(FA)の権利を行使して大リーグ移籍を目指している沢村拓一投手(32)がレッドソックスと契約合意した報道を受け複数の米メディアも注目している。

地元メディアのNESNネットワーク(電子版)は沢村の成績を評価し「日本で通算防御率は2.77、昨季はロッテで22試合に登板し防御率1.71。沢村はレッドソックスにとって大きな補強となりえる魅力的な選手だ。レッドソックスファンは90マイル後半の直球と、90マイル前半のスプリットに期待できる」と伝えた。

またNBCスポーツ(電子版)はレ軍リリーフ陣の防御率が昨季メジャー30球団中の27位と苦戦している点を取り上げ「100マイル近くの直球を投げる沢村はチームにとって良い加入になる」と期待を込めた。

CBSスポーツ(電子版)では「沢村はバーンズ、オッタビノ、ブレイシアと重要な局面での起用を争うことになるだろう」と予想。レ軍一筋のバーンズは通算15セーブ、防御率4.08で今季クローザーとして起用される見込みで、ヤンキースから移籍したオッタビノは19年に73試合に登板し自己最多の防御率1.93をマークするも、昨年は24試合で防御率5.89と苦戦している。元広島のブレイシアは昨季25試合で投げ防御率3.96の成績を残している。

MLBネットワークのケン・ローゼンタール記者らの報道によると、沢村の契約内容は2年300万ドル(約3億1600万円)プラス出来高払い。3年目の契約延長は球団に選択権があり、3年総額で出来高を含めると、報酬の合計額は765万ドル(約8億円)にアップする内容で球団から近日正式に発表される見込みとなっている。

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沢村拓一、レッドソックスと2年3億1600万円で契約合意[サンスポ]

ロッテから海外フリーエージェント(FA)の権利を行使して米大リーグ移籍を目指している沢村拓一投手(32)がレッドソックスと2年300万ドル(約3億1600万円)プラス出来高払いで合意した。MLBネットワークのケン・ローゼンタール記者ら、複数の米メディアが報じた。3年目の契約延長は球団に選択権があり、3年総額で出来高を含めると、報酬の合計額は765万ドル(約8億円)にアップする契約内容のようだ。近く、球団から正式に発表される。

沢村は今月3日に渡米し、身体検査などを受けて、正式契約に備えていた。現在は一時帰国しているとみられ、今後は就労ビザが発給され次第、渡米。フロリダ州フォートマイヤーズで行われるレッドソックスの春季キャンプは、投手と捕手のバッテリー組は17日(日本時間18)が集合日で18日(同19日)から練習がスタートするため、遅れて合流する見込みだ。オープン戦は3月1日(同2日)のブレーブス戦から始まり、レギュラーシーズンの開幕戦は4月1日(同2日)、ホームのボストンにオリオールズを迎える。

レッドソックスは昨季、救援投手のチーム防御率はア・リーグ15球団で14位の5.79でブルペン投手陣の整備は早急な課題。沢村はクローザー候補でもあり、勝ちパターンでの継投の一角として期待がかかる。

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マー君世代ロッテ・大嶺、甲子園決めた思い出の地で2回零封、ローテ入りに名乗り[スポニチ]

ロッテ・大嶺祐太投手(32)が16日、広島との練習試合に先発。2回2安打無失点2奪三振で、ローテーション争いに名乗りを上げた。19年1月の右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)から2年、育成契約も経験した右腕は、最速144キロも計測。沖縄・石垣島出身の06年高校生ドラフト1位右腕は、原点ともいえる沖縄の空の下、プロ15年目の復活へ一歩を踏み出した。

大嶺は思わず苦笑いした。「えっ、ここなんですか?」。コザしんきんスタジアムは、05年秋の九州大会で4強進出を決めるなど甲子園出場につなげた地。そして06年夏の沖縄大会決勝で優勝した場所でもあった。

八重山商工のエースとして春夏連続甲子園出場。野球人生の大きな起点となる球場だったが、意外なほど記憶は残っていなかった。それもそのはず。沖縄市野球場と呼ばれたその当時は、改修前。大嶺もプロ入り後、15年の時が流れた。

「昔のイメージも覚えていないし、(新しくなって)ここで投げたのも初めて。全然違うところで投げている感じ。大げさに言うと沖縄でなく、宮崎で投げているような感じ」。

変わらないものがあった。投球スタイルだ。最速151キロを誇り「南海の怪腕」と称された頃のように直球を軸とした。「今年初めての実戦登板だったので、少し力んだけど、真っすぐで押していくというテーマはできたかな」。まだ2月だが、最速144キロを4度も計測。19年1月に手術を受けた右肘の不安も、完全払拭した。

別の記憶は一瞬だけよみがえった。同じ06年の高校生ドラフト1位だったのが楽天・田中将。1年目の07年2月26日、お互いプロ初実戦で先発対決した。「鹿児島での練習試合。覚えています。でも(田中将の復帰を)気にしている余裕はないですよ」。手術からのリハビリに励み、昨年8月に育成から支配下登録へ復帰。2試合に登板したが、ここ3年間は未勝利だけに、ベテランは本音を隠さなかった。 沖縄での対外試合登板は、実に17年2月25日のヤクルトとのオープン戦以来4年ぶり。

「自分はそんなに気にしてないが、びっくりするぐらい沖縄の人から連絡があった。あとは結果を出して、その人たちにもっと喜んでもらいたい」。

過去2年、この時期はリハビリに明け暮れていた。今季はローテーション争いができる。競争のスタートラインに立った15年生。これもプロ野球選手の1つの生き様だ。

◇残り1枠を種市らと争う

ロッテの今季先発ローテーションは、昨年唯一の2桁10勝を挙げた美馬、最多の21試合に先発した石川、9勝の二木、7勝の小島、岩下の5人がほぼ確定。大嶺は、種市、中村稔、古谷に加え、2年目の佐々木朗、ドラフト1位の鈴木(法大)、育成2年目の左腕・本前らと6番手を争うことになる。

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ロッテ・ドラ1鈴木、1回零封デビュー、半袖で験担ぎ「0点に抑えられたのは評価できる」[スポニチ]

ロッテのドラフト1位左腕の鈴木(法大)が、プロ初の実戦登板を果たした。5回から3番手で登板し、先頭・正随に中前打も1回を1安打無失点。「あまり考え過ぎないようにしようと思った。結果的に0点に抑えられたのは評価できる」と振り返った。

「大学時代からの験担ぎ」と半袖姿で登板し、最速は141キロも、投げっぷりのよさは見せた。また、ドラフト4位・河村(星槎道都大)も6回を3人斬り。「打たせて取ることができてよかった」と話した。

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ロッテ・ドラ1鈴木、最速141キロ&無失点デビュー[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・鈴木昭汰投手(法大)が16日、コザしんきんスタジアムで行われた広島との練習試合で実戦デビューを果たした。

3番手として5回に登板し、打者4人に対し1安打無失点。球速は141キロ止まりだったが、先頭・正随に中前打を浴びても、慌てず即戦力らしく後続をきっちりと抑えた。

11日の紅白戦(石垣島)で登板予定だったが、雨で中止となり、デビューがずれ込んでいた。

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ロッテ大嶺、思い出のマウンドで2回無失点[スポニチ]

ロッテ・大嶺祐太投手が16日、コザしんきんスタジアムで広島との練習試合に先発し、2回2安打無失点だった。

今季初実戦登板だったが初回を無安打投球で滑り出し、球速も144キロをマークした。

2回は2死から大盛に二塁打、矢野に中前打を浴びたが、中堅・藤原が本塁送球し、タッチアウトにした。

19年1月に右肘を手術し、昨季はリハビリを経て2試合に登板した大嶺にとって、コザしんきんスタジアムは、八重山商工時代に甲子園出場を決めた思い出のマウンドだった。

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ロッテ、中村奨が今季チーム実戦1号[スポニチ]

ロッテ・中村奨吾内野手が今季チームの実戦1号を放った。広島との練習試合に、5番・二塁で出場し、2回1死で遠藤の141キロを左翼席へ運んだ。

昨季は打率.249、8本塁打、49打点。プロ7年目の今季から主将を務めている。

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ロッテ、ゴルフ業界に参戦!?「マリーンズ一色になって」[スポニチ]

ロッテは20日からマリーンズオンラインストア限定でマリーンズゴルフギアの予約販売を開始することになった。キャディバッグをはじめとしたゴルフギアをラインナップしており、一部商品では名入れにも対応する。

球団広報室は「マリーンズファンでゴルフ好きな方にはたまらないラインナップを取りそろえました。ぜひお買い求めいただきマリーンズ一色になっていただければと思います」とPRした。

商品一覧
キャディバッグ(名入れ対応、カラー:ブラック、ホワイト):5万7000円、トラベルカバー(名入れ対応):7000円、アクリルバッグタグ(名入れ対応):7000円、パターカバー(名入れ対応、サイズ:マレットタイプ、スパイダータイプ、L字タイプ):6000円、ヘッドカバー(名入れ対応、サイズ:ユーティリティ、フェアウェイウッド、ドライバー):6000円、アイアンカバー:5000円、ぬいぐるみヘッドカバー(デザイン:マーくん、謎の魚):6000円、シューズケース:3800円、ゴルフアンブレラ:7000円(全て税込)。

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沢村、レッドソックスと最大3年8億1100万円で合意、成績次第で2年目以降に基本年俸増額[スポニチ]

ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使して大リーグ移籍を目指していた沢村拓一投手(32)が、レッドソックスと2年総額300万ドル(約3億1800万円)で合意したと15日(日本時間16日)、複数の米メディアが報じた。近日中に正式発表される見通し。出来高やオプション(契約選択権)などを含めると最大765万ドル(約8億1100万円)に達する。剛腕リリーバーが、昨季地区最下位に沈んだ伝統球団の巻き返しに貢献する。

バッテリー組キャンプ初日を18日(日本時間19日)に控え、レッドソックスと沢村の合意を、米メディアが相次いで伝えた。契約の詳細について、スポーツサイト「ジ・アスレチック」の看板記者ケン・ローゼンタル氏がツイッターで報道。2年総額300万ドルが保証され、出来高と3年目のオプションが設定されるという。出来高は登板試合数などに応じたものとみられる。

ユニークなのは「サラリー・エスカレーター」と呼ばれる付帯条項だ。成績次第で2年目以降に基本年俸が増額されるもので、メジャーでも珍しい。レ軍の日本人リリーバーでは岡島秀樹が07年、上原浩治と田沢純一(現台湾・味全)が13年のワールドシリーズ制覇に貢献。18年以来の世界一に向けて、沢村も勝ちパターンの一角を期待され、フル回転すれば最大で3年総額765万ドルを得られる。

昨年9月に移籍したロッテでは22試合に登板し防御率1.71。CS進出にも尽力し、メジャーでも希少な150キロ前後の高速スプリットは米球界から注目された。しかし、コロナ禍による各球団の資金難が移籍市場を直撃。ここまで3年の長期契約をゲットした救援投手はヘンドリックス(アスレチックス→ホワイトソックス)しかいない。沢村も交渉の長期化を余儀なくされたが、2年平均の基本年俸は昨季の年俸1億5400万円とほぼ同額で、活躍次第で上積みできる「ウィンウィン」の契約となった。

今後はビザ取得の手続きなどもあり、球団関係者によれば、チーム合流は月末になる見通しだ。田中将(ヤンキース→楽天)、前田(ツインズ)、秋山(レッズ)ら、同じ88年生まれが先に海を渡ったが、中大時代から米国でプレーする選択肢を胸に秘めていた右腕。夢のマウンドへ、いよいよ踏み出す。

沢村拓一(さわむら・ひろかず)
1988年(昭63)4月3日生まれ、栃木県栃木市出身の32歳。佐野日大から中大を経て、10年ドラフト1位で巨人入団。プロ1年目の11年にセ・リーグでは44年ぶりとなる新人での200投球回を達成。11勝(5完投)、防御率2.03の成績で新人王に輝いた。16年にはリーグ最多の37セーブ。昨年9月7日に交換トレードでロッテに移籍した。通算352試合に登板し48勝52敗75セーブ、防御率2.77。13年WBC日本代表。1メートル84、102キロ。右投げ右打ち。

◇昨季ア最下位の投手陣再建急務

昨季ア・リーグ東地区最下位のレッドソックスは、チーム防御率が30球団中28位の5.58と投手陣も不振。守護神バーンズも昨季1勝3敗9セーブ(リーグ最多は16セーブ)、防御率4.30と低調だった。18年以来の世界一に向け、先発陣もリリーフ陣も整備が急務となっている。救援陣では沢村以外に、ヤンキースとのトレードで通算463試合登板の35歳右腕オッタビノを獲得した。

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ロッテから海外FAの沢村、2年総額3億1500万円で合意と米報道[スポニチ]

ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使した沢村拓一投手(32)が、レッドソックスと2年総額300万ドル(約3億1500万円)で合意したと15日(日本時間16日)、スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」の看板記者ケン・ローゼンタル氏がツイッターで報じた。3年目の契約の選択権も盛り込まれ、出来高などを含めると765万ドル(約8億325万円)に達するという。

昨季ロッテで22試合に救援登板して防御率1.71の好成績を残した沢村は、今月に入って渡米。現地でジョン・ボッグス代理人と話し合いながら交渉を進めていた。レ軍は18日(同19日)にバッテリー組キャンプ初日を迎える。

昨季ア・リーグ東地区最下位のレ軍は、チーム防御率が30球団中28位の5.58。18年以来の世界一に向け、リリーフ陣も補強が急務となっている。

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ドラ1鈴木昭汰、開幕ローテへ1回0封、“パワフル成瀬”に他球団007警戒[報知]

ロッテのドラフト1位・鈴木昭汰投手(22)=法大=が12球団の新人投手で最速の対外試合デビューを果たし、1回無失点と好発進した。元ロッテの成瀬善久氏を彷彿とさせるフォームから球質の重い直球を披露。投げっぷり抜群の“パワフル成瀬”に他球団の007も警戒を強めた。

「真っ直ぐの強さと打者に向かっていく姿勢が持ち味。ゼロに抑えられて良かった」。先頭に安打を許したが、言葉通りに強気で後続を仕留めて1安打0封。最速は球場表示で141キロだったが、他球団のスピードガンでは146〜147キロを記録した。

巨人・中里スコアラーは「ガンより速く感じる真っ直ぐで、打者を押し込んでいる。貴重な左のパワーピッチャーで、リリーフでもやれそうな投げっぷりをしている」と警戒。開幕ローテ入りを目指す最速153キロ左腕は「次はもっと自分が主導権を握れる投球をしたい」と次のステップを見据えた。

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ドラ1鈴木昭汰は1回0封デビュー[報知]

ロッテのドラフト1位・鈴木昭汰投手(22)=法大=がプロ入り後初の実戦登板を果たした。5回から3番手で登板。先頭の正随に中前安打を許したが、後続を打ち取り、1回1安打無失点だった。

最速は141キロ。重さを感じさせる直球で大盛を左飛に仕留めるなど、持ち味を発揮した。開幕ローテーション入りへ向けて「結果にこだわっていきたい」と話していた左腕が、まずはデビュー戦で上々の投球を見せた。

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大嶺祐太、地元の沖縄で2回0封[報知]

ロッテの大嶺祐太投手(32)が広島との練習試合に先発。4年ぶりに地元の沖縄で登板した右腕は、最速144キロで2回を2安打無失点にまとめた。

先発予定だった14日のヤクルト戦(浦添)が中止となり、この日にスライド。コザ(当時は沖縄市営)では、八重山商工時代の05年九州大会準々決勝で離島初の甲子園出場を確実にし、06年沖縄大会決勝では夏の甲子園初出場を決めた。

19年にトミー・ジョン手術を受け、昨季は登板2試合。初回に2三振を奪うなど、開幕ローテーション入りへ向けて及第点のスタートを切った。

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沢村拓一、Rソックスと最大3年8億円、2年総額300万ドル&3年目オプション…米メディア報じる[報知]

ロッテから海外フリーエージェント(FA)の権利を行使して米大リーグ挑戦を目指し、Rソックスと基本合意している沢村拓一投手(32)の契約内容について15日(日本時間16日)、複数の米メディアが2年総額300万ドル(約3億1500万円)と報じた。3年目の契約はオプションで、出来高などを全てクリアすれば3年最大765万ドル(約8億円)を手にすることができる。

昨季の年俸が1億5400万円の右腕にとっては決して大型契約とはいえないが、昨年11月の海外FA権行使表明時の「(メジャーは)世界中の優れた選手がプレーする場所。憧れもあるし、夢もある」との言葉通り、まずは男のロマンを優先した。

Rソックスは昨季、チーム防御率が全30球団中28番目となる5.58と投手陣が脆弱で、ア・リーグ東地区最下位に沈んだ。昨季1勝3敗9セーブ、防御率4.30のM・バーンズやA・オッタビノ、D・ヘルナンデスらの救援陣は今季も不安視されている。それだけに、入団正式発表を前にして地元ボストンのファンやメディアの沢村への関心は高まっている。

現状ではバーンズが守護神の筆頭候補だが、キャンプやオープン戦の内容次第では、コーラ監督が沢村を登用する可能性もある。田中(楽天、前ヤンキース)、前田(ツインズ)、秋山(レッズ)らと同学年の32歳ルーキーが、名門レ軍の救世主となる。

沢村拓一の年俸推移
年度(所属)推定年俸(円)
11(巨)1500万
12(〃)5200万
13(〃)6500万
14(〃)6000万
15(〃)4800万
16(〃)1億
17(〃)1億5000万
18(〃)1億5000万
19(〃)1億2150万
20(〃)1億5400万
20(ロ)

主なリリーフ投手のメジャー入り時の契約と1年目成績
年度投手旧所属→移籍球団基本増額(日本円=万円)1年目成績
00佐々木主浩横浜(現DeNA)→マリナーズ2900万ドル(約9億3000)2勝5敗37S0H、防3.16
04高津臣吾ヤクルト→ホワイトソックス175万ドル(8000)6勝4敗19S4H、防2.31
04大塚晶則中日→パドレス2185万ドル(約1億9800)7勝2敗2S34H、防1.75
07岡島秀樹日本ハム→Rソックス2250万ドル(約2億9000)3勝2敗5S27H、防2.22
08小林雅英ロッテ→インディアンス2625万ドル(約6億8750)4勝5敗6S2H、防4.53
10五十嵐亮太ヤクルト→メッツ2300万ドル(約2億7000)1勝1敗0S2H、防7.12
13藤川球児阪神→カブス2950万ドル(約7億8000)1勝1敗2S1H、防5.25
18平野佳寿オリックス→Dバックス2600万ドル(約6億7800)4勝3敗3S32H、防2.44
18牧田和久西武→パドレス2400万ドル(約4億5000)0勝1敗0S2H、防5.40

[注]日本円は当時のレート。大塚は03年途中で登録名変更。成績のHはホールド。

◇17日キャンプイン

米大リーグは17日(日本時間同日深夜〜18日未明)にフロリダ、アリゾナ両州でキャンプを開始する。3年ぶりの本格的な二刀流復活を目指すエンゼルスの大谷は、アリゾナ州テンピでバッテリー組として4年目のスタートを切る。

同州では大谷のほか、パドレスに移籍したダルビッシュ、メジャー1年目となるレンジャーズの有原も17日に練習開始。3年目のマリナーズの菊池は18日、レッズで2年目の秋山は22日に始動する。パドレスとマイナー契約を結んだ加藤は22日から招待選手として参加する。

フロリダ州ではツインズの前田が19日、レイズで2年目を迎える筒香が23日にキャンプイン。オープン戦は28日から始まり、公式戦は4月1日に全30球団が一斉に開幕を迎える。

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Rソックスが沢村拓一の獲得を正式発表、松坂、上原らに次ぎ球団8人目の日本人投手に[報知]

レッドソックスは16日(日本時間17日)、ロッテから海外FA権を行使した沢村拓一投手(32)と2年契約を結んだと発表した。3年目はオプションとなる。大家友和、野茂英雄、松坂大輔、岡島秀樹、斎藤隆、田沢純一、上原浩治に次いで、Rソックス史上8人目の日本人投手となった。

また球団は沢村の入団正式発表にともない、左腕のJ・スプリングス投手(28)を出場選手登録の前提となる40人枠から外した。

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Rソックスが沢村拓一と2年300万ドルで契約と米報道、オプションで3年最大765万ドルも[報知]

ロッテから海外フリーエージェント(FA)の権利を行使して米大リーグ挑戦を目指しレッドソックスと基本合意している沢村拓一投手(32)の契約内容について15日(日本時間16日)、FOXニュースのケン・ローゼンタール記者が2年300万ドル(約3億1500万円)とツイッターで報じた。

3年目の契約はオプションで、出来高などを全てクリアすれば3年最大765万ドル(約8億円)になるという。

昨年11月、海外FA権行使を表明し「(メジャーは)世界中の優れた選手がプレーする場所。憧れもあるし夢もある」とメジャーへの熱い思いを語った沢村。同12月以降、レッドソックスの他にもマリナーズ、ブルージェイズなどメジャーからのオファーを熟考していた。

コロナ禍の影響で停滞していたFA市場が今年に入ってようやく活発化し、今月4日に最終決定のため渡米。メディカルチェックをクリアしてレ軍と正式合意に至った。

沢村については10日(同11日)、メジャー公式サイトが「レッドソックスは岡島、上原、田沢ら日本の救援投手に貢献を受けてきた。沢村もバーンズやオッタビノ、ヘルナンデスとともに、大きな役割を果たす投手となるかもしれない」と報道。「150キロを超える速球にスプリットも投げる」と紹介して、コーラ監督が守護神に登用する可能性も指摘した。昨季ア・リーグ東地区最下位チームの救世主として期待は高まっている。

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ロッテ・ドラ1鈴木、無失点デビューも課題[デイリー]

ロッテ・ドラフト1位の鈴木昭汰投手=法大=が、広島との練習試合で五回に登板し、1回1安打無失点のデビューを飾った。

今年のドラフト1位投手では一番乗りでの対外試合で「この世界は結果を残してなんぼ。ゼロに抑えられて良かった」と喜んだ。この日の最速は141キロで「真っ直ぐの強さ、変化球の精度が良くなかった」と課題も挙げていた。

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ロッテが「マリーンズゴルフギア」の予約販売開始、キャディバッグ、ヘッドカバーなど[デイリー]

ロッテは16日、マリーンズオンラインストア限定で2月20日からマリーンズゴルフギアの予約販売を開始したと発表した。

キャディバッグを始めとしたゴルフギアをラインナップしており、一部商品では名入れにも対応している。

マリーンズゴルフギア商品一覧(価格は全て税込み)。

販売はマリーンズオンラインストアで20日10時から予約受付を開始。ロッテ広報室は「マリーンズファンでゴルフ好きな方にはたまらないラインナップを取り揃えました。ぜひお買い求めいただきマリーンズ一色になっていただければと思います」とコメントした。

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ロッテの“次世代スター”藤原を大解剖、「見られる」仕事…お肌の手入れも欠かさず[デイリー]

デイリースポーツでは、球場で観戦できない読者に代わって、最前線の今をお届けする『プロ野球番記者ワイドEYE』(随時掲載)を企画。今回はロッテ・藤原恭大外野手(20)を“大解剖”する。トリプルスリーを狙える逸材として期待され、また球界屈指のイケメンとして女性ファンからの注目度も高い。そんなマリーンズが誇る次世代のスター候補の内面に迫った。

球団公式YouTubeで近況を投稿すると、あっという間に視聴回数が跳ね上がる。プライベート画像を球団公式ツイッターに上げれば、3時間で「いいね」が3000に到達する。SNSの反応、グッズ売り上げは球団屈指。藤原は端正な顔立ちと、鍛えられた肉体美で女性を中心に断トツの人気を誇る。

ただ、藤原は浮ついた様子を全く見せない。プロでまだ実績は残していない。周囲の反応にも「結果を残していないですし、まだまだかなと思います」。今は人一倍、真摯に野球に取り組んでおり、周囲からも野球と向き合う姿勢を評価されている。

期待の若手とはいえ、20歳の青年。“見られる”ことが気になる年頃だ。お肌の手入れは毎日欠かさない意外な一面も持つ。「テレビに映るので、ニキビができないように心がけてケアはしています。定期的に病院からも薬をもらって、塗っています」と衝撃発言。高校時代から様々な化粧水や乳液を試し、今も肌に合う商品を探して母・道子さんと連絡を取り合っている。端正なマスクに見合う透き通った肌は、努力のたまものでもある。

グラウンド外でも見られることに意識を持ち、日頃からの行動を心がける。ファッションには敏感だ。「ジーパンは古いという時代が来ているらしいので、今ははいていないです」と笑う。プロ入り後はジーンズにTシャツ姿が多かったが、プロ野球選手として、体のラインを強調する洋服は着ない。

「(ズボンは)スラックスが多いですかね。洋服はダボダボめに着ている感じです。ピチピチめに着る時代ではないと思うので。はやりにのっていきたい」。常に最新トレンドをチェック。服装へのこだわりも強い。

野球を離れると、リラックスした素の姿で過ごす。「漫画を読んだり、携帯ゲームをやったりしています」。読む漫画にもこだわりがあるという。中学は枚方ボーイズ、高校は大阪桐蔭で全国制覇を果たした経験を持つことから「野球漫画や、スポーツ系は基本的に読まないですね。ちょっとオーバーで、簡単に描かれているところがあるので」。グラウンド外では野球から距離を置き、気分転換に重点を置くという。

女性ファンが気になる異性のタイプは…。「清潔感のある方です。透き通っている感じ」と明かしてくれた。だが、あまりテレビを見ないため、芸能人にも好みはいないという。女性人気に対しては「しっかり結果を残してから、やりたいことをやりたい」。今は野球が“恋人”だ。

昨季後半からクライマックスシリーズにかけて活躍。3年目の今季は高い身体能力を生かして、レギュラー獲りが目標。藤原は高いプロ意識を持ち、スター街道を歩んでいく。

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ロッテから海外FA権行使の沢村、レッドソックスと契約合意、最大3年8億円[デイリー]

ロッテから海外FA権を行使した沢村拓一投手(32)が、レッドソックスと最大3年765万ドル(約8億円)の契約で合意した、と15日(日本時間16日)、米サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が自身のツイッターで伝えた。

同記者によると、沢村は2年300万ドル(約3億1600万円)が保証されており、3年目は球団オプション。出来高などを含めると最大で8億円に達するという。(金額は推定)

レッドソックスは過去、日本人で松坂や岡島、上原、田沢らが活躍。過去2年はプレーオフ進出を逃がし、昨季はア・リーグ東地区最下位に。昨季のブルペン陣はア・リーグ15球団中14位の防御率5.79と苦しんだ中、沢村の獲得でブルペン強化を図った形だ。

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ロッテから海外FAの沢村、レッドソックスと最大3年8億円合意、米記者伝える[デイリー]

ロッテから海外FA権を行使した沢村拓一投手(32)がレッドソックスと最大3年765万ドル(約8億円)の契約で合意した、と15日(日本時間16日)、米サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が自身のツイッターで伝えた。

同記者によると、沢村は2年300万ドル(約3億1600万円)が保証されており、3年目は球団オプション。出来高などを含めると最大で8億円に達するという。

レッドソックスは1901年創設の伝統球団でメジャー屈指の人気を誇る。近年では04、07、13、18年にワールドチャンピオンになっている。07年は松坂が先発、岡島がセットアッパーとして活躍。13年は抑えの上原と田沢がブルペン陣を支えてチームに貢献した。

しかし、過去2年はプレーオフ進出を逃がし、昨季はア・リーグ東地区最下位。昨季のブルペン陣はア・リーグ15球団中14位の防御率5.79と苦しみ、今オフはヤンキースとのトレードでベテランのオッタビノを、エンゼルスからFAになったアンドリーズらを獲得している。

チームには元広島のブレイシアがおり、元ヤクルトのカラシティーがマイナー契約でメジャーキャンプに参加する。

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沢村がレッドソックスと合意2年契約と米メディア[デイリー]

プロ野球ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグ挑戦を目指していた沢村拓一投手(32)がレッドソックスと2年契約で合意したと15日、スポーツ専門サイト「アスレチック」が報じた。

沢村は栃木・佐野日大高から中大を経て2011年にドラフト1位で巨人に入団。1年目に11勝を挙げ最優秀新人に選出された。15年から抑えに転向し、16年は37セーブで最多セーブに輝いた。昨年9月にロッテへトレードで移籍。ロッテでは救援で22試合に登板し、防御率1.71を記録した。通算成績は352試合で48勝52敗75セーブ、防御率2.77。

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直近10年で1人…ロッテの左打者に「打率3割」達成に期待[BASEBALL KING]

◇直近10年の左打者の成績は?

マリーンズは直近10年で、“左打者”がシーズン20本塁打以上放った選手が昨季25本塁打を放ったマーティンのみだったが、打率3割をクリアした左打者も12年と16年に首位打者に輝いた角中勝也だけだった。特に近年はスタメンで左打者が多くいるなかで、打率3割を達成した選手が角中のみというのは寂しい限り。

他球団を見渡しても、昨季首位打者の吉田正尚(オリックス)をはじめ、柳田悠岐(ソフトバンク)、近藤健介(日本ハム)、森友哉(西武)といった打率を残せる“左打者”が各球団1人はいる。そんな中で、マリーンズの左打者が打率3割を達成した選手は16年の角中を最後に、4年間でていない。ちなみに右打者は直近10年で13年の今江敏晃、15年の清田育宏、19年の荻野貴司の3人がシーズンの打率3割を記録している。

直近10年の左打者のチーム最高打率
11年:.267、岡田幸文
12年:.312、角中勝也
13年:.288、角中勝也
14年:.287、鈴木大地
15年:.293、角中勝也
16年:.339、角中勝也
17年:.269、角中勝也
18年:.266、鈴木大地
19年:.288、鈴木大地
20年:.234、マーティン

◇打率3割期待の若手は?

マリーンズには安田尚憲、藤原恭大、佐藤都志也、和田康士朗、高部瑛斗といった期待のかかる若手に加え、マーティン、角中、福田秀平、藤岡裕大、菅野剛士といった中堅・ベテランにも“左打者”が多い。“率”を残せそうな左打者の人材が、全くいない訳ではない。

特に若手は何かのきっかけで、一気に飛躍しレギュラーを掴み、打率3割を残す可能性を秘めている。そのなかでも1番期待したいのが、藤原恭大だろう。昨季は開幕からファームで実戦経験を積んでいたが、リーグ優勝争いが佳境を迎えた10月に主力選手が新型コロナウイルス感染拡大で離脱すると、1軍昇格を果たす。初出場となった10月7日のオリックス戦の第3打席で初安打をマークすると、9日のソフトバンク戦ではプロ初の猛打賞。14日の楽天戦ではプロ初本塁打を先頭打者本塁打という離れ業を見せた。

レギュラー定着に期待がかかる今季は初実戦となった2月13日の楽天との練習試合に『1番・センター』でスタメン出場し、第1打席に早速センター前に安打を放った。引っ張った力強い当たりだけでなく、反対方向にも安打を放つことができるなど、レフト、センター、ライトと広角に打ち分けられる。1軍で打率3割クリアというのは簡単なことではないが、藤原は達成することができるのではないかという期待感もある。昨季でいえば3打席目までの打率が.313(67−21)だったが、4打席目以降の打率は.138(29−4)とガクッと下がった。レギュラーを掴み、1試合通してコンスタントに安打を放つことができれば、3割も夢ではない。

中堅組では今季4年目の菅野に期待したい。昨季の打率は.260だったが、出塁率は打率を1割以上上回る.389。昨季は9月10日の日本ハム戦の第3打席から9月18日の日本ハム戦の第2打席にかけて21打席連続無安打というときもあったが、その間も4四死球を選んでおり、最低限の仕事を果たすなど、“四球”での出塁が増えた。昨季は月別でみても、7月(.453)と10月(.436)は出塁率が4割を超えた。

その一方でマルチ安打が12回あったが、猛打賞が1度もなかった。四球を選ぶことに加え、固め打ちを増やし、“確実性”を上げていきたい。そうなれば、レギュラー定着、さらには打率3割クリアも見えてくる。

昨季はチーム打率トップが.249の中村奨吾で、規定打席到達者の左打者はマーティンの.234がチームトップというのはかなり寂しかった。5年ぶりに左打者の打率3割達成者が誕生して欲しいところだ。

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[千葉魂]ロッテ大嶺、復活へ確かな手応え、大リーガー動画からヒント[千葉日報]

復活に懸ける男がいる。プロ入り後15度目の春季キャンプで大嶺祐太投手が存在感を見せつけた。2019年1月に右肘内側側副靱帯の再建手術を受け、一昨年と昨年のキャンプはリハビリに明け暮れた。一旦は育成契約も経験し、昨年8月に再び支配下登録され3年ぶりに1軍のマウンドに上がったものの2試合に先発し未勝利でシーズンを終える。1軍復帰こそしたものの悔しさが残る20年。今年こその想いを胸に自主トレから体を鍛え最高の状態で新たな1年に挑もうとしている。

「身体は今までで1番いい感じ。以前は88キロあった体重もつい最近、計測した時は81キロだった。そのせいか分からないけど疲れにくくなっている。ストレートもだいぶいい感じ。足も速くなりましたよ」。

大嶺らしい独特の口調で冗談も交えながら語る姿から調子の良さがうかがえる。今でこそ笑顔が戻ったが手術後はつらい我慢の日々が続いた。1月に手術してからキャンプに合流。もちろん、全体メニューには入れず毎日、陸上競技場メインスタンドで黙々と階段上りを繰り返した。

「リハビリ期間は毎日、同じことの繰り返しということもあって正直、気持ちのアップダウンがあった」。

本当にこれでいいのだろうか。不安になることも多かった。もう治らないのではないか。マイナスなことを想像すると不思議と患部に違和感を覚えた。ただ、病院で診断をしてもらうと異常なしの診断。不安にはなって安心して前向きになって。そんな日々を繰り返した。

「最後は気持ち。手術をした時はどん底。これ以上は下に行くことはないと思うようにした。肘もここからは良くなる一方。いざ、投げられるようになるときには万全でいけるように、この時間を無駄にしないようにしようと思った」と大嶺は振り返る。

ギブスを着けているため車の運転ができないこともあり、リハビリを行う2軍球場には電車通勤をした。初めての経験だった。都内では満員電車を経験した。ある時、ふと成功した経営者の本が目に入った。読むと「車はあまり運転をしない」という記述が目に留まった。

何故だろうか?気になった。「電車に乗ると目的地まで私を運んでくれる。その時間を仕事に充てたり、本を読んだり効率的に時間を使える」。電車通勤を始めたばかりの大嶺はハッとさせられた。時間を無駄に使ってはいけない。それからだ。大嶺は電車通勤の中、スマホでメジャーリーガーの投球フォームの動画を見るようになった。片っ端から見た。長かった電車での通勤時間があっという間に感じた。そして発見もあった。

「色々なヒントがあった。これまでは上半身で力いっぱい投げるフォームだったけど、今は体幹と下半身を連動させることを意識して投げるようにしている。そうすると肩と肘の負担も少なくなる。リハビリ期間に色々な人に聞いたり学んだりして、自分なりに考えて今がある」。

大嶺にとっての確かな手応えは1軍首脳陣も感じている。2月12日に1軍キャンプが打ち上がると那覇遠征メンバーに名を連ねた。先発ローテーションの有力候補として名前が挙がる。

「今年が終わった時に充実していたと思える1年にしたい。今はすごく充実していて今までで1日が終わるのは1番早い」。大嶺の目は輝きを取り戻した。誰もが待ち望む復活への物語はようやく始まったばかり。ここまで我慢し努力し自分と向き合い考え抜いた日々をボールに込め新たな1年を切り開く。どん底を知る男の復活がマリーンズには欠かせない。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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