ロッテ美馬学投手が27日の練習試合・西武戦(高知・春野)で、今季初の実戦登板となる先発マウンドに向かう。短いイニングの見込み。
移籍1年目の昨季は10勝を挙げ、チームのCS進出に大きく貢献した。12月の契約更改では「規定投球回は必ずクリアできるようにしたい」と掲げていた。今季も石川とともにエース格として期待される。
いよいよだ。ロッテ佐々木朗希投手(19)が早ければ3月第1週に実戦デビューする可能性が出てきた。
24日に石垣島2軍キャンプでシート打撃に登板。井口資仁監督(46)は26日までに「(3月2日からの)大阪で1回合流してピッチングを見て、そこからマリンで投げるかどうか判断してゲームに入れたら」と今後のプランを明かした。
シート打撃では打者4人にスライダー、フォークも交えて計17球を投げた。最速は149キロをマーク。1年目の昨季は肉体強化に励み、今春キャンプでも新たなフォームで丁寧に調整を進めていた。自己最速163キロにはまだ遠いものの、映像をチェックした井口監督は「コントロール重視で投げていた感じで、変化球もしっかり腕を振れていた」と印象を口にした。
1軍は28日までの高知遠征を経て、3月2日、3日に京セラドームでオリックスとのオープン戦がある。吉井投手コーチらがブルペンでチェックする見込み。問題なしとなれば、早ければ3月6日、7日にZOZOマリンで行われる西武戦のどちらかで、1イニング限定のリリーフ登板という流れが見えてきた。
佐々木朗の開幕1軍について井口監督は「どうでしょう、まだベールを脱いでいないので」と話すのみ。「先発(候補)はだんだんイニングが延びてきているので」と中継ぎ起用の理由を説明しており、開幕での先発ローテ入りは現実的には難しそうだ。優勝への大事な戦力として、最適な時期を探していく。
日本野球機構(NPB)はイースタン・リーグで3月2日から、ウエスタン・リーグで同5日から始まる春季教育リーグを開催地ごとに有観客、無観客を切り替えて実施する方針を26日、示した。
新型コロナウイルスの感染状況や緊急事態宣言の発出などを含めて自治体とも連携して判断していく。イースタンで28試合、ウエスタンで22試合が予定。
プロ野球の記者をやっていて、この時期は若手がどれだけ1軍争いに食らいついていけるかが1番楽しみだ。ロッテならば、高卒3年目の山口航輝に注目している。
ここまでの実戦は22打数7安打、打率.318とまずまずの内容。右投げ左打ちの好打者が飽和状態となっている最近の野球界の中で、貴重な右投げ右打ちのスラッガータイプだ。
石垣島キャンプではフリー打撃で、ど派手な柵越えを連発していた。キャンプ期間中に唯一予定されていた紅白戦は雨で中止となったが、4番を予定されていたのは左の安田と右の山口だった。どのように育てたいのか、井口監督の狙いはそれだけで十分に分かった。
今季活躍したら、ファンから相当な人気が出ると思う。モデルのような顔立ちで女性から大人気の藤原が同期入団だが、こちらはほんわかムードが漂う。1メートル83、97キロのいかつい体なのに笑顔がよく似合うのだ。
中学時代には川柳のコンテストで受賞した実績も持つ。プロ野球という特異な世界でも、十分に目立てるキャラクターを持っている。
この時期の対外試合では、どの球団も一線級の投手があまり登板していない。登板しても、直球ばかりを投げたり、新しいフォームや変化球を試したりと調整段階だということを忘れてはいけない。
3月上旬まで好調だった若手が、投手陣が仕上がってくるそれ以降、苦戦する姿を何度も見てきている。一方で、ここまでに結果を残せなかったら開幕1軍のチャンスは消滅する。それも事実だ。山口は第一関門を突破したといってもいい。
外野手登録だが、ここまでは一塁で出場。最大のライバルとなるのは、実績十分の「アジャ」こと井上であり、安田が三塁レギュラーとなれば、「寿司ボーイ」ことレアードとも競争しなくてはならない。
いずれも球団の枠を越えたキャラクターを持ち、ファンからの人気も高い。だからこそ、ここから山口がどれだけ食らいついていけるかが楽しみだ。1ヶ月後、どんな結果になっているのか注目したい。
待ちに待った実戦デビューだ。ロッテ・佐々木朗希投手(19)が3月6、7日の西武とのオープン戦(ZOZOマリン)でプロ入り後、初めて実戦登板することが26日、有力となった。12日に石垣島の1軍キャンプ終了後は、同地での2軍キャンプに合流して調整。24日のシート打撃では最速149キロを計測した。井口資仁監督(46)は3月2日からの大阪遠征に2年目右腕を合流させ、最終チェックして判断する。
前夜にチャーター機で宮崎から高知入りした井口監督は、25日に打ち上げた石垣島2軍キャンプで調整してきた佐々木朗の今後について明かした。
「大阪で1度、1軍に合流させる。そこで投球を見て、マリンで投げるかどうかを判断できたら」。
チームは27、28日に高知で西武と2試合を行い、3月2日からは大阪に移動してオリックスと2連戦(京セラドーム)。ここで、吉井投手コーチを交えて2年目右腕のブルペン投球を視察し、プロ初登板のスケジュールを調整する方針だ。
大阪遠征後には、ZOZOマリンで6、7日と西武戦が予定される。実戦デビューには絶好のタイミングだ。指揮官は「(6、7日になるか)まだ分からないが、次のブルペンで決めることになると思う」と言及。起用方法に関しては「おそらく1イニングになる。先発は回数が伸びてきているので、後ろ(救援)になる」と具体的なところまで踏み込んだ。
「令和の怪物」と騒がれた1年目の昨季は、5月のシート打撃登板で160キロを計測。ところが、剛腕ゆえの反動から、その後に右腕などの張りが取れず、最後まで実戦登板できずに体づくりに専念した。
ただ、今年はキャンプ初日からブルペン投球を行い、24日には約9カ月ぶりの実戦形式となるシート打撃に登板。打者4人に計17球を投じ、最速149キロを計測して2三振を奪った。自己最速163キロにはほど遠いものの、佐々木朗は「高めに浮いた球もあったので、修正しながら次に生かしたい」と前向きに話していた。
井口監督も石垣島から送られてきた映像をチェック済み。「制球重視で投げている感じだったけれど、変化球も腕は振れていた。次、試合に入ったらどうなるかといったところかな」と実戦での投球を心待ちにする。開幕ローテーション入りの可能性も完全否定せず「まだ、ベールを脱いでないので分からない。我々もまだ見ていないので…、どうでしょうか!?」と話すにとどめた。浮かべた不敵な笑みこそが、期待の大きさといえそうだ。
佐々木朗と同期入団の高卒投手で昨年1軍デビューしたのは、宮城(オ)と奥川(ヤ)の2人。宮城は3度目の先発となった11月6日の日本ハム戦でプロ初勝利をマークした。打者では石川昂(中)、黒川(楽)が10試合以上に出場。紅林(オ)、森(D)らも安打を記録したが、本塁打を放った選手はいなかった。
ロッテは今年で場内アナウンス担当31年目を迎える谷保恵美さんがZOZOマリンで長年愛用してきたマイクを、インターネットオークションサイト「HATTRICK(ハットトリック)」でオークション販売を開始したと発表した。
オークション販売は3月14日(日)午後11時59分まで開催し、谷保さんの直筆サインを入れることを予定している。
在留資格を持たず、現時点で来日できていない外国人選手が3月26日の開幕に間に合わないことが26日、決定的となった。来月7日に緊急事態宣言が全面解除されても、政府が外国人の新規入国制限を継続する見通しで、入国から2週間の待機期間を考えると開幕戦出場は絶望的だ。
入国済みの新外国人選手は広島・クロンのみで、DeNAは支配下の外国人全5選手が来日できておらず、各球団が戦力面で影響を受けることになる。プロ野球とJリーグは、来日後できる限り早く試合出場が可能となるように隔離期間中に時間、場所を限定しての練習許可を要請していく方針だ。
また、イベントの人数制限は宣言解除後、段階的に緩和される。1ヶ月間は最大1万人(収容率50%以内)となり、巨人対DeNA(東京D)の開幕戦なども適用される見込み。1ヶ月を過ぎれば定員の50%まで入場が可能となる。
ついにベールを脱ぐ。ロッテの最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(19)が早ければ3月6、7日の本拠地・西武戦で実戦デビューする可能性が高いことが26日、分かった。ルーキーイヤーの昨季は体づくりに専念し、オフには新フォームにも挑戦。1年目は実戦マウンドに立つことができなかった右腕が、いよいよプロの打者と対戦する。
2年目の今季はキャンプ1軍スタートも、13日からは試合中心の1軍を離れ、2軍で調整していた。井口監督は「吉井さんが1回チェックしたいということなのでチェックして、その後そのままマリンでということになると思う」と説明。オープン戦が始まる3月2日からの大阪遠征で再び1軍に合流する予定で、そこでブルペン投球を行う見込み。指揮官は「その投球を見てマリンで投げるかどうか判断する」と、順調にいけば3月6、7日の西武戦で中継ぎとして1イニングの実戦デビューを示唆した。
2軍では19日に今年初のフリー打撃に登板し、24日にはシート打撃に登板。「どれだけストライクゾーンで勝負できるか意識した。しっかりコントロールできた」と手応えを口にし、指揮官も「順調にきている」と期待を寄せた。
昨季は4月上旬の実戦デビューが予定されていたが、緊急事態宣言やその後のコンディション不良で先送りが続いた。結果次第では開幕ローテに食い込む可能性もあり、朗希自身も「(ローテ入りは)モチベーションの1つ」と話す。2年目の初実戦登板へ、パワーアップした最速163キロ右腕がいよいよプロのマウンドへと上がる。
ロッテ・佐々木朗希投手(19)が3月6日からZOZOマリンで行われる西武2連戦で“プロ初登板”する可能性が26日、浮上した。2軍石垣島キャンプで状態を上げており、同2日・オリックス戦(京セラドーム)から1軍合流が決定。合流後のブルペンで投球内容が良ければ、デビュー戦は2番手以降で1回を投げる予定だ。
待ちに待った“プロ初登板”が現実味を帯びてきた。佐々木朗が早ければ3月6日に本拠地・ZOZOマリンでベールを脱ぐ。
最速163キロの剛腕は、24日・石垣島2軍キャンプでシート打撃に初登板した。その映像を見た井口監督は「変化球もしっかり腕を振れてました。この後、大阪で1回合流して、ピッチングを見て、マリンで投げられるか判断したい」と、1軍が大阪遠征中の3月2日から1軍に合流させることを決定。その間に吉井投手コーチがブルペン投球を確認し、実戦デビューへの最終判断が下される。
佐々木朗は1年目の昨季、体が成長過程ということもあってコンディションが整わず、1、2軍ともに実戦登板はなかった。だが、2年目キャンプは評価を上げている。
12日まで参加した1軍キャンプではフォームがばらついていたが「目の前のことをしっかりやっていく」と話し、2軍で地道なフォーム固めに励み、納得するボールも増えてきたという。その結果、24日のシート打撃では最速149キロの直球に変化球を交えて、打者4人に1安打、2つの空振り三振を奪った。
井口監督は「順調にきていますよ。自分の中でいろんな変化球を試しながら投げている」。開幕ローテ入りは微妙だが、シーズン中の先発ローテ入りを期待している。
デビューが決まれば、中継ぎで1イニングを投げる予定。3月6日からの西武2連戦(ZOZO)は、新型コロナウイルス感染防止のため5000人の入場制限となるが、マリーンズファンにとっては待望のお披露目となる。
ロッテの2年目の佐々木朗希投手が3月2日のオリックス戦から1軍に合流することが26日、決まった。ブルペンで投球を確認し、状態が良ければ、ZOZOマリンスタジアムで予定されている3月6日か7日の西武とのオープン戦で、プロ入り後初めて試合に登板する可能性がある。
24日に沖縄県石垣市での2軍キャンプでシート打撃に登板し、最速149キロをマークして打者4人から2三振を奪った。井口資仁監督は「順調にきている。変化球をしっかりコントールできていた。ブルペンを見て(登板日を)決める」と話した。登板する際は救援で1イニング程度になる見通し。
ロッテは26日、今年で場内アナウンス担当31年目を迎える谷保恵美さんがZOZOマリンスタジアムで長年愛用してきたマイクのオークション販売を、開始したと発表した。
オークション販売はインターネットオークションサイト「HATTRICK(ハットトリック)」で3月14日23時59分まで開催。谷保さんの直筆サインが入ったマイクは、ZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム、QVCマリンフィールド)放送室で長年愛用してきたもの(スタンドやコード等付属なし、マイクカバーは新品)。
2021年シーズン開幕に向けた新しいマイクの導入に伴い廃棄予定だったが、長い歴史が詰まっている貴重なものとしてオークションに出品することとなった。
谷保さんは「これまで私が球場とともに長年一緒に過ごしてきたマイクが、私よりも一足先に引退することとなりました。大変名残惜しいのですが、飾ってくださる方や違う球場で活躍させてくださる方、もしくは歌の練習に使ってくださる方など、どんな方でも大事にしてくださる方に購入いただけると嬉しく思います。私の愛着のマイクです。どうかよろしくお願いします」とコメントした。