わたしはかもめ2021年鴎の便り(3月)

便

3月8日

ロッテ佐々木朗希12日デビュー「自分の形を」監督[ニッカン]

「あれから10年」の翌日が、新たなスタートラインだ。最速163キロを誇るロッテ佐々木朗希投手(19)の実戦デビューが、12日のオープン戦中日戦(ZOZOマリン)に内定した。井口資仁監督(46)が「12日に投げる予定にしています」と明かした。

3・12にプロ野球選手として実戦1球目を投げる。12日は開幕投手に内定した二木の先発が予想される。二木が4〜5イニングを投げた後、佐々木朗は2番手として1イニングを投げる予定だ。9日からの静岡遠征中に再度ブルペン投球を行い、最終的なゴーサインが出る。

プロ1年目もデビュー構想はあった。井口監督は昨年末に「夏以降に、10日とか2週間に1回とかのペースで投げながら、最終的には週1で回れるくらいに最後になったらいいなとは勝手に想像してました」と明かした。コンディション不良で実現せず、シーズンを通して肉体強化に励んだ。実戦登板は、高校日本代表で出場したU18ワールドカップ(韓国・機張)の韓国戦(19年9月6日)での先発以来553日ぶり、ほぼ1年半ぶりになる。

5日にシート打撃に登板し安田、藤原らに安打性を許さなかった。直球は152キロをマーク。井口監督はいよいよのデビューに「結果より朗希の持ち味を出してもらいたいなと思います。別に抑える抑えないじゃないと思うので、しっかりと自分のフォームや形を見せてくれればなと思ってます」と願う。悲しみに暮れた10年前の3・11、東日本大震災。大きくたくましくなった青年に、いよいよ時が来た。

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パ・リーグ来日してない外国人20人/一覧[ニッカン]

野球界が「ワンチーム」でコロナ禍を乗り越えよう−。巨人原辰徳監督(62)が8日、新型コロナの影響で来日できていない外国人選手が入国できた際に東京ドームを提供し、全外国人選手が一堂に会しての「12球団合同練習案」を提案した。入国などのルールが整備されてからの話とした上で、感染拡大防止や調整の不公平などの課題解消に一丸で取り組む必要性を言及。宿泊先には球場直結の東京ドームホテルにするなど、関連施設を惜しまず用意する考えを示した。

パ・リーグ来日してない外国人20人
ソフトバンクレイ
マルティネス
サファテ
バレンティン
ロッテエチェバリア
ペラルタ※
西武ニール
ダーモディ
スパンジェンバーグ
メヒア
楽天コンリー
ディクソン
カスティーヨ
日本ハムバーヘイゲン
B.ロドリゲス
アーリン
R.ロドリゲス
オリックスディクソン
ロメロ

※育成

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NPBとJリーグが現地検査検討、直前の安全性確認[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグは8日、新型コロナウイルス対策連絡会議を開いた。現状では定期的にPCR検査を実施しているが、試合会場でのオンサイト(現地)検査の導入について検討した。

3日のJリーグ名古屋−G大阪戦は、試合前日から当日にかけてG大阪に選手、スタッフ5人に陽性が出て、直前に中止となった。直前に開催可否の判断を迫られた場合に、オンサイトで検査できれば、一定の安全性を確認した上で試合の挙行につながる可能性が出てくる。村井チェアマンは「オンサイトで検査をすることで90分間の試合において、相手の選手に感染を拡大するリスクが少ないことが説明できる」と話した。

短時間で結果が判明する簡易PCR、抗原定量検査など、検査法についても話し合われた。精度や費用の問題もあり、継続して議論を進めていく。観客動員の上限については、絶対数ではなく、球場の収容率を基準に決めるよう2月にNPBとJリーグの連名で文科省とスポーツ庁に要望。外国人の入国制限についてもデータに基づいて政府と交渉するとしていた。NPB斉藤コミッショナーは「この数週間で少しお話はしてますが、結論は出ていません」と話すにとどめた。

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ロッテが「千葉ロッテマリーンズ理念」の策定発表[ニッカン]

ロッテは8日、「千葉ロッテマリーンズ理念」を策定したと発表した。

球団内の全部署からの自主的に参加した社員達が昨年5月から議論を重ねていた。この過程で理念を策定したのは、球団設立以降始めてのこと。

勝つための3カ条「Our Belief」、マリーンズの使命「Our Mission」、行動指針「Our Values」の普遍的価値3点に加え、25年までの中期目標「Vision 2025」で構成される。1月末に発表された「Team Voice」はこの理念を元に策定された。

詳細は以下の通り。

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NPBコロナ会議、試合会場で検査導入が検討議案に[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグによる第27回新型コロナウイルス対策連絡会議が8日、オンラインで開催された。より安全性を高めるため、試合会場でのオンサイト(現地)検査導入が検討議案に挙がった。

Jリーグでは、3日のJ1名古屋−G大阪戦が開催直前に中止になった。前日から当日にかけてG大阪の選手、スタッフ5人に陽性が出たため。今後も試合直前で開催可否の判断を迫られるケースが想定される。Jリーグの村井満チェアマンは「オンサイトで検査をすることで、90分間の試合において相手選手に感染拡大するリスクが少ないことが説明できる。少しでも安全確率を高めるための投資はしていく」と話し、簡易PCR、抗原定量検査等、どの検査法が最適か議論を進めるという。

オンサイト検査実施は決定ではなく、陽性者が出た場合の、開催可否の判断基準の1つとして提案された。NPB斉藤惇コミッショナーは「やるとした場合にどういう問題があるか。お金の問題や確実性の問題。陰性を本当に確認できるかという問題も完全に解決しているわけではないので、検討するという段階」と説明した。

またNPBとJリーグは2月に連名で、観客動員の上限を絶対数ではなく、球場の収容率を基準に決めるよう文科省とスポーツ庁に要望。外国人の入国制限についてもデータに基づいて政府と交渉するとしていた。斉藤コミッショナーは「この数週間で、少しお話はしてますが、結論は出ていません。こちらからは科学的なデータ等をベースにしたお話を、関係者としてはいます」と話した。

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ロッテ・佐々木朗希、3・11翌日に投げる、井口監督が2番手で1イニング起用明言[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(19)が12日に中日とのオープン戦(ZOZOマリン)で実戦デビューすることが8日、分かった。井口資仁監督(46)が2番手で1イニング起用することを明かした。2011年3月11日に発生した東日本大震災から10年。岩手・陸前高田市出身の“令和の怪物”が、プロ2年目でついにベールを脱ぐ。

「3・12」デビュー。“令和の怪物”が本拠地のマウンドで、プロ入り後初めて対外試合に臨むことが決まった。井口監督が「12日に投げる予定にしています。2番手で。1イニングですけど、行く予定になっています」と明言した。

最速163キロ右腕は5日にZOZOマリンで行われたシート打撃に登板し、打者8人に対して計35球を投げた。直球は最速152キロをマークし「楽しく投げることができました。ここでこれから何回も投げることになると思うので、良いパフォーマンスができるようにしたい」と手応えを口にしていた。登板後の状態は順調で、実戦デビューが決まった。

今後は、楽天と3連戦を行う9日からの静岡遠征に同行して投球練習を行う。投球後の状態を慎重に確認しながら、12日のマウンドへ上がる。

2年目で待望の実戦デビューに井口監督は「結果というより、朗希の持ち味を出してもらいたい。抑える、抑えないじゃない。しっかりと自分のフォームだったり、形だったり、そういうのを見せてくれれば」と結果ではなく、今後につながる内容に期待した。

2011年3月11日に発生した東日本大震災から10年を迎える。2月の本紙インタビューで「10年という節目に、僕はプロ野球選手でいられる。ファンの方々に元気を与える活躍ができるように頑張りたい」と話した佐々木朗。陸前高田市で被災した右腕は、特別な思いを胸にマウンドに上がる。

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プロ野球、球場でのコロナ検査検討、専門家から提言[サンスポ]

プロ野球の臨時12球団代表者会議が8日、オンラインで開かれ、新型コロナウイルス感染による試合開催への影響を避けるため、球場での検査の検討を始めた。

同日開かれたサッカーのJリーグとの「新型コロナウイルス対策連絡会議」で、専門家チームから提言を受けた。直前に感染者が確認され保健所による濃厚接触者の認定などが間に合わない場合でも、球場で陰性を確認して試合を実施するのが目的で、PCR検査より迅速な抗原検査などが想定されている。導入の是非も含め議論を進める。

プロ野球では春季キャンプ中、週に1度のペースでPCR検査を実施した。3月からは月に1度の定期検査を行う。

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オープン戦の開始時間変更、緊急宣言延長で午後6時から午後3時に[サンスポ]

セ、パ両リーグは8日、東京ドームで19日に行われるオープン戦、巨人−ロッテの試合開始時間を午後6時から午後3時に変更したと発表した。

新型コロナウイルス感染拡大による首都圏1都3県への緊急事態宣言が21日まで延長され、午後8時までの営業時間短縮要請の対象となった。

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外国人育成選手の規約を一部見直しへ[サンスポ]

プロ野球12球団の実行委員会が8日、オンラインで開かれ、外国人育成選手に関する規約を一部見直すことを決めた。

野球協約の「育成選手に関する規約」に「本年度26歳以上となる新入団外国人選手を育成選手から支配下選手へ移行する場合の期限は、3月末日までとする」とあるが、新型コロナウイルスの感染拡大で、まだ来日できていない外国人選手がいるため。新たな期限については今後、イースタン・ウエスタン両リーグの幹事会で議論を進める。

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ロッテ、球団設立以来初の理念発表[サンスポ]

ロッテは8日、チーム設立以来初となる球団の理念「千葉ロッテマリーンズ理念」を発表した。昨年5月以降、球団職員が球団の将来や普遍的な価値などを議論し続けて策定した。

チーム勝つための3カ条と2025年までの中期目標「Vision 2025」で構成。「Vision 2025」では、より具体的な方策を4点明記しており、今後はこの理念に基づいた活動を行っていく。詳細は以下の通り。

◇「千葉ロッテマリーンズ理念」

マリーンズが勝つための三カ条“Our Belief”
「勝利への挑戦/勝利の熱狂/勝利の結束」
マリーンズの使命“Our Mission”
「千葉ロッテマリーンズは、勝利と頂点を目指す集団であり、関わる全ての人々の誇りであり続ける」
マリーンズの行動指針“Our Values”
「常にプロフェッショナル、常に挑戦者、常に楽しむ、常にリスペクト」
Vision 2025

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斉藤コミッショナー、外国人選手来日問題「結論は出ていない」[サンスポ]

プロ野球の斉藤惇コミッショナー(81)は8日、外国人選手の来日問題について「科学的データをベースとした話を(政府)関係者としているが、結論は出ていない」とした。

同コミッショナーは2月8日の新型コロナウイルス対策連絡会議で「外国人選手の入国がある程度は早まっていただかないと、チーム構成ができない。現場は非常に苦しんでいる」と言及し、隔離期間の短縮とともに新規入国の早期再開を熱望。同10日には日本プロサッカーリーグの村井満チェアマン(61)とともに文部科学省を訪れ、外国人選手の入国後の自主隔離機関の短縮などの制限緩和を織り込んだ要望書を連名で提出していた。

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NPBとJリーグ、コロナ陽性者が出た場合の試合決行に現地検査導入を検討[サンスポ]

プロ野球とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第27回が8日に開催され、3日の予定されていたJ1リーグ・名古屋−G大阪(豊田ス)がキックオフ2時間前に中止となったことを受け、オンサイト(現地)検査の導入が検討議案として挙がった。同戦は2日朝から3日未明にかけてG大阪の選手4人、スタッフ1人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことで急遽中止となった。

今後も同様の事態が生じた場合、試合開始直前で開催可否の判断を迫られるケースも想定され、専門家チームの三鴨廣繁氏(愛知医科大教授)は「相手チームが安心して試合をやれることが大切。安心がないとベストパフォーマンスは出せない」とし、抗原定量検査などのオンサイト検査導入の検討が必要とした。今後、コスト、検査方法の問題など協議を進めていく。

一方で、同氏は現在のNPB、Jリーグの定期検査について「“感度より頻度”という考え方もある。1週間に1度のPCR検査より、3日に1度の抗原定量検査の方が感染を防げるのではないか、という意見もある」とした。

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ロッテ・朗希、12日、中日戦で本拠地デビュー決定!2番手で1イニング限定[スポニチ]

ロッテの最速163キロ右腕・佐々木朗の実戦デビューが、12日のオープン戦・中日戦(ZOZOマリン)に決定した。井口監督が「12日に投げる予定にしている」と明言した。

5日に登板したシート打撃では、打者8人に対して35球を投げ、無安打(1四球)で最速152キロをマーク。1歳上の藤原をフォークで空振り三振に斬るなど2三振を奪った。登板後も強い張りなど出なかったことから本拠地デビューが決まった。まずは2番手で1イニング限定となる予定。

指揮官は「結果というより(佐々木)朗希の持ち味を出してもらいたい。抑える抑えないではなく、自分の形を見せてくれればいい」と、プロ2年目の初めての対外試合登板に期待していた。

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コロナ対策連絡会議、球場で陰性確認して試合開催へ「オンサイト検査」検討[スポニチ]

プロ野球とJリーグ合同の新型コロナウイルス対策連絡会議が8日、オンラインで開かれ、試合当日など直前に陽性者が出た際に、球場で行う「オンサイト検査」について議論された。

濃厚接触者の認定などが間に合わなくても、球場で陰性を確認して試合を実施するのが目的。PCR検査より迅速な抗原検査やスマートアンプ法などが想定される。斉藤惇コミッショナーは「費用や確実性など問題もある。検討をする、という段階」とし、最適な検査方法を含めて調査を進めていく。

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外国人選手来日遅れ、育成選手の支配下登録期限は延長の見込み[スポニチ]

日本野球機構(NPB)の理事会と実行委員会が開かれ、実行委では外国人選手の来日遅れを受け、育成選手の支配下登録期限の延長が議論された。26歳以上の育成新外国人の支配下登録期限は3月末だが、その時点で来日できていない可能性もあり、期限は延長される見込み。

理事会ではコロナ下で行う球宴の規定変更などが検討された。公式戦では選手枠などが、負担軽減のため特例として緩和されている。

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ロッテ、中長期的な球団指針となる「理念」を発表[スポニチ]

ロッテが球団の指針となる「千葉ロッテマリーンズ 理念」を策定し、発表した。

マリーンズが勝つための3カ条「Our Belief」、マリーンズの使命「Our Mission」、マリーンズの行動指針「Our Values」という普遍的な価値3点、および2025年までの中期目標である「Vision 2025」で構成されている。

また、「Vision 2025」では、より具体的な次の4方策を明記している。

(1)
自他共に認める、令和の常勝軍団になる。
(2)
時代に適応した、新たなスポーツエンターテインメントを創造、提供する。
(3)
目の前のクオリティーを突き詰め、マリーンズブランドの価値を高める。
(4)
地域コミュニティーと共に成長し、地域経済にも貢献する。

この理念は球団内全部署から自主的に参加した職員が自分達は将来どうあるべきか、球団の普遍的な価値とは何かという議論を昨年5月より重ね、それぞれの想いを込め策定したもの。1月30日に発表したチームの中長期的なビジョンやメッセージを伝えた「Team Voice」はこの理念を元に策定したもの。

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佐々木朗希、3・12中日戦で実戦デビュー[報知]

ついにベールを脱ぐ。ロッテの最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(19)が12日の中日戦(ZOZO)で実戦デビューする予定であることを8日、井口資仁監督(46)が明言した。岩手・陸前高田で被災し、父と祖父母を亡くした東日本大震災から10年。1年間の体づくりを乗り越えプロ仕様に生まれ変わった2年目右腕が、“3・12”にプロとして初めて実戦マウンドに上がる。

井口監督は「順調というか回復もしっかりしていますし、12日に投げる予定にはしてます」と明言。5日にはZOZOで今季2度目のシート打撃に登板し、今季最速の152キロをマーク。打者4人と2打席ずつ対戦し計35球を投げ無安打に抑えた。指揮官は「しっかり調整できれば12日、2番手で1イニング投げる予定になってます」と明かした。

昨季は1年間体づくりに専念し、オフから無駄なところに力を入れない新フォームにも挑戦。プロ入り後から落ちずに悩んでいたフォークの精度も上がり、シート打撃では藤原を空振り三振に打ち取った。朗希自身も「直球でしっかりファウルを取れたのと変化球で空振りとかカウントを取れた部分がよかった」と手応えを感じており、マリンのマウンドに「ここでいいパフォーマンスができるように」と目を輝かせていた。

指揮官も「結果というより朗希の持ち味を出してくれれば。抑える抑えないではないと思うので自分のフォームとか形をしっかり見せてくれればと思います」と期待の初実戦へ思わず笑みをこぼした。大船渡高で「令和の怪物」と騒がれた高校3年以来の実戦。地元への強い思いも胸に、プロとしての第一歩を刻む。

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育成外国人の支配下登録期限を延長へ…水際対策による来日遅れに対応[報知]

プロ野球12球団は8日、実行委員会を開き、今年度26歳以上になる新入団育成外国人の支配下登録期限について、現行の3月末からの見直しを検討することになった。新型コロナウイルスに関する水際対策の影響で来日できていない外国人がいるため、期限を遅らせる方向で協議を進めるという。

育成選手の支配下登録やトレード、外国人補強の期限は7月末だが、「日本プロ野球育成選手に関する規約」には、「本年度26歳以上となる新入団外国人選手を育成選手から支配下選手に移行する場合の期限は、3月末日までとする」と定められている。

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ロッテ佐々木朗、12日に初登板中日とのオープン戦[報知]

ロッテは8日、「千葉ロッテマリーンズ 理念」を策定したことを発表した。球団内全部署から自主的に参加した職員が自分達は将来どうあるべきか、球団の普遍的な価値とは何かを昨年5月から議論しそれぞれの想いを込めたもの。このような過程で理念を作り上げるのは球団設立以降初となる。

「千葉ロッテマリーンズ 理念」はマリーンズが勝つための3カ条“Our Belief”、マリーンズの使命“Our Mission”、マリーンズの行動指針“Our Values”という普遍的な価値3点と2025年までの中期目標である「Vision 2025」で構成されている。

「Vision 2025」では、より具体的な方策を4点明記し、今後この理念に基づいた活動を行っていく。1月30日に発表したチームの中長期的なビジョンやメッセージを伝えた「Team Voice」はこの理念を元に策定したもの。

「千葉ロッテマリーンズ 理念」は以下の通り。

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ロッテ佐々木朗、12日に初登板中日とのオープン戦[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が12日に本拠地、ZOZOマリンスタジアムで行われる中日とのオープン戦でプロ入り後2年目で初めて実戦登板することが8日、決まった。2番手として1イニングを投げる予定で、井口監督は「結果というより、朗希の持ち味を出してもらいたい。自分の形で投げるのを見せてくれれば」と期待した。

佐々木朗は慎重に調整を進めてきた。5日にZOZOマリンスタジアムで実戦形式の練習で打撃投手を務めて最速152キロをマーク。変化球も交えて計35球を投げ、安打性の当たりを一本も許さないなど状態は上がってきている。

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ロッテ・佐々木朗希、デビュー決定!12日中日戦で2番手1イニング予定[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手(19)が12日の中日とのオープン戦(ZOZOマリン)で実戦デビューすることが8日、正式に決まった。2番手で1イニングに登板する予定。

ファンも待ち焦がれた最速163キロの剛腕が、ついにお披露目される。井口監督は「回復もしっかりしていますし、12日に投げる予定にしています」と明かした。

これまでの調整は一進一退を繰り返してきたが、体は確かに強くなっている。5日のシート打撃では最速152キロの直球にスライダー、フォークを織り交ぜ、打者8人に対し被安打0。首脳陣は投球翌日の状態を心配していたが、異常なし。7日には外野を黙々と走り込むなど昨年にない姿を見せていた。

佐々木朗はシート打撃後に「バッターの反応を確認したかった。収穫はバッターに投げられたこと」と振り返っていた。実戦初登板に向けて手応えをつかんだ様子で、9日からの静岡での楽天3連戦中にブルペン入りし、本番に備える。

井口監督は「抑える、抑えないじゃない。朗希の持ち味を出してもらいたい。自分の持ち味だったり、形を見せてくれれば」と剛速球を全力で投げることを期待。金の卵が、ようやくプロへの一歩を踏み出す時がきた。

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NPB、助っ人の入国制限緩和について政府との交渉難航[デイリー]

外国人選手の入国制限についてプロ野球の斉藤惇コミッショナー(81)は8日、Jリーグとの「新型コロナ対策会議」後のオンライン会見で、政府との交渉が結論に達していないことを明かした。

2月10日にJリーグ・村井チェアマンと連名で萩生田文部科学大臣らに、外国人の入国規制緩和などの要望書を提出。斉藤コミッショナーは「この数週間で(政府側と)話はしているが、結論は出ていない」と説明した。

また、その後に行われた実行委員会では外国人選手の来日遅れから、本年度に26歳以上となる外国人育成選手の支配下登録期限が3月末とされている規約の見直しを決めた。

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NPB&Jリーグ、コロナ現地検査導入を議論[デイリー]

日本野球機構(NPB)とJリーグによる「新型コロナウイルス対策連絡会議」が8日、オンライン形式で開かれ、J1G大阪の選手らが新型コロナウイルス陽性で公式戦2試合を中止されたことを受け、オンサイト(現地)検査の導入が議論された。

G大阪ケースでは試合前日の夕方から当日未明の検査で陽性者が出た。今後は試合開始まで時間がない中、試合会場での検査を開催可否の判断材料などにしたい考えだ。プロ野球の斉藤惇コミッショナーは適切な検査種類や費用など課題も残るため「どういう問題があるか検討をする段階」と説明した。

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ロッテ、球団初「千葉ロッテマリーンズ理念」策定発表[デイリー]

ロッテは8日、「千葉ロッテマリーンズ 理念」を策定したと発表した。この理念は球団内全部署から自主的に参加した職員が自分達は将来どうあるべきか、球団の普遍的な価値とはなにかという議論を昨年5月より重ね、それぞれの想いを込め策定。理念を作り上げるのは球団設立以降初めてとなる。

「千葉ロッテマリーンズ 理念」はマリーンズが勝つための3カ条”Our Belief”、マリーンズの使命”Our Mission”、マリーンズの行動指針”Our Values”という普遍的な価値3点、および2025年までの中期目標である「Vision 2025」で構成されている。

「Vision 2025」では、より具体的な方策を4点明記。なお先に1月30日発表となっているチームの中長期的なビジョンやメッセージを伝えた「Team Voice」はこの理念を元に策定したもの。

◇「千葉ロッテマリーンズ 理念」

ロッテは今後、この理念に基づいた活動を行っていく。

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NPBとJリーグ、チームへの“試合会場での新型コロナ検査”可能性を議論[デイリー]

NPB(日本野球機構)とJリーグによる「第27回新型コロナウイルス対策連絡会議」が8日、行われた。その後のオンライン形式での会見で、試合開催に向けて、より安全性を高めるため試合会場での検査(オンサイト=現地での検査)を導入することが議論されたことが説明された。

J1G大阪で新型コロナウイルスの陽性者が出たが、このケースでは試合前日夕方や当日未明にPCR検査の陽性が判明した。試合開催までに時間がない状況で、チーム関係者に陽性者が出た場合の対策として、何らかの検査を試合会場で行い、試合開催可否の判断材料にしたり、対戦相手や試合関係者への安全性を担保するという狙いがあるという。

ただ、NPBも、Jリーグも試合会場での検査を必ず行うと決定した訳ではない。また、試合開始までの時間が限られていることや、試合会場で検査を行うこと、検査の種類によってメリット・デメリットが異なることから、今後も、どのようなやり方ができるかを模索していくとした。

Jリーグの村井満チェアマンは、昨季から行っている2週間に1度の定期検査や、保健所の指導、リーグも含めた濃厚接触判定を基本とした上で、先日のG大阪のように、試合直前に陽性者が出た場合に試合会場での検査を想定していると説明した。その上で、「ガンバでの事案のように、陽性者が出て、その際の試合開催可否の、1つのプラスαの判断基準として今日は議論したつもりです。ただまだ、具体的な検査手法とか、予算とかさまざまな効果とか、総合的に勘案して最終判断、適用範囲を決めると思っていますので、今日、適用範囲まで詳細を決めたわけではございません」と語った。

NPBの斉藤惇コミッショナーも、村井チェアマンと同様の認識を示した上で、「オンサイトをやると決めたわけではありません。やるとした場合にはどういう問題があるか、どのぐらいお金の問題があるかとか確実性の問題とか。陰性と確認できるか、できないかというような問題も完全に解決している訳ではありませんので、検討をするという段階であります」とした。

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ロッテ投手陣は「かなりの出来」、井口監督が期待、ドラ4河村は“パ・リーグ向き”[Full-Count]

◇ロッテ井口監督が語るリアルな想いを届ける月連載・第2回

プロ野球はいよいよオープン戦がスタート。3月26日の開幕に向け、順調にキャンプを打ち上げた12球団は、オープン戦を経ながら今季戦力の見極めを行っている。選手にとっては、開幕1軍入りへアピールできる最後の場。ギアを1段階上げた最終調整に取り組んでいる。

就任4年目の井口監督率いるロッテも、本拠地ZOZOマリンスタジアムに戻り、オープン戦をスタートさせた。監督就任以来、育成システムを見直し、チームの土台作りに励んできた指揮官の下、チームは徐々に順位を上げて、3シーズンで最下位からリーグ2位まで浮上した。

今季目指すは、もちろんリーグ優勝&日本一。チームスローガンに「この1点を、つかみ取る」を掲げ、森脇浩司1軍野手総合兼内野守備コーチ、松中信彦臨時打撃コーチら新たな声を取り入れて、キャンプでは泥臭く1点にこだわる意識をチームに植え付けた。

井口監督のリアルな想いを毎月お届けする連載シリーズ第2回は、キャンプで得た手応え、そして指揮官が考える佐々木朗希の強み、について語る。


沖縄・石垣島でのキャンプを終え、沖縄から北上しながら練習試合を戦い、ようやくZOZOマリンスタジアムに戻ってきました。今年は新型コロナウイルスの感染対策のため、ファンの皆さんに直接キャンプの様子をご覧いただけなかった。練習試合でも、2月末に高知で行われた西武戦からようやくお客さんの前でプレーできた訳ですが、やっぱりお客さんの拍手は選手の力になります。ましてや本拠地に戻って地元ファンの前でのオープン戦となれば、選手の表情にも一段とやる気が満ちていました。

この4年やってきた中でも、今年は1番いいキャンプが送れたんじゃないかと思います。

まず、投手陣は練習試合、オープン戦を見ていただいても、かなりの出来になっています。特に、若い選手がいい形で出てきました。ルーキーの鈴木昭汰、河村説人がしっかり放って、オープン戦が始まった段階でもローテーションと中継ぎに食い込めそうな位置にいる。昨季良かったのは、7回以降を投げる投手が安定していたから。澤村(拓一)が抜けた中で、小野(郁)や河村が頑張って厚みが増せば、先発から繋ぐ、いい流れができると思います。

河村はブルペンでの投球を見ると、そこまで迫力は感じない。でも、マウンドに立つと高身長(192センチ)もあって、上から投げ下ろすスタイルで非常に圧があると感じます。スピードガンでは時速140時キロ台半ばくらいですが、かなり打者も差し込まれている。縦の変化球を持つ投手なので、1年後にはどこまで成長するか楽しみですね。

パ・リーグは強打者が多く、逆方向に打てるホームラン打者も多いので、スライダーのように横に動く変化球よりもフォークやチェンジアップのように縦に動く変化球で空振りを取れる投球の方が通用します。ドラフトでも横変化よりも縦変化を意識した人選をしました。河村は我々が思っていた通りのピッチングをしてくれていますし、もっと真っ直ぐのスピードも出てくるでしょう。開幕1軍に向けて、残りの日々でさらにアピールしてくれたら、と思います。

◇実感する投打ともに厚みを増した選手層「1軍登録枠を考えた時…」

期待しているのは、ドラフト1位の鈴木。去年は左腕の小島(和哉)、中村(稔弥)がローテーションに入り、もう1人左が欲しいところでの鈴木。右打者のインコースもどんどんツーシームで攻められるし、精度もかなり良く、投げっぷりもいい。左であれだけ攻めたピッチングができる投手はなかなかいないので、ローテーションに入れるように最後までアピールして欲しいですね。

毎年、投手陣の層が少しずつ厚くなっているのは嬉しいこと。結果的に、投手陣がいいとチームの順位が上がることは間違いない。ここまで補強・育成がしっかりできているのかなと思います。去年も岩下(大輝)、小島、中村と若手3投手がローテーションに入ってくれたので、今年は彼らがさらに勝ちと負けの差をどんどん広げてくれればいいなと思います。

野手陣はかなり練習量が増えたキャンプだったと思います。松中臨時コーチに下半身の使い方を教えてもらって、数もかなり振り込みました。守備でも森脇コーチがノックの量を増やして、内野の守備範囲を広げる練習をしてくれたので、いい時間を過ごせました。

松中臨時コーチには、マリンに戻ってからも見ていただいています。練習に取り組む姿勢や打者としての引き出しを与えてくれている。キツい練習も場を盛り上げながら乗り越えさせてくれている。今までのロッテにはないタイプのコーチかもしれません。

藤原(恭大)、山口(航輝)は元々、打撃のいい選手ですが、その中で教えていただいたタイミングの取り方など、いい形で参考にしながら実戦にも臨めています。安田(尚憲)は今、タイミングの取り方で悩んでいますが、開幕までまだ時間はある。自分が持つ感覚と練習してきた感覚を、実戦の中でマッチさせるのは難しい。でも、レアードもいますし、決してポジションは保障されていないので、気合をいれないと。

3月1週を終えた時点で、内野に関して構想はまだまだ固まっていません。山口が一塁を頑張っているし、二塁も中村奨吾が形としてできてきている。ただ、合流したレアードが三塁になるのか、一塁になるのか。遊撃、三塁も、ルーキーの小川龍成がかなりアピールをしているので、色々な形が見えている。そういう意味では、本当にざっくり1軍登録枠を考えた時、かなり選手があふれているので、層が厚くなってきたと実感しています。

控えの選手に関しても、平均的な選手ではなく、足のスペシャリストを置こうとか、打撃に特化した選手を置こうとか、考える余裕が多少出てきました。中でも、小川の存在は色々な意味でオプションを増やしてくれています。予想以上にゲーム感がいい選手で、試合になるとボールをしっかり上から叩けたり、走塁の1歩目のスタート、守備位置も含めて、かなりポテンシャルを持っている。小技も効きますし、盗塁にも積極的に挑戦してくれているので、使うほどに色々な味を出してくれる。アジャストが早い選手です。

◇順調に階段を上る佐々木朗希「投手に必要なセンスは全て持っている」

キャンプで1番アピールしたのは、山口でしょう。昨秋のフェニックス・リーグから一塁守備に取り組んで、キャンプでは森脇コーチのノックを受けた。一塁でも非常に安定感がありますし、高校時代は投手だったと思えないくらい、色々なものを持っていると思います。藤原と一緒で、4番を打てて楽しいと思える選手。そういう選手は非常に伸びしろがあるし、メンタル的にも強いと感じています。

皆さんが気になっている佐々木朗希は、しっかり順調にステップを踏めていると思います。去年は体作りに重点を置いて試合で投げていないので、マリンでのオープン戦で登板予定ですが、我々が楽しみにしている以上に、彼自身の投げたい気持ちが強いでしょう。試合に投げられず焦る気持ちもありながら、自分で押さえながらここまで来ていますから。

朗希といえば、速球が注目されがちですが、僕は変化球の方が魅力だと思います。スライダー、フォークは本当に精度がいい。彼も球速はそこまで求めるところではないのかなと思います。時速170キロの声もありますが、僕は必要ないと思っています。真っ直ぐが速いだけでは打者は抑えられない。そこに対して変化球を非常に器用に操るので、制球で苦しむタイプではありません。

投げるだけではなく、その後のフィールディングだったり、走者を置いてからのクイックだったり、投手に必要なセンスは全て持っている。ローテーションに入る日が本当に楽しみです。

チームとしては優勝を目指す中で、開幕までのオープン戦は1点を取り切って、守り切る野球をしていかないといけない。パ・リーグはどのチームも投手がいいので、なかなか1点が取れない。そこで泥臭く1点を取る野球に、しっかりアプローチしていきたいと思います。

1点に対する意識は、選手の間でかなり高まってきたと思います。自分が犠牲になって走者を進めた時には、ベンチも非常に盛り上げる。ただ、まだまだ点を取れるところで取り切れていないのが現状。打者がどうアプローチしていくか。これから投手がどんどん調子を上げるなか、打者も磨いていかないといけないですよね。

去年はコロナで開幕がずれ込みましたが、今年はお客さんを迎えて予定通り開幕を迎えられそうです。もちろん我々も嬉しいし、ファンも待ち望んでくれていると思います。開幕ダッシュができるように、残り3週間でいい準備をしていきますので、楽しみにしていて下さい。

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