1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
埼玉西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 藤原 | 2 | 2 | 1 |
打左 | 加藤 | 1 | 0 | 0 | |
2 | 左中 | 岡 | 3 | 1 | 2 |
3 | 右 | 福田 | 4 | 2 | 0 |
走右 | 和田 | 0 | 0 | 0 | |
4 | 一 | 山口 | 4 | 1 | 0 |
5 | 二 | 中村奨 | 2 | 0 | 0 |
遊 | 小川 | 2 | 0 | 0 | |
6 | 指 | 吉田 | 3 | 0 | 0 |
打指 | 菅野 | 1 | 0 | 0 | |
7 | 遊 | 藤岡 | 2 | 0 | 0 |
二 | 西巻 | 2 | 1 | 0 | |
8 | 捕 | 田村 | 1 | 0 | 0 |
打捕 | 佐藤都 | 2 | 0 | 0 | |
9 | 三 | 安田 | 4 | 1 | 0 |
計 | 38 | 8 | 3 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 金子 | 3 | 2 | 0 |
右 | 岸 | 1 | 0 | 0 | |
2 | 遊 | 源田 | 3 | 0 | 0 |
遊 | 山田 | 1 | 0 | 0 | |
3 | 捕 | 森 | 3 | 2 | 2 |
捕 | 駒月 | 1 | 0 | 0 | |
4 | 一指 | 山川 | 3 | 0 | 0 |
打 | 熊代 | 0 | 0 | 0 | |
5 | 二 | 外崎 | 3 | 0 | 0 |
二 | 山野辺 | 0 | 0 | 0 | |
6 | 右中 | 若林 | 3 | 0 | 0 |
7 | 左 | 鈴木 | 3 | 0 | 0 |
打 | 中熊 | 1 | 0 | 0 | |
8 | 三一 | 佐藤 | 3 | 0 | 0 |
9 | 指三 | ブランドン | 3 | 0 | 0 |
計 | 31 | 4 | 2 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
美馬 | 2 | 2 | 1 |
二木 | 2 | 1 | 0 |
唐川 | 1 | 0 | 0 |
東條 | 1 | 1 | 1 |
佐々木千 | 2 | 0 | 0 |
山本貴 | 1 | 0 | 0 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
浜屋 | 3 | 3 | 2 |
平良 | 1 | 0 | 0 |
宮川 | 1 | 1 | 1 |
伊藤 | 3 | 3 | 0 |
田村 | 1 | 1 | 0 |
ロッテ1番藤原恭大外野手(20)が西武の先発左腕・浜屋の初球の内角138キロ直球を強く引っ張り、右翼席へスタンドイン。今季NPB初の有観客試合で出た先頭打者本塁打に、観客から大きな拍手が起きた。
すると、続く2番岡大海外野手(29)も浜屋の1球目、外角136キロ直球に反応。風に乗った高い飛球に、観客のどよめきはどんどん大きくなり、そのまま右翼席に吸い込まれた。
セ・リーグ | パ・リーグ | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
選手 | 所属 | 打−安 | 本 | 点 | 率 | 選手 | 所属 | 打−安 | 本 | 点 | 率 |
佐野 | デ | 57−27 | 5 | 11 | .474 | 柳田 | ソ | 67−33 | 5 | 14 | .493 |
吉川尚 | 巨 | 32−13 | 2 | 6 | .406 | スパンジェンバーグ | 西 | 51−23 | 6 | 17 | .451 |
岡本 | 巨 | 63−25 | 7 | 16 | .397 | 西川 | 日 | 28−12 | 0 | 4 | .429 |
近本 | 神 | 56−21 | 1 | 12 | .375 | 中田 | 日 | 40−16 | 4 | 19 | .400 |
大山 | 神 | 62−23 | 5 | 13 | .371 | 井上 | ロ | 38−15 | 3 | 16 | .395 |
[注]規定打席以上
藤原は昨季、初球打ちで10打数5安打、2本塁打、打率5割をマークした。昨季の規定打席到達打者ではソフトバンク柳田が、両リーグ最高の打率4割9分3厘を残している。
初回の先頭打者初球本塁打(裏の攻撃を含む)は西鉄などで活躍した高倉照幸が最多の8本(表裏各4)を記録。現役最多はヤクルト山田(裏4)と楽天茂木(表裏各2)の4本。初回表の先頭打者初球本塁打は真弓明信の5本が最多。
今季NPB初の有観客試合となった練習試合西武−ロッテ戦(高知市春野)を、ロッテ藤原恭大外野手(20)が「初回、初球先頭打者本塁打」で華やかに彩った。岡大海外野手(29)は続く西武浜屋の、この日2球目の外角直球を右へ高々と上げた。
初回に1番藤原と2番岡が連続初球アーチ。初回先頭から2人がともに初球本塁打は、公式戦だと1度もないケース。公式戦の先頭打者から2者以上連続本塁打は昨季のピレラ−菊池涼(広島)浜田−青木−山田哲(ヤクルト)など通算42度あり、1、2番への投球数は最少3球となっている。
西武−ロッテ戦には2059人が来場した。ローソンチケットでの手数料231円(税込み)だけで、入場は無料だった。
主催した高知県観光コンベンション協会は、入場ゲートでの検温、手指消毒、間隔を空けての全席指定制、警備員増員など、感染防止対策を講じてファンを迎え入れた。同協会の坂本龍馬スポーツ課長は「せっかくの高知でプロ野球選手を見られる機会。準備は大変だったが、お客さんを入れて実施できて良かった」と話した。
ロッテ岡大海外野手(29)の勢いが止まらない。西武戦の初回、藤原のソロがプレーボール10秒後に右翼席で弾んだ。続く西武浜屋の、この日2球目の外角直球を右へ高々と上げた。
「風が強かったので、そのまま伸びていってくれたかなと」。プレーボール60秒後にまたもや右翼席で弾み、スタンドがどよめいた。
練習では助っ人外国人級の飛距離が、試合で発揮できない−。そんな定評を覆すか。実戦9試合で20打数9安打で打率4割5分。3本塁打を放ち、長打率は10割ちょうどにまで達した。「積極的にいくのを意識してやっています」と淡々と話すが、オフは目の色がいつもと違った。
昨季は打率1割4分3厘、本塁打なし。打席数も64にとどまった。12月の契約更改では「思い切って今までの考え方を否定して、もう1回違う捉え方をしていかないといけないのかなと思います」と口にした。自己流よりも「人からどう、どこがいいと思われているか」と受け入れ、練習に生かした。外野も一塁も守れ、足もパワーもある。「やっぱりスタートで出たい気持ちはあります」と思いも強まる。もっと暴れて、つかみ取る。
プロ野球の夜明けぜよ。今季NPB初の有観客試合となった練習試合西武−ロッテ戦(高知市春野)を、ロッテ藤原恭大外野手(20)が「初回、初球先頭打者本塁打」で華やかに彩った。
昨季も10月14日のプロ1号、同16日の2号とも先頭打者本塁打。シーズン終盤の剣が峰で輝きを放った思い切りは健在だ。坂本龍馬が育った高知で「1番中堅」の座にまた前進。マリーンズの顔として最前線に立つ。
水平線に朝日が顔を見せる。元日に高知・桂浜に集う人々は、一気にうわ〜っと盛り上がる。藤原の1発も同じように、スタンドを祝賀ムードに包んだ。初回、初球。西武浜屋の内角直球を強く振ると、プレーボールの10秒後には白球は右翼席へ弾んでいた。
軽やかに走る。「よりいっそう気持ちも入るので、やっぱりお客さんが入ってくれた方がありがたいなと思います」。ロッテも西武もない。春野に集った2059人。待ち望んだプロ野球ファンが、頑固で豪快な土佐のいごっそうが、熱い拍手を送った。
若き志士は正直だ。「拍手ですか?あまり聞こえなかったです」と苦笑い。集中は極限にある。手探りで第1打席を迎えるつもりはない。1万人の視線が集まるZOZOマリンのお立ち台で宣言したのは、プロ2号となる先頭打者本塁打を放った昨年10月16日の日本ハム戦でのこと。「いつも、1打席目の1球目からホームランを打つ準備をして打席に入ってます」。
ファウルにしたら負けだと思っている。大阪桐蔭で甲子園春夏連覇のスターも、プロ1年目で痛感した。「超一流なら追い込まれてもチャンスがある。自分のレベルでは絶望的」。だから振る。ややシュート気味の難しい球も、キャンプで学んだ通りにしっかり軸足にためて狙った。
同じように、第3打席もフォークを右翼フェンス直撃の二塁打とした。3回には二塁走者として深い中飛でタッチアップ。本塁も狙うかのような勢いある走塁を見せるも「僕っすかね、それ?全然覚えてないですね、すいません」と笑う。めくるめく一瞬の連なりにひたすら集中する。
トップは緊張する。「2番を打ちたいと思っていた」と明かしたこともある。今は違う。「1番の方が成長できると思いますし、しんどい部分もあるんですけど、より早く成長できるのかなと思います」。走攻守とも高次元の1番センター。ロッテでは荻野の代名詞だ。安田に続き、ロッテに新たな潮流を生む。プロ3年目。藤原恭大の名を刻む1年にする。
藤原は昨年10月16日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に1番左翼でスタメン出場。杉浦の3球目の直球を右中間中段に運んだ。コロナ禍に見舞われ直近8試合で5敗。2位確保に暗雲が漂い始める中、貴重な1発になり5−1で勝利。3連敗を阻止した。同14日に楽天涌井から放ったプロ1号も初回先頭打者弾。これは初球だった。「プロ1、2号とも先頭打者弾」は史上3人目の記録になった。
ロッテ美馬学投手(34)が今季初実戦となる先発マウンドに立った。西武相手に2回1失点。左打者の西武鈴木からひざ元152キロ直球で見逃し三振を奪うなど、順調な調整ぶりをみせた。昨季は移籍1年目に10勝を挙げ、今季もエース格として期待される。
2番手では、同じく開幕ローテーション入りが確実な二木康太投手(25)が今季初登板。2回を投げ、打者7人を1安打無失点に抑えた。7人全員にストライクが先行するなど、抜群の制球力は健在だ。
ロッテ打線が、試合開始直後の2球で2本のアーチを架けた。
1番藤原恭大外野手(20)が西武の先発左腕・浜屋の初球の内角138キロ直球を強く引っ張り、右翼席へスタンドイン。今季NPB初の有観客試合で出た先頭打者本塁打に、観客から大きな拍手が起きた。
すると、続く2番岡大海外野手(29)も浜屋の1球目、外角136キロ直球に反応。風に乗った高い飛球に、観客のどよめきはどんどん大きくなり、そのまま右翼席に吸い込まれた。
藤原は今季実戦での初本塁打、岡は同3本目となった。
CDデビューを4月24日に控えているロッテの公式キャラ「謎の魚」が27日、自身のツイッターでつぶやいた。
歌の練習の様子を公開し「TikTokに動画をアップしたけど、世間にスルーされている悲しい魚です。原宿のJKにウケるはずだったのに…。ということで気を取り直して歌の練習をしている、ナウ。口パクじゃないよ。グフフフ。あ、時間があればグラウンドでもオペラ歌手のような美声を披露したいです」とつぶやいた。球団広報室は「本魚のプライベートな件ですので特にコメントはありません」と対応した。
デビュー曲「ナゾノサカナ」の振り付けの一部は、球団公式TikTok(@chibalotte)で2月20日にアップされ、26日までに2万3000回が再生されている。
先発陣の一角として期待される美馬と二木が西武との練習試合で今季初めて実戦に登板し、上々の仕上がりを見せた。美馬は1回に1点を失ったものの2回は三者凡退で2回1失点。「色々な球種を投げられた。良いスタートかな」と手応えを口にした。
二木は3回から登板し、随所に切れのある直球を決めて2回1安打無失点。「キャンプはケガなくやりたい練習ができた。しっかり投げることができた」と満足げに振り返った。
ロッテの藤原が27日、高知市で行われた西武との練習試合で1回の初球先頭打者本塁打を含む2安打を放った。今季初めて観客が入った試合で活躍。プロ3年目で外野の定位置奪取へ大きくアピールし「1球目から安打を打てるように、本塁打を打てるような準備をして入ることを意識していた」とうなずいた。
温かい拍手を受けて打席に入り、プレーボール直後の内角球を振り抜いた。打球が右翼フェンスを越えると再び拍手に包まれ「やりがいを感じる。よりいっそう気持ちが入る。やはりお客さんがいてくれた方がありがたい」と感謝した。
昨季のプロ初アーチも1回の初球先頭打者本塁打で、持ち味の積極性を発揮。3回には四球を選び、俊足を生かして二盗に成功。5回は右越え二塁打を放って全3打席で出塁し、1番打者としての適性を示した。
ただ、定位置を争う岡も2番打者で1回に初球を本塁打するなど定位置争いは激しい。藤原は「まだまだ1番としての役目を果たせていない。しっかりそこはやっていきたい」と意気込んだ。
ロッテが27日、西武とのプレシーズンマッチ(高知)でプレーボールから2球で打者2人が2本塁打を放った。
「1番・中堅」でスタメン出場の藤原恭大外野手(21)が、左打席から試合開始直後の第1球を捉えて右越え本塁打を放ち「少し詰まったけど、風もあったのでいったかなと思いました」と西武先発・左腕の浜屋将太投手(21)が投じた直球を振りぬいた。
続く「2番・左翼」の岡大海外野手(29)も果敢に初球攻撃。右打席から外角高め直球を右翼席へ運び「先頭(の藤原)が打ってくれたので、そのままの勢いで」とNPB今季初の有観客試合を大いにわかせた。
1回の2得点で主導権をつかんだロッテは3−2で勝利。井口資仁監督(46)は「2人とも思い切りがいいバッター。しっかりと振りぬいてくれた」と話し、開始直後に飛び出した1、2番の連続初球本塁打について「(野球人生で)ないかもしれないですね」と非常に珍しがった。
ロッテが27日、西武とのプレシーズンマッチ(高知)でプレーボールから2球で打者2人が2本塁打を放った。
「1番・中堅」でスタメン出場の藤原恭大外野手(21)が、左打席から右越え本塁打。続く「2番・左翼」の岡大海外野手(29)が、右打席から右越え本塁打を放った。西武の先発は左腕の浜屋将太投手(21)だった。
プロ野球の球場にファンの姿が戻った。西武−ロッテの練習試合が27日、高知市の高知県立春野野球場で2059人の観衆を集めて行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のために、12球団はキャンプや練習試合を無観客で実施しており、観客が入ったのは今年初めて。
プレーボール直後の1球目にロッテの藤原恭大外野手が先頭打者本塁打を放つと、観客席からどよめきが漏れ、球場は大きな拍手に包まれた。
観客は入場ゲートで手指の消毒や検温を行い、全席が指定され間隔を空けて座った。例年の練習試合に比べて警備員も増員。球場では声を出しての応援を控えるお願いが掲示され、マスク着用などを求める場内アナウンスが流された。
春野野球場の収容人数は1万6000人で、主催した高知県観光コンベンション協会は感染防止対策を講じて上限3000人で観客を受け入れる態勢を整えた。同協会の坂本龍馬スポーツ課長は「せっかくの高知でプロ野球選手を見られる機会。準備は大変だったが、お客さんを入れて実施できて良かった」と話した。
4月24日に『avex trax』からCDが発売されるロッテの公式マスコット『謎の魚』が27日、自身のツイッターを更新し、歌の練習をしている写真を公開した。
謎の魚は「TikTokに動画をアップしたけど、世間にスルーされている悲しい魚です。原宿のJKにウケるはずだったのに…。ということで気を取り直して歌の練習をしている、ナウ。口パクじゃないよ。グフフフ。あ、時間があればグラウンドでもオペラ歌手のような美声を披露したい」とコメントした。
球団が『謎の魚』デビュー曲「ナゾノサカナ」の振り付けの一部を、千葉ロッテマリーンズ公式TikTok(@chibalotte)に2月20日にアップしたところ、26日までの再生回数は2万3000回。16日にアップした佐々木朗希投手(19)のブルペン動画の再生回数は130万回だった。
久しぶりだった。球場に響く大きな拍手。ざわめきや、メガホンを叩く音もグラウンドに響いた。2059人と数は少ないが、確かにファンがスタジアムに戻ってきた。高知・春野でのプロ野球の今年初めての有観客試合。初回、ロッテの1番・藤原が、西武・浜屋の初球、138キロの直球を捉えた。
「集中していたので、あまり(拍手は)聞こえなかったけど、お客さんがいると気合が一層入る。やりがいも感じる」。
強い風に押されて、右翼席へ飛び込むプレーボール弾。昨年の3本塁打中、パ・リーグでは67年ぶり2人目となる「プロ1&2号が初回先頭弾」を放った男は「いつも1球目から本塁打を打てるように準備している」と振り返った。大声禁止の貼り紙もある中、ファンからも思わずどよめきが起き、ひときわ大きな拍手。興奮冷めやらぬうちに2番・岡も初球を叩いた。右翼へのソロで、プレーボールから2分、2球での2者連続本塁打。レギュラーシーズンでは過去、表裏合わせて42度の初回先頭から2者以上の連続本塁打があるが、2球連続は出たことがなかった。
コロナ下で、12球団は1日からの春季キャンプを無観客で実施。2月中に予定されていた沖縄でのオープン戦も、無観客の練習試合に変更された。県独自の緊急事態宣言も発令していない高知で、有観客開催が実現。ロッテの1、2番コンビが、極めてレアな連続弾をファンに届けた。井口監督も「お客さんが入ると選手の気持ちも違う。ファンが喜んでいる姿も見られたし、またこういう形でやれたらいい」と笑った。
12球団の選手は、無観客キャンプを1ヶ月過ごし寂しさを味わった。ファンも同じ。3月2日以降のオープン戦からは、制限つきながら有観客となる。やはりファンの力は偉大。3・26のセ・パ同時開幕へ。活気は少しずつ戻る。
ロッテの開幕投手候補の美馬は今年初先発で2回2安打1失点ながら最速152キロをマーク。「色々な球種をちゃんと投げられた。いいスタートですね」と振り返った。
2番手で登板した二木も2回1安打無失点。こちらも実戦初登板だったが「キャンプはケガもなく、やりたい練習ができた。試合でしっかり投げられたのでいいキャンプを過ごせたのか」と手応えを口にした。
ロッテ・井口資仁監督が27日の西武戦で、4番・山口、9番・安田に起用した理由を明かした。
1軍出場経験こそないが、昨季2軍でチームトップタイの7本塁打をマークした高卒3年目・山口については「山口と安田には将来的に4番を打って欲しいと思う」と明かす。石垣島キャンプを打ち上げたときから、どこかで山口を4番で起用するプランも練っていた。
一方で、安田の9番については「ここのところの状態、気持ちもどうかなと思うところがあった。もっと自分の立場を考えて、自覚を持って欲しいと思って9番にした」と説明。最近3試合連続で無安打だっただけに、起用方でメッセージを伝えた形だ。
なお、この日は山口、安田とも4打数1安打だった。
開幕投手候補のロッテ・美馬学投手が先発で今季実戦初登板のマウンドに上がり、2回2安打1失点。2−0の初回1死三塁から森に適時打を許したが、最速152キロをマークし、上々の仕上がりをアピールした。
「色々な球種をちゃんと投げられた。キャンプも今年は良い状態で入れたと思いますし、そこも含めていいスタートですね」。
また、2番手で登板した二木康太投手も2回1安打無失点と好投。こちらも実戦初登板だったが「良いボールは何球かあったんですけど、まだ納得しないボールが多かったので次回はそれをしっかりやっていきたい。キャンプは怪我もなく、やりたい練習が出来た。ゲームでしっかり投げる事が出来たのでいいキャンプが過ごせたのかなと思います」と振り返った。
ロッテがプレーボールから、わずか2球で2発のアーチを描いた。
初回、先頭・藤原が左腕・浜屋の138キロ直球を右翼席へ運ぶと、続く2番・岡も136キロ直球の初球を右翼ポール際へと運んだ。藤原は今季1号、岡は3号と絶好調だ。
この日からスタンドにはファンが押し寄せた。大きな拍手がわき起こる中で、ベースを一周する藤原、岡からは笑顔もこぼれていた。
4月24日にavex traxよりCDを発売するロッテの球団キャラクター「謎の魚」が27日、自身のTwitterを更新し歌の練習をしている写真を公開した。
謎の魚はTwitterで「TikTokに動画をアップしたけど、世間にスルーされている悲しい魚です。原宿のJKにウケるはずだったのに…。ということで気を取り直して歌の練習をしている、ナウ。口パクじゃないよ。グフフフ。あ、時間があればグラウンドでもオペラ歌手のような美声を披露したいです」と意気込んでいた。
球団広報室は「本魚のプライベートな件ですので特にコメントはありません。歌の練習をしているというよりは、歌を歌うしかすることがないのではないかと推測されます」とコメントした。
なお、謎の魚デビュー曲「ナゾノサカナ」の振り付けの一部を千葉ロッテマリーンズ公式TikTok(@chibalotte)に2月20日にアップしたところ昨日26日までの再生回数は2万3000回でした。2月16日にアップした佐々木朗希選手のブルペン動画の再生回数は130万回となっています。
アスリート・マネジメント会社パムズ(PAMS)に所属するロッテ・美馬学投手(34)とソフトバンク・明石健志内野手(35)が、同事務所の先輩であるロッテ・井口資仁監督(46)が代表を務める「愛基金」を通じて国立国際医療研究センターに10万円の寄付を行った。
パムズオンラインなどで発売していたデザインロゴの入った「洗える3Dマスク」(2枚組、税込2420円)の売上金(諸経費除く)と個人の寄付金を合わせた総額を送った。
同事務所では井口監督、鳥谷が、同様に合計50万円の寄付を行っている。
高知・春野での西武−ロッテの練習試合が、プロ野球で今年初めてとなる有観客で開催される。
午前11時に開門されると、プロ野球の生観戦を心待ちにしていたファンがさっそく入場。ロッテの練習を熱心に見つめた。
香川県から家族4人で訪れたという会社員の男性(34)は「子供が1番楽しみにしていた。見に来られてよかった」。巨人・坂本のファンだという小2の長男は「嬉しいです」と笑顔で話した。
岡山からやってきた女性の2人連れは、昨年末から観戦に訪れる予定だったという。幸運にも有観客での開催となり、事務の女性(29)は「西武ファンです。めっちゃ待ってました。最高です」と喜んだ。
今回は入場は無料だが、席を指定する関係でローソンチケットで入場券を発行する必要がある。土佐市で農業を営む男性(79)は「年寄りにはよう分からんので、息子に(チケットを)取ってもらった」と話した。
ロッテの開幕投手候補・美馬学(34)が先発で今季初実戦のマウンドに上がり2回2安打1失点。初回1死三塁から森に適時打を許したが最速152キロをマークするなど順調な仕上がりを披露。「それなりに色々な球種を投げられたしいいスタートかなと思う。キャンプもいい状態で入れたのでそこも含めていいスタート」と振り返った。
開幕のソフトバンク戦は昨季7戦5勝、防御率2.70をマークしている“鷹キラー”美馬が有力だが、井口監督は「本人には伝えているけど、もう少し後に発表します」と話すにとどめた。
西武対ロッテの練習試合は、プロ野球では今年初となる有観客で開催された。高知県内を中心に2059人のファンが集まり、実現に向けて携わってきた高知県観光コンベンション協会スポーツ課長の坂本龍馬氏(49)は「本当にやれてよかったです」と胸をなで下ろした。
上限3000人での実施を正式発表したのは19日。例年はチケットを発売せず、球場に来たファンを無料で順番に入場させていたが、今年は新型コロナウイルスの影響で、個人情報などを把握するために、ローソンチケットでの事前申し込み制を導入。好評だった無料(発券手数料は除く)は継続も、手続きが煩雑になったため、坂本氏は来場者数に不安を抱いていた。
「高知県で1軍メンバーの試合が見られるチャンスを何とかつくりたかった。思っていたよりもスムーズにいきました」と坂本氏。同カードは28日も有観客で実施される。
プロ野球今年初の有観客試合でロッテの藤原恭大外野手(20)と岡大海外野手(29)が離れ業を演じた。2059人を集めた西武との練習試合の初回、藤原が初球を右翼席に運ぶと、続く岡も初球を捉えて右翼ポール際にアーチ。プレーボールから2分で2本塁打のアーチショーを目にした高知のファンが大いに沸いた。西武は藤原の大阪桐蔭高の先輩、森友哉捕手(25)が今季実戦初本塁打を放ち、意地を見せた。
プレーボールからわずか数秒だった。藤原の快音が今季初めてプロ野球を生観戦した観客の視線を一気に集めた。初回初球、浜屋の138キロ直球を豪快に振り抜いた打球は右翼席へ。「少し詰まったけど風もあったのでいったかなと」。“今季1号”をプレーボール弾で飾った背番号2は胸を張った。しかし、驚くのはまだ早かった。
観客の拍手もつかの間。続く岡も浜屋の初球を振り抜き、右翼席へと運ぶ2者連続の初球本塁打。試合開始から2球で2点。公式戦ではまだ記録したことがない一発攻勢でスタンドは大いに沸いた。
2年ぶりの開幕1番へ焦りが募っていた。昨季もプロ1、2号を2試合連続先頭打者弾で飾るなど1番としてアピールを続けてきたが、この日の試合前までの5試合は打率1割1分8厘と低迷していた。「1番としての役目を果たせていない」と打撃練習でフォームを微調整。「横振りになってたので縦振りに直してインパクトにしっかり持っていくように意識した。うまくかみ合っていい感じで打てた」と安堵の表情を浮かべた。たださすがに2者連続初球弾には「経験がないです」と驚いた様子だった。
安心はできない。福田秀や荻野らとの外野定位置争いは今季も激しい。藤原は「1番は流れも変わってくるので大事。しんどいところもあるけど自分としては1番がより早く成長できると思う」と開幕1番へのこだわりを見せた。打倒ソフトバンクへ、16年ぶりのリーグ優勝へ。球団54年ぶり高卒新人開幕スタメンを勝ち取った2年前からパワーアップした打撃で開幕までアピールを続ける。
アスリート・マネジメント会社パムズ(PAMS)に所属するロッテの美馬学投手(34)がソフトバンク・明石健志内野手(35)とともに井口資仁監督(46)が代表を務める「愛基金」を通じて国立国際医療研究センターに10万円の寄付を行った。
パムズオンラインストアで販売していた美馬のデザインロゴが入った「洗える3Dマスク」(2枚組、税込み2420円)の売上金(諸経費除く)と個人の寄付金を合わせた総額を送付。
同事務所に所属する井口監督と鳥谷も同様に昨年9月、50万円の寄付を行っている。
わずか2球で2点を奪った。ロッテは初回先頭の藤原恭大外野手(20)が西武・浜屋の138キロの初球を完璧に捉え右翼スタンドへと運ぶ今季“1号”ソロで先制。すると続く岡大海外野手(29)も浜屋の初球を打ち返し、右翼スタンドへと着弾。試合開始からわずか2分、2者連続アーチで2点を先制した。
ロッテの球団公式キャラクター「謎の魚」が27日、自身のツイッターを更新。4月24日のCD発売(avex trax)へ向け歌の練習をしている写真をアップした。
謎の魚は「TikTokに動画をアップしたけど、世間にスルーされている悲しい魚です。原宿のJKにウケるはずだったのに…。ということで気を取り直して歌の練習をしている、ナウ。口パクじゃないよ。グフフフ。あ、時間があればグラウンドでもオペラ歌手のような美声を披露したいです」とコメント。それに対し球団広報は「本魚のプライベートな件ですので特にコメントはありません。歌の練習をしているというよりは、歌を歌うしかすることがないのではないかと推測されます」とコメントした。
20日にデビュー曲「ナゾノサカナ」の振り付けの一部を球団公式TikTok(@chibalotte)にアップ。26日までの再生回数は2万3000回で、16日にアップした佐々木朗のブルペン動画の再生回数は130万回だった。
西武−ロッテの練習試合は高知市の春野野球場で2059人の観衆を集めて行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のために、12球団はキャンプや練習試合を無観客で実施しており、観客が入ったのは今年初めて。観客は入場ゲートで手指の消毒や検温を行い、全席が指定され間隔を空けて座った。
主催した高知県観光コンベンション協会は上限3000人(収容人数1万6000人)で観客を受け入れる態勢を整えた。同協会の坂本龍馬スポーツ課長は「せっかくの高知でプロ野球選手を見られる機会。準備は大変だったが、お客さんを入れて実施できて良かった」と話した。
ロッテ・藤原恭大外野手(20)が先頭打者弾を含む2安打1盗塁の活躍。2年ぶりの開幕1番へ、大きく前進させた。
今年初の有観客試合。持ち味の積極打法で観衆を沸かせた。初回先頭で、浜屋の初球直球を右翼席へ。拍手を浴びながら気持ちよさそうにダイヤモンドを回った。「やりがいは感じます。より一層気持ちが入る。やはりお客さんがいてくれた方がありがたいです」。無観客だった前試合まで2戦連続無安打だったが、高校時代甲子園の大観衆の前でプレーしてきた若武者はファンの声援を力にした。
3回は四球で出塁後、二盗を決め、5回は右翼フェンス直撃の二塁打と走攻でアピールした。試合前の打撃練習で体にゴムチューブをまき付け、「横振りになっていたのを縦振りに直した」と修正。結果につなげた。
実戦全試合で1番に藤原を起用する井口監督は「甘い球をどんどん振っていく中でしっかり捉えてくれた。この形で開幕までしっかりいってくれたら」と積極的1番としてチームを引っ張ることを期待した。
ロッテの開幕ローテ入りが有力な美馬と二木が実戦初登板でそれぞれ、上々の滑り出しをみせた。
先発した美馬は2回を2安打1失点。2回1死から鈴木には内角直球で見逃し三振を奪うなど、制球も安定していた。「それなりにいろいろな球種を投げられたし、良いスタートかなと思います」。
2番手で登板の二木は2回を投げ1安打無失点。2イニング目の四回は山川、外崎、若林を三者凡退に抑えた。「良いボールが何球かはあったんですけど、まだ納得しないボールも多かったので次回はそれをしっかりやっていきたい」と気を引き締めていた。
ロッテの公式マスコット・謎の魚が27日、自身のTwitterを更新。歌の練習をしている写真を公開した。4月24日にavex traxよりデビュー曲「ナゾノサカナ」のCDが発売される。
ロッテ公式TikTok(@chibalotte)に20日、「ナゾノサカナ」の振り付けの一部がアップされたところ、26日までの再生回数は2万3000回だった。16日にアップした佐々木朗希投手のブルペン動画の再生回数は130万回と大きく水をあけられてしまい、謎の魚は次のようにコメント。「TikTokに動画をアップしたけど、世間にスルーされている悲しい魚です。原宿のJKにウケるはずだったのに…。ということで気を取り直して歌の練習をしている、ナウ」と、あまり反響がないことを悔しがった。「口パクじゃないよ。グフフフ。あ、時間があればグラウンドでもオペラ歌手のような美声を披露したいです」。
ロッテ広報室は「本魚のプライベートな件ですので特にコメントはありません。歌の練習をしているというよりは、歌を歌うしかすることがないのではないかと推測されます」とコメントした。
ロッテが今年のNPB初の有観客試合で両リーグ初勝利を挙げた。初回、先頭の藤原、岡とそれぞれ初球を振り抜き、2者連続本塁打。新型コロナウイルス感染防止のため声出し応援が禁止される中、スタンドからは割れんばかりの拍手が起こった。
この日は2059人が来場。井口監督は「キャンプも無観客でやっていた。今日みたいにいっぱいお客さんが入ると、選手たちの気持ちも違う。喜んで頂ける姿を見られた。こういう形でやれたら」。ファンの前で先頭打者本塁打を打った藤原は「やりがいを感じます。より一層、気持ちが入るので、やっぱりお客さんがいてくれた方がありがたいです」とファンの手拍子応援に感謝した。
プロ野球の球場にファンの姿が戻った。西武-ロッテの練習試合が27日、高知市の高知県立春野野球場で2059人の観衆を集めて行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のために、12球団はキャンプや練習試合を無観客で実施しており、観客が入ったのは今年初めて。
プレーボール直後の1球目にロッテの藤原恭大外野手が先頭打者本塁打を放つと、観客席からどよめきが漏れ、球場は大きな拍手に包まれた。
春野野球場の収容人数は1万6千人で、主催した高知県観光コンベンション協会は感染防止対策を講じて上限3千人で観客を受け入れる態勢を整えた。
ロッテの藤原恭大外野手が実戦1号を先頭打者本塁打を放った。
「1番・中堅」でスタメン出場。浜屋の初球138キロを振り抜いた打球は右翼席へ飛び込んだ。緊急事態宣言の対象ではない高知・春野で来場者を入れての試合。多くのファンから拍手喝采を浴び、ダイヤモンドを一周した。
さらに2番・岡も右越えソロを放ち2者連続弾となった。